JP2006146537A - 仮想オフィス空間提供プログラム、仮想オフィス空間提供装置、仮想オフィス空間提供方法、仮想オフィス空間提供システム、及び仮想オフィス空間提供プログラムを記憶する記憶媒体 - Google Patents
仮想オフィス空間提供プログラム、仮想オフィス空間提供装置、仮想オフィス空間提供方法、仮想オフィス空間提供システム、及び仮想オフィス空間提供プログラムを記憶する記憶媒体 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 仮想オフィス空間提供システム上の各ユーザの状況を、閲覧要求等の面倒な操作を要せずに、より一層判りやすくする。
【解決手段】 現在の状況情報だけでなく、順次更新される各ユーザの状況情報をその履歴情報として記憶領域に記憶させ、ログインしたクライアント端末に対して、記憶された他のユーザの現在の状況情報及び状況情報の履歴情報を配信させ、ユーザの現在の状況情報と状況情報の履歴情報とを同時に個々のクライアント端末121のディスプレイ1209上で相互に閲覧可能とすることで、ユーザが閲覧要求を出すことなく、過去を含めた状況情報を閲覧でき、例えば、仮想オフィス空間提供システム上のユーザに対して指示や頼み事、質問などを行ったり、仕事の進み具合を推測する等の仕事上の判断を行ったりする上で重要な手掛かりをストレスなく素早く取得できる。
【選択図】 図13
【解決手段】 現在の状況情報だけでなく、順次更新される各ユーザの状況情報をその履歴情報として記憶領域に記憶させ、ログインしたクライアント端末に対して、記憶された他のユーザの現在の状況情報及び状況情報の履歴情報を配信させ、ユーザの現在の状況情報と状況情報の履歴情報とを同時に個々のクライアント端末121のディスプレイ1209上で相互に閲覧可能とすることで、ユーザが閲覧要求を出すことなく、過去を含めた状況情報を閲覧でき、例えば、仮想オフィス空間提供システム上のユーザに対して指示や頼み事、質問などを行ったり、仕事の進み具合を推測する等の仕事上の判断を行ったりする上で重要な手掛かりをストレスなく素早く取得できる。
【選択図】 図13
Description
本発明は、通信ネットワークを介して接続される複数のコンピュータの間で仮想的なオフィス空間を共有させる仮想オフィス空間提供プログラム、仮想オフィス空間提供装置、仮想オフィス空間提供方法、仮想オフィス空間提供システム、及び仮想オフィス空間提供プログラムを記憶する記憶媒体に関する。
近年、ネットワークのブロードバンド化に伴い、従来型のオフィスに加え、サテライトオフィスやホームオフィス等のような多様なオフィス形態が本格的に広まりつつある。即ち、ネットワーク環境の発達によって、ユーザが各々のクライアント端末をネットワーク環境に接続し、相互にリアルタイムで通信を行うことが多くなってきている。このような状況下では、通信を開始するために、通信相手の状況を知りたいというニーズが高まっており、それを実現するためのプレゼンス確認システムも広く用いられるようになってきている。
このようなシステムの提案例として特許文献1がある。特許文献1に記載のシステムでは、サーバ端末と複数のクライアント端末とよりなり、ユーザの状況情報をサーバ端末が一括して管理し、クライアント端末に配信させるように構成されている。即ち、現実のオフィスをコンピュータ上で仮想的に再現した仮想オフィス空間を提供するものである。仮想オフィス空間というのは、複数のクライアント端末とサーバ端末とが通信ネットワークを介して接続され、各クライアント端末にログイン中のユーザの勤務状況に関する例えば画像データを、サーバ端末を介して個々のクライアント端末へ相互に配信し、閲覧可能としたシステムである。
このような仮想オフィスシステムによれば、勤務者同士が通信ネットワークを介して勤務状況に関する例えば画像データを相互に交換することができるため、在席確認や雰囲気共有等が可能である。
もっとも、このようなシステムでは、現在の相手の状況は判るものの、不在時、ログアウト時など、何らかの理由で相手の状況情報を見逃してしまった場合、相手のその情報を得ることができない。この点、特許文献2によれば、自分が見逃した状況情報に関して当該ユーザがクライアント端末を通じてサーバ端末に閲覧要求を出すことによって、録画画像の再生の如く、その間の状況情報を再生できるようにしたシステムが提案されている。
また、特許文献3によれば、状態履歴情報参照者ごとに予め設定された参照範囲とデータ形式で、参照者の所望する時に参照可能となり、統計や動向分析や行動管理や勤務管理などにこれを利用できるようにするシステムが提案されている。
前述したようなサテライトオフィスやホームオフィスなどの分散オフィス環境においては、相手の勤務状況に関する状況情報(在席、不在、食事中、会議中、取り込み中など)を知りたいのは、通信を開始しようとする場合だけではない。従って、互いに相手を見ることのできる従来の集合型のオフィス環境と違い、仮想オフィス空間システムを構築しても、提供されるのが現在の相手の状況情報だけでは、他のメンバーの状況に関する情報が少なく、仕事の指示や頼み事、質問などを誰にいつどのように行うかなどの判断を行いにくい。この点、特許文献2によれば、自分が見逃した状況情報を確認することができるものの、ユーザが逐一閲覧要求を出すことにより行わなくてはならず、面倒な上に、複数のメンバー(ユーザ)の現在や過去の状況を総合的に素早く判断して、仕事上の判断を行いたい場合等には不十分である。また、特許文献2に記載された技術は、勤務管理等のためのものであり、ユーザ相互間の閲覧等を意図する仮想オフィスシステムへの適用は不適である。
本発明の目的は、仮想オフィス空間提供システム上の各ユーザの状況を、閲覧要求等の面倒な操作を要せずに、より一層判りやすくすることである。
請求項1記載の発明のコンピュータ読み取り可能な仮想オフィス空間提供プログラムは、通信ネットワークを介して複数のクライアント端末とデータの送受信を行うサーバ端末にインストールされ、このサーバ端末に、前記通信ネットワークを介して前記クライアント端末をログインさせる機能と、ログインした前記クライアント端末から送信されたそのユーザの勤務状況に関する状況情報を現在の状況情報として記憶領域に更新自在に記憶する機能と、順次更新される各ユーザの状況情報をその履歴情報として記憶領域に記憶する機能と、ログインした前記クライアント端末に対して、前記記憶領域に記憶された他のユーザの現在の状況情報及び状況情報の履歴情報を、規定のブラウザによって閲覧可能なデータ形式で配信させる機能と、を実行させ、ユーザの現在の状況情報と状況情報の履歴情報とを同時に個々のクライアント端末で相互に閲覧可能とした。
本発明は、請求項11記載の仮想オフィス空間提供装置、請求項21記載の仮想オフィス空間提供方法、請求項31記載の仮想オフィス空間提供システム、請求項41記載の記憶媒体の形態によっても実現可能である。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の仮想オフィス空間提供プログラムにおいて、前記サーバ端末に、1又は2以上のユーザが含まれる1又は2以上のユーザグループを定義する機能と、前記クライアント端末での閲覧情報を定義されたユーザグループ単位に切り替えるための表示切替プログラムを前記クライアント端末に送信する機能と、を実行させる。
本発明は、請求項12記載の仮想オフィス空間提供装置、請求項22記載の仮想オフィス空間提供方法、請求項32記載の仮想オフィス空間提供システム、請求項41記載の記憶媒体の形態によっても実現可能である。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の仮想オフィス空間提供プログラムにおいて、ユーザの現在の状況情報と状況情報の履歴情報とには、ユーザの勤務状況を表す画像情報を含む。
本発明は、請求項13記載の仮想オフィス空間提供装置、請求項23記載の仮想オフィス空間提供方法、請求項33記載の仮想オフィス空間提供システム、請求項41記載の記憶媒体の形態によっても実現可能である。
請求項4記載の発明は、請求項1ないし3の何れか一記載の仮想オフィス空間提供プログラムにおいて、前記配信させる機能は、状況情報の履歴情報が、ユーザ毎の現在の状況情報の閲覧可能なデータ形式とは別個に一括して閲覧可能なデータ形式で配信させる。
本発明は、請求項14記載の仮想オフィス空間提供装置、請求項24記載の仮想オフィス空間提供方法、請求項34記載の仮想オフィス空間提供システム、請求項41記載の記憶媒体の形態によっても実現可能である。
請求項5記載の発明は、請求項1ないし3の何れか一記載の仮想オフィス空間提供プログラムにおいて、前記配信させる機能は、状況情報の履歴情報が、ユーザ毎の現在の状況情報の閲覧可能なデータ形式に対応させてユーザ毎に個別に閲覧可能なデータ形式で配信させる。
本発明は、請求項15記載の仮想オフィス空間提供装置、請求項25記載の仮想オフィス空間提供方法、請求項35記載の仮想オフィス空間提供システム、請求項41記載の記憶媒体の形態によっても実現可能である。
請求項6記載の発明は、請求項1ないし5の何れか一記載の仮想オフィス空間提供プログラムにおいて、前記サーバ端末に、或るユーザに関する現在の状況情報の更新時に、前記記憶領域に記憶された前回の状況情報更新時からの他のユーザに関する状況情報の履歴情報を規定のブラウザによって閲覧可能なデータ形式で当該或るユーザ用の前記クライアント端末に対して独自に配信させる機能を実行させる。
本発明は、請求項16記載の仮想オフィス空間提供装置、請求項26記載の仮想オフィス空間提供方法、請求項36記載の仮想オフィス空間提供システム、請求項41記載の記憶媒体の形態によっても実現可能である。
請求項7記載の発明は、請求項6記載の仮想オフィス空間提供プログラムにおいて、前記独自に配信させる機能を、或るユーザに関する現在の状況情報の更新時にリアルタイムで実行させる。
