JP5123502B2 - ポストプロセッサ開発支援システム及びそれを用いたcamシステム - Google Patents

ポストプロセッサ開発支援システム及びそれを用いたcamシステム Download PDF

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Description

本発明は、ポストプロセッサ開発支援システム及びそれを用いたCAMシステムに関する。
製品の加工に用いる3DデータをCAD(Computer Aided design:コンピュータ支援による設計)システムによリ作成することが知られている。NC(Numerical Control)工作機械で実際の製品を加工するために必要なNCデータを、作成された3Dデータに基づいて作成するCAM(Computer Aided Manufacturing:コンピュータ支援による製造)システムが知られている。
NCデータを作成するためには、まず、3Dデータに基づいて、その加工形状が得られるように工具や工作機械の動きを設定し、その動きをCL(Cutter Location)データに変換する。ここで、CLデータは、CAMごとに固有の言語で記載され、NC工作機械に依存しない「工具先端の座標値」情報である。工具交換に関しては、タイミングのみが記載されている。一方、NC工作機械に用いられるNCデータは、NC工作機械ごとに読み込み可能なGコードで記載され、NC工作機械に適応した主軸やテーブルの動きに関するデータを含んでいる必要がある。加えて、工具交換に関しても、交換を行う位置とタイミング、及び準備しておくべき工具に関するデータを含んでいる必要がある。更に、軸構成に対応したデータ、NCコントローラの種類(FANUC、MELDAS等)に対応したデータ、NC工作機械に対応した絶対値指令及び増減分指令のいずれかの座標データである必要がある。従って、CLデータは、このままではNCデータとしてNC工作機械に適用できない。そのため、そのCLデータをNCデータに変換する必要がある。この変換は、ポストプロセッサにより行われる。
一般に、CAMシステムにはNCデータを出力するためのポストプロセッサを開発する環境が付属している。NC工作機械の種類に対応する書式でNCデータをCAMから出力させるためには、この環境を利用してNC工作機械の種類ごとにカスタマイズされたポストプロセッサを開発しなければならない。
例えば、汎用3D−CAD/CAMソフトウェアである『Pro/ENGINEER(登録商標)』(Parametric Technology Corporation製)の場合、『G−POST(登録商標)』(Austin N.C., Inc.製)がポストプロセッサに該当する。『G−POST(登録商標)』は、まず、NC工作機械の軸構成及びそのNCコントローラに関する仕様に基づいて、ポストプロセッサの基本部分を作成する。その後、NCデータの書式、NCコントローラに登録してあるマクロの呼び出し方法、CLデータの追加・削除・修正等の詳細設定(カスタマイズ)を、NC工作機械の種類に対応させて、カスタマイズ専用のプログラミング言語で行う。それにより、対象とするNC工作機械専用のポストプロセッサを開発することが出来る。
その後、開発されたポストプロセッサにより、CAMで作成したCLデータをNCデータに変換する。そして、NC工作機械は、そのNCデータを用いて加工を実行し、製品を製造する。
上記ポストプロセッサを開発するとき、ポストプロセッサ開発環境があっても、ユーザがカスタマイズを行うにはプログラミング技術が必要であり、簡単に行えるものではない。また、ポストプロセッサの開発を専門メーカに注文する場合、その分コスト高になり、かつ、タイムリーな開発を行うことが困難である。かといって、カスタマイズを行わなかった場合、CLデータをNCデータに変換後、ユーザによるNCデータの編集が毎回必要になり、NCデータ作成にミスが生じやすくなる。ポストプロセッサを容易に開発することが可能な技術が望まれる。低コスト、かつ、タイムリーにポストプロセッサを開発することが可能な技術が望まれる。
特開平11−3111号公報にCAMシステムが開示されている。このCAMシステムは、CAD/CAMデータで表された図形情報に基づいてNCデータを作成する。CAMシステムは、加工形状に対応した加工方法及び工具に関する加工情報が予め格納されている記憶手段を備える。CAMシステムは、前記記憶手段から被加工物の加工形状に対応する加工情報を読み出す。それとともに、前記図形情報に基づいて加工対象及び素材対象の対象物を認識する。そして、これらの情報と前記図形情報とに基づいてNCデータを作成する。
特開平11−3111号公報
従って、本発明の目的は、CLデータをNCデータに変換するポストプロセッサを容易に開発することが可能なポストプロセッサ開発支援システム及びそれを用いたCAMシステムを提供することにある。
本発明の他の目的は、低コスト、かつ、タイムリーにポストプロセッサを開発することが可能なポストプロセッサ開発支援システム及びそれを用いたCAMシステムを提供することにある。
以下に、発明を実施するための最良の形態で使用される番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、特許請求の範囲の記載と発明を実施するための最良の形態との対応関係を明らかにするために括弧付きで付加されたものである。ただし、それらの番号・符号を、特許請求の範囲に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
上記課題を解決するために、本発明のポストプロセッサ開発支援システムは、データベース(17)と、取得部(31、32)とを具備する。データベース(17)は、CLデータをNCデータに変換するポストプロセッサ(12)におけるNC工作機械に依存する部分を構成するための複数の構成用プログラム(41−(1〜n)、42−(1〜m1)−(1〜m2)、43−p)を、複数の項目の各々ごとに分類して格納する。取得部(31、32)は、ユーザの入力に基づいて、データベース(17)を参照して、複数の構成用プログラム(41−(1〜m)、42−(1〜n1)−(1〜n2)、43−p)から、複数の項目の各々ごとに一つの構成用プログラムを選択する。ポストプロセッサ(12)は、選択された構成用プログラムに基づいてCLデータをNCデータに変換する。
本発明では、複数の構成用プログラムに基づいて、ポストプロセッサ(12)にCLデータをNCデータに変換する処理をさせている。すなわち、ポストプロセッサ(12)に当該処理をさせるためのプログラムのうち、NC工作機械に依存する部分を複数の項目に分割し、各項目ごとに、対象とするNC工作機械に最適な構成用プログラムを選択し、組み合わせることにより、最適な処理を行わせるポストプロセッサ(12)プログラムを作成している。ユーザは、各項目ごとにNC工作機械の種類に関連して用意された複数の構成用プログラムから、各項目ごとに一つの構成用プログラムを選択するだけでよいので、極めて容易に最適なポストプロセッサを得ることが出来る。ここで、構成用プログラムは、ポストプロセッサ(12)において、NC工作機械に依存して定まる基本設定や、NC工作機械の運転時の種々の条件により内容が変わる詳細設定を設定するマクロに例示される。
