JP5126520B2 - ミスト発生装置および浴室空調装置 - Google Patents

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Description

本発明は、駆動回転するロータを利用して液体のミスト化を図るタイプのミスト発生装置、およびこれを備えた浴室空調装置に関する。
ロータを利用したミスト発生装置の具体例としては、特許文献1,2に記載されたものがある。これらの文献に記載されたミスト発生装置は、いずれもハウジング内に回転自在なロータが収容された構成を有しており、ハウジング内または前記ロータ上に向けて供給されてきた液体をロータによってその周囲に飛散させるように構成されている。前記ロータの周囲には、衝突壁部が設けられており、この衝突壁部に前記液体が衝突することによりミストが発生する。
しかしながら、前記従来技術においては、次に述べるように改善すべき点があった。
すなわち、特許文献1のミスト発生装置においては、ハウジング内において発生したミストは、装置の外部には直ちに噴出されず、ハウジング内に形成された所定の流路を通過してから装置の外部に噴出する。このため、ミストの多くは、装置の外部に噴出される前にハウジングの壁面に接触して水滴化する。したがって、ミストの噴出量が少なく、ミスト量を多くすることが要望される用途には適しない。
一方、特許文献2においては、ハウジング内において発生したミストを、ハウジングの上方に向けて直ちに噴出させており、特許文献1と比較すると、ミストの噴出量を多くすることが可能である。ところが、この特許文献2においては、ミストの吹き出し方向が重力に逆らう方向であるため、同文献に記載されたミスト発生装置をたとえば浴室の床上に設置した状態において、ミストを浴室の高い位置まで上昇させることは難しく、浴室の全体または一定領域に多くのミストを効率良く供給させて充満させるといったことは難しい。本発明者らは、このような不具合を改善する策として、ミスト発生装置を浴室の天井部などに設置し、このミスト発生装置によって発生させたミストを浴室内に直接噴出させてから下方に進行させることを着想した。ところが、前記ミスト発生装置は、前述したようにミストがハウジングの上方に向けて吹き出すために、この装置を単に浴室の上部に設置しただけでは、ミストを浴室の下方領域に効率良く供給することは困難である。
従来においては、前記したような不具合があるが、そのような不具合を解消する場合において、ミスト発生装置を使用する際のユーザの快適性を高める観点からすると、ミスト発生装置の運転時における静寂性なども適切に確保されることが望まれる。
特開2001−289470号公報 特開平8−182727号公報
本発明は、前記したような事情のもとで考え出されたものであって、浴室その他の所望のミスト供給対象領域の上方に設置して使用される場合に、ミスト供給対象領域に対してミストを効率よく供給することができ、また静寂性などにも優れたものとすることが可能なミスト発生装置、およびこれを備えた浴室空調装置を提供することを、その課題としている。
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明により提供されるミスト発生装置は、ハウジング内に回転自在に配され、かつ前記ハウジング内に供給されてきた液体を周囲に飛散させることが可能なロータと、前記ハウジングの上部と底部との間に位置し、かつ前記ロータの周囲において前記ロータの周方向に互いに間隔を隔てて並んでおり、前記ロータから飛散してきた液体を衝突させることによってミストを発生させるための複数の衝突壁部と、を備えている、ミスト発生装置であって、前記複数の衝突壁部どうしの隙間は、前記ハウジングの周囲に向けて開口し、かつこの開口部分が、前記ミストを前記ハウジングの外部に噴出させるためのミスト噴出口とされており、前記複数の衝突壁部の全部または一部が、前記ハウジングの上部または底部と離間して設けられていることにより、前記複数の衝突壁部が並んでいる領域の上方または下方には、前記ロータの回転時において前記複数の衝突壁部よりも内方側の空気を前記複数の衝突壁部よりも外方側に向けて流出させることが可能な空気流出用の開口部が形成されていることを特徴としている。
