JP2004070517A - Webページ表示画面共有システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】中継サーバ1は、顧客端末4から同期モードのログイン要求を受け、顧客端末4をユーザ情報記憶手段7に記憶する。中継サーバ1は、顧客端末4の同期表示コントローラ41が表示していたページA1をWWWサーバ2へ要求して取得したページA1に相当するページB1を生成し、ページA1とB1のURLを記憶し顧客端末4と既に同期モードのオペレータ端末3へページB1を返す。顧客端末4のログアウト通知を受けて、中継サーバ1は、その時に表示中のページB3に対応するページA3のURLを端末3、4へ送信する。各端末3、4は、同期表示コントローラ31、41を消滅させて同期モードを解除し、受け取ったURLでWWWサーバ2に要求したページA3を表示する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のコンピュータ端末間で、WWWブラウザで同一のWebページを連携して表示するWebページ表示画面共有システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
WWWブラウザによるWebページの表示処理は、本来は、ブラウザごとに独立した処理であるが、別々の端末で起動するブラウザから同一のWebページを連携して表示できるWebページ表示画面共有システムがある。
【0003】
このようなWebページを共有するシステムとして「協調作業システムおよび記録媒体」がある(特開2000−112862)。この従来システムでは、ブラウザからの要求に応じて該当するWebページを返信するWWWサーバと、ブラウザからの全クライアント名の要求に応じて全クライアント名を返信するサーバと、WWWサーバに共有画面の要求を送信して返信された共有画面およびコントロール画面を表示すると共に、コントロール画面を表示したことに対応してサーバに接続中の全クライアント名の要求を行い返信された全クライアント名をコントロール画面上に表示するブラウザとを備え、複数のブラウザとWWWサーバーをネットワークに接続して協調作業を行う。
【0004】
例えば、証券会社がインターネット上にサイトを持ち、さらにオンライン・ヘルプデスク・サービスを提供しているとする。サイトで提供されている情報などの利用方法がわからない顧客が、ヘルプデスクのオペレータに対してブラウザの表示画面共有を依頼すると、ヘルプデスクのオペレータは、オペレータのブラウザで表示するWebページを連動させて顧客のブラウザに表示させる同期モードでの表示を制御する同期表示処理アプレット(プログラム)と表示するWebページのURLとを顧客端末へ送信する。そして、顧客のブラウザでは、表示画面の操作権限を持つオペレータの操作に連動してWebページが表示される。オペレータは、このような同期モードの表示画面を利用して、顧客にサイトの操作方法や情報内容などを説明していく。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のWebページ表示画面共有システムでは、表示画面共有依頼を受けたコンピュータ端末側だけが表示画面の共有状態を解除することができ、表示画面共有を依頼したコンピュータ端末からは共有状態の解除をすることはできなかった。
【0006】
例えば、上記の証券会社のヘルプデスク・サービスでは、顧客側ブラウザで同期モード中に表示するWebページのURLはサーバ側(オペレータ側)から通知されているために、オペレータの説明終了後に顧客が同期モードを終了させたいと考えても、オペレータが同期モードの表示処理制御を終了させない限り、顧客自らが同期モードの表示処理制御を解除して通常の表示処理の操作を行うことはできなかった。
【0007】
また、同期モード表示が解除されると、WWWブラウザが、同期モード中に表示していたページ情報もクリアされてしまうため、顧客は、同期モード中に表示されたWebページを非同期モードで再度表示させたい場合には、そのWebページのページ情報(URL)を改めて入力などする必要があった。
【0008】
また従来のWebページ表示画面共有システムでは、オペレータのみならず顧客側にも専用もしくは特定のログインページが存在し、この特定のログインページを表示させて同期モードに切り替える必要がある。そのため、多数のWebページの中で、ヘルプサポートを必要とした時だけWebページから同期モードにスムーズに切り替えるということができなかった。
【0009】
また従来のWebページ表示画面共有システムでは、非同期モードから同期モードに切り替わった際に、オペレータが操作の主導権をとるため、ヘルプを必要とするページまで導く作業が発生する。モードの切り替え時に、顧客側が主体となってヘルプを必要とするページをオペレータに伝達する手段がなかった。
【0010】
WWWブラウザでのWebページの表示処理に対する操作は個別的な作業であり、非同期モードから同期モードへの切り替え、および、同期モードから非同期モードへの切り替えを容易に行えるWebページ表示画面共有システムが求められている。
【0011】
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、WWWブラウザでWebページを表示する処理について、非同期モード(通常表示処理の状態)から同期モードへの切り替え、および、同期モードから非同期モードへの切り替えがシームレスになされているようにみえるWebページ表示画面共有システムを提供することである。
【0012】
さらに、本発明の目的は、同期モードから非同期モードへの切り替え、すなわち同期モード表示の解除を、同期モード要求側からも行えるようなWebページ表示画面共有システムを提供することである。
【0013】
さらに、本発明の目的は、同期モード解除後に、同期モード中に表示していた複数のWebページを非同期モードにおいても表示できるようなWebページ表示画面共有システムを提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明は、表示要求に応じて該当するWebページを返信するWWWサーバと、Webページを表示処理するWWWブラウザを備えて同一のWebページを連携して表示処理する同期モードによりWebページを表示する複数のコンピュータ端末とにより、複数のユーザが同一のWebページの表示画面を共有するシステムにおいて、前記コンピュータ端末と前記WWWサーバとの情報のやりとりを中継する中継サーバを備え、前記中継サーバは、前記コンピュータ端末から同期モードへのログイン要求とログイン時にWWWブラウザで表示していたWebページのログイン時ページ情報とを受信し、同期モードでWebページを連携して表示処理する二以上のコンピュータ端末をグループにして登録し、当該コンピュータ端末の識別情報をユーザ情報記憶手段に記憶するユーザ情報登録手段と、前記ログイン要求したコンピュータ端末からのログイン時ページ情報またはWebページの表示要求を受けて前記WWWサーバへ表示要求を行う同期用ページ要求手段と、前記WWWサーバから取得した該当Webページをもとにキャッシュページを作成し、当該キャッシュページをキャッシュページ記憶手段に記憶するキャッシュページ作成手段と、前記Webページのページ情報と前記キャッシュページのページ情報とを対応付けてページ情報記憶手段に記憶するページ情報管理手段と、前記表示要求をしたコンピュータ端末が属するグループのコンピュータ端末へ前記キャッシュページを配信するキャシュページ配信手段と、前記コンピュータ端末から同期モードからのログアウト要求を受信して、当該