JP5937831B2 - 端末装置、端末装置の制御方法及び端末装置の制御プログラム - Google Patents

端末装置、端末装置の制御方法及び端末装置の制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、例えば通信ネットワーク上でメッセージをやり取りするものに関し、詳細にはワンモーションのタッチ操作のみでメッセージの入力から送信まで完了する仕組みに関するものである。
従来から、例えば軽い挨拶や単なる情報を伝える場合には、電子メールでメッセージを送ることが多い。電子メールを送るには、ユーザは携帯端末に付属のテンキーやタッチパネルを操作して、メッセージの入力から送り先の呼び出し及び送信まで一つ一つ順番に操作しなければならず手間がかかる反面、画面に表示される文字のみではユーザの感情が伝わり難いという欠点があった。さらに携帯端末を操作し難い場所にいる場合には、上述したような操作が煩わしく、メッセージを送る機会を損失する恐れがあった。
このように、利便性の高い電子メールでも伝えたいメッセージを容易に送れなかったり感情が伝わり切らなかったりすることがある。したがって、より簡単な操作で入力や送信をするばかりでなく、感情を備えたメッセージを振動として伝達すること注目されてきた。
そこで伝えたいメッセージを振動で表現したい場合、ディスプレイ上の所定のキーを押した後に携帯電話を振ると、この携帯電話に搭載した加速度センサが加速度を測定し、振り終わった後に再び所定のキーを押すとこの加速度が記憶される発想(例えば特許文献1参照。)が提案されている。
また携帯電話に入力した音声が音声信号に変換され、この音声信号から判定された感情に対応した振動が、音声信号に基づいて出力される音と同時に、振動手段を通じて出力する発想(例えば特許文献2参照。)が提案されている。
さらに音声の周波数や振幅を分析し、これにより得られた周波数や振幅を所定の変換処理により変換し、変換処理後に周波数と振幅により振動体が振動する発想(例えば特許文献3参照。)が提案されている。
特開2006−014141号公報 特開2006−047640号公報 特開平11−196497号公報
しかしながら上述した特許文献1の振動によるメッセージ伝達は、携帯電話を振って加速度を測定する前後においてキー操作が発生するため、手間がかかるばかりでなく操作ミスが発生し易い。
さらに特許文献2及び3で開示されている発明では、感情を込めた音声でなければメッセージ性のある振動に変換することができない。すなわち同じ言葉を発しても、感情に変化が生じると、この変化が音声信号の波形や振幅に如実に反映されてしまうため、違った感情が振動として伝達されてしまう恐れがある。したがって、音声の認識精度や振動への変換精度が高くなければコミュニケーションとして成立し難い。
理想的なコミュニケーションとは、メッセージのキャッチボールを繰り返すことであり、このキャッチボールを実現するには端末装置の簡易な操作性が重要になってくる。しかしながら従来技術においては、音声や振動等のメッセージを入力する工程とこのメッセージの送信先を選択する工程とをそれぞれ別のモーションで行わなければならない。このため、感情を伝えたいという想いを素早くメッセージという形式に変換し難く、送り先にこのメッセージを送信するころには、この感情が薄れてしまうことがある。したがって円滑なコミュニケーションを図り難い。
発明が解決しようとする課題は、端末装置を用いて通信ネットワーク上でメッセージを伝達するサービスにおいて、メッセージの入力から送信までの操作をユーザに手間く行わせて気軽なコミュニケーションを喚起するこある。
上記課題を解決するために、本発明は、メッセージの入力から送信までを端末装置に対する長押し操作で行わせるものである。
発明の第1態様に係る「端末装置」は、メッセージの送信先である他の端末装置と該送信先における該メッセージの出力方法とを指定する長押し操作が検知手段により検知されている間に、該メッセージの作成に資するメッセージ用データを取得する取得手段と、前記長押し操作が前記検知手段により検知されなくなった後に、前記取得手段により取得されたメッセージ用データ又はこれに基づいて作成されるメッセージを、複数の送信先の候補にそれぞれ対応する複数のイメージ情報の表示領域のうち長押し操作の操作対象たる表示領域に対応する送信先に向けて供給する供給手段と、を具備する。
発明の第1態様に係る「端末装置の制御方法」は、メッセージの送信先である他の端末装置と該送信先における該メッセージの出力方法とを指定する長押し操作が検知手段により検知されている間に、該メッセージの作成に資するメッセージ用データを取得する取得ステップと、前記長押し操作が前記検知手段により検知されなくなった後に、前記取得ステップにおいて取得されたメッセージ用データ又はこれに基づいて作成されるメッセージを、複数の送信先の候補にそれぞれ対応する複数のイメージ情報の表示領域のうち長押し操作の操作対象たる表示領域に対応する送信先に向けて供給する供給ステップと、を含む。
