JP2013197766A - 遠隔会議システム、会議支援装置、および会議支援方法 - Google Patents

遠隔会議システム、会議支援装置、および会議支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】遠隔会議に参加中の参加者とともに、現時点では遠隔会議に参加していないものの遠隔会議に参加する蓋然性の高い者を把握することが可能な遠隔会議システム、会議支援装置、および会議支援方法を提供する。
【解決手段】会議支援装置のCPUは、遠隔会議に参加可能な通信端末を特定する(S41、S42)。CPUは、通信端末に接続されたマウスの操作状態、および、通信端末に対するカメラの接続状態を示す状態情報を受信する(S43)。CPUは、受信した状態情報に基づき、現時点で遠隔会議に参加していない通信端末の、遠隔会議への参加状態を特定する。CPUは、特定した参加状態を認識することが可能な態様の表示画像を作成する(S63)。CPUは、作成した表示画像を通信端末に送信する(S65)。通信端末は、表示画像をディスプレイに表示する。
【選択図】図11

Description

本発明は、複数拠点間で遠隔会議を実行することが可能な遠隔会議システム、会議支援装置、および会議支援方法に関する。
複数拠点間で遠隔会議を実行することが可能な遠隔会議システムが知られている。遠隔会議システムでは、各拠点の様子を撮影した撮影画像を、会議支援装置が集約する。会議支援装置は、集約した撮影画像を並べて配置することによって、通信端末のディスプレイに表示可能な表示画像を作成する。会議支援装置は、各拠点の通信端末に表示画像を配信する。通信端末は、会議支援装置が配信した表示画像を受信し、ディスプレイに表示する。通信端末を使用するユーザは、他の地点の様子を確認することが可能となる。
会議支援装置による表示画像の作成方法として、様々な方法が提案されている。例えば特許文献1では、遠隔会議の参加者の構成の概略を容易に把握することが可能なように、会議参加者の顔画像を所属や拠点等のグループ毎に配置する方法が提案されている。
特開2011−61314号公報
特許文献1に記載された方法によれば、遠隔会議に参加中の参加者の構成は容易に把握可能となる。しかしながら、遠隔会議に遅れて参加する予定の者や、遠隔会議に参加するための準備が完了している者等、現時点では遠隔会議に参加していないものの遠隔会議に参加する蓋然性の高い者を把握できないという問題点がある。
本発明の目的は、遠隔会議に参加中の参加者とともに、現時点では遠隔会議に参加していないものの遠隔会議に参加する蓋然性の高い者を把握することが可能な遠隔会議システム、会議支援装置、および会議支援方法を提供することである。
本発明の第一態様に係る遠隔会議システムは、ネットワークを介して通信可能な会議支援装置および通信端末を備えた遠隔会議システムであって、前記通信端末は、前記通信端末に対する撮影部の接続状態、および、前記通信端末に接続する操作部の操作状態のうち少なくとも一方の状態を検出する検出手段と、前記検出手段によって検出された前記接続状態および前記操作状態のうち少なくとも一方を示す状態情報を、前記ネットワークを介して前記会議支援装置に送信する第一送信手段とを備え、前記会議支援装置は、遠隔会議に参加することが可能な前記通信端末が登録された登録情報を参照することによって、登録された前記通信端末を特定し、特定された前記通信端末から送信された前記状態情報を、前記ネットワークを介して受信する第一受信手段と、前記第一受信手段によって受信された前記状態情報に基づき、前記通信端末の前記遠隔会議への参加状態を特定し、特定された前記参加状態毎に異なる態様の画像であって前記通信端末の表示部に表示させることが可能な表示画像を作成する作成手段と、前記作成手段によって作成された前記表示画像を前記通信端末に送信する第二送信手段とを備え、前記通信端末は更に、前記会議支援装置から送信された前記表示画像を受信する第二受信手段と、前記第二受信手段によって受信された前記表示画像を表示部に表示する表示制御手段とを備えている。
第一態様によれば、会議支援装置は、通信端末によって検出された状態に基づき、通信端末を使用するユーザの遠隔会議への参加状態を特定する。これによって会議支援装置は、遠隔会議に参加中のユーザ(参加ユーザ)が使用する通信端末だけでなく、現時点では遠隔会議に参加していないものの遠隔会議に参加する蓋然性の高いユーザ(予定ユーザ)の使用する通信端末を特定することが可能となる。従って会議支援装置は、参加ユーザおよび予定ユーザの使用する通信端末を認識することが可能な表示画像を作成し、通信端末に送信することができる。通信端末のユーザは、表示画像を視認し、参加ユーザおよび予定ユーザの使用する通信端末を認識することによって、参加ユーザおよび予定ユーザを容易に把握することができる。
第一態様において、前記会議支援装置は、前記ネットワークを介して前記通信端末と通信を行うことが可能か否かを、前記通信端末との通信状態によって判断する判断手段を備え、前記第一送信手段は、前記判断手段による判断結果に基づき、前記通信端末の前記遠隔会議への参加状態を特定し、特定された前記参加状態毎に異なる態様を特定し、特定した前記態様の前記表示画像を作成してもよい。例えば会議支援装置は、通信端末と通信を行うことができない場合、通信端末の電源がOFFされているか、通信端末がネットワークに接続されていない可能性があるため、遠隔会議への参加の可能性が低い状態であると特定できる。このように会議支援装置は、ユーザの遠隔会議への参加状態をより適切に特定することができる。
第一態様において、前記作成手段は、前記第一受信手段によって前記操作状態を示す前記状態情報が受信された場合に、受信された前記状態情報によって示される前記操作状態に基づき、前記操作部を介した操作が行われていない状態の継続時間であって、前記操作部が最後に操作されてからの経過時間を示す継続時間を特定し、特定した前記継続時間に応じた態様の前記表示画像を作成してもよい。例えば会議支援装置は、継続時間が短い場合、ユーザが頻繁に操作部を操作していることになるので、遠隔会議への参加の可能性が高い状態であると特定できる。このように会議支援装置は、ユーザの遠隔会議への参加状態をさらに適切に特定することができる。