上記のポストプロセッサ開発支援システムにおいて、複数の構成用プログラム(41−(1〜n)、42−(1〜m1)−(1〜m2)、43−p)は、NC工作機械の軸構成を含む第1項目で分類された複数の第1構成用プログラム(41−(1〜n))と、第1項目以外の複数の第2項目で分類された複数の第2構成用プログラム(42−(1〜m1)−(1〜m2)、43−p)とを含む。取得部(31、32)は、入力に基づいて、複数の第1構成用プログラム(41−(1〜n))から一つの第1構成用プログラム(23)を選択し、複数の第2構成用プログラム(42−(1〜m1)−(1〜m2)、43−p)から複数の第2項目の各々ごとに一つの第2構成用プログラム(28)を選択する。
上記のポストプロセッサ開発支援システムにおいて、複数の第2項目の各々ごとに選択された第2構成用プログラム(28)と第2構成用プログラム用のメインプログラム(27)とを統合して統合第2構成用プログラム(24)を作成する作成部(33)を更に具備する。ポストプロセッサ(12)は、選択された第1構成用プログラム(23)と統合第2構成用プログラム(24)とに基づいてCLデータをNCデータに変換する。
上記のポストプロセッサ開発支援システムにおいて、複数の第2項目は、NCデータにおける複数の出力要件を含む。
上記のいずれか一項に記載のポストプロセッサ開発支援システムにおいて、NC工作機械と選択された第1構成用プログラムと複数の第2項目の各々ごとに選択された第2構成用プログラムとを関連付けて履歴結果として格納する履歴データベース(44)と、ユーザの入力に基づいて、履歴データベース(44)を参照して、入力に対応する履歴結果を出力する履歴取得部(35)を更に具備する。作成部(33)は、出力された履歴結果の構成用プログラムで統合第2構成用プログラム(24)を作成する。
本発明のCAMシステムは、ユーザの入力に対応する構成用プログラムを選択する上記各項のいずれか一項に記載のポストプロセッサ開発支援システム(14)と、選択された構成用プログラムを組み合わせてポストプロセッサ(12)を作成するポストプロセッサ作成部(13)とを具備する。
上記課題を解決するために、本発明のポストプロセッサ開発支援方法は、(a)CLデータをNCデータに変換するポストプロセッサ(12)におけるNC工作機械に依存する部分を構成するための複数の構成用プログラム(41−(1〜n)、42−(1〜m1)−(1〜m2)、43−p)を複数の項目の各々ごとに分類して格納するデータベース(17)を参照して、複数の項目の各々ごとに、複数の構成用プログラム(41−(1〜n)、42−(1〜m1)−(1〜m2)、43−p)に対応する複数の選択肢とを表示装置に表示するステップと、(b)ユーザの入力に基づいて、データベース(17)を参照して、複数の構成用プログラム(41−(1〜m)、42−(1〜n1)−(1〜n2)、43−p)から、複数の項目の各々ごとに一つの構成用プログラムを選択するステップとを具備する。ポストプロセッサ(12)は、選択された構成用プログラムに基づいてCLデータをNCデータに変換する。
上記のポストプロセッサ開発支援方法において、複数の構成用プログラム(41−(1〜n)、42−(1〜m1)−(1〜m2)、43−p)は、NC工作機械の軸構成を含む第1項目で分類された複数の第1構成用プログラム(41−(1〜n))と、第1項目以外の複数の第2項目で分類された複数の第2構成用プログラム(42−(1〜m1)−(1〜m2)、43−p)とを含む。(b)ステップは、(b1)入力に基づいて、複数の第1構成用プログラム(41−(1〜n))から一つの第1構成用プログラム(23)を選択するステップと、(b2)入力に基づいて、複数の第2構成用プログラム(42−(1〜m1)−(1〜m2)、43−p)から複数の第2項目の各々ごとに一つの第2構成用プログラム(28)を選択するステップとを備える。
上記のポストプロセッサ開発支援方法において、(c)複数の第2項目の各々ごとに選択された第2構成用プログラム(28)と第2構成用プログラム用のメインプログラム(27)とを統合して統合第2構成用プログラム(24)を作成するステップを更に具備する。ポストプロセッサ(12)は、選択された第1構成用プログラム(23)と統合第2構成用プログラム(24)とに基づいてCLデータをNCデータに変換する。
上記のポストプロセッサ開発支援方法において、複数の第2項目は、NCデータにおける複数の出力要件を含む。
上記のポストプロセッサ開発支援方法において、(d)NC工作機械と選択された第1構成用プログラム(23)と複数の第2項目の各々ごとに選択された第2構成用プログラム(28)とを関連付けて履歴結果として格納する履歴データベース(44)を参照して、ユーザの入力に基づいて、入力に対応する履歴結果を取得するステップを更に具備する。(c)ステップは、(c1)出力された履歴結果の構成用プログラムで統合第2構成用プログラム(24)を作成するステップを備える。
本発明のポストプロセッサ作成方法は、(e)ユーザの入力に対応する構成用プログラムを選択する上記のいずれか一項に記載のポストプロセッサ開発支援方法を実行するステップと、(f)選択された構成用プログラムに基づいてポストプロセッサ(12)を作成するステップとを具備する。
上記課題を解決するために、本発明のプログラムは、(a)CLデータをNCデータに変換するポストプロセッサ(12)におけるNC工作機械に依存する部分を構成するための複数の構成用プログラム(41−(1〜n)、42−(1〜m1)−(1〜m2)、43−p)を複数の項目の各々ごとに分類して格納するデータベース(17)を参照して、複数の項目の各々ごとに、複数の構成用プログラム(41−(1〜n)、42−(1〜m1)−(1〜m2)、43−p)に対応する複数の選択肢とを表示装置に表示するステップと、(b)ユーザの入力に基づいて、データベースを参照して、複数の構成用プログラム(41−(1〜m)、42−(1〜n1)−(1〜n2)、43−p)から、複数の項目の各々ごとに一つの構成用プログラムを選択するステップとを具備する。ポストプロセッサ(12)は、選択された構成用プログラムに基づいてCLデータをNCデータに変換するポストプロセッサ開発支援方法をコンピュータに実行させる。
上記のプログラムにおいて、複数の構成用プログラム(41−(1〜n)、42−(1〜m1)−(1〜m2)、43−p)は、NC工作機械の軸構成を含む第1項目で分類された複数の第1構成用プログラム(41−(1〜n))と、第1項目以外の複数の第2項目で分類された複数の第2構成用プログラム(42−(1〜m1)−(1〜m2)、43−p)とを含む。(b)ステップは、(b1)入力に基づいて、複数の第1構成用プログラム(41−(1〜n))から一つの第1構成用プログラム(23)を選択するステップと、(b2)入力に基づいて、複数の第2構成用プログラム(42−(1〜m1)−(1〜m2)、43−p)から複数の第2項目の各々ごとに一つの第2構成用プログラム(28)を選択するステップとを備える。
上記のプログラムにおいて、(c)複数の第2項目の各々ごとに選択された第2構成用プログラム(28)と第2構成用プログラム用のメインプログラム(27)とを統合して統合第2構成用プログラム(24)を作成するステップを更に具備する。ポストプロセッサ(12)は、選択された第1構成用プログラム(23)と統合第2構成用プログラム(24)とに基づいてCLデータをNCデータに変換する。
上記のプログラムにおいて、複数の第2項目は、NCデータにおける複数の出力要件を含む。
上記のプログラムにおいて、(d)NC工作機械と選択された第1構成用プログラム(23)と複数の第2項目の各々ごとに選択された第2構成用プログラム(24)とを関連付けて履歴結果として格納する履歴データベース(44)を参照して、ユーザの入力に基づいて、入力に対応する履歴結果を取得するステップを更に具備する。(c)ステップは、(c1)出力された履歴結果の構成用プログラムで統合第2構成用プログラム(24)を作成するステップを備える。
本発明のプログラムは、(e)ユーザの入力に対応する構成用プログラムを選択する上記各項いずれかに記載のポストプロセッサ開発支援方法を実行するステップと、(f)選択された構成用プログラムに基づいてポストプロセッサ(12)を作成するステップとを具備するポストプロセッサ作成方法をコンピュータに実行させる。
本発明により、CLデータをNCデータに変換するポストプロセッサを容易に開発することができる。そして、低コスト、かつ、タイムリーにポストプロセッサを開発することが可能となる。
以下、本発明のポストプロセッサ開発支援システム及びそれを用いたCAMシステムの実施の形態に関して、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明のCAMシステムを備える情報処理装置の実施の形態の構成を示すブロック図である。情報処理装置1は、ワークステーションやパーソナルコンピュータに例示される。情報処理装置1は、CADシステム2とCAMシステム3とを具備する。
CADシステム2は、プログラム及びデータベースを含み、製品の製造に用いる3Dデータを作成する。CAMシステム3は、プログラム及びデータベースを含み、NC(Numerical Control)工作機械で実際の製品を製造するために必要なNCデータを、作成された3Dデータに基づいて作成する。CADシステム2及びCAMシステム3は、従来知られたものを用いることが出来る。本実施の形態では、汎用3D−CAD/CAMソフトウェアである『Pro/ENGINEER(登録商標)』(Parametric Technology Corporation製)を用いることとする。
CAMシステム3は、ツールパス作成部11−1、メインプロセッサ11−2、ポストプロセッサ12、ポストプロセッサ作成部13及びポストプロセッサ開発支援システム14を備える。ツールパス作成部11−1及びメインプロセッサ11−2は、3Dデータに基づいて、その加工形状が得られるように工具や工作機械の動きを設定し、その動きをCL(Cutter Location)データに変換する。ここで、CLデータは、CAMごとに固有の言語で記載され、NC工作機械に依存しない「工具先端の座標値」情報である。工具交換に関しては、タイミングのみが記載されている。ツールパス作成部11−1及びメインプロセッサ11−2は、上記『Pro/ENGINEER(登録商標)』を用いた場合、『Pro/NC』を用いることが出来る。
ポストプロセッサ12は、そのCLデータをNCデータに変換する。ここで、NCデータは、NC工作機械ごとに読み込み可能なGコードで記載され、NC工作機械に適応した主軸やテーブルの動きに関するデータを含んでいる必要がある。加えて、工具交換に関しても、交換を行う位置とタイミング、及び準備しておくべき工具に関するデータを含んでいる必要がある。更に、軸構成に対応したデータ、NCコントローラの種類(FANUC、MELDAS等)に対応したデータ、NC工作機械に対応した絶対値指令及び増減分指令のいずれかの座標データを含んでいる必要がある。ポストプロセッサ12は、ポストプロセッサ作成部13によりNC工作機械ごとに作成される。
図2は、ポストプロセッサの構成の一例を示す概念図である。ポストプロセッサ12は、本発明のポストプロセッサ開発支援システム14(後述)を用いてポストプロセッサ作成部13(後述)により作成される。ポストプロセッサ12は、メインプログラム部22、OPTファイル23、FILプログラム24及び外部ファイル25を備える。
メインプログラム部22は、ポストプロセッサ12の本体のプログラムであり、CLデータをNCデータに変換する。変換においては、NC工作機械に対応して種々の設定が必要となる。メインプログラム部22は、それらの設定をOPTファイル23、FILプログラム24及び外部ファイル25から取得する。
第1構成用プログラムとしてのOPTファイル(OPTionファイル)23は、メインプログラム部22がCLデータをNCデータに変換するときに、NC工作機械の種類に応じて必要となる代表的な基本設定を定義している。メインプログラム部22は、変換の前又は変換中に必要に応じてその基本設定を参照する。ここでは、OPTファイル23は、NC工作機械の軸構成のタイプごとに設けられ、各軸構成のタイプごとに基本設定を定義している。
軸構成のタイプとしては、軸構成(例示:3軸、4軸/ロータリーテーブル)と回転軸(例示:X軸、Y軸、Z軸)との組み合わせで表される。基本設定の項目としては、例えば、NC指令フォーマット、動作指令コード、工作機械指令コードがある。これらのOPTファイルに基づいて、ポストプロセッサの基本部分(プログラムの基本的な部分)が構成される。プログラムの基本部分は、例えば、NC指令フォーマットでX軸出力フォーマットを「F4.3」とした場合に、その値が小数点以上4桁、小数点未満3桁で表示されるなどを設定するものである。
統合第2構成用プログラムとしてのFIL(Factory Interface Language)プログラム24は、メインプログラム部22がCLデータをNCデータに変換するときに、CLデータの種類に応じて必要となる詳細設定を定義している。メインプログラム部22は、変換中に必要に応じて(CLデータの種類に応じて)その詳細設定を参照する。FILプログラム24の詳細については後述する。
図3は、FILプログラムの構成の一例を示す概念図である。FILプログラム24は、ユーザの入力に基づいて、本発明のポストプロセッサ開発支援システム14(後述)により作成される。FILプログラム24は、メインプログラム部27、及び複数のFILマクロ28(28−1〜k、kは自然数、以下同じ)、及び外部ファイル25を備える。
メインプログラム部27は、FILプログラム24の本体のプログラムであり、ポストプロセッサ12のメインプログラム部22からの詳細設定の問合せ(トリガ)に対して、複数のFILマクロ28から問合せ(トリガ)に対応するFILマクロ28−i(i=1〜k)を参照して、詳細設定(出力データ)を出力する。ここで、メインプログラム部27は、選択された複数のFILマクロがそれぞれ矛盾なく正常に機能するように構成されている。