発明の第1態様に係る「制御プログラム」は、メッセージの送信先である他の端末装置と該送信先における該メッセージの出力方法とを指定する長押し操作が検知手段により検知されている間に、該メッセージの作成に資するメッセージ用データを取得する取得機能と、前記長押し操作が前記検知手段により検知されなくなった後に、前記取得機能により取得されたメッセージ用データ又はこれに基づいて作成されるメッセージを、複数の送信先の候補にそれぞれ対応する複数のイメージ情報の表示領域のうち長押し操作の操作対象たる表示領域に対応する送信先に向けて供給する供給機能と、を端末装置のコンピュータに実現させる。
本発明の第1態様に係る「端末装置」には、下記の技術的限定を加えてもよい。また、同様の技術的限定を、本発明の第1態様に係る「端末装置の制御方法」及び「制御プログラム」に加えてもよい。
例えば、前記供給手段が、複数の前記出力方法の候補にそれぞれさらに対応する複数のイメージ情報の表示領域のうち前記長押し操作の対象たる表示領域に対応する出力方法に対応付けて、前記メッセージ用データ又は前記メッセージを供給する、という技術的限定を加えてもよい。このとき、前記メッセージの出力方法は、前記送信先に前記メッセージが到達した後に発生し得る所定の事象の発生を条件として決定される前記メッセージの出力タイミングである、という技術的限定をさらに加えてもよい。
また、前記長押し操作は、複数の前記メッセージ用データの入力方法からなる組合せをさらに指定する長押し操作である、という技術的限定を加えてもよい。このとき、前記長押し操作が前記検知手段により検知された際に該長押し操作により指定される前記組合せを構成する複数の入力方法にそれぞれ対応する複数の入力装置をそれぞれオンに切り替えるとともに、前記長押し操作が前記検知手段により検知されなくなった際に前記複数の入力装置をそれぞれオフに切り替える制御手段をさらに具備する、という技術的限定をさらに加えてもよい。
本発明の第2態様に係る「端末装置」は、メッセージの送信先と該メッセージの作成に資するメッセージ用データの入力方法を複数含む組合せとを指定する長押し操作が検知手段により検知されている間に、該メッセージ用データを該複数の入力方法によりそれぞれ取得する取得手段と、前記長押し操作が前記検知手段により検知されなくなった後に、前記取得手段により取得されたメッセージ用データ又はこれに基づいて作成されるメッセージを、複数の送信先の候補にそれぞれ対応する複数のイメージ情報の表示領域のうち該長押し操作の操作対象たる表示領域に対応する送信先に向けて供給する供給手段と、を具備する。
本発明の第2態様に係る「端末装置の制御方法」は、メッセージの送信先と該メッセージの作成に資するメッセージ用データの入力方法を複数含む組合せとを指定する長押し操作が検知手段により検知されている間に、該メッセージ用データを該複数の入力方法によりそれぞれ取得する取得ステップと、前記長押し操作が前記検知手段により検知されなくなった後に、前記取得ステップにおいて取得されたメッセージ用データ又はこれに基づいて作成されるメッセージを、複数の送信先の候補にそれぞれ対応する複数のイメージ情報の表示領域のうち該長押し操作の操作対象たる表示領域に対応する送信先に向けて供給する供給ステップと、を含む。
本発明の第2態様に係る「制御プログラム」は、メッセージの送信先と該メッセージの作成に資するメッセージ用データの入力方法を複数含む組合せとを指定する長押し操作が検知手段により検知されている間に、該メッセージ用データを該複数の入力方法によりそれぞれ取得する取得機能と、前記長押し操作が前記検知手段により検知されなくなった後に、前記取得機能により取得されたメッセージ用データ又はこれに基づいて作成されるメッセージを、複数の送信先の候補にそれぞれ対応する複数のイメージ情報の表示領域のうち該長押し操作の操作対象たる表示領域に対応する送信先に向けて供給する供給機能と、を端末装置のコンピュータに実現させる。
本発明の第2態様に係る「端末装置」には、下記の技術的限定を加えてもよい。また、同様の技術的限定を、本発明の第2態様に係る「端末装置の制御方法」及び「制御プログラム」に加えてもよい。
例えば、前記長押し操作が前記検知手段により検知された際に該長押し操作により指定される前記組合せを構成する複数の入力方法にそれぞれ対応する複数の入力装置をそれぞれオンに切り替えるとともに、前記長押し操作が前記検知手段により検知されなくなった際に前記複数の入力装置をそれぞれオフに切り替える制御手段をさらに具備する、という技術的限定を加えてもよい。
ここで「メッセージ」とは、ワンモーションのタッチ操作(例えば、長押し操作の間に取得されメッセージ用データに基づいて作成される、送信対象となるものを意味する。例えばユーザの音声、この音声を認識して文字に変換したテキスト、キーボードで入力したテキスト、端末装置の振動の加速度を測定した振動データ、カメラで撮影した画像データ又は動画データ、GPS(Global Positioning System)で計測した位置情報、ウェブページのURL(Uniform Resource Locator)、チェック情報が該当する。なお位置情報及びチェック情報は、座標情報、URL、又はテキストで示してもよい。「チェック情報」とは、GPSで計測した位置情報又は所定のウェブサイト若しくは地図アプリケーションに表示される地域に関連する建屋やランドマークを意味し、例えば、地名、公共施設、神社、寺、空港、駅名、駅の出入口名、公園、野球場、サッカー場、百貨店、スーパーマーケット、ショッピングセンター、アウトレットモール、飲食店、遊園地、映画館に限らず、すべてのスポットが該当する。