コンピュータ端末に対し、ログアウト要求受け付け時に表示されていたキャッシュページに対応するWebページのページ情報もしくは同期モード中に連携して表示処理していたキャッシュページに対応するWebページのページ履歴情報を含むログアウト情報を送信するログアウト時情報送付手段とを備え、前記コンピュータ端末は、同期モードへのログイン要求および前記ログイン時ページ情報を送出するログイン処理手段と、前記コンピュータ端末を同期モードにして、Webページの表示要求を前記中継サーバへ送出し、前記中継サーバから表示要求にかかるキャッシュページ、またはWebページのページ情報もしくはページ履歴情報を取得して、前記WWWブラウザへ渡す同期表示コントロール手段と、前記中継サーバへ同期モードのログアウト通知を送出するログアウト通知手段と、前記中継サーバからログアウト情報を受け取ると、前記同期表示コントロール手段を消滅させて同期モードを解除する同期表示コントローラ消滅処理手段と、前記同期モード解除後に、前記ページ情報もしくは前記ページ履歴情報をもとに前記WWWサーバへ表示要求し、前記WWWサーバから取得したWebページを表示処理するページ表示処理手段を備える。
【0015】
本発明では、中継サーバが、同期モードへのログイン要求とWWWブラウザを持つコンピュータ端末からログイン時に表示していたWebページのページ情報を含むログイン情報とを受け付けると、同期モード表示処理するコンピュータ端末の識別情報をグループにしてユーザ情報記憶手段に記憶する。
【0016】
コンピュータ端末では、中継サーバから同期表示コントローラをダウンロードして自動的に起動させ、WWWブラウザを同期モードにする。また、中継サーバでは、ログイン情報に含まれていたログイン時のWebページのページ情報を用いてWWWサーバへ表示要求を送出し、取得した該当するWebページをもとにキャッシュページを作成し、前記Webページのページ情報と前記キャッシュページのページ情報とを対応付けたページ情報をページ情報記憶手段に記憶する。そして、前記キャッシュページを、ログイン要求元コンピュータ端末および当該コンピュータ端末と同じグループのコンピュータ端末へ配信する。コンピュータ端末の同期表示コントローラでは、ログイン要求時に表示中のWebページに相当する前記キャッシュページを中継サーバから受け取って表示する。
【0017】
以降、中継サーバでは、同期モード中のコンピュータ端末の同期表示コントローラからWebページの表示要求を受信する度に、受信した表示要求によりWWWサーバから取得した該当Webページをもとにキャッシュページを生成し、Webページのページ情報とキャッシュページのページ情報との対応関係を記憶して、生成したキャッシュページをそのグループのコンピュータ端末それぞれへ配信する処理を繰り返す。
【0018】
その後、同期モード中のコンピュータ端末からログアウト要求を受け取ると、ページ情報記憶手段を検索して、ログアウト時に連携して表示処理されていたキャッシュページに対応するWebページのページ情報を含むログアウト情報を、当該コンピュータ端末のWWWブラウザへ送信する。コンピュータ端末では、ログアウト情報を受け取ると、前記同期表示コントローラを消滅させて同期モードを解除し、ログアウト情報に含まれるページ情報をもとにWWWサーバへ表示要求し、取得したWebページを表示する。
【0019】
このように、本発明により、WWWブラウザでWebページの表示画面を共有するシステムにおいて、非同期モードから同期モードへの切り替え、および、同期モードから非同期モードへの切り替え時に、同一の内容のページを表示できるようにして、モードの切り替えがシームレスになされているようにみえるWebページ表示画面共有システムを提供することができる。
【0020】
また、同期モード要求側であるコンピュータ端末から、同期モード表示の解除を行えることが可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1に、本発明の実施の形態における構成例を示す。図1に示す本発明を実現するWebページ表示システムは、インターネット上のサイトで顧客に対してオペレータによるヘルプサービスを提供する場合に適用されているものとする。
【0022】
Webページ表示システムは、中継サーバ1、WWWサーバ2、オペレータ端末3、顧客端末4からなり、中継サーバ1、WWWサーバ2、オペレータ端末3、顧客端末4はインターネット9に接続されている。
【0023】
中継サーバ1は、オペレータ端末3および顧客端末4で同期モードの表示処理を行う場合に、WWWサーバ2が提供するWebページA1、A2、A3などの表示要求を中継して生成したWebページA1、A2、A3などに相当するキャッシュページB1、B2、B3などを提供するサーバである。
【0024】
中継サーバ1は、キャッシュページB1、B2、B3などを記憶するキャッシュページ記憶手段5、同期モードにログインしているオペレータ端末3および顧客端末4を管理するためのユーザ一覧61を記憶するユーザ情報記憶手段6、および中継サーバ1でキャッシュしたWebページを管理するためのページ一覧71を記憶するページ情報記憶手段7を備える。
【0025】
WWWサーバ2は、WebページA1、A2、A3などをWebページ記憶手段8に記憶して、表示要求に応じてWebページを返却するサーバである。
【0026】
オペレータ端末3は、ヘルプサービスを提供するオペレータが使用するクライアント端末であり、同期表示コントローラ31およびWWWブラウザ32を備える。
【0027】
同期表示コントローラ31は、中継サーバへWebページの表示要求を送出し、中継サーバ1から返却されたキャッシュページをWWWブラウザ32へ渡し、または、ログアウト通知時に中継サーバ1からログアウト情報を受け取り、ログアウト情報の中のページ情報もしくはページ履歴情報をWWWブラウザ32へ渡す手段である。同期表示コントローラ31は、中継サーバ1からオペレータ端末3のWWWブラウザ32へダウンロードされ、ダウンロード完了後に自動的に起動する。
【0028】
WWWブラウザ32は、取得したページ情報を用いてWWWサーバ2へWebページの表示要求し、返却されたWebページを表示する処理手段である。
【0029】
顧客端末4は、ヘルプサービスを享受する顧客が使用するクライアント端末であり、同期表示コントローラ41およびWWWブラウザ42を備える。同期表示コントローラ41およびWWWブラウザ42は、それぞれ同期表示コントローラ31およびWWWブラウザ32とほぼ同様の処理を行う。
【0030】
図2に、中継サーバ1の内部構成例を示す。中継サーバ1は、Webページ要求手段11、キャッシュページ作成手段12、キャッシュページ配信手段13、ユーザ一覧変更手段14、ログアウト時情報送付手段15を備える。
【0031】
Webページ要求手段11は、ログイン時に含まれるページ情報または同期モード中に同期表示コントローラ31、41からの表示要求を受けて、WWWサーバ2にWebページの表示要求を行う手段である。
【0032】
キャッシュページ作成手段12は、WWWサーバ2から取得したWebページA1、A2、A3などに相当するキャッシュページB1、B2、B3などを作成してキャッシュページ記憶手段5に記憶し、取得したWebページおよびそのキャッシュページとの対応関係を管理するためのページ一覧71をページ情報記憶手段7に記憶して管理する手段である。
【0033】
キャッシュページ配信手段13は、表示要求されたWebページに相当するキャッシュページを要求元端末(オペレータ端末3および顧客端末4)の同期表示コントローラ31、41へ配信する手段である。
【0034】