第一態様において、前記作成手段は、前記第一受信手段によって前記接続状態を示す前記状態情報が受信された場合に、受信された前記状態情報によって示される前記接続状態に基づき、前記撮影部が前記通信端末に接続されているか否かを特定し、前記撮影部が接続されているか否かによって異なる態様の前記表示画像を作成してもよい。例えば会議支援装置は、通信端末に撮影部が接続されている場合、遠隔会議への参加の準備ができているので、遠隔会議への参加の可能性が高い状態であると特定できる。一方、会議支援装置は、通信端末に撮影部が接続されていない場合、遠隔会議への参加の可能性が低い状態であると特定できる。このように会議支援装置は、ユーザの遠隔会議への参加状態をさらに適切に特定することができる。
第一態様において、前記通信端末は、前記撮影部によって撮影された撮影画像を、前記会議支援装置に対して送信する第三送信手段を備え、前記会議支援装置は、前記通信端末から送信された前記撮影画像を受信する第三受信手段を備え、前記作成手段は、前記第三受信手段によって受信された前記撮影画像、または、前記撮影画像を表示する表示枠が、前記状態情報に応じて異なる大きさで表示される前記表示画像を作成してもよい。これによって通信端末のユーザは、表示画像に含まれる撮影画像や表示枠の大きさに基づいて、他の通信端末のユーザの遠隔会議への参加の可能性の程度を容易に把握することができる。
第一態様において、前記通信端末は、前記撮影部によって撮影された撮影画像を、前記会議支援装置に対して送信する第三送信手段を備え、前記会議支援装置は、前記通信端末から送信された前記撮影画像を受信する第三受信手段を備え、前記作成手段は、前記第三受信手段によって受信された前記撮影画像、または、前記撮影画像を表示する表示枠が、前記判断手段による判断結果に応じて異なる大きさで表示される前記表示画像を作成してもよい。これによって通信端末のユーザは、表示画像に含まれる撮影画像や表示枠の大きさに基づいて、他の通信端末のユーザの遠隔会議への参加の可能性の程度を容易に把握することができる。
第一態様において、前記第一送信手段は、前記検出手段によって検出された前記接続状態および前記操作状態のうち少なくとも一方が変化した場合に、変化後の前記接続状態および前記操作状態のうち少なくとも一方を示す前記状態情報を前記会議支援装置に送信し、前記第一受信手段は、変更後の前記接続状態および前記操作状態のうち少なくとも一方を示す前記状態情報を受信し、前記作成手段は、前記第一受信手段によって受信された前記状態情報によって示される前記変更後の前記接続状態および前記操作状態のうち少なくとも一方に対応する態様の前記表示画像を作成してもよい。これによって会議支援装置は、通信端末を使用するユーザの遠隔会議への参加の可能性の程度が変化した場合、変化に応じて表示画像を切り替えることができる。これによって通信端末のユーザは、遠隔会議への参加の可能性の変化の様子を容易に把握することができる。
第一態様において、前記作成手段は、前記接続状態および前記操作状態のうち少なくとも一方と前記態様とが対応付けられて記憶手段に記憶されたテーブルを参照することによって、前記第一受信手段によって受信された前記状態情報によって示される前記接続状態および前記操作状態のうち少なくとも一方に対応する前記態様の前記表示画像を作成してもよい。これによって会議支援装置は、状態に応じた態様を容易に特定し、表示画像を作成することができる。
本発明の第二態様に係る会議支援装置は、ネットワークを介して通信端末から受信した撮影画像に基づいて表示画像を作成し、前記通信端末に送信することによって、前記通信端末間で実行される遠隔会議を支援する会議支援装置であって、前記遠隔会議に参加する可能性のある前記通信端末が登録された登録情報を参照することによって、前記遠隔会議に参加する可能性のある前記通信端末を特定し、特定された前記通信端末から、前記通信端末に対する撮影部の接続状態、および、前記通信端末に対する操作部の操作状態のうち少なくとも一方の状態を示す状態情報が、前記ネットワークを介して前記会議支援装置に送信された場合に、前記状態情報を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信された前記状態情報に基づき、前記通信端末の前記遠隔会議への参加状態を特定し、特定された前記参加状態毎に異なる態様の画像であって前記通信端末の表示部に表示させることが可能な表示画像を作成する作成手段と、前記作成手段によって作成された前記表示画像を前記通信端末に送信する送信手段とを備えている。第二態様によれば、第一態様と同様の効果を奏することができる。
本発明の第三態様に係る会議支援方法は、通信端末に接続する撮影部の接続状態、および、前記通信端末に接続する操作部の操作状態のうち少なくとも一方の状態を、前記通信端末が検出する検出ステップと、前記検出ステップによって検出された前記接続状態および前記操作状態のうち少なくとも一方を示す状態情報を、前記通信端末が前記ネットワークを介して前記会議支援装置に送信する第一送信ステップと遠隔会議に参加する可能性のある前記通信端末が登録された登録情報に登録された前記通信端末から送信された前記状態情報を、前記ネットワークを介して前記会議支援装置が受信する受信ステップと、前記受信ステップによって受信された前記状態情報によって示される前記接続状態および前記操作状態のうち少なくとも一方に対応する態様であって、前記通信端末の前記遠隔会議への参加状態を認識可能な態様を特定し、特定した前記態様の画像であって前記通信端末の表示部に表示させることが可能な表示画像を前記会議支援装置が作成する作成ステップと、前記作成ステップによって作成された前記表示画像を、前記会議支援装置が前記通信端末に送信する第二送信ステップとを備えている。第三態様によれば、第一態様と同様の効果を奏することができる。
遠隔会議システム1の概要、会議支援装置11および通信端末15の電気的構成を示す図である。 テーブル241を示す図である。 第一表示画像41を示す図である。 第二表示画像42を示す図である。 第三表示画像43を示す図である。 第四表示画像44を示す図である。 第五表示画像45を示す図である。 第六表示画像46を示す図である。 第一端末処理を示すフローチャートである。 第二端末処理を示すフローチャートである。 支援装置メイン処理を示すフローチャートである。 作成処理を示すフローチャートである。
