JP5131386B2 - 多光軸光電センサ - Google Patents

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Description

本発明は、それぞれ複数の光学モジュールが組み込まれた投光器および受光器を、投光面と受光面とを対向させた状態にして配置することにより、複数の光軸による2次元の検知エリアが形成される多光軸光電センサに関する。
出願人は、先般、投光素子や受光素子の1つ1つを独立の光学モジュールに収容し、この光学モジュールの数や間隔をセンサが設置される環境や目的に応じて変更できるようにした多光軸光電センサを開発した(特許文献1を参照)。
図9は、特許文献1に開示されている光学モジュール200の構成を、分解斜視図(1)および一部を破断した斜視図(2)により示す。
この光学モジュール200は、導光路206を有する樹脂製のホルダ203に光学素子(投光素子または受光素子)を含む光ICチップ205、シールド部材204、トラップ202、レンズ部材201を一体に設けたものである。トラップ202およびレンズ部材201は導光路206の上端位置に固定され、光ICチップ205はシールド部材204を挟んでホルダ203の底部に装着される。
なお、レンズ部材201には、位置決め用の突片201aが設けられ、シールド部材204の中央部には、導光路206に連通する孔部204aが形成されている。
光ICチップ205の両端縁からは、それぞれ先端が二股に別れた圧接式のリードピン205aが4本ずつ突き出ている。図9(1)(2)には、いずれも一方の端縁のリードピン205aしか示していないが、これらのリードピン205aと図示されていない他端縁のリードピン205aとは、チップ205の長さ方向に沿って互い違いに位置する。
図10は、上記の光学モジュール200を用いた多光軸光学ユニットの外観を示す。
この多光軸光学ユニットは、両端縁に複数の壁部250aが列設された支持フレーム250と、複数の固定用ホルダ230と、固定用ホルダ230と同数の光学モジュール200と、8本の信号線を一体化したフラットケーブル220とにより構成される。組立に際しては、各固定用ホルダ230を、それぞれ支持フレーム250の幅方向で対向する壁部250a,250aの間に嵌め込んで固定し、その上にフラットケーブル220を各信号線の並び方向を支持フレーム250の幅方向に合わせて配備し、さらに各固定用ホルダ230に光学モジュール200を嵌め込む。光学モジュール200は、固定用ホルダ230の両端の起立部230a,230aと、これらを支持している壁部250a,250aとにより保持される。
また、光学モジュール200を嵌め込む際の押圧力によって、光ICチップ205から突き出た各リードピン205aがそれぞれフラットケーブル220に差し込まれ、各信号線がリードピン205aの中央のスリットに挟み込まれた状態になる。これにより、各リードピン205aは各信号線に一対一の関係をもって接続される。
上記の組立構造によれば、支持フレーム250の長さや光学モジュール230を配置する間隔を変更することによって、多光軸光学ユニットの光軸数や光軸間の間隔を容易に変更することができる。
支持フレーム250は金属製であって、各光学モジュール200やフラットケーブル220を保持するほか、外部からの電磁ノイズを防御するためのシールド部材として機能する。しかし、光学モジュール200が間隔をあけて配置されているので、各光学モジュール200の間でフラットケーブル220の上面が露出した状態になり、この露出部分に外部からの電磁波の影響が及ぶおそれがある。このため、多光軸光学ユニットには、上方から別のシールド部材260が被せられて、フラットケーブル220の上面を電磁ノイズから防御するようにしている。
このシールド部材260の光学モジュール200に対応する箇所には、光の通過孔260dが形成されるとともに、両端に光学モジュール200のホルダ203への係止片260cが設けられる。光学モジュール200に対応しない箇所の両端には、それぞれ斜め下に傾斜する遮蔽部260bが連設される。