また「メッセージ用データ」とは、メッセージの作成に資するデータを意味する。例えば音声データ、テキストデータ、振動データ、画像データ又は動画データ、位置データが該当する。
「端末装置」は、所定のプログラムで構成したアプリケーションをインストールできるもの又は所定のウェブブラウザを通じてインターネットサイトにアクセスできるものを意味し、例えばスマートフォン、携帯電話、タブレットPC及びPHS等のモバイル機器ばかりでなく、デスクトップ型やノート型のパーソナルコンピュータや通信ネットワークに接続するゲーム機が該当する。
「情報伝達サーバ」は、端末装置や他の外部サーバと通信ネットワークを介してデータの授受を実行するもので、この外部サーバは、例えば友人や知人と通信ネットワークを介してコミュニケーションを行うソーシャル・ネットワーキング・サービスサーバ(以下、「SNSサーバ」という。)、所定の端末装置を特定するための端末情報を共有するデータベースサーバ、又は所定のデータを記憶するストレージサーバが該当する。
「長押し操作」とは、一定の時間ユーザの指がイメージ情報又はタッチパネル(「検知手段」を構成する要素の一例。)の任意の位置に触れている状態を意味する。なお「一定の時間」は自由に設定可能である。「長押し操作に伴って」とは、例えば長押し操作を開始するタイミングや終了するタイミングが該当する。すなわち、ユーザがイメージ情報等に触れている指を離すことにより、長押し操作は終了する。「長押し操作の間」とは、長押し操作を開始してから終了するまでを意味し、例えば長押し操作の開始後メッセージの記録を開始する前や、記録の終了後このメッセージを送信する前が該当する。
「オブジェクト」とは、端末装置内にあってメッセージをどのように処理するかの判断や指定をするものを意味し、例えば長押し操作が行われたイメージ情報、メッセージの属性、このメッセージの入力方法、このメッセージの送信先、または送信先となった端末装置におけるメッセージの出力方法について判断や指定をする。
「イメージ情報」とは、タッチパネルの画面に表示されるものを意味し、例えばユーザリストに限らず、アイコン、ショートカット、又は所定の画像データが該当する。なおイメージ情報の数は、単数でも複数でもよい。
メッセージ用データの入力方法」とは、メッセージ用データをどのように入力するか指示するものを意味し、例えばマイクロフォン(「入力装置」を構成する要素の一例。)で音声を取ること、音声を認識してテキストに変換すること、加速度センサ(「入力装置」を構成する要素の一例。)で端末装置の振動を測定すること、内向きまたは外向きのカメラ(「入力装置」を構成する要素の一例。)で画像や動画を撮影すること、GPS(「入力装置」を構成する要素の一例。)で位置情報を計測すること、タッチパネルに表示されているウェブページの画面をプリントスクリーンすること、又はこの画面のURLを認識することが該当する。
「メッセージの送信先」は、例えば情報伝達サーバ、他の端末装置、端末装置内の記憶領域、又は通信ネットワークを介して接続する他のデータベースサーバが該当する。この送信先として、他のユーザの端末装置又は情報伝達サーバが選択された場合、送信されるメッセージには、少なくとも送信先情報が付与される。「送信先情報」は、例えば端末装置を有するユーザ固有のユーザID、氏名、住所、電話番号、メールアドレス、SNSのユーザIDが該当する。
「メッセージの出力方法」とは、このメッセージをどのタイミングで出力させるか指示するものを意味し、このタイミングは例えば送信先の端末装置がメッセージを受信した直後、この端末装置がメッセージを受信してから一定時間経過後、この端末装置がスリープ状態から復帰した直後(レジュームしたとき)、特定の日時になったとき、特定の場所に到着したとき、この端末が特定の条件を満たしたとき、受信後一定の時間内に所定の条件を満たしたとき、この端末装置を有するユーザとSNS等で関係を有する他のユーザを含む他人により特定のアクションが発生したときが該当する。「特定のアクション」とは、例えば現在地の変化、業務やプライベートなどの予定の追加や変更、在宅状況の変化、職場などのオフィス内での行動、購買行動、メッセージの投稿が該当する。なお、設定した時間の経過後であっても、例えば端末装置の電源が入っておらずメッセージを受信したことに気づいていない場合は、このメッセージの出力をしなくてもよい。
「音声認識手段」は、例えば通信ネットワークを介して音声を認識しテキストに変換する音声認識サーバと通信するものが該当する。
「端末情報」は、例えば端末装置固有の端末ID、シリアル番号、又は電話番号が該当する。
本発明によれば、ワンモーションのタッチ操作のみでユーザメッセージ素早く送信させることができる
情報伝達システムを実施する場面のイメージ図である。 情報伝達システムのシステム構成図である。 端末装置の機能ブロック図である。 メッセージの入力から送信までのタイミングフローチャートである。 メッセージの受信から出力までのフローチャートである。
以下図1〜図5を参照しつつ、本発明の実施形態における情報伝達システムについて説明する。図1は、この情報伝達システムを使用してメッセージを伝える場面を示す図である。