このような構成によれば、次のような効果が得られる。
第1に、ロータから飛散した液体が複数の衝突壁部に衝突してミストが発生すると、このミストは、複数の衝突壁部どうしの隙間の開口部としてのミスト噴出口をそのまま通過してハウジングの周囲に噴出される。このため、ハウジング内において多くのミストが水滴化して噴出されなくなる現象を好適に抑制し、ハウジングの周囲に噴出されるミストの量を多くすることができる。本発明のミスト発生装置をミスト供給対象領域の上方に設置した場合には、ハウジングの周囲に噴出されたミストの多くをミスト供給対象領域に向けて下降させ、効率良く供給することが可能となる。したがって、ミスト供給対象領域を多くのミストで満たすといったことが簡易な構成により実現できる。
第2に、本発明においては、ロータが高速回転する際の風切音を抑制して静寂性に優れたものとしたり、ミストの発生や噴出を安定させるといった効果も得られる。すなわち、ロータを高速回転させた際には、ハウジング内のうち、複数の衝突壁部よりも内方側の領域に、ロータの回転方向と同方向に旋回する空気流が発生する。この空気流が複数の衝突壁部どうしの隙間に向けて高速で流入すると、大きな風切音が発生する。これに対し、本発明においては、複数の衝突壁部が並んだ領域の上方または下方に設けられた空気流出用の開口部から前記空気流の一部を複数の衝突壁部よりも外方側の領域に向けて少ない抵抗で流出させることができる。したがって、複数の衝突壁部どうしの隙間に向けて流れ込む空気流量およびその流速を抑え、前記した風切音を小さくすることができる。また、各衝突壁部は、前記空気流の抵抗となるため、その近傍には空気の乱流を生じる虞があるのに対し、本発明においては、前記空気流出用の開口部に空気流が入り込むために、各衝突壁部の前記空気流に対する抵抗も小さくなる。したがって、その分だけ各衝突壁部の近傍に乱流を生じ難くすることができる。前記乱流が抑制されれば、これに起因してミストの発生が不安定になることも抑制され、ミストの粒径の一定化が図られ、またミスト噴出口からのミスト噴出動作が安定する結果、ミスト噴出量がより増加する効果も得られる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記ハウジングの上部および底部の少なくとも一方には、前記ハウジング内に外部空気を流入可能とする空気流入口が形成されている。
このような構成によれば、ロータの回転時にハウジング内に外部空気を積極的に流入させて、空気流出用の開口部からハウジングの外部に流出する空気の量を多くすることができる。したがって、風切音の抑制など、空気流出用開口部からの空気流出によって奏する効果がより高められる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記複数の衝突壁部としては、上下両端が前記ハウジングの上部および底部に繋がった第1の衝突壁部と、この第1の衝突壁部よりも上下高さ寸法が小さい第2の衝突壁部とがあり、前記第2の衝突壁部が並んでいる領域の上方または下方が、前記空気流出用の開口部である。
このような構成によれば、ハウジングの上部および底部が第1の衝突壁部を利用して繋がっているために、これらハウジングの上部、底部、および複数の衝突壁部を一体成形し、これらの製造を容易にすることが可能となる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記ハウジングには、前記複数の衝突壁部の周囲の一部に位置し、かつ前記ミスト噴出口から噴出されるミストを遮るミスト遮断壁が設けられており、前記複数の衝突壁部の周囲のうち、前記ミスト遮断壁が設けられていない領域から前記ハウジングの外部へのミスト噴出がなされるように構成されている。
このような構成によれば、ハウジングの周囲のうち、ミスト遮断壁の外方にはミストが噴出されないために、ミストが吹きつけられることが好ましくない領域の近くにミスト発生装置を設置する場合には、ミスト遮断壁を前記の領域に対向させればよいこととなり、実用性に優れたものとなる。なお、前記構成では、ミストの一部がミスト遮断壁によって遮られるために、ミスト遮断壁を設けない場合と比較すると、外部へのミスト噴出総量が減少する。しかし、ミスト遮断壁によってミストが遮られてない領域においては、既述したようにミスト噴出量を多くすることが可能であるため、前記構成は、従来技術と比較してミスト供給量を多くしようとする本発明の目的に反するものではない。
