JP5120136B2 - 表示制御装置及びそれに用いるリモコン並びにテレビ会議システム。 - Google Patents

表示制御装置及びそれに用いるリモコン並びにテレビ会議システム。 Download PDF

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Description

本発明は、複数のリモコンから指示を受け付けて表示装置を制御する表示制御装置、及びそれに用いるリモコン、並びにテレビ会議システムに関する。
従来、テレビ会議システムは通信網を介して複数の相手と映像・音声・データを転送することにより、いわゆる多地点会議を行うシステム(特許文献1参照)として知られている。そのようなテレビ会議システムの各地点のテレビ会議装置では、各地点の会議映像が表示され且つ複数の会議参加者がアクセス可能な共有画面が設けられている。また、テレビ会議装置では、会議参加者が各々に対応付けられたリモコンを操作して、共有画面上の特定場所を指示するためのポインタが利用されている。
この種のテレビ会議システムでは、例えば会議参加者の内の発言者が、共有画面上の特定の場所をポインタで指示しながら会議を進行することで、他の会議参加者への意志伝達を促進させることができる。
特開平7−298235号公報
しかしながら上記システムでは、発言者がリモコンを操作して共有画面上でポインタを動かしながら会議を進行しているのを、他の会議参加者は視覚と聴覚のみで参加していることになる。そこで発言者が他の参加者を指定して意見や注意を促したい場合、音声でしか問いかけすることができないので、その指定された会議参加者が発言者からの問いかけを聞き逃したり、周囲の雑音等で自分のことかどうか正確に聞き取れない等の状況の場合、会議の質疑応答がスムーズに進行できないという問題があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、会議システムでの質疑、応答をスムーズに進行させることが可能となる表示制御装置及びそれに用いるリモコンを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明の表示制御装置は、複数のリモコンから指示を受け付けて表示装置を制御する表示制御装置において、前記表示装置へ前記各リモコンに対応する各ポインタを表示するためのポインタ指示座標情報及び、モコン識別情報を含むリモコン情報を取得するリモコン情報取得手段と、前記リモコン情報取得手段により取得されたリモコン情報に基づいて、前記表示装置内での前記リモコン識別情報に対応した識別情報を含む前記ポインタの表示データを作成する表示データ作成手段と、記表示データ作成手段により作成された前記表示データを前記表示装置へ出力する表示データ出力手段と、記ポインタ指示座標情報に基づいて、前記表示装置内での複数の前記ポインタの表示位置の相対距離を算出し、前記相対距離が所定距離以上か以下かの状態を判定するポインタ表示状態判定手段と、前記ポインタ表示状態判定手段により所定距離以下の状態であると判定された前記ポインタの少なくとも一つに対応するリモコンへ、そのリモコンに設けられた報知手段を駆動させるための駆動信号を送信する駆動信号送信手段とを備え、前記ポインタ表示状態判定手段には、前記ポインタの表示位置の相対距離を所定距離以下と判定した後、その所定距離以下の状態を維持している経過時間をカウントする計時手段を備え、前記駆動信号送信手段は、前記計時手段により所定時間以上経過していると判定した場合に、前記駆動信号を送信することを特徴とする。
請求項に係る発明の表示制御装置は、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記駆動信号送信手段は、前記ポインタ表示状態判定手段により前記ポインタの表示位置が所定距離以下にあると判定されたポインタの一つに対応する前記リモコンから所定の操作情報を取得した場合、他のポインタに対応している前記リモコンへ前記駆動信号を送信することを特徴とする。
請求項に係る発明の表示制御装置は、請求項1又は2に記載の発明の構成に加え、前記駆動信号送信手段は、前記ポインタ表示状態判定手段により所定距離以下と判定しているポインタに対応しているリモコン全てに前記駆動信号を送信することを特徴とする。
請求項に係る発明の表示制御装置は、請求項1乃至のいずれかに記載の発明の構成に加え、ユーザに関する情報を記憶したユーザ情報記憶手段と、前記ユーザ情報と前記リモコン識別情報とを対応付けてリモコンユーザ情報を記憶するリモコンユーザ識別情報記憶手段とを備え、前記表示データ作成手段は、前記リモコンユーザ識別情報を含む表示データを作成することを特徴とする。
請求項に係る発明の表示制御装置は、請求項に記載の発明の構成に加え、前記リモコンユーザ識別情報記憶手段はユーザ名を含むリモコンユーザ識別情報を記憶し、前記表示データ作成手段は、前記ユーザ名を含む表示データを作成することを特徴とする。
請求項に係る発明の表示制御装置は、請求項1乃至のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記表示データ作成手段は、前記リモコンの前記報知手段を作動させている状態の少なくとも所定時間の間、前記表示装置に表示されている前記ポインタの表示状態を変化させる表示データを作成することを特徴とする。
請求項に係る発明の表示制御装置は、請求項1乃至のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記表示データ作成手段は、前記リモコン情報取得手段により取得した前記リモコン情報に前記ポインタ指示座標情報を含んでいない場合、前記表示装置内の所定の位置に前記ポインタを表示するよう表示データを作成することを特徴とする。
