JP5122313B2 - 作業車輌 - Google Patents
作業車輌 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5122313B2 JP5122313B2 JP2008024538A JP2008024538A JP5122313B2 JP 5122313 B2 JP5122313 B2 JP 5122313B2 JP 2008024538 A JP2008024538 A JP 2008024538A JP 2008024538 A JP2008024538 A JP 2008024538A JP 5122313 B2 JP5122313 B2 JP 5122313B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control
- wheel drive
- drive
- switching
- wheel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Guiding Agricultural Machines (AREA)
- Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
Description
前記作業機(10)の各種昇降制御(131,132,133,134,135,136)及び前記走行機体(5)の各種駆動制御(例えば137,138,139)をそれぞれ各別に変更設定する設定手段(17a,17b,17c,18c,18e,18g)と、
前記各種昇降制御及び前記各種駆動制御を前記設定手段(17a,17b,18c,18e,18g)により設定された状態で一括作動する作業モード(122)と、前記各種昇降制御及び各種駆動制御を停止する走行モード(121)と、に切換える一括選択手段(17g)と、
前記走行モード(121)にあっても、前記駆動制御の一部(例えば139)の作動状態を変更設定する前記設定手段により変更し得る変更手段(17c)と、
を備えることを特徴とする作業車輌(1)にある。
前記設定手段(18c,18g,18e,17a,17b)は、前記四輪駆動と二輪駆動の切換え、前記四輪駆動状態における前記前輪増速制御(137)のオン・オフ、該前輪増速制御のオンにおける前記オートブレーキ制御(138)のオン・オフの設定であり、
前記走行モード(121)にあっては、前記二・四駆切換え制御(139)が二輪駆動になると共に、前記前輪増速制御(137)及び前記オートブレーキ制御(138)がオフとなり、
前記走行モード(121)にあっても、前記変更手段(17c)により前記二・四駆切換え制御(139)を四輪駆動に切換え可能とする。
深さ設定ダイヤル18bの設定耕深の入力信号と、耕深センサ96によりリヤカバー92の回転角を検出することで得られた検出信号はマイコンユニット100に送られ、該マイコンユニット100からの制御指令に基づき、リフトシリンダ87を油圧駆動して作業機10を上昇・下降動作させる。これにより適正な作業耕深に耕深制御することが可能となる。
耕深自動制御の実行中に、マイコンユニット100では、耕耘負荷変動に伴うエンジン回転数変化量を演算したり、予め検出した基準データと比較するなどして制御指令を決定する。この制御指令に基づき、リフトシリンダ87を油圧駆動して作業機10の耕深の深さを制御させる。つまり、耕耘負荷の増大に伴うエンジン回転の低下にあわせて作業機10の深さが自動的に浅くされることになる。これにより、耕耘負荷の増大に伴うエンスト等の不都合を回避できる。
傾き設定スイッチ18dの設定傾斜角度の入力信号と、傾斜センサ95及び角速度センサ(図示せず)により走行機体5のローリング角度から得られた検出信号はマイコンユニット100に送られ、該マイコンユニット100からの制御指令に基づき、リフトロッドシリンダ85を油圧駆動で伸長・短縮して左右のリフトロッド84の長さを異ならせる。これにより作業機10の左右傾き角度が適正に傾斜制御することが可能となる。
クイックアップレバー19が操作され、その入力信号を受けたマイコンユニット100からの制御指令に基づき、作業機10を上げ高さボリューム18fにより設定された上限位置まで自動的に上昇させる。これにより簡単な操作で作業機10を設定上限位置まで上昇させることが可能となる。
例えば、前後進切換操作レバー(図示せず)の後進位置への操作が検出されると、マイコンユニット100からの制御指令に基づき、作業機10を上げ高さボリューム18fにより設定された上限位置まで自動的に上昇させる。このバックアップ制御を行えば、例えば操作者が作業機10を上昇操作し忘れたまま後進させてしまうということがなくなり安全性を向上させることが可能となる。
ステアリングホイール14により一定角以上の操舵角を与えられたことが検出されると、マイコンユニット100からの制御指令に基づき、作業機10を設定された上限位置まで自動的に上昇させる。これにより例えばUターンする場合などでも、ステアリングホイール14の操作だけで作業機10を設定上限位置まで上昇させることができ、操作の容易化が可能となる。
ステアリングホイール14により一定角以上の操舵角を与えられたことが検出されると、マイコンユニット100からの制御指令に基づき、前輪2が後輪3よりも高速で駆動される。これにより小回り旋回が可能となっている。なお、本実施例では略々2倍に増速されるので、例えばフロントスイッチパネル17には「倍速」と表記されているが、増速の程度を限定するものではない。
ステアリングホイール14により一定角以上の操舵角を与えられると、その操舵量に基づき機械的な連繋機構(図示せず)を介して旋回内側の後輪3のブレーキ装置(図示せず)が制動作動される。すなわち、ステアリングホイール14を操作することにより、旋回内側の後輪3に軽くブレーキが作用する。これにより小回り旋回が可能となっている。
四駆切換えスイッチ17c及びおまかせスイッチ17gの入力信号を受けたマイコンユニット100からの制御指令に基づき、上記標準用クラッチC1及びクイックターン用クラッチC2を制御することで四輪駆動状態と二輪駆動状態とに切換える。また、例えば走行モード121中に二輪駆動状態とされた際であっても、ブレーキによる制動が作動した場合には、自動的に四輪駆動状態に切換わり、前輪も制動力として作用する。
2 前輪
3 後輪
5 走行機体
6 エンジン
10 作業機
17a 設定手段(倍速旋回・オートブレーキ旋回切換えスイッチ)
17b 設定手段(バックアップスイッチ)
18c 設定手段(深さ自動スイッチ)
18e 設定手段(傾き自動スイッチ)
18g 設定手段(作業切換スイッチ)
17c 変更手段(四駆切換えスイッチ)
17g 一括選択手段(おまかせスイッチ)
100 コントローラ(マイコンユニット)
121 走行モード
122 作業モード
137 駆動制御、前輪増速制御
138 駆動制御、オートブレーキ制御
139 駆動制御、二・四駆切換え制御
Claims (3)
- エンジンからの動力を前輪及び後輪に伝達すると共に、走行機体に作業機を昇降自在に支持し、前記走行機体の走行に係わる駆動制御及び前記作業機の昇降に係わる昇降制御をコントローラにより行なう作業車輌において、
前記作業機の各種昇降制御及び前記走行機体の各種駆動制御をそれぞれ各別に変更設定する設定手段と、
前記各種昇降制御及び前記各種駆動制御を前記設定手段により設定された状態で一括作動する作業モードと、前記各種昇降制御及び各種駆動制御を停止する走行モードと、に切換える一括選択手段と、