本発明は、請求項17記載の仮想オフィス空間提供装置、請求項27記載の仮想オフィス空間提供方法、請求項37記載の仮想オフィス空間提供システム、請求項41記載の記憶媒体の形態によっても実現可能である。
請求項8記載の発明は、請求項6又は7記載の仮想オフィス空間提供プログラムにおいて、前記独自に配信させる機能は、ユーザ毎に予め指定された閲覧対象ユーザに関する情報を参照し、当該或るユーザについて予め指定された前記閲覧対象ユーザ中に含まれる他のユーザに関する状況情報の履歴情報を配信させる。
本発明は、請求項18記載の仮想オフィス空間提供装置、請求項28記載の仮想オフィス空間提供方法、請求項38記載の仮想オフィス空間提供システム、請求項41記載の記憶媒体の形態によっても実現可能である。
請求項9記載の発明は、請求項1ないし5の何れか一記載の仮想オフィス空間提供プログラムにおいて、前記配信させる機能は、或るユーザに関する現在の状況情報の更新時に、当該或るユーザ用の前記クライアント端末に対しては、前記記憶領域に記憶された前回の状況情報更新時からの他のユーザに関する状況情報の履歴情報を強調表示させるデータを含んで配信させる。
本発明は、請求項19記載の仮想オフィス空間提供装置、請求項29記載の仮想オフィス空間提供方法、請求項39記載の仮想オフィス空間提供システム、請求項41記載の記憶媒体の形態によっても実現可能である。
請求項10記載の発明は、請求項9記載の仮想オフィス空間提供プログラムにおいて、強調表示させるデータを含んで配信させる機能を、或るユーザに関する現在の状況情報の更新時にリアルタイムで実行させる。
本発明は、請求項20記載の仮想オフィス空間提供装置、請求項30記載の仮想オフィス空間提供方法、請求項40記載の仮想オフィス空間提供システム、請求項41記載の記憶媒体の形態によっても実現可能である。
請求項1,11,21,31,41記載の発明によれば、ユーザの現在の状況情報と状況情報の履歴情報とを同時に個々のクライアント端末で相互に閲覧可能としたので、ユーザが閲覧要求を出すことなく、過去を含めた状況情報を閲覧することで、仮想オフィス空間提供システム上のユーザに対して指示や頼み事、質問などを行ったり、仕事の進み具合を推測する等の仕事上の判断を行ったりする上で重要な手掛かりをストレスなく素早く取得でき、円滑なオフィス運用を可能にすることができる。
請求項2,12,22,32,41記載の発明によれば、クライアント端末での閲覧画面をユーザグループ単位とすることができ、システム上に存在するユーザ数が増加した場合でも閲覧画面の視認性低下を防止することができる。
請求項3,13,23,33,41記載の発明によれば、ユーザの現在の状況情報と状況情報の履歴情報とには、ユーザの勤務状況を表す画像情報が含まれるので、各ユーザの状況の変化を視覚的により捉えやすくすることができる。
請求項4,14,24,34,41記載の発明によれば、状況情報の履歴情報については、ユーザ毎の現在の状況情報の閲覧可能なデータ形式とは別個に一括して閲覧可能なデータ形式で配信させるようにしたので、現在の状況の閲覧表示を優先させてその視認性を損なうことなく履歴情報を付随的に閲覧表示させることができる。
請求項5,15,25,35,41記載の発明によれば、状況情報の履歴情報については、ユーザ毎の現在の状況情報の閲覧可能なデータ形式に対応させてユーザ毎に個別に閲覧可能なデータ形式で配信させるようにしたので、ユーザ毎の行動を把握しやすくすることができる。
請求項6,16,26,36,41記載の発明によれば、或るユーザに関する現在の状況情報の更新時に、前回の状況情報更新時からの他のユーザに関する状況情報の履歴情報を当該或るユーザ用のクライアント端末に対して独自に配信させるようにしたので、例えばログインした場合や不在状態から在席状態となって状況情報が更新される際には、通常の仮想オフィス空間画面とは別に、当該ユーザが見ていないと推定される状況情報の履歴のみを自動的に閲覧表示させることができ、当該ユーザが不在時等の他のユーザの状況情報を把握しやすくすることができる。
請求項7,17,27,37,41記載の発明によれば、或るユーザに関する現在の状況情報の更新時にリアルタイムで実行されるので、当該ユーザは不在時等の他のユーザの状況情報をストレスなく素早く取得でき、円滑なオフィス運用を可能にすることができる。
請求項8,18,28,38,41記載の発明によれば、ユーザ毎に予め指定された閲覧対象ユーザに関する情報を参照し、当該或るユーザについて予め指定された閲覧対象ユーザ中に含まれる他のユーザに関する状況情報の履歴情報を配信させるようにしたので、当該或るユーザにとって状況を知りたい他のユーザに限定してその状況を効率よく取得することができる。
請求項9,19,29,39,41記載の発明によれば、或るユーザに関する現在の状況情報の更新時に、当該或るユーザ用のクライアント端末に対しては、前回の状況情報更新時からの他のユーザに関する状況情報の履歴情報を強調表示させるデータを含んで配信させるようにしたので、例えばログインした場合や不在状態から在席状態となって状況情報が更新される際には、当該ユーザが見ていないと推定される状況情報の履歴に関しては強調表示により閲覧させることができ、当該ユーザが不在時等の他のユーザの状況情報を把握しやすくすることができる。
請求項10,20,30,40,41記載の発明によれば、或るユーザに関する現在の状況情報の更新時にリアルタイムで実行されるので、当該ユーザは不在時等の他のユーザの状況情報をストレスなく素早く取得でき、円滑なオフィス運用を可能にすることができる。
本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
[前提的構成例]
図1ないし図7を参照して本実施の形態の前提的構成例について説明する。図1は、仮想オフィス空間提供システム全体のシステム構成例を示すブロック図である。
[前提的構成例]
図1ないし図7を参照して本実施の形態の前提的構成例について説明する。図1は、仮想オフィス空間提供システム全体のシステム構成例を示すブロック図である。
本システムは、一例として、本社オフィス101、サテライトオフィス201、及びホームオフィス301がLANやWAN等の構内ネットワーク401、インターネット等の外部ネットワーク501を介して接続されてシステム構築されている。構内ネットワーク401及び外部ネットワーク501は通信ネットワークを構成する。図1では、サテライトオフィス201及びホームオフィス301は、象徴的に一つだけ示しているが、実際には、それらのサテライトオフィス201及びホームオフィス301は複数設けられている。
本社オフィス101には、仮想オフィス空間提供装置として機能するサーバ端末111と複数のクライアント端末121とが構内ネットワーク401を介して接続されたサーバクライアントシステムとして構築されている。クライアント端末121は、ユーザ毎に設けられたオフィス122、図1に示す例ではオフィスA、B、Cからなるオフィス122毎に設けられ、各オフィス122にはクライアント端末121を操作するユーザを撮像してユーザの勤務状況を表す画像データを取得するためのCCDカメラ123が設置されている。このCCDカメラ123は、例えばクライアント端末121の後述するディスプレイ1209(図2参照)に固定されたりこのディスプレイ1209に埋め込まれたりするような構成でも良く、あるいは、オフィス122内に設置されたりするような構成でも良く、その両者でも良い。
このようなクライアント端末121は、サーバ端末111に構内ネットワーク401を介して接続されており、この構内ネットワーク401には、他に、通信サーバ151と他の機器161とが接続されている。他の機器161は、例えば、MFPやプリンタ、ネットワークスキャナ等である(全て図示せず)。
サテライトオフィス201は、基本的に本社オフィス101と同様のサーバクライアントシステムが構築されている。つまり、サテライトオフィス201には、仮想オフィス空間提供装置として機能するサーバ端末111と複数のクライアント端末121とが構内ネットワーク401を介して接続されたサーバクライアントシステムとして構築されている。クライアント端末121は、ユーザ毎に設けられたオフィス122、図1に示す例ではオフィスX,Yからなるオフィス122毎に設けられ、各オフィス122にはクライアント端末121を操作するユーザを撮像してユーザの勤務状況を表す画像データを取得するためのCCDカメラ123が設置されている。このCCDカメラ123は、例えばクライアント端末121の後述するディスプレイ1209(図2参照)に固定されたりこのディスプレイ1209に埋め込まれたりするような構成でも良く、あるいは、オフィス122内に設置されたりするような構成でも良く、その両者でも良い。
このようなクライアント端末121は、サーバ端末111に構内ネットワーク401を介して接続されており、この構内ネットワーク401には、他に、通信サーバ151と他の機器161とが接続されている。他の機器161は、例えば、MFPやプリンタ、ネットワークスキャナ等である(全て図示せず)。
そして、本社オフィス101とサテライトオフィス201とは、互いの通信サーバ151が専用線等の構内ネットワーク401を介して接続されることで、互いに情報の共有が可能となっている。
ホームオフィス301は、例えば在宅勤務者が使用する。このようなホームオフィス301は、基本構成として、クライアント端末121とCCDカメラ123とから構成される。クライアント端末121は、そのユーザのオフィス122、図1に示す例ではオフィスHからなるオフィス122に設けられ、このオフィス122にはクライアント端末121を操作するユーザを撮像してユーザの勤務状況を表す画像データを取得するためのCCDカメラ123が設置されている。このCCDカメラ123は、例えばクライアント端末121の後述するディスプレイ1209(図2参照)に固定されたりこのディスプレイ1209に埋め込まれたりするような構成でも良く、あるいは、オフィス122内に設置されたりするような構成でも良く、その両者でも良い。