ユーザ一覧変更手段14は、端末(オペレータ端末3または顧客端末4)からログイン要求またはログアウト通知があった場合に受け取った情報にもとづいてユーザを管理するためのユーザ一覧61をユーザ情報記憶手段6に登録し、および更新する手段である。
【0035】
ログアウト時情報送付手段15は、顧客端末4からログアウト通知があった場合に、ページ情報記憶手段7のページ一覧71からログアウト時に表示されていたWebページのページ情報もしくは同期モード中に表示されたWebページのページ履歴情報を顧客端末4へ送付する手段である。また、オペレータ端末3でログアウト通知の許否を判定する場合には、オペレータ端末3へログアウト通知を送信する手段である。
【0036】
図3に、ユーザ情報記憶手段6で記憶されるユーザ一覧61のデータ構成例を示す。ユーザ一覧61は、対応席ごとにユーザ識別子、ログイン時間、IPアドレス、および付加情報の項目から構成されている。
【0037】
対応席は、オペレータが顧客と対応するためのブースのように、中継サーバ1におけるオペレータ端末3と顧客端末4との1組の同期モードの表示処理を管理するための単位である。本形態では、各対応席は、オペレータと顧客とが1対1で利用可能なものであって、一つの対応席には、一人のオペレータのみが設定され、また、顧客はオペレータが設定されている対応席にだけ設定されるように定義される。図3に示すユーザ一覧で、「対応席1」はオペレータAとユーザBとにより使用されていることを示す。また、「対応席2」はオペレータBのみが在席して顧客待ち受け状態であることを、「対応席3」は空席であることを示している。
【0038】
ユーザ識別子は、対応席を使用するユーザ、すなわち中継サーバ1にログインしているオペレータおよび顧客を一意に特定する識別情報(識別子)を設定する項目である。ログイン時間は中継サーバ1へのログイン時刻およびその時間を記録する項目、IPアドレスは、オペレータ端末3または顧客端末4のTCP/IPプロトコルにおける識別情報であるIPアドレスを記録する項目である。付加情報には、顧客の氏名、顧客端末4のWWWブラウザ42のバージョン情報、ドメイン名などの情報が記録される。
【0039】
図4に、ページ情報記憶手段7で記憶されるページ一覧71のデータ構成例を示す。ページ一覧71は、対応席ごとに、表示要求されたWebページと、キャッシュしたキャッシュページを管理するための情報であって、URLとキャッシュとの項目からなる。
【0040】
URLには、WWWサーバ2のWebページ記憶手段8に記憶されてWWWブラウザ32、42に要求されたWebページのページ情報が記録される。また、キャッシュには、中継サーバ1がキャッシュしてキャッシュページ記憶手段5に記録したWebページに相当するキャッシュページのページ情報が記録される。ここで、URLおよびキャッシュに記録するページ情報として、WebページおよびキャッシュページのURL(Uniform Resource Locator)からホスト名とドメイン部分のみを抽出した情報を用いる。記録するWebページがフレームである場合には、1つのレコードに複数のURLを記録するようにしてもよい。
【0041】
また、レコードには、URLごとの認証情報を付加することも可能である。この場合には、ドメイン毎に認証用のユーザ名やパスワードなどの対応する情報を記録する。
【0042】
図5に、オペレータ端末3の同期表示コントローラ31の内部構成例を示す。同期表示コントローラ31は、待ち受け画面表示手段310、同期用ページ要求手段311、キャッシュページ表示処理手段312、顧客ログアウト許可判定手段313、ログアウト通知手段314、およびコントローラ消滅処理手段315を備える。
【0043】
待ち受け画面表示手段310は、同期モードによる表示処理が可能なオペレータ端末、すなわちユーザ一覧61の対応席に設定されたオペレータ端末3において、顧客待機中に表示される待ち受け画面を中継サーバ1から取得し、WWWブラウザ32に渡す手段である。
【0044】
同期用ページ要求手段311は、同期モードにおいてWWWサーバ2が保持するWebページの取得を中継サーバ1へ要求する手段である。
【0045】
キャッシュページ表示処理手段312は、中継サーバ1から取得した表示要求にかかるWebページに相当するキャッシュページをWWWブラウザ32に渡す手段である。
【0046】
顧客ログアウト許可判定手段313は、中継サーバ1を介して通知された顧客端末4のログアウト通知を許可するか否かを判定する手段である。
【0047】
ログアウト通知手段314は、オペレータ端末3からログアウトを行う場合に、中継サーバ1へログアウトを通知する手段である。
【0048】
コントローラ消滅処理手段315は、ログアウト情報を受け取ると同期表示コントローラ31を消滅させる処理を行う手段である。
【0049】
図6に、顧客端末4の同期表示コントローラ41の内部構成例を示す。同期表示コントローラ41は、同期用ページ要求手段411、キャッシュページ表示処理手段412、ログアウト通知手段414、およびコントローラ消滅処理手段415を備える。これらの各手段は、図5に示す同期用ページ要求手段311、キャッシュページ表示処理手段312、ログアウト通知手段314、およびコントローラ消滅処理手段315と同様の処理を行う。顧客端末4は、待ち受け画面表示手段310および顧客ログアウト許可判定手段313を備えていない点がオペレータ端末3と異なる。
【0050】
図7に、オペレータ端末3のWWWブラウザ32の内部構成例を示す。WWWブラウザ32は、非同期用ページ要求手段321、ページ表示処理手段322、ログイン処理手段323、およびコントローラ取得手段324を備える。
【0051】
非同期用ページ要求手段321は、通常の表示処理状態(非同期モード)においてWWWサーバ2に対してWebページの表示要求を行う手段である。ページ表示処理手段322は、WWWサーバ2から返却されたWebページを表示する手段である。
【0052】
ログイン処理手段323は、中継サーバ1に対し同期モードへのログインを通知する手段である。ログイン処理手段323は、非同期用ページ要求手段321により取得した所定のWebページ(例えばログインページ)に組み込まれた状態で取得されてWWWブラウザ32内に構成される。
【0053】
コントローラ取得手段324は、中継サーバ1から同期表示コントローラ31を取得する手段である。取得した同期表示コントローラ31は、中継サーバ1からダウンロードされてオペレータ端末3内に保持され、直ちに起動される。
【0054】
顧客端末4のWWWブラウザ42は、非同期用ページ要求手段421、ページ表示処理手段422、ログイン処理手段423、およびコントローラ取得手段424を備える。これらの各処理手段は、図7に示すWWWブラウザ32と同様の処理手段であるので説明を省略する。
【0055】
図8に、顧客端末4のWWWブラウザ42により表示される画面の構成例を示す。表示画面430は、WWWブラウザ42の処理を行うための種々の操作ボタンが配置されたブラウザのツールバー431と、WWWサーバ2から取得したWebページの内容が表示されるページ表示部432から構成される。
【0056】
ブラウザのツールバー431には、現在表示中ページの直前に表示されたWebページを表示する前ページ表示ボタン433、現在表示中ページの直後に表示されたWebページを表示する次ページ表示ボタン434、Webページのダウンロードを中止する中止ボタン435、表示要求するWebページのURLを指定するURL入力部436など設けられる。ページ表示部432には、通常のWebページが非同期モードで表示される。
【0057】
