JP5132582B2 - 半導体装置およびそのコネクター - Google Patents

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本発明は、半導体装置およびそのコネクターに関し、特に樹脂ケースに挿入、固定されたガイドピンを有する半導体装置およびそのコネクターに関するものである。
半導体装置の一つであるインテリジェントパワーモジュール(IPM;Intelligent Power Module)やパワーモジュールにおいて、信号ピンの曲がり防止やプリント回路板(PCB;Printed Circuit Board)実装時の位置決め用のガイドの役割を持つガイドピンがコネクターに使用されている。
このガイドピンは、ガイドピンの周りの樹脂ケースの肉厚に対して外径が太い。そのため、樹脂ケース成型後にガイドピンを樹脂ケースに挿入するアウトサート方式では、樹脂ケースがガイドピンを保持する力が弱い、樹脂ケースが割れやすいなどの問題がある。したがって、樹脂ケース成型時にガイドピンを一体成型するインサート方式により、ガイドピンは樹脂ケースに挿入されている。しかし、インサート方式ではガイドピンを樹脂ケースに保持した状態で樹脂ケースを成型するため、アウトサート方式に比べて多くの工数やコストがかかっている。
そこで、上記のガイドピンのアウトサート方式の問題を解決して、ガイドピンをアウトサート方式により樹脂ケースに挿入することが望まれている。
インテリジェントパワーモジュールやパワーモジュールにおけるコネクターのガイドピンではなく、多層誘電体基板における接点ピンに関するものであるが、特開昭60−10648号公報にはアウトサート方式が記載されている。この公報では、多層誘電体基板の絶縁材料は、2つの直交する方向で、2つの異なる熱処理時の収縮率を有している。そのため、この絶縁材料の表面に直交して、一定の大きさの開口部が設けられると、熱処理時に2つの方向で異なる量の収縮が行なわれることにより、この開口部の形状が変化する。たとえば、焼成前にこの絶縁材料に円形の開口部が設けられると、焼成後には開口部は円形から楕円形に変形する。これにより、焼成前にこの開口部にはまるような大きさの接点ピンは、その後の誘電体材料の焼成により圧縮され、開口部にきつく嵌合される。
特開昭60−10648号公報
上記公報のアウトサート方式には、次の問題がある。すなわち、上記公報のアウトサート方式では、絶縁材料の2つの直交する方向で異なる収縮率を利用して接点ピンが固定されているので、2つの直交する方向で異なる収縮率を有する樹脂材料に適用が限定される。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ガイドピンを固定する樹脂材料の制約を少なくすることができる半導体装置およびそのコネクターを提供することである。
本発明の半導体装置のコネクターは、位置決め用のガイドピンと、ガイドピンを挿入され、かつ固定するための平面視において短径と長径とを有する貫通孔が形成された樹脂ケース部材とを備えている。樹脂ケース部材は、貫通孔から平面視における2つの方向のそれぞれに沿う貫通孔の外径と樹脂ケース部材の平面形状の外縁との間の距離が互いに異なるように形成されている。
本発明の半導体装置のコネクターによれば、樹脂ケース部材は、貫通孔から平面視における2つの方向のそれぞれに沿う貫通孔の外径と樹脂ケース部材の平面形状の外縁との間の距離が互いに異なるように形成されている。これにより、ガイドピンを固定する樹脂の形状による収縮を利用してガイドピンを樹脂ケースに固定することができる。よって、樹脂材料の制約を少なくすることができる。
