JP5132493B2 - データ処理装置、ジョブ検査方法、及びコンピュータプログラム - Google Patents

データ処理装置、ジョブ検査方法、及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、データ処理装置、プリフライトチェック方法、及びコンピュータプログラムに関し、特に、ジョブの出力前にその検査をするために用いて好適なものである。
POD(Print On Demand)機と呼ばれる電子写真プリンタは、バリアブルデータ印刷と呼ばれる可変データ部分を含む印刷をキラーアプリケーションとしている。バリアブルデータ印刷は、効果の高いダイレクトメール等の作成に有効である。マルチメディアコンテンツをバリアブルデータフォーマットで記述(定義)可能な言語としては、PPML(Personalized Print Markup Language)が知られている。PPMLは、XML(eXtensible Markup Language)をベースとした、デジタルプリンティングシステムのための言語である。このPPMLは、バリアブルデータ印刷を実現するためのアーキテクチャとして、PODiから提唱されたオープンな言語である。
一方、印刷業界では、印刷の失敗を回避するために、実際に印刷を開始する前に、印刷ジョブが妥当かどうかをチェック(例えばフォントや画像をチェック)するプリフライトという工程の処理が行われる。ユーザからデータによるドキュメントの入稿を受け付け、それを印刷するサービスでは、入稿されたドキュメントに対し、オペレータが印刷システムを用いてプリフライトチェックを行う。プリフライトチェックの結果、ドキュメントの印刷に問題がないと判断された場合に当該ドキュメントの印刷が行われる。
より具体的に説明すると、プリフライトチェックとは、実際に印刷を開始した後に必要なリソースがないこと等により作業が中断されることを防止するために、実際の印刷を実行する前にドキュメントの内容について行うチェックである。プリフライトチェックにおける従来のチェック項目には、主としてドキュメントの印刷に必要なリソースに関する項目が含まれている。具体的には、ドキュメントに含まれるフォントの種類、フォントのエンベッドの有無、カラープロファイルの名前、イメージデータの解像度といった項目が含まれている。
そして、オペレータが指定したチェック項目群について、チェック対象のドキュメントをチェックする。このチェックの結果を報告する際には、チェック項目毎に問題が発見されたかどうかを示す。更に、チェックの結果の詳細情報として、問題が発見されたページ番号やオブジェクト名、実際の印刷イメージ上の場所を示す。
バリアブルデータ印刷におけるプリフライトも既に提案されている。特許文献1では、レコード間に共通な文書をベースに、固定のコンテナ枠に可変データを挿入する印刷ジョブに対してプリフライトチェックを行うようにしている。具体的には、コンテナ枠から可変データがオーバーフローするかどうかをチェックするようにしている。
特開2007−316873号公報
しかしながら、バリアブルデータ印刷でも通常の印刷と同様の形態でプリフライトの結果を報告すると、発見された問題が、レコード間で共通なマスター部分の問題なのか、バリアブル部分の問題なのかをオペレータに分かり易く報告できない虞がある。通常、マスター部分のデータとバリアブル部分のデータは、別の場所に保管されているが、それらのデータは合成されて印刷される。したがって、プリフライトチェックで発見した問題が生じている"ページ番号やオブジェクト名、実際の印刷イメージ上の場所"を表示するだけでは、オペレータは、マスター部分とバリアブル部分のどちらを確認して問題を解消すべきかを容易に判断できない。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、バリアブルデータを含むジョブのプリフライトチェックの結果を、従来よりも分かり易く報知できるようにすることを目的とする。
本発明のデータ処理装置は、複数のレコード間で共通な共通データ部分と、当該複数のレコード間で変わり得る可変データ部分とを合成することにより文書を出力するためのジョブを解析する解析手段と、前記解析手段によって解析された結果を用いて、複数のレコードに対する出力前の検査をページ単位で行う検査手段と、前記検査手段により行われた検査の結果に基づいて、前記複数のレコードの同一のページで問題が発生しているレコードの数を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出されたレコードの数を用いて、前記問題が、前記共通データ部分の問題か、前記可変データ部分の問題かを推測する推測手段と、前記推測手段により推測された結果を出力する出力手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、複数のレコードに対する出力前の検査の結果に基づいて、同一のページ番号のページで同種の問題が発生しているレコードの数を抽出する。そして、抽出したレコードの数を用いて、前記問題が、共通データ部分の問題か、可変データ部分の問題かを推測して出力する。したがって、ジョブの出力前の検査において発見された問題が、共通データ部分の問題か、可変データ部分の問題かを従来よりも分かり易く報知できるようになる。
以下に、図面を参照しながら、本発明の一実施形態について説明する。尚、本実施形態では、ドキュメント出力システムとしてドキュメント印刷システムを例に挙げて説明する。しかしながら、本発明の特徴は、バリアブルデータを含むドキュメントを出力する場合のプリフライトに係るものである。したがって、本発明は、印刷に限らず表示等の出力を行う場合にも適用することが可能である。
<本実施形態のドキュメント印刷システムの構成例>
図1は、本実施形態に係るドキュメント印刷システムのシステム構成の一例を示す図である。
図1において、ドキュメント印刷システムは、ネットワークNに各種のデバイスが接続された構成になっている。ここでは、複数台のパーソナルコンピュータ(以下、クライアントパソコンという)X、Yと、1台のファイルサーバFSと、1台のWebサーバWSと、1台のプリントサーバPSと、少なくとも1台のプリンタAが、ネットワークNに接続されている。そして、携帯情報端末のようなモバイル端末Mが、IrDA、RS-232Cやセントロニクス等を通してネットワークNに接続することなく、直接プリンタAに通信可能に接続されている。尚、クライアントパソコンX、Yの代わりに、ワードプロセッサ、ワークステーション、携帯情報端末等の情報処理装置を接続することも可能である。また、クライアントパソコンX、Y及びファイルサーバFSには、複数種のフォントに係るフォントデータ群やWebのデータや画像データ等が格納されている。
図2は、ドキュメントの出力処理の一例を説明する図である。
図2において、モバイル端末M或いはクライアントパソコンX、Yは、WebサーバWSに対して、ドキュメントデータと印刷制御情報とを含むWeb入稿要求を行う(ステップS1)。Web入稿要求を受けたWebサーバWSは、ファイルサーバFSに対して、ドキュメントデータと印刷制御情報とを送信する(ステップS2)。ファイルサーバFSは、ドキュメントデータと印刷制御情報とを含むプリントデータを保管する(ステップS2)。印刷制御情報には、フォントデータ等が含まれる。
その後、モバイル端末M或いはクライアントパソコンX、YからプリンタAに対して、ドキュメントが存在するWebのURLやPDFデータ等のドキュメントの存在場所と、印刷部数とを含む印刷要求を出す(ステップS3)。そして、プリンタAからWebサーバWSにファイル要求を出す(ステップS4)。WebサーバWSは、必要なドキュメントデータやフォントデータを含むプリントデータをファイルサーバFSより集める(ステップS5、S6)。そして、WebサーバWSは、プリントデータをプリントサーバPSに転送する(ステップS7)。プリントサーバPSは、転送されたプリントデータに含まれるドキュメントデータをビットマップデータ(イメージデータ)に展開し(ステップS8)、プリンタAに送信する(ステップS9)。プリンタAは、ビットマップデータのプリント処理を行う(ステップS10)。