同期モードでのサービスへのログインが可能なように構成されたWebページ(ログインページ)では、同期モード切替ボタン437が表示される。同期モード切替ボタン437は、非同期モードから同期モードへ切り替えるために、中継サーバ1から同期表示コントローラ31をダウンロードする処理を開始するためのボタンである。
【0058】
顧客がマウスクリックなどにより同期モード切替ボタン437を選択・実行すると、WWWブラウザ42のログイン処理手段423により中継サーバ1へ同期ログイン処理のためのログイン情報が通知される。そして、中継サーバ1では、ログイン情報を取得して、同期表示コントローラ41を送信する。
【0059】
これにより、予め同期表示コントローラ機能を備えた特殊なWebページブラウザを利用したり、同期表示コントローラをプラグインプログラムとしてWWWブラウザに組み込む必要がなく、Webページを表示する一般的なWWWブラウザを利用して簡単に同期モードの表示処理へ移行することができる。
【0060】
図9に、顧客端末4の同期表示コントローラ41により表示される画面の構成例を示す。表示画面440は、同期表示コントローラ41の処理を行うための種々の操作ボタンが配置されたコントローラのツールバー441と、中継サーバ1から取得したキャッシュページの内容が表示されるキャッシュページ表示部442から構成される。
【0061】
コントローラのツールバー441には、図8に示すツールバー431と同様に、前ページ表示ボタン443、次ページ表示ボタン444、中止ボタン445、URL入力部446など設けられる。
【0062】
キャッシュページ表示部442には、Webページの代わりに中継サーバ1から取得したキャッシュページが表示される。キャッシュページは非同期モード切替ボタン447を設けるように構成されている。
【0063】
非同期モード切替ボタン447は、同期モードから非同期モードへ切り替えるために、中継サーバ1からログアウトを通知するための処理を開始するためのボタンである。顧客がマウスクリックなどにより非同期モード切替ボタン447を選択・実行すると、同期表示コントローラ41のログアウト通知手段414により中継サーバ1へログアウト通知が送信される。
【0064】
なお、非同期モード切替ボタン447は、コントローラのツールバー441に設けるようにしてもよい。また、同期表示コントローラ41が起動・実行されている場合の同期モードの表示画面では、操作上の混乱を回避するために、図9に示すように、ブラウザのツールバー431は表示させないようにしているが、ブラウザのツールバー431およびコントローラのツールバー441を同時に表示して、操作可能か否かの状態を区別できるように表示してもよい。
【0065】
以下に、本発明の処理の流れを説明する。
【0066】
図10に、オペレータがログインする場合の非同期モードから同期モードへの切替処理の流れを示す。
【0067】
オペレータ端末3において、WWWブラウザ32の非同期用ページ要求手段321により、オペレータ用ログインページ(ページC1)の表示要求をWWWサーバ2へ通知すると(ステップS1)、WWWサーバ2からページC1が返却される(ステップS2)。そして、オペレータがページC1に構成されている同期モード切替ボタン437をクリックすると、ログイン処理手段323により同期ログイン要求および所定のIDなどのログイン情報を中継サーバ1へ送信して同期ログイン処理を実行する(ステップS3)。
【0068】
中継サーバ1では、オペレータ端末3から送信されたログイン情報を取得し、ユーザ一覧変更手段14によりユーザ一覧61にログイン情報を追加する。これによりオペレータの識別情報が空席の対応席に記録され、待ち受け席に入ることになる(ステップS4)。
【0069】
そして、キャッシュページ作成手段12により、同期表示コントローラ31と待ち受けページとから構成される同期画面を作成し(ステップS5)、キャッシュページ配信手段13により、この同期画面をオペレータ端末3に送信する(ステップS6)。
【0070】
オペレータ端末3では、WWWブラウザ32のページ表示処理手段322により中継サーバ1から同期画面を取得し、コントローラ取得手段324により同期画面中の同期表示コントローラ31を取得する。その後同期表示コントローラ31が起動してコントローラのツールバー441と待ち受けページとからなる同期画面(待ち受け画面)を表示して(ステップS7)、顧客のログインを待機する(ステップS8)。
【0071】
図11に、顧客がログインする場合の非同期モードから同期モードへの切替処理の流れを示す。
【0072】
オペレータ端末3が顧客のログインを待機している間に(ステップSS8)、顧客端末4のWWWブラウザ42の非同期用ページ要求手段421により、通常のWebページ(ページA1)の表示要求がWWWサーバ2へ送信されて(ステップS10)、WWWサーバ2からページA1が返却される(ステップS11)。さらに、顧客がヘルプが必要ない別のWebページ(ページA2)への遷移を行うと、WWWブラウザ42の非同期用ページ要求手段421により、ページA2の表示要求がWWWサーバ2へ返却され(ステップS12)、WWWサーバ2からページA2が返却される(ステップS13)。顧客は、同様の処理を繰り返して非同期モードでWebページを遷移していく。
【0073】
ここで、非同期モードで表示されているページA3に同期モード切替ボタン437が設けられているとし、顧客がページA3を閲覧中にオペレータのヘルプが必要になったとする。顧客が同期モード切替ボタン437をクリックすると、ログイン処理手段323により、顧客ログイン用のプロトコルR1を中継サーバ1へ送信して顧客ログインを実行する(ステップS14)。
【0074】
図12に、プロトコルR1のデータ構成例を示す。プロトコルR1は、ログイン情報および表示中Webページ情報からなる。ログイン情報は、例えばユーザ識別子、IPアドレス、パスワードなどであり、表示中Webページ情報は、WWWブラウザ42で現在表示しているWebページのページ情報(ページA3のURLなど)である。
【0075】
中継サーバ1ではユーザ一覧変更手段14により、プロトコルR1のログイン情報を取得し(ステップS15)、ユーザ一覧61の中のオペレータ情報を照会し、オペレータがすでに設定され顧客が未設定である対応席に取得したログイン情報を設定し、顧客端末4が接続する対応席を決定する(ステップS16)。
【0076】
さらに、Webページ要求手段11により、プロトコルR1のWebページの情報(ページA3のURL)をもとにWWWサーバ2へ表示要求を送信し、WWWサーバ2はページA3を返却する(ステップS17)。キャッシュページ作成手段12では、ページA3を元にキャッシュページB3を生成し、ページA3のURLとキャッシュページB3のURLとをページ一覧71へ記憶する(ステップS18)。
【0077】
そして、キャッシュページ作成手段12により、同期表示コントローラ41とキャッシュページB3とから構成される同期画面を作成し、キャッシュページ配信手段13により、この同期画面をオペレータ端末3に送信する(ステップS19)。
【0078】
顧客端末4では、WWWブラウザ42のページ表示処理手段422により同期画面を取得し、コントローラ取得手段424により、同期画面中の同期表示コントローラ41を取得する。その後、同期表示コントローラ41が起動し、コントローラのツールバー441を表示する。さらに、同期表示コントローラ41のキャッシュページ表示処理手段412により、キャッシュページB3を表示する。ここでは、キャッシュページB3は、キャッシュページ表示処理手段412によりWWWブラウザ42のページ表示処理手段422へ渡されて表示される(ステップS110)。