さて図1に示すように、ユーザAは端末装置1(本発明に係る「端末装置」の一例。)のタッチパネル(「検知手段」を構成する要素の一例。)を操作してユーザリストを呼び出し、このタッチパネルの画面に表示されるユーザリストのうちメッセージを送りたいユーザBに対して長押し操作(「ワンモーションのタッチ操作」の一例。)を行う。この長押し操作の間に、オブジェクトに従って端末装置1はメッセージとしてテキスト及び振動データを取得し記録する。すなわちユーザAは、ユーザリストに指を当てたまま端末装置1に向かって音声を発すると共に、上下方向に振って振動を起こす。そしてユーザAが指を離して長押し操作を終了すると、端末装置1はテキスト及び振動データを情報伝達サーバ2に送信(「供給」の一形態。)する。情報伝達サーバ2は、これらのメッセージに対応付けられたユーザBの送信先情報をキーにしてこれらのメッセージをデータ記憶手段に記憶すると共に、この送信先情報に関連付く端末情報を有するユーザBの端末装置1(「送信先」の一例。)に、メッセージを受信した旨の通知を送信する。この通知を受けたユーザBの端末装置1からの求めに応じて、情報伝達サーバ2から端末装置1に対してメッセージが送信される。
次に、図2を用いて、この情報伝達システムの基本構成について説明する。
図2に示すように、この情報伝達システムは、メッセージを送信する端末装置1と、この端末装置と通信ネットワークNを介して接続する情報伝達サーバ2とで構成されている。
端末装置1は、長押し操作が行われるタッチパネル11a、この長押し操作を検知する画面接触検知手段11b、この画面接触検知手段が検知する長押し操作に伴ってメッセージの記録及び送信を制御するデータ記録制御手段12、情報伝達サーバ2に対してこのメッセージの授受を制御するデータ送受信制御手段13、音声を入力するマイクロフォン14a、この音声を認識してテキストに変換する音声認識手段14b、振動の加速度を測定する加速度センサ15a、この加速度をデジタルな振動データに変換する振動エンコーダ15b、この振動データを復元する振動デコーダ15c、及びこの振動デコーダが復元したデータに基づいて振動する振動デバイス15dを搭載している。なお、図示しない静止画や動画を撮影できるカメラや位置情報を把握するGPS機能を搭載していてもよい。
情報伝達サーバ2は、端末装置1から受信したメッセージを制御するサーバ制御手段21、端末装置1に対してこのメッセージの授受を制御するデータ送受信制御手段22、複数のユーザに付与された送信先情報を記憶する送信先情報DB23、この送信先情報と関連付けて端末装置に付与された端末情報を記憶する端末情報DB24、及びこの端末装置から受信したこのメッセージを記憶するメッセージDB25を備えている。
ここで図3を用いながら、端末装置1及びこの端末装置が搭載する各部の詳細を説明する。
図3に示すように、端末装置1はスマートフォンで、情報伝達サーバ2及び音声認識サーバ3と3G回線や無線LANによるアクセスポイント経由で通信している。この端末装置には、この情報伝達システムを使用する為の専用アプリケーションがインストールしてあり、このアプリケーションの立上によりオブジェクトが起動する。詳細には、タッチパネル11aにイメージ情報を表示する処理、このイメージ情報に対して行われる長押し操作を画面接触検知手段11bで検知する処理、この長押し操作の間にオブジェクトに従ってメッセージとして音声認識手段14bが変換したテキスト及び振動エンコーダ15bが変換した振動データをデータ記録制御手段13で記録する処理とを含むロジックを実行するプログラムである。
またこの専用アプリケーションには、例えば長押し操作の開始後ユーザに音声や振動を発する指示の表示をタッチパネル11aの画面に出力する処理、マイクロフォン14aや加速度センサ15aが音声や振動を入力したり測定したりできる状態にする処理、音声データや振動データを記録できる時間(例えば、10秒)がオーバーしたりユーザが長押し操作を終了したりしたことに伴いこのマイクロフォンや加速度センサが音声や振動を入力したり測定したりしない状態にする処理、又はユーザに対して音声や振動の入力や測定が完了したことを示唆する表示をタッチパネル11aの画面上に出力する処理が含まれてもよい。なお、上記指示や示唆は、画面表示のみならず、音声や振動を出力することで行ってもよい。
タッチパネル11aは、ユーザの指の接触点を同時に二箇所以上多点検知する静電容量方式を有する。タッチパネル11aの画面には、イメージ情報に限らず、長押し操作を行う所定のターゲットが表示される。またタッチパネル11aの画面に対しては、専用アプリケーションの立上操作及びこのアプリケーションの実行操作が行われる。
画面接触検知手段11bは、タッチパネル11aの画面にユーザの指が触れてから一定の時間後に長押し操作の開始を検知して起動し、この指が画面から離れたときに長押し操作の終了を検知するアルゴリズムからなるプログラム又はこのプログラムを組み込んだマイクロチップ等が該当する。
データ記録制御手段12は、長押し操作を検知した画面接触検知手段11bの要求に従い、この長押し操作の間にオブジェクトに従ってメッセージの記録及び送信を制御するアルゴリズムからなるプログラム又はこのプログラムを組み込んだマイクロチップ等が該当する。