第2構成用プログラムとしてのFILマクロ28は、詳細設定に関連する複数の分類項目ごとに設けられた、ユーザカスタマイズ用のマクロである。ここでは、分類としては、NCデータの出力要件に関し、大きな分類A、及び小さな分類Bに分類している。そして、各分類項目に関して、ポストプロセッサ12における詳細設定を定義している。ユーザは、各分類項目ごとに、複数のFILマクロから一つのFILマクロ28を選択する。FILマクロ28は、当該分類項目に関するCLデータに対して、所定のNCデータを出力する処理を行う。具体的には、メインプログラム部27からの指令(問合せ:CLデータ)に応答して、メインプログラム部27へ所定の出力データ(NCデータ、その返した出力データによりメインプログラム部27が所定の処理行うようなコマンド、等)を出力する。
分類Aとしては、「スタートパターン」、「加工原点設定パターン」、「工具交換パターン」、「加工平面定義」、「位置決め」、「工具長補正」、「加工パターン(工具回転)」、「加工パターン(固定サイクル)」、「加工パターン(冷却剤)」、「加工パターン(MODE)」、「リファレンス点復帰コード出力」、「工具毎のコメント」、「角度割り出し」に例示される。分類Bとしては、「工具交換パターン」について、「MODE設定等の固定出力パターン」、「リファレンス点復帰パターン」、「工具交換及び次工具待機」、「原点設定固定出力」、「手動工具」に例示される。詳細設定の項目としては、例えば「工具交換パターン」であれば、工具交換指令を工具呼び出し指令の前に出力するのか、後に出力するのか、などがある。これらのFILマクロに基づいて、ポストプロセッサの詳細部分(プログラムの詳細な部分)が構成される。プログラムの詳細部分は、例えば「工具交換パターン」であれば、「工具交換指令を工具呼び出し指令の前に出力する」を選択した場合、NCプログラムでは「M06 T01」となる、などである。
外部ファイル25は、メインプログラム部22がCLデータをNCデータに変換するときに、CLデータの種類に応じて必要となる更に詳細な設定を有している。外部ファイル25は、メインプログラム部27の中で繰り返し呼び出されるルーチンである。外部ファイル25により、ポストプロセッサ12の詳細な部分(プログラムの詳細な部分)が構成される。プログラムの基本部分は、例えば工具交換後の位置決め、長補正、工具回転、冷却材の各指令の出力順序を決定するものである。
FILプログラム24は、ポストプロセッサ12のメインプログラム部22からの詳細設定の問合せ(トリガ)に対して、詳細設定(出力データ)を出力する。そのとき、メインプログラム部27は、問合せ(トリガ:CLデータ)に対応するルーチン29−iを起動する。ルーチン29−iは、当該トリガに対応するFILマクロ28−iへ詳細設定を問い合せる指令を出力する。FILマクロ28−iは、指令に基づいて、詳細設定(NCデータ、その返した出力データによりメインプログラム部27が所定の処理行うようなコマンド、等)を出力データとして出力する。メインプログラム部27(ルーチン29−i)は、メインプログラム部22へ出力データ(詳細設定)を出力する。
なお、メインプログラム部22からの詳細設定の問合せ(トリガ)の種類によっては、外部ファイル25を参照して詳細設定(出力データ)を出力する。
ポストプロセッサ作成部13は、ポストプロセッサ開発支援システム14により選択されたOPTファイル(後述)とFILプログラム(後述)とに基づいて、ポストプロセッサ12を変更し、対象とするNC工作機械専用のポストプロセッサにカスタマイズすることにより、上記ポストプロセッサ12を構成する。ポストプロセッサ作成部13は、上記『Pro/ENGINEER(登録商標)』を用いた場合、『G−POST(登録商標)』を用いることが出来る。なお、メインプログラム部22は、ポストプロセッサ作成部13、又はポストプロセッサ開発支援システム14に予め備わっている。
ポストプロセッサ開発支援システム14は、ユーザ(作業者)の入力(選択)に基づいて、データベースに格納された複数のOPTファイル、複数のFILマクロ及び複数の外部ファイルから、一つのOPTファイル23、分類項目に対応した複数のFILマクロ28及び必要な外部ファイル25を抽出(取得)する。そして、複数のFILマクロ28及び外部ファイル25に基づいてFILプログラム24を生成し、OPTファイル23と共にポストプロセッサ作成部13へ出力する。ポストプロセッサ開発支援システム13は、オリジナルのポストプロセッサ12の種類やコマンド等に対応して設けられる。
ユーザが軸構成のタイプを選択し、ポストプロセッサ開発支援システム14が軸構成のタイプに基づいて一つのOPTファイル23を選択したとき、ポストプロセッサ作成部13は、そのOPTファイル23で特定される基本設定をポストプロセッサ12に自動的に定義することになる。それにより、ユーザは、ポストプロセッサ12における基本設定を軸構成のタイプの選択のみで実行することが出来、プログラミング作業を簡便に行うことが出来る。
加えて、各分類項目ごとに、ユーザが選択肢を選び、ポストプロセッサ開発支援システム14がその選択肢に基づいてFILマクロ28を選択したとき、ポストプロセッサ作成部13は、そのFILマクロ28で特定される詳細設定をポストプロセッサ12に自動的に定義することになる。それにより、ユーザは、ポストプロセッサ12における詳細設定を各分類項目での選択のみで実行することが出来、プログラミング作業を簡便に行うことが出来る。
図4は、本発明のポストプロセッサ開発支援システムの実施の形態の構成を示すブロック図である。ポストプロセッサ開発支援システム14は、開発支援部16と開発支援データベース17とを備える。
開発支援データベース17は、ポストプロセッサ12を作成するために用いられるOPTファイル、FILマクロ、外部ファイル、及び過去にNC加工機械用に作成したFILプログラムを格納する。開発支援データベース17は、OPTファイルライブラリ41、FILマクロライブラリ42、外部ファイルライブラリ43、履歴データファイルライブラリ44を含む。
OPTファイルライブラリ41は、複数の種類のOPTファイルを格納し、ライブラリ化している。OPTファイルは、NC工作機械の軸構成のタイプごとに格納されている。図5は、図4に示すOPTファイルライブラリ41の一例を示す表である。本表に示すように、OPTファイルライブラリ41では、「軸構成」(3軸、4軸/ロータリーテーブル、…)と「回転軸」(X軸、…)とで特定される軸構成のタイプとしての「種別」(A、B、…)が、基本設定を含むOPTファイル41−1、41−2、…、41−n(nは自然数、以下同じ)に関連付けられて、定義されている。すなわち、OPTファイル41−1、41−2、…、41−nが、OPTファイルライブラリ41に格納されている。このような軸構成のタイプで分類することで、項目分けを漏れなく適切とすることが出来る。