【0079】
同時に、キャッシュページ配信手段13により、キャッシュページB3をオペレータ端末3へ送信し(ステップS111)、オペレータ端末3の同期表示コントローラ31のキャッシュページ表示処理手段312により、待ち受けページがキャッシュページB3に変更される(ステップS112)。
【0080】
これにより、顧客端末4およびオペレータ端末3で表示される画面には、WebページA3に相当する同一のキャッシュページB3が表示される。そして、表示要求にかかるWebページに相当するキャッシュページが両端末の同期表示コントローラ31、41に送信されるため、連携して表示が遷移する同期モードが実現する。
【0081】
また、端末では、WWWブラウザ32、42で表示していたWebページA3と、同期表示コントローラ31、41の制御の下で表示されるキャッシュページB3とは同一の内容であるため、端末側からは表示画面がシームレスに同期モードに移行したように感じられる。
【0082】
図13に、同期モード中のページ遷移処理の流れを示す。
【0083】
顧客端末4とオペレータ端末3とのページ表示処理が同期モードである間に、オペレータ端末3での操作により、現在表示中のキャッシュページB3からページA4へページ遷移する。同期用ページ要求手段311により、中継サーバ1へ遷移先のページ情報(ページA4のURL)とその表示要求を送信する(ステップS20)。
【0084】
中継サーバ1では、Webページ要求手段11により、ページ情報を取得してページA4の表示要求をWWWサーバ2へ送信すると(ステップS21)、WWWサーバ2がページA4を返却する(ステップS22)。そして、キャッシュページ作成手段12により、ページA4をもとにキャッシュページB4を作成し、ページA4のURLとキャッシュページB4のURLとをページ一覧71に記憶する(ステップS23)。さらに、キャッシュページB4をオペレータ端末3および顧客端末4の各同期表示コントローラ31、41へ送信する(ステップS24)。各同期表示コントローラ31、41では、キャッシュページ表示処理手段312、412により、現在表示中のキャッシュページB3から受信したキャッシュページB4に表示を変更する(ステップS25)。
【0085】
さらに、オペレータの操作によりWebページA4からWebページA5へ、さらにWebページA5からWebページA6へのページ遷移が生じた場合には、同様の処理により、中継サーバ1がこれらのページ情報を中継し、WWWサーバ2から取得したWebページA5、A6に相当するキャッシュページB5、B6を作成してオペレータ端末3および顧客端末4へ送信する(ステップS20〜ステップS24)。各端末の同期表示コントローラ31、41では、それぞれ取得したキャッシュページに表示を変更する(ステップS26、ステップS27)。
【0086】
さらに、中継サーバ1のキャッシュページ作成手段12は、表示要求にもとづいてキャッシュページを作成するたびに、ページ一覧71のURL(Webページのページ情報)とキャッシュ(作成したキャッシュページのページ情報)の項目を更新していく。なお、キャッシュページ作成手段12により、キャッシュページ作成順に対応するWebページのページ情報を追加し、ページ一覧71に履歴情報を記憶させるようにしてもよい。
【0087】
このように、同期モード中にオペレータがページ遷移を操作すると、顧客端末4で表示されるページも連携して遷移していくので、顧客は、遷移するページを確認しながらオペレータの説明を受けることができる。
【0088】
さらに、同期表示コントローラ31、41が表示する同期モードの表示画面440にインターネット電話機能やチャット機能が組み込まれている場合には、顧客とオペレータとの間で、表示されているページの内容について説明を受けたり、ページ遷移についてのナビゲートを受けたり、オペレータによる代行入力や、マーカ機能によるポインティングや指示を受けたりすることが可能となる。
【0089】
図14に、顧客がログアウトする場合の同期モードから非同期モードへの切替処理の流れを示す。
【0090】
キャッシュページB6の表示中にオペレータの説明が終了して、顧客が同期モードからのログアウトを行うとする。顧客端末4の同期表示コントローラ41のログアウト通知手段414により、ログアウト要求を中継サーバ1へ送信する(ステップS30)。中継サーバ1では、ユーザ一覧変更手段14により、ユーザ一覧61から該当する顧客の情報をクリアして更新する(ステップS31)。
【0091】
さらに、ログアウト時情報送付手段15により、ページ一覧71を参照してプロトコルR2を生成し、オペレータ端末3および顧客端末4の各同期表示コントローラ31、41へプロトコルR2を送信しログアウトを通知する(ステップS32、S33)。
【0092】
図15にプロトコルR2のデータ構成例を示す。プロトコルR2は、ログアウト通知およびWebページ情報からなる。Webページ情報は、ログアウト通知時に同期モードで表示していたキャッシュページB6に対応するWebページのページ情報(ページA6のURLなど)である。また、Webページ情報として、同期モード中に表示された全てのキャッシュページに対応するWebページの履歴情報であってもよい。
【0093】
顧客端末4の同期表示コントローラ41では、プロトコルR2を受け取ると、コントローラ消滅処理手段415により、Webページ情報(ページA6のURL)をWWWブラウザ42に渡し、その後に同期表示コントローラ41自体を削除する処理を行う(ステップS34)。
【0094】
WWWブラウザ42では、非同期用ページ要求手段421により、受け取ったページA6のURLをもとにWWWサーバ2へ表示要求し(ステップS35)、WWWサーバ2はページA6を返却し(ステップS36)、ページ表示処理手段422によりページA6を表示する(ステップS37)。
【0095】
また、オペレータ端末3の同期表示コントローラ31では、プロトコルR2を受け取ると、待ち受け画面表示手段310により、キャッシュページB6を待ち受けページ示へ戻し(ステップS38)、待ち受けページを表示して顧客のログインを待機する(ステップS39)。
【0096】
これにより、顧客は、オペレータの説明が終了するなど同期モードでの閲覧が必要なくなった場合には、顧客端末4からのログアウト操作により、いつでも同期モードを解除することができる。
【0097】
また、顧客端末4のWWWブラウザ42では、同期モードへのログイン時にはページA3を表示していたが、同期モードからのログアウト時すなわち非同期モードへ戻った時には、同期モードの最後に表示していたページB6と同じページA6を表示することになる。このように同期モードから非同期モードへの移行時にも同じページが表示されているため、顧客にとって、同期モードから非同期モードへの表示の変更がシームレスに行われているように見える。
【0098】
なお、顧客端末4のWWWブラウザ42は、同期モードからのログアウト時に同期表示コントローラ41から同期モード中に表示されたWebページの履歴情報を受け取ることもできる。この場合には、WWWブラウザ42では、同期モードからのログアウト時にはページA6を表示するが、ブラウザのツールバー431の前ページ表示ボタン433をクリックすることにより、同期モード中に表示されたページの履歴情報にもとづいて、ページA6からページA5へ、さらにページA5からページA4へとページを遷移させて表示させることができる。これにより、顧客は同期モード時にオペレータから説明を受けてきた内容を、再度自分のペースでページを遷移させて確認することができる。
【0099】
