JP2015224046A - ガラス瓶の梱包装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】組立てが極めて簡単であって、しかも液体を充填したガラス瓶の底部の緩衝保護の構造において優れたガラス瓶の梱包装置を提供する。
【解決手段】ガラス瓶53を梱包する梱包装置が内箱11と外箱とから構成され、とくに内箱11は4枚の側板16〜19を備え、これらの側板16〜19の下端に設けられた底部フラップ22、24、26、28を互いに重合わせ、一番下側の底部フラップ24の折返し片34を他の底部フラップ22、28の挿通孔31、33を挿通させて一番上側の底部フラップ26の挿通孔32に連設された係止用切込み37に係止して直方体状の形態を維持するようにする。
【選択図】図2

Description

本発明はガラス瓶の梱包装置に係り、とくに飲料酒等の液体を収納したガラス瓶に用いて好適なガラス瓶の梱包装置に関する。
例えば特開2007−153368号公報には、重なり合う基板の周囲に側板を連設して枡形の形状とし、側板の端縁から延出した折曲片を内側へ折り曲げる瓶の緩衝装置において、2枚の基板をその一方の基板の一側から切り込んで形成した連結片を介して繋ぎ、各基板の一組の対向端縁から側板および折曲片を順次延出し、一方の基板と連結片との境界の折目線を、この基板の角部から斜め方向に延びるものとし、他方の基板と連結片との境界の折目線を他の折目線とは逆方向に折り曲がるようにし、基板同士を90°捻って重ねることにより、緩衝性を確保しつつ、効率的に材料をしようして製造することができる瓶の緩衝材が開示されている。
このように、例えば酒類を充填したガラス瓶を梱包する際には、とくに底部であって瓶の重量がかかる部分を重点的に緩衝する必要がある。これは運搬等の際において、落下した場合に衝撃によって瓶のとくに底部が損傷破壊することを防止するためである。
上記の先行特許文献に記載されている緩衝構造を含め、従来の酒類を充填したガラス瓶の梱包装置は、構造が複雑になり、あるいは底部の保護が十分でない欠点があった。また底部の保護を十分に行なうようにすると、組立てが非常に面倒になり、これによってガラス瓶の梱包装置のコストが増大する欠点がある。
特開2007−153368号公報
本願発明の課題は、ガラス瓶の底部が効果的に緩衝保護されるようにしたガラス瓶の梱包装置を提供することである。
本願発明の別の課題は、組立てが容易であって、しかも確実にガラス瓶の底部を保護できるようにしたガラス瓶の梱包装置を提供することである。
本願発明のさらに別の課題は、とくにガラス瓶の底部を保護する内箱の組立てが容易であって、これによって低コストのガラス瓶の梱包装置を提供することである。
本願発明のさらに別の課題は、内箱の部分の組立ての際に、糊剤、金属製の止着具等の固定手段を用いないで組立てができるようにしたガラス瓶の梱包装置を提供することである。
本願発明のさらに別の課題は、ガラス瓶の底部を含めてその全体を確実に保護できるようにしたガラス瓶の梱包装置を提供することである。
本願発明の上記の課題および別の課題は、以下に述べる本願発明の技術的思想およびその実施の形態によって明らかにされる。
本願の主要な発明は、ガラス瓶を収納する内箱と、
前記ガラス瓶を収納した内箱を収納する外箱と、
を具備し、前記内箱の4つの側板の内の少なくとも2つの側板の下端に底部フラップが連設され、しかも一番下側の底部フラップに折返し片が設けられるとともに、一番上側の底部フラップには折返し片を挿通する挿通孔と、前記挿通孔に連続して前記折返し片の先端部を係止する係止用切込みとが形成され、前記折返し片の先端部を前記係止用切込みで係止することによって前記内箱が前記直方体状の形状を維持するガラス瓶の梱包装置に関するものである。
ここで、前記内箱が段ボールから構成され、4つの側板の下端にそれぞれ底部フラップが連設され、一番下側の底部フラップと一番上側の底部フラップ以外の中間の底部フラップには前記折返し片を挿通する挿通孔が形成され、前記内箱の底部が前記4枚の底部フラップによって4重の構造になっていてよい。また前記内箱が段ボールから構成され、4つの側板の内の互いに対向する少なくとも2つの側板の上端にそれぞれ上部フラップが連設され、しかも該上部フラップの高さ方向の所定の一ケ所または複数ケ所の高さにそれぞれ横方向に延びる折曲げ線が形成され、瓶の高さに応じて折曲げられてよい。また前記内箱の4つの側板の内の前記折曲げ線が形成された前記互いに対向する上部フラップ以外の上部フラップに指を引掛ける穴が形成されていてよい。