また、詳細については図11を参照して後述するが、ミスト遮断壁が設けられた場合には、このミスト遮断壁と複数の衝突壁部との間に特異な空気流が生じ、ミスト噴出量の分布に偏りを生じ易くなるのに対し、空気流出用の開口部から空気流出がなされると、そのようなミスト噴出量の偏りを抑制する効果も得られることとなる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記ミスト遮断壁は、前記ハウジングの上部および底部の少なくとも一方に設けられて他方に向けて突出した凸状部として構成されており、前記ハウジングの上部および底部は、前記ミスト遮断壁の形成箇所において互いに対面接触して組み付けられている。
このような構成によれば、ハウジングに設けられた凸状部を利用することにより、ハウジングの上部と底部とを互いに組み付けること、およびミスト遮断壁を形成することが容易に達成される。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記ハウジングの側面部としては、このハウジングの上下高さ方向に起立し、かつ平面視において略直角に交差するようにして繋がった一対の側面部が設けられており、前記ミスト遮断壁は、前記一対の側面部からのミスト噴出を阻止するように設けられている。
このような構成によれば、たとえば浴室のコーナ部(浴室の2つの側壁が略直角で交差したコーナ部)にミスト発生装置を体裁良く設置し、浴室の2つの側壁にミストが直接噴射されないようにして用いるのに適するものとなる。
本発明の第2の側面により提供される浴室空調装置は、浴室の天井部または側壁部に取り付けられて使用される浴室空調装置であって、本発明の第1の側面により提供されるミスト発生装置を備えていることを特徴としている。
前記浴室空調装置は、たとえば浴室の空気を熱交換器などの加熱手段によって加熱してからファンによって送風口から浴室内に吹き出すことが可能とされた構成とすることができる。
好ましくは、前記ミスト発生装置は、浴室空調装置の送風口からエア送風が行なわれる領域またはその近傍領域にミストを噴出可能な配置に設けられている。
このような構成によれば、本発明の第1の側面により提供されるミスト発生装置について述べたのと同様な効果が得られる。また、浴室空調装置にミスト発生装置が具備されていれば、ミスト発生装置を浴室に設置する際の施工作業の省略化または簡略化も図ることができる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行なう発明の実施の形態の説明から、より明らかになるであろう。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1〜図5は、本発明が適用されたミスト発生装置を備えた浴室空調装置、およびこれに関連する構成の一例を示している。図1に示す浴室空調装置Aは、浴室暖房乾燥機として構成されており、ユニットバスなどの浴室の天井部80に取り付けられている。浴室空調装置Aの下部に設けられているパネル41には、ミスト発生装置MG1が取り付けられ、このミスト発生装置MG1は浴室の上部に位置している。
図2によく表われているように、ミスト発生装置MG1は、ハウジングH1、ロータ2、このロータ2の駆動回転用のモータM、およびミスト発生用の湯水(温水または非加熱の水)をハウジングH1内に供給するための給水管92を備えている。給水管92には、給水のオン・オフ、あるいは流量制御が可能なバルブV1が設けられている(図1を参照)。