請求項に係る発明のリモコンは、請求項1乃至のいずれかに記載の表示制御装置へ前記リモコン情報のうち少なくともリモコン識別情報を送信するリモコン情報送信手段と、当該リモコンを操作する人に対して報知動作をする報知手段と、前記表示制御装置から前記報知手段を駆動させる駆動信号を受信する駆動信号受信手段と、前記駆動信号に応じて前記報知手段を駆動する駆動手段とを備えることを特徴とする。
請求項1に係る発明の表示制御装置では、表示装置内で、リモコン識別情報と対応付けられた複数のポインタの相対距離をそれぞれ算出して、所定距離以下かどうかを判定し、その判定結果に基づいて、所定距離以下であると判定されたポインタを指示するリモコンの報知手段を駆動させることができる。したがって、あるリモコンユーザが操作しているポインタを、他のユーザが操作しているポインタへ近づけることにより、リモコンに備えられている報知手段を駆動させて、問いかけや注意を促すことができる。
また、表示制御装置では、表示装置内で、リモコン識別情報と対応付けられた複数のポインタの相対距離が所定距離以下であると判定してから経過時間をカウントし、所定時間以上経過していると判定されたリモコンの報知手段を駆動させることができる。したがって、あるリモコンユーザのポインタが他のユーザのポインタに偶発的に接近してしまった場合でも、その都度ユーザの意思に反してリモコンに設けられた報知手段を駆動させることがないので、的確に所望のユーザへ問いかけや注意を促すことができる。
請求項に係る発明の表示制御装置では、表示装置内で、リモコン識別情報と対応付けられた複数のポインタの相対距離が所定距離以下であると判定した状態で、さらにリモコンから操作情報を取得した場合、リモコンの報知手段を駆動させることができる。したがって、請求項1に記載の発明の効果に加え、リモコンユーザが他のユーザへ問いかけや注意を促したい時にのみ、そのリモコンユーザが所定の操作をして的確にリモコンの報知を利用することができる。
請求項に係る発明の表示制御装置では、表示装置内で、リモコン識別情報と対応付けられた複数のポインタの相対距離が、所定距離以下であると判定されたポインタを指示する全てのリモコンの報知手段を駆動させることができる。したがって、請求項1又は2に記載の発明の効果に加え、あるリモコンユーザが他のユーザが使用するリモコンの報知手段を正確に駆動させることができたかどうかを、そのユーザ自身が使用するリモコンの報知手段の駆動により確認することができる。よって、リモコンユーザはより正確に他のユーザへ問いかけや注意の促しをすることができる。
また、表示装置上でポインタの位置が見難い状況においても、より確実に自分が指示している領域と、他のユーザが指示している領域が近いことを把握することが出来る。
請求項に係る発明の表示制御装置では、ユーザ情報とリモコン識別情報を対応付けて表示データを作成することができる。したがって、請求項1〜のいずれかに記載の発明の効果に加え、リモコンユーザは表示画面上で各ポインタがどのユーザのものか知ることができるので、ユーザ情報に適した問いかけや注意を促すことができる。
請求項に係る発明の表示制御装置では、ユーザ名を含む表示データを作成することができる。したがって、請求項に記載の発明の効果に加え、リモコンユーザはユーザ名を表示データにより知ることができるので、問いかけや注意を促したい他のユーザを、間違えることなくより正確に特定することができる。
請求項に係る発明の表示制御装置では、リモコンの報知手段を駆動させている状態の少なくとも所定時間の間、ポインタの表示状態を変化させることができる。したがって、請求項1〜に記載の発明の効果に加え、リモコンユーザは、どのユーザのリモコンの報知手段が駆動しているのかポインタを見ながら確認することができるので、より確実に他のユーザへ問いかけや注意を促すことができる。
請求項に係る発明の表示制御装置では、リモコン情報取得手段によりポインタ指示座標情報が取得できない場合、例えば、リモコンユーザがリモコンを手から離す等して表示装置内にポインタの表示を指示していない場合であっても、表示装置内の所定の位置にポインタを表示するよう表示データを作成している。したがって、そのような場合でも、リモコンユーザは、自分のポインタを所定の位置のポインタに近づける等して他のユーザへ問いかけや注意を促すことができる。
請求項に係る発明のリモコンでは、請求項1〜7のいずれかに記載の表示制御装置へリモコン情報を送信し、また表示制御装置から受信する駆動信号に応じて報知手段を駆動することができる。したがって、リモコンユーザはリモコン上の報知動作を利用して他のリモコンユーザへ問いかけや注意を促すことができ、また問いかけや注意を促されたことを知ることができる。
請求項に係る発明のリモコンでは、リモコンユーザの手などの身体へ振動を与えて報知動作をすることができるので、より的確にリモコンユーザへ問いかけや注意を促すことができる。
請求項10に係る発明のテレビ会議システムでは、表示装置内で、リモコン識別情報と対応付けられた複数のポインタの相対距離をそれぞれ算出して、所定距離以下かどうかを判定し、その判定結果に基づいて、所定距離以下であると判定されたポインタを指示するリモコンの報知手段を駆動させることができる。したがって、ある会議参加者が他のポインタを指示操作している他の会議参加者へ、ポインタを近づけることにより、リモコンから発する報知動作を利用して問いかけや注意を促すことができる

以下、本発明を具現化した実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、参照する図面は、本発明が採用しうる技術的特徴を説明するために用いられるものであり、記載されている装置の構成、各種処理のフローチャートなどは、特に特定的な記載がない限り、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。