詳細には、各オブジェクトには、それぞれコマンドが関連付いており、これらのコマンドは画面接触検知手段11bの要求に従って実行する。このオブジェクトとしては、タッチパネル11aに対して行われる長押し操作の対象となるイメージ情報、送信するメッセージの属性、端末装置1に対するこのメッセージの入力方法、このメッセージの送信先情報、又はこの送信先となった端末装置1におけるこのメッセージの出力方法について判断や指定を行う。
イメージ情報としては、ユーザリストに限らず、アイコン、ショートカット、又は所定の画像データでもよい。なおイメージ情報の数は、単数でも複数でもよい。アイコン等は所定の画像ファイルへのディレクトリパス情報などが仕込まれている。
メッセージとしては、音声を認識して文字に変換したテキストや端末装置の振動の加速度を測定した振動データのみならず、カメラで撮影した画像データ又は動画データ、GPSで計測した位置情報、ウェブページのURL、チェック情報でもよい。なお位置情報及びチェック情報は、座標情報、URL、又はテキストで示してもよい。「チェック情報」としては、GPSで計測した位置情報又は所定のウェブサイト若しくは地図アプリケーションに表示される地域に関連する建屋やランドマークを意味し、例えば、地名、公共施設、神社、寺、空港、駅名、駅の出入口名、公園、野球場、サッカー場、百貨店、スーパーマーケット、ショッピングセンター、アウトレットモール、飲食店、遊園地、映画館に限らず、すべてのスポットが該当する。
メッセージの入力方法としては、マイクロフォン14aで音声を認識すること、この音声を認識してテキストに変換すること、加速度センサ15aで端末装置1の振動を測定することに限らず、内向きまたは外向きのカメラで画像や動画を撮影すること、GPSで位置情報を計測すること、タッチパネル11aに表示されているウェブページの画面をプリントスクリーンすること、又はこの画面のURLを認識することでもよい。
メッセージの送信先は、他のユーザの端末装置1に限らず、情報伝達サーバ2、端末装置1内の記憶領域、又は通信ネットワークを介して接続する他のデータベースサーバでもよい。 メッセージの送信先が他のユーザの端末装置1や情報伝達サーバ2の場合、このユーザの送信先情報や、端末装置1又は情報伝達サーバ2のドメイン或いはIPアドレス等を付与するとことが好ましい。
メッセージの出力方法としては、送信先の端末装置1がメッセージを受信した直後のみならず、この端末装置がメッセージを受信してから一定時間経過後、この端末装置がスリープ状態から復帰した直後(レジュームしたとき)、特定の日時になったとき、特定の場所に到着したとき、この端末が特定の条件を満たしたとき、受信後一定の時間内に所定の条件を満たしたとき、この端末装置を有するユーザとSNS等で関係を有する他のユーザを含む他人により特定のアクションが発生したときでもよい。「特定のアクション」とは、例えば現在地の変化、業務やプライベートなどの予定の追加や変更、在宅状況の変化、職場などのオフィス内での行動、購買行動、メッセージの投稿が該当する。なお、設定した時間の経過後であっても、例えば端末装置の電源が入っておらずメッセージを受信したことに気づいていない場合は、このメッセージの出力をしなくてもよい。
なおユーザの任意でオブジェクトを設定できるようにしてもよい。送信先の端末装置1が受信したメッセージの出力方法の選択ロジックは、例えば出力方法毎に所定のIDを振り分け、所望の出力方法を選択するとメッセージにこのIDが付与されるというものである。
データ送受信制御手段13は無線用の送受信機で、データ記録制御手段12の要求に従って、記録したメッセージの情報伝達サーバ12への送信、及びこの情報伝達サーバから送られたメッセージの受信を行う。
マイクロフォン14aは、データ記録制御手段12の要求に従って、ユーザが発した音声を入力する。また音声認識手段14bは、マイクロフォン14aが入力した音声を、音声認識サーバを介してテキストに変換するアルゴリズムからなるプログラム又はこのプログラムを組み込んだマイクロチップ等が該当する。
加速度センサ15aは、データ記録制御手段12の要求に従って、ユーザが端末情報1に与えた振動の加速度を測定する。振動エンコーダ15bは、加速度センサ15aが測定した加速度をデジタルな数列の振動データに変換する。また振動デコーダ15cは、データ送受信制御手段13が受信した振動データをアナログに復元する。振動デバイス15dは端末装置用バイブレーションで、振動デコーダ15cが復元したデータに基づいて振動する。なお復元した振動データに閾値を設定し、この閾値でON・OFF制御することにより振動デコーダ15cが三三七拍子等リズミカルに駆動するようにしてもよい。
情報伝達サーバ2は、SNSサーバや他のデータベースサーバと送信先情報や端末情報を共有している。情報伝達サーバ2を使用するには事前登録が必要で、ユーザはそれぞれ所有する登録した固有のID情報やパスワードを入力して接続する。
サーバ制御手段21は、メッセージの記憶や呼び出し、このメッセージの送信、及び他のユーザの端末装置1への通知を制御するアルゴリズムからなるプログラム又はこのプログラムを組み込んだマイクロチップ等が該当する。
データ送受信制御手段22は無線用の送受信機で、サーバ制御手段21の要求に従って端末装置1に記憶してあるメッセージの送信、及びこの端末装置から送られてきたメッセージの受信を行う。なお、端末装置1に対してメッセージを送る前に、このメッセージを端末装置から受信しメッセージDB25に格納している旨の通知を送信してもよい。