このようなクライアント端末121は、周知の暗号化技術を伴い外部ネットワーク501を介して本社オフィス101の通信サーバ151に接続可能であり、これによって互いに情報の共有が可能となっている。
ここで、本実施の形態では、本社オフィス101、サテライトオフィス201、及びホームオフィス301は、現実世界のオフィス空間を構成する。ところが、本社オフィス101でもA〜Cの各オフィス122は空間的に離れており、本社オフィス101とサテライトオフィス201とホームオフィス301との間では、その空間がより一層広がっている。例えば、本社オフィス101は東京にあり、サテライトオフィス201は大阪にあり、ホームオフィス301は九州にあるかもしれない。別の例としては、本社オフィス101とサテライトオフィス201とホームオフィス301とは、それぞれ国境を跨いで存在するかもしれない。このような場合、本社オフィス101とサテライトオフィス201とホームオフィス301との間の現実の空間は、極めて大きな広がりを持っている。このため、勤務者同士が互いの在席確認をするのは困難であり、雰囲気共有もままならない。そこで、本実施の形態の仮想オフィス空間提供システムは、各クライアント端末121を使用するユーザの勤務状況を表す状況情報、例えば画像データをどのクライアント端末121でも閲覧可能とする仮想空間を各クライアント端末121のユーザに提供し、勤務者であるユーザ同士の互いの勤務状況として例えば在席確認や雰囲気共有を可能とするものである。
本実施の形態では、このような仮想オフィス空間提供システムを、サーバ端末111とクライアント端末121との必要な仮想オフィス空間提供プログラムをインストールするだけで、極めて容易に構築することができるようにしている。そこで、その仕組みを説明する前に、サーバ端末111とクライアント端末121とのハードウェア構成について概観する。
図2は、サーバ端末111及びクライアント端末121のハードウェア構成を示すブロック図である。
まず、サーバ端末111について説明する。サーバ端末111は、各部を集中的に制御するCPU1101を備えており、このCPU1101には、BIOSなどを記憶した読出し専用メモリであるROM1102と、各種データを書換え可能に記憶してCPU1101の作業エリア等として機能するRAM1103とがバス1104で接続されており、マイクロコンピュータを構成している。さらに、バス1104には、仮想オフィス空間提供プログラム等の各種のコンピュータプログラムがインストールされたHDD1105と、CD−ROM1106に記録されたデータを読み取るCD−ROMドライブ1107と、キーボードやマウス等の入力装置1108と、CRTやLCD等のディスプレイ1109と、外部機器との通信を司るインターフェース1110とが接続されている。サーバ端末111は、インターフェース1110を介して構内ネットワーク401に接続されている。
HDD1105にインストールされている仮想オフィス空間提供プログラム等の各種のコンピュータプログラムは、一例として、CD−ROM1106に元々記録されており、CPU1101によって、そのコンピュータプログラムがCD−ROMドライブ1107で読み取られ、HDD1105にインストールされたものである。そして、HDD1105にインストールされたそのコンピュータプログラムが起動されると、そのコンピュータプログラムは、HDD1105からRAM1103にコピーされ、CPU1101とRAM1103とによってそのコンピュータプログラムに従った処理が実行される。この意味で、RAM1103、HDD1105又はCD−ROM1106は、コンピュータプログラムを記憶する記憶媒体として機能することになる。
もっとも、コンピュータプログラムを記憶する記憶媒体としては、CD−ROM1106のみならず、DVDなどの各種の光ディスク、各種光磁気ディスク、FDなどの各種磁気ディスク、半導体メモリ等、各種方式のメディアを用いることができる。また、インターネットなどの外部ネットワーク501からコンピュータプログラムをダウンロードし、HDD1105にインストールするようにしても良い。この場合には、送信側のサーバがアクセスするコンピュータプログラムを記憶している記憶装置も、本発明における記憶媒体である。なお、プログラムは、所定のOS(Operating System)上で動作するものであっても良いし、その場合に後述の各種処理の一部の実行をOSに肩代わりさせるものであっても良いし、ワープロソフトなど所定のアプリケーションソフトやOSなどを構成する一群のプログラムファイルの一部として含まれているものであっても良い。
次いで、クライアント端末121について説明する。クライアント端末121は、各部を集中的に制御するCPU1201を備えており、このCPU1201には、BIOSなどを記憶した読出し専用メモリであるROM1202と、各種データを書換え可能に記憶してCPU1201の作業エリア等として機能するRAM1203とがバス1204で接続されており、マイクロコンピュータを構成している。さらに、バス1204には、仮想オフィス空間提供プログラム等のコンピュータプログラムがインストールされたHDD1205と、CD−ROM1206に記録されたデータを読み取るCD−ROMドライブ1207と、キーボードやマウス等の入力装置1208と、CRTやLCD等のディスプレイ1209と、外部機器との通信を司るインターフェース1210とが接続されている。クライアント端末121は、インターフェース1210を介して構内ネットワーク401に接続されている。
HDD1205にインストールされている仮想オフィス空間提供プログラム等の各種のコンピュータプログラムは、一例として、CD−ROM1206に元々記録されており、CPU1201によって、そのコンピュータプログラムがCD−ROMドライブ1207で読み取られ、HDD1205にインストールされたものである。そして、HDD1205にインストールされたそのコンピュータプログラムが起動されると、そのコンピュータプログラムは、HDD1205からRAM1203にコピーされ、CPU1201とRAM1203とによって実行される。この意味で、RAM1203、HDD1205又はCD−ROM1206は、コンピュータプログラムを記憶する記憶媒体として機能することになる。
もっとも、コンピュータプログラムを記憶する記憶媒体としては、CD−ROM1206のみならず、DVDなどの各種の光ディスク、各種光磁気ディスク、FDなどの各種磁気ディスク、半導体メモリ等、各種方式のメディアを用いることができる。また、インターネットなどの外部ネットワーク501からコンピュータプログラムをダウンロードし、HDD1205にインストールするようにしても良い。この場合には、送信側のサーバがアクセスするコンピュータプログラムを記憶している記憶装置も、本発明における記憶媒体である。なお、プログラムは、所定のOS(Operating System)上で動作するものであっても良いし、その場合に後述の各種処理の一部の実行をOSに肩代わりさせるものであっても良いし、ワープロソフトなど所定のアプリケーションソフトやOSなどを構成する一群のプログラムファイルの一部として含まれているものであっても良い。
ここで、本実施の形態では、仮想オフィス空間提供プログラムの多くのデータコードは、サーバ端末111のHDD1105にインストールされている。本実施の形態の仮想オフィス空間提供システム上、クライアント端末121のHDD1205にインストールされているプログラムとして最も重要なものは、規定のブラウザソフトウェアである。このブラウザソフトウェアとしては、一例として、マイクロソフトウェア社のインターネットエクスプローラ(商標名、商品名)を用いることが好適である。但し、そのブラウザソフトウェアは、サーバ端末111から送信される各種のデータ、代表的には後述するログインしたユーザの勤務状況を表す画像データをブラウジングして閲覧可能にするものでなければならない。このようなクライアント端末121のHDD1205にインストールされているブラウザソフトウェアは、サーバ端末111と構内ネットワーク401又は外部ネットワーク501を介して必要な情報を例えばHTTPプロトコルで送受信し、必要な動作を実行する。この際、クライアント端末121は、ブラウザソフトウェアの機能を越えて仮想オフィス空間提供システムに不可欠な動作を実行しなければならない場合、サーバ端末111から構内ネットワーク401又は外部ネットワーク501を介して送信された例えばJAVAアプレット(JAVAは登録商標)をインターフェース1210経由で受信し、受信したJAVAアプレット(JAVAは登録商標)をRAM1203に一時記憶してそのデータコードに従った処理を実行する。
いずれにしても、サーバ端末111とクライアント端末121とは、構内ネットワーク401又は外部ネットワーク501を介してデータの送受信を実行し、必要な処理を遂行する。この際、サーバ端末111のインターフェース1110とクライアント端末121のインターフェース1210とは、通信プロトコルとして、例えばTCP/IPを用いてデータの送受信を行う。もっとも、本社オフィス101の内部での通信やサテライトオフィス201の内部での通信に際しては、サーバ端末111のインターフェース1110とクライアント端末121のインターフェース1210との互いの通信プロトコルが一致すれば、ケーブルを使用した構内ネットワーク401ではなく、例えば無線LANを通信ネットワークとしても良い。あるいは、放送波を使用したネットワークでサーバ端末111とクライアント端末121との間の通信を実現させても良い。
