JP5132352B2 - 密閉型圧縮機 - Google Patents

密閉型圧縮機

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Description

この発明は、例えば冷凍装置、空調装置、給湯装置等に好ましく用いることができる密閉型圧縮機に関するものである。
可燃性や毒性を有する冷媒を1次冷媒とし、別の2次冷媒を用いた冷凍サイクル装置において、機器の小型化を図るために、圧縮機および減圧器が配管接続され、内部に主冷媒が封入された主冷媒回路と、利用側熱交換器および利用側ポンプとが配管接続され、内部に利用側冷媒が封入された利用側冷媒回路と、熱源側熱交換器および熱源側ポンプが配管接続され、内部に熱源側冷媒が封入された熱源側冷媒回路と、主冷媒回路および利用側冷媒回路それぞれに接続され、主冷媒と利用側冷媒との間の熱交換を行う利用側中間熱交換器と、主冷媒回路および熱源側冷媒回路それぞれに接続され、主冷媒と熱源側冷媒との間の熱交換を行う熱源側中間熱交換器とを備え、利用側ポンプは、圧縮機と同一の駆動機構により駆動する冷凍サイクル装置が提案されている。この冷凍サイクル装置では、駆動機構部の外径を圧縮機の外径よりも小さくしている(例えば、特許文献1参照)。
従来の密閉型圧縮機として、シリンダ内径をシリンダ高さで除した値が1.6〜1.7であるロータリ圧縮機が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2000−65431号公報(第7頁、図2) 特開平5−302584号公報
オゾン層に対する脅威もなく地球温暖化係数も小さい冷媒として、HC(ハイドロカーボン)冷媒やR717(アンモニア)などの自然冷媒が注目されている。HC冷媒としては、例えば、R170(エタン)、R1270(プロピレン)、R290(プロパン)、R600a(イソブタン)の各単一冷媒やこれらの混合冷媒がある。
HC冷媒を冷媒回路に使用する場合、冷媒が漏洩すると可燃性のために引火爆発の恐れがある。従って、冷媒回路内に封入される冷媒量は、その危険性を軽減するために削減することが望ましい。冷凍装置、空調装置、給湯装置等に使用される密閉型圧縮機は、その密閉容器内の圧力は高圧になる形式のものが通常である。そのため、冷媒回路内に封入される冷媒量を削減するためには、密閉型圧縮機の密閉容器内空間容積を少なくする必要がある。
この点を解決するためになされた上記特許文献1においては、以下に示す課題があった。HC冷媒を使用する主冷媒回路における圧縮機構部と、熱源側冷媒回路の熱源側ポンプとを同一の電動機で駆動し、且つ主冷媒回路と熱源側冷媒回路とを完全に分離する必要がある。そのため、上記特許文献1の第7頁図2に示すように、圧縮機構部を覆う容器と、電動機を覆う容器と、熱源側ポンプを覆う容器とはそれぞれ別体で構成される。さらに電動機内部の固定子と回転子はキャンによって気密が保持されている。
このような構成の場合、圧縮機構部と電動機とは、電動機を覆う密閉容器に固定された電動機の固定子と、圧縮機構部に回転自在に保持されている圧縮機構部の駆動軸に固定されている回転子との同軸度が、所定の数値以内に確保されないと異常振動、異常騒音の発生を招き、最悪の場合運転不可能な状態となる。このために圧縮機構部を覆う密閉容器と、電動機を覆う密閉容器とは、高精度な同軸組み立て技術にて製造する必要があり生産性が著しく劣り、高価になるという課題があった。
また、上記特許文献2のロータリ圧縮機は、以下に示す課題があった。従来の空気調和機では、冷媒にR410A冷媒が使用されてきた。R410A冷媒に代えて、HC冷媒を使用すると圧縮機構部の押しのけ容積を同一とした場合には、冷媒の特性からその冷凍能力は約10%程度低下する。例えば、R410A冷媒を使用していたときの冷凍能力をAとすれば、同一押しのけ容積でHC冷媒を使用する密閉型圧縮機を製造すると、その冷凍能力は0.9×Aとなる。従来のR410A冷媒と同一冷凍能力を得ようとするとその押しのけ容積を10%増加させる必要がある。
一般に密閉型圧縮機の圧縮効率は、シリンダ内径をシリンダ高さで除した値に比例している。即ち、シリンダ高さに対してシリンダ内径が相対的に大きく、扁平なシリンダ寸法であると圧縮効率が高くなる。このとき従来の技術にその効率を追求してシリンダ内径、シリンダ高さを設計すると、シリンダ内径を拡大することになる。
しかし、シリンダ内径を拡大することはシリンダ外径、即ちシリンダを覆う密閉容器の内径を拡大することになる。密閉容器の内径を拡大すると、圧縮機構部へ供給する冷凍機油を貯溜する密閉容器底部の内径も大きくなる。一定の液面高さを確保しようとすれば、封入する冷凍機油は多くなる。
一般に現在用いられている冷凍機油に対してHC冷媒は非常に高い溶解性を示し、冷凍機油の中によく溶け込む。従い密閉型圧縮機内部に冷凍機油が多ければ、それに応じて封入する冷媒の量も、冷凍機油に溶け込む分だけ多く封入する必要がある。
HC冷媒を冷凍回路に使用する場合、可燃性のために冷媒が漏洩した場合、引火爆発の恐れがある。従って、冷凍回路内に封入される冷媒量は、その危険性を軽減するために削減することが望ましい。封入される冷媒量が多いと、その分だけ引火、爆発の危険性が高まる。
また、密閉型圧縮機は廃棄される場合、解体されて鉄、アルミ、銅などに分類されてリサイクルされるが、冷凍機油は再利用用途がなく廃棄されることになる。従って封入される冷凍機油が多いと廃棄される冷凍機油も多くなり、環境に与える影響が強まる。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、HC冷媒を使用する冷凍回路に使用されるものにおいて、封入される冷媒量を削減することによって、万が一冷媒が漏洩した場合においても引火、爆発の恐れが少なく、安全な密閉型圧縮機を提供することを目的とする。
この発明に係る密閉型圧縮機は、密閉容器内に、冷媒を圧縮する圧縮機構部と、圧縮機構部を駆動する電動機とを有し、電動機によって回転するクランクシャフトの偏芯軸に嵌合するローリングピストンを内部に配置するシリンダと、シリンダの軸方向両端を閉塞するシリンダヘッド及びフレームとによって構成される圧縮室を、ベーンにより高圧室と低圧室に区分して連続的に冷媒の圧縮を行い、HC冷媒を使用する密閉型圧縮機において、電動機のコア幅を、R410A冷媒等の従来冷媒に対する電動機のコア幅よりも小さくし、シリンダの内径をD、シリンダの高さHとしたとき、D/Hを0.5以上1.6未満としたことを特徴とする。
この発明に係る密閉型圧縮機は、電動機のコア幅を、R410A冷媒等の従来冷媒に対する電動機のコア幅よりも小さくしたことにより、封入される冷媒量を削減することができ、万が一HC冷媒が漏洩した場合においても引火、爆発の恐れが少なく、安全な密閉型圧縮機を提供することができる。また、シリンダの内径をD、シリンダの高さHとしたとき、D/Hを0.5以上1.6未満としたことにより、押しのけ容積を拡大する場合においてもシリンダ内径を拡大せずに縦長な形状とすることでシリンダ内径を拡大せず、シェル内径を拡大しないようにしたので、封入する冷媒の量が少なく、また封入する冷凍機油が少ない。従って万が一HC冷媒が漏洩した場合でも引火、爆発の危険性が少なく、また解体時に環境への影響を軽減した密閉型圧縮機が得られる。
実施の形態1.
図1、図2は実施の形態1を示す図で、図1は密閉型圧縮機100を概略的に示す縦断面図、図2は密閉型圧縮機100の要部縦断面図である。
図1を参照しながら密閉型圧縮機100の構成を説明する。密閉型圧縮機100は、一例としてロータリ圧縮機を用いて説明する。密閉型圧縮機100は、密閉容器1内に、圧縮機構部20と、この圧縮機構部20を駆動する電動機10とを収納している。
電動機10は、固定子2と、この固定子2の内側で回転する回転子3とを備える。固定子2には、ガラス端子30から電力が供給される。電動機10には、通常ブラシレスDCモータ、誘導電動機等が使用される。
圧縮機構部20は、シリンダ16を有し、シリンダ16は外周部が密閉容器1の内壁に固定される。シリンダ16の内部には、軸方向両端面が開口した空間があり、この空間にローリングピストン7が収納される。ローリングピストン7は、クランクシャフト6の偏芯軸6aに嵌合してシリンダ16内を偏芯回転する。
シリンダ16の一方の開口部(電動機10側)は、フレーム5で閉塞される。フレーム5は、上軸受けとも呼ばれ、クランクシャフト6を支持する。
シリンダ16の他方の開口部は、シリンダヘッド4により閉塞される。シリンダヘッド4は、下軸受けとも呼ばれ、クランクシャフト6を支持する。
ベーン(図示せず)がシリンダ16の溝(図示せず)に摺動自在に組み込まれ常時ローリングピストン7の外周に当接して圧縮室内を高圧側と低圧側に区分する。
密閉容器1の底部に冷凍機油40が貯留され、クランクシャフト6の内部を経由してローリングピストン7の内側に導かれる。