図4を参照して、FILマクロライブラリ42は、複数の種類のFILマクロを格納し、ライブラリ化している。FILマクロは、NCデータの出力要件の大きな分類A、及び小さな分類Bに対応して分類されて、格納されている。図6は、図4に示すFILマクロライブラリ42の一例を示す表である。本表に示すように、FILマクロライブラリ42では、「分類A」(スタートパターン、加工原点設定パターン、工具交換パターン、…)と「分類B」(MODE設定等の固定出力パターン、リファレンス点復帰パターン、工具交換及び次工具待機、…)とで特定される項目に対して、複数の「パターン」(パターン1、パターン2、…)が関連付けられて、定義されている。その各パターン1、2、…に対して、それぞれパターン1ファイル、パターン2ファイルが関連付けられている。例えば、スタートパターンのパターン1には、パターン1ファイル42−1−1が設定され、関連付けられている。そして、パターンファイル42−1−1〜41−m1−m2(m1、m2は自然数)がFILマクロとしてFILマクロライブラリ42に格納されている。
図4を参照して、外部ファイルライブラリ43は、複数の種類の外部ファイル43−1〜43−p(図示されず)を格納し、ライブラリ化している。
履歴データファイルライブラリ44は、作成されたFILプログラムをNC工作機械に関連付けて格納している。図7は、図4に示す履歴データファイルライブラリ44の一例を示す表である。本表に示すように、履歴データファイルライブラリ44では、NC工作機械の「機種名」毎に、後述されるように当該NC工作機械に対応して選択されたOPTファイル、複数のFILマクロ、及び外部ファイルが関連付けられて格納されている。
図4を参照して、開発支援部16は、Webブラウザ上でポストプロセッサの開発を支援するOPTファイル、FILマクロや外部ファイル等を用いて、対象とするNC工作機械専用のポストプロセッサ12を作成する。そして、ポストプロセッサ12をNC加工機械に関連付けて開発支援データベース17に格納する。又は、ポストプロセッサ12を情報処理装置1内の記憶装置の所定のディレクトリ(図示されず)に格納する。このとき、ポストプロセッサ12に所定の処理をさせるためのOPTファイル及びFILファイルは、NC工作機械に関連付けて所定のディレクトリ(図示されず)に格納されている。このように格納されたポストプロセッサ12は、必要に応じて取り出される。開発支援部16は、OPTファイル取得部31、FILマクロ取得部32、FILプログラム作成部33、履歴部34、履歴情報取得部35、登録部36を含む。
OPTファイル取得部31は、OPTファイルライブラリ41を参照して、その選択肢(OPTファイル41−1〜n)を表示装置に表示する。ユーザの入力により選択されたOPTファイルを、OPTファイルライブラリ41からOPTファイル23として取得する。そして、選択されたOPTファイル23をポストプロセッサ作成部13へ出力する。同時に、選択されたOPTファイル23をNC加工機械またはその軸構成タイプに関連付けて、履歴データファイルライブラリ44に格納する。
FILマクロ取得部32は、FILマクロライブラリ42を参照して、大きな分類A及び小さな分類Bの項目ごとに選択肢を表示装置に表示する。そして、ユーザの入力により項目ごとに選択された複数のFILマクロを、FILマクロライブラリ42からFILマクロ28−iとして取得する。そして、取得された複数のFILマクロ28−iをNC加工機械またはその軸構成タイプに関連付けて、履歴データファイルライブラリ44に格納する。
外部ファイル取得部37は、ユーザがFILプログラム24を編集するとき、外部ファイルライブラリ43を参照して、選択肢を表示装置に表示する。そして、ユーザの入力により、必要に応じて選択された外部ファイルを、外部ファイルライブラリ43から外部ファイル25として取得する。そして、取得された外部ファイル25をNC加工機械またはその軸構成タイプに関連付けて、履歴データファイルライブラリ44に格納する。
FILプログラム作成部33は、取得された複数のFILマクロ28−1〜kと取得された各FILマクロ連結し一つのプログラムとして機能させるためのメインプログラム部27とを統合してFILプログラム24を作成する。作成されたFILプログラム24をポストプロセッサ作成部13へ出力する。なお、メインプログラム部27は、FILプログラム作成部33に予め備わっている。
履歴部34は、ユーザの入力した各FILマクロの選択結果を履歴としてCSV(Comma Separated Values)ファイルで出力する。また、ユーザの入力に基づいて、履歴データファイルライブラリ44を参照して、過去に作成されたFILプログラムを表示する。
履歴情報取得部35は、履歴部34で出力した過去の選択結果を示すCSVファイルを読み込み、その履歴に基づいて複数のFILマクロを、FILマクロライブラリ42から取得する。また、ユーザの入力に基づいて、FILプログラムの修正の元とするために、履歴データファイルライブラリ44から過去に作成されたFILプログラムを読み込む。
登録部36は、情報処理装置1の入力装置を介して、新規のOPTファイルおよびFILマクロを受け付ける。そして、受信した新規のOPTファイルをOPTファイルライブラリ41に、FILマクロをFILマクロライブラリ42にそれぞれ登録する。
図8は、本発明のCAMシステムの実施の形態の動作を示すフローチャートである。
CADシステム2は、製品の製造に用いる3Dデータを作成する(ステップS01)。次に、CAMシステム3は、ツールパス作成部11−1及びメインプロセッサ11−2を用いて、3Dデータに基づいて、その加工形状が得られるように工具乃至は工作機械の動きを設定し、その動きをCLデータに変換する(ステップS02)。続いて、CAMシステム3は、後述する方法でポストプロセッサ開発支援システム14により作成されたポストプロセッサ12を用いて、CLデータをNCデータに変換する(ステップS03)。そして、CAMシステム3は、NCデータをNC工作機械に入力して、加工(製品の製造)を実行させる(ステップS04)。
以上のようにしてCAMシステムが動作する。
図9は、本発明のポストプロセッサ開発支援システムの実施の形態の動作(CAMシステムの動作におけるS03)を示すフローチャートである。
まず、ポストプロセッサ作成部13及びポストプロセッサ開発支援システム14を起動する。そして、OPTファイル取得部31は、OPTファイルライブラリ41を参照して、その選択肢を表示装置に表示する。ユーザは、表示された選択肢の中から、対象となるNC工作機械の軸構成タイプを選択する。OPTファイル取得部31は、選択された軸構成タイプに対応するOPTファイルを、OPTファイルライブラリ41からOPTファイル23として取得する。そして、そのOPTファイル23をポストプロセッサ作成部13に出力する(ステップS11)。同時に、選択されたOPTファイル23をNC工作機械またはその軸構成タイプに関連付けて、履歴データファイルライブラリ44に格納する。ポストプロセッサ作成部13として『G−POST(登録商標)』を用いている場合、選択されたOPTファイル23をOPTファイルライブラリ41からダウンロードし、『G−POST(登録商標)』に読み込む。必要ならば、読み込んだOPTファイル23の設定を編集する。編集としては、例えば、工具または工作機械の動きを増分値で出力させるか、又は、絶対値で出力させるかの設定を行う。
