JP5130179B2 - 箱型グランドバー及び前記箱型グランドバーを用いた極細同軸ケーブルアセンブリ並びに極細同軸ケーブルのアセンブリ方法 - Google Patents

箱型グランドバー及び前記箱型グランドバーを用いた極細同軸ケーブルアセンブリ並びに極細同軸ケーブルのアセンブリ方法 Download PDF

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Description

この発明は、極細同軸ケーブルアセンブリを製作する際に、強度的にも小型化にも対応できる箱型グランドバー及び前記箱型グランドバーを用いた極細同軸ケーブルアセンブリ並びに極細同軸ケーブルのアセンブリ方法に関する。
近年、携帯電話に代表される電子機器の小型化、軽量化、多機能化は急速に進展している。そのために、要求される技術傾向としては、配線材や端末コネクタの小型化が必要不可欠となってきている。
図8及び図9を参照するに、極細同軸ケーブルアセンブリ101の製品では、シールド線の端末処理の小型化がその一環として求められている。一般的に、極細同軸ケーブル103は、中心導体105と、この中心導体105の外周に設けた絶縁体107と、この絶縁体107の外周に設けた外部導体109と、この外部導体109の外周に被覆した外被111と、から構成されている。並列した複数本の各中心導体105はピッチ固定用テープ113にて固定され、外被111を剥いで露出した各外部導体109はシールド処理される。
極細同軸ケーブルアセンブリ101のシールド線の端末処理としては、複数本の極細同軸ケーブル103の外部導体109が平角錫メッキ軟銅線や平角リン青銅錫メッキ線などのグランドバー115と称する平角導体で上下から挟んで前記平角導体の間で外部導体109を半田117で連結している。
例えば、特許文献1では、グランドバーとしてリン青銅を使用している記述があり、また、グランド部の全体の厚さは0.5mmと記載されている。
また、特許文献2では、2枚のグランドバーが使用されており、同軸ケーブルの中間部の所定の位置にも2枚のグランドバーと半田付けによるシールド処理が施されている。
また、特許文献3では、グランドバーの半田付け方法が記載されている。外部導体の一部を露出させ、この外部導体の露出部の少なくとも2箇所を少なくとも2つの固定手段でそれぞれ保持する。少なくとも1つの前記固定手段を介して前記外部導体に超音波振動を加えながら、隣接する2つの前記固定手段の間を支点として往復運動させることにより、前記外部導体を屈曲させて周方向に切断することで、のシールド線の端末処理が行われる。なお、この場合も特許文献1,2と同様に複数のグランドバーが使用されている。
また、特許文献4では、同軸ケーブルが組み込まれる前の段階でグランドバーを予めコネクタ内部に入れた構造である。これにより、グランドバーを同軸ケーブルに連結するという不安定な工程を省略し、グランドバーの必要枚数を低減する。
電子機器のコネクタの小型化に伴って、上述したような極細同軸ケーブルアセンブリ101のグランドバー半田付け部119の厚さは低背化する傾向にある。
例えば、図10(A)、(B)に示されているように、従来のグランドバー半田付け部119の厚さは0.5mm程度であるが、コネクタの小型化に伴って、図11(A)、(B)に示されているように、グランドバー半田付け部119の厚さを0.38mmに対応する必要が出てきた。なお、図10(A)、(B)のグランドバー半田付け部119の厚さが0.5mmの場合は、厚さ0.1mmのリン青銅などの平角導体が使用されており、図11でも厚さ0.1mmのリン青銅などの平角導体が使用されている。
また、低背化コネクタに対応するための別の方法としては、図12に示されているように、同じ材料のリン青銅のグランドバー115を薄くする方法がある。例えば、厚さ0.05mmのグランドバー115が使用される。
特開平10−144145号公報 特許第3371797号公報 特許第3185208号公報 特開2006−221863号公報
ところで、図11の低背化コネクタに対応する方法においては、板厚0.1mmのグランドバー115を使用すると極細同軸ケーブル103の潰れが発生するために、中心導体105と外部導体109の短絡が発生するという問題点があった。
また、図12の低背化コネクタに対応する方法においては、グランドバー115を薄くするために、グランドバー115の長さ方向(極細同軸ケーブルアセンブリ101の幅方向)に対する強度が劣化する。これでは、コネクタのアセンブリ後においてコネクタの輻方向に対して強度が弱いために曲がりやすくなる。コネクタが曲がることにより、コネクタ内部の中心導体105の半田付け部において断線を起こす原因になるという問題点があった。