また、吸入マフラー22が、密閉容器1の外部に固定される。吸入マフラー22上部に設けられた吸入管23から冷媒回路(図示せず)からの冷媒ガス(低圧・低温)を吸入する。吸入マフラー22の下端に設置した下接続管24を経由して圧縮機構部20の圧縮室に吸入ガスが供給される。
圧縮機構部20で圧縮された高温・高圧の吐出ガスは、密閉容器1内に吐出され、電動機10を通過して吐出管25から冷媒回路(図示せず)へ出て行く。
ここでシリンダ内径D及びシリンダ高さHと、圧縮効率との関係について説明する。密閉型圧縮機100の圧縮効率、すなわち理論冷凍能力に対して実冷凍能力の比は、密閉型圧縮機100の圧縮工程において、高圧側から低圧側へ漏れる冷媒ガスの量が多くなると実冷凍能力が減少することから、低下する。この圧縮工程における高圧側から低圧側へ漏れる冷媒の量はそのシリンダ高さに比例する。
即ち、シリンダ高さが低くなればその分だけ、高圧側から低圧側へ漏れる流路面積が減少することになるので、冷凍能力の低下が緩和される。このため従来の圧縮機においてはこのシリンダ内径Dをシリンダ高さHで除した値を1.6以上としている場合が多い。
従いシリンダ内径Dが大きくなり、圧縮機構部20へ供給する冷凍機油40を貯溜する密閉容器1底部の内径も大きくなる。一定の液面高さを確保しようとすれば封入する冷凍機油は多くなる。
一般に現在用いられている冷凍機油40に対してHC冷媒は非常に高い溶解性を示し、冷凍機油40の中によく溶け込む。従い密閉型圧縮機100内部に冷凍機油40が多ければ、それに応じて封入する冷媒の量も、冷凍機油40に溶け込む分だけ多く封入する必要がある。
HC冷媒を冷凍回路に使用する場合、冷媒が漏洩した場合、可燃性のために引火爆発の恐れがある。従って、冷凍回路内に封入される冷媒量はその危険性を軽減するために削減することが望ましい。封入される冷媒量が多いと、その分だけ引火、爆発の危険性が高まる。
また、密閉型圧縮機100は廃棄される場合、解体されて鉄、アルミ、銅などに分類されてリサイクルされるが、冷凍機油40は再利用用途がなく廃棄されることになる。従って封入される冷凍機油40が多いと廃棄される冷凍機油40も多くなり、環境に与える影響が強まる。
この実施の形態においては、この不具合を防止するために、シリンダ16の内径Dをシリンダ16の高さで除した値D/Hを0.5以上1.6未満としているので、シリンダ16は縦長形状となっており、シリンダ内径Dは大きくならず従って密閉容器1の内径も大きくならない。
以上のように、本実施の形態によれば、シリンダ16の内径Dをシリンダ16の高さで除した値D/Hを0.5以上1.6未満としている。それにより、密閉型圧縮機100の押しのけ容積を拡大する場合においても、シリンダ内径Dを拡大せずに縦長な形状とすることで、密閉容器1の内径を拡大しないようにしたので、封入する冷媒の量が少なく、また封入する冷凍機油が少ない。従って万が一冷媒が漏洩した場合でも引火、爆発の危険性が少なく、また解体時に環境への影響を軽減した密閉型圧縮機100を得られる効果がある。
実施の形態2.
図3は実施の形態2を示す図で、密閉型圧縮機100を概略的に示す縦断面図である。
図3に示す密閉型圧縮機100の構成は、以下に示す点を除き図1の密閉型圧縮機100と同じである。
(1)電動機10の外径Dmを、圧縮機構部20の外径Dcよりも小さくする。
(2)それに伴い、密閉容器1も電動機10を覆う部分の内径は、圧縮機構部20を覆う部分の内径よりも小さくなる。
電動機10は、密閉容器1の内周に焼き嵌め等により嵌合し固定される。
ここで、密閉型圧縮機100の電動機10の出力について説明する。通常の密閉型圧縮機100においては、生産設備の制約上冷媒が変わっても、同一の圧縮機構部20、電動機10を流用することが多い。
従来、空気調和機においては、R410A冷媒が使用されてきた。R410A冷媒に代えて、HC冷媒を使用すると圧縮機構部20の押しのけ容積を同一とした場合には冷媒の特性から、その冷凍能力は約10%程度低下する。ここで、押しのけ容積とは、密閉型圧縮機100が、1回転当たりに押しのける幾何学的容積である。
例えば、R410A冷媒を使用していたときの電動機10の出力をAすれば、同一押しのけ容積でHC冷媒を使用する密閉型圧縮機100を製造すると、そのとき電動機10が発生する必要のある出力は、従来の10%減の0.9×Aでよいことになり、差分0.1×Aは余剰となる。
この電動機10の出力の余剰分を減らすために、電動機10の外径Dmを縮小し、圧縮機構部20の外径Dcよりも小さくする。即ち、電動機10の使用するコア2aの外径を小さくして容積を減らし、電動機10の出力を調整する。この場合、コア2aの軸方向長さ(コア幅)は一定とする。