図10は、ステップS11におけるポストプロセッサ開発支援システム13の画面の一例を示す図である。この画面50は、操作領域51及び操作領域57を備える。操作領域51は、図中明示していないが、OPTファイル取得部31を示すボタン51−1、FILマクロ取得部32の使い方を示すボタン51−2、履歴部34を示すボタン51−3、外部ファイル取得部37を示すボタン51−4、操作マニュアルを示すボタン51−5、履歴情報取得部35を示すボタン51−6を有する。操作領域57は、FILマクロライブラリ42の各項目のFILマクロ取得部32を示している。すなわち、スタートパターン57−1、加工原点設定パターン57−2、工具交換パターン57−3、…は、FILマクロライブラリ42の分類Aに対応する。MODE設定等の固定出力パターン58−1、リファレンス点復帰パターン58−2、…は、FILマクロライブラリ42の分類Bに対応する。これら各部は各ボタンを操作することで対応する各部の動作を個別に実行することが出来る。また、ボタン59−1は、FILプログラム作成部33を示す。ボタン59−2は、データ保存ボタンである。
図11は、ステップS11におけるOPTファイルの選択画面の一例を示す図である。この選択画面60は、画面50でOPTファイル取得部31を示すボタン51−1を押した(クリックした)場合に表示される。選択画面60には、OPTファイルライブラリ41のデータが表形式で表示されている。すなわち、軸構成のタイプとしての「種別」61(A、B、…)、「軸構成」62(3軸、4軸/ロータリーテーブル、…)、「回転軸」63(X軸、Y軸、Z軸、…)、軸構成及び回転軸を模式的に示す「サンプル画像」64(図示されず)とが関連付けられて設定され、表示されている。この中から、ユーザが、対象とするNC工作機械に対応する種別61を選択することで、ステップS11の選択が行われる。
図4、図9を参照して、FILマクロ取得部32は、FILマクロライブラリ42を参照して、大きな分類Aとしての「スタートパターン」、「加工原点設定パターン」、「工具交換パターン」など、及び小さな分類Bとしての「工具交換パターン」の「MODE設定等の固定出力パターン」、「リファレンス点復帰パターン」などの項目を表示装置に表示する。そして、(a)ユーザは、順番に各項目の一つを選択する。(b)FILマクロ取得部32は、選択された項目について、複数のパターンを選択肢として表示する。(c)ユーザは、表示された選択肢の中から、対象となるNC工作機械に対応したパターンを選択する。(d)FILマクロ取得部32は、選択されたパターンのFILマクロを、FILマクロライブラリ42からFILマクロ28として取得する。そして、上記(a)〜(d)について、全ての項目について実行し、複数のFILマクロ28−1〜kを取得する(ステップS12)。同時に、取得された複数のFILマクロ28−1〜kをNC工作機械またはその軸構成タイプに関連付けて、履歴データファイルライブラリ44に格納する。
図12は、ステップS12における分類Aの一例として「加工原点設定パターン」の選択画面の一例を示す図である。この選択画面70は、画面50で加工原点設定パターン57−2を押した(クリックした)場合に表示される。選択画面70には、項目「加工原点設定パターン」の選択肢として、少なくとも「なし」72−1、「パターン1」72−2、「パターン2」72−3が設定され、表示されている。この中から、ユーザが、対象とするNC工作機械に対応する選択肢を選択することで、ステップS12における項目「加工原点設定パターン」についての選択が行われる。
FILプログラム作成部33は、取得された複数のFILマクロ28−1〜kとメインプログラム部27とを統合してFILプログラム24を作成する(ステップS13)。作成方法は、例えば、分類Aで選択した項目や、分類Bで選択した項目などをメインプログラム部27に結合すると同時に、メインプログラム部27内のFILマクロ呼び出し変数を適切な値に変更することで一つのプログラムとする方法を用いることができる。FILプログラム作成部33は、作成されたFILプログラム24をポストプロセッサ作成部13へ出力する。
図13は、ステップS13におけるFILプログラムの表示画面の一例を示す図である。図10の画面50において、FILプログラム24が作成され、表示されている。この画面は、ステップS12の終了後、画面50のFILプログラム作成部33を示すボタン59−1を押す(クリックする)ことで、FILプログラム作成部33がステップS13を実行した状態を示している。FILプログラム24は、この図に示すように、TEXT形式で表示される。従って、その内容を容易に確認することが出来る。
図4、図9を参照して、ポストプロセッサ作成部13は、FILプログラム24を取得する。そして、自身の編集プログラムに読み込む。ポストプロセッサ作成部13として『G−POST(登録商標)』を用いている場合、作成されたFILプログラム24を「FIL Editor」ウィンドウに貼り付ける。その後、読み込んだOPTファイル23と取得されたFILプログラム24とをメインプログラム部22へ統合して一つのプログラムとすることで、ポストプロセッサ12を作成する(ステップS14)。
なお、ユーザは、必要に応じて、ポストプロセッサ作成部13の編集プログラム上でポストプロセッサ12の細部の編集を行うことができる。すなわち、ポストプロセッサ作成部13として『G−POST(登録商標)』を用いている場合、ユーザは、必要に応じて「FIL Editor」上でポストプロセッサ12の細部の編集を行う。
必要ならば、外部ファイル25をポストプロセッサ12に組み込むことが出来る。例えば、まず、ユーザの入力に応答して、外部ファイル取得部37が起動する。外部ファイル取得部37は、外部ファイルライブラリ43を参照して、選択肢を表示装置に表示する。そして、ユーザの入力により、選択された外部ファイルを、外部ファイルライブラリ43から外部ファイル25として取得し、ポストプロセッサ作成部13へ出力する。同時に、取得された外部ファイル25をNC加工機械またはその軸構成タイプに関連付けて、履歴データファイルライブラリ44に格納する。ポストプロセッサ作成部13は、外部ファイル25をポストプロセッサ12に組み込む。必要に応じて、ユーザはその内容を編集する。ポストプロセッサ作成部13として『G−POST(登録商標)』を用いている場合、外部ファイル取得部37を示すボタン51−4を押す(クリックする)ことで、外部ファイル25を外部ファイルライブラリ43からダウンロードし、『G−POST(登録商標)』の動作環境に登録して用いる。それにより、『G−POST(登録商標)』で定義した事柄より以上の内容を定義し、ポストプロセッサが完成する。
図14は、ステップS14におけるポストプロセッサ12の編集画面80の一例を示す図である。この画面は、ステップS13の終了後、画面50のポストプロセッサ作成部13を示すボタン(図示されず)を押す(クリックする)ことで、ポストプロセッサ作成部13(例示:『G−POST(登録商標)』)の編集プログラム(例示:「FIL Editor」)上にFILプログラムが読み込まれた状態81、又はステップS14を実行した状態81を示している。ポストプロセッサ12はTEXT形式で表示されるので、ユーザは必要に応じて編集プログラム(「FIL Editor」)上でポストプロセッサ12の細部の編集を容易に行うことが出来る。