本発明の実施の形態1における半導体装置の概略側面図である。 本発明の実施の形態1における半導体装置のコネクターの概略側面図である。 本発明の実施の形態1における半導体装置のコネクターの概略平面図である。 本発明の実施の形態1における半導体装置のコネクターのガイドピン近傍の概略拡大側面図である。 本発明の実施の形態1における半導体装置のコネクターの概略側面図である。 本発明の実施の形態1における半導体装置の図2のVI−VI線に沿う部分の概略断面図である。 本発明の実施の形態1における半導体装置のコネクターの熱処理前の貫通孔近傍の概略拡大平面図である。 本発明の実施の形態1における半導体装置のコネクターの熱処理後の貫通孔近傍の概略拡大平面図である。 本発明の実施の形態2における半導体装置のコネクターの概略側面図である。 本発明の実施の形態2における半導体装置のコネクターの概略平面図である。 本発明の実施の形態2における半導体装置のコネクターのガイドピン近傍の概略拡大側面図である。 本発明の実施の形態2における半導体装置のコネクターの概略側面図である。 本発明の実施の形態2における半導体装置の図9のXIII−XIII線に沿う部分の概略断面図である。 本発明の実施の形態3における半導体装置のコネクターの概略側面図である。 本発明の実施の形態3における半導体装置の図2のVI−VI線に沿う部分に対応する概略断面図である。 本発明の実施の形態4における半導体装置のコネクターの概略側面図である。 本発明の実施の形態4における半導体装置の図2のVI−VI線に沿う部分に対応する概略断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図に基づいて説明する。
(実施の形態1)
最初に本発明の実施の形態1の半導体装置の構成について説明する。
図1を参照して、本実施の形態の半導体装置1は、コネクター2と、樹脂ケース21とを主に含んでいる。なお、図1では半導体装置1が接続されるプリント回路板101も記載されている。
半導体装置1では、樹脂ケース21の上面にコネクター2が配置されている。コネクター2は、樹脂ケース21の上面から突出するように配置されたガイドピン3と、信号ピン4とを備えている。樹脂ケース21の上面から突出している部分の長さは、信号ピン4よりガイドピン3のほうが長い。また、樹脂ケース21の内部には図示しない半導体素子が載置されている。半導体素子は、たとえばインバータなどである。信号ピン4は、ワイヤボンディングなどの配線によって半導体素子と接続されている。
プリント回路板101は、信号ピン4と接続するためのコネクター102を備えている。コネクター102の両側にはガイドピン3と嵌合するための位置決め孔103が開口している。
図2を参照して、コネクター2は、ガイドピン3と、信号ピン4と、樹脂ケース部材5とを有している。複数のガイドピン3は、樹脂ケース部材5の両端部にそれぞれ配置されている。複数の信号ピン4は、複数のガイドピン3の間にそれぞれ配置されている。ガイドピン3は、樹脂ケース部材5の信号ピン4より大きな外径を有している。ガイドピン3は、たとえば金属で形成されているが、樹脂で形成されていてもよい。信号ピン4は、たとえば金属で形成されており、導電性を有している。
図3を参照して、樹脂ケース部材5の長手方向の仮想の中心線A上に、ガイドピン3を挿入され、固定するための貫通孔6および信号ピン4を挿入され、固定するための信号ピン孔7が樹脂ケース部材5を貫通して形成されている。ガイドピン3は、貫通孔6に嵌合されて固定されている。信号ピン4は、信号ピン孔7に嵌合されて固定されている。貫通孔6は、平面視における樹脂ケース部材5の短手方向の略半分の大きさの外径を有している。また、貫通孔6の外径と樹脂ケース部材5の表面の外縁との距離は、平面視における樹脂ケース部材5の長手方向の距離が短手方向の距離より長い。
図4を参照して、ガイドピン3は、全長の約40%の長さで樹脂ケース部材5に嵌合されている。樹脂ケース部材5の上面がガイドピン3の軸方向の中央部に位置するように、ガイドピン3は樹脂ケース部材5に固定されている。