最初に、図1を参照して、本実施形態に係るテレビ会議システム100の全体構成について説明する。図1は、テレビ会議システム100の概略構成を示すシステム構成図である。
図1に示すように、テレビ会議システム100は、サーバである表示制御装置10、多地点接続装置40、ならびに、拠点30に設けられたテレビ(TV)会議端末装置50を含み、これらはすべてネットワーク20に接続されている。ネットワーク20としては、例えば、IP(Internet Protocol)やISDN(Integrated Services Digital Network)等のネットワークを採用することができる。図1では、拠点30は1つしか図示されていないが、実際には複数が存在する。拠点30は、例えばある企業の同一サイト内に複数存在してもよいし、異なる事業所内や、異なる地域や国に点在して存在していてもよい。
表示制御装置10は、例えば、周知のパーソナルコンピュータであり、汎用型の装置である。表示制御装置10は、ネットワーク20を介して接続された複数の拠点30間でTV会議端末装置50を用いて行われるTV会議(以下、単に会議という)に関する各種の処理を行う。表示制御装置10の構成、および表示制御装置10で行われる各種処理の詳細については後述する。
なお、本実施例はクライアント−サーバ型の構成を採っているが、P2P(peer to peer)型の構成を採っても良い。
多地点接続装置40は、ネットワーク20を介して複数の拠点30に備えられたTV会議端末装置50と接続し、端末装置50からの画像、音声、データ等を中継することにより、多地点間のTV会議を実現する装置である。なお、以下では、多地点接続装置(Multipoint Control Unit)40を、MCU40と略称する。
TV会議端末装置50としては、画像および音声データを圧縮符号化して送信するとともに、受信した圧縮符号化された画像および音声データを復号化して出力することが可能なコーデックを内蔵した、公知のTV会議端末装置を採用することができる。TV会議端末装置50には、MCU40から送信された画像を表示する表示装置51、拠点30における会議参加者を撮影するカメラ52、音声を入力するマイク53、音声を出力するスピーカ54、キーボードなどの入力装置56が接続され、さらに、会議参加者が表示装置51へポインタを表示指示するためのリモートコントローラ(以下「リモコン」と称す)6(601〜602)がリモコン通信装置55を介して接続されている。
リモコン6は、ポインタ指示座標情報及びリモコンID(リモコンを識別するための識別情報)を含むリモコン情報をリモコン通信装置55へ赤外線に載せて送信する。リモコン通信装置55には、赤外線受信回路が設けられており、リモコン6から送信された信号を受信する。リモコン6とリモコン通信装置55との間の通信は、上記赤外線以外に信号線、無線などを用いることもできる。リモコン通信装置55で取得したリモコン情報を端末装置50は表示制御装置10へ定期的(例えば、20ミリ秒ごと)に出力する。そして、表示制御装置10では、複数の拠点30から受信したリモコン情報に基づいて表示データを作成し、各拠点30の端末装置50を経由して表示装置51にポインタを表示させる。
表示装置51でのポインタ表示状態について、詳細は後述する。
次に、図2〜図4を参照して、表示制御装置10、およびリモコン6の電気的構成について説明する。図2は、表示制御装置10の電気的構成を示すブロック図である。図3は、リモコン6の電気的構成を示すブロック図である。図4はユーザデータベース記憶エリア1510の説明図である。
図2に示すように表示制御装置10は、CPU11と、CPU11に各々接続されたROM12およびRAM13を備えている。CPU11には、その他、入出力(I/O)インタフェイス14が接続されている。I/Oインタフェイス14には、記録装置(ハードディスク装置(HDD)など、以下「HDD」と称す)15、マウスコントローラ16、ビデオコントローラ17、キーコントローラ18、および通信装置19が接続されている。
CPU11は、表示制御装置10の全体の制御を司る。ROM12は、BIOSを含む、表示制御装置10を動作させるための各種のプログラムやそのための設定値を記憶している。CPU11は、ROM12や、後述するHDD15に記憶されたプログラムに従って、表示制御装置10の動作を制御する。RAM13は、各種データを一時的に記憶するための記憶装置である。マウスコントローラ16、ビデオコントローラ17、キーコントローラ18には、それぞれマウス161、表示装置171、およびキーボード181が接続されている。通信装置19は、ネットワーク20に接続し、会議端末装置50等の外部機器との間でデータの送受信を行うためのものである。
ここで、HDD15の詳細について説明する。図2に示すように、HDD15は、ユーザデータベース(DB)記憶エリア151、およびプログラム記憶エリア152を含む複数の記憶エリアを備えている。
ユーザDB記憶エリア151(図2参照)には、ユーザDB1510(図4参照)が記憶されている。ユーザDB1510は、各拠点30においてリモコン6を使用するユーザに関する情報(を以下、ユーザ情報という)を格納する。ユーザ情報は、ユーザ1名毎に作成されており、例えば、図4に示すように、ユーザID、ユーザ名、所属およびログイン状態を含む。ユーザIDとは、各ユーザに付与される固有の識別コードである。ユーザ名は、ユーザの氏名であり、名前と名字に分かれて記憶されている。所属は、ユーザの所属する企業や団体の名称である。それらの情報は、予めユーザによって入力された情報を登録すればよい。また、ログイン状態は、会議に参加中の場合をONとし、未参加の場合はOFFとして記憶している。これは各拠点30にてユーザが会議に参加する時、自分のIDを端末装置50へ登録すると、そのユーザのログイン状態をONとして記憶する。そして会議が終了した場合、またはユーザが会議途中で退場することを端末装置50へ入力した場合、そのユーザのログイン状態はOFFとして更新記憶される。ユーザ情報には、他に、例えば、ユーザの電話番号やメールアドレス、役職等、ユーザに関連するその他の情報を含めてもよい。なお、図4では、説明の便宜上、5名分のユーザ情報しか図示されていないが、ユーザDB1510に記憶されるユーザ情報の数はこれに限られない。