前記走行モードにあっても、前記駆動制御の一部の作動状態を変更設定する前記設定手段により変更し得る変更手段と、
を備えることを特徴とする作業車輌。 - 前記各種駆動制御は、前記走行機体の旋回時に前輪を後輪に対して自動的に増速駆動する前輪増速制御と、前記走行機体の旋回時に旋回内側となる後輪を制動するオートブレーキ制御と、後輪及び前輪を常時駆動状態とする四輪駆動と後輪のみ駆動する二輪駆動とを切換える二・四駆切換え制御と、を有し、
前記設定手段は、前記四輪駆動と二輪駆動の切換え、前記四輪駆動状態における前記前輪増速制御のオン・オフ、該前輪増速制御のオンにおける前記オートブレーキ制御のオン・オフの設定であり、
前記走行モードにあっては、前記二・四駆切換え制御が二輪駆動になると共に、前記前輪増速制御及び前記オートブレーキ制御がオフとなり、
前記走行モードにあっても、前記変更手段により前記二・四駆切換え制御を四輪駆動に切換え可能とした、
請求項1記載の作業車輌。 - 前記各種駆動制御は、前記二・四駆切換え制御を二輪駆動とした状態で、制動が作動する場合、自動的に四輪駆動に切換える制動時制御を有する、
請求項2記載の作業車輌。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008024538A JP5122313B2 (ja) | 2008-02-04 | 2008-02-04 | 作業車輌 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008024538A JP5122313B2 (ja) | 2008-02-04 | 2008-02-04 | 作業車輌 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009183175A JP2009183175A (ja) | 2009-08-20 |
JP5122313B2 true JP5122313B2 (ja) | 2013-01-16 |
Family
ID=41067152
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008024538A Active JP5122313B2 (ja) | 2008-02-04 | 2008-02-04 | 作業車輌 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5122313B2 (ja) |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3488022B2 (ja) * | 1996-08-09 | 2004-01-19 | 株式会社クボタ | 四輪駆動型作業車 |
JP3783630B2 (ja) * | 2002-01-31 | 2006-06-07 | 井関農機株式会社 | 作業車両 |
JP2004057151A (ja) * | 2002-07-31 | 2004-02-26 | Iseki & Co Ltd | トラクタのpto回転制御装置 |
JP4031700B2 (ja) * | 2002-11-15 | 2008-01-09 | 株式会社クボタ | 農用トラクタ |
JP4655468B2 (ja) * | 2003-10-31 | 2011-03-23 | 井関農機株式会社 | 農業用トラクタ |
JP4824348B2 (ja) * | 2005-06-15 | 2011-11-30 | 三菱農機株式会社 | 作業車輌 |
JP2007131219A (ja) * | 2005-11-11 | 2007-05-31 | Ishikawajima Shibaura Mach Co Ltd | 作業車の前輪増速駆動装置 |
-
2008
- 2008-02-04 JP JP2008024538A patent/JP5122313B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009183175A (ja) | 2009-08-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8996214B2 (en) | Hybrid working vehicle | |
JP4769265B2 (ja) | 作業車の作業条件表示構造 | |
JP5003311B2 (ja) | 作業車両 | |
JP2008182913A (ja) | 作業車両 | |
JP5330353B2 (ja) | 作業車両 | |
JP2012091541A5 (ja) | ||
JP5169537B2 (ja) | 作業車両 | |
JP2005130798A (ja) | トラクタの制御設定装置 | |
JP5186191B2 (ja) | 走行車両 | |
JP5122313B2 (ja) | 作業車輌 | |
JP5174455B2 (ja) | 作業車輌 | |
JP6323918B2 (ja) | 作業車両 | |
JP2009047044A (ja) | 走行制御機構 | |
JP3708389B2 (ja) | 農作業機の操向装置 | |
JP2010019401A (ja) | 作業車両の変速装置 | |
JP5568366B2 (ja) | トラクタ | |
JP5997242B2 (ja) | 作業車両 | |
JP5003797B2 (ja) | 作業車両 | |
JP5762482B2 (ja) | 作業車両 | |
JPH11113313A (ja) | 作業車両の旋回制御装置 | |
JP6739579B2 (ja) | 作業車両 | |
JP3903924B2 (ja) | トラクタの伝動装置 | |
JP2010172197A (ja) | 作業車両 | |
JP5017758B2 (ja) | トロイダル型変速機を有するトラクタの動力伝達構造 | |
JPH11291781A (ja) | 作業車両の前輪駆動装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100831 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120214 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120215 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120413 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121016 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121024 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151102 Year of fee payment: 3 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5122313 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151102 Year of fee payment: 3 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |