JP5123053B2 - 住宅用分電盤 - Google Patents

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Description

本発明は住宅用分電盤に関し、詳しくは住宅用分電盤のアース端子取付位置の改良に関する。
住宅用分電盤にはアース端子が設けられ、コンセントや負荷機器に接続されたアース線が電圧線と共に3芯から成る電源ケーブルにより引き込まれ、分電盤内で1本のアース線はアース端子に接続され、他の2本の電圧線は分岐ブレーカに接続される。従来のこのようなアース端子を備えた住宅用分電盤は、例えば特許文献1に記載されているように、アース端子は分岐ブレーカ設置部に近い部位ではあるが分電盤ケースの隅に設置されていた。
一方で、近年は省エネルギーや地球温暖化防止のために太陽光発電や風力発電等の自家発電設備を一般家庭でも設置する場合があり、そのような住宅に設置される住宅用配電盤では、商用電源用の第1の主幹ブレーカ加えて自家発電機器のための第2の主幹ブレーカを設置する必要があり、そのためのスペースが分電盤内に必要となった。そのため、例えば特許文献2に記載されているように、分岐ブレーカ設置部の左側に第1の主幹ブレーカが配置され、右側に第2の主幹ブレーカ等の機器を設置するスペースを備えた住宅用分電盤が必要であった。
図4は、このような第2の主幹ブレーカ等の機器を設置するフリースペースを備えた住宅用分電盤の具体的構成を示すもので、左側から順に電流制限器設置部B1、第1の主幹ブレーカ設置部B2、分岐ブレーカ設置部B3、フリースペースB4が設けられている。そして21は分岐ブレーカ、22は第1の主幹ブレーカ、23はアース端子であり、アース端子23は分電盤ケースの右隅上部に設置されていた。
特開2003−45512号公報 特開平10−285719号公報
上記特許文献1に示されているようにアース端子をケース隅に配置した構成は、分岐ブレーカ設置部がアース端子に隣接して配置されている分には、3線からなる電源ケーブルのアース線を電圧線の長さに対して十分長く引き出すことなくアース線をアース端子に、電圧線を分岐ブレーカに接続できるため、切除する電線が少なくて済むし、引き出す電線が短くて済むため配線工事も容易であった。
しかし、上記図4に示すように、分岐ブレーカ設置部B3を挟んで左右両側に主幹ブレーカが配置されているような場合には、ケース隅部にアース端子23を配置したのでは、電圧線に比べて長いアース線が必要となり、アース線の引き出し作業が面倒であったし、ケーブル全体の使用量が多くなっていた。また、アース線を第2主幹ブレーカを跨ぐように或いは迂回させて配線することになり、配線作業が面倒であった。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、分岐ブレーカ設置部に隣接して自家発電機器等のための機器を設置するフリースペースを備えても、アース線の接続が容易な住宅用分電盤を提供することを目的とする。
上記課題を解決する為に、請求項1の発明は、ケース内に、商用電源に接続される第1の主幹ブレーカを設置する主幹ブレーカ設置部と、複数の分岐ブレーカを設置する分岐ブレーカ設置部と、第2の主幹ブレーカ等の機器を設置するためのフリースペースとが左右方向に順に配置された住宅用分電盤において、前記主幹ブレーカ設置部、前記分岐ブレーカ設置部、及び前記フリースペースは、前記ケースに上下に亘り配設された複数の機器取付レールを利用してその間に掛け渡された取付台上に形成され、アース端子を、前記分岐ブレーカ設置部と前記フリースペースの間に配置された前記機器取付レール上に設置したことを特徴とする。
この構成によれば、分岐ブレーカ設置部端部或いは内部にアース端子を配置したので、分岐ブレーカ設置部の左右双方に機器が設置されても、アース端子は分岐ブレーカの近くに配置される。よって、フリースペースが設けられていても、分岐ブレーカに接続する電源ケーブルからアース線を取り出してアース端子に接続する作業がし易いし、アース線を大きく引き出す必要がないので廃棄する電線の量を少なくできる。また、フリースペースを跨いでアース線を引き回すこともない。
更に、アース端子は機器取付レールに組み付けられるので堅牢に取り付けできる。
また、アース端子が分岐ブレーカ設置部とフリースペースの間に配置されることで、分岐ブレーカに接続する電圧線の配線の邪魔にならない。
請求項の発明は、請求項に記載の発明において、前記アース端子は、前記機器取付レールに着脱可能に取り付けられて成ることを特徴とする。
この構成によれば、アース端子は着脱可能なため必要無ければ取り外せばよいし、追加して設置したり取付位置を変更することが可能であり、利便性が良い。
本発明によれば、分岐ブレーカ設置部に隣接してフリースペースが設けられていても分岐ブレーカ近傍にアース端子を配置でき、分岐ブレーカに接続する電源ケーブルからアース線を取り出してアース端子に接続する作業がし易い。そして、アース線を大きく引き出す必要がないので廃棄する電線の量を少なくできるし、フリースペースを跨いでアース線を引き回すこともない。