図1を参照し、遠隔会議システム1について説明する。遠隔会議システム1は、画像や音声による会議を遠隔拠点間で行うためのシステムである。遠隔会議システム1は、会議支援装置11および通信端末12、13、14(以下、総称して「通信端末15」ともいう。)を備える。会議支援装置11および通信端末15は、ネットワーク20を介して通信可能に接続する。通信端末15は、カメラ361によって撮影された撮影画像を、ネットワーク20を介して会議支援装置11に送信する。会議支援装置11は、通信端末15から受信した撮影画像を合成し、表示画像を作成する。会議支援装置11は、ネットワーク20を介して通信端末15に表示画像を送信する。通信端末15は、受信した表示画像をディスプレイ37に表示する。通信端末15を使用するユーザは、表示された表示画像を視認することによって、他の通信端末15のユーザの様子を認識しながら遠隔会議を行うことができる。会議支援装置11の例として、多地点接続装置(Multi-point Control Unit、MCU)が挙げられる。通信端末15の例として、周知のPCが挙げられる。
会議支援装置11の電気的構成について説明する。会議支援装置11は、会議支援装置11の制御を司るCPU21を備える。CPU21は、ROM22、RAM23、ハードディスクドライブ(HDD)24、通信インタフェース(以下、「通信I/F」という。)25、およびドライブ装置26と電気的に接続する。ROM22には、ブートプログラムやBIOS等が記憶される。RAM23には、タイマやカウンタ、一時的なデータが記憶される。HDD24には、CPU21の制御プログラムが記憶される。またHDD24には、テーブル241(図2参照)、登録情報、および参加中情報が記憶される。通信I/F25は、ネットワーク20を介して通信端末15と通信を行う。ドライブ装置26は、記憶媒体261に記憶された情報を読み出す。例えば会議支援装置11のセットアップ時、記憶媒体261に記憶された通信プログラムは、ドライブ装置26によって読み出され、HDD24に記憶される。
通信端末15の電気的構成について説明する。通信端末15は、通信端末15の制御を司るCPU31を備えている。CPU31は、ROM32、RAM33、ハードディスクドライブ(HDD)34、通信I/F35、外部インタフェース(以下、「外部I/F」という。)36、ディスプレイ37、スピーカ38、およびマイク39と電気的に接続する。ROM32には、ブートプログラムやBIOS等が記憶される。RAM33には、タイマやカウンタ、一時的なデータが記憶される。HDD34には、CPU31の制御プログラムが記憶される。通信I/F35は、ネットワーク20を介して会議支援装置11と通信を行う。外部I/F36には、カメラ361およびマウス362を接続することができる。
会議支援装置11は、現時点では遠隔会議に参加していないものの、遠隔会議に参加する可能性の高いユーザによって使用される通信端末15を特定する。以下、遠隔会議に参加する可能性の高いユーザによって使用される通信端末15を、単に、「遠隔会議に参加する可能性の高い通信端末15」ともいう。例えば、遠隔会議に遅れて参加する予定の通信端末15や、遠隔会議に参加するための準備が完了している通信端末15は、遠隔会議に参加する可能性の高い通信端末15として特定される。会議支援装置11は、遠隔会議に参加している通信端末15から受信した撮影画像だけでなく、遠隔会議に参加する可能性の高い通信端末15を特定することが可能な画像も併せて合成し、表示画像を作成する。ユーザは、このようにして作成された表示画像を視認することによって、現時点では遠隔会議に参加していないものの遠隔会議に参加する可能性の高いユーザの存在を、遠隔会議に参加中のユーザの様子とともに把握できる。
会議支援装置11のCPU21は、通信端末15の遠隔会議への参加見込みを示す状態(以下、「参加状態」という。)を、以下の状態(1)〜(3)に基づいて特定する。
(1)マウス362の操作状態
(2)カメラ361の接続状態
(3)会議支援装置11および通信端末15の通信状態
状態(1)を例に挙げて具体的に説明する。例えば、現時点で遠隔会議に参加していない通信端末15に接続されたマウス362を介して、ユーザが操作を実行している場合を想定する。この場合ユーザは、マウス362によって遠隔会議に参加するための操作を行っている可能性がある。従って会議支援装置11のCPU21は、通信端末15の参加状態が、遠隔会議に参加する可能性が高い状態であると判断する。一方、例えば、マウス362による操作が中断した状態が継続している場合を想定する。この場合ユーザは、通信端末15の使用を中止していたり、離席していたりする可能性がある。従ってCPU21は、通信端末15の参加状態として、遠隔会議に参加する可能性が低い状態であると判断する。
状態(2)を例に挙げて具体的に説明する。例えば、現時点で遠隔会議に参加していない通信端末15にカメラ361が接続されている場合を想定する。この場合ユーザは、遠隔会議に参加する準備を完了させている可能性がある。従ってCPU21は、通信端末15の参加状態が、遠隔会議に参加する可能性が高い状態であると判断する。一方、例えば、通信端末15にカメラ361が接続されていない場合を想定する。この場合ユーザは、遠隔会議に参加する意志がない可能性がある。従ってCPU21は、通信端末15の参加状態として、遠隔会議に参加する可能性が低い状態であると判断する。
状態(3)を例に挙げて具体的に説明する。例えば、現時点で遠隔会議に参加していない通信端末15と会議支援装置11との通信が可能な状態である場合を想定する。この場合通信端末15は、会議支援装置11との間で撮影画像および表示画像の通信を行うことによって遠隔会議を直ぐに行うことが可能な状態にある。従ってCPU21は、通信端末15の参加状態が、遠隔会議に参加する可能性が高い状態であると判断する。一方、通信端末15と会議支援装置11との通信が不可能な状態である場合を想定する。この場合、通信端末15の電源がOFFしているか、または、通信端末15がネットワーク20に接続していない可能性がある。これらの状態では、通信端末15は遠隔会議に参加することができない。従ってCPU21は、通信端末15の参加状態として、遠隔会議に参加する可能性が低い状態であると判断する。
会議支援装置11は、状態(1)〜(3)に基づいて判断した通信端末15の参加状態に応じて異なる表示画像の態様(第二表示態様〜第六表示態様)を、HDD24に記憶されたテーブル241(図2参照)を参照することによって特定する。図2を参照し、テーブル241について説明する。テーブル241では、上述した状態(1)〜(3)をより詳細に特定した状態(a)〜(e)、および、遠隔会議に参加中の通信端末15を示す状態(0)に、表示画像の態様を示す第一表示態様〜第六表示態様が対応付けられている。CPU21は、状態(a)〜(e)の組み合わせや、通信端末15が遠隔会議に参加中であるか否かに応じて、対応する態様を特定する。CPU21は、特定した態様に基づいて表示画像を作成する。