また、前記ガラス瓶の胴の部分に筒状の緩衝体が装着された状態で前記ガラス瓶が前記内箱に収納されてよい。また前記外箱が段ボールから構成され、前記ガラス瓶を収納した単一の内箱を収納するようにしてよい。また前記外箱が段ボールから構成され、前記ガラス瓶を収納した複数の内箱を収納するようにしてよい。
本願の主要な発明は、ガラス瓶を収納する内箱と、
前記ガラス瓶を収納した内箱を収納する外箱と、
を具備し、前記内箱の4つの側板の内の少なくとも2つの側板の下端に底部フラップが連設され、しかも一番下側の底部フラップに折返し片が設けられるとともに、一番上側の底部フラップには折返し片を挿通する挿通孔と、前記挿通孔に連続して前記折返し片の先端部を係止する係止用切込みとが形成され、前記折返し片の先端部を前記係止用切込みで係止することによって前記内箱が前記直方体状の形状を維持するようにしたものである。
従ってこのようなガラス瓶の梱包装置によると、内箱の底部側が複数の底部フラップによる多層構造になり、ガラス瓶の底部を確実に緩衝保護することが可能になる。しかもこのような内箱の組立てが、一番下側の底部フラップの折返し片を他の底部フラップの挿通孔を挿通させて一番上側の底部フラップの挿通孔に連続して形成された係止用切込みに係止することによって、内箱が直方体状に組立てられた状態を維持するようになり、このために内箱の組立ての際に、糊や金属の止着具等の止着手段を設けることなく、折曲げ動作のみによって組立てることが可能になる。
本願発明の一実施の形態に係るガラス瓶の梱包装置の内箱の展開平面図である。 同内箱の縦断面図(A)、および組立て斜視図(B)である。 内箱と組合わせて用いられる外箱の展開平面図である。 同外箱の縦断面図(A)、および組立て斜視図(B)である。 2つの内箱を収納することができる外箱の展開平面図である。 同外箱の組立て斜視図である。 3つの内箱を並べて収納することができる外箱の展開平面図である。 同外箱の外観斜視図である。
以下本願発明を図示の実施の形態によって説明する。本願の一実施の形態に係るガラス瓶の梱包装置は、飲料アルコール類、すなわち酒類を充填したガラス瓶を梱包する梱包装置に関する。そしてこのような梱包装置は、ガラス瓶を収納する内箱11(図2参照)と、ガラス瓶を収納した内箱11をさらに収納する外箱12(図4参照)との二重構造の梱包装置である。
まず図1によって内箱の構造を説明する。図1に示すように、内箱11は、4枚の側板16、17、18、19を互いに折曲げ線20を介して折曲げ可能に連結した直方体状をなす包装箱である。この包装箱は、段ボールによって組立てられ、しかも段ボールはその段目の方向が横方向に延びるようにして使用される。
側板16の下端側には折曲げ線21を介して底部フラップ22が形成される。側板17の下端には、折曲げ線23を介して底部フラップ24が形成される。側板18の下端には折曲げ線25を介して底部フラップ26が形成される。側板19の下端には折曲げ線27を介して底部フラップ28が形成される。ここで折曲げ線21、23、25、27の内、側板18の折曲げ線25が一番高い位置に形成され、次いで側板19の折曲げ線27が次に高い位置に形成され、次に側板16の折曲げ線21が高い位置に形成され、側板17の折曲げ線23が一番低い位置に形成されている。これによって底部フラップ26、底部フラップ28、底部フラップ22、底部フラップ24の順に重合わされることになる。
底部フラップ22には挿通孔31が形成されている。底部フラップ26には挿通孔32が形成されている。底部フラップ28には挿通孔33が形成されている。底部フラップ24には折返し片34が切込まれて形成されている。折返し片34の根元側には互いに平行に折曲げ線35、36が形成されている。上記折返し片34の先端部を係止するための係止用切込み37が、側板18と連結された底部フラップ26の挿通孔32に連設されている。
側板16の上部には上部フラップ41が形成されている。側板17の上部には上部フラップ42が形成されている。側板18の上部には上部フラップ43が形成されている。側板19の上端には上部フラップ44が形成されている。
側板16の上端の上部フラップ41には、上下の折曲げ線45、46が互いに平行に形成されている。側板18の上部の上部フラップ43には上下に折曲げ線47、48が互いに平行に形成されている。側板17の上端の上部フラップ42には円形孔49が形成されている。側板19の上部フラップ44には円形孔50が形成されている。