図16に、顧客がオペレータの許可を得てログアウトする場合の同期モードから非同期モードへの切替処理の流れを示す。
【0100】
キャッシュページB6の表示中にオペレータの説明が終了して、顧客が同期モードからのログアウトを行うとする。顧客端末4の同期表示コントローラ41のログアウト通知手段414により、ログアウト要求および所定のユーザIDなどのログアウト情報を中継サーバ1へ送信する(ステップS40)。中継サーバ1では、ログアウト時情報送付手段15により、オペレータ端末3の同期表示コントローラ31へ顧客からのログアウト情報を送信する(ステップS41)。
【0101】
オペレータ端末3では、同期表示コントローラ31の顧客ログアウト許可判定手段313により、受け取ったログアウト情報をもとにログアウト要求を許可するか否かを判定し、許可する(YES)ならば、ログアウト許可を中継サーバ1に通知する(ステップS42)。
【0102】
中継サーバ1では、オペレータ端末3からログアウト許可を受信すると、ユーザ一覧変更手段14により、ユーザ一覧61から該当する顧客の情報をクリアして更新する(ステップS43)。さらに、ログアウト時情報送付手段15により、ページ一覧71を参照してプロトコルR2を生成し、オペレータ端末3および顧客端末4の各同期表示コントローラ31、41へ通知する(ステップS44、S45)。以降の処理ステップS46〜ステップS411は、図14に示すステップS34〜ステップS39と同様である。
【0103】
このように、中継サーバ1が顧客端末4から受け取ったログアウト通知をオペレータ端末3へ通知することにより、顧客側から勝手に同期モードからログアウトできないようにすることが可能である。複数の顧客端末4とオペレータ端末3とがグループとして同期モードで連携表示している場合などに、グループ内の顧客端末4での表示のモードを揃って切り替えたいときに、1つの顧客端末4だけが同期モードからログアウトしてしまうことを防止することができる。
【0104】
図17に、オペレータがログアウトする場合の同期モードから非同期モードへの切替処理の流れを示す。
【0105】
オペレータが対応席から離席などする場合に、オペレータ端末3から同期モードのログアウトを行うとする。オペレータ端末3の同期表示コントローラ31のログアウト通知手段314により、ログアウト要求および所定のオペレータIDなどからなるログアウト情報を中継サーバ1へ送信する(ステップS50)。中継サーバ1では、ユーザ一覧変更手段14により、ユーザ一覧61から該当するオペレータの情報をクリアして更新する(ステップS51)。
【0106】
さらに、ログアウト時情報送付手段15により、オペレータ端末3の同期表示コントローラ31へログアウト通知を送信する(ステップS52)。
【0107】
オペレータ端末3の同期表示コントローラ31では、ログアウト通知を受け取ると、コントローラ消滅処理手段315により、ログインページのページ情報(ページC1のURL)をWWWブラウザ32に渡し、その後に同期表示コントローラ31自体を削除する処理を行う(ステップS53)。WWWブラウザ32では、非同期用ページ要求手段321により、ページC1のURLをもとにWWWサーバ2へ表示要求し(ステップS54)、WWWサーバ2はページC1を返却する(ステップS55)。そして、ページ表示処理手段322によりページC1(ログインページ)を表示する(ステップS56)。
【0108】
図18に、顧客端末4での非同期モードから同期モードへの切替時の操作の流れを示す。
【0109】
顧客端末4において、顧客は、図8に示すような表示画面430において、WWWサーバ2へページA1の表示要求を行い(ステップS60)、続けて、ページA2、ページA3の表示要求を行う(ステップS61)。ページA3の表示中にオペレータのヘルプが必要になったので、ページA3の同期モード切替ボタン437をクリックして中継サーバ1へログイン情報を通知して同期モードへのログイン処理を行う(ステップS62)。
【0110】
中継サーバ1では、対応可能なオペレータが既に存在するかどうかが判断されて(ステップS63)、オペレータが存在する場合には、顧客端末4において、ダウンロードされた同期表示コントローラ41が起動され、図9に示すような表示画面440が表示される。さらに、同期モード用のキャッシュページB3が表示画面440のキャッシュページ表示部442に表示される(ステップS64)。なお、オペレータが存在しない場合には、ログイン失敗画面(図示しない)が表示され、オペレータの対応席が空くのを待って再ログイン処理が行われる(ステップS65)。
【0111】
図19に、顧客端末4での同期モードから非同期モードへの切替時の操作の流れを示す。
【0112】
顧客端末4において、図9に示すような表示画面440において同期モード用のページB6が表示されていると(ステップS70)、顧客が非同期モード切替ボタン447をクリックすることにより、中継サーバ1へログアウトが通知される(ステップS71)。
【0113】
中継サーバ1でログアウト処理がなされた結果、同期表示コントローラ41はプロトコルR2としてログアウト時に表示されていたページ情報(ページA6のURL)を受け取りWWWブラウザ42へ渡す。WWWブラウザ42では、ページB6に対応するページA6の表示要求をWWWサーバ2へ行う(ステップS72)。そして、同期表示コントローラ41が削除された後、WWWブラウザ42では、非同期モード用のページA6が表示画面430のページ表示部432に表示される(ステップS73)。
【0114】
以上、本発明をその実施の態様により説明したが、本発明はその主旨の範囲において種々の変形が可能である。
【0115】
例えば、本発明の実施の形態では、オペレータ端末3と顧客端末4とが1対1の場合の処理について説明したが、本発明は顧客端末4が複数として実施することも可能である。
【0116】
また、同期表示コントローラ31、41は、ログアウト時に中継サーバ1からプロトコルR2を受け取ると、Webページ情報をWWWブラウザ32、42に渡して自分を削除するように動作するものとして説明したが、Webページ情報をもとにWWWサーバ2に表示要求をして、該当するWebページの返却を受けてから、WWWブラウザ32、42にWebページを渡して自分を削除するように動作してもよい。
【0117】
本形態では、本発明をオペレータによるヘルプデスクサービスに適用した場合の処理を説明したが、本発明は複数の生徒用端末と教師用端末などで構成される教育システムなどにも適用できる。教育システムでは、生徒用端末でWBT型の自己学習を実施中にどうしても理解できないページに対して教師用端末と表示画面を共有させて、遠隔マンツーマンの学習指導などを行う場合にも有効である。
【0118】
また、本発明の各手段または機能または要素は、コンピュータにより読み取られ実行される処理プログラムとして実現することができる。また、本発明を実現する処理プログラムは、コンピュータが読み取り可能な、可搬媒体メモリ、半導体メモリ、ハードディスクなどの適当な記録媒体に格納することができ、これらの記録媒体に記録して提供され、または、通信インタフェースを介して種々の通信網を利用した送受信により提供されるものである。
【0119】
本発明の形態および実施例の特徴を列記すると以下のとおりである。
【0120】
(付記1) 表示要求に応じて該当するWebページを返信するWWWサーバと、Webページを表示処理するWWWブラウザを備えて同一のWebページを連携して表示処理する同期モードによりWebページを表示する複数のコンピュータ端末とにより、複数のユーザが同一のWebページの表示画面を共有するシステムにおいて、