詳細は図示しないが、図2に示すプログラム記憶エリア152には、各種処理を表示制御装置10に実行させるための各種プログラムが記憶されている。なお、これらのプログラムは、例えばCD−ROMに記憶されたものがCD−ROMドライブ(図示外)を介してインストールされ、プログラム記憶エリア154に記憶される。または、ネットワーク20を介してダウンロードされたプログラムが、プログラム記憶エリア154に記憶されてもよい。HDD15には、その他、各種処理で使用される設定値等も記憶されている。
次に図3を参照して、リモコン6の電気的構成について説明する。図3は、リモコン6の電気的構成を示すブロック図である。
図3に示すように、リモコン6には、リモコン6を制御するCPU61,RAM60,ROM62及び入出力(I/O)インタフェイス68が備えられており、これらはバス 67によって相互に接続されている。I/Oインタフェイス68には、受光部63,信号送受信部64,報知装置65、決定ボタン66が各々接続され、これらは、CPU61,RAM60,ROM62の制御のもとに以下のように動作する。報知装置65は、表示制御装置10から端末装置50を介して送信されてきた駆動信号を、信号送受信部64にて受信した時に、そのリモコン6のユーザに報知するもので、好適にはリモコン自体を振動させる振動発生装置が用いられる。
振動発生装置の構成は、図示は省略するが汎用型として、小型モータの軸に重心を偏らせた重りを取り付け、回転させることで振動を発生させる。報知装置65としては、音声発生装置、発光装置などを用いることができる。
決定ボタン66は、リモコン6の操作手段である。リモコンユーザにより決定ボタン66を押下されると、信号送受信部64は、リモコン通信装置55へ操作情報として信号を送信する。
リモコン6は、いわゆるポインティングディバイスとして表示装置51の表示画面上にポインタを表示指示する。例えば、受光部63では、表示装置51のディスプレイの周囲に設けられている発光部(図示は省略)で発光されている光を検出し、それに基づいてCPU61,RAM60,ROM62は、光源の位置、すなわちリモコン6が指示する表示装置51のディスプレイ上の位置を解析し、ポインタ指示座標情報を作成する。信号送受信部64は、そのポインタ指示座標情報を赤外線に載せてリモコン通信装置55へ送信する。また、リモコン6から発した光を表示装置51側で検出して同様にポインタ指示座標情報を作成することもできる。さらに、リモコン6は、ユーザが手に持って操作する装置であれば、汎用のマウス、トラックボール、ジョイスティックと同様の構成にすることもでき、その動きの方向、動きの量に基づいて端末装置50でポインタ指示座標情報を作成することもできる。
次に、図5〜図12を参照して、表示制御装置10で行われる各種処理について説明する。
まず、図5を参照して、各拠点(以後、拠点301、拠点302とする)の表示装置51(511.512)に表示されているポインタ(601a、602b、603c、604d)の表示状態について説明する。
拠点301と拠点302は、図1の拠点30に相当し、互いに離れた場所に設置されており、ネットワーク20を介して表示制御装置10と接続されている。拠点301では、ユーザ3011とユーザ3012が会議に参加している。また、ユーザ3011は、図1のリモコン6に相当するリモコン601を操作し、表示装置511の画面にポインタ601aを指示している。ユーザ3012は、リモコン602を操作し、ポインタ602bを指示している。また、同様に拠点302では、ユーザ3021とユーザ3022が会議に参加しており、ユーザ3021はリモコン603を操作して、表示装置512にポインタ603cを指示している。また、ユーザ3022は、リモコン604を操作している。しかし、ユーザ3022は、リモコン604を表示装置512に向けていないので、リモコン604に対応するポインタ604dは、所定の位置に固定表示されている。
また、本実施例では、図5に示すように、ポインタの近傍にリモコンのユーザ名が表示されているので、どのユーザが指示しているのか識別することができる。これは、ユーザが会議参加時に各拠点の端末装置50にユーザIDを入力する時、どのリモコンを使用するかを登録して、リモコンとユーザIDを対応付けすればよい。また、各ポインタ(601a、602b、603c、604d)は、図5に示すように、表示される形状(本実施例では、601a:円形、602b:四角形、603c:五角形、604d:三角形)または色彩の一方又はその両方がそれぞれ異なるので、リモコンとユーザIDの対応付けがされていない場合でも、誰がどのポインタを指示するのかユーザ同士で事前に合意を取っておけば、ユーザ名を表示しなくても良い。また、ポインタとしては、ユーザ名のみでもよい。
さらに、拠点301の表示装置511には、拠点302で操作されているポインタ603cと604dも表示されており、拠点302の表示装置512では、拠点301で操作されているポインタ601aと602bも表示されているので、離れた場所でもユーザのリモコン操作状況が把握できる。また、図5では図示を省略しているが、拠点301、拠点302はそれぞれ、図1に示す端末装置50、カメラ52、マイク53、スピーカ54も設置されているので、会議に参加している各拠点(301、302)の映像や音声も使用しながら、会議を進行できるのは言うまでもない。