特許第3865074号公報
上記の構成の多光軸光学ユニットでは、上部のシールド部材260の遮蔽部260bの下端部と支持フレーム250の壁部250aの上端部とをはんだ付けにより接合することによって、上下一対のシールド部材250,260を物理的および電気的に接続するようにしている。しかし、このような構成では、センサが長尺になるほど、組立に要する労力が増し、作業時間も長くなる。また、はんだ付けの精度が悪いと、シールド部材260が十分な強度で固定されず、シールド機能も低下するおそれがある。
さらに、上部のシールド部材260では、開口部260dや遮蔽部260bの形成位置を多光軸光学ユニットの構造に対応させる必要があるため、光学モジュール200の配置間隔が複数とおりに設定される場合には、それぞれに応じた構成のシールド部材260を用意しなければならない。
多光軸光学ユニットの上部全体を被覆する方法に代えて、フラットケーブルが露出する箇所にのみシールド部材を取り付ける方法も提案されている(特許文献1の図22を参照。)。しかし、この方法でも、上方のシールド部材を支持フレーム250にはんだ付けしたり、光学モジュール250の配置間隔に応じた幅のシールド部材を使用する必要があるから、上述した問題を解決することはできない。
本発明は上記の問題に着目し、上部からシールド部材を被せる必要をなくし、簡単な方法で十分なシールド機能を確保できるようにすることを課題とする。
本発明は、前面に光を通過させるための窓部が形成された枠体を筐体とする投光器および受光器の各筐体内に、光学素子およびその処理回路を含む複数個の光学モジュールが投光面または受光面を前記窓部に対向させた状態で長手方向に沿って配備された構成の多光軸光電センサに適用される。各筐体の内部には、板状の基部の側縁に複数の可撓性を有する壁部が列設されたシールド部材と、それぞれ絶縁性を有し、基部を挟んで対向する壁部の間に嵌め込まれる複数の固定用ホルダと、各固定用ホルダにそれぞれ支持される複数の光学モジュールと、シールド部材の基部の上面において各固定用ホルダと各光学モジュールとの間に挟まれて保持され、かつ各光学モジュールに電気接続された帯状の導電部材とを有する多光軸光電センサが設けられる。また、固定用ホルダおよび光学モジュールが配置された位置の壁部は固定用ホルダと協働して前記光学モジュールを固定支持する一方、前記固定用ホルダおよび光学モジュールが配置されていない位置の壁部は内向きに曲げられて帯状の導電部材を遮蔽する。
上記構成によれば、各光学モジュールは、シールド部材の適所に配置された固定用ホルダとこのホルダと協働する関係にある壁部とにより支持されるとともに、光学モジュールの列と固定用ホルダの列との間に挟まれた帯状の導電部材(フラットケーブル、フレキシブル基板など)に導通した状態になる。固定用ホルダおよび光学モジュールが設けられていない箇所は、内向きに曲げられた壁部により遮蔽される。
このように壁部を曲げて帯状の導電部材に近づけることによって、帯状の導電部材の露出した上面に電磁ノイズが作用するのを防ぐことができるから、別のシールド部材を上から被せる必要がなくなる。よって、部品点数を減らすことができ、シールド部材の接合のための作業も不要になる。また、光学モジュール間の間隔が変更された場合にも、帯状の導電部材が露出する箇所の壁部を内向きに曲げることにより容易に対応することができる。
上記の光学部材の好ましい態様では、壁部は、前記基部の両側縁にそれぞれ等しい高さをもって列設され、基部を挟んで対向する2つの壁部を内向きに曲げたとき、これらの壁部により帯状の導電部材の全幅が遮蔽されるように構成される。このような構成によれば、光学モジュールが配置される位置では、当該光学モジュールを両側で安定して保持することができ、帯状の導電部材が露出する箇所に対して十分なシールド機能を発揮することができる。
