JP5132528B2 - 溶接用ワイヤの収納パック - Google Patents

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Description

本発明は、コイル状に巻回した溶接用ワイヤを同軸的に有底筒状の容器に収納するための溶接用ワイヤの収納パックに関し、特に、溶接用ワイヤのコイルの保持状態を改善できる溶接用ワイヤの収納パックに関する。
溶接用ワイヤは、コイル状に巻回された後、収納容器内に収納されて、収納パック入りワイヤとして、ユーザに搬送される。
図6は、従来の溶接用ワイヤの収納パックを示す斜視図であり、蓋をする前の図、図7は、同じく従来の溶接用ワイヤの収納パックを示す斜視図であり、蓋をしようとしている状態の図である。また、図8は、第1及び第2の押さえ枠を示す拡大斜視図である。有底円筒状の容器1がその開口部を上方にして配置されており、この容器1内に溶接ワイヤのコイル(図面上に見えていない)が、その軸方向を垂直にして、即ち、容器1と同軸的に、収納されている(特許文献1)。
溶接ワイヤコイルの上端部(軸方向の一端部)には、押さえ板2が載置されており、この押さえ板2の上に、角筒状の第1及び第2の押さえ枠3,4が配置されている。これらの押さえ枠3,4は、夫々、各辺長が相互に等しい角筒状をなし、第1の押さえ枠3より第2の押さえ枠4の方が前記辺長が若干大きく、第1の押さえ枠3に第2の押さえ枠4が外嵌されている。これらの第1及び第2の押さえ枠3,4は、いずれも段ボール製である。
第2の押さえ枠4はその下端が押さえ板2に接触するように配置される。そして、この第2の押さえ枠4は、その4個のコーナー部に、夫々弾性部材としての太幅の輪ゴム5が巻き架けられている。即ち、図8に示すように、第2の押さえ枠4の各角部から、その上端縁に沿って等距離の2位置に、夫々上端縁から下方に向かう切欠7が形成されており、輪ゴム5は前記角部と切欠7とに係止されて設けられている。これにより、輪ゴム5は、第2の押さえ枠4の各コーナー部において、2個の切欠7間に掛け渡されており、輪ゴム5はこの掛け渡し部分において、第2の押さえ枠4に囲まれた空間内に介在している。
一方、第1の押さえ枠3は、その各コーナー部の下端縁の2カ所に、輪ゴム5の掛け渡し部分に係合する切欠8が形成されている。
このように構成された従来の収納パックにおいては、第2の押さえ枠4を溶接用ワイヤのコイル上の押さえ板2上に載置し、第1の押さえ枠3を第2の押さえ枠4に嵌合し、切欠8を輪ゴム5の掛け渡し部分に係合させる。そして、図7に示すように、第1の押さえ枠3の上に、収納パックの蓋6を置き、この蓋6を容器1に向けて押圧して、蓋6を容器1の上端縁に取り付ける。このとき、図6に示すように、第1の押さえ枠3は容器1から上方に突出しており、この第1の押さえ枠3を蓋6により容器1内に押し込むと、第1の押さえ枠3は輪ゴム5の弾性力に抗して第2の押さえ枠4内に進入する。この状態で、蓋6を容器1の上端縁に固定することにより、第1の押さえ枠3は蓋6により規制されて押さえつけられており、第2の押さえ枠4は輪ゴム5からの弾性力を受けて、下方に付勢される。これにより、第2の押さえ枠4は、押さえ板2を介して、輪ゴム5の弾性力により、溶接ワイヤのコイルを下方に押圧する。
従って、蓋6が設置された溶接用ワイヤの収納パックにおいては、溶接用ワイヤのコイルは、収納パックの容器1の底部と、蓋との間に、輪ゴム5の弾性力により押圧された状態で、保持されている。これにより、収納パックの輸送時及び保管作業時等において、容器1内で、溶接用ワイヤのコイルが暴れたり、この暴れによりワイヤ表面に傷がついたり、溶接ワイヤのコイルの整列巻きが解けたりすることが防止される。
実公平3−11189号公報