このような段ボールから成る内箱11は、図2A、Bに示すように組立てられる。4枚の側板16〜19を折曲げ線20のところで互いに折曲げて四角筒状にする。そしてこの後に、折曲げ線25によって底部フラップ26を水平に折曲げる。この後に折曲げ線27によって底部フラップ28水平に折曲げ、底部フラップ26の下側に重合わせる。次いで折曲げ線21によって底部フラップ22を水平に折曲げ、底部フラップ28の下側に重合わせる。この後に折曲げ線23によって底部フラップ24を水平に折曲げ、底部フラップ22の下側に重合わせる。そしてこの後に、一番下側の底部フラップ24の折返し片34を一対の折曲げ線35、36によって折曲げ、折返し片34が挿通孔31、33、32を挿通し、一番上側の底部フラップ26の挿通孔32に連設された係止用切込み37に係止する(図2B参照)。これによって内箱11が組立てられる。
上記の組立て動作によって明らかな如く、この内箱は、底部フラップ24に設けられた折返し片34を用い、挿通孔31、33、32を通して一番上側の底部フラップ26の係止用切込み37に係合させることによって組立てられるようになっており、糊剤や止着用金属部材を用いることなく内箱11が簡単に組立てられるようになる。また使用した後においては、上記折返し片34を係止用切込み37から離脱させ、挿通孔32、31、33を通して底部に引出すようにすると、図1に示すように簡単に平面状に展開することができる。従って、不使用時における処理や、廃棄処理の効率が著しく向上することになる。
組立てられた内箱11の内部には図2Aおよび図2Bに示すように、ガラス瓶53が収納される。ここでガラス瓶53は、アルコール類を充填したいわゆる酒瓶であってよく、とくに胴の部分を緩衝するために、筒状の緩衝体54が用いられる。筒状の緩衝体54は、例えば発泡スチロール樹脂の筒体であってよい。あるいはまた気泡シートであってよい。このような緩衝体54は胴の部分に巻付けておくと、底部のみならず、胴の部分の緩衝効果をも高めることが可能になる。
内箱11の側板16、18の上端の上部フラップ41、43にはそれぞれ上部に互いに平行な一対の折曲げ線45、46が形成されている。これらの折曲げ線45、46によって、内箱11内に充填されるガラス瓶53の高さ方向に柔軟に対応することができる。すなわちとくにガラス瓶53の高さが低い場合には、上部フラップ41、43の下側の折曲げ線46、48のところでこのフラップ41、43を折曲げてテープ留めすればよい。少し高さが高いガラス瓶53の場合には、上側の折曲げ線45、47のところで上部フラップ41、43を折曲げ、これらのフラップ41、43をテープ留めすることも可能である。またこの内箱11とほぼ整合する高さのガラス瓶53の場合には、上部フラップ41、43を折曲げ線45、46、47、48のところで折曲げることなく、上部フラップ41、43の上部が互いに接するように軽く変形させ、この上部フラップ41、43の外側からテープ留めしてもよい。従ってこのような構造は、ガラス瓶53の高さが異なる複数種類の酒瓶について柔軟に対応することが可能になる。
次にガラス瓶53を収納した内箱11をさらに収納するための外箱12の構造について図3により説明する。この外箱13は、4枚の側板61、62、63、64を備えている。これらの側板61〜64は、折曲げ線65を介して互いに折曲げ可能に連結されている。そして左端の側板61の端部には折曲げ線66を介して接合片67が連結されている。接合片67は、反対側の側板64に接合されるようになっている。なおここで4枚の側板61〜64は、段ボールによって組立てられるとともに、ここで外箱11は、段ボールの段目の方向が縦方向になるように用いられる。
側板61の下端側には折曲げ線71を介して補助板72が連設されている。側板62の下端には折曲げ線73を介して底板74が連設されている。底板74はコ字状の切込み75を先端部に備えている。側板63の下端には折曲げ線76を介して補助板77が連設されている。補助板77は上記補助板72と対称になっている。また側板64の下端には折曲げ線78を介してロック板79が連設されている。