また、WebサーバWSは、プリントデータをプリンタAに直接送信することもある(ステップS11)。この場合、プリンタAは、送信されたプリントデータに含まれるドキュメントデータをビットマップデータに展開し(ステップS12)、プリント処理を行う(ステップS10)。
また、モバイル端末M或いはクライアントパソコンX、Yは、プリンタAに対して印刷要求を直接行うこともある(ステップS13)。このときの印刷要求には、ドキュメントデータと印刷制御情報とが含まれる。この場合、プリンタは、印刷要求に含まれるドキュメントデータをビットマップデータに展開し(ステップS14)、プリント処理を行う(ステップS15)。
尚、図2に示すその他の処理については、本実施形態の特徴的な部分であるので、後で詳述する。
また、図1では、ネットワークNがLANのように示されているが、ネットワークNはLANに限定されない。例えば、インターネット等を介して、クライアントパソコンX、Yと各サーバFS、PS、WSやプリンタAとが遠距離で接続されるようにしてもよい。このようにした場合、例えば印刷拠点ではプリンタAを、印刷拠点パソコンZを介してネットワークNに接続してもよい。この場合、以下で示す印刷拠点でのプリフライトチェックはこの印刷拠点パソコンZで行われる。また、印刷拠点にファイルサーバFSやプリントサーバPSがある場合は、これらファイルサーバFSやプリントサーバPSが印刷拠点でのプリフライトチェックを行ってよい。更に、プリンタAがパソコンとしての機能を有する場合には、プリンタA自身がプリフライトチェックを行ってもよい。
<本実施形態のパソコン及びサーバの構成例>
図3は、クライアントパソコンX、Y、ファイルサーバFS、WebサーバWS、印刷拠点パソコンZ、及びプリントサーバPSの概略構成の一例を示すブロック図である。
図3において、CPU(中央処理装置)101は、装置全体の制御及び演算処理等を行う。ROM(読み出し専用メモリ)102は、システム起動プログラム、基本I/Oプログラム、及び文字コードをビットパターンに変換するための文字パターンデータ(フォントデータ)等を記憶している。RAM(ランダムアクセスメモリ)103は、CPU101の演算に使用するデータや、演算結果や、表示のために文字コードから変換された文字パターンデータ列や、図形データや、イメージデータ等を一時的に記憶する。
KBC(キーボード制御部)104は、KB(キーボード)105よりキー入力データ(文字コードや制御コード)を受け取り、CPU101へ伝達する。CRTC(ディスプレイ制御部)106は、RAM103に格納された文字パターンデータ列を読み出し、CRT107に転送する。CRT(ディスプレイ装置)107は、CRTC106より文字パターンデータ列、図形データ、イメージデータを受け取り、表示画面に表示する。
DKC(ディスク制御部)108は、外部記憶装置109に対するアクセス制御を行う。外部記憶装置109には、FD(フレキシブルディスク装置)109a、HD(ハードディスク装置)109b、CD−ROM109c等がある。HD109bには、文字展開処理プログラム、図形展開処理プログラム、イメージデータ処理プログラム等が記憶されている。文字展開処理プログラムは、文字パターンデータ(フォントデータ)やフォントデータを読み出してビットマップデータに変換するためのプログラムである。図形展開処理プログラムは、図形データを処理するためのプログラムである。イメージデータ処理プログラムは、イメージデータを処理するためのプログラムである。
本実施形態に係る図13乃至図15の処理等を行うアプリケーションプログラム及び関連データは、FD109a或いはCD−ROM109c等の外部記憶装置109からRAM103にロードされて、CPU101により使用される。
NTC(ネットワーク制御部)110は、NT(ネットワーク装置)111の動作を制御する。システムバス112は、図3に示す以上の構成要素間のデータ転送を行うためのものである。
<本実施形態のRAMのメモリマップ例>
図4は、ドキュメントチェック処理(プリフライトチェック)を行う際のRAM103のメモリマップの一例を示す図である。尚、図4では、本実施形態に特徴的な情報のみを示しており、その他の情報は示していない。
基本I/Oプログラム31は、ROM102内のシステム起動プログラムによりRAM103に読み出される。オペレーティングシステム(OS)32は、基本I/Oプログラム31が実行されると、HD109bから読み出される。また、外部記憶装置109としてのFD109a、或いはCD-ROM109cから、アプリケーションプログラム33、及び関連データ34がHD109bにインストールされている。これらアプリケーションプログラム33及び関連データ34は、装置の電源がオンされたときに、HD109bからRAM103にロードされることにより、実行することが可能となる。尚、アプリケーションプログラム33及び関連データ34を、HD109bへインストールせずに、FD109a、或いはCD-ROM109cからRAM103に直接ロードして実行することも可能である。また、ファイルサーバFS等では、後述する代替テーブルが関連データ34の領域に形成されるようにすることができる。ワークエリア35は、CPU101の処理中のデータの一時保存領域として使用される。
本実施形態では、アプリケーションプログラム33には、図13乃至図15に示すような処理を実行するためのプリフライトチェックプログラム331がある。また、アプリケーションプログラム33には、プリフライトチェックプログラム331を構成するPPMLで記述されたデータを解釈して、背景ドキュメントや前景ドキュメントを抽出するPPML解釈モジュール331aがある。更に、アプリケーションプログラム33には、背景ドキュメントや前景ドキュメントのプリフライトチェックをするドキュメントテェック・モジュール331bがある。この他、アプリケーションプログラム33には、前景ドキュメントの重なり等をチェックするフォーマットチェック・モジュール331cや、その他のチェックモジュール331dもある。
また、関連データ34としては、入力或いは受信されたPPMLデータ34aが記憶されている。また、ワークエリア35には、PPML解釈モジュール331aで解釈されて抽出された、背景ドキュメントの印刷条件等の背景ドキュメント情報35aが保持されている。更に、第1の前景ドキュメントの印刷条件や印刷配置等の第1の前景ドキュメント情報35b、・・・、第nの前景ドキュメントの印刷条件や印刷配置等の第nの前景ドキュメント情報35cがワークエリア35に保持されている。また、プリフライトチェック結果35d、チェック結果や警告等を表示する画面のチェック結果表示データ35e等も、ワークエリア35に保持されている。
<本実施形態のプリンタの概略構成例>
図5は、プリンタAの概略構成の一例を示すブロック図である。尚、プリンタAは、レーザビームプリンタ、バブルジェット(登録商標)プリンタ、或いは熱転写プリンタ等の何れのタイプのプリンタでもよい。
図5に示すように、プリンタAは、CPU211、ROM212、RAM213、及びシステムバス214を有している。また、プリンタAは、プリンタコントローラ(PRTC)215、プリンタエンジン(PRT)216、及びディスクコントローラ(DKC)217も有している。更に、プリンタAは、ハードディスク装置(HD)218、ネットワークコントローラ(NTC)219、及びネットワーク装置(NT)220も有している。尚、DKC217及びHD218はプリンタの種類によっては存在しない場合もある。