電動機10の出力は、コア2a(固定子と回転子の全体)の容積に比例すると仮定する。コア幅が一定であるから、電動機10が発生する必要のある出力が従来の10%減の0.9×Aの場合、電動機10の外径を、√0.9≒0.95Dmに小さくすることができる。電動機10の外径は、電動機10を覆う部分の密閉容器1の内径と同じであるから、電動機10を覆う部分の密閉容器1の内径も略5%小さくできる。こうすることにより、密閉容器1の内部容積が縮減されることになる。
そして、密閉容器1の内部空間容積が小さくなることによって、高圧の空間が減ることになり、冷凍回路内に封入される冷媒の量を削減することが出来る。
以上のように、本実施の形態2によれば以下のような効果を奏する。即ち、圧縮機構部20の外径Dcに対して電動機10の外径Dmを小さくするようにしたので、密閉容器1内部の空間容積が小さくでき、封入する冷媒量を削減することができる。よって、可燃性冷媒を使用し場合にも、万が一冷媒が漏洩した場合においても引火、爆発の恐れが少なく、安全な密閉型圧縮機100が得られる効果がある。
上記特許文献1では、第7頁図2に示すように、圧縮機構部を覆う容器と、電動機を覆う容器と、熱源側ポンプを覆う容器とはそれぞれ別体で構成される。さらに電動機の内部は、固定子がキャンによって隔離されている。可燃性や毒性を有する主冷媒は、固定子の部分には存在しない。従って、電動機を小さくしても可燃性や毒性を有する主冷媒の量を削減することはできない。
実施の形態3.
実施の形態2では、圧縮機構部20の外径Dcに対して電動機10の外径Dmを小さくするようにしたが、この実施の形態においては、電動機10の出力の余剰分を減らすために、電動機10のコア2aの幅(軸方向長さ)を、例えばR410Aなどの従来冷媒に対して設定されていた電動機10のコア2aの幅に対して小さくして、電動機10の使用するコア2aの容積を小さくして電動機10の出力を調整する。これに伴って電動機10を覆う密閉容器1の高さも低くする。こうすることにより、密閉容器1の内部容積が縮減されることになる。
電動機10の出力は、コア2a(固定子と回転子の全体)の容積に比例すると仮定する。電動機10の外径は一定とする。電動機10の外径は一定であるから、電動機10が発生する必要のある出力が従来の10%減の0.9×Aの場合、電動機10のコア幅Hも0.9Hに小さくすることができる。
そして、密閉容器1の内部空間容積が小さくなることによって、高圧の空間が減ることになり、冷凍回路内に封入される冷媒の量を削減することが出来る。
このように、本実施の形態によれば、以下のような効果を奏する。即ち、電動機10のコア2aの幅を、例えばR410Aなどの従来冷媒に対して設定されていた電動機10のコア2aの幅に対して小さくするので、密閉容器1内部の空間容積が小さくでき、封入される冷媒量を削減することによって、可燃性冷媒を使用し場合にも、万が一冷媒が漏洩した場合においても引火、爆発の恐れが少なく、安全な密閉型圧縮機100が得られる効果がある。
実施の形態1を示す図で、密閉型圧縮機100を概略的に示す縦断面図。 実施の形態1を示す図で、密閉型圧縮機100の要部縦断面図。 実施の形態2を示す図で、密閉型圧縮機100を概略的に示す縦断面図。
符号の説明
1 密閉容器、2 固定子、2a コア、3 回転子、4 シリンダヘッド、5 フレーム、6 クランクシャフト、6a 偏芯軸、7 ローリングピストン、16 シリンダ、20 圧縮機構部、22 吸入マフラー、23 吸入管、24 下接続管、25 吐出管、30 ガラス端子、40 冷凍機油、100 密閉型圧縮機。

Claims (1)

  1. 密閉容器内に、冷媒を圧縮する圧縮機構部と、前記圧縮機構部を駆動する電動機とを有し、冷媒として、HC(ハイドロカーボン)冷媒を使用する密閉型圧縮機において、
    前記圧縮機構部は、前記電動機によって回転するクランクシャフトの偏芯軸に嵌合するローリングピストン内部に配置されるシリンダと、前記シリンダの軸方向両端を閉塞するシリンダヘッド及びフレームとによって構成される圧縮室を、ベーンにより高圧室と低圧室に区分して連続的に冷媒の圧縮を行い
    前記電動機の高さがR410A冷媒を使用する密閉型圧縮機の電動機の高さよりも低くなっており
    前記圧縮機構部のシリンダ縦長形状であることを特徴とする密閉型圧縮機。
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