次に側板61の上端には、折曲げ線83を介して補助蓋板84が連設されている。また側板62の上端には係止片85が両側の一対の切込みによって形成されている。そしてこの係止片85の中間位置であって側板62の上縁と対応する高さには折曲げ線86が形成されている。また係止片85の根元側には、折曲げ線87が形成されている。次に側板63の上端には折曲げ線88を介して補助蓋板89が連設されている。補助蓋板89は、上記補助蓋板84と対称になっている。側板64の上端には、折曲げ線90を介して蓋板91が折曲げ可能に連設されている。蓋板91はその先端側に折曲げ線92を介して挿入片93を折曲げ可能に備えている。この挿入片93の根元側であって蓋板91の先端部には、横方向に切込みを有する係止孔94が形成されている。
このような段ボールから成る外箱は、図4A、図4Bに示すように組立てられる。まず3本の折曲げ線65によって4枚の側板61〜64を四角筒状になるように互いに折曲げる。そして左端の接合片67を折曲げ線66のところで折曲げて、反対側の側板64の内側であって右端の部分に糊付け接合する。
次にこの外箱12の底部を閉塞する動作を説明する。まず折曲げ線73によって底板74を折曲げるとともに、両側の補助板72、77をそれぞれ水平に折曲げ線71、76のところで折曲げ、底板74の下側に重合わせる。そしてこの状態で、ロック板79を折曲げ線78のところで折曲げ、補助板72、77の肩の段部と係合させながら、ロック板79の先端部を底板74のコ字状切込み75に係合させる。このときに底板74を箱の内側に斜め上方に向けて折曲げるようにすると、ロック板79が底板74のコ字状切込み75に係合され、これによって底部が閉塞された状態になる。
このように外箱12が組立てられたならば、この外箱12内に、ガラス瓶53を収納した内箱11を図4Bに示すように挿入する。内箱11は外箱12の内側に入るように、外箱12よりも一回り小さな寸法になっているために、内箱11を外箱12内に収納して梱包することができる。そして内箱11を内部に収納した状態で、外箱12の両側の補助蓋板84、89をそれぞれ折曲げ線83、88のところで折曲げ、この後折曲げ線90によって蓋板91を補助蓋板84、89の上に重合わせ、挿入片93を側板62の内側に挿入する。そしてこの後に、側板62の上端の係止片85を蓋板91の係止孔94に挿入することによって、蓋板91が閉じられてロックされる。
従ってこのような内箱11と外箱12との組合わせから成る梱包装置は、ガラス瓶53が内箱11に収納され、さらに外箱12に収納されるために、二重の箱体による梱包が行なわれる。とくに内箱11は、4枚の底部フラップ26、28、22、24を上から下にこの順に重合わせて構成されるために、ガラス瓶53の底部の緩衝保護の構造が極めて高いものとなる。ガラス瓶53の胴の部分についても、緩衝体54による緩衝に加えて、内箱11の4枚の側板16〜19と、外箱12の4枚の側板61〜64による保護構造とによって、より完全な緩衝効果を得ることが可能になる。また内箱11の組立てが、4枚の底部フラップ26、28、22、24をこれらの順に重合わせて、一番下側の底部フラップ24の折返し片34を挿通孔31、33、32の順に挿通させて、挿通孔32に連設された係止用切込み37に係止するだけでよく、組立てが極めて簡単になり、組立ての作業性に優れた構造になる。
また内箱11の側板16の上端の上部フラップ41と側板18の上部フラップ43にそれぞれ折曲げ線45、46および47、48が形成されているために、これらの折曲げ線45〜48の任意の位置で上部フラップ41、43を折曲げることができ、ガラス瓶53の高さ方向の寸法に柔軟に対応できるようになる。従って互いに高さの異なるガラス瓶を適切にそれぞれ梱包して物流に供することが可能になる。
次に別の実施の形態を図5および図6によって説明する。この実施の形態は、外箱12の構造が上記の実施の形態とは異なっている。すなわちここでは、外箱12を構成する段ボールにおいて、図5に示すように、側板62、64の横方向の寸法が図3に示す上記の実施の形態の2倍の大きさになっている。これに対して側板61、63の横方向の寸法は、図3に示す上記実施の形態と同じ値に設定されている。従ってこのような構成によると、図6に示すように、図5に示す段ボール紙を折曲げて組立てられた外箱12は、ガラス瓶53を収納した内箱11を横方向に2本並べて並置できる大きさになる。すなわちここでは、1本ずつのガラス瓶53を収納した内箱11を2本同時に収納することができる外箱12と組合わせて用いられるようになる。なお図5および図6に示す図面において、上記第1の実施の形態の図3、図4と対応する部分には同一の符号を付すとともに、その構造の説明については、上記第1の実施の形態の説明を援用する。