CPU211は、プリンタA全体を制御する中央処理装置であり、RAM213をワークエリア等として利用しながら、ROM212に格納されたプログラムに従って、印刷に必要な各種の処理を実行する。システムバス214は、図5に示す前述した各構成要素間で、データや制御信号を授受するための通路となる。尚、ROM212には、文字パターンデータ(フォントデータ)等が格納されている。そして、RAM213又はHD218には、ドキュメントデータやフォントデータ等がWebサーバWSからダウンロードされる。また、イメージに展開されたイメージデータ(ビットマップデータ)がプリントサーバPSからRAM213又はHD218にダウンロードされる場合もある。
CPU211は、WebサーバWSから供給されたドキュメントデータ及びフォントデータを用いて、ROM212内にあるプログラムに従って文字パターンデータや画像データ(ビットマップデータ)を生成する。
そして、CPU211は、ビットマップデータを、プリンタコントローラ215内の印刷バッファに展開する。また、プリントサーバWSからビットマップデータが供給された場合、CPU211は、そのビットマップデータをプリンタコントローラ215内の印刷バッファに展開する。
プリンタコントローラ215は、ビットマップデータに基づいて生成した印刷コントロール信号をプリンタエンジン216に出力する。
ネットワークコントローラ219は、ネットワークNを介してクライアントパソコンX、Y、ファイルサーバFS、プリントサーバPSとの間でデータの送受信を行う際のネットワーク装置(NT)220の動作を制御する。
尚、本実施形態のプリフライトチェックをプリンタAで行う場合には、RAM213のアプリケーション領域に、プリント制御プログラムと共に図4に示したプリフライトチェックプログラム331がロードされる。
<本実施形態のドキュメント印刷システムの動作例>
次に、図6を用いて、PPMLプリフライトチェックがバリアブルデータ印刷の処理のワークフロー上でどのように使用されるかを説明する。
依頼者は、クライアントパソコンX、Yを使って、印刷したいドキュメントデータの作成作業を行う。バリアブルデータの作成が終了したら、クライアントパソコンX、Yは、当該ドキュメントデータを、Web入稿システム等が存在すればそれを利用して、ファイルサーバFS、プリントサーバPSへアップロードする。或いは、クライアントパソコンX、Yは、ドキュメントデータを印刷拠点へ送る。
ファイルサーバFS、プリントサーバPSでは、クライアントパソコンX、Yから入稿されたドキュメントデータを取り込む。そして、ファイルサーバFS、プリントサーバPSは、データサイズ等や印刷部数等によって課金処理を行ったり、クライアントパソコンX、Yの要求をジョブ情報として印刷拠点に渡したりする作業を行う。また、ファイルサーバFS、プリントサーバPSは、印刷拠点側のステータスをチェックしてクライアントパソコンX、Yにそのステータスを連絡したりする作業を行う。
印刷拠点では、ファイルサーバFS、プリントサーバPS経由で受信したドキュメントデータ、クライアントパソコンX、Yから直接受信したドキュメントデータ、又はユーザが持ち込んだドキュメントデータを用いて、クライアントの要求に応じた印刷を行う。クライアントの要求には、出力用紙サイズ、出力部数、フィニッシングの指定、どのような用紙を使って印刷するか等が含まれる。
これらの要求は、クライアントが印刷したいデータをアップロードする際にファイルサーバFS、プリントサーバPSへ通知されている。したがって、ファイルサーバFS、プリントサーバPSを経由してドキュメントデータを受信する場合、印刷拠点は、これらの要求をファイルサーバFS、プリントサーバPSからジョブ情報として受け取る。また、クライアントパソコンX、Yからドキュメントデータを直接受信する場合、印刷拠点は、これらの要求をクライアントパソコンX、Yからジョブ情報として直接受け取る。また、クライアントが直接印刷したいデータを持ち込む場合には、データを持ち込む際にそれらの要求を書面等で伝えてもらうことになる。そして、印刷拠点は、それらの要求に応じて印刷処理を行う。
次に、これらのワークフローの中で、本実施形態に係るPPMLプリフライトチェックをどのように扱うかを説明する。
図6(a)は、クライアントパソコンX、YでPPMLプリフライトチェック331を行う場合を示している。クライアントパソコンX、Yは、自身がPPMLで作成したドキュメントデータに対して、印刷拠点に印刷依頼を行う前に、自らプリフライトチェックを行う(例えば図2のステップS21、S22)。そして、クライアントパソコンX、Yは、ドキュメントデータを、ファイルサーバFS、プリントサーバPSへアップロードする前、或いは印刷拠点へ持ち込む前に、プリフライトチェックでエラーが見つかった項目に対して修正処理を行う。
図6(b)は、ファイルサーバFS、プリントサーバPSでPPMLプリフライトチェック331を行う場合を示している。この場合、クライアントパソコンX、Y自身はPPMLプリフライトチェックを行うモジュールを持たない。そこで、PPMLで作成されたドキュメントデータが、ファイルサーバFS、プリントサーバPSにアップロードされた後に、ファイルサーバFS、プリントサーバPSはドキュメントデータの確認を行う。したがって、ファイルサーバFS、プリントサーバPSは、アップロードされたドキュメントデータに対して、クライアントからの要求に応じたプリフライトチェックを行う(例えば図2のステップS23)。ファイルサーバFS、プリントサーバPSは、プリフライトチェックの結果(プリフライトチェック見つかった項目に関するエラー情報)をクライアントパソコンX、Yに返す。そして、クライアントパソコンX、Y、ファイルサーバFS、プリントサーバPSは、プリフライトチェックの結果を表示する(ステップS31、S32)。また、クライアントパソコンX、Yは、そのエラー情報に基づいて、アップロードしたドキュメントデータをそのまま印刷させるのか、クライアントパソコンX、Y側でドキュメントデータを修正して再度アップロードするかを判断する。
図6(c)は、印刷拠点でPPMLプリフライトチェック331を行う場合を示している。印刷拠点は、ファイルサーバFS、プリントサーバPS、クライアントパソコンX、Yより入稿があったドキュメントデータ、或いはクライアントが持ち込んだドキュメントデータに対してプリフライトチェックを行う(例えば図2のステップS24、S25)。印刷拠点は、プリフライトチェックの結果(プリフライトチェック見つかった項目に関するエラー情報)をクライアントパソコンX、Yに通知する。そして、クライアントパソコンX、Y、印刷所点は、プリフライトチェックの結果を表示する(ステップS31、S33、S34、S35)。そして、クライアントの意向により印刷拠点のオペレータが訂正可能なものは当該オペレータの操作に基づいて印刷拠点でドキュメントデータの訂正を行う。クライアントパソコンX、Y側で訂正すべき項目は、クライアントパソコンX、Yでドキュメントデータを訂正する。そして、クライアントパソコンX、Yは、訂正したドキュメントデータを、ファイルサーバFS、プリントサーバPSに再度アップロードする。或いは、クライアントが、訂正したドキュメントデータを、印刷拠点に再度持ち込む。
<従来のプリフライトチェックの動作>
次に、プリフライトチェックを行う場合の従来の動作を説明する。
図7は、プリフライトチェックを行う項目を設定するためのプリフライトチェック設定画面を示す図である。
図7に示すように、プリフライトチェック設定画面700には、画像、カラー、フォント等のグループ毎にチェック項目があり、所望のチェック項目のチェックマークをオペレータがチェックすることにより、プリフライトチェックするチェック項目が指定される。このようにして指定されたチェック項目の内容は、CPU101によってRAM213に格納される。尚、スクロールバー703にて画面をスクロールすることができる。これにより、プリフライトチェック設定画面700に現在は表示されていないチェック項目も表示できる。また、プリフライトチェックをキャンセルする場合、オペレータはキャンセルボタン701を押す。また、オペレータが実行ボタン702を押すと、プリフライトチェック設定画面700で指定されたチェック項目についてプリフライトチェックが実施される。