送信先情報DB23はユーザの属性情報を記憶しているストレージで、例えばユーザ固有のユーザIDやSNSのユーザID、氏名、住所、又は電話番号の他、ハンドルネームやプロフィール画像を記憶している。端末情報DB24は端末装置の属性情報を記憶しているストレージで、例えば端末装置固有の端末ID、シリアル番号、又は電話番号の他、製造番号や型番を記録している。送信先情報DB23及び端末情報DB24は、送信先情報及び端末情報を記憶している外部のストレージサーバと通信ネットワークNを介して連動している。メッセージDB25は、それぞれのユーザのメッセージを記憶しているストレージである。
なお端末装置1には、音声認識手段14bで変換したテキストの記憶領域であるテキストストレージが内蔵されており、長押し操作の終了に伴いデータ記録制御手段12の要求に従ってこのテキストストレージに記憶してもよい。また振動エンコーダ15bで数列化した振動データを記憶しておく振動データストレージが内蔵されており、長押し操作の終了に伴いデータ記録制御手段12の要求に従ってこの振動データストレージに記憶してもよい。
さらに、データ記録制御手段12の要求に従って上記テキストストレージからテキストを呼び出し、タッチパネル11aの画面にこのテキストを表示するタイミングを、ユーザ任意に設定してもよい。データ記録制御手段12の要求に従って上記振動データストレージから振動データを呼び出し、振動デコーダ15cを介して振動デバイス15dで復元するタイミングを、ユーザ任意に設定してもよい。
端末装置1及び情報伝達サーバ2は、周知のコンピュータ装置であり、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access
Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、サウンドカード、アンプ、A/D(Analog-to Digital)コンバータ、D/A(Digital-to
Analog)コンバータ、モデム、DSP(Digital Signal Processor)、タイマーボード、キーボード、ディスプレイ、カメラ及び各入出力装置等情報処理を行う上で必要なハードウェアを漏れなく有し、各種の制御や情報処理はこれらのハードウェアが連関して行う。また端末装置1及び情報伝達サーバ2には、それぞれ所定のOS(Operating
System)、ミドルウェア、及びアプリケーションソフトが組み込まれ又はインストールされている。情報伝達サーバ2は、インターネット回線に限らず、例えばLANケーブルで直接接続する構成や社内ネットワーク回線を通じて接続する構成のいずれも該当する。タッチパネル11aは、抵抗膜方式、表面弾性方式、赤外線方式、又は電磁誘導方式のものでもよい。
次に、図1乃至図4を用いてこの情報伝達システムの基本的な動作を説明する。図4は、ユーザAが端末装置1に対して発した音声及び振動を入力して情報伝達サーバ2に送信するまでの流れを示す。
図4に示すように、ユーザAは、専用アプリケーションを立ち上げ、端末装置1のタッチパネル11aの画面に表示されるユーザリストに指を当てて長押しを開始し、一定の時間後に画面接触手段11bがこの長押しを長押し操作として認識する(S410)。ユーザAの長押し操作によりオブジェクトに関連するコマンドが実行し、このオブジェクトをデータ記録制御手段12に通知する。すなわちこのオブジェクトには、メッセージとしてテキスト及び振動データ、このメッセージの送信先としてユーザB、テキスト及び振動データの入力方法としてマイクロフォン14a及び加速度センサ15a、これらのメッセージの出力方法としてユーザBの端末装置がテキスト及び振動データを受信した直後という情報が含まれている。そこでデータ記録制御手段12は、画面接触手段11bの要求に従って、上記オブジェクトからテキスト及び振動データの記録方法を判断する(S420)。マイクロフォン14a及び加速度センサ15aは、データ記録制御手段12の要求に従ってテキスト及び振動データの記録をそれぞれ開始する(S430−1、S430−2)。
タッチパネル11aの画面には、音声及び振動の発生を促す文字や画像による指示が表示される。この指示を見たユーザAは、マイクロフォン14aに音声を発して入力すると、データ記録制御手段12の要求に従って音声認識手段14bが音声認識サーバ3を介して音声をテキストに変換する(S440−1)。さらにユーザAは、端末装置1を上下方向に揺さぶって加速度センサ15aで加速度を測定すると、データ記録制御手段12の要求に従って振動エンコーダ15bがこの加速度をデジタルな数列の振動データに変換する(S440−2)。その後、ユーザAが長押し操作を終了し、画面接触手段11bが長押し操作の終了を検知すると、データ記録制御手段12の要求に従ってテキスト及び振動データの記録が完了する(S450)。
音声認識手段14b及び振動エンコーダ15bがそれぞれ変換したテキスト及び振動データには、データ記録制御手段12により上記オブジェクトに従ってメッセージの送信先であるユーザBのユーザIDが付与される(S460)。データ記録制御手段12は、ユーザIDが付与されたテキスト及び振動データをデータ送受信制御手段13に供給する(S470)。