本発明によれば、複雑な作業を行う必要がなく、多光軸光学ユニットに対するシールド機能を確保することができ、部品点数も減らすことができる。よって、コストを削減でき、多光軸光学ユニットを短時間で完成させることができる。また、光軸数や光軸間の間隔が種々異なるセンサを製作する場合にも、容易に対応することが可能になる。
多光軸光電センサの外観を示す斜視図である。 投光器および受光器に収容される多光軸光学ユニットの構成を示す斜視図である。 多光軸光学ユニットの正面図である。 多光軸光学ユニットの側面図である。 多光軸光学ユニットの上面図である。 光学モジュールの構成を示す斜視図である。 支持フレームの構成を示す斜視図および上面図である。 固定用ホルダの構成を示す斜視図である。 従来の多光軸光学ユニットに使用された光学モジュールの構成を示す分解斜視図および一部を切り欠いた斜視図である。 従来の多光軸光学ユニットの構成を示す斜視図である。
図1は、本発明が適用された多光軸光電センサの外観を示す。
この多光軸光電センサの投光器1および受光器2は、それぞれ長手形状の筐体100の内部に複数の光学素子(投光器1では発光素子10、受光器2では受光素子20である。)や制御基板(図示せず。)が収容された構成のものである。各筐体100の下端部からは、各種の信号線をまとめたコード101が引き出されている。コード101には、さらに延長用の第2のコード102が接続される。
各筐体100の前面には、光を通過させるための窓部103が形成されている。発光素子10および受光素子20は、それぞれの投光面や受光面を窓部103に対向させた状態にして、筐体100の長手方向に沿って整列するように配置される。投光器1と受光器2とは、各発光素子10と各受光素子20とが一対一の関係で対向する状態になるように、所定の間隔を隔てて対向配備される。これにより、発光素子10と受光素子20との組み合わせ毎にこれらの光軸の位置や方向が合わせられた状態になる。
図2、図3,図4,図5は、上記の投光器1および受光器2の筐体100内に配備される多光軸光学ユニットの構成を、それぞれ前面(投光面または受光面)を上にした斜視図、正面図、側面図、上面図により示す。なお、図2,図4,図5では、先頭の2光軸に対応する構成に限定して示しているが、後続の光軸にも各図に示すものと同様の構成が適用される。
この実施例では、特許文献1と同様に、1つ1つの光学素子(投光器1では投光素子10、受光器2では受光素子20)を独立の光学モジュール3に収容し、複数の光学モジュール3を支持フレーム4の長さ方向に沿って所望の位置に固定配置する。各光学モジュール3の固定には、それぞれ固定用ホルダ5が用いられる。また、光学モジュール3の列と固定用ホルダ5の列との間にはフラットケーブル6が挟み込まれ、フラットケーブル6の各信号線61〜68に光学モジュール3を導通させた状態となっている。
図6は、光学モジュール3の構成を示す。この光学モジュール3は、図9に示した従来例とは形状が若干異なるが、実質的な構成や機能は同一である。図中、31は、導光路を有するホルダであり、32は導光路の上部に配備されたレンズ部材32である。また、ホルダ31の底部には、シールド部材37や、複数のリードピン36を有する光ICチップ35が装着されている。
ホルダ31は、樹脂による成形品であって、レンズ部材32を取り囲む部分が幅広に形成される。この幅広部の角部(計4箇所)には、それぞれ先端に爪部34を有する棒状の係止片33が長さ方向を下に向けて一体に設けられる。さらに、これらの係止片33よりやや内側に、それぞれ爪部を持たない第2の棒状の係止片38が、同様に、長さ方向を下に向けて一体に設けられる。
図7は、支持フレーム4の構成を示す。この実施例の支持フレーム4は、長手形状で板状の基部42の両端縁にそれぞれ複数の壁部41A,41Bが一体に列設された形状のもので、可撓性を有する金属(たとえばリン青銅やアルミニウム)を材料とする成型加工により形成される。なお、成型工程では、相当の長さのフレームが形成され、これから筐体100の長さに合わせて切り出されたものが支持フレーム4となる。