図5を参照して、ガイドピン3の樹脂ケース部材5の上面から突出する一方端部において、下方へ向かって径が拡がるテーパ31が形成されている。そのテーパ31から他方端部に向かって図5中破線で示される位置33まで同じ外径で円柱形状32が形成されている。ガイドピン3は、位置33より他方端部側で一方端部側より外径が小さく形成されている。ガイドピン3は、位置33から他方端部まで同じ外径で円柱形状34が形成されている。
その他方端部において、下方に向かってその径が狭まるテーパ35が形成されており、そのテーパ35に連続して下方に向かってその径が拡がるテーパ36が形成されている。そのテーパ36から下方に向かって同じ径で円柱形状37が形成されている。その円柱形状37から下方に向かって径が狭まるテーパ38が形成されている。
図6を参照して、ガイドピン3は、樹脂ケース部材5の下部にガイドピン3の位置33が配置されるように、樹脂ケース部材5に嵌合されて固定されている。
次に、本実施の形態の半導体装置のプリント回路板との接続の動作について説明する。
図1を参照して、半導体装置1がプリント回路板101に自動実装機を用いて取り付けられる際に、ガイドピン3が位置決め孔103に案内される。ガイドピン3が信号ピン4より長いためガイドピン3がまず位置決め孔103に案内されることにより、信号ピン4とコネクター102の位置が合わせられる。このように位置決めが行なわれて、信号ピン4がコネクター102に挿入される。このようにして半導体装置1がプリント回路板101に固定され、また電気的に接続される。
次に、本実施の形態の半導体装置の製造方法について説明する。
図1および図2を参照して、コネクター2において、ガイドピン3および信号ピン4は、樹脂ケース部材5の上面から下面に向かってガイドピン3および信号ピン4の軸方向の中央部まで、貫通孔6および信号ピン孔7に挿入される。その状態でコネクター2が熱処理(焼成)されると、ガイドピン3および信号ピン4は、樹脂ケース部材5の収縮によって、樹脂ケース部材5に強固に固定される。
上記のとおり形成されたコネクター2が樹脂ケース21の上部に取り付けられる。そして、信号ピン4は、樹脂ケース21内部に載置された半導体素子と接続される。このようにして、本実施の形態の半導体装置は製造される。
次に、本実施の形態の半導体装置の作用効果について図に基づいて説明する。なお、図7および図8においては、見やすくするためガイドピン3は記載されていない。
図7を参照して、樹脂ケース部材5では、貫通孔6の外径と樹脂ケース部材5の表面の外縁との距離は、平面視における樹脂ケース部材5の長手方向の距離Xのほうが短手方向の距離Yより長い。このように距離X、Yが異なるような形状に樹脂ケース部材5が形成されていることにより、距離X、Yの両方向における樹脂の収縮率の違いが生じる。
図8を参照して、熱処理(焼成)が行なわれたことにより樹脂が収縮した結果、平面視において貫通孔6は、樹脂ケース部材5の長手方向に長径を有し、短手方向に短径を有する楕円形状を有している。これは、樹脂ケース部材5における肉厚部の収縮率が肉薄部の収縮率より高いことによる。つまり、熱処理(焼成)が行なわれたことにより樹脂が収縮した結果、距離X、Yの両方ともが熱処理(焼成)前に比べ短くなっている。しかし、距離Xが長い肉厚部のほうが距離Yが短い肉薄部より収縮率が高いため、平面視において貫通孔6は、樹脂ケース部材5の長手方向に長径を有し、短手方向に短径を有する楕円形状に変形される。
この樹脂の形状による収縮率の違いを利用して、ガイドピン3を樹脂ケース部材5に強固に固定することができる。すなわち、楕円形状の短径方向において貫通孔6の内径がより小さくなるため、ガイドピン3の外径がより強固に締め付けられる。これにより、ガイドピン3が樹脂ケース部材5に強固に固定される。
本実施の形態の半導体装置1によれば、樹脂ケース部材5は、貫通孔6から平面視における2つの方向のそれぞれに沿う貫通孔6の外径と樹脂ケース部材5の平面形状の外縁との間の距離が互いに異なるように形成されているので、樹脂の形状による収縮率の違いを利用して、ガイドピン3を樹脂ケース部材5に強固に固定することができる。
