JP5120836B2 - 酒類の製造方法 - Google Patents
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Description
本発明の課題は、シアン配糖体を含む果実を原料とする酒類中のカルバミン酸エチルを低減する製造方法及びかかる酒類の製造方法から得られる酒類を提供することにある。
(2)加熱方法が湯煎であることを特徴とする上記(1)に記載のカルバミン酸エチルを低減した酒類の製造方法。
(3)湯煎時の温度が70〜110℃であることを特徴とする上記(2)に記載のカルバミン酸エチルを低減した酒類の製造方法。
(4)加熱方法が蒸気を用いる方法であることを特徴とする上記(1)に記載のカルバミン酸エチルを低減した酒類の製造方法。
(5)加熱時間が3〜30分であることを特徴とする上記(1)〜(4)のいずれかに記載のカルバミン酸エチルを低減した酒類の製造方法。
(6)加熱の際に用いた及び/又は生じた水を仕込み原料として用いる上記(1)〜(5)のいずれかに記載のカルバミン酸エチルを低減した酒類の製造方法。
(例1):冷凍梅 1.4kg、氷砂糖 0.7kg、アルコール 0.8L、水 1.6L
(例2):青梅 1kg、氷砂糖 1kg、35%焼酎 2L
(例3):青梅 1.8kg、白砂糖 0.6kg、焼酎 0.9L、みりん 0.5L、水 0.4L
(2)酸化防止効果のある物質が、亜硫酸ガス、亜硫酸塩、ピロ亜硫酸塩、ポリフェノール、アスコルビン酸、柿渋、果汁のいずれか1つ又はそれ以上であることを特徴とする上記(1)に記載のカルバミン酸エチルを低減した酒類の製造方法。
(3)酸化防止効果のある物質が、アルコール液(但し、原料アルコールを除く。また、酸化防止効果のないものが除かれることは当然である。)であることを特徴とする上記(1)に記載のカルバミン酸エチルを低減した酒類の製造方法。
(4)アルコール液が、ぶどう以外の果実を原料としたワイン及び/又はぶどうを原料としたワインであることを特徴とする上記(3)に記載のカルバミン酸エチルを低減した酒類の製造方法。なお、ワインは、果実を原料として発酵させたもの、すなわち、果実酒を指すものである。
(5)ワインが酸化防止剤無添加及び/又は添加で製造されたものであることを特徴とする上記(4)に記載のカルバミン酸エチルを低減した酒類の製造方法。
(6)アルコール液が麦を原料とした醸造酒であることを特徴とする上記(3)に記載のカルバミン酸エチルを低減した酒類の製造方法。
(7)アルコール液が、麦を原料とした醸造酒及び/又はワインであり、更に、アルコール液(但し、麦を原料とした醸造酒(つまり、発酵をともなうもの)、ワイン及び果実リキュールを除く)と併用すること、を特徴とする上記(3)〜(6)のいずれか1項に記載のカルバミン酸エチルを低減した酒類の製造方法。なお、果実リキュールとは、果実をアルコール含有物に漬けて製造した酒類、例えば梅酒をいう。
(8)ワインを、アルコール液(ワインを除く)100容量部に対して、10〜10000容量部使用することを特徴とする上記(7)に記載のカルバミン酸エチルを低減した酒類の製造方法。なお、容量とは、アルコール分20%(容量/容量)に換算したものをいう。
(2)液体中の溶存酸素濃度を低減せしめることにより低酸素条件とすることを特徴とする上記(1)に記載のカルバミン酸エチルを低減した酒類の製造方法。
(3)製造装置の空間部及び/又は各種容器の空間部の酸素を低減せしめることにより低酸素条件とすることを特徴とする上記(1)又は(2)に記載のカルバミン酸エチルを低減した酒類の製造方法。
(4)溶存酸素濃度を0.5mg/L以下とすることを特徴とする上記(1)〜(3)のいずれか1項に記載のカルバミン酸エチルを低減した酒類の製造方法。
(5)上記(1)〜(4)のいずれかに記載の酒類の製造方法を40℃以上で行うことを特徴とするカルバミン酸エチルを低減した酒類の製造方法。
(6)上記(1)〜(5)のいずれかに記載の酒類の製造方法において、低酸素条件を6ヶ月以上とすることを特徴とするカルバミン酸エチルを低減した酒類の製造方法。
(7)上記(1)〜(6)のいずれかに記載の酒類の製造方法において、ペントースを用いることを特徴とするカルバミン酸エチルを低減した酒類の製造方法。
(8)上記(1)〜(7)のいずれかに記載の酒類が、製造工程中の酒類及び/又は製造した後の酒類であること、を特徴とするカルバミン酸エチルを低減した酒類の製造方法。
(9)上記(5)、(6)、(8)のいずれか1項において、さらに、酒類を着色するものであること、を特徴とするカルバミン酸エチルを低減した酒類の製造方法。
(10)酒類の製造方法において果実を分離した液体部分のみを上記(1)〜(9)のいずれかに記載の方法でおこなうことを特徴とするカルバミン酸エチルを低減した酒類の製造方法。
(11)販売用容器に充填した上記(1)〜(10)のいずれかに記載の方法で製造した酒類の溶存酸素濃度及び/又はヘッドスペースの酸素濃度を低減させた状態で保つことを特徴とするカルバミン酸エチルを低減した酒類の製造方法。
(14)なお、この発明は、酒類の製造後(完成後)の酒類に当該処理を施すことも包含するものである。また、この発明は、酒類の製造中(製造工程中、製造過程中)に当該処理を施すことも包含するものである。
以下、果実を加熱して酒類を製造する方法について、梅酒を例に示す。仕込配合は、表1に示すとおりである。水162mlを容器に入れて沸騰させてから冷凍梅140gを投入し、そのまま、10分間加熱を行った。その後、容器ごと冷却して室温に戻し、アルコール88ml、氷砂糖70gを混合し2ヶ月間25℃で保存した。2ヶ月後のカルバミン酸エチル含有量は、対照84μg/Lに対して加熱法は痕跡量であった。なお、梅酒中のカルバミン酸エチルの分析法は発明者らが考案した方法(日本醸造協会誌、第101巻、519〜525頁)に準じて行った。
以下、酸化防止効果のある物質を添加して酒類を製造する方法について、梅酒を例に示す。仕込配合は、冷凍梅200g、氷砂糖100g、各種酸化防止剤を添加した35%アルコール360mlとした。なお、ワイン(ブドウ酒)は酸化防止剤不使用のものを用いており、ワインを添加する場合には、ワインを混合後のアルコール分が35%となるようアルコールの量を調整した。仕込後、2ヶ月間30℃で保存し、カルバミン酸エチル含有量を分析したところ、表2に示すとおり、酸化防止効果のある物質を添加した場合は、いずれもカルバミン酸エチル含有量が低下した。ピロ亜硫酸カリウムや赤ワインを添加した場合、対照の約半分以下のカルバミン酸エチル含有量とすることができた。ただし、食品衛生法におけるリキュールに対するピロ亜酸カリウムの残存量はSO2として30ppmとされている。なお、酸化防止効果のある物質の割合は、すべて、梅、氷砂糖添加前の溶液に対する割合である。
以下、製造工程を低溶存酸素濃度とすることにより酒類を製造する方法について、梅酒を例に示す。仕込配合は、冷凍梅200g、氷砂糖100g、35%アルコール360mlとした。低溶存酸素条件とする仕込は、仕込直後に容器ごと酸素を透過しないパウチ袋に入れ、市販の脱酸素剤であるアネロパック(三菱ガス化学株式会社製)を用いて密閉し低溶存酸素とし、30℃で保存した。なお、ヘッドスペースの酸素濃度は、嫌気指示薬(三菱ガス化学株式会社製)により0.1%以下であることを確認した。対照は、脱酸素剤を用いず、それ以外の条件は同じにして行った。3ヶ月後のカルバミン酸エチル含有量は表3に示すとおりであり、低溶存酸素条件下においては大幅に低減された。また、低溶存酸素条件下で製造した梅酒は、色が薄くフレッシュな香味のこれまでにないタイプのものであった。
以下、参考例2で製造した酒類について、液部のみを加熱する製造方法について、梅酒を例に示す。参考例2の低溶存酸素条件下で製造した梅酒をヘッドスペースがなくなるよう容器一杯に入れ密栓し、これを60℃で7〜11日間加熱した。対照は冷蔵庫に保存した。加熱した梅酒及び対照について、分析値を表4に示す。なお、着色度については、国税庁所定分析法に従って分析を行った。この方法によりカルバミン酸エチル含有量を低減し、通常の梅酒と同程度の着色度である梅酒を製造することができた。
Claims (6)
- シアン配糖体を含む果実を原料とし、その原料仕込み時に酸化防止効果のある物質として亜硫酸ガス、亜硫酸塩、ピロ亜硫酸塩、ポリフェノール、アスコルビン酸、柿渋、シアン配糖体を含む果実以外の果汁のいずれか1つのみを加え、25〜30℃で2ヶ月間保存することを特徴とする、シアン配糖体を含む果実を原料とするリキュールのカルバミン酸エチルを低減せしめる方法。
- シアン配糖体を含む果実を原料とし、その原料仕込み時に原料であるシアン配糖体を含む果実以外を原料とした酸化防止剤無添加の醸造酒を加え、25〜30℃で2ヶ月間保存することを特徴とする、シアン配糖体を含む果実を原料とするリキュールのカルバミン酸エチルを低減せしめる方法。
- 醸造酒が、ぶどう以外の果実を原料としたワイン及び/又はぶどうを原料としたワインであることを特徴とする請求項2に記載の方法。
- 醸造酒が麦を原料とした醸造酒であることを特徴とする請求項2に記載の方法。
- 更に、アルコール液(但し、麦を原料とした醸造酒(つまり、発酵をともなうもの)、ワイン及び果実リキュールを除く)と併用すること、を特徴とする請求項3又は4に記載の方法。
- ワインを、アルコール液(但し、麦を原料とした醸造酒(つまり、発酵をともなうもの)、ワイン及び果実リキュールを除く)100容量部に対して、10〜10000容量部使用することを特徴とする請求項5に記載の方法。
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