しかしながら、上述の従来技術においては、段ボール製の第2の押さえ枠4の4隅部に掛け渡された輪ゴム5の弾性力により、溶接ワイヤのコイルを容器1内に押さえ付けており、コイルを押さえ付ける応力の反力により、第1の押さえ枠3及び第2の押さえ枠4に対して、コイル軸方向に応力が作用し、更に、第2の押さえ枠4の4隅部に対してこの角部を潰す方向に応力が作用する。このため、第1及び第2の押さえ枠3,4の寿命が短いという問題点がある。また、溶接ワイヤのコイルを容器1内で強固に固定することにより、搬送時におけるコイルの暴れを確実に防止できるが、そうすると、輪ゴムとして弾性力が強いものを使用する必要があり、このため、第2の押さえ枠4の角部がより一層潰れやすくなり、問題となる。更に、溶接ワイヤのコイルが大型化及び高重量化した場合も、このようなコイルを保持するために、輪ゴムの弾性力を高める必要があり、そうすると、段ボールの強度が相対的に弱くなり、段ボールにおける輪ゴムの装着箇所が一層潰れやすくなる。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、溶接用ワイヤのコイルの大型化及び高重量化等の要請の下でも、極めて低コストで、コイルを確実に保持すると共に段ボールの潰れを防止することができる溶接用ワイヤの収納パックを提供することを目的とする。
本願第1発明に係る溶接用ワイヤの収納パックは、コイル状に巻回された溶接用ワイヤを収納する有底円筒状の容器と、この容器内に収納された前記溶接用ワイヤのコイルの上に配置される押さえ板と、筒状をなす第1押さえ枠と、この第1押さえ枠に外嵌された第2押さえ枠と、を有し、前記第2押さえ枠はその一方の端部が前記押さえ板に接触し、他方の端部が折り返されており、この折り返されて2重になっている部分に、弾性部材がその一部を第2押さえ枠の内側に張架させて設けられていると共に、前記第2押さえ枠は、前記一方の端部に外側に広がるフランジ部が形成されており、前記第1押さえ枠は、その前記押さえ板側の端部が前記弾性部材の前記張架部に係止された状態で前記容器の開口部に配置された蓋部により、前記容器内に押し込められていることを特徴とする。
本願第2発明に係る溶接用ワイヤの収納パックは、コイル状に巻回された溶接用ワイヤを収納する有底円筒状の容器と、この容器内に収納された前記溶接用ワイヤのコイルの上に配置される押さえ板と、筒状をなす第1押さえ枠と、この第1押さえ枠に外嵌された第2押さえ枠と、を有し、前記第1押さえ枠はその一方の端部が前記押さえ板に接触するように配置されていると共に、前記一方の端部に外側に広がるフランジ部が形成されており、前記第2押さえ枠はその押さえ板側の端部が折り返されており、この折り返されて2重になっている部分に、弾性部材がその一部を第2押さえ枠の内側に張架させて設けられており、前記第2押さえ枠は、前記弾性部材の前記張架部を前記第1押さえ枠の他端部に係止させた状態で前記容器の開口部に配置された蓋部により、前記容器内に押し込められていることを特徴とする。
この溶接用ワイヤの収納パックにおいて、前記第1及び第2押さえ枠は、例えば、角筒状をなす。この場合に、前記弾性部材は、例えば、前記第2押さえ枠の各コーナー部において、そのコーナー部の角部を挟む2側面間に掛け渡されて張架されている。更に、前記第1押さえ枠は、その下端縁又は上端縁にて折り返されて2重になっていることが好ましい。
本願第1発明及び第2発明においては、第2押さえ枠の内側に弾性部材が掛け渡されて張架部が設けられており、この弾性部材の張架部に第1押さえ枠が係止されている。そして、この状態で、蓋部を容器の開口部に装着することにより、弾性部材の弾性力に抗して、第1押さえ枠及び第2押さえ枠を、相互に重なるように押し込むと、弾性部材の弾性力により、溶接ワイヤのコイルが容器底部に押しつけられて、容器内に固定される。この場合に、本発明においては、弾性部材は、第2押さえ枠の折り返されて2重になっている部分に設けられているので、弾性部材の弾性力が大きくても、第2押さえ枠の弾性部材取り付け部が潰れてしまうことがない。また、第2押さえ枠又は第1押さえ枠の前記押さえ板と接触する一方の端部にフランジを設けることにより、段ボール等で形成された第1及び第2押さえ枠の強度を向上させることができ、第1及び第2押さえ枠が潰れにくくなり、押圧力をより確実に伝達できる。更に、第1の押さえ枠が2重構造になっていることにより、第1の押さえ枠の強度が向上するため、外嵌された第2の押さえ枠が変形(潰れ)にくくなる。