図2では、第一表示態様に対応する状態(0)「遠隔会議参加中」として「○」が表記され、状態(a)〜(e)として「any」が表記されている。このことは、遠隔会議に参加中の通信端末15から撮影画像が受信された場合((0)/○)に、状態(a)〜(e)の組み合わせに依らず((a)〜(e)/any)、常に第一表示態様の表示画像が作成されることを示している。
図3を参照し、第一表示態様の表示画像の一例である、第一表示画像41について説明する。第一表示画像41は、遠隔会議に参加中の通信端末12、13、14(図1参照)から撮影画像が受信された場合に作成される表示画像である。第一表示画像41では、ディスプレイ37の表示領域の横方向に並べられた表示枠51、52、53内に、撮影画像61、62、63が表示されている。撮影画像61、62、63は、それぞれ、通信端末12、13、14から受信した撮影画像に対応する。表示枠51、52、53は、同一大きさで、ディスプレイ37の表示領域の横方向に均等に並べられている。表示枠51、52、53の横方向の長さは、ディスプレイ37の横方向の長さの略1/3である。このため、表示枠51、52、53内に表示される撮影画像61、62、63は十分大きい。第一表示画像41を視認したユーザは、撮影画像61、62、63で示される通信端末12、13、14のユーザを、遠隔会議に参加中のユーザとして明確に認識できる。
また図2では、第二表示態様に対応する状態(0)(b)(c)として「×」が表記され、状態(a)「操作中」、(d)「カメラ接続」、(e)「通信可」として「○」が表記されている。このことは、遠隔会議に参加しておらず((0)/×)、マウス362が操作中であり((a)/○)((b)/×)((c)/×)、カメラ361が接続されており((d)/○)、会議支援装置11との通信が可能な((e)/○)通信端末15がある場合に、第二表示態様の表示画像が作成されることを示している。なおこの状態にある通信端末15は、現時点で遠隔会議に参加していないものの、マウス362が操作されている最中であり、且つカメラ361も接続されているので、遠隔会議に参加する可能性が非常に高い。
図4を参照し、第二表示態様の表示画像の一例である、第二表示画像42について説明する。第二表示画像42は、遠隔会議に参加中の通信端末12、13から撮影画像が受信され、遠隔会議に参加していない通信端末14から、撮影画像および状態(1)(2)を示す情報が受信された場合に作成される表示画像である。第二表示画像42は、第一表示画像41(図3参照)と略同一である。第二表示画像42が第一表示画像41と異なる点は、表示枠53内に表示される撮影画像であって通信端末14から受信した撮影画像64の表示濃度が、表示枠51、52内にそれぞれ表示される撮影画像61、62の表示濃度よりも薄い点である。従って、第二表示画像42を視認したユーザは、第一表示画像41と同様、撮影画像61、62で示される通信端末12、13のユーザを、遠隔会議に参加中のユーザとして明確に認識できる。またユーザは、表示枠53で示される通信端末14が遠隔会議に参加していないことを認識できる。更にユーザは、通信端末14が遠隔会議に参加する可能性が非常に高いことを認識できる。
また図2では、第三表示態様に対応する状態(0)(b)(c)(d)として「×」が表記され、状態(a)(e)として「○」が表記されている。このことは、遠隔会議に参加しておらず((0)/×)、マウス362が操作中であり((a)/○)((b)/×)((c)/×)、カメラ361が接続されておらず((d)/×)、会議支援装置11との通信が可能な((e)/○)通信端末15がある場合に、第三表示態様の表示画像が作成されることを示している。なおこの状態にある通信端末15は、現時点で遠隔会議に参加していないものの、マウス362が操作されている最中であるため、遠隔会議に参加する可能性が高い。
図5を参照し、第三表示態様の表示画像の一例である、第三表示画像43について説明する。第三表示画像43は、遠隔会議に参加中の通信端末12、13から撮影画像が受信され、遠隔会議に参加していない通信端末14から、状態(1)(2)を示す情報が受信された場合に作成される表示画像である。なおこの前提は、後述する第四表示画像44(図6参照)、第五表示画像45(図7参照)の場合についても同様である。第三表示画像43は、第一表示画像41(図3参照)と略同一である。第三表示画像43が第一表示画像41と異なる点は、表示枠53内に撮影画像が表示されない点である。従って、第三表示画像43を視認したユーザは、遠隔会議に参加中の通信端末12、13のユーザを明確に認識できる。またユーザは、表示枠53に対応する通信端末14が遠隔会議に参加していないことを認識できる。更にユーザは、通信端末14が遠隔会議に参加する可能性が高いことを認識できる。
また図2では、第四表示態様に対応する状態(0)(a)(c)として「×」が表記され、状態(b)「操作中断(B時間)」(e)として「○」が表記され、状態(d)として「any」が表記されている。このことは、遠隔会議に参加しておらず((0)/×)、マウス362の操作がB時間以下の範囲で中断しており((a)/×)((b)/○)((c)/×)、会議支援装置11との通信が可能な((e)/○)通信端末15がある場合に、カメラ361が通信端末15に接続されているか否かに関わらず((d)/any)、第四表示態様の表示画像が作成されることを示している。なおこの状態にある通信端末15は、現時点で遠隔会議に参加しておらず、マウス362の操作もB時間未満の範囲で中断しているため、会議に参加する可能性は低い。
図6を参照し、第四表示態様の表示画像の一例である、第四表示画像44について説明する。第四表示画像44は、第三表示画像43(図5参照)と略同一である。第四表示画像44が第三表示画像43と異なる点は、通信端末14に対応する表示枠として、表示枠53(図5参照)の代わりに、点滅する表示枠54が設けられる点である。従って、第四表示画像44を視認したユーザは、遠隔会議に参加中の通信端末12、13のユーザを明確に認識できる。またユーザは、表示枠54に対応する通信端末14が遠隔会議に参加していないことを認識できる。更にユーザは、通信端末14が遠隔会議に参加する可能性が低いことを認識できる。