ハウジングH1は、全体の概略形状が上面開口のカップ状とされたハウジング本体1を用いて構成されている。このハウジング本体1は、リング状の上部11aに設けられた複数のネジ孔10とこれらに螺合するネジ体90とを利用してパネル41の下面部に取り付けられている。パネル41の一部分は、ハウジング本体1の上面開口を塞ぐカバーに相当し、ハウジングH1の構成要素である。ハウジング本体1の上面開口がパネル41によって塞がれると、ミストがハウジングH1の上方に噴出されることが防止される。このパネル41上には、適当なスペーサ部32を介してモータMが載設されており、このモータMとパネル41との間には、空気流通用の隙間が形成されている。パネル41には、前記の隙間を通過してきた外部空気をハウジングH1内に流入可能とする空気流入口33が形成されている。ハウジングH1の底部11bは、適当量の湯水を貯留可能な貯液部14を形成している。
ロータ2は、モータMの駆動軸30に支持されてハウジングH1内に収容されており、円板状の回転板20と、この回転板20の中央部から下向きに突出した湯水汲み上げ用の軸状部21とを有している。軸状部21は、上部寄りほど大径となる円錐状または円錐台状である。軸状部21がこのような形状であると、この軸状部21を高速で回転させた際に、貯液部14に貯留されている湯水をこの軸状部21の外周面に沿った膜状として上昇させることが可能である。前記湯水が軸状部21に沿って上昇し、回転板20の下面まで汲み上げられると、この湯水は、遠心力によって回転板20の中央寄り領域から外周方向に向けて加速され、回転板20の周囲に飛散する。このようなロータ2の作用自体は、既述した特許文献1に記載されている装置のロータと同様である。
ハウジングH1の上下高さ方向において、上部11aと底部11bとの間には、複数の衝突壁部12、複数のミスト噴出口13、および空気流出用の開口部19が設けられている。複数の衝突壁部12は、ロータ2が回転して回転板20からその周囲に水が飛散したときにこの水を衝突させるための部位であり、この衝突により微小径のミストを適切に発生させることが可能である。図3に示すように、複数の衝突壁部12は、ハウジングH1の中心軸周りに略等間隔で放射状に並んだリブ状である。互いに隣り合う衝突壁部12どうしの隙間は、水平方向および下方を向くようにして浴室内に向けて直接開口しており、この開口部分がミスト噴出口13である。複数の衝突壁部12に水が衝突することにより発生したミストは、複数の衝突壁部12どうしの隙間から複数のミスト噴出口13をそのまま通過して、ハウジングH1の周囲に噴出する。
図2および図4によく表われているように、複数の衝突壁部12のうち、一部の衝突壁部12a(本発明でいう第1の衝突壁部の一例に相当する)は、その上下両端が上部11aおよび底部11bに一体的に繋がっている。このような構成によれば、ハウジング本体1の各部を一体成形することが可能となり、その製造コストを廉価にすることができる。一方、衝突壁部12a以外の他の衝突壁部12b(本発明でいう第2の衝突壁部の一例に相当する)は、衝突壁部12aの高さhaよりも低い高さhbとされて、底部11bから上向きに起立しており、この衝突壁部12bの上端部と上部11aとは離間している。このことにより、複数の衝突壁部12bが並んで設けられている領域と上部11aとの間は、開口しており、この開口部分が、空気流出用の開口部19となっている。好ましくは、衝突壁部12aの総数は少なくされ(たとえば、3箇所あるいは4箇所など)、かつ略等間隔で設けられる。このような構成によれば、開口部19の周方向の開口幅が比較的な大きなサイズとなり、開口部19に空気が流入する際の抵抗をかなり小さくして開口部19の通過空気量を多くすることができる。また、開口部19がロータ2の周囲において大きく偏った配置または形状にならないようにすることができる。衝突壁部12aは、上部11aと底部11bとを連結する役割をも果たすために、この衝突壁部12aの肉厚を他の衝突壁部12bよりも大きくして機械的強度を高めた構成とすることもできる。
ハウジングH1の底部11bには、複数のリブ15cが起立して設けられている(図5も参照)。これらのリブ15cは、ロータ2の回転時において、軸状部21の周囲の空気が乱流状態になることを抑制し、貯液部14の湯水が軸状部21に沿って汲み上げられてから回転板20の周囲に向けて進行する動作を安定させるのに役立つ。
図1に示すように、浴室空調装置Aは、ケース4、ファン50、加熱手段としての熱交換器51、および制御部7を備えている。ケース4は、ファン50および熱交換器51を内部に収容し、かつ浴室の天井板80の上面側に設置される下部開口状であり、このケース4の下部開口は、パネル41により塞がれている。パネル41には、給気口41aと、送風口41bを有するルーバ42とが設けられている。