以上のようにしてポストプロセッサ開発支援システムが動作し、ポストプロセッサ12が完成する。
なお、ユーザがOPTファイルやFILマクロを選択するとき、OPTファイル取得部31やFILマクロ取得部32が、表示装置の画面中に、各選択肢に対して、当該選択肢に対応するNC工作機械の種類や名称を表示して、ユーザの選択を補助するようにしても良い。このようにすることで、ユーザがより容易に選択を行うことが出来る。
本発明では、登録部36が、情報処理装置1の入力装置を介して、新規のOPTファイルおよびFILマクロを受け付け、そのOPTファイルをOPTファイルライブラリ41に、FILマクロをFILマクロライブラリ42にそれぞれ登録することが出来る。それにより、新規のNC工作機械であっても同様に対応することが可能である。
また、本発明では、履歴部34が、ユーザの入力するNC工作機械の種類に基づいて、履歴データファイルライブラリ44を参照して、過去に作成された当該NC工作機械に対応するFILマクロの選択結果をCSVファイルに出力、又は表示装置に表示することができる。そして、履歴情報取得部35が、ユーザの入力に基づいて、過去のFILマクロを読み込むことができる。その選択され読み込まれた過去のFILマクロを用いることで、FILプログラムを短時間に得ることが出来る。この場合、上記S11〜S14のうち、S12を簡略化することが出来る。選択され読み込まれたFILプログラムを用いてS14を実行することで、ポストプロセッサ12をより簡単且つ短時間に作成することが可能となる。
本発明では、複数の構成用プログラムとしてのOPTファイル及びFILプログラム(複数のFILマクロを含む)を、対象となるNC工作機械に対応して選択して組み合わせることで、最適なポストプロセッサ12を作成することができる。すなわち、ポストプロセッサ12を複数の項目に分割し、各項目ごとに、対象とするNC工作機械に最適なOPTファイル及びFILプログラムを選択し、組み合わせることで、最適なポストプロセッサ12を作成している。ユーザは、各項目ごとにNC工作機械の種類に関連して用意された複数のOPTファイル及びFILマクロから、各項目ごとに一つのOPTファイル及びFILマクロを選択するだけでよいので、極めて容易に最適なポストプロセッサ12を得ることが出来る。
本発明により、NC工作機械に対応したポストプロセッサ12のユーザによるカスタマイズ(作成)を簡便化することが可能となる。それにより、ポストプロセッサ開発期間短縮と開発費用低減を実現することが可能となる。
図1は、本発明のCAMシステムを備える情報処理装置の実施の形態の構成を示すブロック図である。 図2は、ポストプロセッサの構成の一例を示す概念図である。 図3は、FILプログラムの構成の一例を示す概念図である。 図4は、本発明のポストプロセッサ開発支援システムの実施の形態の構成を示すブロック図である。 図5は、図2に示すOPTファイルライブラリの一例を示す表である。 図6は、図2に示すFILマクロライブラリの一例を示す表である。 図7は、図2に示す履歴データファイルライブラリの一例を示す表である。 図8は、本発明のCAMシステムの実施の形態の動作を示すフローチャートである。 図9は、本発明のポストプロセッサ開発支援システムの実施の形態の動作を示すフローチャートである。 図10は、ステップS11におけるポストプロセッサ開発支援システムの画面の一例を示す図である。 図11は、ステップS11におけるOPTファイルの選択画面の一例を示す図である。 図12は、ステップS12における分類Aの一例として「加工原点設定パターン」の選択画面の一例を示す図である。 図13は、ステップS13におけるFILプログラムの表示画面の一例を示す図である。 図14は、ステップS14におけるポストプロセッサの編集画面の一例を示す図である。
符号の説明
1 情報処理装置
2 CADシステム
3 CAMシステム
11−1 ツールパス作成部
11−2 メインプロセッサ
12 ポストプロセッサ
13 ポストプロセッサ作成部
14 ポストプロセッサ開発支援システム
16 開発支援部
17 開発支援データベース
22 メインプログラム部
23 OPTファイル
24 FILプログラム
25 外部ファイル
27 メインプログラム部
28(−1〜k) FILマクロ
29(−1〜k) ルーチン
31 OPTファイル取得部
32 FILマクロ取得部
33 FILプログラム作成部
34 履歴部
35 履歴情報取得部
36 登録部
37 外部ファイル取得部
41 OPTファイルライブラリ
42 FILマクロライブラリ
43 外部ファイルライブラリ
44 履歴データファイルライブラリ
51 操作領域
51−1、51−2、51−3、51−4、51−5、51−6、59−1、59−2 ボタン
57 操作領域
57−1 スタートパターン
57−2 加工原点設定パターン
57−3 工具交換パターン
58−1 MODE設定等の固定出力パターン
58−2 リファレンス点復帰パターン
60、70 選択画面
61 種別
62 軸構成
63 回転軸
64 サンプル画像
80 編集画面
81 状態

Claims (13)

  1. CL(Cutter Location)データをNC(Numerical Control)データに変換するポストプロセッサにおけるNC工作機械に依存する部分を構成するための複数の構成用プログラムを、複数の項目の各々ごとに分類して格納するデータベースと、
    ここで、前記複数の構成用プログラムは、
    NC工作機械において取り得る軸構成を含む第1項目で分類され、特定のNC工作機械とは関連付けられていない複数の第1構成用プログラムと、
    NC工作機械において取り得る前記第1項目以外の複数の第2項目で分類され、特定のNC工作機械とは関連付けられていない複数の第2構成用プログラムと
    を含み、
    ユーザの、特定のNC工作機械の入力ではなく、任意のNC工作機械に関する前記第1項目及び前記第2項目の入力に基づいて、前記データベースを参照して、前記複数の第1構成用プログラムから前記入力された第1項目に対応する一つの第1構成用プログラムを選択し、前記複数の第2構成用プログラムから前記複数の第2項目の各々ごとに前記入力された第2項目に対応する一つの第2構成用プログラムを選択する取得部と、
    前記複数の第2項目の各々ごとに選択された前記第2構成用プログラムと前記第2構成用プログラム用のメインプログラムとを統合して統合第2構成用プログラムを作成する作成部と
    を具備し、
    前記ポストプロセッサは、前記選択された第1構成用プログラムと前記作成された統合第2構成用プログラムとに基づいて前記CLデータを前記NCデータに変換する
    ポストプロセッサ開発支援システム。
  2. 請求項1に記載のポストプロセッサ開発支援システムにおいて、
    前記第1項目は、前記軸構成及び回転軸を含み、
    前記第2項目は、スタートパターン、加工原点設定パターン及び工具交換パターンを含む
    ポストプロセッサ開発支援システム。
  3. 請求項1又は2に記載のポストプロセッサ開発支援システムにおいて、
    前記複数の第2項目は、前記NCデータにおける複数の出力要件を含む