前記コンピュータ端末と前記WWWサーバとの情報のやりとりを中継する中継サーバを備え、
前記中継サーバは、
前記コンピュータ端末から同期モードへのログイン要求とログイン時にWWWブラウザで表示していたWebページのログイン時ページ情報とを受信し、同期モードでWebページを連携して表示処理する二以上のコンピュータ端末をグループにして登録し、当該コンピュータ端末の識別情報をユーザ情報記憶手段に記憶するユーザ情報登録手段と、
前記ログイン要求したコンピュータ端末からのログイン時ページ情報またはWebページの表示要求を受けて前記WWWサーバへ表示要求を行う同期用ページ要求手段と、
前記WWWサーバから取得した該当Webページをもとにキャッシュページを作成し、当該キャッシュページをキャッシュページ記憶手段に記憶するキャッシュページ作成手段と、
前記Webページのページ情報と前記キャッシュページのページ情報とを対応付けてページ情報記憶手段に記憶するページ情報管理手段と、
前記表示要求をしたコンピュータ端末が属するグループのコンピュータ端末へ前記キャッシュページを配信するキャシュページ配信手段と、
前記コンピュータ端末から同期モードからのログアウト要求を受信して、当該コンピュータ端末に対し、ログアウト要求受け付け時に表示されていたキャッシュページに対応するWebページのページ情報もしくは同期モード中に連携して表示処理していたキャッシュページに対応するWebページのページ履歴情報を含むログアウト情報を送信するログアウト時情報送付手段とを備え、
前記コンピュータ端末は、
同期モードへのログイン要求および前記ログイン時ページ情報を送出するログイン処理手段と、
前記コンピュータ端末を同期モードにして、Webページの表示要求を前記中継サーバへ送出し、前記中継サーバから表示要求にかかるキャッシュページ、またはWebページのページ情報もしくはページ履歴情報を取得して、前記WWWブラウザへ渡す同期表示コントロール手段と、
前記中継サーバへ同期モードのログアウト通知を送出するログアウト通知手段と、
前記中継サーバからログアウト情報を受け取ると、前記同期表示コントロール手段を消滅させて同期モードを解除する同期表示コントローラ消滅処理手段と、
前記同期モード解除後に、前記ページ情報もしくは前記ページ履歴情報をもとに前記WWWサーバへ表示要求し、前記WWWサーバから取得したWebページを表示処理するページ表示処理手段を備える
ことを特徴とするWebページ表示画面共有システム。
【0121】
(付記2) 前記付記1に記載のWebページ表示画面共有システムにおいて、
前記WWWサーバは、
前記同期モードのログイン要求を前記中継サーバへ通知するログイン通知ボタンが構成された同期モードログインページを記憶するWebページ記憶手段を備え、
前記ログイン通知手段は、
前記WWWサーバに前記同期モードログインページの表示要求を行い、返却された前記同期モードログインページに構成された前記ログイン通知ボタンを選択することにより前記ログイン要求および前記ログイン時ページ情報を前記中継サーバへ通知する
ことを特徴とするWebページ表示画面共有システム。
【0122】
(付記3) 前記付記1に記載のWebページ表示画面共有システムにおいて、
前記キャッシュページ作成手段は、
前記WWWサーバから取得したWebページに、前記同期モードからのログアウト通知を前記中継サーバへ通知するログアウト通知ボタンを付加したキャッシュページを生成し、
前記ログアウト通知手段は、
前記中継サーバから配信された前記ログアウト通知ボタン付きキャッシュページに構成された前記ログアウト通知ボタンを選択することにより前記ログアウト通知を前記中継サーバへ通知する
ことを特徴とするWebページ表示画面共有システム。
【0123】
(付記4) 前記付記1に記載のWebページ表示画面共有システムにおいて、
前記同期表示コントロール手段は、前記中継サーバからダウンロードされ、ダウンロード完了後に前記コンピュータ端末内で自動的に起動して当該コンピュータ端末を同期モードとする
ことを特徴とするWebページ表示画面共有システム。
【0124】
(付記5) 前記付記1に記載のWebページ表示画面共有システムにおいて、
前記グループ内の一のコンピュータ端末は、
前記グループの他のコンピュータ端末のログアウト通知を中継サーバから受け取って当該ログアウト通知の許否を判定し、許可する場合にログアウト許可を中継サーバへ送出するログアウト許可判定手段を備え、
前記ログアウト時情報送付手段は、前記コンピュータ端末から受け取ったログアウト通知を、当該通知したコンピュータ端末が属するグループ内の前記ログアウト許可判定手段を備えるコンピュータ端末へ送出する
ことを特徴とするWebページ表示画面共有システム。
【0125】
(付記6) 表示要求に応じて該当するWebページを返信するWWWサーバと、Webページを表示処理するWWWブラウザを備えてWebページを連携して表示処理する同期モードによりWebページを表示する複数のコンピュータ端末と、前記WWWサーバと前記コンピュータ端末との情報のやりとりを中継する中継サーバにより、複数のユーザが同一のWebページの表示画面を共有する処理方法であって、
前記中継サーバでは、前記コンピュータ端末から同期モードへのログイン要求とログイン時にWWWブラウザで表示していたWebページのログイン時ページ情報とを受信し、同期モードでWebページを連携して表示処理する二以上のコンピュータ端末をグループにして登録し、
当該コンピュータ端末の識別情報をユーザ情報記憶手段に記憶し、
前記コンピュータ端末に対して、前記ログイン要求したコンピュータ端末を同期モードにし、Webページの表示要求を前記中継サーバへ送出し、前記中継サーバから表示要求にかかるキャッシュページ、またはWebページのページ情報もしくはページ履歴情報を取得して前記WWWブラウザへ渡す処理を行う同期表示コントローラをダウンロードさせて起動状態にし、
前記コンピュータ端末からのログイン時ページ情報またはWebページの表示要求を受けて前記WWWサーバへ表示要求を行い、
前記WWWサーバから取得した該当Webページをもとにキャッシュページを作成し、
当該キャッシュページをキャッシュページ記憶手段に記憶し、
前記Webページのページ情報と前記キャッシュページのページ情報とを対応付けてページ情報記憶手段に記憶し、
前記表示要求をしたコンピュータ端末が属するグループのコンピュータ端末へ前記キャッシュページを配信し、
前記キャッシュページを、前記同期表示コントローラを介して受け取った前記WWWブラウザで表示処理し、
前記コンピュータ端末から同期モードからのログアウト要求を受信して、当該コンピュータ端末に対し、ログアウト要求受け付け時に表示されていたキャッシュページに対応するWebページのページ情報もしくは同期モード中に連携して表示処理していたキャッシュページに対応するWebページのページ履歴情報を含むログアウト情報を送信し、
前記中継サーバからログアウト情報を受け取ると、前記同期表示コントロール手段を消滅させて同期モードを解除し、
前記同期モード解除後に、前記ページ情報もしくは前記ページ履歴情報をもとに前記WWWサーバへ表示要求し、前記WWWサーバから取得したWebページを表示処理する、
処理ステップを備える
ことを特徴とするWebページ表示画面共有処理方法。
【0126】
(付記7) 前記付記6に記載のWebページ表示画面共有処理方法を実現する処理ステップを、
コンピュータに実行させるためのWebページ表示画面共有処理プログラム。
【0127】
(付記8) 前記付記6に記載のWebページ表示画面共有処理方法を実現する処理ステップを、コンピュータに実行させるためのプログラムを記録したWebページ表示画面共有処理プログラム記録媒体。