また、支持フレーム4は、図示しないシールド線に電気接続される。これにより支持フレーム4には、光学モジュール3やフラットケーブル6を保持する機能のほか、シールド部材としての機能が設定される。
支持フレーム4の壁部41A,41Bは、基部42を挟んで対向配備される。各壁部41A,41Bとも、横幅が1個の光学モジュール3に対応する長さで、高さは基部42の横幅のほぼ半分になる。各壁部41A,41Bは、下部の壁幅が広く形成され、壁幅が変化している箇所の両端縁にそれぞれ段部44が形成されている。また、壁部41A,41Bの内面には、段部より少し上の位置に、幅方向に沿う溝48が設けられている。
支持フレーム4の一方の側縁に設けられた各壁部41Aと基部42との連絡位置には、それぞれ一対の孔45,45が形成されている。支持フレーム4の他方の側縁に設けられた各壁部41Bと基部42との連絡位置には、それぞれ幅広の孔47が1つ形成されている。また、いずれの壁部41A,41Bにも、溝48の上に一対の孔46,46が形成されている。
また、基部41の両側縁には、それぞれ各壁部間の隙間に連なる切り欠き孔49が形成されている。
上記の支持フレーム4の各壁部41A,41Bは、溝48の位置で内向きに曲げることができる。また、基部42を挟んで対向する壁部41A,41Bをそれぞれ曲げることにより、基部42の全幅をこれらの壁部41A,41Bで覆うことができる。
図8(1)(2)は、固定用ホルダ5の構成を示す。この固定用ホルダ5は、表面に3つの波板59a,59b,59cが形成された基部52の両側縁に一対の起立部50A,50Bが連設されたもので、以下に示す各構成を、樹脂により一体成形することにより構成される。なお、図中の502は、成形後に治具から引き抜かれる際に生じた穴である。
各起立部50A,50Bは、U字状の主部58の両側にそれぞれ柱状体51を連設した構成のものである。各起立部50A,50Bの主部58の上端位置には、それぞれ切り欠き溝58aを挟んで一対の係止片56が突設されている。また、起立部50Aの主部58の下端縁からは一対の係止片55,55が突出し、起立部50Bの主部58の下端縁からは幅広の係止片57が1つ突出する。これらの係止片55,57は、それぞれ基部52の下面の下方に曲げられており、屈曲した部分と基部52の下面との間には、支持フレーム4の基部42の厚みに応じた間隙が設定される。
各柱状体51は、主部58より高く形成され、また上部が肉厚に形成されたことにより外壁面に段差が形成されている。この段差は主部58の係止片56とほぼ同じ高さに設定される。また、各柱状体51の全長は光学モジュール3の係止片38の長さに対応づけられ、各柱状体51の肉厚部54の長さは、光学モジュール3の係止片33の爪部34を除く長さに対応づけられている。
基部52の上面には、4つのL字状の突部53が設けられる。各突部53の長い方の突片は、それぞれ各起立部50A,50Bの柱状体51の壁面に平行であって、光学モジュール3の係止片38の厚みに対応する間隔を隔てて対向する。
各波板59a,59b,59cには、それぞれフラットケーブル6に対応する数(8個)の溝が設けられている。また、中央の長い波板59aには、フラットケーブル6を位置決めするための突片501が設けられている。
以下、図2〜8に基づき、多光軸光学ユニットの組立構造について説明する。
固定用ホルダ5は、支持フレーム4の基部42を挟んで対向する壁部41A,41Bに対し、固定用ホルダ5の起立部50Aの側の係止片55,55が壁部41Aの孔45,45に係合し、固定用ホルダ5の起立部50Bの側の係止片57が壁部41Bの孔47に係合し、起立部50A,50Bの主部58の各係止片56が壁部41A,41Bの孔46内に入り込んだ状態になることにより、壁部41A,41B間に保持される。また、各係止片55,55,57の先端部分と基部52の下面との間に支持フレーム4の基部42が挟まれた状態になるので、固定用ホルダ5の抜けが規制される。また、このとき、各起立部50A,50Bの柱状体51の肉厚部54は、それぞれ対応する壁部41A,41Bの段部44の上方に位置する状態となる。