なおユーザAは、タッチパネル11aの画面に他のイメージ情報を表示する操作をしてもよい。またタッチパネ11aルの画面に複数のイメージ情報が羅列するアプリケーションを起動して表示する操作をしてもよい。
図5は、ユーザBの端末装置1がテキスト及び振動データを受信し、このテキスト及び振動データを出力するまでの流れを示す。
図5に示すように、情報伝達サーバ2のデータ送受信制御手段22は、ユーザAの端末装置1のデータ送受信制御手段13が送信したテキスト及び振動データを受信し、メッセージDB25に記憶する(S510)。サーバ制御手段21は、受信したテキスト及び振動データに付与されたユーザIDと、端末情報DB24が記憶するユーザBの端末装置の端末IDに関連付くユーザIDとを紐付けて上記端末IDを割り出す(S520)。その後、サーバ制御手段21の要求に従いデータ送受信制御手段22は割り出した端末IDを用いて、ユーザBの端末装置1にテキスト及び振動データを受信した旨の通知を送信する(S530)。ユーザBの端末装置1が上記通知に基づいて情報伝達サーバ2にアクセスすると、サーバ制御手段21がメッセージDB25からテキスト及び振動データを呼び出し、データ送受信制御手段22がユーザBの端末装置1にこのテキスト及び振動データを送信することでユーザBはメッセージを取得する(S540)。そしてテキスト及び振動データを受信した直後に、ユーザBの端末装置1のタッチパネル11aの画面にこのテキストが表示されると共に、この振動データが振動デコーダ15cで復元され振動デバイス15dが振動する(S550)。
したがって、この情報伝達システムは、ユーザAがタッチパネル11aの画面に表示されるイメージ情報を長押し操作する間に、データ記録制御手段12がこのオブジェクトに従ってテキスト及び振動データを記録し、画面接触検知手段11bがこの長押し操作の終了を検知した場合、このデータ記録制御手段の要求に従って、データ送受信制御手段13がこのテキスト及び振動データを情報伝達サーバ2に送信することにより、極めて簡単なワンモーションのキー操作のみでユーザAが伝えたいと想った感情をメッセージとして素早く送信することができる。したがって気軽なコミュニケーションを喚起し、複数のユーザ同士で感情のキャッチボールをリアルタイムに行うことができるばかりでなく、ユーザAの感情を文字と振動両方で伝えることができ、コミュニケーションの質が向上する。
またメッセージとしては、テキストや振動ばかりでなく、カメラで撮影した画像データや動画データ、GPSで計測した位置情報、ウェブページのURL、チェック情報でもよく、ユーザは様々な形で感情や状況を伝達することができる。例えば、端末装置1の専用のアプリケーションを介して地図アプリケーションを起動し、この地図アプリケーションに表示されるGPSで計測した自分の所在地に対して長押し操作することにより、送信先の端末装置にはこの所在地を表すURLや座標情報が通知される。したがって、メッセージをそれぞれ組み合わせることで、より好適にメッセージを相手に伝えることができる。また地域情報を掲載するウェブサイトや地図アプリーションに表示されるこの地域に関連する建屋やランドマークに対して長押し操作することにより、送信先の端末装置にはチェック情報が通知される。これにより、例えば端末装置を有するユーザ同士で待ち合わせ場所や会合の開催場所を手間無く共有することができる。
またオブジェクトには、テキストや振動の送信先での出力方法が含まれ、このオブジェクトに応じてこのテキストや振動の出力方法がコントロールされることにより、ユーザAはメッセージを伝えたいタイミングを自ら設定することができる。したがってメッセージを受け取ったユーザBはこのユーザの感情をより的確に把握することができる。
またテキストや振動の出力方法をコントロールする方法としては、このテキストや振動データを出力するタイミングを制御することにより、それぞれのメッセージの特徴に合わせて好適にこのメッセージを相手に伝えることができる。
またユーザAが送信したテキスト及び振動データには、このテキスト及び振動データの送り先となるユーザBのユーザIDが付与されている。そこで情報伝達サーバ2では、このテキスト及び振動データに付与されたユーザIDと、端末情報DB24が記憶する端末IDに関連付くユーザIDとが紐付いて管理されているため、このテキスト及び振動データはこの端末情報をキーにしてユーザBの端末装置1に送信される。したがって、ユーザAは一度に複数のテキスト及び振動データを送信できると共に、情報伝達サーバ2で複数人分のテキスト及び振動データを管理することができる。
さらにユーザBの端末装置1がテキスト及び振動データを受信すると、このテキストがタッチパネル11aの画面に表示されると共に、この振動データが振動デコーダ15cで復元され振動デバイス15dが振動することにより、ユーザBは双方のメッセージを視覚及び触覚で受け取ることができる。
本発明における情報伝達システム、情報伝達方法、情報伝達プログラム、情報伝達端末装置、及び情報伝達端末装置のプログラムは、SNSにおけるコミュニケーションツールとしてばかりでなく、オンラインゲーム、医療や介護、及び製造業に関する産業に広く利用可能である。
1 端末装置
11a タッチパネル
11b 画面接触手段