【0128】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、Webページの表示画面を共有するシステムにおいて、同期モードと非同期モードとの切り替え時に、切り替え前後で同一のページを表示させるようにする。これにより、ユーザには、同期モードと非同期モードの切り替えがシームレスに行われているように見えるため、ページの閲覧操作が円滑に行えるという効果がある。
【0129】
また、非同期モードにおいて表示画面の内容を維持したまま同期モードへ移行できるため、表示画面の共有が必要な場合には直ちにWWWブラウザの表示処理を連携させて表示画面の共有を行うことが可能になる。
【0130】
また、表示画面の共有が不要になった場合にも、同期モードを依頼した端末からも同期モードの解除を行えるため、同一のページを表示させたまま直ちに単独で閲覧操作に戻ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における構成例を示す図である。
【図2】中継サーバの内部構成例を示す図である。
【図3】ユーザ一覧のデータ構成例を示す図である。
【図4】ページ一覧のデータ構成例を示す図である。
【図5】オペレータ端末の同期表示コントローラの内部構成例を示す図である。
【図6】顧客端末の同期表示コントローラの内部構成例を示す図である。
【図7】オペレータ端末のWWWブラウザの内部構成例を示す図である。
【図8】顧客端末のWWWブラウザにより表示される画面の構成例を示す図である。
【図9】顧客端末の同期表示コントローラにより表示される画面の構成例を示す図である。
【図10】オペレータがログインする場合の非同期モードから同期モードへの切替処理の流れを示す図である。
【図11】顧客がログインする場合の非同期モードから同期モードへの切替処理の流れを示す図である。
【図12】プロトコルR1のデータ構成例を示す図である。
【図13】同期モード中のページ遷移処理の流れを示す図である。
【図14】顧客がログアウトする場合の同期モードから非同期モードへの切替処理の流れを示す図である。
【図15】プロトコルR2のデータ構成例を示す図である。
【図16】顧客がオペレータの許可を得てログアウトする場合の同期モードから非同期モードへの切替処理の流れを示す図である。
【図17】オペレータがログアウトする場合の同期モードから非同期モードへの切替処理の流れを示す図である。
【図18】顧客端末での非同期モードから同期モードへの切替時の操作の流れを示す図である。
【図19】顧客端末での同期モードから非同期モードへの切替時の操作の流れを示す図である。
【符号の説明】
1 中継サーバ
11 Webページ要求手段
12 キャッシュページ作成手段
13 キャッシュページ配信手段
14 ユーザ一覧変更手段
15 ログアウト時情報送付手段
2 WWWサーバ
3 オペレータ端末
31 同期表示コントローラ
32 WWWブラウザ
310 待ち受け画面表示手段
311 同期用ページ要求手段
312 キャッシュページ表示処理手段
313 顧客ログアウト許可判定手段
314 ログアウト通知手段
315 コントローラ消滅処理手段
32 WWWブラウザ
321 非同期用ページ要求手段
322 ページ表示処理手段
323 ログイン処理手段
324 コントローラ取得手段
4 顧客端末
41 同期表示コントローラ
411 同期用ページ要求手段
412 キャッシュページ表示処理手段
414 ログアウト通知手段
415 コントローラ消滅処理手段
42 WWWブラウザ
5 キャッシュページ記憶手段
6 ユーザ情報記憶手段
61 ユーザ一覧
7 ページ情報記憶手段
71 ページ一覧
8 Webページ記憶手段
9 インターネット
Claims (3)
- 表示要求に応じて該当するWebページを返信するWWWサーバと、Webページを表示処理するWWWブラウザを備えて同一のWebページを連携して表示処理する同期モードによりWebページを表示する複数のコンピュータ端末とにより、複数のユーザが同一のWebページの表示画面を共有するシステムにおいて、
前記コンピュータ端末と前記WWWサーバとの情報のやりとりを中継する中継サーバを備え、
前記中継サーバは、
前記コンピュータ端末から同期モードへのログイン要求とログイン時にWWWブラウザで表示していたWebページのログイン時ページ情報とを受信し、同期モードでWebページを連携して表示処理する二以上のコンピュータ端末をグループにして登録し、当該コンピュータ端末の識別情報をユーザ情報記憶手段に記憶するユーザ情報登録手段と、
前記ログイン要求したコンピュータ端末からのログイン時ページ情報またはWebページの表示要求を受けて前記WWWサーバへ表示要求を行う同期用ページ要求手段と、
前記WWWサーバから取得した該当Webページをもとにキャッシュページを作成し、当該キャッシュページをキャッシュページ記憶手段に記憶するキャッシュページ作成手段と、
前記Webページのページ情報と前記キャッシュページのページ情報とを対応付けてページ情報記憶手段に記憶するページ情報管理手段と、
前記表示要求をしたコンピュータ端末が属するグループのコンピュータ端末へ前記キャッシュページを配信するキャシュページ配信手段と、
前記コンピュータ端末から同期モードからのログアウト要求を受信して、当該コンピュータ端末に対し、ログアウト要求受け付け時に表示されていたキャッシュページに対応するWebページのページ情報もしくは同期モード中に連携して表示処理していたキャッシュページに対応するWebページのページ履歴情報を含むログアウト情報を送信するログアウト時情報送付手段とを備え、
前記コンピュータ端末は、
同期モードへのログイン要求および前記ログイン時ページ情報を送出するログイン処理手段と、
前記コンピュータ端末を同期モードにして、Webページの表示要求を前記中継サーバへ送出し、前記中継サーバから表示要求にかかるキャッシュページ、またはWebページのページ情報もしくはページ履歴情報を取得して、前記WWWブラウザへ渡す同期表示コントロール手段と、
前記中継サーバへ同期モードのログアウト通知を送出するログアウト通知手段と、
前記中継サーバからログアウト情報を受け取ると、前記同期表示コントロール手段を消滅させて同期モードを解除する同期表示コントローラ消滅処理手段と、前記同期モード解除後に、前記ページ情報もしくは前記ページ履歴情報をもとに前記WWWサーバへ表示要求し、前記WWWサーバから取得したWebページを表示処理するページ表示処理手段を備える
ことを特徴とするWebページ表示画面共有システム。 - 請求項1に記載のWebページ表示画面共有システムにおいて、
前記同期表示コントロール手段は、前記中継サーバからダウンロードされ、ダウンロード完了後に前記コンピュータ端末内で自動的に起動して当該コンピュータ端末を同期モードとする
ことを特徴とするWebページ表示画面共有システム。 - 請求項1に記載のWebページ表示画面共有システムにおいて、
前記グループ内の一のコンピュータ端末は、
前記グループの他のコンピュータ端末のログアウト通知を中継サーバから受け取って当該ログアウト通知の許否を判定し、許可する場合にログアウト許可を中継サーバへ送出するログアウト許可判定手段を備え、
前記ログアウト時情報送付手段は、前記コンピュータ端末から受け取ったログアウト通知を、当該通知したコンピュータ端末が属するグループ内の前記ログアウト許可判定手段を備えるコンピュータ端末へ送出する
ことを特徴とするWebページ表示画面共有システム。
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