次に、図7を参照して、表示制御装置10で行われているポインタ生成処理について説明する。図7は表示制御装置10で行われるポインタ生成処理のフローチャートである。ポインタ生成処理は、表示制御装置10の電源がONされると開始され、電源がONである間は、処理終了時から所定時間経過後に繰り返し開始される。まず、各拠点30の端末装置50からリモコン情報を取得できたか否かが判断される(S1)。具体的には、拠点30の端末装置50の電源がONされ、表示制御装置10とネットワーク20を介して接続状態にされた後、端末装置50から会議に参加するリモコンのリモコン情報が送信されると、CPU11は、リモコン情報を取得できたと判断する(S1:YES)が、取得できない場合(S1:NO)は、取得できるまで待機状態となる。次にリモコン情報が取得できた場合(S1:YES)、ポインタ指示座標情報が含まれているかどうか判断(S2)し、含まれている場合(S2:YES)は、リモコン情報データテーブル1310を作成して、RAM13に記憶させる(S3)。また、ホインタ指示座標情報が含まれていない場合(S2:NO)は、表示装置51内の所定のポインタ座標値をリモコン情報データテーブル1310に記憶処理する(S4)。リモコン情報の中にポインタ指示座標情報が含まれない場合とは、ユーザがリモコン6を表示装置51の方向へ向けて指示していない状態なので、その状態でも対応するポインタが表示されるように、所定のポインタ座標値を記憶させる。所定の位置とは、会議の進行の妨げにならないような、表示装置51の画面のできるだけ外郭寄りの位置が望ましく、あらかじめ設定されているが、拠点30の端末装置50にて、設定変更ができるものとする。
そこで、図9を参照してリモコン情報データテーブル1310について詳細に説明する。リモコン情報データテーブル1310は、図5の拠点301と拠点302で使用されているリモコンから取得したあるタイミングでの情報である。リモコンIDは、各拠点で使用されているリモコン6を識別するIDである。ユーザIDは各拠点の端末装置50で、会議参加時にユーザから入力されたIDであり、ユーザID入力時にリモコンIDと対応付けられている。例えば、リモコンID:R001はユーザID:Y001と対応付けられていおり、リモコンID:R002は、ユーザID:Y002に対応付けられて記憶されている。
ポインタ座標値は、各拠点30でユーザがリモコン6を表示装置51のどの位置に向けて指示しているのかを決定するために、X方向のX座標値と、Y方向のY座標値に分解された座標値である。X座標値について、拠点301の表示装置511では、画面中央の基準点511Cを基準(X座標値:0)として、右側は+、左側は−の符号を付加して記憶される座標値である。またY座標値とは、同様に基準点511Cを基準(Y座標値:0)として上側は+、下側は−の符号を付加して記憶される座標値である。拠点302でも同様に基準点512Cをポインタ座標基準点として座標値が決定される。そして定期的にリモコン情報が送信されてくるので、その都度ポインタ座標値を更新記憶させる。
例えば、リモコンID:R001は、ポインタ座標値のX座標:−100、Y座標+250、リモコンID:R002は、X座標値:+80、Y座標値:−50の情報を取得している。また、リモコンID:R004は、X座標値:+500、Y座標値:−500になっており、これは、S2の処理でリモコン情報の中にポインタ指示座標情報が含まれていないと判断された場合(S2:NO)で、所定の座標値が記憶されている(S4)。
各ポインタ形状及び色彩は、予めリモコンIDに対応させ、また図4の氏名などもリモコンIDに対応させて、RAM13のリモコン情報データテーブル1310にそれぞれ記憶される。これらの形状や、色彩、氏名などは、各拠点30の端末装置50で設定変更できるものとし、適宜変更可能である。
続いて、CPU11では、RAM13に記憶されたリモコン情報データテーブル1310に基づいて、表示データ作成処理(S5)を行う。表示データとは、各拠点30の表示装置51へ、ポインタ画像を表示するためのデータであり、RAM13のリモコン情報データテーブル1310に記憶された各データに基づいて、定期的に作成処理が行われる。
次に、全てのリモコンに対して処理されたかどうかを判定(S6)し、全てのリモコンに対して処理が行われた場合(S6:YES)は、次に表示データ出力処理(S7)を実行し、各拠点30の表示装置51へ表示データを出力する。しかし、全てのリモコンに対して処理が行われていない場合(S6:NO)は、再度リモコン情報取得判定処理(S1)へ戻り、同様の処理が実行される。
上記のポインタ生成処理により、各拠点では全てのリモコンが指示している各々のポインタを表示することができる。図5での拠点301では、ユーザ3011(ユーザID:Y001)がリモコン601(リモコンID:R001)を表示装置511に向けて操作し、ポインタ601aを指示している。同様に、ユーザ3012(ユーザID:Y002)もリモコン602(リモコンID:R002)を操作し、ポインタ602bを指示している。また、拠点302では、ユーザ3012(ユーザID:Y003)が、ポインタ603cを指示しているが、ユーザ3022(ユーザID:Y004)はリモコン604(リモコンID:R004)を表示装置512へ向けて操作していない状態なので、対応するポインタ604dは外郭寄りの所定の位置に表示されている。
また、拠点301と拠点302では、それぞれの表示装置(511、512)に、全てのポインタが表示されているので、会議に参加しているユーザは、他のユーザのリモコン操作状況を確認しながら、リモコンを操作することができる。