また図2では、第五表示態様に対応する状態(0)(a)(b)として「×」が表記され、状態(c)「操作中断(A時間)」(e)として「○」が表記され、(d)として「any」が表記されている。このことは、遠隔会議に参加しておらず((0)/×)、接続されたマウス362の操作がB時間以上A時間以下の範囲で中断しており((a)/×)((b)/×)((c)/○)、会議支援装置11との通信が可能な((e)/○)通信端末15がある場合に、カメラ361が通信端末15に接続されているか否かに関わらず((d)/any)、第五表示態様の表示画像が作成されることを示している。なおこの状態にある通信端末15は、現時点で遠隔会議に参加しておらず、マウス362の操作もB時間以上A時間未満の範囲で中断しているため、遠隔会議に参加する可能性は非常に低い。
図7を参照し、第五表示態様の表示画像の一例である、第五表示画像45について説明する。第五表示画像45は、第三表示画像43(図5参照)と略同一である。第五表示画像45が第三表示画像43と異なる点は、通信端末14に対応する表示枠として、表示枠53(図5参照)の代わりに、他の表示枠51、52よりも小さい表示枠55が設けられる点である。従って、第五表示画像45を視認したユーザは、遠隔会議に参加中の通信端末12、13のユーザを明確に認識できる。またユーザは、表示枠55に対応する通信端末14が遠隔会議に参加していないことを認識できる。更にユーザは、通信端末14が遠隔会議に参加する可能性が非常に低いことを認識できる。
また図2では、第六表示態様に対応する状態(0)(e)として「×」が表記され、状態(a)〜(e)として「any」が表記されている。このことは、遠隔会議に参加しておらず((0)/×)、会議支援装置11と通信を行うことができない((e)/×)通信端末15がある場合、(a)〜(e)の組み合わせに依らず((a)〜(e)/any)、第六表示態様の表示画像が作成されることを示している。なおこの状態にある通信端末15は、現時点で遠隔会議に参加しておらず、会議支援装置11との通信もできない状態であるため、遠隔会議に参加する可能性は最も低い。
図8を参照し、第六表示態様の表示画像の一例である、第六表示画像46について説明する。第六表示画像46は、遠隔会議に参加中の通信端末12、13から撮影画像が受信され、遠隔会議に参加していない通信端末14から、状態(1)(2)を示す情報が受信することができない場合を想定している。第六表示画像46では、ディスプレイ37の表示領域の横方向に並べられた表示枠51、52内に、撮影画像61、62が表示されている。通信端末14に対応する表示枠は表示されない。従って、第六表示画像46を視認したユーザは、撮影画像61、62で示される通信端末12、13のユーザを、遠隔会議に参加中のユーザとして明確に認識できる。またユーザは、遠隔会議に参加する可能性の高い通信端末15が他に存在しないことを認識できる。
以上のように、会議支援装置11のCPU21は、(1)(2)で示した通信端末15の状態、および、(3)で示した通信端末15との通信状態に基づき、通信端末15の参加状態を特定する。これによってCPU21は、遠隔会議に参加中のユーザ(以下、「参加ユーザ」ともいう。)が使用する通信端末15だけでなく、現時点では遠隔会議に参加していないものの遠隔会議に参加する可能性の高いユーザ(以下、「予定ユーザ」という。)の使用する通信端末15を認識することが可能となる。従って会議支援装置11は、参加ユーザの通信端末15および予定ユーザの通信端末15を把握することが可能な態様の表示画像(第一表示画像41〜第六表示画像46)を作成し、通信端末15に送信することができる。通信端末15のユーザは、ディスプレイ37に表示される表示画像を視認することによって、遠隔会議に参加中の通信端末15と、現時点では遠隔会議に参加していないものの遠隔会議に参加する可能性の高い通信端末15とを把握することが容易に可能となる。ユーザは、参加ユーザの様子だけでなく予定ユーザの存在を認識できる。
またCPU21は、遠隔会議に参加していない通信端末15が遠隔会議に参加する可能性に応じ、作成する表示画像の態様を切り替えることができる。これによってユーザは、遠隔会議に参加していない通信端末15における遠隔会議への参加の可能性を、表示画像を視認することによって認識できる。
図9および図10を参照し、通信端末15のCPU31によって実行される処理(第一端末処理、および第二端末処理)について説明する。第一端末処理および第二端末処理は、通信端末15の電源がONされた場合に、HDD34の制御プログラムをCPU31が実行することによって開始される。CPU31は、第一端末処理および第二端末処理を並列して実行する。
図9を参照し、第一端末処理について説明する。CPU31は、外部I/F36(図1参照)に接続したマウス362(図1参照)の操作状態を検出する(S1)。操作状態は、マウス362が操作されている状態であるか否かを示す。CPU31は、カメラ361(図1参照)の接続状態を検出する(S3)。接続状態は、外部I/F36にカメラ361が接続されている状態であるか否かを示す。CPU31は、S1で検出した操作状態、およびS3で検出した接続状態を含む情報(以下、「状態情報」という。)を、ネットワーク20を介して会議支援装置11に送信する(S5)。
CPU31は、通信端末15の電源がOFFされたかを判断する(S7)。通信端末15の電源がOFFされていない場合(S7:NO)、継続して状態情報を会議支援装置11に送信するために、処理はS1に戻る。一方、通信端末15の電源がOFFされた場合(S7:YES)、第一端末処理は終了する。
図10を参照し、第二端末処理について説明する。CPU31は、外部I/F36にカメラ361が接続されているか判断する(S21)。カメラ361が接続されている場合(S21:YES)、CPU31は、カメラ361によって撮影された撮影画像を取得する(S23)。CPU31は、取得した撮影画像を、ネットワーク20を介して会議支援装置11に送信する(S25)。処理はS27に進む。一方、カメラ361が接続されていない場合(S21:NO)、処理はS27に進む。