また、従来の極細同軸ケーブルアセンブリ101のシールド線の端末処理では、2枚のグランドバー115を使用して、極細同軸ケーブル103のシールド部は2枚のグランドバー115との間に半田117を充填して接続しているが、2枚の薄いグランドバー115を平行に半田付けするために位置決めしにくいので加工時間がかかるという問題点があった。
さらに、半田付け時に2枚のグランドバー115の位置が動くことがあるために、図13に示されているように、半田付けした上下の2枚のグランドバー115の全体の幅が広くなる。その結果、図14に示されているように、コネクタのスロット121へ挿入できない不良が発生するという問題点があった。
また、2枚のグランドバー115を使用しているので、半田付け時に、極細同軸ケーブル103が動くことがあり、予め所定のピッチに整列されている極細同軸ケーブル103が動いた状態で固定されてしまい不良製品になるという問題点があった。
以上のように従来における問題点は、近年要求される薄型化、小型化に対応しようとしてグランドバー115の厚さはそのままで、グランドバー半田付け部119の厚さを薄くすると、極細同軸ケーブル103の潰れが発生し、中心導体105と外部導体109の短絡が発生する。一方、グランドバー115の厚さを薄くすると、グランドバー115の長さ方向に対する強度が劣化するために、コネクタの幅方向に曲がりやすくなり、断線を起こす原因になる。
この発明は、小型化を図るために厚さを薄くしても強度的に対応して低背化コネクタに対応可能とすることを目的とする。
上記の課題を解決するために、この発明の箱型グランドバーは、並列した複数の極細同軸ケーブルの外被の一部を除去して露出した外部導体を上下から挟み込んで半田付けで連結固定する箱型グランドバーであって、
前記複数の極細同軸ケーブルの外部導体を上下から挟み込む上部、下部グランドバーと、この上部、下部グランドバーの幅方向の同じ側の一側縁を前記幅方向にわたって一体的に連結する連結グランドバーと、この連結グランドバーに対向した他側を開口した開口部と、で全体を箱型に構成し、かつ前記連結グランドバーに前記複数の各極細同軸ケーブルを挿通する複数の孔部を設けていることを特徴とするものである。
また、この発明の箱型グランドバーは、前記箱型グランドバーにおいて、前記上部グランドバーと連結グランドバーと下部グランドバーが、箱型に折り曲げて形成するための折り曲げ部で一体的に連結されていることが好ましい。
この発明の極細同軸ケーブルアセンブリは、上部、下部グランドバーと、この上部、下部グランドバーの幅方向の同じ側の一側縁を長さ方向にわたって一体的に連結すると共に複数の各極細同軸ケーブルの外部導体を挿通する複数の孔部を設けた連結グランドバーと、この連結グランドバーに対向した他側を開口した開口部と、で全体を箱型に構成した箱型グランドバーと、
並列した複数の極細同軸ケーブルであって、各極細同軸ケーブルの外被の一部を除去して露出した外部導体を前記箱型グランドバーの連結グランドバーの複数の各孔部に対応して挿通した前記複数の極細同軸ケーブルと、
前記箱型グランドバーの内部に挿通された前記複数の極細同軸ケーブルの外部導体と箱型グランドバーの内部を半田付けで連結固定して構成したことを特徴とするものである。
この発明の極細同軸ケーブルのアセンブリ方法は、並列した複数の極細同軸ケーブルの外被の一部を除去して露出した外部導体を上部、下部グランドバーで上下から挟み込んで半田付けで連結固定する極細同軸ケーブルのアセンブリ方法において、
予め、前記上部、下部グランドバーの幅方向の同じ側の一側縁を前記幅方向にわたって一体的に連結連結する連結グランドバーと、この連結グランドバーに対向した他側を開口した開口部とで、その全体を箱型の箱型グランドバーを形成し、かつ、前記連結グランドバーの幅方向にわたって複数の孔部を形成し、
前記複数の各極細同軸ケーブルの外被の一部を除去して露出した外部導体を前記箱型グランドバーの連結グランドバーの複数の各孔部に対応して挿通し、
前記箱型グランドバーの内部に挿通された前記複数の極細同軸ケーブルの外部導体と箱型グランドバーの内部を半田付けで連結固定することを特徴とするものである。
以上のごとき課題を解決するための手段から理解されるように、この発明によれば、極細同軸ケーブルアセンブリを製作する際に、強度的にも小型化にも対応できる箱型グランドバーを提供できる。
