JP5127924B2 - アクチュエータアレイを用いた入力装置 - Google Patents

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    • F03G7/005Electro-chemical actuators; Actuators having a material for absorbing or desorbing gas, e.g. a metal hydride; Actuators using the difference in osmotic pressure between fluids; Actuators with elements stretchable when contacted with liquid rich in ions, with UV light, with a salt solution

Description

本発明は、電極間に電位差を与えると変形を生じるアクチュエータを多数備えたアクチュエータアレイ用いた入力装置に関する。
従来、高分子アクチュエータの1つとして、イオン交換樹脂層と、このイオン交換樹脂層の表面に相互に絶縁状態で形成された金属電極層とを備えたイオン伝導アクチュエータが知られている(例えば、下記特許文献1)。この高分子アクチュエータは、金属電極層の間に電位差をかけて、イオン交換樹脂層に湾曲及び変形を生じさせることで、アクチュエータとして機能させるというものである。
特開2002−330598号公報
しかし、上記特許文献1に記載されたものでは、電子機器内に複数のアクチュエータを搭載する場合には、同様の構成からなるアクチュエータを1つ1つ組み込む必要があり、アクチュエータの数が増えるにしたがって配線構造が複雑化するという問題がある。
本発明は上記従来の課題を解決するためのものであり、複数のアクチュエータを有する場合においても配線構造を簡単にすることを可能としたアクチュエータアレイ用いた入力装置を提供することを目的としている。
本発明は、複数の電極が設けられた基板と、複数の作動部が形成されたアクチュエータアレイと、前記アクチュエータアレイの前記作動部に形成された個々のアクチュエータを前記基板との間に挟み込んで保持する押圧部を備えるとともに前記アクチュエータの作動部が進退自在に突出する開口穴を備えた押圧シートと、前記アクチュエータの作動部により移動自在に支持されたキーと、キートップが突出可能な開口部が形成されたパネルと、を有することを特徴とするものである。
本発明では、多数のアクチュエータにより多数のキーをアクティブ状態に設定することが可能な入力装置を得ることができる。
また本発明は、前記アクチュエータアレイには、与えられた電界に応じて内部のイオンが移動する電解質層と、前記電解質層の一方の面に設けられた第1の電極層と、他方の面に設けられた第2の電極層とが積層された積層体が設けられており、
前記積層体には、部分的に形成された略U字孔によって仕切られた複数の区画が形成されており、この区画内にアクチュエータとして動作する作動部が設けられていることを特徴とするものである。
発明では、第1の電極層の一箇所と第2の電極層の一箇所との間に電圧を印加するとすべてのアクチュエータを駆動させることができる。このため、配線構造を簡単にすることができる。
また本発明は、前記アクチュエータアレイは、与えられた電界に応じて内部のイオンが移動する電解質層と、前記電解質層の一方の面に設けられた第1の電極層と、他方の面に設けられた第2の電極層とが積層された積層体と、前記積層体が設けられたフレキシブルシートとを備えており、
前記フレキシブルシートには、部分的に形成された略U字孔によって仕切られた複数の区画と、前記区画に配線された導線路とが形成されており、
前記複数の区画内に前記積層体がそれぞれ配置されることにより、アクチュエータとして動作する作動部が形成されていることを特徴とするものである。
本発明では、フレキシブルシート上に導線路を形成することにより、区画内に形成された個々のアクチュエータにそれぞれ電圧を供給することができる。このため、個々のアクチュエータを個別に駆動させることができる。
上記において、前記区画は、一対の略U字孔を対向配置することにより形成されているものである。
上記手段では、アクチュエータの形成位置を明確にすることができるとともに、切り欠かれて残った舌状の部分を作動部として機能させることができる。
また上記においては、前記アクチュエータが、マトリックス状に配列されているものとすることができる。
本発明では、多数のアクチュエータを備えたアクチュエータアレイの配線構造を簡素化することができる。
このため、入力装置の小型化、薄型化および軽量化を推進することができる。
図1は本発明のアクチュエータを示す斜視図、図2は図1のアクチュエータの動作を説明するため断面図であり、(A)は駆動前の状態、(B)は駆動時の状態、図3は形状の違いによる特性を説明するためのアクチュエータの平面図を示し、(A)はH型アクチュエータを半分に切断した状態を示す平面図、(B)は比較例1として長方形状からなるアクチュエータを示す平面図、(C)は比較例2として長尺状のアクチュエータを示す平面図である。
図1以下に示す本発明のアクチュエータ1は、イオンの移動に伴い変形する高分子型のアクチュエータである。図2(A)に示すようにアクチュエータ1は、電解質層4と、この電解質層4の一方の面に設けられた第1の電極層2と、電解質層4の他方の面に設けられた第2の電極層3とが重ねられた積層体として形成されている。
電解質層4は、高分子を主体としてフィルム状に形成されており、イオンを含み、かつ層内をイオンが移動可能に調整されたものである。本実施例ではポリフッ化ビニリデン(PVDF)などのフッ素樹脂をベースポリマーとし、イオン液体と混合してゲル化したものを用いた。イオンを含み且つ層内をイオンが移動可能であればよいので、樹脂の多孔質体やイオン交換樹脂などに液体電解質あるいは電解質溶液を含浸させた物なども電解質層4として用いることができる。
第1の電極層2および第2の電極層3は、電解質層4の両面に金属薄膜を形成して形成してもよい。前記電解質層4としてイオン交換樹脂に電解質溶液を含浸させた物を用いる場合、前記電解質層4の両面に金属膜を無電解めっきで形成することにより第1の電極層2および第2の電極層3を形成することが出来る。本実施例では、電解質層4と同じ樹脂系で導電性フィラーが含まれているものを用いた。すなわち、第1の電極層2と第2の電極層3は、ポリフッ化ビニリデンなどのフッ素樹脂をベースポリマーとし、イオン液体およびカーボンナノチューブやカーボンナノファイバーなどの導電性フィラーを混入してゲル状に構成されている。
前記電解質層4を形成しているシート状でゲル状の樹脂と、導電性フィラーが混入されたシート状の第1の電極層2およびシート状の第2の電極層3とが積層され、熱プレスすることで、3層構造のアクチュエータ本体1が形成される。この構成では、樹脂系および電解質が同一なので第1、第2の電極層2、3と電解質層4のなじみがよく、また第1、第2の電極層2、3内部にもイオンを含み、電極層内部のフィラー表面が電極面積となるため、より多くのイオンを移動させることが出来る。
図2(B)に示すように、第1の電極層2が陽極側になり第2の電極層3が陰極側となるように、電解質層4に電界が与えられると、電解質層4内の陽イオンおよび極性分子が陰極側である第2の電極層3の方向へ移動する。第1の電極層2と第2の電極層3は、ベースポリマーとイオン液体を混合したゲル状の樹脂に導電性フィラーが混入されたものであるため、第1の電極層2と第2の電極層3内の陽イオンおよび極性分子も第2の電極層3の方向に移動する。これとは逆に、陰イオンおよび極性分子は第1の電極層2の方向に移動する。
その結果、第2の電極層3側において電解質層4の体積が膨張し、曲げ応力が発生して、図6(B)に示すように、アクチュエータ1に曲げが発生する。
図1に示すように、本実施の形態に示すアクチュエータ1は、上方から見たときにH型形状をしており、その中央に帯状に形成された固定部1aと前記固定部1aに対して対称形状で形成された4つの作動部1b,1b,1b,1bとを有している。作動部1b,1b,1b,1bは、前記固定部1aから見て先端であり、且つ自由端となっている。
固定部1a側のY方向の幅寸法は、先端側の作動部1b,1b間の幅寸法よりも狭い。すなわち、アクチュエータ1は、H型に形成された第1の電極層2と第2の電極層3との間に、同じくH型に形成された電解質層4が挟まれた状態で一体的に接着固定されている。前記アクチュエータ1のXY方向の縦横寸法は10mm×10mm程度と小さく、そのZ方向の厚み寸法は薄く1mm未満である。
なお、固定部1aの中心には、下面側に設けられた接触電極12bとアクチュエータ1の上面側に設けられた第1の電極層2との間を接続するための貫通穴1dが形成されている。
図1に点線で示すように、電圧を印加しない非駆動状態のときには、アクチュエータ1はXY平面に平行となる非変形状態にある。