12 データ記録手段
13 データ送受信手段
2 情報伝達サーバ

Claims (10)

  1. メッセージの送信先である他の端末装置と該送信先における該メッセージの出力方法とを指定する長押し操作が検知手段により検知されている間に、該メッセージの作成に資するメッセージ用データを取得する取得手段と、
    前記長押し操作が前記検知手段により検知されなくなった後に、前記取得手段により取得されたメッセージ用データ又はこれに基づいて作成されるメッセージを、複数の送信先の候補にそれぞれ対応する複数のイメージ情報の表示領域のうち長押し操作の操作対象たる表示領域に対応する送信先に向けて供給する供給手段と、
    を具備する端末装置。
  2. 前記供給手段が、複数の前記出力方法の候補にそれぞれさらに対応する複数のイメージ情報の表示領域のうち前記長押し操作の対象たる表示領域に対応する出力方法に対応付けて、前記メッセージ用データ又は前記メッセージを供給する、
    請求項に記載の端末装置。
  3. 前記メッセージの出力方法は、前記送信先に前記メッセージが到達した後に発生し得る所定の事象の発生を条件として決定される前記メッセージの出力タイミングである、
    請求項又は請求項に記載の端末装置。
  4. 前記長押し操作は、複数の前記メッセージ用データの入力方法からなる組合せをさらに指定する長押し操作である、
    請求項から請求項までのいずれか一項に記載の端末装置。
  5. メッセージの送信先と該メッセージの作成に資するメッセージ用データの入力方法を複数含む組合せとを指定する長押し操作が検知手段により検知されている間に、該メッセージ用データを該複数の入力方法によりそれぞれ取得する取得手段と、
    前記長押し操作が前記検知手段により検知されなくなった後に、前記取得手段により取得されたメッセージ用データ又はこれに基づいて作成されるメッセージを、複数の送信先の候補にそれぞれ対応する複数のイメージ情報の表示領域のうち長押し操作の操作対象たる表示領域に対応する送信先に向けて供給する供給手段と、
    を具備する端末装置。
  6. 前記長押し操作が前記検知手段により検知された際に該長押し操作により指定される前記組合せを構成する複数の入力方法にそれぞれ対応する複数の入力装置をそれぞれオンに切り替えるとともに、前記長押し操作が前記検知手段により検知されなくなった際に前記複数の入力装置をそれぞれオフに切り替える制御手段をさらに具備する、
    請求項4又は請求項5に記載の端末装置。
  7. メッセージの送信先である他の端末装置と該送信先における該メッセージの出力方法とを指定する長押し操作が検知手段により検知されている間に、該メッセージの作成に資するメッセージ用データを取得する取得ステップと、
    前記長押し操作が前記検知手段により検知されなくなった後に、前記取得ステップにおいて取得されたメッセージ用データ又はこれに基づいて作成されるメッセージを、複数の送信先の候補にそれぞれ対応する複数のイメージ情報の表示領域のうち長押し操作の操作対象たる表示領域に対応する送信先に向けて供給する供給ステップと、
    を含む、端末装置の制御方法。
  8. メッセージの送信先である他の端末装置と該送信先における該メッセージの出力方法とを指定する長押し操作が検知手段により検知されている間に、該メッセージの作成に資するメッセージ用データを取得する取得機能と、
    前記長押し操作が前記検知手段により検知されなくなった後に、前記取得機能により取得されたメッセージ用データ又はこれに基づいて作成されるメッセージを、複数の送信先の候補にそれぞれ対応する複数のイメージ情報の表示領域のうち長押し操作の操作対象たる表示領域に対応する送信先に向けて供給する供給機能と、
    を端末装置のコンピュータに実現させる制御プログラム。
  9. メッセージの送信先と該メッセージの作成に資するメッセージ用データの入力方法を複数含む組合せとを指定する長押し操作が検知手段により検知されている間に、該メッセージ用データを該複数の入力方法によりそれぞれ取得する取得ステップと、
    前記長押し操作が前記検知手段により検知されなくなった後に、前記取得ステップにおいて取得されたメッセージ用データ又はこれに基づいて作成されるメッセージを、複数の送信先の候補にそれぞれ対応する複数のイメージ情報の表示領域のうち長押し操作の操作対象たる表示領域に対応する送信先に向けて供給する供給ステップと、
    を含む、端末装置の制御方法。
  10. メッセージの送信先と該メッセージの作成に資するメッセージ用データの入力方法を複数含む組合せとを指定する長押し操作が検知手段により検知されている間に、該メッセージ用データを該複数の入力方法によりそれぞれ取得する取得機能と、
    前記長押し操作が前記検知手段により検知されなくなった後に、前記取得機能により取得されたメッセージ用データ又はこれに基づいて作成されるメッセージを、複数の送信先の候補にそれぞれ対応する複数のイメージ情報の表示領域のうち長押し操作の操作対象たる表示領域に対応する送信先に向けて供給する供給機能と、
    を端末装置のコンピュータに実現させる制御プログラム。
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