フラットケーブル6は、平行に配列された8本の信号線61〜68が樹脂に埋設された構成のものである。このフラットケーブル6には、固定用ホルダ5の基部52の突片501に対応する信号線が埋設されるラインに、一定の間隔で孔(図示せず。)が形成される。この孔を突片501に嵌め込むことにより、フラットケーブル6は、各信号線が各波板59a,59b,59cの対応する溝に位置合わせされた状態で固定される。
なお、フラットケーブル6の孔は、光軸間での電気接続を遮断する必要がある信号線の位置に設けられる。また、このフラットケーブル6は、支持フレーム4の前端縁で下方に曲げられて、コネクタ60に接続される。
上記のようにフラットケーブル6を支持する状態になった固定用ホルダ5に対し、各起立部50A,50Bの両端の柱状体51がそれぞれ光学モジュール3のホルダ31の係止片33,38の間の隙間に入るように光学モジュール3を位置合わせして、光学モジュール3に押圧力をかけることにより、光学モジュール3が固定保持される。具体的には、壁部41A,41Bの各段部44の上方位置で、それぞれ光学モジュール3のホルダ31の係止片33が柱状体51の肉厚部54に係合するとともに、固定用ホルダ5の基部52に設けられた突部53と柱状体51との間の隙間に係止片38が入り込む状態になる。このとき、係止片33の爪部34は肉厚部54の下面と咬み合い、各壁部41A,41Bの両端の段部44,44の上に位置づけられた各係止片33,33の間に壁部41Aまたは41Bが挟まれた状態になって、ホルダ31の抜けが規制される。
光学モジュール3が押圧されたとき、ホルダ31の底部に装着されている光ICチップ35のリードピン36がフラットケーブル6の被覆を破って内部に挿入され、各リードピンと信号線61〜68とが一対一の関係で導通した状態になる。
この実施例では、支持フレーム4の長さ方向に沿って、壁部1つ分の間隔をおいて固定用ホルダ5および光学モジュール3を配置している。固定用ホルダ5および光学モジュール3が配置されない位置にある壁部41A,41Bは、図4,5に示すように、溝48の位置で内向きに曲げられる。これにより、光学モジュール3の間のフラットケーブル6が露出した箇所は、隣の光学モジュール3に近い箇所を除き、全幅にわたって遮蔽された状態になる。また、壁部41A,41Bを曲げてフラットケーブル6の上面に近づけたことによって、フラットケーブル6に対するシールドの強度が高められるので、壁部41A,41Bにより遮蔽された箇所は勿論のこと、その近傍の壁部41A,41Bに覆われていない箇所への電磁ノイズも防御することが可能になる。
上記の構成によれば、フラットケーブル6の下面および上面を、単独のシールド部材(支持フレーム4)により保護することができる。また、光軸モジュール3が配置されない位置にある壁部41A,41Bを内向きに曲げるだけでケーブル6の露出部分を遮蔽することができるから、光学モジュール3の配置間隔が変更された場合にも、構成部品を変更する必要がなく、容易に対応することができる。したがって、長尺のセンサを製作する場合でも、シールドを設定するための作業に手間がかからず、シールド用の部品点数も1つにできるから、コストや労力を大幅に削減することができる。
また、上記の実施例では、各光学モジュール3を、長さ方向に沿って壁部1つ分の間隔をあけて配置したが、これに限らず、複数個分の壁部に相当する間隔をあけて各光学モジュール3を配置してもよい。また、各光学モジュール3の間の間隔は等間隔に限らず、センサの使用環境によっては、光学モジュール3が密に配置される部分と、光学モジュール3が疎に配置される部分とがあってもよい。
いずれの配置をとる場合でも、上記の実施例と同様に、固定用ホルダ5および光学モジュール3が配置されていない壁部41A,41Bを内向きに曲げることでフラットケーブル6の上面が露出している箇所への電磁ノイズを防御することができるから、多光軸光学ユニットの構成の変更に容易に対応することができる。
また、上記の支持フレーム4の構成によれば、各光学モジュール3を間隔をあけずに配置すること、すなわち、長さ方向において隣り合う壁部に対してそれぞれ光学モジュール3を配置することも可能である。この配置においても、支持フレーム4の全ての壁部41A,41Bに光学モジュール3が配置される場合を除き、固定用ホルダ5および光学モジュール3が配置されていない壁部41A,41Bを内向きに曲げることによって、フラットケーブル6の上面が露出している箇所を電磁ノイズから守ることができる。
さらに、上記の実施例では、支持フレーム4の両端縁の壁部41A,41Bの高さを等しくして、双方の壁部41A,41Bを曲げることによりフラットケーブル6を遮蔽しているが、これに限らず、一方の側の壁部を他方よりも高くして、高い方の壁部のみを曲げてフラットケーブル6を遮蔽するようにしてもよい。
また、上記の実施例では、各光学モジュール3を圧接式のリードピンを介してフラットケーブル6に接続するようにしたが、フラットケーブル6に代えて、各信号線が配線されたフレキシブル基板を使用することも可能である。この場合、光学モジュール3を信号線に接続するのに、リードピン36に代えて光ICチップ35の底面に複数のバンプ電極を設け、各バンプ電極を信号線にはんだ付けするようにしてもよい。
また、上記の実施例では、一光軸分の光学モジュール3を間隔をあけて配置したが、これに限らず、複数の光学素子を収容した構成の光学モジュールを列設する場合にも、上記実施例と同様の構成を適用することにより、1つのシールド部材で各光学モジュールの間の配線を電磁ノイズから防御することが可能になる。また、この場合に、支持フレームの各壁部の幅を、光学モジュールの両側にそれぞれ複数の壁部が配置される大きさにして、各光学モジュールを1つ以上の壁部を隔てて配置することができる。
1 投光器
2 受光器
3 光学モジュール
4 支持フレーム
5 固定用ホルダ
6 フラットケーブル
10 発光素子
20 受光素子
31 ホルダ
33,38 係止片
41A,41B 壁部
42 基部
45,46,47 孔
50A,50B 起立部
51 柱状体
52 基部
53 突部
54 肉厚部
55,56,57 係止片

Claims (2)

  1. 前面に光を通過させるための窓部が形成された枠体を筐体とする投光器および受光器の各筐体内に、光学素子およびその処理回路を含む複数個の光学モジュールが投光面または受光面を前記窓部に対向させた状態で長手方向に沿って配備される多光軸光電センサであって、
    前記筐体の内部には、板状の基部の側縁に複数の可撓性を有する壁部が列設されたシールド部材と、それぞれ絶縁性を有し、前記基部を挟んで対向する壁部の間に嵌め込まれる複数の固定用ホルダと、各固定用ホルダにそれぞれ支持される複数の光学モジュールと、シールド部材の基部の上面において各固定用ホルダと各光学モジュールとの間に挟まれて保持され、かつ各光学モジュールに電気接続された帯状の導電部材とを有する多光軸光学ユニットが設けられ、
    前記固定用ホルダおよび光学モジュールが配置された位置の壁部は固定用ホルダと協働して前記光学モジュールを保持する一方、前記固定用ホルダおよび光学モジュールが配置されていない位置の壁部は内向きに曲げられて前記帯状の導電部材を遮蔽するようにした多光軸光電センサ。
  2. 前記壁部は、前記基部の両側縁にそれぞれ等しい高さをもって列設され、前記基部を挟んで対向する2つの壁部を内向きに曲げたとき、これらの壁部により前記帯状の導電部材の全幅が遮蔽されるようにした、請求項に記載された多光軸光電センサ。
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