一方、図1に実線で示すように、第1,2の電極層2,3の固定部1a側の両電極間に所定の電圧を印加すると、固定部1aを基準として先端側の4つの作動部1b,1b,1b,1bがZ1方向に湾曲して持ち上がられる。このとき、4つの作動部1b,1b,1b,1bは固定部1aの両側に対称に形成されているため、4つの作動部1b,1b,1b,1bの変形方向、変位量および発生する駆動力が等しくなる。したがって、4つの作動部1b,1b,1b,1bが発生する個々の駆動力を合成することにより、アクチュエータ1全体として大きな駆動力を発生させることができる。
なお、アクチュエータ1の固定部1aのうち、特に中央に設けられた貫通穴1dの近傍は、作動部1b,1b,1b,1bが変形してもほとんど変形することのない力の中立点を構成している。
ここで、説明の都合上、図3(A)に示すように、固定部1aの中心を通る対称軸O−O(図1参照)に沿ってアクチュエータ1を半分に切断したうちの一方をアクチュエータ1Aとし、このアクチュエータ1Aの固定部1a側を片持ち支持状態に固定した場合を説明する。また図3(B)に示すように、全体が長方形状を有するとともに、X方向の縦寸法L1およびY方向の横寸法L2をアクチュエータ1Aと同寸法として片持ち支持状態に固定したアクチュエータ1Bを比較例1とする。
また図3(C)に示すように、Y方向の幅寸法が狭いがX方向に長い長尺状のアクチュエータの一端を片持ち支持したアクチュエータ1Cを比較例2とする。なお、縦寸法L1,L4、幅寸法L2,L5の関係は、L4>>L1、L2>>L5とする。
まず比較例1のアクチュエータ1Bと比較例2のアクチュエータ1Cとを比較すると、固定端から自由端までの距離は比較例2の方が長い(L4>>L1)。このため、先端の変位量および変位速度は、比較例2の長尺状のアクチュエータ1Cの方が、長方形状のアクチュエータ1Bからなる比較例1よりも大きい。
一方、固定部側の支持幅は比較例1の方が広い(L2>>L5)ため、先端における駆動力は、長方形状のアクチュエータ1Bからなる比較例1の方が、長尺状のアクチュエータ1Cからなる比較例2よりも大きい。
次に、アクチュエータ1Aと比較例1(アクチュエータ1B)とを比較すると、アクチュエータ1Aの固定部1a側の一方の端部(対称軸O−Oを通り作動部1bに近い側の端部)1cから作動部1bまでの直線距離は、図3(A)に示すアクチュエータ1Aでは,√[(L1)2+(L3)2]であり、図3(B)のアクチュエータ1Bの長さL1よりも長い。このため、アクチュエータ1Aの作動部1bの変位量は比較例1よりも大きく、変位速度も速くなる、しかし、固定部1aの支持幅(L2−2・L3)は、支持幅L2を有する比較例1(アクチュエータ1B)の方がアクチュエータ1Aよりも広い。このため、作動部1bの1箇所当たりに発生する持ち上げ力(駆動力)fは、アクチュエータ1Aの方が小さい。
ただし、図1に示すように、本来のアクチュエータ1は作動部1bを4つ有するため、全体として4fの駆動力を発生することが可能である。
このように、駆動時の基準となる固定部1bの幅寸法(支持幅)を、動作する作動部1b,1b間の幅寸法よりも狭く形成し、すべての作動部1bを合成使用することにより、大きな変位量および駆動力を有し、しかも変位速度の早いアクチュエータ1とすることが可能となる。
次に、アクチュエータの他の実施の形態について説明する。
図4は本発明のアクチュエータの他の実施の形態を示す斜視図であり、点線は変形前の非駆動状態を示し、実線は変形後の駆動状態を示している。
図4に示すアクチュエータ5は、2ヶのH型アクチュエータをY方向に一体に連結したような形状(以下、「連結H型」という)をしている。アクチュエータ5の断面も、上記図2に示すアクチュエータ1と同様であり、第1の電極層2と第2の電極層3との間に電解質層4が挟み込まれて形成されている。
アクチュエータ5は、中央にY方向を長手方向として形成された固定部5aを有し、この固定部5aの一方のX1側に4つの作動部5b,5b,5b,5bが、同じく他方のX2側に4つの作動部5b,5b,5b,5bがそれぞれ設けられている。一方の4つの作動部5b,5b,5b,5bと他方の4つの作動部5b,5b,5b,5bとは固定部5aの中心を通る対称軸O−Oを挟んで左右対称に形成されている。
図4に実線で示すように、このアクチュエータ5においても、固定部5aの両面に設けられた第1の電極層2と第2の電極層3に電圧を印加すると、左右4ヶずつの作動部5b,5b,5b,5bの自由端側を、固定部5aを基準として湾曲させることが可能である。