この浴室空調装置Aにおいては、ファン50が駆動すると、給気口41aからケース4内に空気が吸入され、この空気が熱交換器51により加熱される。熱交換器51は、たとえば浴室の外部に設置された給湯装置などの熱源機(図示略)から温水供給がなされる複数のフィン付チューブを用いて構成されており、ファン50による吸入空気はそれら複数のフィン付チューブ間を通過する際に加熱される。この加熱された空気は、ルーバ42までガイドされてその送風口41bから吹き出される。ルーバ42は、揺動動作および角度調整が可能である。送風口41bから吹き出される空気の流れは、ミスト発生装置MG1から噴出されるミストを所望領域に効率良く供給するのに利用することができる。制御部7は、たとえばマイクロコンピュータを用いて構成されており、図示されない操作リモコンからの動作指令などに対応し、浴室空調装置Aの各部の動作制御を実行する。ミスト発生装置MG1のモータMの駆動やバルブV1の開閉動作も、この制御部7により制御される。
次に、ミスト発生装置MG1を備えた浴室空調装置Aの作用について説明する。
まず、ミスト発生装置MG1を運転させる場合には、給水管92から貯液部14に給水を開始するとともに、モータMを駆動させてロータ2を回転させる。貯液部14に貯留された水の一部は、既述したように、ロータ2の軸状部21の回転作用によってこの軸状部21の外周面に沿って回転板20の下面まで上昇してからその周囲に飛散し、複数の衝突壁部12に衝突する。この衝突により、複数の衝突壁部12どうしの隙間において多くのミストが発生し、このミストがそのままミスト噴出口13を通過してハウジングH1の周囲に噴出される。したがって、ハウジングH1内において発生したミストの多くが外部に噴出されないままハウジングH1内において水滴化するといったことは適切に抑制され、ミスト噴出量を多くすることができる。ハウジングH1の周囲に噴出されたミストは、その後浴室の上部から重力を利用して徐々に下降させることが可能であるが、送風口41aから吹き出されるエア流れを利用してミスト発生装置MG1の直下以外の領域に積極的に供給することもできる。このようなことから、ミスト発生装置MG1は、入浴者がミストシャワーを浴びたり、あるいはミストサウナ浴を行なうのに好ましいものとなる。
ミスト発生装置MG1においては、次に述べるように、運転時の風切音を低くして静寂性を高め、またミストの発生を安定させることもできる。すなわち、図6(b)は、本発明との対比例を示しており、ロータ2が回転する際には、その周囲に矢印N1で示すような高速空気流がロータ2の回転方向と同方向に生じる。この高速空気流の一部が、矢印N2で示すように、複数の衝突壁部12どうしの隙間に流入することにより、風切音が発生する。これに対し、同図(a)に示すミスト発生装置MG1では、前記した矢印N1,N2に示したような空気流に加え、矢印N3で示すような空気流がさらに生じる。この矢印N3の空気流は、図2に示すように、ハウジングH1内の空気が空気流出用の開口部19を通過して外部に流出する空気流であり、この空気流が生じると、矢印N2の空気流のボリュームが減少する。複数の衝突壁部12どうしの隙間と開口部19とは直接連通しているために、矢印N2の空気流のボリュームはより的確に減少する。その結果、前記した風切音は小さくなる。
また、複数の衝突壁部12は、矢印N2の空気流の抵抗となるため、図6(b)に示した対比例においては、複数の衝突壁部12の近傍に空気の乱流を生じ易い。このような乱流は、ミストの発生を不安定とし、ミストの粒径に大きなバラツキを生じさせる要因となる。これに対し、ミスト発生装置MG1においては、矢印N3の空気流が生じることにより、矢印N2の空気流のボリュームが減少するために、この空気流に対する各衝突壁部12の抵抗が小さくなって、前記した乱流も生じ難くなる。したがって、ミストを安定的に発生させることができ、またミストの粒径の均一化も図られる。
図7〜図12は、本発明の他の実施形態を示している。図7以降の図において、前記実施形態と同一または類似の要素には、同一符号を付している。