図3は、サーバ端末111とクライアント端末121との間のデータ送受信を示すタイミングチャートである。
ここで、図3を参照しながら、本実施の形態の仮想オフィス空間提供システムにおける基本的な動作を説明する。まず、前提として、サーバ端末111は、仮想オフィス空間提供プログラムがHDD1105からRAM1103にコピーされて常時起動状態にあり、そのCPU1101はRAM103にアクセスして仮想オフィス空間提供プログラムに従った処理を実行する。
このような環境の下、クライアント端末121において、そのHDD1205にインストールしている仮想オフィス空間提供プログラムを起動する。これにより、その仮想オフィス空間提供プログラムがクライアント端末121のRAM1203にコピーされ、クライアント端末121のCPU1201はRAM1203にアクセスしながらその仮想オフィス空間提供プログラムを実行する。この際、CPU1201は、仮想オフィス空間提供プログラムに従い、ブラウザソフトウェアを立ち上げる処理と、仮想オフィス空間提供プログラムの起動をサーバ端末111に通知する処理とを実行する。このような処理は、ユーザの操作介入なしに自動的に実行されることが好適であるが、ユーザの操作に応じて実行することを妨げるわけではない。
サーバ端末111は、或るクライアント端末121から仮想オフィス空間提供プログラムの起動通知を受けると、例えばIPアドレスによって特定されるそのクライアント端末121に対して、ログイン画面情報を提供する。
そこで、クライアント端末121では、ユーザ操作により、提供されたログイン画面に例えばユーザIDとパスワードとを入力してサーバ端末111に返送する。ここに、規定のブラウザをインストールしているクライアント端末121がサーバ端末111にログイン情報を送信する機能、手段、工程が実行される。
別の前提的構成例として、クライアント端末121には規定のブラウザソフトウェアのみインストールされており、仮想オフィス空間提供プログラムがインストールされていなくても良い。この場合、クライアント端末121では、ブラウザソフトウェアを立ち上げ、例えばこのブラウザソフトウェアによってサーバ端末111が提供するオフィス空間提供サイト等にアクセスすると、このオフィス空間提供サイトがクライアント端末121にログイン画面を提供するようにシステム構築しても良い。こうして構築されたシステムでは、クライアント端末121は、ユーザ操作により、提供されたログイン画面に例えばユーザIDとパスワードとを入力してサーバ端末111に返送することが可能である。ここに、規定のブラウザをインストールしているクライアント端末121がサーバ端末111にログイン情報を送信する機能、手段、工程が実行される。
すると、サーバ端末111では、返送されたユーザIDとパスワードとを例えばHDD1105に記憶された図示しないユーザリストと照らし合わせ、その認証を行う。その結果、認証が得られれば、そのクライアント端末121をログインする。ここに、サーバ端末111が通信ネットワークである構内ネットワーク401又は外部ネットワーク501を介してクライアント端末121をログインさせる機能、手段、工程が実行される。
その後、サーバ端末111は、ログインしたクライアント端末121に対して、画像データ要求を送信する。この場合の画像データは、ログインしたユーザの勤務状況に関する状況情報として当該ユーザを表す画像データである。
クライアント端末121は、サーバ端末111からの画像送信要求に応じて、CCDカメラ123で撮像中の映像をサーバ端末111に送信する。この際、クライアント端末121では、起動中の仮想オフィス空間提供プログラム又はサーバ端末111から送信されたJAVAスクリプト(JAVAは登録商標)に従い、CCDカメラ123を制御してその撮像画像を取得し、サーバ端末111に送信するという処理を実行する。ここに、クライアント端末121が、サーバ端末111にユーザの勤務状況を表す画像データを送信する機能、手段、工程が実行される。
ログインしたユーザの勤務状況を表す画像データを受信したサーバ端末111では、その画像データを例えばRAM1103として包括的に表現されている記憶領域としての画像メモリに記憶保存する。ここに、サーバ端末111が、ログインしたクライアント端末121から送信されたそのユーザの勤務状況を表す画像データ(勤務状況に関する状況情報)を記憶領域としての画像メモリ(RAM1103)に記憶する機能、手段、工程が実行される。
その後、クライアント端末121は、サーバ端末111に対して、画像メモリ(RAM1103)に記憶保存しているログインしたユーザの勤務状況を表す画像データの閲覧要求を送信する。この場合、そのクライアント端末121が閲覧要求するのは、既に送信した自機を使用するユーザ、つまり自分の勤務状態を表す画像データについてのみではなく、ログイン中の他のクライアント端末121を使用するユーザの勤務状況を表す画像データについてである。この際、結果的には、自機を使用するユーザである自分の勤務状態を表す画像データを自機であるクライアント端末121で閲覧可能となるにしても、目的論的に言えば、ログイン中の他のクライアント端末121を使用するユーザ、つまり他人の勤務状況を表す画像データの閲覧が可能となって、初めて、閲覧要求が意味を持つ。このような閲覧要求は、ユーザの操作介入なしに自動的に実行されることが好適であるが、状況によっては、ユーザの操作に応じて実行することが好適である場合も生ずる。
サーバ端末111は、クライアント端末121からの閲覧要求に応じて、例えばIPアドレスによって特定されるそのクライアント端末121に対し、ログインしたユーザの勤務状況を表す画像データを送信する。この際、重要なことは、サーバ端末111は、本仮想オフィス空間提供システムにおけるシステム要求としてクライアント端末121にインストールされている規定のブラウザソフトウェアによって閲覧可能なデータ形式でログインしたユーザの勤務状況を表す画像データを配信する、ということである。ここに、サーバ端末111が、ログインしたクライアント端末121に対して、記憶領域としての画像メモリ(RAM1103)に記憶するログインしたユーザの勤務状況を表す画像データを規定のブラウザによって閲覧可能なデータ形式で配信する機能、手段、工程が実行される。
そこで、クライアント端末121は、サーバ端末111から配信されたログインしたユーザの勤務状況を表す画像データをブラウザソフトウェアによってブラウジングし、閲覧可能にする。ここに、クライアント端末121が、サーバ端末111から配信されたログインしたユーザの勤務状況を表す画像データをブラウザのブラウズ機能を用いて閲覧可能にする機能、手段、工程が実行される。
以上説明したような処理によって、ログイン中のユーザの勤務状況を表す画像データが個々のクライアント端末121で相互に閲覧可能となる。これにより、現実のオフィス122が空間的に離れていたとしても、そのような空間内の現実の移動を強いることなく、各ユーザの在席確認や雰囲気共有等を実現することができる。
ここで、本実施の形態の前提的な仮想オフィス空間提供システムは、クライアント端末121で閲覧される閲覧画面に対して特殊な処理として、「ユーザグループ定義」を施す機能も付加されている。
図4は、ログインしたユーザの勤務状況を表す画像データに基づいてクライアント端末121のディスプレイ1209に表示された仮想オフィスの一例を示す模式図である。
ここでは、合計12名のユーザが表示されている。これが13人以上になったら、例えばスクロールバーを利用して表示するか、各ユーザの表示画像を小さくする等の対応が必要となり、また、人数が多くなるほど目的の人物を見つけ難くなる等、視認性が低下する。その上、配信すべき画像データのデータ量も増大し、これに応じてシステムの処理負荷やネットワーク(構内ネットワーク401、外部ネットワーク501)の伝送負荷も増大してしまう。
これに対して、実際の業務においては、全てのユーザに対して同じ頻度で通信を行ったり、指示、頼み事、質問などを行うことは少なく、例えば、同一の組織、同一のプロジェクト、同一のテーマ等に属しているユーザ同士は頻繁に行ったりするが、そうでないユーザに対してはそれほどでもないことが多い。
そこで、本実施の形態の前提的構成例では、上述の基本的構成例に加えて、ユーザをいくつかのグループに分け、ログインしたユーザの勤務状況を表す画像データに基づく表示をグループ単位で行うようにしている。図5はそのような場合の一例であり、図4にて表示されているユーザから8名を選んでグループ1とし、グループ1のユーザのみを表示した仮想オフィスを示している。また、図6は、図4に示す残りのユーザに、図4にて表示しきれなかったユーザ(ε)を加えてグループ2とし、グループ2のユーザのみを表示した仮想オフィスを示す模式図である。このように、グループ単位の表示にすることにより、ユーザの視認性が向上して目的のユーザが見つけ易くなる。
このような処理を実現するために、サーバ端末111は、その仮想オフィス空間提供プログラムに従い、1又は2以上のユーザが含まれる1又は2以上のユーザグループを定義する機能、手段、工程と、クライアント端末121での閲覧画像を定義されたユーザグループ単位に切り替えるための表示切替プログラムをクライアント端末121に送信する機能、手段、工程とを実行する。表示切替プログラムは、例えばJAVAスクリプト(JAVAは登録商標)である。クライアント端末121では、サーバ端末111から送信された表示切替プログラムをRAM1203に読み込み、読み込んだ表示切替プログラムに従いブラウザソフトウェアによる表示が制御される。つまり、クライアント端末121での図5又は図6に例示するような仮想オフィスの閲覧表示は、サーバ端末111から送信された表示切替プログラムに従い実行されることになる。