アクチュエータ5を形成する個々の作動部5bの形状は、固定部5a側の支持幅(Y方向の幅寸法)が幅広く、先端側の自由端に向かうにしたがって徐々にY方向の横寸法が狭くなる略三角形状であり、X方向の縦寸法がY方向の横寸法よりも長い。この点、H型アクチュエータ1の一方のアクチュエータ1AはT字形状をしており、Y方向の横寸法がX方向の縦寸法がよりも長いのとは異なる(図3(A)参照)。
このため、このアクチュエータ5は上記アクチュエータ1Aに比較し、個々の作動部5bの変位量が大きく、変位速度が速い。さらに左右4ヶずつ(合計8ヶ)の各作動部5bは同時に同じ方向に変位するため、これらの力を合成することにより大きな駆動力fを発生させることが可能である。
次に、上記アクチュエータ1Aを用いた入力装置について説明する。
図5はアクチュエータを用いた入力装置を示す斜視図、図6は入力装置の分解斜視図、図7は基板を除いた状態の入力装置を底面側から見た斜視図である。図8は図5のV−V線おける断面図であり、(A)は操作前のアクティブ状態、(B)は操作後のアクティブ状態を示している。また図9は固定部の近傍を拡大して示す断面図である。
図5乃至図8(B)に示す入力装置10は、例えば携帯電話機などの操作面上に配置される押釦式の入力スイッチとして使用される。
入力装置10は、図示Z2方向の最下層に基板11を有している。図6には、その一部しか示していないが、基板11の表裏面には複数の導線路12が形成されている。基板11には図示しない絶縁膜が形成されており、導線路12のほとんどは絶縁膜の下に埋設されているが、そのうちの一部は基板11の表面に露出されており、例えば接触電極12a,12b,12cなどを形成している。中央に設けられた接触電極12bの直径は貫通穴1dの直径よりも小さく、その両側に設けられた接触電極12a,12c間の距離は前記貫通穴1dの直径より大きい。
また基板11の表面には、接触電極12a,12b、12cを囲むように形成された枠形状のハウジング13が図示しない接着剤や係止機構などを介して固定されている。ハウジング13は絶縁性の合成樹脂材料で形成されており、Y1およびY2方向において対向する側面には、Y方向に貫通する貫通孔13a,13aが形成されている。この貫通孔13a,13aには、長尺状の押圧部材14が挿通された状態で固定されている。
図9に示すように、アクチュエータ1を押え込む押圧部材14の下面(Z2側の面)には金属層からなる接触電極14aが形成されている。接触電極14aの表面には、接触不良を防止するために断面三角形状からなる凹凸面が形成されている。なお、凹凸面は断面三角形状でなく、例えばドット状に形成されたものであってもよい。
そして、H型のアクチュエータ1は基板11の表面と押圧部材14との間に設けられている。すなわち、アクチュエータ1は基端側の固定部1aが押圧部材14と基板11の表面との間に挟持され、自由端側の4つの作動部1b,1b,1b,1bはハウジング13内においてZ1方向に弾性変形可能な状態で保持されている。
この状態では、アクチュエータ1の一方の上面側では、第1の電極層2が押圧部材14の接触電極14aに接触しており、アクチュエータ1の他方の下面側では、第2の電極層3が基板11上に形成された両側の接触電極12a,12cに弾圧している。
また基板11側の中央の接触電極12bと押圧部材14に形成された接触電極14aとは貫通穴1dを介して対向している。このため、例えば図9に示すように、貫通穴1d内に、例えば導電材料で形成されたコイルスプリングなどの弾性を有する接続部材18を配置すると、基板11側の接触電極12bとアクチュエータ1の第1の電極層2との間を、接続部材18および接触電極14aを介して常に導通状態に設定することが可能となる。
そして、導線路12を介して、両側の接触電極12a,12cと中央の接触電極12bとの間に電圧を与えると、アクチュエータ1の一方の第1の電極層2と他方の第2の電極層3との間に電位差に応じた電界を生じさせることができ、アクチュエータ1を駆動することが可能となる。
このように、本発明では、アクチュエータ1に対する電力の供給を、基板11上に形成された導線路12を介して行うことがきる。このため、配線構造を簡素化することができる。
図5および図6に示すように、ハウジング13の上方に相当するZ1側には、キー15が設けられ、キー15の上部にパネル16が配置されている。パネル16には開口部16aが形成されており、この開口部16a内にキートップ15aがZ方向に進退自在に挿入されている。キートップ15aの基端側にはフランジ部15bが形成されおり、フランジ部15bはパネル16の下面に対向している。