そのため、樹脂ケース部材5の樹脂材料の選択の幅を広げることができる。
また、ガイドピン3は、樹脂ケース部材5を貫通しているため、樹脂ケース部材5の厚みの接触面積を有しているため、樹脂ケース部材5を貫通していない場合に比べ強固な締結力を実現することができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2の半導体装置は、実施の形態1の半導体装置と比較して、樹脂ケース部材の厚さ、幅および樹脂ケース部材の貫通孔の位置が主に異なっている。
図9を参照して、コネクター2の樹脂ケース部材5の厚さは、実施の形態1の樹脂ケース部材5の厚さに比べて薄く形成されている。ガイドピン3は、全長の約25%の長さで樹脂ケース部材5に嵌合されている。また、図10を参照して、樹脂ケース部材5では、貫通孔6の外径と樹脂ケース部材5の上面の外縁との距離は、平面視における樹脂ケース部材5の短手方向の距離のほうが長手方向の距離より長い。図11を参照して、ガイドピン3は、樹脂ケース部材5の上面がガイドピン3の下部に位置するように樹脂ケース部材5に固定されている。
図12を参照して、ガイドピン3の形状は、実施の形態1のガイドピン3の形状と同様である。図13を参照して、ガイドピン3は、樹脂ケース部材5の下部にガイドピン3の位置33が配置されるように、樹脂ケース部材5に嵌合されて固定されている。
次に、本実施の形態の半導体装置の製造方法おいては、図9を参照して、コネクター2において、ガイドピン3および信号ピン4は、樹脂ケース部材5の上面から下面に向かってガイドピン3および信号ピン4の軸方向の下部まで、貫通孔6および信号ピン孔7に挿入される。
なお、本実施の形態のこれ以外の構成および製造方法は上述した実施の形態1の構成と同様であるため、同一の要素については同一の符号を付し、その説明を省略する。
次に、本実施の形態の樹脂ケース部材5では、図10に示すとおり、貫通孔6の外径と樹脂ケース部材5の表面の外縁との距離は、平面視における樹脂ケース部材5の短手方向の距離のほうが長手方向の距離より長い。そのため、熱処理(焼成)が行なわれて樹脂が収縮すると、短手方向の肉厚部のほうが長手方向の肉薄部に比べてより収縮される。これにより、平面視において貫通孔6は、樹脂ケース部材5の短手方向に長径を有し、長手方向に短径を有する楕円形状に変形される。
このようにして、楕円形状の短径方向(長手方向)において貫通孔6の内径がより小さくなるため、ガイドピン3の外径がより強固に締め付けられる。これにより、ガイドピン3が樹脂ケース部材5に強固に固定される。
以上により、本実施の形態の半導体装置1によれば、実施の形態1と同様の作用効果を有する。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3の半導体装置は、実施の形態1の半導体装置と比較して、ガイドピンの樹脂ケース部材に挿入される部分が凹凸形状を有している点で主に異なっている。
図14を参照して、ガイドピン3の樹脂ケース部材5の上面から突出する一方端に形成されたテーパ31から他方端部に向かって樹脂ケース部材5の下面まで同じ外径で円柱形状32が形成されている。
また、ガイドピン3は、樹脂ケース部材5に挿入される部分が凹凸形状を有している。より具体的には、凹凸形状は、螺旋形状10を有している。なお、図14に記載されたガイドピンは3、樹脂ケース部材5に挿入される部分の全長に渡って凹凸形状を有しているが、少なくとも樹脂ケース部材5に挿入される部分の一部が凹凸形状を有していればよい。
図15を参照して、ガイドピン3は、樹脂ケース部材5の下面まで円柱形状32が配置されるように、樹脂ケース部材5に嵌合されて固定されている。
なお、本実施の形態のこれ以外の構成および製造方法は上述した実施の形態1の構成と同様であるため、同一の要素については同一の符号を付し、その説明を省略する。
以上により、本実施の形態の半導体装置1によれば、実施の形態1と同様の作用効果を有する。また、ガイドピン3の樹脂ケース部材5に挿入される部分の外径に螺旋形状10が形成されているため、熱処理(焼成)が行なわれると樹脂ケース部材5の樹脂が螺旋形状10に食い込むことにより、樹脂ケース部材5とガイドピン3との締結力をさらに向上することができる。
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4の半導体装置は、実施の形態1の半導体装置と比較して、ガイドピンの樹脂ケース部材に挿入される部分が凹凸形状を有している点および樹脂ケース部材の厚さ、幅で主に異なっている。
図16を参照して、ガイドピン3の樹脂ケース部材5の上面から突出する一方端に形成されたテーパ31から他方端部に向かって樹脂ケース部材5の下面まで同じ外径で円柱形状32が形成されている。
また、ガイドピン3は、その下部に凹凸形状を有している。より具体的には、凹凸形状は、ガイドピン3の径方向に凹形状11を有している。その凹形状11は、樹脂ケース部材5の中央より下方に配置されている。なお、図16に記載されたガイドピンは3、少なくとも樹脂ケース部材5に挿入される部分の一部が凹凸形状を有していればよい。
図17を参照して、ガイドピン3は、樹脂ケース部材5の下面まで円柱形状32が配置されるように、樹脂ケース部材5に嵌合されて固定されている。また、凹形状11に樹脂ケース部材5の樹脂が充填されている。
なお、本実施の形態のこれ以外の構成および製造方法は上述した実施の形態1の構成と同様であるため、同一の要素については同一の符号を付し、その説明を省略する。
以上により、本実施の形態の半導体装置1によれば、実施の形態1と同様の作用効果を有する。また、ガイドピン3の樹脂ケース部材5に挿入される部分の外形に凹形状11が形成されているため、熱処理(焼成)が行なわれると樹脂ケース部材5の樹脂が凹形状11に食い込むことにより、樹脂ケース部材5とガイドピン3との締結力をさらに向上することができる。また、凹凸形状を凹形状11とすることにより、凹凸形状に食い込む樹脂の量が増えるため、樹脂ケース部材5の厚みが薄い場合でも強い締結力を実現することができる。
なお、ガイドピン3、貫通孔6および樹脂ケース部材5の構成については、実施の形態1〜4の各構成が適時組み合わせられた構成であっても良い。
今回開示された各実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることを意図される。
本発明は、樹脂ケースに挿入、固定されたガイドピンを有する半導体装置およびそのコネクターに特に有利に適用され得る。
1 半導体装置、2 コネクター、3 ガイドピン、4 信号ピン、5 樹脂ケース部材、6 貫通孔、7 信号ピン孔、10 螺旋形状、11 凹形状、21 樹脂ケース、101 プリント回路板、102 コネクター、103 位置決め孔。

Claims (5)

  1. 位置決め用のガイドピンと、
    前記ガイドピンを挿入され、かつ固定するための平面視において短径と長径とを有する貫通孔が形成された樹脂ケース部材とを備え、
    前記樹脂ケース部材は、前記貫通孔から平面視における2つの方向のそれぞれに沿う前記貫通孔の外径と前記樹脂ケース部材の平面形状の外縁との間の距離が互いに異なるように形成されている、半導体装置のコネクター。
  2. 前記ガイドピンは、少なくとも前記樹脂ケース部材に挿入される部分の一部が凹凸形状を有している、請求項1に記載の半導体装置のコネクター。
  3. 前記凹凸形状は螺旋形状を有している、請求項2に記載の半導体装置のコネクター。
  4. 前記凹凸形状は前記ガイドピンの径方向に凹形状を有している、請求項2に記載の半導体装置のコネクター。
  5. 請求項1〜4のいずれかの半導体装置のコネクターを備えた、半導体装置。
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