すなわち、箱型グランドバーが用いられることにより、薄くても強度を保持できるので、極細同軸ケーブルの津ブレを起こすことなく半田付けできる。また、極細細同軸ケーブルアセンブリの幅方向の一端を固定部にて固定し、もう一端を加圧部にて加圧するような曲げに対する強度を上げることが出来る。また、極細同軸ケーブルアセンブリの幅方向のえ曲げに対する強度を上げることができる。また、箱型グランドバーは、上部、下部グランドバーの上下の位置ずれが生じることなく半田付けをすることができる。また、複数の極細同軸ケーブルは箱型グランドバーの複数の孔部に位置決めされるので、半田付け時に複数の極細同軸ケーブルの所定のピッチが乱れることなく半田付けすることができる。また、半田付け時には、熱が箱型グランドバーの全体に速く伝達するので、半田付け作業時間を短くすることができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図3ないしは図6を参照するに、この実施の形態に係る箱型グランドバー1は、並列した複数の極細同軸ケーブル3をシールド処理する際に用いられるものである。なお、極細同軸ケーブル3は、図5及び図6に示されているように、中心導体5と、この中心導体5の外周に設けた絶縁体7と、この絶縁体7の外周に設けた外部導体9と、この外部導体9の外周に被覆した外被11と、から構成されている。
すなわち、箱型グランドバー1を用いて上記の並列した複数の極細同軸ケーブル3の外被11の一部を除去して露出した外部導体9を上下から挟み込んで半田13で連結固定することで、シールド線の端末処理が行われることにより、極細同軸ケーブルアセンブリ15の製品が組み立てられる。
この実施の形態の箱型グランドバー1について詳しく説明すると、図1及び図2に示されているように、複数の極細同軸ケーブル3の外部導体9を上下から挟み込む上部、下部グランドバー17、19と、この上部、下部グランドバー17、19の幅方向の同じ側の一側縁を前記幅方向(図1において上下斜め方向)にわたって一体的に連結する連結グランドバー21と、この連結グランドバー21に対向した開口した開口部23と、で全体を断面横U字状(コ字状)の箱型に構成されている。また、上記の連結グランドバー21には、前記複数の各極細同軸ケーブル3の外部導体9を挿通する複数の孔部21Hが、予め設定した所定のピッチで連結グランドバー21の長手方向に向けて設けられている。
なお、この実施の形態では、図3に示されているように、1枚の金属板25をその長手方向にほぼ平行な2つの折曲げ線BLで断面横U字状(コ字状)の箱型に折り曲げることで、前記上部グランドバー17と連結グランドバー21と下部グランドバー19と開口部23とで断面横U字状(コ字状)に一体的に箱型グランドバ−1が成形されたものである。
また、上記の金属板25の片面には、図3及び図4に示されているように、予め、折り曲げ部としての例えば折曲げ用溝部27が上記の2つの折曲げ線BLの位置に形成されている。上記の折曲げ用溝部27によって、より一層折曲げやすくなる。その後に、複数の孔部21Hが例えば打ち抜き等の方法で連結グランドバー21の部分に形成される。
例えば、1枚の金属板25としては例えば厚さが50μmのリン青銅シートを用い、このリン青銅シートをエッチング加工する。つまり、折り曲げ部にはハーフエッチングを施して折曲げ用溝部27が形成される。その後、上記のリン青銅シートに錫メッキが施される。その後、ハーフエッチング部で折り曲げ加工することにより、箱型グランドバー1に成形される。
なお、前述した箱型グランドバー1は、エッチング加工と折り曲げ加工により製作しているが、単なるプレス加工により折曲げ成形することができる。すなわち、上記の折曲げ用溝部27が形成されていなくても良いものである。
また、金属板25の厚さは上記の50μmに限定されない。例えば30μmから100μmの薄板が使用されるが、コネクタの薄型化、小型化を図る上で、強度が確保できれば可能な限り薄い方が良い。
また、箱型グランドバー1は、図2に示されているように、上部、下部グランドバー17、19の厚さTを薄くし、連結グランドバー21の厚さTを厚くすることもできる。これにより、薄型化と強度アップを確保することができる。
また、この実施の形態では箱型グランドバー1は、上述したように1枚の金属板25を折曲げ成形しているが、これに限定されず、例えば、上部グランドバー17と連結グランドバー21と下部グランドバー19がロウ付けやその他の連結方法で断面横U字状に一体的に連結しても良い。