CPU31は、通信端末15が遠隔会議に参加している状態であるか判断する(S27)。通信端末15が遠隔会議に参加している場合(S27:YES)、CPU31は、マイク39(図1参照)を介して集音される音声を取得する(S29)。CPU31は、取得した音声を、ネットワーク20を介して会議支援装置11に送信する(S30)。CPU31は、会議支援装置11から送信された表示画像を受信したか判断する(S31)。表示画像が受信されていない場合(S31:NO)処理はS33に進む。一方CPU31は、会議支援装置11から送信された表示画像を受信した場合(S31:YES)、受信した表示画像をディスプレイ37に表示する(S32)。処理はS33に進む。一方、通信端末15が遠隔会議に参加していない状態である場合(S27:NO)、処理はS33に進む。
CPU31は、通信端末15の電源がOFFされたかを判断する(S33)。通信端末15の電源がOFFされていない場合(S33:NO)、継続して撮影画像および音声を会議支援装置11に送信するために、処理はS21に戻る。一方、通信端末15の電源がOFFされた場合(S33:YES)、第二端末処理は終了する。
図11および図12を参照し、会議支援装置11のCPU21によって実行される支援装置メイン処理について説明する。支援装置メイン処理は、通信端末15間で遠隔会議が開始された場合、HDD34の制御プログラムをCPU21が実行することによって開始される。
CPU21は、HDD24に記憶された登録情報を参照し、遠隔会議に参加することが可能な通信端末15(以下、「登録端末」ともいう。)のIDを取得する(S41)。ここで、「遠隔会議に参加することが可能な通信端末15」とは、遠隔会議への参加が許可されている通信端末15のことを示す。即ちCPU21は、遠隔会議の開催に際し、会議への参加を招待する通信端末15を予め定める。登録情報には、遠隔会議への参加を招待した全ての通信端末15が登録される。登録情報として、通信端末15のIDが記憶される。CPU21は、登録情報に登録されたIDの通信端末15から、遠隔会議への参加要求を受け付けた場合、この通信端末15が遠隔会議に参加することを許可し、表示画像の送信を開始する。一方、CPU21は、受け付けた参加要求を送信した通信端末15のIDが登録情報に登録されていない場合、この通信端末15が遠隔会議に参加することを禁止する。なお登録情報は、会議支援装置11の管理者が会議支援装置11に対して直接入力した情報に基づいて作成されても良いし、通信端末15から登録要求を受信した場合に作成されてもよい。
CPU21は、HDD24に記憶された参加中情報を参照し、遠隔会議に参加中の通信端末15(以下、「参加中端末」ともいう。)のIDを取得し(S42)、RAM23に記憶する。参加中情報は、遠隔会議に参加中の通信端末15のIDが記憶された情報である。CPU21は、遠隔会議への参加要求を受け付けた通信端末15に対して参加を許可した場合、参加を許可した通信端末15のIDを、参加中情報として記憶する。
CPU21は、通信端末15から送信された状態情報(S5、図9参照)を受信する(S43)。CPU21は、通信端末15から送信された撮影画像(S25、図10参照)を受信する(S45)。CPU21は、S41で取得したIDの登録端末のすべてから、状態情報を受信したか判断する(S47)。すべての登録端末から状態情報を受信した場合(S47:YES)、処理はS63に進む。一方、登録端末のすべてから状態情報を受信できない場合(S47:NO)。状態情報を受信できない登録端末は、電源がOFFされているか、または、ネットワーク20に接続されていない可能性がある。この場合、CPU21は、状態情報を受信できない登録端末のIDを、ネットワーク20を介して通信を行うことができない通信端末としてRAM23に記憶する(S61)。RAM23に記憶された情報は、会議支援装置11および通信端末15の通信状態(3)として参照される(詳細は後述する)。処理はS63に進む。
CPU21は、表示画像を作成する処理(作成処理、図12参照)を実行する(S63)。図12を参照し、作成処理について説明する。CPU21は、S41(図11参照)で取得した登録端末のIDを順番に選択する。CPU21は、S42(図11参照)で取得したIDによって特定される参加中端末の状態(以下、「参加中状態」ともいう。)(0)、S43(図11参照)で受信した状態情報に含まれる操作状態(1)および接続状態(2)、S61(図11参照)でRAM23に記憶した通信状態(3)に基づき、選択したIDの登録端末の参加状態を判断する。具体的には、CPU21は、参加中状態(0)、操作状態(1)、接続状態(2)、および通信状態(3)を、テーブル241(図2参照)の状態(0)〜(3)((0)(a)〜(d))に当てはめる(S81)。これによってCPU21は、登録端末の参加状態を認識可能な態様を特定する(S83)。このようにCPU21は、参加中状態(0)、操作状態(1)、接続状態(2)および通信状態(3)に基づいて、登録端末の遠隔会議への参加状態を適切に特定できる。
CPU21は、S81でテーブル241への当てはめを行う場合において、(a)〜(c)に該当するか否かを次のように判断する。CPU21は、受信した状態情報に含まれる操作状態(1)に基づき、マウス362(図1参照)が最後に操作された時刻を示す情報を、RAM23に記憶する。CPU21は、マウス362の操作が行われていない場合、最後にマウス362が操作されてからの経過時間を、マウス362を介した操作が行われていない状態の継続時間として算出する。CPU21は、算出した継続時間を、A時間およびB時間と比較することによって、テーブル241の(a)〜(c)に該当するか否かを判断する。
CPU21は、特定した態様の表示画像を作成するために、表示枠の大きさや点滅の有無、表示枠内に撮影画像を表示させるか否か等を決定する。このようにしてCPU21は、選択したIDの登録端末に対応する表示画像を作成する(S85)。
CPU21は、S41(図11参照)で取得した登録端末のIDのうち、S81〜S85の処理を実行していないIDが残っているか判断する(S87)。処理を実行していないIDが残っている場合(S87:YES)、残りのIDの登録端末の参加状態を判断して表示画像を作成するために、処理はS81に戻る。一方、S41で取得したIDのすべて対してS81〜S85の処理が実行された場合(S87:NO)、処理はS89に進む。
S89において、CPU21は、S85で登録端末毎に作成された表示画像を結合し、ディスプレイ37の表示領域に収まるように大きさを調整する(S89)。これによって、通信端末15のディスプレイ37に表示させることが可能な表示画像の作成は完了する。作成処理は終了し、処理は支援装置メイン処理(図11参照)に戻る。