図8は、プリフライトチェックするバリアブルデータ印刷ジョブを示す図である。
図8において、バリアブルデータ印刷ジョブ800は、1レコードが2ページからなり、5レコードからなるジョブである。
また、図8において、各ページの画像の下に記載されているP1、P2、P3・・・は、バリアブルデータ印刷ジョブ800の通しページ番号である。この通しページ番号の下に記載されている「OK」、「NG」は、「CMYKまたは特色以外のオブジェクト」というチェック項目についてプリフライトチェックを行った結果である。「OK」と記載されているページは、「CMYKまたは特色以外のオブジェクト」が存在していないことを示し、「NG」と記載されているページは、「CMYKまたは特色以外のオブジェクト」が存在していることを示す。
図9は、プリフライトチェックの結果をオペレータに知らせるプリフライトチェック結果通知画面を示す図である。
図9において、プリフライトチェック結果通知画面900には、プリフライトチェック設定画面700にて設定されたチェック項目毎にプリフライトチェックの結果が示されている。
まず、画像グループについてのプリフライトチェックの結果について説明する。解像度が300ppi未満の画像の有無をプリフライトチェックした結果、図8に示したバリアブルデータ印刷ジョブ800では、解像度が300ppi未満の画像がどのページにも存在しない。そこで、プリフライトチェック結果通知画面900では、「問題ありません」という結果が表示されている。
次に、カラーグループについてのプリフライトチェックの結果について説明する。各ページに「CMYKまたは特色以外のオブジェクト」が存在するかどうかをプリフライトチェックした結果として、図8に示したバリアブルデータ印刷ジョブ800では、幾つかのページでRGBが指定されたオブジェクトが存在する。そこで、プリフライトチェック結果通知画面900では、バリアブルデータ印刷ジョブ800の通しページのうち、「CMYKまたは特色以外のオブジェクト」が存在するページについて「警告あり」と表示している。
尚、スクロールバー901にて画面をスクロールすることができ、プリフライトチェック結果通知画面900に現在は表示されていない結果(例えば、フォントグループの結果)も表示できる。また、オペレータが、「警告あり」と表示されている行を選択するとその行がハイライト表示される。そして、その状態でオペレータがプレビューボタン902を押すと、そのハイライト表示されたページの画像が表示される。この画像では、警告が発生したオブジェクトが強調されて表示される。また、オペレータがファイル出力ボタン903を押すと、プリフライトチェックを行った結果がまとめて印刷される。更に、オペレータが閉じるボタン904を押すと、プリフライトチェック結果通知画面900の表示が終了する。
これら図7〜図9に示した内容(動作)は、従来から実施されているものである。図9に示すように、従来は、通しページ番号で警告が表示されている。そのため、オペレータは、その警告が、バリアブルデータ印刷ジョブのマスターオブジェクトで発生している問題によるものなのか、バリアブルオブジェクトで発生している問題によるものなのかを判断できないため、修正すべき箇所を見つけるための負荷が増大する。
<本実施形態のプリフライトチェックの動作例>
次に、プリフライトチェックを行う場合の本実施形態における動作の一例を説明する。図6を参照しながら説明したように、プリフライトチェックはクライアントX、Y、ファイルサーバFS、プリントサーバPS、印刷拠点(印刷拠点パソコンZ、プリンタA)の何れでも行われ得る。以下で説明する、プリフライトチェックを行う際の動作は、何れの拠点で行われてもよく、その拠点の装置によって処理される。
図10は、プリフライトチェックを行う項目を設定するためのプリフライトチェック設定画面の一例を示す図である。なお、図10では、図6と異なる点について詳細に説明する。
プリフライトチェック設定画面1000では、オペレータが「VDPジョブはレコード単位にチェック」というチェックボックス1004をチェックすると、従来では行われていないプリフライトチェックの内容を指定することが可能である。
図11は、プリフライトチェックするバリアブルデータ印刷ジョブの一例を示す図である。
ここで、1ページ以上の1つの文書(ドキュメント)を1つのレコードとしており、バリアブルデータ印刷ジョブ1100に含まれる複数のレコードには、複数のレコード間で共通な共通画像部分と、複数のレコード間で変わり得る可変画像部分とがある。このようにレコードとは、1つの文書を作成するために必要なデータ群である。例えば、Aさん用の文書を作成するために必要となる、Aさんの名前のデータ、Aさんの住所のデータ、共通のイメージデータによって1レコードが構成される。なお、複数のレコード間で共通なデータを共通データ(マスターデータ)部分とよび、複数のレコード間で変わり得るデータを可変データ(バリアブルデータ)部分とよぶこともある。バリアブルデータ印刷ジョブ1100は、共通画像部分のデータと、可変画像部分のデータとを合成することにより、各レコードの文書が生成される指示を含む。具体的に説明すると、バリアブルデータ印刷ジョブ1100が、共通画像部分となるテンプレートに設定されている可変画像部分のデータ領域に、所望のコンテンツデータを挿入するための指示を含むことで、各レコードの文書が生成されて出力される。
図11に示すバリアブルデータ印刷ジョブ1100では、1レコードが2ページからなり、5レコードからなるジョブである。尚、通常は、バリアブルデータ印刷ジョブ1100は、もっと多数のレコードを持つジョブになるが、図11では説明の都合上、バリアブルデータ印刷ジョブ1100が5レコードからなるものとしている。また、バリアブルデータ印刷ジョブ1100が5レコードよりも少ないレコードからなるジョブであってもよいことは勿論である。
また、図11において、各ページの画像の下に記載されているR1P1、R1P2、R2P1、R2P2・・・は、バリアブルデータ印刷ジョブ1100のレコード番号とレコード内のページ番号である。本実施形態では、プリフライトチェックを行う装置が、これらのページを出力するための指示を含むバリアブルデータ印刷ジョブを解析する。なお、図11において、バリアブルデータ印刷ジョブ1100の通しページ番号ではなく、レコード番号とレコード内のページ番号で各レコードのページを示している点以外は、図8に示したものと同じである。なお、バリアブルデータ印刷ジョブ1100には、レコードを区切るためのコマンドが含まれている。また、言語によっては区切るようなコマンドを挿入できない場合もあるが、その場合、CPU101は、バリアブルデータ印刷ジョブに指定されているコマンドの構造を解析することでレコードの区切りを検出する。具体例として、バリアブルデータ印刷ジョブに、1ページ目に共通データを使用すること、2ページ目に可変データを使用すること、3ページ目に共通データを使用すること、4ページ目に可変データを使用することが指定されているとする。この場合、CPU101は、2ページで1レコードを構成している可能性が高いので、2ページ目と3ページ目との間がレコードの区切りであると検出する。このように、CPU101は、共通データと可変データとの繰返しパターンを解析することでレコードの区切りを検出しても良い。
図12は、プリフライトチェックの結果をオペレータに知らせるプリフライトチェック結果通知画面の一例を示す図である。
図12において、プリフライトチェック結果通知画面1200には、プリフライトチェック設定画面1000にて設定されたチェック項目毎にプリフライトチェックの結果が示されている。なお、図12でも図9との差異に着目して詳細に説明する。