ここで、グループ分けは、組織、プロジェクト、テーマ等、各種の状況に応じてなされるものである。そこで、サーバ端末111が、その仮想オフィス空間提供プログラムに従い実行する1又は2以上のユーザが含まれる1又は2以上のユーザグループを定義する機能、手段、工程は、一例として、サーバ端末111に対するアクセス権限を持ったシステム管理者の操作入力によって予めサーバ端末111に一律に定義される。つまり、サーバ端末111において、ユーザグループを定義する機能、手段、工程は、入力操作に応じてユーザグループを定義する。この場合、システム管理者によってユーザグループを一元的に定義することができるため、各クライアント端末121を使用するユーザにユーザグループ定義操作を強いることなく、各ユーザは予め定義されたユーザグループを容易に利用することができる。
別の前提的構成例としては、各クライアント端末121のログインユーザがそのユーザが使用するクライアント端末121でのみ有効なようにユーザグループを定義しても良い。つまり、サーバ端末111において、ユーザグループを定義する機能、手段、工程は、クライアント端末121側からの指示に応じてそのクライアント端末でのみ有効となるようにユーザグループを定義する。これにより、各クライアント端末121を使用するユーザに対して、そのユーザ独自のユーザグループ定義が許容され、柔軟かつ弾力的な運用を提供することができる。
このようなクライアント端末121での機能は、サーバ端末111からクライアント端末121に送信されてクライアント端末121のRAM1203に一時記憶された表示切替プログラムに従い実行される。そこで、この場合、表示切替プログラムは、クライアント端末121に、他のクライアント端末121からの指示に応じてその他のクライアント端末121でのみ有効となるように実行されるユーザグループの定義を、自機でも有効となるようにする機能を実行させても良い。これにより、他のユーザが定義したユーザグループをそのまま利用することができ、各クライアント端末121を使用するユーザにユーザグループ定義操作を強いることなく、各ユーザは例えばグループリーダが予め定義したようなユーザグループを容易に利用することができる。
さらに別の前提的構成例としては、システム管理者の操作入力によって予めサーバ端末111にユーザグループを一律に定義する処理と、各クライアント端末121のログインユーザがそのユーザが使用するクライアント端末121でのみ有効なようにユーザグループを定義する処理との両者を併用しても良い。
ここで、実際の運用を考慮すると、通常の組織分けとは別に、組織横断的なプロジェクトが組まれる場合もあり、このような場合は、同一人物が複数のグループに属すことができるようにしておかねば、実態に即した柔軟かつ弾力的な運用ができない。そこで、本システムでは、同一人物が異なる複数のグループに属すことができるようにしている。図7は、そのような例を示し、図5、6のグループ1、グループ2に対して横断的に組まれたプロジェクトをグループ3として表示している。
このような機能を実現するために、本実施の形態では、例えばJAVAアプレットとしてクライアント端末121のRAM1203に一時記憶された表示切替プログラムは、クライアント端末121に、そのクライアント端末121が閲覧しているユーザグループを特定するグループ特定情報をサーバ端末に送信する機能、手段、工程を実行させる。そして、サーバ端末111は、クライアント端末121から送信されたグループ特定情報に基づいてそのクライアント端末121が閲覧しているユーザグループを認識し、その認識結果に基づいて、ログインしたユーザの勤務状況を表す画像データの更新頻度を、クライアント端末121が閲覧しているユーザグループの方を閲覧していないユーザグループの方よりも多くする、という機能、手段、工程を実行する。
[本実施の形態の特長的な構成例]
上述した前提的構成例を踏まえ、本実施の形態の特長的な構成例について図8ないし図19を参照して説明する。前述の前提的な構成例による場合、例えば、図4、図5等に示すような仮想オフィス画面の場合、各ユーザの現在の状況に関する画像は表示されるが、或るユーザが不在で在席状態に戻ったときには、現在の状況だけでなく不在中の状況をも参照して他のユーザの状況を知りたくても手掛かりとなる情報がない。また、特許文献2の如く、履歴参照の要求を出してから、履歴情報を閲覧するのでは、複数のユーザの現在や過去の状況を総合的に素早く判断して、仕事上の判断を行いたい場合には不十分である。そこで、本実施の形態は、各クライアント端末121に仮想オフィス空間を閲覧可能に提供する上で、各ユーザの出勤状況に関する状況情報として現在の状況情報だけでなく、各ユーザの出勤状況に関する状況情報の履歴情報についても、同時かつ自動的に相互に閲覧可能に提供するようにした点を特長点とする。
上述した前提的構成例を踏まえ、本実施の形態の特長的な構成例について図8ないし図19を参照して説明する。前述の前提的な構成例による場合、例えば、図4、図5等に示すような仮想オフィス画面の場合、各ユーザの現在の状況に関する画像は表示されるが、或るユーザが不在で在席状態に戻ったときには、現在の状況だけでなく不在中の状況をも参照して他のユーザの状況を知りたくても手掛かりとなる情報がない。また、特許文献2の如く、履歴参照の要求を出してから、履歴情報を閲覧するのでは、複数のユーザの現在や過去の状況を総合的に素早く判断して、仕事上の判断を行いたい場合には不十分である。そこで、本実施の形態は、各クライアント端末121に仮想オフィス空間を閲覧可能に提供する上で、各ユーザの出勤状況に関する状況情報として現在の状況情報だけでなく、各ユーザの出勤状況に関する状況情報の履歴情報についても、同時かつ自動的に相互に閲覧可能に提供するようにした点を特長点とする。
図8は、このような特長点を実現するためのサーバ端末111とクライアント端末121との構成例を示す機能的ブロック図である。ここでは、説明を簡単にするため、図1に示したようなシステム構成中から、1つのクライアント端末121のみを抽出して示している。まず、クライアント端末121は、状況取得部1221、状況情報入力部1222、データ送信部1223、状況情報表示部1224、状況情報履歴表示部1225、及びデータ受信部1226を備える。また、サーバ端末111は、データ受信部1121、データ送信部1122、状況情報更新部1123、状況情報テーブル1124、状況情報履歴管理部1125、状況情報履歴格納部1126、表示設定格納部1127、及び表示管理部1128を備える。
状況取得部1221は、例えばCCDカメラ123などを通じてユーザの出勤状況に関する状況情報として撮像画像の画像データを自動的に取得するための機能部である。CCDカメラ123の他、例えば、クライアント端末121近傍に配置させた赤外線センサ等のセンサ出力を用いて不在/在席等の状況情報を取得させるようにしてもよい。状況情報入力部1222は、例えばユーザによるキーボードやマウス等の手入力操作、選択操作等を通じて当該ユーザの出勤状況に関する状況情報を取得するための機能部である。例えば、「食事中」「会議中」「取り込み中」等の状況情報は状況情報入力部1222を通じて取得することとなる。データ送信部1223は、状況取得部1221や状況情報入力部1222により取得されたユーザの出勤状況に関する状況情報(在席、不在、取り込み中、食事中、会議中等)である文字情報や画像データを、例えば、その状況に変化があったタイミングで、サーバ端末1111側に送信する。データ受信部1226は、サーバ端末111側から配信される現在の状況情報や後述の状況情報の履歴情報を受け取り、状況情報表示部1224や状況情報履歴表示部1225に渡すことにより、ディスプレイ1209の画面を通じて現在の状況情報や後述の状況情報の履歴情報を閲覧表示させる。
一方、サーバ端末111において、データ受信部1121は各クライアント端末121のデータ送信部1223に接続されており、各クライアント端末121側から送られてくる各ユーザの勤務状況に関する状況情報を受信する。状況情報更新部1123は、データ受信部1121で受信された状況情報を基に各ユーザの現在の状況情報を保持する状況情報テーブル1124(記憶領域としてのRAM1103中に確保されている)に更新自在に格納する。このような状況情報更新部1123を利用することにより、ログインしたクライアント端末121から送信されたそのユーザの勤務状況に関する状況情報を現在の状況情報として状況情報テーブル1124(記憶領域)に更新自在に記憶する機能、手段、工程が実現される。また、状況情報更新部1123は順次更新される状況情報を状況情報履歴管理部1125に対しても送信し、この状況情報履歴管理部1125により状況情報履歴格納部1126(記憶領域としてのRAM103中に確保されている)に履歴情報としてユーザID、受信時刻等と対応付けて格納する。履歴情報の格納は、例えば1日単位で実行される。このような状況情報履歴管理部1125を利用することにより、順次更新される各ユーザの状況情報をその履歴情報として状況情報履歴格納部1126(記憶領域)に記憶する機能、手段、工程が実現される。表示管理部1128は、状況情報の更新のタイミングを検出し、更新時には、状況情報テーブル1124から現在の状況情報を取得するとともに状況情報履歴管理部1125を通じて状況情報履歴格納部1126から状況情報の履歴情報を取得し、表示設定格納部1127に格納されている各種条件等の設定情報(例えば、グループ分けを定義したグループ情報テーブル等)を参照して、現在の状況情報と状況情報の履歴情報の配信先、配信情報を決定し、データ送信部1122を通じて必要なクライアント端末121に対して配信させる機能を果たす。この表示管理部1128を利用することにより、ログインしたクライアント端末121に対して、状況情報テーブル1124や状況情報履歴格納部1126に記憶された他のユーザの現在の状況情報及び状況情報の履歴情報を、規定のブラウザによって閲覧可能なデータ形式で配信させる機能、手段、工程が実現される。