図7に示すように、キー15の底面(Z2)側には、当接面15c1,15c1,15c1,15c1が形成され、この当接面15c1,15c1,15c1,15c1の外側にはZ2方向に突出する突当面15c2,15c2,15c2,15c2が一体的に形成されている。各当接面15c1と各突当面15c2との段差には、隙間を形成する逃げ部15cが設けられており、この逃げ部15cの板厚方向の寸法はアクチュエータ1の板厚寸法よりも僅かに高い寸法で形成されている。
なお、アクチュエータ1の4つの作動部1b,1b,1b,1bは、当接面15c1,15c1,15c1,15c1に対向する状態で配置されている。
次に、入力装置10の動作について説明する。
アクチュエータ1を構成する第1の電極層2と第2の電極層3との間に所定の電圧を印加すると、作動部1b,1b,1b,1bが中立点である貫通穴1dを含む固定部1aを基準として、図1に実線で示すような形状に撓み変形する。このとき、図8(A)に示すように、作動部1b,1b,1b,1bは当接面15c1,15c1,15c1,15c1をそれぞれ等しい駆動力fで押し上げる。このため、キー15は全体として駆動力4fで上方(Z1方向)持ち上げられ、キートップ15aがパネル16の表面から突出させられる。このため、操作者は、この入力装置10は、キー入力が可能なアクティブ状態に設定されていると認識することができる。
上方に持ち上げられたキー15は、フランジ部15bがパネル16の開口部16aの下面に当接するため、キートップ15aのこれ以上の突出を阻止する。この状態では、パネル16の下面からの反力が、当接面15c1,15c1,15c1,15c1を介して作動部1b,1b,1b,1bに作用する。この反力により、アクチュエータ1の固定部1a、特に中立点を含む貫通穴1dの近傍が基板11の表面を駆動力4fで弾圧する。よって、変形時に力の中立点(貫通穴1dを含む固定部1a)が移動しにくくなる。またアクチュエータ1は、設計どおりの変位量又は駆動力を発揮することが可能となる。さらには応答速度が低下することもなくなる。このため、第2の電極層3と基板11に設けられた接触電極12a,12cとの間の接続を安定させることが可能である。
次に、図8(B)に示すように、操作者がキートップ15aを駆動力4f以上の力で押下すると、キー15が押し下げられ、キー15の各当接面15c1が各作動部1bに当接してZ2方向に押すため、アクチュエータ1は図1の点線で示す元の平面形状に強制的に戻される。このとき、アクチュエータ1の固定部1aに設けられた第2の電極層3、特に力の中立点である貫通孔1dの近傍が基板11の表面を強く押圧する。アクチュエータ1には大きな圧縮応力が作用しており、この状態では、アクチュエータ1側の第2の電極層3と基板11側の接触電極12a,12cとの間を確実に導通接続させることができる。すなわち、本発明では、アクチュエータ1がアクティブ状態にあれば、キー15を押圧する前でも押圧した後においても、第2の電極層3と接触電極12a,12cとの間の接続状態を安定させることが可能である。
キー15が押し下げられると、キー15の底面側では、突当面15c2,15c2,15c2,15c2が基板11の表面に当接し、キー15のZ2方向へのこれ以上の移動を阻止する。
この状態では、作動部1b,1b,1b,1bが、キー15の底面側に形成された当接面15c1,15c1,15c1,15c1と基板11の表面との間に隙間として形成された逃げ部15c,15c,15c,15c内にそれぞれ入り込む。このため、アクチュエータ1の作動部1b,1b,1b,1bに過度な荷重が作用することがなく、作動部1b,1b,1b,1bが押し潰されるのを防止することができる。このため、アクチュエータ1を保護し動作寿命を延ばすことが可能となる。
なお、キー15によるスイッチの切り替え動作の検出は、アクチュエータ1が、撓み変形した形状から元の平面形状に変形させられる際に発生する電圧の変動を電気的に検知し、これに基づいて行うことが可能である。あるいは、押圧するたびにスイッチの動作状態が切り換えられるスイッチ機構を別途に設けた構成であってもよい。さらには、静電容量式のスイッチ機構を配置する構成であってもよい。