カラーグループについてのプリフライトチェックの結果について説明する。各ページに「CMYKまたは特色以外のオブジェクト」が存在するかどうかをプリフライトチェックした結果として、図11に示したバリアブルデータ印刷ジョブ1100では、幾つかのページでRGBが指定されたオブジェクトが存在する。そこで、プリフライトチェック結果通知画面1200では、レコード内のページ番号毎に警告が表示されている。
警告表示1205の「警告:ページ1(5レコード中1レコード)」は、「5レコード中1レコードにおいて、レコード内の1ページ目に『CMYKまたは特色以外のオブジェクト』が存在している」ことを意味している。これは、図11において、2レコード目の1ページ目(R2P1)にて「NG」となっているが、その他のレコードの1ページ目(R1P1、R3P1、R4P1、R5P1)では「OK」となっていることに対応する。更に、この「警告:ページ1(5レコード中1レコード)」の下には、「→可変オブジェクトに問題がありそうです。」と表示されており、この警告が可変オブジェクトによって発生している可能性があることが示されている。
同様に、警告表示1205の「警告:ページ2(5レコード中5レコード)」は、「5レコード中5レコードにおいて、レコード内の2ページ目に『CMYKまたは特色以外のオブジェクト』が存在している」ことを意味している。これは、図11において、全てのレコードの2ページ目(R1P2、R2P2、R3P2、R4P2、R5P2)が「NG」となっていることに対応する。更に、「警告:ページ2(5レコード中5レコード)」の下には、「→マスターオブジェクトに問題がありそうです。」と表示されており、この警告がマスターオブジェクトによって発生している可能性があることが示されている。
尚、スクロールバー1201にて画面をスクロールすることができる。これにより、プリフライトチェック結果通知画面1200に現在は表示されていない結果(例えば、フォントグループの結果)も表示できる。また、プレビューボタン1202、ファイル出力ボタン1203、閉じるボタン1204は図9の902から904と同じであるため詳細な説明は省略する。
このように本実施形態では、バリアブルデータ印刷ジョブ1100の通しページ番号ではなく、レコード内のページ番号で警告の発生状況が表示される。更に、バリアブルデータ印刷ジョブ1100のマスターオブジェクトで発生している警告なのかバリアブルオブジェクトで発生している警告なのかの推測結果が示される。したがって、オペレータは、バリアブルデータ印刷ジョブのマスターオブジェクト及びバリアブルオブジェクトの何れで問題が発生しているのかを確認し、修正すべき箇所を見つけることを従来よりも容易に行うことができる。
<本実施形態のプリフライトチェックの処理フローの例>
次に、図13のフローチャートを用いて、プリフライトチェックを行う際の処理の一例を説明する。図6を参照しながら説明したように、プリフライトチェックはクライアントX、Y、ファイルサーバFS、プリントサーバPS、印刷拠点(印刷拠点パソコンZ、プリンタA)の何れでも行われ得る。図13以降で説明するフローチャートは、何れの拠点で実行されてもよく、その拠点の制御手段によって処理される。
まず、ステップS1301において、CPU101は、RAM213に格納されたプリフライトチェック設定画面1000の設定内容を確認し、「VDPジョブはレコード単位にチェック」というチェックボックス1004の指定がされているか否かを判定する。
この判定の結果、チェックボックス1004の指定がなければ、後述するステップS1308に進む。一方、チェックボックス1004の指定があれば、ステップS1302に進む。
ステップS1302に進むと、CPU101は、プルフライトチェックの対象がバリアブルデータ印刷ジョブ(VDPジョブ)かを判定する。この判定は、印刷ジョブの記述言語又は印刷を指示したアプリケーションや、印刷属性等に基づいて行われる。例えば、印刷ジョブがPPML言語にて記載されていると判定された場合、CPU101は、バリアブルデータ印刷ジョブであると判定する。この判定の結果、プルフライトチェックの対象がバリアブルデータ印刷ジョブでない場合には、後述するステップS1308に進む。一方、プルフライトチェックの対象がバリアブルデータ印刷ジョブである場合には、ステップS1303に進む。尚、バリアブル印刷ジョブは、1ページ以上からなるレコードを1つ以上持つ。
ステップS1303以降の処理は、バリアブルデータ印刷ジョブについて行われる特徴的な処理である。
まず、ステップS1303において、CPU101は、1レコード内の1ページ分のプリフライトチェックを行う。この処理の詳細な内容については図14にて後述する。
次に、ステップS1304において、CPU101は、レコード内のページ番号毎に、プリフライトチェックの結果をRAM103に記憶する。
次に、ステップS1305において、CPU101は、レコード内に次のページがあるか否かを判定する。この判定の結果、レコード内に次のページがある場合には、次のページの処理を行うために、ステップS1303に戻る。一方、レコード内に次のページがない場合には、ステップS1306に進む。
ステップS1306に進むと、CPU101は、バリアブルデータ印刷ジョブ内に次のレコードがあるか否かを判定する。この判定の結果、バリアブルデータ印刷ジョブ内に次のレコードがある場合には、次のレコードの処理を行うために、ステップS1303に戻る。一方、バリアブルデータ印刷ジョブ内に次のレコードがない場合には、ステップS1307に進む。
ステップS1307に進むと、CPU101は、レコード内のページ番号毎に、プリフライトチェックの結果を報告する。この処理の詳細な内容については図15にて後述する。
また、ステップS1308以降の処理は、通常の印刷ジョブにおける処理である。
まず、ステップS1308において、CPU101は、1ページ分のプリフライトチェックを行う。
次に、ステップS1309において、CPU101は、印刷ジョブ内に次のページがあるか否かを判定する。この判定の結果、印刷ジョブ内に次のページがある場合には、次のページの処理を行うために、ステップS1308に戻る。一方、印刷ジョブ内に次のページがない場合には、ステップS1310に進む。
ステップS1310に進むと、CPU101は、印刷ジョブ内の通しページ番号毎にプリフライトチェックの結果を報告する。ここでは、図9に示したプリフライトチェック結果通知画面900のようにしてプリフライトチェックの結果を報告することができる。
<1ページ分のプリフライトチェックの処理例>
図14は、図13のステップS1303(1レコード内の1ページ分のプリフライトチェック)の詳細な処理の一例を説明するフローチャートである。尚、図13のステップS1308も、図14のフローチャートによって実現することができる。
まず、ステップS1401において、CPU101は、図10プリフライトのチェック項目の設定において、フォント関連のチェックが指定されているかを判断する。指定されている場合はステップS1402へ、そうでない場合はS1404へ進む。
ステップS1402及びS1403は、CPU101が、フォントに関しての出力環境のプリフライトチェックを行う処理である。
まず、ステップS1402において、CPU101は、フォント関連のデータの詳細をチェックする。例えば、プリンタドライバの設定に基づいて、ドライバの設定が「PCのフォントを使う」設定になっている場合、CPU101は、PC環境ファイルからフォント情報を読み出し、読み出したフォント情報を、RAM103にフォント環境情報として書き込む。また、ドライバの設定が「プリンタのフォントを使う」設定になっている場合、CPU101は、プリンタ環境ファイルからフォント情報を読み出し、読み出したフォント情報をRAM103にフォント環境情報として書き込む。
また、CPU101は、ドキュメントで使用されているフォントの内容(フォント情報)をドキュメントのフォント情報として印刷ジョブのデータの中から読み出してRAM103に書き込む。ここで読み出されるデータは、フォントの書体名、その書体名に対するフォントのエンベッドの有無等である。尚、フォントのエンベッドとは、フォントデータをドキュメントに含めることで、エンベッドされていれば環境を問わずにドキュメントの作成時に指定したフォントを使用できるようになっていることをいう。
次に、ステップS1403において、CPU101は、ステップS1402で読み出した、PCやプリンタのフォント環境情報と、ドキュメントのフォント情報とを照合する。
ここで、フォントがドキュメントにエンベッドされている場合には、エンベッドされたフォントが利用されてドキュメントが出力される。このため、PCやプリンタのフォント環境情報に当該フォントが含まれていなくても問題は起こらない。これに対し、フォントがドキュメントにエンベッドされていない場合であって、PCやプリンタのフォント環境情報に、ドキュメントで指定されているフォントが含まれていない場合には、当該フォントは、他のフォントにより代替される。従って、このような場合、CPU101は、プリンタドライバ内に格納されている代替テーブルを参照し、ドキュメントで指定されているフォントのうち、どのフォントがどのフォントに代替されるかを示すデータを出力する。
また、代替テーブルを参照してもフォントを代替できない場合、CPU101は、当該フォントのインストール或いは代替フォントの指定をオペレータに要求する旨のデータを出力する。出力されたデータは、プリフライトチェック中に一時的に作成されるフォント情報照合ファイルとしてRAM103に格納される。
尚、代替テーブルとは、パーソナルコンピュータやプリンタに実装されていないフォントがドキュメントで用いられている場合に、そのフォントをパーソナルコンピュータやプリンタに実装されているフォントに置換するための対応関係を示すテーブルである。
このように、ドキュメントで使用する資源(この例ではフォント)が、そのドキュメントにエンベッドされておらず、且つ、印刷環境において提供されていない場合、ドキュメントにおいて指定された資源が利用できない。そこで、CPU101は、その旨を示す警告情報を作成して出力する。
また、S1401において、CPU101は、図10プリフライトのチェック項目の設定において、色関連のチェックが指定されているかを判断する。指定されている場合はステップS1404へ進む。CPU101は、色関連のデータの詳細をチェックする。色関連のデータとしては、カラープリンタであるか否か、カラープリンタの場合にはCMYKのデータが扱えるか否か等の情報がある。また、PC環境ファイルに含まれる色関連のデータとしては、PC環境にあるカラープロファイルの名称がある。ステップS1404では、CPU101は、色関連のデータをカラー環境情報としてRAM103の一定の領域に書き込む。
また、CPU101は、ドキュメントにおける色関連のデータの部分をドキュメントのカラー情報として読み出してRAM103の一定の領域に書き込む。ここで読み出されるドキュメントのカラー情報としては、ソースカラープロファイル名や、そのソースカラープロファイルのデータのエンベッドの有無等がある。
次に、ステップS1405において、CPU101は、ステップS1404で読み出したカラー環境情報と、ドキュメントのカラー情報とを照合する。
ここで、出力機(使用するプリンタ)が、モノクロプリンタである場合、CPU101は、カラーデータを出力できない旨をプリフライトチェックの結果として出力する。また、出力機(使用するプリンタ)が、CMYKのデータが扱えないプリンタである場合、CPU101は、CMYKの出力がRGBの出力に変換される旨を出力する。また、入力プロファイルがエンベッドされていない場合、CPU101は、ドキュメントのカラー情報に含まれるプロファイル名が、PCの環境調査で格納されたプロファイルリストに存在するか否か(すなわちカラー環境情報に含まれているか否か)を判定する。この判定の結果、ドキュメントのカラー情報に含まれるプロファイル名が、PCの環境調査で格納されたプロファイルリストに存在しない場合、CPU101は、当該プロファイルが存在しない旨を、プリフライトチェックの結果として出力する。これらの出力は、プリフライトチェック中に一時的に作成されるカラー情報照合ファイルとして格納される。
ステップS1401において、CPU101は、図10プリフライトのチェック項目の設定において、イメージ関連のチェックが指定されているかを判断する。指定されている場合は、S1406へ進む。からステップS1406に進むと、CPU101は、イメージ関連のデータの詳細をチェックする。イメージ関連の情報としては、プリンタの解像度等の情報がある。ステップS1406では、CPU101は、イメージ関連のデータをイメージ環境情報としてRAM103に書き込む。
また、CPU101は、ドキュメントにおけるイメージに関連するデータの部分をドキュメントのイメージ情報として読み出してRAM103の一定の領域に書き込む。ここで読み出されるドキュメントのイメージ情報としては、ドキュメントに含まれる各イメージの解像度等がある。
次に、ステップS1407において、CPU101は、ステップS1406で読み出したイメージ環境情報と、ドキュメントのイメージ情報とを照合する。ここで本実施形態では、CPU101は、各イメージデータの解像度が出力機(使用するプリンタ)の解像度に比べて1/5以下である場合に、プリフライトチェックの結果がエラーであると判定する。つまり、プリンタの解像度が600dpiのときにイメージデータの解像度が120dpi以下の場合、CPU101は、当該イメージデータのイメージの名称と当該イメージデータの解像度が小さい旨を出力する。この出力は、プリフライトチェック中に一時的に作成されるイメージ情報照合ファイルとして格納される。なお、上述された1/5以下は一例であり、他の条件であっても構わない。
このように、ドキュメントで使用する資源(この例ではプリントエンジン)が、印刷環境において提供されている場合であっても、資源に関する属性(この例では解像度)が要求に合致しない場合、CPU101は、その旨を示す警告情報を作成して出力する。
以上のようにして、フォント、色、又はイメージのチェック(プリフライトチェック)が終了すると、ステップS1408に進む。ステップS1408に進むと、CPU101は、該当するページにある全てのデータについてプリフライトチェックを終えたか否かを判定する。
この判定の結果、該当するページにある全てのデータについてプリフライトチェックを終えていなければ、次のデータについてプリフライトチェックを行うために、ステップS1401にもどる。一方、該当するページにある全てのデータについてプリフライトチェックを終えていれば、ステップS1409に進む。ステップS1409に進むと、CPU101は、該当するページのプリフライトチェックの結果を示すプリフライトチェック結果ファイルと、出力結果を集めた警告情報とをRAM103に記憶する。
以上のように本実施形態では、例えば、図13のステップS1303(図14)の処理を行うことにより、ジョブの出力前の検査をページ単位で行う検査手段の一例が実現される。
<プリフライトチェックの結果報告の処理例>
図15は、図13のステップS1307(レコード内ページ番号毎のプリフライトチェックの結果の報告)の詳細な処理の一例を説明するフローチャートである。
まず、ステップS1501において、CPU101は、レコード内のページ数を表す変数Pに1をセットする。
次に、ステップS1502において、CPU101は、バリアブルデータ印刷ジョブ内に、ページ番号Pが存在するレコードの数を変数Tにセットする。例えば、図11においてページ番号1が存在するレコードは、レコード1から5であるため、変数Tには5がセットされる。以上のように本実施形態では、例えば、ステップS1502の処理を行うことにより第2の抽出手段の一例が実現される。
次に、ステップS1503において、CPU101は、プリフライトチェックの結果、ページ番号Pにおいて、警告が発生したレコードの数を変数Fにセットする。例えば、図11においてページ番号1において警告が発生したレコードは、レコード2だけであるため、変数Tには1がセットされる。以上のように本実施形態では、例えば、ステップS1503の処理を行うことにより抽出手段の一例が実現される。
次に、ステップS1504において、CPU101は、比率F/Tが0.8より大きいか否かを判定する。この判定の結果、比率F/Tが0.8より大きければ、ステップ1508に進み、CPU101は、変数Lにレベル2を意味するコードを設定する。
一方、比率F/Tが0.8以下である場合には、ステップS1505に進む。ステップS1505に進むと、CPU101は、比率F/Tが0より大きいか否かを判定する。この判定の結果、比率F/Tが0より大きければ、ステップS1507に進み、CPU101は、変数Lにレベル1を意味するコードを設定する。
以上のいずれでもない場合、すなわち比率F/Tが0の場合には、ステップS1506に進み、CPU101は、変数Lにレベル0を意味するコードを設定する。
以上のようにして変数Lにコードが設定されるとステップS1509に進む。ステップS1509に進むと、CPU101は、変数Lの値に応じて、プリフライトチェックの結果を表示する。これについては後述する。
次に、ステップS1510において、CPU101は、レコード内のページ数を表す変数Pに1を加える。
次に、ステップS1511において、CPU101は、ページ番号Pを持つレコードがバリアブルデータ印刷ジョブ内に存在するか否かを判定する。この判定の結果、ページ番号Pを持つレコードがバリアブルデータ印刷ジョブ内に存在する場合には、そのページ番号Pのプリフライトチェックの結果を表示するために、ステップS1502に戻る。一方、ページ番号Pを持つレコードがバリアブルデータ印刷ジョブ内に存在しない場合には、処理を終了する。
ステップS1509において、変数Lの値に応じて、プリフライトチェックの結果を表示する処理は、具体的には以下の通りである。
まず、変数Lにレベル0を意味するコードが設定されている場合には、警告が発生しなかったので、表示はしない。また、変数Lにレベル1を意味するコードが設定されている場合、処理対象のページ番号Pについては、8割以下のレコードで、警告が発生しているため、「可変オブジェクトに問題がありそうです。」といったメッセージを表示する。
また、変数Lにレベル2を意味するコードが設定されている場合、処理対象のページ番号Pについては、8割を超えるレコードで、警告が発生しているため、「マスターオブジェクトに問題がありそうです。」といったメッセージを表示する。マスターオブジェクトに問題が発生する場合、通常は全てのレコードにて警告が発生する。しかしながら、バリアブルオブジェクトによりマスターオブジェクトが隠されてしまうと警告が発生しないレコードが存在する可能性があるため、本実施形態では、8割を表示切替の閾値としている。この閾値は8割以外の他の値であってもよいし、固定値であっても、ユーザにより変更可能な値であってもよい。
以上のように本実施形態では、例えば、図15のステップS1509の処理を行うことにより出力手段の一例が実現される。
尚、図15のフローチャートにおいて、ステップ1509の処理をステップ1511の後に行ってもよい。このようにすれば、バリアブルデータ印刷ジョブの全てのページについて、プリフライトチェックの結果として表示する内容を設定してから、プリフライトチェックの結果を表示できる(すなわち、図12のようにしてプリフライトチェックの結果を表示できる)。
以上のように本実施形態では、バリアブルデータ印刷ジョブ1100の複数のレコードの夫々に、そのレコードにおけるページ番号を付与し、そのページ番号のページ毎に、プリフライトチェックを行う。その後、バリアブルデータ印刷ジョブ1100に含まれるレコードの中から、同一のページ番号のページで同種(又は同一)の問題が発生しているレコードを抽出する。そして、当該ページ番号のページを有する全レコードに対する抽出したレコードの割合を算出し、その割合に応じて、当該問題が、マスターオブジェクトに関するものか、可変オブジェクトに関するものかを推定する。そして、問題のあったページ毎に、そのページにおける問題が、マスターオブジェクトに関するものか、可変オブジェクトに関するものかを表示する。したがって、プリフライトで発見された問題が、レコード毎に共通なマスター部分の問題なのか、レコード毎に異なるバリアブルデータ部分の問題なのかをオペレータに容易に判断させることができる。これにより、印刷工程におけるプリフライトチェックの工程を効率化できる。
尚、本実施形態では、プリフライトチェックの結果、ページ番号Pのページで問題が発生したレコードの、ページ番号Pが存在するレコードの数に対する割合を算出して閾値と比較するようにした。このようにすれば、バリアブルデータ印刷ジョブ内における複数のレコードのページ数が一定でなくても、正しい処理を行える。しかしながら、必ずしもこのようにする必要はない。例えば、バリアブルデータ印刷ジョブ内における複数のレコードのページ数が一定であることが確定している場合には、前述した割合に代えて、ページ番号Pのページで問題が発生したレコードの数と閾値とを比較するようにしてもよい。
(本発明の他の実施形態)
前述した本発明の実施形態におけるデータ処理装置を構成する各手段、並びにジョブ検査方法の各ステップは、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明に含まれる。
また、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
尚、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図13〜図15に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に直接、あるいは遠隔から供給するものを含む。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合も本発明に含まれる。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RWなどがある。また、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などもある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、若しくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、ダウンロードした鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。その他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
尚、前述した各実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明の実施形態を示し、ドキュメント印刷システムのシステム構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、ドキュメントの出力処理の一例を説明する図である。 本発明の実施形態を示し、クライアントパソコン、ファイルサーバ、Webサーバ、印刷拠点パソコン、及びプリントサーバの概略構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態を示し、ドキュメントチェック処理(プリフライトチェック)を行う際のRAMのメモリマップの一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、プリンタの概略構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態を示し、PPMLプリフライトチェックがバリアブルデータ印刷の処理のワークフロー上でどのように使用されるかを説明する図である。 従来技術を示し、プリフライトチェックを行う項目を設定するためのプリフライトチェック設定画面を示す図である。 