図7〜図10に示すミスト発生装置MG2においては、ハウジングH2が、ハウジング本体1Aの上側に、略平板状のカバー体11cが重ねられて組み付けられた構成とされている。カバー体11cは、ハウジングH2の上部に相当し、本発明でいうハウジングの上部の具体例に相当する。このカバー体11cは、先の実施形態と同様に、モータMを支持し、また空気流入口33を有している。ハウジング本体1Aは、貯液部14を形成する底部11dを有しており、この底部11dの周縁部の上面には、複数の衝突壁部12Aが起立して設けられている。各衝突壁部12Aは、カバー体11cの下面に届かない高さに形成されており、各衝突壁部12Aの上端とカバー体11cとの間には隙間が形成されている。このことにより、複数の衝突壁部12Aが並んで設けられた領域の上方には、空気流出用の開口部19Aが形成されている。複数の衝突壁部12Aは、先の実施形態の衝突壁部12と同様に、ロータ2の回転板20の周囲の全周にわたって略等間隔で並んでおり、これら複数の衝突壁部12Aどうしの隙間の外向き開口部が、ミスト噴出口13Aである。
図9によく表われているように、ハウジングH2には、ミスト遮断壁18が設けられている。このミスト遮断壁18は、ハウジング本体1Aの上面部のうち、複数の衝突壁部12Aの周囲の一部に位置するようにして平面視略L字状に設けられた上向きの凸状部として構成されており、このミスト遮断壁18に対面するミスト噴出口13Aから噴出されてきたミストを遮断する。ミストがミスト遮断壁18に当たると水滴化されるが、このようして発生した水は底部11bの貯液部14に流れ込んでミスト発生に再利用される。ミスト遮断壁18の上面部にはカバー体11cが載せられ、この部分においてカバー体11cとハウジング本体1Aとは互いにネジ止めされている。
ハウジングH2の側面部としては、平面視円弧状の側面部17aと、略平面状の一対の側面部17bとが形成されている。側面部17aの一部分は、ミスト噴出口13AからハウジングH2の外部へのミスト噴出を可能とするように開口している。これに対し、一対の側面部17bは、ミスト遮断壁18によってミスト噴出が阻止された側面部であって、ともにハウジングH2の上下高さ方向に起立し、かつ平面視において略直角に交差するようにして繋がっている(図10を参照)。
本実施形態のミスト発生装置MG2においては、たとえば図10に示すように、2つの壁面95,96が略直角とされた浴室のコーナ部などに取り付けて使用するのに好ましいものとなる。この取り付けに際しては、一対の側面部17bを壁面95,96に対面させるようにする。このことにより、壁面95,96には、ミストが吹きつけられないようにして、ミスト発生装置MG2の全体を前記コーナ部に体裁良く配置することができる。もちろん、側面部17aの正面領域にはミストを適切に噴出することができる。本実施形態においては、先述したミスト発生装置MG1と比較すると、ミスト噴出総量が少なくなるものの、側面部17aの開口部分に位置する複数のミスト噴出口13Aからは、多くのミストを噴出させることが可能であるため、ミスト噴出総量に不足を生じないようにすることが可能である。
ミスト遮断壁18は、ミストの噴出量の分布に偏りを生じさせる要因となる。ただし、このような偏りも、このミスト発生装置MG2においては、次に述べるように緩和される。
すなわち、図11(b)に示す対比例においては、複数の衝突壁部12Aとミスト遮断壁18との間に、矢印N4に示すような空気流が発生する。これは、複数の衝突壁部12Aとミスト遮断壁18との間に位置する空気が、ロータ2の回転の影響を強く受け、矢印N1の空気流と同様な流れとなるからである。矢印N4に示すような空気流が生じて、これがハウジングの外部に流出すると、この領域の負圧作用により周辺のミストが引き寄せられる結果、一部の領域にミストが偏る現象を生じる。これに対し、本実施形態のミスト発生装置MG2においては、同図(a)の矢印N3’に示すように、空気流出用の開口部19AからハウジングH2内の空気が外部に流出するために、同図(b)で示した矢印N4の空気流のボリュームが小さくなるとともに、その速度も低下する。その結果、側面部17aの正面領域に対し、ミストを略均一な量で噴出させることが可能となる。
図12に示すミスト発生装置MG3においては、複数の衝突壁部12AがハウジングH3のカバー体11cから下向きに突出し、かつそれらの下端部はハウジングH3の底部11dから離間した構成とされている。このことにより、空気流出用の開口部19Bは、複数の衝突壁部12Aが並んだ領域の下方に形成されている。また、底部11dには、1または複数の筒状部15aが起立して形成され、この筒状部15aの貫通孔が外部空気を回転板20の下方領域に流入させるための空気流入口15となっている。
本実施形態においても、ロータ2の回転時には、ハウジングH3内の空気を空気流出用の開口部19Bから外部に流出させることができるために、ロータ2の周囲に発生する空気流のボリュームや速度が抑えられ、先に述べた実施形態と同様な効果が得られる。また、空気流出用の開口部19Bに対しては、回転板20の下方に存在する空気が進行することとなるが、回転板20の下方領域には、空気流入口15から外部空気が円滑に供給される。したがって、ロータ2の周辺部に空気の乱流を極力生じさせないようにしつつ、空気流出用の開口部19Bの通過空気量を十分に確保することもできる。本実施形態および先に述べた実施形態から理解されるように、空気流出用の開口部は、複数の衝突壁部の上側および下側のいずれに形成されていてもよい。
本発明は上述した実施形態に限定されない。本発明に係るミスト発生装置、およびこれを備えた浴室空調装置の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
たとえば、図1〜図5に示した実施形態では、ハウジング本体1の上面開口部が浴室空調装置のパネル41を利用して塞がれているが、これに代えて、ハウジング本体1の上面開口部を、たとえば図7以降の実施形態で示されたカバー体11cのような部材を用いて塞いでもよい。本発明でいう空気流出用の開口部は、この開口部に空気が流入する際の抵抗ができる限り小さくなるように、周方向の開口幅や上下高さ方向の開口幅を大きくすることが望まれるが、これらの具体的なサイズはとくに限定されるものではない。
ミスト発生装置のロータとしては、上述の実施形態で示されたものに代えて、たとえば回転板の下部にパイプ状の軸状部が突出して設けられたものを用いることもできる。このような構成のロータの回転時においては、ハウジングの底部上に貯留された液体のうち、前記パイプ状の軸状部の内部に存在する液体を遠心力により上昇させて回転板の上面まで汲み上げ、その後この液体を回転板の周囲に飛散させることが可能である。また、ロータに液体を供給する場合の態様としては、回転板の上面上に液体を直接供給させるようにし、この液体を遠心力によってそのままロータの周囲に飛散させる構成とすることもできる。衝突壁部は、必ずしも厚みが一定のリブ状でなくてもよく、厚みを不均一とすることもできる。また、平面視などにおいて屈曲した形状とすることもできる。衝突壁部およびミスト噴出口は、ミストの噴出量を多くする観点からすると、ロータの周囲の全周にわたって設けることが好ましいものの、一部の領域にはそれらをあえて設けないようにして、その部分からのミスト噴出が防止された構成とすることもできる。複数の衝突壁部の周囲の一部に、ミスト遮断壁を設ける場合、このミスト遮断壁は、平面視略L字状以外の形態(たとえば、単なる直線状、あるいは円弧状など)とすることもできる。
本発明に係るミスト発生装置は、図1に示したような天井取り付けタイプの浴室空調装置に代えて、たとえば浴室の側壁に取り付けられるいわゆる壁掛けタイプの浴室空調装置に具備させることも可能である。また、これとは異なり、ミスト発生装置を浴室の天井部などに直接取り付けて、浴室空調装置の有無には関係なく、それ単独で使用することもできる。本発明に係るミスト発生装置は、浴室(シャワールームを含む)でのミスト発生用途に好適であるが、これ以外の箇所に設置し、湯水または湯水以外の液体の噴霧用途(たとえば、加湿用途、薬液などの液体散布の用途、ミスト発生に伴うマイナスイオン効果を目的とする用途など)にも用いることができる。