図10は複数のアクチュエータを用いて構成した入力装置の他の実施の形態を示す分解斜視図、図11は図10のアクチュエータを備えたアクチュエータアレイの詳細を示し、(A)はアクチュエータアレイの一部を拡大して示すアクチュエータの平面図、(B)は(A)のb−b線における矢視断面図、(C)は(A)の変形例として図1同様のアクチュエータを採用した場合の平面図である。
この入力装置は、複数のキーが配列された携帯電話機、あるいはリモコン装置などからなる電子機器の操作面を示している。
図10に示すように、この入力装置20は基板21上にシート状のアクチュエータアレイ30が重ねられ、その上に押圧シート24、キー25が重ねられ、そして最上層にパネル26が積層されて形成されている。
基板21には、上記同様に複数の導電パターンや電極が形成されている。
図11(A)、(B)に示すように、アクチュエータアレイ30は、薄いフレキシブルシート32の上に、第2の電極層3を部分的に積層し、その上に電解質層4、さらにその上に第1の電極層2を積層することにより、複数のアクチュエータ31を有するものとして形成されている。このような、アクチュエータアレイ30は、フレキシブルシート32の上に、第2の電極層3、電解質層4、第1の電極層2の3層をこの順で積層した後、熱プレスすることにより容易に形成することが可能である。
図10および図11(A)に示すように、フレキシブルシート32には、複数の略U字孔32aが形成されており、個々のアクチュエータ31はこれら複数の略U字孔32aによって明確に仕切られた区画内にそれぞれ形成されている。
一つのアクチュエータ31は、一対の略U字孔32a,略U字孔32aから形成され、一方の略U字孔32aの開放端と他方の略U字孔32aの開放端とが一定の距離を隔て対向するように配置されている。
一方の略U字孔32aの端部側と他方の略U字孔32aの端部側とが対向するY方向の左右2箇所の位置には連結部33,33がそれぞれ設けられている。各アクチュエータ31は、それぞれの左右2箇所の位置に設けられた連結部33,33をY方向に一列に並べた状態でフレキシブルシート32上に支持されている。
そして図10に示すように、左右の連結部33,33が一列にY方向に並ぶ点線で示す帯状部分が固定部31aである。対向する一対の略U字孔32a,略U字孔32aで囲まれた領域内で、且つ固定部31aから図示X1およびX2方向にそれぞれ突出する舌状の部分が、作動部31b,31bとして動作する部分である。図10においては図示の都合上省略したが、図11(A)にあるように、作動部31b、31bとして動作する部分はH型となる。アクチュエータアレイ30には、このような構成からなる複数のアクチュエータ31が略マトリックス状に配列されている。なお、固定部31aは図11(C)に示すようにX方向に並んでいてもよい。
なお、フレキシブルシート32の表面および裏面には、図示しない複数の導線路が形成されており、各導線路は第1,2の電極層2,3に個別に接続されている。また、第2の電極層3には開口部3aが設けられており、電解質層4の前記第2の電極層3には開口部3aと対応する位置にも開口部4aが設けられている。電解質層4に設けられている開口部4aが第2の電極層3に設けられた開口部3aより小さく設定されているため、第1の電極層2はフレキシブルシート32と直接接合することができ、また第2の電極層4とショートすることはない。このような構造により、導線路を介して各第1,2の電極層2,3に特別な配線部材を用いることなくそれぞれ所定の電圧を印加することが可能とされている。
押圧シート24は、例えば硬質な合成樹脂材料、あるいはプリント配線基板(PCB)などで形成されている。あるいはアクリルやポリカーボネイトなど透光性を有する透明な樹脂材料で形成されていてもよい。透明な樹脂材料で形成すると、押圧シート24を導光部材として利用することが可能となり、押圧シート24の上に配置されるキー25を照光することが可能となる。
押圧シート24には2ヶ一組から構成される複数の開口穴24a,24aが穿設されている。一方の開口穴24aと他方の開口穴24aとの間に設けられた帯状の部分が押圧部24Aとして機能する部分である。
押圧シート24をアクチュエータアレイ30の上に重ねると、個々のアクチュエータ31の固定部31aが、押圧シート24側の押圧部24Aと基板21との間に挟持される。そして、作動部31b,31bが開口穴24a,24aを通じて上方に露出される。
キー25は、上記で説明したキー15と同様の構成である。すなわち、キー25の上側にはキートップ25aとフランジ部25bが設けられ、下側には当接面と突当面からなる逃げ部25cが複数形成されている。
パネル26の表面は電子機器の操作面を形成しており、複数の開口穴26aが穿設されている。各開口穴26aには、キー25のキートップ25aが突出可能な状態で露出されている。
図10に示す入力装置20においても、基板21に配線された導体パターンを通じて個々のアクチュエータアレイ30の両面に設けられた第1,2の電極層2、3間に電圧が印加される。すると、電解質層4の両面に電位差に応じた電界が生じて、複数の作動部31bの自由端側が上方(Z1)方向に撓み変形し、個々のキー25が持ち上げられる。これにより、複数のキー25が、各キートップ25aがこれらに対応する各開口穴26aを通じてパネル26の表面に突出するため、複数の入力装置20をキー入力が可能なアクティブ状態に同時に設定することができる。
よって、入力装置20においては、いずれかのキー25を押下することにより、キー入力を個別に行うことが可能となっている。
なお、アクティブ状態に設定する必要のないキー25については、これに対応する第1,2の電極層2,3間に電圧を与えないことにより、非アクティブ状態とすることが可能である。
すなわち、この入力装置20では、個々のキーごとにアクティブ状態に設定するか、非アクティブ状態に設定するかを選択することができる。
上記アクチュエータアレイは、以下に説明するものであってもよい。
図12はアクチュエータアレイの他の実施の形態の詳細を示し、(A)はアクチュエータアレイの一部を拡大して示すアクチュエータの平面図、(B)は(A)のB−B線における矢視断面図である。
図12(A)(B)に示すアクチュエータアレイ40は、フレキシブルシートを有さない点において上記アクチュエータアレイ30と異なる。なお、全体の外観形状は、図10に示すアクチュエータアレイ30と同様である。
図12(B)に示すように、このアクチュエータアレイ40は、略U字孔が形成された第2の電極層3の上に、同形状の略U字孔が形成された電解質層4が積層され、さらにその上に同形状の略U字孔が形成された第1の電極層2が積層されて構成されている。第1の電極層2と第2の電極層3は、それぞれ前記略U字孔を除いた全域が同じ電位に設定される。
図12(A)に示すように、アクチュエータ41は、第1の電極層2、電解質層4および第2の電極層3に形成されている各U字孔を重ね、一方の略U字孔42aと他方の略U字孔42aとがX方向に対向することにより仕切られる1つの長方形状の区画内に設けられている。アクチュエータ41を構成する積層体は、略U字孔42aと略U字孔42aとの間に設けられた連結部43,43によってアクチュエータアレイ40に支持されている。
図12(A)に点線で示す部分が固定部41aである。図12(B)に示すように、固定部41aは、アクチュエータアレイ40の下面側に設けられた基板11と上面側に設けられた押圧シート24に形成された押圧部24Aとにより板厚方向から挟持される。個々のアクチュエータ41は、固定部41aを基準として、自由端側である作動部41b,41bが撓み変形可能な状態に支持されている。
この実施の形態に示すアクチュエータアレイ40では、第1の電極層2と第2の電極層3との間に所定の電圧を印加すると、電解質層4の全域に一定の電界を同時に与えることができる。このため、アクチュエータアレイ40上に設けられた、複数のアクチュエータ41を構成する作動部41b,41bを一斉に同じZ1方向に撓み変形させることが可能である。
すなわち、上記のように個々のアクチュエータ30ごとに設けられた各第1,2の電極層2,3の間に所定の電圧をそれぞれ与えなくとも、電解質層4の一方に設けられたシート状の第1の電極層2のいずれか一箇所と、他方に設けられたシート状の第2の電極層3のいずれか一箇所との間に電圧を与えるだけで、すべてのキーをアクティブ状態に設定することが可能である。このため、このアクチュエータアレイ40では、第1,2の電極層2,3に対する配線構造を簡単にすることができる。
上記実施の形態では、4つの作動部を有するアクチュエータを用いて説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、対称となる位置に形成一対の作動部が複数設けられていればよい。したがって、作動部の数は偶数であればよい。
また入力装置の説明では、図1に示したアクチュエータ1を用いた場合として説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、図4に示したアクチュエータ5を用いた構成であってもよい。
本発明のアクチュエータを示す斜視図、 図1のアクチュエータの動作を説明するため断面図であり、(A)は駆動前の状態、(B)は駆動時の状態、 形状の違いによる特性を説明するためのアクチュエータの平面図を示し、(A)はH型アクチュエータを半分に切断した状態を示す平面図、(B)は比較例として長方形状からなるアクチュエータを示す平面図、 本発明のアクチュエータの他の実施の形態を示す斜視図であり、点線は変形前の非駆動状態を示し、実線は変形後の駆動状態、 アクチュエータを用いた入力装置を示す斜視図、 入力装置の分解斜視図、 基板を除いた状態の入力装置を底面側から見た斜視図、 図5のV−V線おける断面図であり、(A)は操作前のアクティブ状態、(B)は操作後のアクティブ状態、 固定部の近傍を拡大して示す断面図、 複数のアクチュエータを用いて構成した入力装置の他の実施の形態を示す分解斜視図、 図10のアクチュエータを備えたアクチュエータアレイの詳細を示し、(A)はアクチュエータアレイの一部を拡大して示すアクチュエータの平面図、(B)は(A)のb−b線における矢視断面図、(C)は(A)の変形例として図1同様のアクチュエータを採用した場合の平面図、 アクチュエータアレイの他の実施の形態の詳細を示し、(A)はアクチュエータアレイの一部を拡大して示すアクチュエータの平面図、(B)は(A)のB−B線における矢視断面図、
1,5 アクチュエータ
1a,5a 固定部
1b,5b 作動部
1d 貫通穴
10 入力装置
11 基板
12 導線路
12a,12b,12c 接触電極
13 ハウジング
14 押圧部材
14a 接触電極
15 キー
15a キートップ
15c 逃げ部
15c1 当接面
15c2 突当面
16 パネル
16a 開口部
18 接続部材
20 入力装置
21 基板
24 押圧シート
25 キー
26 パネル
30,40 アクチュエータアレイ
31,41 アクチュエータ
31a,41a 固定部
31b,41b 作動部
32 フレキシブルシート
32a,42a 略U字孔
33,43 連結部

Claims (7)

  1. 複数の電極が設けられた基板と、複数の作動部が形成されたアクチュエータアレイと、前記アクチュエータアレイの前記作動部に形成された個々のアクチュエータを前記基板との間に挟み込んで保持する押圧部を備えるとともに前記アクチュエータの作動部が進退自在に突出する開口穴を備えた押圧シートと、前記アクチュエータの作動部により移動自在に支持されたキーと、キートップが突出可能な開口部が形成されたパネルと、を有することを特徴とする入力装置。
  2. 前記アクチュエータアレイには、与えられた電界に応じて内部のイオンが移動する電解質層と、前記電解質層の一方の面に設けられた第1の電極層と、他方の面に設けられた第2の電極層とが積層された積層体が設けられており
    前記積層体には、部分的に形成された略U字孔によって仕切られた複数の区画が形成されており、この区画内にアクチュエータとして動作する作動部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の入力装置
  3. 前記アクチュエータアレイは、与えられた電界に応じて内部のイオンが移動する電解質層と、前記電解質層の一方の面に設けられた第1の電極層と、他方の面に設けられた第2の電極層とが積層された積層体と、前記積層体が設けられたフレキシブルシートとを備えており
    前記フレキシブルシートには、部分的に形成された略U字孔によって仕切られた複数の区画と、前記区画に配線された導線路とが形成されており、
    前記複数の区画内に前記積層体がそれぞれ配置されることにより、アクチュエータとして動作する作動部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の入力装置
  4. 前記第1の電極層と前記第2の電極層には、前記区画ごとに導電パターンがそれぞれ配線されている請求項記載の入力装置
  5. 導電パターンは、前記第1の電極層と前記第2の電極層の一箇所にそれぞれ配線されている請求項記載の入力装置
  6. 前記区画は、一対の略U字孔を対向配置することにより形成されている請求項ないしのいずれかに記載の入力装置
  7. 前記アクチュエータが、マトリックス状に配列されている請求項ないしのいずれかに記載の入力装置
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