次に第3の実施の形態を図7および図8によって説明する。この実施の形態は、図7に示すように、外箱12の展開図において、側板62、64の横方向の寸法が、第1の実施の形態の外箱12の場合と比べて、3倍になっている。これに対して側板61、63はその横方向の寸法が第1の実施の形態と等しくなっている。従ってこのような段ボールを折曲げて組立てられた外箱12は、図8に示すように、ガラス瓶53を収納した内箱11を3つ並べて収納することができる大きさになる。すなわちここでは、ガラス瓶53をそれぞれ収納した3つの内箱11と共通の単一の外箱12によってガラス瓶の梱包装置が組立てられる。なおこの実施の形態において、図7に示す各部の構造については、上記第1の実施の形態の図3、図4と対応する部分には同一の符号を付すとともに、各部の構造については、上記第1の実施の形態の説明を援用する。
以上本願発明を図示の実施の形態によって説明したが、本願発明は上記実施の形態によって限定されることなく、本願発明の技術的思想の範囲内において各種の変更が可能である。例えば上記実施の形態における段ボール原紙の厚さや、強度等については各種の変更が可能である。また上記実施の形態における内箱11や外箱12の寸法についても、その中に収納するガラス瓶の大きさに対応して種々の寸法を採ることが可能である。また実施の形態においては、酒類を充填するガラス瓶について説明しているが、本願発明のガラス瓶の梱包装置は、その他各種の液体を充填したガラス瓶に広く適用可能である。
本願発明は、各種の飲料アルコール類を充填して物流に供するためのガラス瓶の梱包装置として広く利用することができる。
11 内箱
12 外箱
16〜19 側板
20 折曲げ線
21 折曲げ線
22 底部フラップ
23 折曲げ線
24 底部フラップ
25 折曲げ線
26 底部フラップ
27 折曲げ線
28 底部フラップ
31〜33 挿通孔
34 折返し片
35、36 折曲げ線
37 係止用切込み
41〜44 上部フラップ
45、46 折曲げ線
47、48 折曲げ線
49、50 円形孔
53 ガラス瓶
54 緩衝体
61〜64 側板
65、66 折曲げ線
67 接合片
71 折曲げ線
72 補助板
73 折曲げ線
74 底板
75 コ字状切込み
76 折曲げ線
77 補助板
78 折曲げ線
79 ロック板
83 折曲げ線
84 補助蓋板
85 係止片
86〜88 折曲げ線
89 補助蓋板
90 折曲げ線
91 蓋板
92 折曲げ線
93 挿入片
94 係止孔

Claims (7)

  1. ガラス瓶を収納する内箱と、
    前記ガラス瓶を収納した内箱を収納する外箱と、
    を具備し、前記内箱の4つの側板の内の少なくとも2つの側板の下端に底部フラップが連設され、しかも一番下側の底部フラップに折返し片が設けられるとともに、一番上側の底部フラップには折返し片を挿通する挿通孔と、前記挿通孔に連続して前記折返し片の先端部を係止する係止用切込みとが形成され、前記折返し片の先端部を前記係止用切込みで係止することによって前記内箱が前記直方体状の形状を維持するガラス瓶の梱包装置。
  2. 前記内箱が段ボールから構成され、4つの側板の下端にそれぞれ底部フラップが連設され、一番下側の底部フラップと一番上側の底部フラップ以外の中間の底部フラップには前記折返し片を挿通する挿通孔が形成され、前記内箱の底部が前記4枚の底部フラップによって4重の構造になっている請求項1に記載のガラス瓶の梱包装置。
  3. 前記内箱が段ボールから構成され、4つの側板の内の互いに対向する少なくとも2つの側板の上端にそれぞれ上部フラップが連設され、しかも該上部フラップの高さ方向の所定の一ケ所または複数ケ所の高さにそれぞれ横方向に延びる折曲げ線が形成され、瓶の高さに応じて折曲げられる請求項1または請求項2に記載のガラス瓶の梱包装置。
  4. 前記内箱の4つの側板の内の前記折曲げ線が形成された前記互いに対向する上部フラップ以外の上部フラップに指を引掛ける穴が形成されている請求項3に記載のガラス瓶の梱包装置。
  5. 前記ガラス瓶の胴の部分に筒状の緩衝体が装着された状態で前記ガラス瓶が前記内箱に収納される請求項1に記載のガラス瓶の梱包装置。
  6. 前記外箱が段ボールから構成され、前記ガラス瓶を収納した単一の内箱を収納する請求項1に記載のガラス瓶の梱包装置。
  7. 前記外箱が段ボールから構成され、前記ガラス瓶を収納した複数の内箱を収納する請求項1に記載のガラス瓶の梱包装置。
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