    ポストプロセッサ開発支援システム。
  4. 請求項1に記載のポストプロセッサ開発支援システムにおいて、
    前記NC工作機械と、選択された第1構成用プログラムと、前記複数の第2項目の各々ごとに選択された第2構成用プログラムとを関連付けて履歴結果として格納する履歴データベースと、
    ユーザの入力に基づいて、前記履歴データベースを参照して、前記入力に対応する履歴結果を出力する履歴取得部と
    を更に具備し、
    前記作成部は、出力された前記履歴結果の構成用プログラムで前記統合第2構成用プログラムを作成する
    ポストプロセッサ開発支援システム。
  5. ユーザの入力に対応して、第1構成用プログラムと、統合第2構成用プログラムとを出力する請求項1乃至4のいずれか一項に記載のポストプロセッサ開発支援システムと、
    前記出力された第1構成用プログラム及び統合第2構成用プログラムに基づいて前記ポストプロセッサを作成するポストプロセッサ作成部と
    を具備する
    CAMシステム。
  6. (a)CL(Cutter Location)データをNC(Numerical Control)データに変換するポストプロセッサにおけるNC工作機械に依存する部分を構成するための複数の構成用プログラムを複数の項目の各々ごとに分類して格納するデータベースを参照して、前記複数の項目の各々ごとに、前記複数の構成用プログラムに対応する複数の選択肢を表示装置に表示するステップと、
    ここで、前記複数の構成用プログラムは、
    NC工作機械において取り得る軸構成を含む第1項目で分類され、特定のNC工作機械とは関連付けられていない複数の第1構成用プログラムと、
    NC工作機械において取り得る前記第1項目以外の複数の第2項目で分類され、特定のNC工作機械とは関連付けられていない複数の第2構成用プログラムと
    を含み、
    (b)ユーザの、特定のNC工作機械の入力ではなく、任意のNC工作機械に関する前記第1項目及び前記第2項目の入力に基づいて、前記データベースを参照して、前記複数の第1構成用プログラムから前記入力された第1項目に対応する一つの第1構成用プログラムを選択し、前記複数の第2構成用プログラムから前記複数の第2項目の各々ごとに前記入力された第2項目に対応する一つの第2構成用プログラムを選択するステップと、
    (c)前記複数の第2項目の各々ごとに選択された前記第2構成用プログラムと前記第2構成用プログラム用のメインプログラムとを統合して統合第2構成用プログラムを作成するステップと
    を具備し、
    前記ポストプロセッサは、前記選択された第1構成用プログラムと前記作成された統合第2構成用プログラムとに基づいて前記CLデータを前記NCデータに変換する
    ポストプロセッサ開発支援方法。
  7. 請求項6に記載のポストプロセッサ開発支援方法において、
    前記複数の第2項目は、前記NCデータにおける複数の出力要件を含む
    ポストプロセッサ開発支援方法。
  8. 請求項6に記載のポストプロセッサ開発支援方法において、
    (d)前記NC工作機械と、選択された第1構成用プログラムと、前記複数の第2項目の各々ごとに選択された第2構成用プログラムとを関連付けて履歴結果として格納する履歴データベースを参照して、ユーザの入力に基づいて、前記入力に対応する履歴結果を取得するステップを更に具備し、
    前記(c)ステップは、
    (c1)出力された前記履歴結果の構成用プログラムで前記統合第2構成用プログラムを作成するステップを備える
    ポストプロセッサ開発支援方法。
  9. (e)ユーザの入力に対応して、第1構成用プログラムと、統合第2構成用プログラムとを出力する請求項6乃至8のいずれか一項に記載のポストプロセッサ開発支援方法を実行するステップと、
    (f)前記出力された第1構成用プログラム及び統合第2構成用プログラムに基づいて前記ポストプロセッサを作成するステップと
    を具備する
    ポストプロセッサ作成方法。
  10. (a)CL(Cutter Location)データをNC(Numerical Control)データに変換するポストプロセッサにおけるNC工作機械に依存する部分を構成するための複数の構成用プログラムを複数の項目の各々ごとに分類して格納するデータベースを参照して、前記複数の項目の各々ごとに、前記複数の構成用プログラムに対応する複数の選択肢を表示装置に表示するステップと、
    ここで、前記複数の構成用プログラムは、
    NC工作機械において取り得る軸構成を含む第1項目で分類され、特定のNC工作機械とは関連付けられていない複数の第1構成用プログラムと、
    NC工作機械において取り得る前記第1項目以外の複数の第2項目で分類され、特定のNC工作機械とは関連付けられていない複数の第2構成用プログラムと
    を含み、
    (b)ユーザの、特定のNC工作機械の入力ではなく、任意のNC工作機械に関する前記第1項目及び前記第2項目の入力に基づいて、前記データベースを参照して、前記複数の第1構成用プログラムから前記入力された第1項目に対応する一つの第1構成用プログラムを選択し、前記複数の第2構成用プログラムから前記複数の第2項目の各々ごとに前記入力された第2項目に対応する一つの第2構成用プログラムを選択するステップと、
    (c)前記複数の第2項目の各々ごとに選択された前記第2構成用プログラムと前記第2構成用プログラム用のメインプログラムとを統合して統合第2構成用プログラムを作成するステップと
    を具備し、
    前記ポストプロセッサは、前記選択された第1構成用プログラムと前記作成された統合第2構成用プログラムとに基づいて前記CLデータを前記NCデータに変換する
    ポストプロセッサ開発支援方法をコンピュータに実行させるプログラム。
  11. 請求項10に記載のプログラムにおいて、
    前記複数の第2項目は、前記NCデータにおける複数の出力要件を含む
    プログラム。
  12. 請求項10に記載のプログラムにおいて、
    (d)前記NC工作機械と、選択された第1構成用プログラムと、前記複数の第2項目の各々ごとに選択された第2構成用プログラムとを関連付けて履歴結果として格納する履歴データベースを参照して、ユーザの入力に基づいて、前記入力に対応する履歴結果を取得するステップを更に具備し、
    前記(c)ステップは、
    (c1)出力された前記履歴結果の構成用プログラムで前記統合第2構成用プログラムを作成するステップを備える
    プログラム。
  13. (e)ユーザの入力に対応して、第1構成用プログラムと、統合第2構成用プログラムとを出力する請求項10乃至12のいずれか一項に記載のポストプロセッサ開発支援方法を実行するステップと、
    (f)前記出力された第1構成用プログラム及び統合第2構成用プログラムに基づいて前記ポストプロセッサを作成するステップと
    を具備する
    ポストプロセッサ作成方法をコンピュータに実行させるプログラム。
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