JP5121805B2 - テーパ状部材研磨装置 - Google Patents
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Description
また、電柱の再利用にあたって、電柱の表面が風雨や貼り紙などによって汚れている場合には、外観が悪く、そのまま再利用することが困難であるため、電柱の表面を研磨して汚れを除去する作業が行われる。例えば、特許文献1および特許文献2では、手作業で電柱を研磨する場合に要する時間や費用を低減することができる電柱(特許文献2においてはテーパ状部材)研磨装置が開示されている。
このようにして、電柱研磨装置を用いて表面を研磨することによって、撤去された電柱を低コストで再利用することができる。
そのため、移動機構および研磨機構の部品点数が増加し、電柱研磨装置のコストの上昇を招くこととなる。あるいは、移動機構および研磨機構の精度が不足し、電柱の表面を均一に研磨することが困難となる。
以下、一例として、研磨対象であるテーパ状部材は、電柱であるものとし、図4および図5を参照して、本発明の一実施形態における電柱研磨装置全体の構成について説明する。
次に、本実施形態における電柱研磨装置全体の動作について説明する。なお、位置固定部および研磨部の詳細な動作については後述するものとし、ここでは動作の概略についてのみ説明する。
C=(D−d)/L=1/75
となる。
以下、図1および図2を参照して、本実施形態における電柱研磨装置のうち、研磨部の構成について説明する。なお、図1は、図5に対して、研磨部の構成要素を透過して拡大した図である。また、図2は、研磨部のうち、後述するベルト巻き取り機構の構成の詳細を示している。
次に、本実施形態における研磨部の動作について説明する。
以下、図6および図7を参照して、本実施形態における電柱研磨装置のうち、位置固定部の構成について説明する。なお、図6は、位置固定部のうち、図5において左側から左右固定部材14を電柱9に押圧する構成要素のみを抽出した斜視図であり、位置固定部は、図5において右側から左右固定部材15を電柱9に押圧する、同様の構成要素を含んでいる。また、図6におけるdYおよびdZの矢印の方向は、それぞれ図5における左右方向(水平方向)および上下方向(垂直方向)と一致している。さらに、図7は、位置固定部のうち、後述するラック・ピニオン機構の構成の詳細を示している。
次に、本実施形態における位置固定部の動作について説明する。
7 地面
8a、8b 支持台
9 電柱
11 ハウジング
12 駆動部
13 下部固定部材
14、15 左右固定部材
21 ギア
22 モータ
23 可動ローラ
24 研磨ベルト
25 ばね
26 粉塵除去部
31、41 ギア
32、42 クラッチ
33、43 固定ローラ
51、58 案内レール
52、57 ラックギア
53、56 ピニオンギア
54 回転軸
55 固定ボルト
Claims (10)
- テーパ状部材の軸方向における所定の長さだけ周面を覆うハウジングと、
前記テーパ状部材または前記ハウジングを前記テーパ状部材の軸方向に相対的に移動させる駆動部と、
前記ハウジング内に設けられ、一方が前記テーパ状部材の周面に掛け渡された第1の研磨ベルトを巻き取るとともに、他方が前記第1の研磨ベルトを繰り出す第1および第2のローラを含む研磨部と、
前記テーパ状部材の軸に対する前記ハウジングの位置を固定する位置固定部と、
を備え、
前記位置固定部は、
前記第1の研磨ベルトが掛け渡され、前記第1の研磨ベルトが前記テーパ状部材の周面の少なくとも半周以上に接触するように、前記テーパ状部材の径の変化に応じて前記テーパ状部材の第1の直径方向と平行に移動する第3のローラと、
前記テーパ状部材の径の変化に応じて前記第1の直径方向と直交する前記テーパ状部材の第2の直径方向にそれぞれ移動し、前記テーパ状部材を直径方向の両側から挟む一対の左右固定部材と、
を有することを特徴とするテーパ状部材研磨装置。 - 前記位置固定部は、前記第3のローラの移動と前記一対の左右固定部材のそれぞれの移動とを互いに変換する一対の運動変換部をさらに有し、
前記第3のローラは、前記テーパ状部材の直径の変化分だけ前記第1の直径方向と平行に移動し、
前記一対の左右固定部材は、それぞれ前記テーパ状部材の半径の変化分だけ前記第2の直径方向に移動することを特徴とする請求項1に記載のテーパ状部材研磨装置。 - 前記一対の運動変換部は、
前記第3のローラの移動方向に配列された歯を備え、当該歯の配列方向に、前記第3のローラに連動して移動する第1のラックギアと、
前記第3のローラの移動方向と直交する方向に配列された歯を備え、当該歯の配列方向に移動する第2のラックギアと、
回転量と前記第1のラックギアの移動量とを互いに変換する第1のピニオンギアと、
前記第1のピニオンギアと同じ角度だけ回転し、当該回転量と前記第2のラックギアの移動量とを互いに変換する第2のピニオンギアと、
をそれぞれ含み、
前記一対の左右固定部材は、それぞれ前記第2のラックギアに接続されることを特徴とする請求項2に記載のテーパ状部材研磨装置。 - 前記第1のピニオンギアと前記第2のピニオンギアとは、共通の回転軸を備え、ギア比が2:1であることを特徴とする請求項3に記載のテーパ状部材研磨装置。
- 前記一対の左右固定部材は、前記テーパ状部材に直径方向の両側から押圧される弾性ローラをそれぞれ含むことを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れかに記載のテーパ状部材研磨装置。
- 前記研磨部は、一方が、前記テーパ状部材と接触する周面が前記第1の研磨ベルトが前記テーパ状部材と接触する周面と対向するように前記テーパ状部材の周面に掛け渡された第2の研磨ベルトを巻き取るとともに、他方が前記第2の研磨ベルトを繰り出す第4および第5のローラをさらに含み、
前記位置固定部は、前記第2の研磨ベルトが掛け渡され、前記第2の研磨ベルトが前記テーパ状部材の周面のうち少なくとも前記第1の研磨ベルトが接触しない周面に接触するように、前記テーパ状部材の径の変化に応じて前記第1の直径方向と平行に移動する第6のローラをさらに有し、
前記一対の左右固定部材は、それぞれ前記第3および第6のローラに連動して前記第2の直径方向に移動し、前記テーパ状部材を直径方向の両側から挟むことを特徴とする請求項1に記載のテーパ状部材研磨装置。 - 前記テーパ状部材は、電柱であり、
前記駆動部は、前記ハウジングを前記電柱の軸方向に移動させることを特徴とする請求項1ないし請求項6の何れかに記載のテーパ状部材研磨装置。 - 前記電柱は、軸方向が略水平となるように据え置かれ、
前記駆動部は、前記電柱の上部に配置され、
前記一対の左右固定部材は、水平方向にそれぞれ移動し、前記電柱を直径方向の両側から挟むことを特徴とする請求項7に記載のテーパ状部材研磨装置。 - 前記位置固定部は、前記第3のローラに連動して上下方向に移動し、前記電柱の下部に押圧される下部固定部材をさらに含むことを特徴とする請求項8に記載のテーパ状部材研磨装置。
- 前記電柱の汚れ具合を検出する汚れ検出部をさらに備え、
前記駆動部は、前記汚れ具合に応じた速度で前記ハウジングを移動させることを特徴とする請求項7ないし請求項9の何れかに記載のテーパ状部材研磨装置。
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