次に、会議中に表示装置を見ながら、ユーザがリモコンを操作して、そのユーザが指示するポインタを他のユーザのポインタに近づけることによって、その近づいたポインタを指示しているリモコンに振動を発生させる処理について説明する。
図8は、リモコンに振動を発生させる駆動信号送信処理のフローチャートであり、図7のポインタ生成が完了している状態で継続して繰り返し行われる。図7の処理でRAM13にリモコン情報データテーブル1310が作成されているので、そのリモコン情報データテーブル1310からポインタ座標値が読み込まれ(S14)、ポインタ同士の相対距離が算出される。(S15)
そこで、ポインタ相対距離算出方法について説明する。相対距離とは、表示画面上でポインタ同士の離れている距離であり、算出方法は一般的な定理であるピタゴラスの三平方の定理を用いればよい。例えば、リモコン情報データテーブル1310でのリモコンID:R001とR002の場合の相対距離は、
相対距離=√{(100+80)^2+(250+50)^2}=348.9・・・
となる。また、同様にリモコンID:R001とR003の場合は、
相対距離=√{(300-100)^2+(280―250)^2}=202.2・・・
となる。
この処理を全てのリモコンの組み合わせに対して行われるまで繰り返し(S16:NO)、全ての組に対して処理された(S16:YES)後、図10の相対距離データ1311がRAM13に記憶される。
そして、相対距離データ1311の中に、所定距離以下のポインタ組があるかどうか判断される(S17)。ここでいう所定距離とは、あらかじめROM12に記憶されている設定値である。本実施例では、所定距離の設定値が、所定距離:50 に設定されている。この設定値は、ユーザがポインタを、表示画面上で他のユーザのポインタに重ね合わせるくらい近づけた時の距離を設定しておくのが適正値である。また、この所定距離の設定値は、拠点30の端末装置50や、表示制御装置10にて適宜変更できるものとする。
図10の相対距離データ1311の中には、所定距離:50以下の組が無い、つまり図5のように重なるポインタが無い場合は(S17:NO)、S14の処理に戻る。
図6では、図5の状態から拠点301のユーザ3011が、自分のポインタ601aを、ユーザ3021が指示しているポインタ603cに近づけている。この状態のRAM13のリモコン情報データテーブル1312は図11のようになっている。前述したとおりに、このテーブル1312からポインタ座標値が読み込まれ(S14)、全てのポインタの組み合わせに対してポインタ相対距離が算出され(S15,S16)図12の相対距離データ1313がRAM13に記憶される。
そして、相対距離データ1313の中に、所定距離:50以下のポインタ組があるかどうか判断される(S17)。
図6においては、拠点301で参加しているユーザ3011が、リモコン601(ID:R001)を操作しながらポインタ601aを、拠点302のユーザ3021が操作しているリモコン603(ID:R003)のポインタ603cへ重ね合わせている状態なので、図6の状態で処理された相対距離データ1313では、リモコンID:R001とR003の組のみが所定距離:50以下となっている。つまり、S17の処理で所定距離以下のポインタ組があると判断された場合(S16:YES)、そのポインタ組を指示しているリモコンへ、駆動信号を送信する処理を行う(S18)。駆動信号とは、リモコン6の振動発生装置65を駆動させるための信号である。リモコン6では、送受信部64にて駆動信号を受信した場合、振動発生装置65が駆動し、リモコンに振動が発生する。図6の実施例では、S17の処理でリモコンID:R001とR003が所定距離であると判断されるので、リモコンID:R001に対応するリモコン601と、リモコンID:R003に対応するリモコン603に、駆動信号が送信され、リモコン601と603に振動が発生する。よって、リモコン601を操作しているユーザ3011が、他のリモコン603を操作しているユーザ3021へ、ポインタを近づけることにより、使用中のリモコンの振動を利用しながら、問いかけや注意を促したりすることができる。
また、拠点302(図6)のユーザ3022のような、リモコン604を表示装置512の方向へ向けていないユーザへ、リモコンの振動を利用して問いかけや注意を促したい場合でも、ポインタ604dは画面外郭寄りの所定の位置に停止して表示されているので、問いかけしたいユーザは自身が操作するポインタを、その停止しているポインタ604dへ近づけることにより、対応するリモコン604へ振動を発生させることができる。
よって、リモコンを机の上等に置いている状態や、手に持ってはいるが表示装置へ向けていない状態のユーザでも、リモコンが振動することにより、自分が他のユーザから問いかけられていることが確実に認識できる。
次に、図13〜図14を参照して、駆動信号送信処理についての変形実施形態を説明する。
図13において、ポインタ座標値読み込み(S104)から、所定距離以下のポインタ組があるかどうかの判断(S107)までは、図8のS14〜S17までと同様の処理である。
次に、所定距離以下のポインタ組があると判断された場合(S107:YES)、さらに、その所定距離以下の状態であると判定した後その所定距離以下の状態を維持している経過時間をカウントする。そして、その経過時間が所定時間以上経過しているかどうか判断をする(S108)。所定時間とは、各ユーザが、指示するポインタ同士を所定距離以下に近づけたまま維持する必要がある時間の設定値である。例えば、1s〜10s程度が、ユーザがポインタを近づけたままの状態を維持できる適度な時間である。また、この所定時間の設定値は、拠点30の端末装置50や、表示制御装置10にて適宜変更できるものとする。
よって、S107で抽出されたポインタ組の相対距離が、所定距離以下の状態のまま所定時間以上経過していると判断された場合(S108:YES)、そのポインタ組を指示しているリモコンへ、駆動信号を送信する処理を行う(S109)。また、S108で所定時間以上経過していないと判断された場合は(S108:NO)、S104の処理へ戻り処理が継続される。以上説明したように、この駆動振動送信処理2を行えば、ユーザがリモコンを操作している時、偶発的にポインタが他のユーザが操作するポインタに近づいても、所定時間を経過しないとリモコンへ駆動信号を送信しないので、問いかけや注意を促したい場合のみ、的確にリモコンに振動を発生させることができる。
図14の駆動信号送信処理3でも、ポインタ座標値読み込み(S204)から、所定距離以下のポインタ組があるかどうかの判断(S207)までは、図8のS11〜S17までと同様の処理である。
次に、所定距離以下のポインタ組があると判断された場合(S207:YES)、リモコン操作情報が取得できたかどうかを判断する(S208)。ここで言うリモコン操作情報とは、所定距離以下に接近しているポインタ組の一方のリモコン6の決定ボタン66をユーザが押下したとき、信号送受信部64を介して表示制御装置10へ送信される情報である。S208の処理でリモコン操作情報が取得できたと判断された場合(S208:YES)、S207の処理で所定距離以下であると判断されたポインタ組を指示しているリモコンへ、駆動信号を送信する処理を行う(S209)。以上説明したように、駆動振動送信処理3を行えば、ユーザがリモコンを操作している時、偶発的にポインタが他のユーザが操作するポインタに近づいても、決定ボタンを押下しないとリモコンへ駆動信号を送信しないので、問いかけや注意を促したい場合のみ、的確にリモコンに振動を発生させることができる。
上記各実施形態において、所定距離以下の状態にあるポインタのうち、他のポインタから接近動作を受けた側のポインタに対応するリモコン、または決定ボタンを押下しなかった側のリモコンにおいてのみ、振動発生装置65を駆動させるようにしてもよい。つまり、能動的に他のポインタに接近した側のポインタに対応するリモコンや、決定ボタンを押下したリモコンでは、振動発生装置65を駆動させない。なお、上記各実施形態のように、所定距離以下の状態にあるポインタに対応しているリモコン全てに駆動信号を送信することで、能動的に問いかけや注意を促したいユーザも、他のユーザのリモコンを確実に振動させているかどうかを確認することができる。
また、図示は省略するが、ユーザが他のユーザのリモコンを確実に振動させているかどうかを確認する為に、振動発生装置65が駆動している時間を含む所定時間の間、その振動発生装置65が駆動しているリモコンに対応するポインタの表示状態を、例えば色を変化させるとか、点滅させるとか、ポインタサイズを変える等の変化をさせても良い。
本実施形態では、表示制御装置10が、請求項1の「表示制御装置」に相当し、表示制御装置10のCPU11,ROM12,RAM13において図7のS1の処理を実行する部分が、「リモコン情報取得手段」、S5の処理を実行する部分が「表示データ作成手段」、S7の処理を実行する部分が「表示データ出力手段」、図8のS15〜S17の処理を実行する部分が「ポインタ表示状態判定手段」、S18の処理を実行する部分が「駆動信号送信手段」、S108の処理を実行する部分が請求項2の「計時手段」、S204の処理を実行する部分が請求項3の「前記ポインタ表示状態判定手段により・・・前記リモコンから所定の操作情報を取得した場合」を構成する。
また、表示制御装置10のHDD15に記憶されているユーザDB記憶エリア151は、本発明の「ユーザ情報記憶手段」に相当し、図9,11のリモコン情報データテーブル1310,1312が、請求項5での「リモコンユーザ情報」に相当し、表示制御装置10のRAM13が、「リモコンユーザ識別情報記憶手段」に相当する。
さらに、図3のリモコン6のCPU61,RAM60,ROM62及び信号送受信部64が、請求項9の「リモコン情報送信手段」、「駆動信号受信手段」を構成し、CPU61,RAM60,ROM62が「振動駆動手段」を構成する。
なお、前述の実施形態に示される構成や処理は例示であり、各種の処理が変形可能なことはいうまでもない。例えば本実施例のテレビ会議システム100はクライアント−サーバ型の構成を採っているが、P2P(peer to peer)型の構成を採っても良く、その場合、表示制御装置10で処理される各種処理が、拠点30の端末装置50で処理されれば良い。
テレビ会議システム100の概略構成を示すシステム構成図である。 表示制御装置10の電気的構成を示すブロック図である。 リモコン6の電気的構成を示すブロック図である。 ユーザデータベース記憶エリア1510の説明図である。 ポインタの表示状態説明図である。 ポインタの表示状態説明図である。 表示制御装置10で行われるポインタ生成処理のフローチャートである。 駆動信号送信処理のフローチャートである。 リモコン情報データテーブル1310の説明図である。 ポインタ相対距離データ1311の説明図である。 リモコン情報データテーブル1312の説明図である。 ポインタ相対距離データ1313の説明図である。 変形実施形態の駆動信号送信処理2についてのフローチャートである。 変形実施形態の駆動信号送信処理3についてのフローチャートである。
符号の説明
6 リモコン
10 表示制御装置
15 HDD
30 拠点
50 端末装置
51 表示装置
1310 リモコン情報データテーブル
1311 ポインタ相対距離データ
1510 ユーザデータベース

Claims (10)

  1. 複数のリモコンから指示を受け付けて表示装置を制御する表示制御装置において、前記表示装置へ前記各リモコンに対応する各ポインタを表示するためのポインタ指示座標情報及び、モコン識別情報を含むリモコン情報を取得するリモコン情報取得手段と、
    前記リモコン情報取得手段により取得されたリモコン情報に基づいて、前記表示装置内での前記リモコン識別情報に対応した識別情報を含む前記ポインタの表示データを作成する表示データ作成手段と、
    前記表示データ作成手段により作成された前記表示データを前記表示装置へ出力する表示データ出力手段と、
    前記ポインタ指示座標情報に基づいて、前記表示装置内での複数の前記ポインタの表示位置の相対距離を算出し、前記相対距離が所定距離以上か以下かの状態を判定するポインタ表示状態判定手段と、
    前記ポインタ表示状態判定手段により所定距離以下の状態であると判定された前記ポインタの少なくとも一つに対応するリモコンへ、そのリモコンに設けられた報知手段を駆動させるための駆動信号を送信する駆動信号送信手段とを備え
    前記ポインタ表示状態判定手段には、前記ポインタの表示位置の相対距離を所定距離以下と判定した後、その所定距離以下の状態を維持している経過時間をカウントする計時手段を備え、
    前記駆動信号送信手段は、前記計時手段により所定時間以上経過していると判定した場合に、前記駆動信号を送信することを特徴とする表示制御装置。
  2. 前記駆動信号送信手段は、前記ポインタ表示状態判定手段により、前記ポインタの表示位置が所定距離以下にあると判定されたポインタの一つに対応する前記リモコンから所定の操作情報を取得した場合、他のポインタに対応している前記リモコンへ前記駆動信号を送信することを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記駆動信号送信手段は、前記ポインタ表示状態判定手段により所定距離以下と判定しているポインタに対応しているリモコン全てに前記駆動信号を送信することを特徴とした請求項1又は2に記載の表示制御装置。
  4. ユーザに関する情報を記憶したユーザ情報記憶手段と、
    前記ユーザ情報と前記リモコン識別情報とを対応付けてリモコンユーザ情報を記憶するリモコンユーザ識別情報記憶手段とを備え、
    前記表示データ作成手段は、前記リモコンユーザ識別情報を含む表示データを作成することを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の表示制御装置。
  5. 前記リモコンユーザ識別情報記憶手段はユーザ名を含むリモコンユーザ識別情報を記憶し、前記表示データ作成手段は、前記ユーザ名を含む表示データを作成することを特徴とする請求項に記載の表示制御装置。
  6. 前記表示データ作成手段は、前記リモコンの前記報知手段を駆動させている状態の少なくとも所定時間の間、前記表示装置に表示されている前記ポインタの表示状態を変化させる表示データを作成することを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の表示制御装置。
  7. 前記表示データ作成手段は、前記リモコン情報取得手段により取得した前記リモコン情報に前記ポインタ指示座標情報を含んでいない場合、前記表示装置内の所定の位置に前記ポインタを表示するよう表示データを作成することを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の表示制御装置。
  8. 請求項1乃至のいずれかに記載の表示制御装置へ前記リモコン情報のうち少なくともリモコン識別情報を送信するリモコン情報送信手段と、
    当該リモコンを操作する人に対して報知動作をする報知手段と、
    前記表示制御装置から前記報知手段を駆動させる駆動信号を受信する駆動信号受信手段と、前記駆動信号に応じて前記報知手段を駆動する駆動手段とを備えることを特徴とするリモコン。
  9. 前記報知手段は、当該リモコン自体を振動させる振動発生手段であることを特徴とする請求項に記載のリモコン。
  10. 複数の拠点に、リモコン及び表示装置と接続された端末装置を備え、その複数の端末をネットワークを介して接続したテレビ会議システムにおいて、
    前記表示装置へ前記各リモコンに対応する各ポインタを表示するためのポインタ指示座標情報及び、モコン識別情報を含むリモコン情報を取得するリモコン情報取得手段と、
    前記リモコン情報取得手段により取得されたリモコン情報に基づいて、前記表示装置内での前記リモコン識別情報に対応した識別情報を含む前記ポインタの表示データを作成する表示データ作成手段と、
    前記表示データ作成手段により作成された前記表示データを前記各表示装置へ出力する表示データ出力手段と、
    前記ポインタ指示座標情報に基づいて、前記表示装置内での複数の前記ポインタの表示位置の相対距離を算出し、前記相対距離が所定距離以上か以下かの状態を判定するポインタ表示状態判定手段と、
    前記ポインタ表示状態判定手段により所定距離以下の状態であると判定された前記ポインタの少なくとも一つに対応するリモコンへ、そのリモコンに設けられた報知手段を駆動させるための駆動信号を送信する駆動信号送信手段とを備え
    前記ポインタ表示状態判定手段には、前記ポインタの表示位置の相対距離を所定距離以下と判定した後、その所定距離以下の状態を維持している経過時間をカウントする計時手段を備え、
    前記駆動信号送信手段は、前記計時手段により所定時間以上経過していると判定した場合に、前記駆動信号を送信することを特徴とするテレビ会議システム。
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