なお、本願第1発明と第2発明とは、本願第1発明が、前記第2押さえ枠がコイル上の押さえ板に接し、第1押さえ枠が蓋部により容器内に押し込められるものであり、第2発明が、前記第1押さえ枠がコイル上の押さえ板に接し、第2押さえ枠が蓋部により容器内に押し込められるものである点で相違する。
本発明によれば、弾性部材が第2押さえ枠の折り返されて2重になっている部分に設けられているので、弾性係数が高くて強い弾性部材を使用しても、第2押さえ枠における弾性部材取り付け部が潰れたり、損傷したりすることはなく、従って第1及び第2押さえ枠の寿命を延長し、溶接ワイヤのコイルを容器内に強固に固定することができるという効果を奏する。
以下、本発明の実施形態について、添付の図面を参照して具体的に説明する。図1は本発明の実施形態に係る収納パックの第1の押さえ枠3を示す斜視図、図2は同じく収納パックの第2の押さえ枠14を示す斜視図、図3は第1の押さえ枠3を第2の押さえ枠14内に嵌入させた状態を示す斜視図である。図4は本発明の実施形態に係る収納パックの蓋を取り付ける前の斜視図であり、第1の押さえ枠3を第2の押さえ枠14内に嵌入させたものを容器1内の溶接ワイヤコイル上に載置した状態を示す斜視図である。図5は同じく容器の蓋を取り付けようとしている状態の斜視図である。容器1は、有底円筒状をなし、その開口部には蓋部6が固定されるようになっている。そして、容器1は、その開口部を上方にして配置され、この容器1内に溶接ワイヤのコイル(図面上に見えていない)が、その軸方向を垂直にして、容器1と同軸的に、収納されている。
溶接ワイヤコイルの上端部(軸方向の一端部)には、押さえ板2が載置されており、この押さえ板2の上に、角筒状の第1及び第2の押さえ枠3,14が配置されている。これらの押さえ枠3,14は、夫々、各辺長が相互に等しい角筒状をなし、第1押さえ枠3より第2押さえ枠14の方が前記辺長が若干大きく、第1押さえ枠3に第2押さえ枠14が外嵌されている。これらの第1及び第2の押さえ枠3,14は、いずれも段ボール製である。
第1の押さえ枠3は、底及び天板を有しない角筒状をなすが、側面は、その下端縁で折り返されて2重構造になっている。具体的には、横長矩形の段ボールを水平線で2重に折り返し、それを、4個の垂直線で折り曲げて、枠状にし、突合せ端部の一方を僅かな糊代部分で折り曲げて、この糊代部分を他方の突合せ端部の折り返し2重構造部分に挿入して、第1の押さえ枠3が組み立てられている。
第2の押さえ枠14はその下端部に外方に向かうフランジ25が形成されており、この下端フランジ25がコイル上の押さえ板2に接触するように配置される。また、第2の押さえ枠14の上端縁は、外側に折り返されて、折り返し部24が形成されている。そして、この第2の押さえ枠14は、その4個のコーナー部に、夫々弾性部材としての太幅の輪ゴム15が巻き架けられている。即ち、図2に示すように、第2の押さえ枠14の折り返し部24には、第2の押さえ枠14の各角部から、その上端縁に沿って等距離の2位置に、夫々矩形の孔としての切欠17が形成されており、輪ゴム15は前記角部と切欠17とに係止されて設けられている。これにより、輪ゴム15は、第2の押さえ枠14の各コーナー部において、2個の切欠17間に掛け渡されており、輪ゴム15はこの掛け渡し部分において、第2の押さえ枠14に囲まれた空間内に介在している。また、折り返し部24における第2押さえ枠14の角部側の端部には、端縁から水平方向に切り欠いた切欠30が形成されており、輪ゴム15はこの切欠30内に係合して掛け渡されており、これにより、折り返し部24の端部が若干外側に膨らむことを許容している。
このように構成された本実施形態の収納パックにおいては、図3に示すように、第2の押さえ枠14内に第1の押さえ枠3を嵌合し、第1押さえ枠3を輪ゴム15における第2押さえ枠14内に掛け渡された部分に係止させる。そして、図4に示すように、これらの第1押さえ枠3及び第2押さえ枠14を容器1内の溶接用ワイヤのコイル上の押さえ板2上に載置する。又は、第2の押さえ枠14を溶接用ワイヤのコイル上の押さえ板2上に載置し、第1の押さえ枠3を第2の押さえ枠14に嵌合する。そして、図5に示すように、第1の押さえ枠3の上に、収納パックの蓋6を置き、この蓋6を容器1に向けて押圧して、蓋6を容器1の上端縁に固定する。即ち、蓋6で容器1の上端部を密閉する。このとき、図4に示すように、第1の押さえ枠3は容器1から上方に突出しており、この第1の押さえ枠3を蓋6により容器1内に押し込むと、第1の押さえ枠3は輪ゴム15の弾性力に抗して第2の押さえ枠14内に進入する。この状態で、蓋6を容器1の上端縁に固定することにより、第1の押さえ枠3は蓋6により規制されて押さえつけられており、第2の押さえ枠14は輪ゴム15からの弾性力を受けて、下方に付勢される。これにより、第2の押さえ枠14は、押さえ板2を介して、輪ゴム15の弾性力により、溶接ワイヤのコイルを下方に押圧する。
従って、蓋6が設置された溶接用ワイヤの収納パックにおいては、溶接用ワイヤのコイルは、収納パックの容器1の底部と、蓋との間に、輪ゴム5の弾性力により押圧された状態で、保持されている。これにより、収納パックの輸送時及び保管作業時等において、容器1内で、溶接用ワイヤのコイルが暴れたり、この暴れによりワイヤ表面に傷がついたり、溶接ワイヤのコイルの整列巻きが解けたりすることが防止される。
而して、本実施形態においては、輪ゴム15は、第2の押さえ枠14の折り返し部24に取り付けられているので、輪ゴム15の取り付け位置の強度が高い。このため、溶接ワイヤのコイルが大型化し、高重量化して、弾性部材である輪ゴム15として、従来よりも弾性係数が高くて、輪ゴム15を張架したときの引張強度が高いものを使用する必要が生じても、輪ゴム15により第2の押さえ枠14における輪ゴム15の取り付け位置が潰れることを防止することができ、第1及び第2の押さえ枠3,14の寿命を延長できる。また、高強度の輪ゴム15を使用できるので、容器内における溶接ワイヤコイルを暴れることなく、確実に保持することができる。
なお、本発明は上述の実施形態に限らず、種々の変形例が可能である。例えば、上記実施形態においては、弾性部材としての輪ゴム15が取り付けられた第2押さえ枠14が、容器1内の溶接ワイヤコイル上の押さえ板に接触するように、第1及び第2の押さえ枠3,14をコイル上に配置し、蓋6で第1の押さえ枠3を容器1内に押し込むことにより、輪ゴム15を引張状態にしたが、逆に、第1の押さえ枠3を容器1内の溶接ワイヤ上の押さえ板に接触するように、第1及び第2の押さえ枠3,14をコイル上に配置し、蓋6で第2の押さえ枠14を容器1内に押し込むことにより、輪ゴム15を引張状態にしてもよい。
また、切欠17は、上述のように、矩形の孔ではなく、折り返し部24の上端縁から下方に向かうように切り欠いたものでもよく、輪ゴム15を3角形状に保持できるものであればよい。更に、弾性部材としては、無端の輪ゴムを第2押さえ枠14の角部に係止させるものに限らず、第2押さえ枠14の角部に掛け渡すように、各角部の両内面に1本のゴムの両端部を固定したものでもよい。この場合は、各ゴムの両端部は、折り返し部24の2重構造の2枚の段ボールの双方に固定されていることが好ましい。また、折り返し部24はその第2押さえ枠の角部で相互に固定されていることが好ましい。
更に、第1及び第2の押さえ枠3,14は、上記実施形態のように、四角筒でなくてもよく、例えば、円筒状等にすることもできる。しかし、第1及び第2の押さえ枠3,14は、現実的には、四角筒である。また、弾性部材は、上記実施形態では輪ゴムであるが、市販の容易に入手可能なものを使用すればよい。輪ゴムの破断強度は高い方が好ましく、このため、幅広の帯状の輪ゴムを使用することが好ましい。更にまた、第1押さえ枠3の下端縁に、輪ゴム15の掛け渡し部分に係合する切欠(図8の切欠8参照)を設けてもよい。なお、第1の押さえ枠3は、折り返し部が下端縁ではなく、上端縁でもよい。また、第1の押さえ枠3は、折り返したものではなく、1重構造の枠体でもよい。
本発明の実施形態に係る収納パックの第1の押さえ枠3を示す斜視図である。 同じく収納パックの第2の押さえ枠14を示す斜視図である。 第1の押さえ枠3を第2の押さえ枠14内に嵌入させた状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る収納パックの蓋を取り付ける前の斜視図であり、第1の押さえ枠3を第2の押さえ枠14内に嵌入させたものを容器1内の溶接ワイヤコイル上に載置した状態を示す斜視図である。 同じく容器の蓋を取り付けようとしている状態の斜視図である。 従来の溶接用ワイヤの収納パックを示す斜視図である(蓋の取り付け前)。 従来の溶接用ワイヤの収納パックを示す斜視図である(蓋の取り付け時)。 従来の第1及び第2押さえ枠3,4の拡大斜視図である。
符号の説明
1:容器
2:押さえ板
3:第1押さえ枠
4,14:第2押さえ枠
5,15:輪ゴム
7,17、30:切欠
24:折り返し部
25:フランジ

Claims (5)

  1. コイル状に巻回された溶接用ワイヤを収納する有底円筒状の容器と、この容器内に収納された前記溶接用ワイヤのコイルの上に配置される押さえ板と、筒状をなす第1押さえ枠と、この第1押さえ枠に外嵌された第2押さえ枠と、を有し、前記第2押さえ枠はその一方の端部が前記押さえ板に接触し、他方の端部が折り返されており、この折り返されて2重になっている部分に、弾性部材がその一部を第2押さえ枠の内側に張架させて設けられていると共に、前記第2押さえ枠は、前記一方の端部に外側に広がるフランジ部が形成されており、前記第1押さえ枠は、その前記押さえ板側の端部が前記弾性部材の前記張架部に係止された状態で前記容器の開口部に配置された蓋部により、前記容器内に押し込められていることを特徴とする溶接用ワイヤの収納パック。
  2. コイル状に巻回された溶接用ワイヤを収納する有底円筒状の容器と、この容器内に収納された前記溶接用ワイヤのコイルの上に配置される押さえ板と、筒状をなす第1押さえ枠と、この第1押さえ枠に外嵌された第2押さえ枠と、を有し、前記第1押さえ枠はその一方の端部が前記押さえ板に接触するように配置されていると共に、前記一方の端部に外側に広がるフランジ部が形成されており、前記第2押さえ枠はその押さえ板側の端部が折り返されており、この折り返されて2重になっている部分に、弾性部材がその一部を第2押さえ枠の内側に張架させて設けられており、前記第2押さえ枠は、前記弾性部材の前記張架部を前記第1押さえ枠の他端部に係止させた状態で前記容器の開口部に配置された蓋部により、前記容器内に押し込められていることを特徴とする溶接用ワイヤの収納パック。
  3. 前記第1及び第2押さえ枠は、角筒状をなすことを特徴とする請求項1又は2に記載の溶接用ワイヤの収納パック。
  4. 前記弾性部材は、前記第2押さえ枠の各コーナー部において、そのコーナー部の角部を挟む2側面間に掛け渡されて張架されていることを特徴とする請求項3に記載の溶接用ワイヤの収納パック。
  5. 前記第1押さえ枠は、その下端縁又は上端縁にて折り返されて2重になっていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の溶接ワイヤの収納パック。
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