また、アース端子が分岐ブレーカ設置部とフリースペースの間に配置されることで、分岐ブレーカに接続する電圧線の配線の邪魔にならない。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る住宅用分電盤の正面図であり、前面を閉塞する蓋板を取り外した状態を示している。この図1において、A1は商用電源からの電流を制限する電流制限器を収容するための電流制限器設置部、A2は電流制限器を介して商用電源に接続される第1の主幹ブレーカを収納するための主幹ブレーカ設置部、A3は個々の負荷に電源を供給するための分岐ブレーカ設置部、A4は自家発電設備等に接続される第2の主幹ブレーカ等を収容するためのフリースペースである。
また、1は分電盤のケース、2は第1の主幹ブレーカ、3は分岐ブレーカ、4はアース端子、5(5a,5b,・・・5e)はケース1に形成された機器取付レール、6は図示しない電源ケーブルを導入するためにケース背面に形成された開口部である。
電流制限器設置部A1、主幹ブレーカ設置部A2、分岐ブレーカ設置部A3、フリースペースA4の各スペースは、機器取付レール5間に取付台7(7a,7b,7c)を掛け渡して形成され、機器取付レール5が境界となり各エリアが形成されている。
分岐ブレーカ設置部A3は、中央に第1の主幹ブレーカ2に接続された導体バー(図示せず)が横断するように配設され、個々の分岐ブレーカ3,3・・はその上下に列設されている。尚、図1では導体バー等の充電部は充電部保護カバー8で覆われ、保護された状態を示している。
図2は図1のC部拡大図を示している。アース端子4は図2に示すように電線を挿入して接続する差し込み端子4aを複数備えて形成され、機器取付レール5d上に設置されたベース板10の端部(ここでは上端部)にねじ11により着脱可能に固定されている。
このように、分岐ブレーカ設置部端部にアース端子を配置したので、分岐ブレーカ設置部の左右双方に機器が設置されても、アース端子は分岐ブレーカの近くに配置される。よって、フリースペースが設けられていても、分岐ブレーカに接続する電源ケーブルからアース線を取り出してアース端子に接続する作業がし易いし、アース線を大きく引き出す必要がないので廃棄する電線の量を少なくできる。また、フリースペースを跨いでアース線を引き回すこともない。
更に、アース端子が分岐ブレーカ設置部とフリースペースの間に配置されることで、分岐ブレーカに接続する電圧線の配線の邪魔にならないし、アース端子は機器取付レールに組み付けられるので堅牢に取り付けできる。
また、アース端子は着脱可能なため必要無ければ取り外せばよいし、追加して設置したり取付位置を変更することが可能であり、利便性が良い。
図3は住宅用分電盤の他の例を示し、アース端子4を追加した例を示している。分岐ブレーカ設置部A3とフリースペースA4の境界に設けられた機器取付レール5dの上部に加えて下部にもアース端子4を設置し、上下2ヶ所設置した構成を示している。尚、図1と同様の構成要素には同一の符号を付与してある。
このように、機器取付レールを使用すれば、上下2ヶ所にアース端子を設けることも容易に実施でき、アース線の数が多い場合は便利である。
尚、上記実施形態は、アース端子4を分岐ブレーカ設置部A3の端部となる分岐ブレーカ設置部A3とフリースペースA4の間に取り付けているが、分岐ブレーカ設置部A3の範囲内に機器取付レール5がある場合は、その機器取付レール5上にアース端子4を取り付けても良い。
本発明に係る住宅用分電盤の一例を示す正面図である。 図1のC部拡大図である。 本発明の他の例を示す住宅用分電盤の正面図である。 従来の住宅用分電盤の正面図である。
符号の説明
1・・ケース、2・・第1の主幹ブレーカ、3・・分岐ブレーカ、4・・アース端子、5・・機器取付レール、7・・取付台、A2・・主幹ブレーカ設置部、A3・・分岐ブレーカ設置部、A4・・フリースペース。

Claims (2)

  1. ケース内に、商用電源に接続される第1の主幹ブレーカを設置する主幹ブレーカ設置部と、複数の分岐ブレーカを設置する分岐ブレーカ設置部と、第2の主幹ブレーカ等の機器を設置するためのフリースペースとが左右方向に順に配置された住宅用分電盤において、
    前記主幹ブレーカ設置部、前記分岐ブレーカ設置部、及び前記フリースペースは、前記ケースに上下に亘り配設された複数の機器取付レールを利用してその間に掛け渡された取付台上に形成され、
    アース端子を、前記分岐ブレーカ設置部と前記フリースペースの間に配置された前記機器取付レール上に設置したことを特徴とする住宅用分電盤。
  2. 前記アース端子は、前記機器取付レールに着脱可能に取り付けられて成る請求項記載の住宅用分電盤。
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