このような構成において、本実施の形態により提供される仮想オフィス画面例について説明する。図9はグループ情報テーブル1129の設定例を示す説明図である。ここではユーザA〜Fなるシステム構成を想定し、表示設定格納部1127中のグループ情報テーブル1129としては、図9に示すように、グループ1にはユーザA,B,C,D,Eが所属し、グループ2にはユーザA,C,Fが所属する如く、アクセス権とグループとが設定されているものとする。図10は状況情報テーブル1124の状況情報の格納例を示す説明図である。ここに、例えば2004/9/2の12:00の時点では、状況情報テーブル1124には図10(a)に示す如く各ユーザA〜Fの現在の状況情報(昼食、オフライン、在席、会議中、取り込み中等)がその更新日時に関する情報とともに格納されているものとする。
このような状況下で、図11に示す概略フローチャートを参照しながら、仮想オフィス画面の表示制御例について説明する。或るタイミングにおいて、或るクライアント端末121、例えばクライアント端末Eから、ユーザIDと新しい状況情報との組がサーバ端末111に対して送信されてきたとする(ステップS1)。この場合の状況情報には、ユーザの現在の状況を表す文字情報、画像情報の少なくとも一方が含まれる。サーバ端末111側では、データ受信部1121を通じて状況情報を受信すると、その受信時刻の情報とともに状況情報を状況情報更新部1123に送信する。このような状況情報の送信を受けて、状況情報更新部1123は状況情報テーブル1124を更新する。例えば、図10(a)に示すような状況から、当該ユーザEの状況情報が13:00の時刻に「会議中」から「在席」状態に変更になったとすると、状況情報更新部1123は状況情報テーブル1124の状況情報をユーザEに関して図10(b)に示すような「在席」状態に更新設定する(S2)。これと並行して、このように更新される状況情報、ここでは「在席」情報を、状況情報履歴管理部1125を通じて状況情報履歴格納部1126に蓄積する(S3)。引き続き、表示管理部1128では、このような状況情報の変更を検出し、図9に示すような表示設定格納部1127中のグループ情報テーブル1129を参照して、配信すべき通知端末の検索を行い(S4)、状況情報の配信及びその状況情報の履歴情報の配信を検索した対象となる各クライアント端末121に対して行う(S5,S6)。この例の場合、ユーザEのクライアント端末121に対してはグループ1中のユーザA,B,C,Dに関する状況情報及びその状況情報の履歴情報が配信される。各々のクライアント端末B,E,…では、各々配信された現在の状況情報を状況情報表示部1224に送信することでその現在の状況情報をディスプレイ1209の画面上に閲覧可能に表示させるとともに(S7)、これと並行して、状況情報の履歴情報を状況情報履歴表示部1225に送信することで状況情報の履歴情報をディスプレイ1209の画面上に現在の状況情報と同時に閲覧可能に表示させる(S8)。
図12は、例えばユーザEが在席状態に戻った午後1時に自己のクライアント端末121に提供されている仮想オフィス画面の一例を示す模式図である。ここでは、状況情報の履歴情報を、ユーザ毎の現在の状況情報の閲覧可能なデータ形式とは別個に一括して閲覧可能なデータ形式で配信させた場合の画面表示例を示しており、対象となるグループ1に属する他のユーザA,B,C,Dの現在の状況情報を示す画像データの表示領域の下方に各ユーザの状況情報の履歴情報がその更新した順に「8:00 E ログイン 9:00 A ログイン 9:30 D ログイン 10:00 A 会議中 …」の如く、文字情報として一括表示される。
図13は、図12の場合と同一条件で、その表示形態を異ならせた場合の仮想オフィス画面の一例を示す模式図である。ここでは、状況情報の履歴情報を、ユーザ毎の現在の状況情報の閲覧可能なデータ形式に対応させてユーザ毎に個別に閲覧可能なデータ形式で配信させた場合の画面表示例を示しており、各ユーザA,B,C,Dの現在の状況情報を示す画像データのすぐ右横に各ユーザ対応の状況情報の履歴情報が個別に表示される。
従って、本実施の形態によれば、基本的に、ユーザの現在の状況情報と状況情報の履歴情報とを同時に個々のクライアント端末121で相互に閲覧可能としたので、ユーザが閲覧要求を出すことなく、過去を含めた状況情報を閲覧することで、他のユーザのその日の行動が一目でわかるようになり、仮想オフィス空間提供システム上のユーザに対して指示や頼み事、質問などを行ったり、仕事の進み具合を推測する等の仕事上の判断を行ったりする上で重要な手掛かりをストレスなく素早く取得でき、円滑なオフィス運用を可能にすることができる。また、クライアント端末121での閲覧画面をユーザグループ単位としてので、システム上に存在するユーザ数が増加した場合でも閲覧画面の視認性低下を防止することができる。逆にいえば、ユーザ数が少ないようなシステム環境であればグループ分けしなくてもよい。さらに、状況情報の履歴情報については、ユーザ毎の現在の状況情報の閲覧可能なデータ形式とは別個に一括して閲覧可能なデータ形式で配信させるようにしたので、図11に示すように、現在の状況の閲覧表示を優先させてその視認性を損なうことなく履歴情報を付随的に閲覧表示させることができる。一方、状況情報の履歴情報については、ユーザ毎の現在の状況情報の閲覧可能なデータ形式に対応させてユーザ毎に個別に閲覧可能なデータ形式で配信させるようにしたので、図12に示すように、ユーザ毎の行動を把握しやすくすることができる。
なお、図14は図13の変形例を示す仮想オフィス画面の一例を示す模式図である。この変形例では、現在の状況情報だけでなく、状況情報の履歴情報中にも画像情報を含ませて閲覧可能としたものである。図示例では、在席中は該当ユーザの画像が併せて表示ざれ、会議中や食事中や不在時には該当ユーザに変わって例えば椅子等を含む背景画像が併せて表示される様子を模式的に示している。このためには、例えば状況取得部1221より取得した状況情報を表す画像を状況情報テーブル1124に更新自在に格納する一方、状況情報履歴格納部1126にも状況情報のうちの画像情報の履歴情報として文字情報と対応付けて格納しておき、前述したような履歴表示の際に、状況情報の文字情報とともにその画像情報を表示させるように配信させればよい。この場合の履歴における画像は現在の状況を示す画像よりも小さ目となるように設定するのがよい。図14からも判るように、ユーザの現在の状況情報だけでなく状況情報の履歴情報にも、ユーザの勤務状況を表す画像情報を含ませることにより、各ユーザの状況の変化を視覚的により捉えやすくすることができる。
次に、状況情報の履歴に関する別の表示例について説明する。この表示例は、サーバ端末111に、或るユーザに関する現在の状況情報の更新時(例えば、ログアウト状態からログイン状態への変化や不在状態から在席状態への変化時)に、状況情報履歴格納部1126に記憶された前回の状況情報更新時からの他のユーザに関する状況情報の履歴情報を規定のブラウザによって閲覧可能なデータ形式で当該或るユーザ用のクライアント端末121に対して独自に配信させる機能、手段、工程を当該更新時にリアルタイムで実行させることにより実現される。即ち、或るユーザの状況情報がログアウト状態からログイン状態へ、或いは、不在状態から在席状態へ変化し、当該或るユーザが状況情報を閲覧参照できるようになる状況情報の更新時には、図12ないし図14に示したような本実施の形態における通常の仮想オフィス画面とは別に、当該或るユーザが見ていないと推定される状況情報の履歴情報のみを自動的に表示させるようにしたものである。例えば、図15は、ユーザEなるクライアント端末121における当該表示例を示す模式図である。ここでは、8:00に一旦ログインした当該ユーザEが10:00から会議に出席し不在となり、12:55に在席状態に戻り、13:00の時点で自己のクライアント端末121に表示される不在時のみの履歴情報の表示例を示している。なお、この場合のリアルタイムでの処理とは、状況情報の更新時に瞬時にというような厳密な意味ではなく、例えば、10分後等を含む意味であり、ユーザがリアルタイム性を感ずる程度であればよい。
図16に示す概略フローチャートを参照しながら、当該表示制御例について説明する。状況情報の更新時なる或るタイミングにおいて、或るクライアント端末121、例えばクライアント端末Eから、ユーザIDと新しい状況情報との組がサーバ端末111に対して送信されてきたとする(ステップS1)。すると、前述したように、状況情報テーブルの更新(S2)と、状況情報履歴格納部1126への履歴情報の蓄積を行った後(S3)、不在中の状況情報の履歴の表示を行うか否かの判定処理を行い(S9)、履歴の表示を行うという判定結果の場合には、当該ユーザ、例えばユーザEに関する不在時間情報(例えば、10:00〜12:55)を取得する(S10)。引き続き、取得された当該不在時間中に更新蓄積された履歴情報を状況情報履歴格納部1126中から検索し(S11)、検索された状況情報の履歴情報を、今回の状況情報を送信してきた当該或るクライアント端末、この例では、ユーザEのクライアント端末121のみに対して、通知配信する(S12)。この配信を受けて、対応する当該或るクライアント端末、この例では、ユーザEのクライアント端末121では、不在中に相当する状況情報の更新履歴を状況情報履歴表示部1225を通じてディスプレイ1209の画面上に独自の画面として閲覧表示させる(S13)。ステップS9において、表示しないという判定結果の場合、並びに、上記の独自の配信を行った場合でもその後には、各クライアント端末121への現在の状況情報の配信と状況情報の履歴情報の配信とを通常通り行う。