従来技術を示し、プリフライトチェックするバリアブルデータ印刷ジョブを示す図である。 従来技術を示し、プリフライトチェックの結果をオペレータに知らせるプリフライトチェック結果通知画面を示す図である。 本発明の実施形態を示し、プリフライトチェックを行う項目を設定するためのプリフライトチェック設定画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、プリフライトチェックするバリアブルデータ印刷ジョブの一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、プリフライトチェックの結果をオペレータに知らせるプリフライトチェック結果通知画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、プリフライトチェックを行う際の処理の一例を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態を示し、図13のステップS1303(1レコード内の1ページ分のプリフライトチェック)の詳細な処理の一例を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態を示し、図13のステップS1307(レコード内ページ番号毎のプリフライトチェックの結果の報告)の詳細な処理の一例を説明するフローチャートである。
符号の説明
A プリンタ
FS ファイルサーバ
PS プリントサーバ
X、Y クライアントパソコン
Z 印刷拠点パソコン
1000 プリフライトチェック設定画面
1100 バリアブルデータ印刷ジョブ
1200 プリフライトチェック結果通知画面

Claims (15)

  1. 複数のレコード間で共通な共通データ部分と、当該複数のレコード間で変わり得る可変データ部分とを合成することにより文書を出力するためのジョブを解析する解析手段と、
    前記解析手段によって解析された結果を用いて、複数のレコードに対する出力前の検査をページ単位で行う検査手段と、
    前記検査手段により行われた検査の結果に基づいて、前記複数のレコードの同一のページで問題が発生しているレコードの数を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出されたレコードの数を用いて、前記問題が、前記共通データ部分の問題か、前記可変データ部分の問題かを推測する推測手段と、
    前記推測手段により推測された結果を出力する出力手段とを有することを特徴とするデータ処理装置。
  2. 前記複数のレコードのうち、同一のページ番号のページを有するレコードの数を抽出する第2の抽出手段を有し、
    前記推測手段は、前記抽出手段により抽出されたレコードの数と、前記第2の抽出手段により抽出されたレコードの数との比率を用いて、前記問題が、前記共通データ部分の問題か、前記可変データ部分の問題かを推測することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 前記出力手段は、前記推測手段により推測された結果を、ページ番号毎に表示装置に表示することを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ処理装置。
  4. 前記検査手段は、前記レコードを印刷するのに問題があるかどうかを検査することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のデータ処理装置。
  5. 前記解析手段は、前記可変データ部分を定義することが可能な言語で記述されたデータに基づいて生成された前記ジョブを解析することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のデータ処理装置。
  6. 複数のレコード間で共通な共通データ部分と、当該複数のレコード間で変わり得る可変データ部分とを合成することにより文書を出力するためのジョブを解析する解析ステップと、
    前記解析ステップによって解析された結果を用いて、複数のレコードに対する出力前の検査をページ単位で行う検査ステップと、
    前記検査ステップにより行われた検査の結果に基づいて、前記複数のレコードの同一のページで問題が発生しているレコードの数を抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップにより抽出されたレコードの数を用いて、前記問題が、前記共通データ部分の問題か、前記可変データ部分の問題かを推測する推測ステップと、
    前記推測ステップにより推測された結果を出力する出力ステップとを有することを特徴とするジョブ検査方法。
  7. 前記複数のレコードのうち、同一のページ番号のページを有するレコードの数を抽出する第2の抽出ステップを有し、
    前記推測ステップは、前記抽出ステップにより抽出されたレコードの数と、前記第2の抽出ステップにより抽出されたレコードの数との比率を用いて、前記問題が、前記共通データ部分の問題か、前記可変データ部分の問題かを推測することを特徴とする請求項6に記載のジョブ検査方法。
  8. 前記出力ステップは、前記推測ステップにより推測された結果を、ページ番号毎に表示装置に表示することを特徴とする請求項6又は7に記載のジョブ検査方法。
  9. 前記検査ステップは、前記レコードを印刷するのに問題があるかどうかを検査することを特徴とする請求項6〜8の何れか1項に記載のジョブ検査方法。
  10. 前記解析ステップは、前記可変データ部分を定義することが可能な言語で記述されたデータに基づいて生成された前記ジョブを解析することを特徴とする請求項6〜9の何れか1項に記載のジョブ検査方法。
  11. 複数のレコード間で共通な共通データ部分と、当該複数のレコード間で変わり得る可変データ部分とを合成することにより文書を出力するためのジョブを解析する解析ステップと、
    前記解析ステップによって解析された結果を用いて、複数のレコードに対する出力前の検査をページ単位で行う検査ステップと、
    前記検査ステップにより行われた検査の結果に基づいて、前記複数のレコードの同一のページで問題が発生しているレコードの数を抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップにより抽出されたレコードの数を用いて、前記問題が、前記共通データ部分の問題か、前記可変データ部分の問題かを推測する推測ステップと、
    前記推測ステップにより推測された結果を出力する出力ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  12. 前記複数のレコードのうち、同一のページ番号のページを有するレコードの数を抽出する第2の抽出ステップを更にコンピュータに実行させ、
    前記推測ステップは、前記抽出ステップにより抽出されたレコードの数と、前記第2の抽出ステップにより抽出されたレコードの数との比率を用いて、前記問題が、前記共通データ部分の問題か、前記可変データ部分の問題かを推測することを特徴とする請求項11に記載のコンピュータプログラム。
  13. 前記出力ステップは、前記推測ステップにより推測された結果を、ページ番号毎に表示装置に表示することを特徴とする請求項11又は12に記載のコンピュータプログラム。
  14. 前記検査ステップは、前記レコードを印刷するのに問題があるかどうかを検査することを特徴とする請求項11〜13の何れか1項に記載のコンピュータプログラム。
  15. 前記解析ステップは、前記可変データ部分を定義することが可能な言語で記述されたデータに基づいて生成された前記ジョブを解析することを特徴とする請求項11〜14の何れか1項に記載のコンピュータプログラム。
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