図11に示すように、作成処理(S63)によって表示画像の作成が終了した後、CPU21は、作成した表示画像を、S42で取得したIDによって示される参加中端末に対して送信する(S65)。参加中端末は、会議支援装置11から送信された表示画像をディスプレイ37に表示する。
CPU21は、S41で登録端末のIDを取得してから所定時間が経過したか判断する(S67)。所定時間が経過していない場合(S67:NO)、S47で状態情報を受信できなかった登録端末から、遅れて送信される状態情報の受信を継続して監視するために、処理はS47に戻る。これによって例えば、通信端末15の電源が途中でONされたり、通信端末15がネットワーク20に接続されたりした場合には、通信端末15から遅れて状態情報が送信され、会議支援装置11において受信される(S47:YES)。この場合、通信端末15の参加状態が変化することになるので、S63で作成される表示画像は切り替わる。このようにCPU21は、通信端末15の参加状態に応じて表示画像を切り替えることができる。一方、所定時間が経過した場合(S67:YES)、処理はS69に進む。
CPU21は、HDD24に記憶された参加中情報を参照し、遠隔会議に参加している通信端末15が2以上存在するか判断する(S69)。遠隔会議に参加している通信端末15が2以上存在している場合、遠隔会議を継続する必要があるので(S69:YES)、処理はS41に戻る。一方、遠隔会議に参加している通信端末が1以下である場合、遠隔会議を継続させる必要はないので(S69:NO)、支援装置メイン処理は終了する。
なお、S1、S3の処理を行うCPU31が本発明の「検出手段」に相当する。S5の処理を行うCPU31が本発明の「第一送信手段」に相当する。S43の処理を行うCPU21が本発明の「第一受信手段」に相当する。S63の処理を行うCPU21が本発明の「作成手段」に相当する。S65の処理を行うCPU21が本発明の「第二送信手段」に相当する。S47の処理を行うCPU21が本発明の「判断手段」に相当する。S25の処理を行うCPU31が本発明の「第三送信手段」に相当する。S31の処理を行うCPU31が本発明の「第二受信手段」に相当する。S32の処理を行うCPU31が本発明の「表示制御手段」に相当する。S45の処理を行うCPU21が本発明の「第三受信手段」に相当する。
なお本発明は上述の実施形態に限定されず、種々の変更が可能である。上述の操作状態(1)は、マウス362の操作状態に限定されない。例えば、通信端末15が備えるキーボードの操作状態であってもよい。また、マウス362やキーボードを介して所定の操作が行われたか否かを、操作状態としてもよい。上述の接続状態(2)は、カメラ361の接続状態に限定されない。例えばマイク361や、遠隔会議に用いられる専用機器の接続状態であってもよい。
上述では、登録端末から状態情報が受信されない場合(S47:NO、図11参照)、会議支援装置11のCPU11は、通信端末15との通信ができないと判断した。CPU21は、別の方法で、通信端末15との通信が可能であるかを判断してもよい。例えばCPU21は、周知の方法(例えばping)によって、通信端末15との通信が可能であるかを判断してもよい。
上述で例示した態様の表示画像(第一表示画像41〜第六表示画像46)は一例であり、本発明はこれらの表示画像に限定されない。例えばCPU21は、通信端末15に接続したマウス362の操作状態に応じ、表示枠の大きさを徐々に変化させてもよい。例えば、マウス362の操作が中断した状態の継続時間が大きくなる程、表示画像に含まれる表示枠の大きさを徐々に小さくしてもよい。また例えばCPU21は、通信端末15に接続したマウス362の操作状態に応じ、表示される撮影画像の表示濃度を徐々に変化させてもよい。例えば、マウス362の操作が中断した状態の継続時間が大きくなる程、表示画像に含まれる撮影画像の表示濃度を徐々に薄くしてもよい。
上述において、CPU21は、通信ができない通信端末15がある場合、この通信端末15に対応する表示枠が表示されない表示画像(第六表示態様)を作成した。これに対してCPU21は、通信ができない通信端末15に対応する表示枠を、遠隔会議に参加中の通信端末15の撮影画像が表示される表示枠よりも小さくしてもよい。また、CPU21は、通信端末15との通信時における通信遅延に応じ、表示枠の大きさを変化させてもよい。例えばCPU21は、通信端末15との通信時における通信遅延が大きくなる程、表示画像に含まれる表示枠の大きさを徐々に小さくしてもよい。
CPU21は、表示画像に含まれる表示枠の大きさを変化させる場合において、通信端末15から撮影画像を受信している場合には、受信した撮影画像の大きさを、表示枠内に収まるように変化させ、表示枠内に表示してもよい。
1 遠隔会議システム
11 会議支援装置
12、13、14、15 通信端末
37 ディスプレイ
361 カメラ
362 マウス

Claims (10)

  1. ネットワークを介して通信可能な会議支援装置および通信端末を備えた遠隔会議システムであって、
    前記通信端末は、
    前記通信端末に対する撮影部の接続状態、および、前記通信端末に接続する操作部の操作状態のうち少なくとも一方の状態を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された前記接続状態および前記操作状態のうち少なくとも一方を示す状態情報を、前記ネットワークを介して前記会議支援装置に送信する第一送信手段と
    を備え、
    前記会議支援装置は、
    遠隔会議に参加することが可能な前記通信端末が登録された登録情報を参照することによって、登録された前記通信端末を特定し、特定された前記通信端末から送信された前記状態情報を、前記ネットワークを介して受信する第一受信手段と、
    前記第一受信手段によって受信された前記状態情報に基づき、前記通信端末の前記遠隔会議への参加状態を特定し、特定された前記参加状態毎に異なる態様の画像であって前記通信端末の表示部に表示させることが可能な表示画像を作成する作成手段と、
    前記作成手段によって作成された前記表示画像を前記通信端末に送信する第二送信手段と
    を備え、
    前記通信端末は更に、
    前記会議支援装置から送信された前記表示画像を受信する第二受信手段と、
    前記第二受信手段によって受信された前記表示画像を前記表示部に表示する表示制御手段と