従って、或るユーザに関する現在の状況情報の更新時に、前回の状況情報更新時からの他のユーザに関する状況情報の履歴情報を当該或るユーザ用のクライアント端末に対して独自に配信させるようにしたので、例えばログインした場合や不在状態から在席状態となって状況情報が更新される際には、通常の仮想オフィス空間画面とは別に、当該ユーザが見ていないと推定される状況情報の履歴のみを図15の如く自動的に閲覧表示させることができ、当該ユーザが不在時等の他のユーザの状況情報を把握しやすくすることができる。特に、このような処理が、或るユーザに関する現在の状況情報の更新時にリアルタイムで実行されるので、当該ユーザは不在時等の他のユーザの状況情報をストレスなく素早く取得でき、円滑なオフィス運用を可能にすることができる。
このようなユーザが見ていないと推定される状況情報の履歴更新の表示に関しては、同一グループ内であっても、予め指定したユーザのみに関する状況情報の履歴更新に限定して表示させることも効果的である。このためには、各ユーザ毎に閲覧対象ユーザに関する情報として、図17に示すようなウォッチユーザテーブル1130をサーバ装置111内の表示設定格納部1127に格納しておき、ユーザの状況が変化した状況情報の更新時において状況情報の履歴更新の取得(S11)に際してウォッチユーザテーブル1130を参照して状況情報の履歴更新情報を取得するユーザを特定すればよい。図18はユーザEのクライアント端末121においてウォッチユーザテーブル1130を参照して閲覧対象ユーザA,Dに限定してその状況情報の履歴更新情報を表示している例を示す模式図である。即ち、図15との対比では、ユーザCに関する状況情報の履歴更新情報が除外されている。これによれば、当該或るユーザにとって状況を知りたい他のユーザに限定してその状況を効率よく取得することができる。
なお、不在時の更新履歴情報の表示に関しては、図15に示すような独自の画面表示による場合に限らない。図19は、通常の仮想オフィス表示画面上での、不在時の更新履歴情報の強調表示例を示す模式図である。即ち、図13に示したような通常の仮想オフィス表示画面上において、当該或るユーザEが見ていないと推定される不在の更新履歴情報を他の更新履歴情報とは区別して明らかとなるように強調表示させるようにした例である。図17中、破線で示す部分が強調表示部分を模式的に示しており、具体的には、目立つ色での文字表示や、太文字或いは大きめな文字表示等であってもよい。
このような表示例は、或るユーザに関する現在の状況情報の更新時に、当該或るユーザ用のクライアント端末121に対しては、状況情報履歴格納部1126に記憶された前回の状況情報更新時からの他のユーザに関する状況情報の履歴情報を強調表示させるデータを含んで配信させる機能、手段、工程をサーバ端末111にリアルタイムで実行させることにより実現できる。
このように、或るユーザに関する現在の状況情報の更新時に、当該或るユーザ用のクライアント端末に対しては、前回の状況情報更新時からの他のユーザに関する状況情報の履歴情報を強調表示させるデータを含んで配信させるようにすれば、例えばログインした場合や不在状態から在席状態となって状況情報が更新される際には、当該ユーザが見ていないと推定される状況情報の履歴に関しては強調表示により閲覧させることができ、当該ユーザが不在時等の他のユーザの状況情報を把握しやすくすることができる。また、このような処理を、或るユーザに関する現在の状況情報の更新時にリアルタイムで実行させるので、当該ユーザは不在時等の他のユーザの状況情報をストレスなく素早く取得でき、円滑なオフィス運用を可能にすることができる。
111 サーバ端末
121 クライアント端末
401、501 通信ネットワーク
1103、1105 記憶領域
121 クライアント端末
401、501 通信ネットワーク
1103、1105 記憶領域
Claims (41)
- 通信ネットワークを介して複数のクライアント端末とデータの送受信を行うサーバ端末にインストールされ、このサーバ端末に、
前記通信ネットワークを介して前記クライアント端末をログインさせる機能と、
ログインした前記クライアント端末から送信されたそのユーザの勤務状況に関する状況情報を現在の状況情報として記憶領域に更新自在に記憶する機能と、
順次更新される各ユーザの状況情報をその履歴情報として記憶領域に記憶する機能と、
ログインした前記クライアント端末に対して、前記記憶領域に記憶された他のユーザの現在の状況情報及び状況情報の履歴情報を、規定のブラウザによって閲覧可能なデータ形式で配信させる機能と、
を実行させ、ユーザの現在の状況情報と状況情報の履歴情報とを同時に個々のクライアント端末で相互に閲覧可能としたコンピュータ読み取り可能な仮想オフィス空間提供プログラム。 - 前記サーバ端末に、
1又は2以上のユーザが含まれる1又は2以上のユーザグループを定義する機能と、
前記クライアント端末での閲覧情報を定義されたユーザグループ単位に切り替えるための表示切替プログラムを前記クライアント端末に送信する機能と、
を実行させる請求項1記載の仮想オフィス空間提供プログラム。 - ユーザの現在の状況情報と状況情報の履歴情報とには、ユーザの勤務状況を表す画像情報を含む、請求項1又は2記載の仮想オフィス空間提供プログラム。
- 前記配信させる機能は、状況情報の履歴情報が、ユーザ毎の現在の状況情報の閲覧可能なデータ形式とは別個に一括して閲覧可能なデータ形式で配信させる、請求項1ないし3の何れか一記載の仮想オフィス空間提供プログラム。
- 前記配信させる機能は、状況情報の履歴情報が、ユーザ毎の現在の状況情報の閲覧可能なデータ形式に対応させてユーザ毎に個別に閲覧可能なデータ形式で配信させる、請求項1ないし3の何れか一記載の仮想オフィス空間提供プログラム。
- 前記サーバ端末に、
或るユーザに関する現在の状況情報の更新時に、前記記憶領域に記憶された前回の状況情報更新時からの他のユーザに関する状況情報の履歴情報を規定のブラウザによって閲覧可能なデータ形式で当該或るユーザ用の前記クライアント端末に対して独自に配信させる機能を実行させる、請求項1ないし5の何れか一記載の仮想オフィス空間提供プログラム。 - 前記独自に配信させる機能を、或るユーザに関する現在の状況情報の更新時にリアルタイムで実行させる、請求項6記載の仮想オフィス空間提供プログラム。
- 前記独自に配信させる機能は、ユーザ毎に予め指定された閲覧対象ユーザに関する情報を参照し、当該或るユーザについて予め指定された前記閲覧対象ユーザ中に含まれる他のユーザに関する状況情報の履歴情報を配信させる、請求項6又は7記載の仮想オフィス空間提供プログラム。
- 前記配信させる機能は、或るユーザに関する現在の状況情報の更新時に、当該或るユーザ用の前記クライアント端末に対しては、前記記憶領域に記憶された前回の状況情報更新時からの他のユーザに関する状況情報の履歴情報を強調表示させるデータを含んで配信させる、請求項1ないし5の何れか一記載の仮想オフィス空間提供プログラム。
- 強調表示させるデータを含んで配信させる機能を、或るユーザに関する現在の状況情報の更新時にリアルタイムで実行させる、請求項9記載の仮想オフィス空間提供プログラム。
- 通信ネットワークを介して複数のクライアント端末とデータの送受信を行うサーバ端末機能を有する仮想オフィス空間提供装置であって、
前記通信ネットワークを介して前記クライアント端末をログインさせる手段と、
ログインした前記クライアント端末から送信されたそのユーザの勤務状況に関する状況情報を現在の状況情報として記憶領域に更新自在に記憶する手段と、
順次更新される各ユーザの状況情報をその履歴情報として記憶領域に記憶する手段と、
ログインした前記クライアント端末に対して、前記記憶領域に記憶された他のユーザの現在の状況情報及び状況情報の履歴情報を、規定のブラウザによって閲覧可能なデータ形式で配信させる手段と、
を備え、ユーザの現在の状況情報と状況情報の履歴情報とを同時に個々のクライアント端末で相互に閲覧可能とした仮想オフィス空間提供装置。 - 1又は2以上のユーザが含まれる1又は2以上のユーザグループを定義する手段と、
前記クライアント端末での閲覧情報を定義されたユーザグループ単位に切り替えるための表示切替プログラムを前記クライアント端末に送信する手段と、
を備える請求項11記載の仮想オフィス空間提供装置。 - ユーザの現在の状況情報と状況情報の履歴情報とには、ユーザの勤務状況を表す画像情報を含む、請求項11又は12記載の仮想オフィス空間提供装置。
- 前記配信させる手段は、状況情報の履歴情報が、ユーザ毎の現在の状況情報の閲覧可能なデータ形式とは別個に一括して閲覧可能なデータ形式で配信させる、請求項11ないし13の何れか一記載の仮想オフィス空間提供装置。
- 前記配信させる手段は、状況情報の履歴情報が、ユーザ毎の現在の状況情報の閲覧可能なデータ形式に対応させてユーザ毎に個別に閲覧可能なデータ形式で配信させる、請求項11ないし13の何れか一記載の仮想オフィス空間提供装置。
- 或るユーザに関する現在の状況情報の更新時に、前記記憶領域に記憶された前回の状況情報更新時からの他のユーザに関する状況情報の履歴情報を規定のブラウザによって閲覧可能なデータ形式で当該或るユーザ用の前記クライアント端末に対して独自に配信させる手段を備える、請求項11ないし15の何れか一記載の仮想オフィス空間提供装置。
- 前記独自に配信させる手段を、或るユーザに関する現在の状況情報の更新時にリアルタイムで実行させる、請求項16記載の仮想オフィス空間提供装置。
- 前記独自に配信させる手段は、ユーザ毎に予め指定された閲覧対象ユーザに関する情報を参照し、当該或るユーザについて予め指定された前記閲覧対象ユーザ中に含まれる他のユーザに関する状況情報の履歴情報を配信させる、請求項16又は17記載の仮想オフィス空間提供装置。
- 前記配信させる手段は、或るユーザに関する現在の状況情報の更新時に、当該或るユーザ用の前記クライアント端末に対しては、前記記憶領域に記憶された前回の状況情報更新時からの他のユーザに関する状況情報の履歴情報を強調表示させるデータを含んで配信させる、請求項11ないし15の何れか一記載の仮想オフィス空間提供装置。
- 強調表示させるデータを含んで配信させる手段を、或るユーザに関する現在の状況情報の更新時にリアルタイムで実行させる、請求項19記載の仮想オフィス空間提供装置。
- 通信ネットワークを介してサーバ端末と複数のクライアント端末とがデータの送受信を行うシステムで実行される仮想オフィス空間提供方法であって、
前記サーバ端末が、
前記通信ネットワークを介して前記クライアント端末をログインさせる工程と、
ログインした前記クライアント端末から送信されたそのユーザの勤務状況に関する状況情報を現在の状況情報として記憶領域に更新自在に記憶する公定と、
順次更新される各ユーザの状況情報をその履歴情報として記憶領域に記憶する工程と、
ログインした前記クライアント端末に対して、前記記憶領域に記憶された他のユーザの現在の状況情報及び状況情報の履歴情報を、規定のブラウザによって閲覧可能なデータ形式で配信させる工程と、
を実行し、
前記規定のブラウザをインストールしている前記クライアント端末が、
前記サーバ端末にログイン情報を送信する工程と、
前記サーバ端末にユーザの勤務状況に関する状況情報を送信する工程と、
前記サーバ端末から配信されたログインした他のユーザの現在の状況情報及び状況情報の履歴情報を前記ブラウザのブラウズ機能を用いて閲覧可能にする工程と、
を実行し、
ユーザの現在の状況情報と状況情報の履歴情報とを同時に個々のクライアント端末で相互に閲覧可能とした仮想オフィス空間提供方法。 - 前記サーバ端末が、
1又は2以上のユーザが含まれる1又は2以上のユーザグループを定義する工程と、
前記クライアント端末での閲覧情報を定義されたユーザグループ単位に切り替えるための表示切替プログラムを前記クライアント端末に送信する工程と、
を実行する請求項21記載の仮想オフィス空間提供方法。 - ユーザの現在の状況情報と状況情報の履歴情報とには、ユーザの勤務状況を表す画像情報を含む、請求項21又は22記載の仮想オフィス空間提供方法。
- 前記配信させる工程は、状況情報の履歴情報が、ユーザ毎の現在の状況情報の閲覧可能なデータ形式とは別個に一括して閲覧可能なデータ形式で配信させる、請求項21ないし23の何れか一記載の仮想オフィス空間提供方法。
- 前記配信させる工程は、状況情報の履歴情報が、ユーザ毎の現在の状況情報の閲覧可能なデータ形式に対応させてユーザ毎に個別に閲覧可能なデータ形式で配信させる、請求項11ないし13の何れか一記載の仮想オフィス空間提供方法。
- 前記サーバ端末が、
或るユーザに関する現在の状況情報の更新時に、前記記憶領域に記憶された前回の状況情報更新時からの他のユーザに関する状況情報の履歴情報を規定のブラウザによって閲覧可能なデータ形式で当該或るユーザ用の前記クライアント端末に対して独自に配信させる工程を実行する、請求項21ないし25の何れか一記載の仮想オフィス空間提供方法。 - 前記独自に配信させる工程を、或るユーザに関する現在の状況情報の更新時にリアルタイムで実行する、請求項26記載の仮想オフィス空間提供方法。
- 前記独自に配信させる工程は、ユーザ毎に予め指定された閲覧対象ユーザに関する情報を参照し、当該或るユーザについて予め指定された前記閲覧対象ユーザ中に含まれる他のユーザに関する状況情報の履歴情報を配信させる、請求項26又は27記載の仮想オフィス空間提供方法。
- 前記配信させる工程は、或るユーザに関する現在の状況情報の更新時に、当該或るユーザ用の前記クライアント端末に対しては、前記記憶領域に記憶された前回の状況情報更新時からの他のユーザに関する状況情報の履歴情報を強調表示させるデータを含んで配信させる、請求項21ないし25の何れか一記載の仮想オフィス空間提供方法。
- 強調表示させるデータを含んで配信させる工程を、或るユーザに関する現在の状況情報の更新時にリアルタイムで実行する、請求項29記載の仮想オフィス空間提供方法。
- 通信ネットワークを介してサーバ端末と複数のクライアント端末とがデータの送受信を行うシステムであって、
前記サーバ端末は、
前記通信ネットワークを介して前記クライアント端末をログインさせる手段と、
ログインした前記クライアント端末から送信されたそのユーザの勤務状況に関する状況情報を現在の状況情報として記憶領域に更新自在に記憶する手段と、
順次更新される各ユーザの状況情報をその履歴情報として記憶領域に記憶する手段と、
ログインした前記クライアント端末に対して、前記記憶領域に記憶された他のユーザの現在の状況情報及び状況情報の履歴情報を、規定のブラウザによって閲覧可能なデータ形式で配信させる手段と、
を備え、
前記クライアント端末は、前記規定のブラウザをインストールしており、
前記サーバ端末にログイン情報を送信する手段と、
前記サーバ端末にユーザの勤務状況に関する状況情報を送信する手段と、
前記サーバ端末から配信されたログインしたユーザの現在の状況情報及び状況情報の履歴情報を前記ブラウザのブラウズ機能を用いて閲覧可能にする手段と、
を備え、
ユーザの現在の状況情報と状況情報の履歴情報とを同時に個々のクライアント端末で相互に閲覧可能とした仮想オフィス空間提供システム。 - 前記サーバ端末は、
1又は2以上のユーザが含まれる1又は2以上のユーザグループを定義する手段と、
前記クライアント端末での閲覧情報を定義されたユーザグループ単位に切り替えるための表示切替プログラムを前記クライアント端末に送信する手段と、
を備える請求項31記載の仮想オフィス空間提供システム。 - ユーザの現在の状況情報と状況情報の履歴情報とには、ユーザの勤務状況を表す画像情報を含む、請求項31又は32記載の仮想オフィス空間提供システム。
- 前記配信させる手段は、状況情報の履歴情報が、ユーザ毎の現在の状況情報の閲覧可能なデータ形式とは別個に一括して閲覧可能なデータ形式で配信させる、請求項31ないし33の何れか一記載の仮想オフィス空間提供システム。
- 前記配信させる手段は、状況情報の履歴情報が、ユーザ毎の現在の状況情報の閲覧可能なデータ形式に対応させてユーザ毎に個別に閲覧可能なデータ形式で配信させる、請求項31ないし33の何れか一記載の仮想オフィス空間提供システム。
- 前記サーバ端末は、
或るユーザに関する現在の状況情報の更新時に、前記記憶領域に記憶された前回の状況情報更新時からの他のユーザに関する状況情報の履歴情報を規定のブラウザによって閲覧可能なデータ形式で当該或るユーザ用の前記クライアント端末に対して独自に配信させる手段を備える、請求項31ないし35の何れか一記載の仮想オフィス空間提供システム。 - 前記独自に配信させる手段を、或るユーザに関する現在の状況情報の更新時にリアルタイムで実行させる、請求項36記載の仮想オフィス空間提供システム。
- 前記独自に配信させる手段は、ユーザ毎に予め指定された閲覧対象ユーザに関する情報を参照し、当該或るユーザについて予め指定された前記閲覧対象ユーザ中に含まれる他のユーザに関する状況情報の履歴情報を配信させる、請求項36又は37記載の仮想オフィス空間提供システム。
- 前記配信させる手段は、或るユーザに関する現在の状況情報の更新時に、当該或るユーザ用の前記クライアント端末に対しては、前記記憶領域に記憶された前回の状況情報更新時からの他のユーザに関する状況情報の履歴情報を強調表示させるデータを含んで配信させる、請求項31ないし35の何れか一記載の仮想オフィス空間提供システム。
- 強調表示させるデータを含んで配信させる手段を、或るユーザに関する現在の状況情報の更新時にリアルタイムで実行させる、請求項39記載の仮想オフィス空間提供システム。
- 請求項1ないし10のいずれか一記載の仮想オフィス空間提供プログラムを記憶する記憶媒体。
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2004335484A JP2006146537A (ja) | 2004-11-19 | 2004-11-19 | 仮想オフィス空間提供プログラム、仮想オフィス空間提供装置、仮想オフィス空間提供方法、仮想オフィス空間提供システム、及び仮想オフィス空間提供プログラムを記憶する記憶媒体 |
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JP2013153402A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-08-08 | Ricoh Co Ltd | 伝送管理装置、伝送システム、伝送管理方法およびプログラム |
JP2019144620A (ja) * | 2018-02-16 | 2019-08-29 | カシオ計算機株式会社 | 情報処理装置及びプログラム |
JP2020141208A (ja) * | 2019-02-27 | 2020-09-03 | 株式会社沖ワークウェル | コミュニケーションシステム |
CN115082019A (zh) * | 2022-06-17 | 2022-09-20 | 深圳市鸿普森科技股份有限公司 | 公共办公空间信息服务管理平台 |
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2004
- 2004-11-19 JP JP2004335484A patent/JP2006146537A/ja active Pending
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