本発明に係るミスト発生装置を備えた浴室空調装置の一例を示す概略断面図である。 図1に示されたミスト発生装置の要部断面図である。 図2のIII−III要部平面断面図である。 図2に示されたミスト発生装置で用いられているハウジング本体の側面図である。 図2に示されたミスト発生装置で用いられているハウジング本体の平面図である。 (a)は、図2に示されたミスト発生装置の作用説明図であり、(b)は、それとの対比例を示す説明図である。 本発明に係るミスト発生装置の他の例を示す断面図である。 図7に示されたミスト発生装置の斜視図である。 図8の分解斜視図である。 図7に示されたミスト発生装置の平面図である。 (a)は、図7に示されたミスト発生装置の作用説明図であり、(b)は、それとの対比例を示す説明図である。 本発明に係るミスト発生装置の他の例を示す断面図である。
符号の説明
A 浴室空調装置
MG1〜MG3 ミスト発生装置
H1〜H3 ハウジング(ミスト発生装置の)
1,1A ハウジング本体
2 ロータ
11a 上部(ハウジングの)
11b 底部(ハウジングの)
11c カバー体(ハウジングの上部)
11d 底部(ハウジングの)
12,12A 衝突壁部
13,13A ミスト噴出口
15 空気流入口
18 ミスト遮断壁
19,19A,19B 空気流出用の開口部
33 空気流入口

Claims (7)

  1. ハウジング内に回転自在に配され、かつ前記ハウジング内に供給されてきた液体を周囲に飛散させることが可能なロータと、
    前記ハウジングの上部と底部との間に位置し、かつ前記ロータの周囲において前記ロータの周方向に互いに間隔を隔てて並んでおり、前記ロータから飛散してきた液体を衝突させることによってミストを発生させるための複数の衝突壁部と、
    を備えている、ミスト発生装置であって、
    前記複数の衝突壁部どうしの隙間は、前記ハウジングの周囲に向けて開口し、かつこの開口部分が、前記ミストを前記ハウジングの外部に噴出させるためのミスト噴出口とされており、
    前記複数の衝突壁部の全部または一部が、前記ハウジングの上部または底部と離間して設けられていることにより、前記複数の衝突壁部が並んでいる領域の上方または下方には、前記ロータの回転時において前記複数の衝突壁部よりも内方側の空気を前記複数の衝突壁部よりも外方側に向けて流出させることが可能な空気流出用の開口部が形成されていることを特徴とする、ミスト発生装置。
  2. 前記ハウジングの上部および底部の少なくとも一方には、前記ハウジング内に外部空気を流入可能とする空気流入口が形成されている、請求項1に記載のミスト発生装置。
  3. 前記複数の衝突壁部としては、上下両端が前記ハウジングの上部および底部に繋がった第1の衝突壁部と、この第1の衝突壁部よりも上下高さ寸法が小さい第2の衝突壁部とがあり、
    前記第2の衝突壁部が並んでいる領域の上方または下方が、前記空気流出用の開口部である、請求項1または2に記載のミスト発生装置。
  4. 前記ハウジングには、前記複数の衝突壁部の周囲の一部に位置し、かつ前記ミスト噴出口から噴出されるミストを遮るミスト遮断壁が設けられており、
    前記複数の衝突壁部の周囲のうち、前記ミスト遮断壁が設けられていない領域から前記ハウジングの外部へのミスト噴出がなされるように構成されている、請求項1ないし3に記載のミスト発生装置。
  5. 前記ミスト遮断壁は、前記ハウジングの上部および底部の少なくとも一方に設けられて他方に向けて突出した凸状部として構成されており、
    前記ハウジングの上部および底部は、前記ミスト遮断壁の形成箇所において互いに対面接触して組み付けられている、請求項4に記載のミスト発生装置。
  6. 前記ハウジングの側面部としては、このハウジングの上下高さ方向に起立し、かつ平面視において略直角に交差するようにして繋がった一対の側面部が設けられており、
    前記ミスト遮断壁は、前記一対の側面部からのミスト噴出を阻止するように設けられている、請求項4または5に記載のミスト発生装置。
  7. 浴室の天井部または側壁部に取り付けられて使用される浴室空調装置であって、
    請求項1ないし6のいずれかに記載のミスト発生装置を備えていることを特徴とする、浴室空調装置。
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