    を備えたことを特徴とする遠隔会議システム。
  2. 前記会議支援装置は、
    前記ネットワークを介して前記通信端末と通信を行うことが可能か否かを、前記通信端末との通信状態によって判断する判断手段を備え、
    前記第一送信手段は、
    前記判断手段による判断結果に基づき、前記通信端末の前記遠隔会議への参加状態を特定し、特定された前記参加状態毎に異なる態様の前記表示画像を作成することを特徴とする請求項1に記載の遠隔会議システム。
  3. 前記作成手段は、
    前記第一受信手段によって前記操作状態を示す前記状態情報が受信された場合に、受信された前記状態情報によって示される前記操作状態に基づき、前記操作部を介した操作が行われていない状態の継続時間であって、前記操作部が最後に操作されてからの経過時間を示す継続時間を特定し、特定した前記継続時間に応じた態様の前記表示画像を作成することを特徴とする請求項1または2に記載の遠隔会議システム。
  4. 前記作成手段は、
    前記第一受信手段によって前記接続状態を示す前記状態情報が受信された場合に、受信された前記状態情報によって示される前記接続状態に基づき、前記撮影部が前記通信端末に接続されているか否かを特定し、前記撮影部が接続されているか否かによって異なる態様の前記表示画像を作成することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の遠隔会議システム。
  5. 前記通信端末は、
    前記撮影部によって撮影された撮影画像を、前記会議支援装置に対して送信する第三送信手段を備え、
    前記会議支援装置は、
    前記通信端末から送信された前記撮影画像を受信する第三受信手段を備え、
    前記作成手段は、
    前記第三受信手段によって受信された前記撮影画像、または、前記撮影画像を表示する表示枠が、前記状態情報に応じて異なる大きさで表示される前記表示画像を作成することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の遠隔会議システム。
  6. 前記通信端末は、
    前記撮影部によって撮影された撮影画像を、前記会議支援装置に対して送信する第三送信手段を備え、
    前記会議支援装置は、
    前記通信端末から送信された前記撮影画像を受信する第三受信手段を備え、
    前記作成手段は、
    前記第三受信手段によって受信された前記撮影画像、または、前記撮影画像を表示する表示枠が、前記判断手段による判断結果に応じて異なる大きさで表示される前記表示画像を作成することを特徴とする請求項2に記載の遠隔会議システム。
  7. 前記第一送信手段は、
    前記検出手段によって検出された前記接続状態および前記操作状態のうち少なくとも一方が変化した場合に、変化後の前記接続状態および前記操作状態のうち少なくとも一方を示す前記状態情報を前記会議支援装置に送信し、
    前記第一受信手段は、変更後の前記接続状態および前記操作状態のうち少なくとも一方を示す前記状態情報を受信し、
    前記作成手段は、
    前記第一受信手段によって受信された前記状態情報によって示される前記変更後の前記接続状態および前記操作状態のうち少なくとも一方に対応する態様の前記表示画像を作成することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の遠隔会議システム。
  8. 前記作成手段は、
    前記接続状態および前記操作状態のうち少なくとも一方と前記態様とが対応付けられて記憶手段に記憶されたテーブルを参照することによって、前記第一受信手段によって受信された前記状態情報によって示される前記接続状態および前記操作状態のうち少なくとも一方に対応する前記態様の前記表示画像を作成することを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の遠隔会議システム。
  9. ネットワークを介して通信端末から受信した撮影画像に基づいて表示画像を作成し、前記通信端末に送信することによって、前記通信端末間で実行される遠隔会議を支援する会議支援装置であって、
    前記遠隔会議に参加する可能性のある前記通信端末が登録された登録情報を参照することによって、前記遠隔会議に参加する可能性のある前記通信端末を特定し、特定された前記通信端末から、前記通信端末に対する撮影部の接続状態、および、前記通信端末に対する操作部の操作状態のうち少なくとも一方の状態を示す状態情報が、前記ネットワークを介して前記会議支援装置に送信された場合に、前記状態情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信された前記状態情報に基づき、前記通信端末の前記遠隔会議への参加状態を特定し、特定された前記参加状態毎に異なる態様の画像であって前記通信端末の表示部に表示させることが可能な表示画像を作成する作成手段と、
    前記作成手段によって作成された前記表示画像を前記通信端末に送信する送信手段と
    を備えたことを特徴とする会議支援装置。
  10. 通信端末に接続する撮影部の接続状態、および、前記通信端末に接続する操作部の操作状態のうち少なくとも一方の状態を、前記通信端末が検出する検出ステップと、
    前記検出ステップによって検出された前記接続状態および前記操作状態のうち少なくとも一方を示す状態情報を、前記通信端末がネットワークを介して会議支援装置に送信する第一送信ステップと
    遠隔会議に参加する可能性のある前記通信端末が登録された登録情報に登録された前記通信端末から送信された前記状態情報を、前記ネットワークを介して前記会議支援装置が受信する受信ステップと、
    前記受信ステップによって受信された前記状態情報によって示される前記接続状態および前記操作状態のうち少なくとも一方に対応する態様であって、前記通信端末の前記遠隔会議への参加状態を特定し、特定された前記参加状態毎に異なる態様の画像であって前記通信端末の表示部に表示させることが可能な表示画像を前記会議支援装置が作成する作成ステップと、
    前記作成ステップによって作成された前記表示画像を、前記会議支援装置が前記通信端末に送信する第二送信ステップと
    を備えたことを特徴とする会議支援方法。
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