次に、この発明の実施の形態の極細同軸ケーブルアセンブリ15について図面を参照して説明する。なお、前述した実施の形態の箱型グランドバー1の説明と同様の部分は同じ符号を付して詳しい説明は省略する。
図5及び図6を参照するに、極細同軸ケーブルアセンブリ15は、前述した実施の形態の箱型グランドバー1が用いられる。なお、この実施例では、箱型グランドバー1は上部、下部グランドバー17、19と連結グランドバー21が厚さ50μmのリン青銅シートからなる金属板25を箱型に折曲げ成形した後に錫メッキされたものである。連結グランドバー21の部分には複数の孔部21Hが設けられている。図5に示すように極極細同軸ケーブルアセンブリ1の幅方向の一端を固定部31にて固定し、もう一端を加圧部37にて加圧するような幅方向の曲げに対する強度を上げることが出来る。したがって、従来の2枚のグランドバーを使用した場合と比較すると同じ板厚の場合、約3倍程度の強度を保持している。
並列した複数の各極細同軸ケーブル3の外被11の一部を除去して露出した外部導体9が、上記の箱型グランドバー1の連結グランドバー21の複数の各孔部21Hに対応して挿通される。このとき、箱型グランドバー1は、図7に示されているように、箱型グランドバー1の長さ方向の一端側は半田装置29の基台35の上に載せられる。この状態で、箱型グランドバー1の長さ方向の他端側が、半田装置29の加圧部37により荷重がかけられる。
次いで、図6に示されているように、箱型グランドバー1の内部に半田13が充填され、図示しないヒータにより加熱することで、複数の極細同軸ケーブル3の外部導体9と箱型グランドバー1の内部の外部導体9が半田13で連結固定される。
以上のことから、箱型グランドバー1並びに極細同軸ケーブルアセンブリ15は、下記に示す効果を奏する。
(1)例えば50μmのように厚さが薄い上部、下部グランドバー17、19を有する箱型グランドバー1が用いられることにより、極細同軸ケーブル3の潰れを起こすことなく半田13を充填して半田付けを行うことができる。
より詳しくは、従来、グランドバーの半田付け時には、図7に示したのと同様の加圧式の半田装置29を使用して半田付けが行われる。2枚のグランドバーを用いると、半田付け時に極細同軸ケーブルを押し付けることがあるが、この実施の形態の箱型グランドバー1を使用することにより、極細同軸ケーブル1を押し付けすぎることなく半田付けすることができる。
(2)従来のように2枚の厚さ50μmのグランドバーのみで挟み込んだ構成ではなく、厚さが例えば50μmの薄い上部、下部グランドバー17、19を連結グランドバー21で箱型に一体的に連結した箱型グランドバー1を使用することにより、上部、下部グランドバー17、19が薄くても連結グランドバー21で強度を保持することができる。なお、連結グランドバー21は上部、下部グランドバー17、19より厚くすることにより、より一層の強度アップを図ることができる。
つまり、上部、下部グランドバー17、19の厚さを薄くしても、極細同軸ケーブルアセンブリ15の幅方向(箱型グランドバー1の長さ方向)の曲げに対する強度を上げることができる。これにより、薄型化するコネクタの強度は、内部で使用するケーブル自体に持たせることができる。
(3)箱型グランドバー1を使用することにより、上部、下部グランドバー17、19が連結グランドバー21で一体型になるので、上部、下部グランドバー17、19の上下の位置ずれが生じることなく半田付けをすることができる。
より詳しくは、従来では、図7に示したのと同様の加圧式の半田装置29を使用してグランドバーの半田付けが行われるが、2枚のグランドバーを用いると、上下のグランドバーの位置がずれて半田付けされることがある。しかし、この実施の形態の一体型の箱型グランドバー1を使用することにより、上部、下部グランドバー17、19がずれることなく半田付けすることを可能とした。
(4)箱型グランドバー1の連結グランドバー21の複数の各孔部21Hに複数の各極細同軸ケーブル3の外部導体9を挿入するので、各極細同軸ケーブル3は所定位置に位置決めされることから、半田付け時にも複数の極細同軸ケーブル3の所定のピッチが乱れることなく半田付けすることができる。換言すれば、予め所定のピッチで整列されている複数の極細同軸ケーブル3のピッチは変わることなく箱型グランドバー1で半田付けすることができる。
(5)従来、図7に示したのと同様の加圧式の半田装置29を使用してグランドバーの半田付けが行われるが、2枚のグランドバーを使用すると、半田装置29のヒータに直接当たる上側のグランドバーが過熱されて、その下の半田シート、ケーブル、下側のグランドバーの順に熱が流れるために時間がかかる。しかし、この実施の形態の一体型の箱型グランドバー1を使用することにより、熱が箱型グランドバー1の全体に速く伝達するため、半田付け作業時間を短くすることができる。
この発明の実施の形態の箱型グランドバーの斜視図である。 図1の箱型グランドバーの長さ方向に垂直な断面図である。 図1の箱型グランドバーに成形する過程を示す斜視図である。 図3の金属板の長さ方向に垂直な断面図である。 極細同軸ケーブルアセンブリを製造する斜視図である。 この発明の実施の形態の極細同軸ケーブルアセンブリの部分的な斜視図である。 極細同軸ケーブルアセンブリを製造する斜視図である。 従来の極細同軸ケーブルアセンブリの部分的な斜視図である。 図8の縦断面図である。 (A),(B)は、従来の極細同軸ケーブルアセンブリのグランドバー半田付け部の寸法を示す断面図である。 (A),(B)は、低背化した従来の極細同軸ケーブルアセンブリのグランドバー半田付け部の寸法を示す断面図である。 (A),(B)は、低背化した従来の他の極細同軸ケーブルアセンブリのグランドバー半田付け部の寸法を示す断面図である。 従来の極細同軸ケーブルアセンブリの不具合状態を示す平面図である。 従来の極細同軸ケーブルアセンブリの他の不具合状態を示す平面図である。
符号の説明
1 箱型グランドバー
3 極細同軸ケーブル
5 中心導体
7 絶縁体
9 外部導体
11 外被
13 半田
15 極細同軸ケーブルアセンブリ
17 上部グランドバー
19 下部グランドバー
21 連結グランドバー
21H 孔部
23 開口部
25 金属板
27 折曲げ用溝部
29 半田装置
31 固定部
33 押さえ用切欠き部
35 基台
37 加圧部

Claims (4)

  1. 並列した複数の極細同軸ケーブルの外被の一部を除去して露出した外部導体を上下から挟み込んで半田付けで連結固定する箱型グランドバーであって、
    前記複数の極細同軸ケーブルの外部導体を上下から挟み込む上部、下部グランドバーと、この上部、下部グランドバーの幅方向の同じ側の一側縁を前記幅方向にわたって一体的に連結する連結グランドバーと、この連結グランドバーに対向した他側を開口した開口部と、で全体を箱型に構成し、かつ前記連結グランドバーに前記複数の各極細同軸ケーブルを挿通する複数の孔部を設けていることを特徴とする箱型グランドバー。
  2. 前記上部グランドバーと連結グランドバーと下部グランドバーが、箱型に折り曲げて形成するための折り曲げ部で一体的に連結されていることを特徴とする請求項1記載の箱型グランドバー。
  3. 上部、下部グランドバーと、この上部、下部グランドバーの幅方向の同じ側の一側縁を前記幅方向にわたって一体的に連結すると共に複数の各極細同軸ケーブルの外部導体を挿通する複数の孔部を設けた連結グランドバーと、この連結グランドバーに対向した他側を開口した開口部と、で全体を箱型に構成した箱型グランドバーと、
    並列した複数の極細同軸ケーブルであって、各極細同軸ケーブルの外被の一部を除去して露出した外部導体を前記箱型グランドバーの連結グランドバーの複数の各孔部に対応して挿通した前記複数の極細同軸ケーブルと、
    前記箱型グランドバーの内部に挿通された前記複数の極細同軸ケーブルの外部導体と箱型グランドバーの内部を半田付けで連結固定して構成したことを特徴とする極細同軸ケーブルアセンブリ。
  4. 並列した複数の極細同軸ケーブルの外被の一部を除去して露出した外部導体を上部、下部グランドバーで上下から挟み込んで半田付けで連結固定する極細同軸ケーブルのアセンブリ方法において、
    予め、前記上部、下部グランドバーの幅方向の同じ側の一側縁を前記幅方向にわたって一体的に連結する連結グランドバーと、この連結グランドバーに対向した他側を開口した開口部とで、その全体を箱型の箱型グランドバーを形成し、かつ、前記連結グランドバーの幅方向にわたって複数の孔部を形成し、
    前記複数の各極細同軸ケーブルの外被の一部を除去して露出した外部導体を前記箱型グランドバーの連結グランドバーの複数の各孔部に対応して挿通し、
    前記箱型グランドバーの内部に挿通された前記複数の極細同軸ケーブルの外部導体と箱型グランドバーの内部を半田付けで連結固定することを特徴とする極細同軸ケーブルのアセンブリ方法。
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