JP5119647B2 - スリッター - Google Patents
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Description
ところで、近年における印刷シートのデマンド化の進展に伴い、1枚〜数枚の大判シートの印刷と裁断を行う場合が多くなっているが、このような数枚の大判シートにあっては、大型裁断機で処理するには手間と費用が掛かり過ぎるため、大きなテーブル上に印刷済シートを置き、カッターナイフなどを用いて手作業で所定寸法に裁断している。
ことに大判印刷シート(AO等)においては、印刷シートの切断縁に対して画像が僅かに傾いていても、その傾きの影響が裁断結果に大きく現れる問題があった。
を提案するものである。
1)
前記フィードローラは前記テーブルに設けられる下ローラ及び同下ローラに転接・離間できる上ローラで構成され、前記メディア傾け台に対するメディアシートのクランプに際して、前記上ローラは、装置固定部の支点ピンを支点として傾動できる手動操作解除レバーに係合され、この手動操作解除レバーの傾動で、前記上ローラが下ローラに離間・係合されることにより、メディアシートをフィードローラから解放しかつ前記メディア傾け台によるメディアシート傾き調整後にメデイアシートをフィードローラに咥えさせられることを特徴とする請求項1記載のスリッター、
2)
前記メディアシート傾け台の傾け角度情報及びスリッター・ユニットの幅方向位置情報は制御装置のメモリに記憶され、同一メディアシートのリピート処理時に同記憶情報がメディア傾け台及びスリッター・ユニットの既定情報として用いられることを特徴とする請求項1又は請求項2の何れかひとつに記載のスリッター
が説明される。
図2は本発明のスリッターの全体断面図であり、同スリッターは印刷シート即ちメディアシートSが長さ方向(図2の左右方向)に供給されるテーブルTを備えている。
前記テーブルTには前記透明スケールS1の直後に位置した解除可能なフィードローラF1が配置され、同フィードローラF1の下ローラ1aはシート送りモータ1で定速駆動される。
前記テーブルT上には透明スケールS1と平行関係におかれたカメラスケールS2(照準スケール)が位置され、このカメラスケールS2の目盛を利用して監視カメラP1,P2の場合を示すマーク位置検出器を対応トンボマークM1,M2の位置に位置決めできる。つまり、2台の監視カメラP1,P2は、図2の紙面と直角な方向に延長した案内レール5に沿い移動できるカメラ台21の下部に固定され、それらの視野をテーブルT上のメディアシートSに向けてある。
詳細を図5及び図6に示すメディア傾け台30は、メディアシートSの幅方向中央の中心軸32を中心として水平面内で傾動できるもので、その上面には両端部の押上げばね33で上方に付勢されたクランプ板34を備えている。即ち、このクランプ板34は、図5に示す手動操作可能なクランプレバー35の矢印方向の回動により上下動部材36及びプッシャ37により強制下降され、供給されたメディアシートSをメディア傾け台30の表面に押付けクランプする。
したがって、傾けモータ31が制御装置cpuの指令によりトンボマークM1,M2の長さ方向偏差情報に見合った回転数だけ回転されると、メディアシートSをクランプしたまま、メディア傾け台30は中心軸32を中心として傾動され、テーブルTに対するメディアシートSの画像の傾きが修正される。
メディアシートSの幅方向に隣り合って1対だけ設けられる同スリッター・ユニットU1,U2は、図3に示すように、移動送りネジ52A,52Bの回転で幅方向に移動できるユニットフレーム53を備え、同ユニットフレーム53には、スライド兼回転軸71により回転駆動される回転カッター54及び同回転カッター54の表面に押圧ばね56で圧接される回転刃58が内蔵される。
シングルモード
オペレータがシングルモードを選択した場合、フィードローラF1の上ローラ1bが解除レバー2で持上げられ、メディアシートSは、メディア傾け台30のクランプ板34の下とフィードローラF1の上ローラ1bの下との間に形成される空間を通ってテーブルT上に導入される。この場合、オペレータは、入力キー98から既知の幅方向トンボマークM1,M2間距離を入力するが、このトンボマークM1,M2間距離は制御装置cpuのメモリに記憶される。
このメディアシートSの導入に際して、図4に示すように、オペレータはメディアシートSの画像面に印字されたトンボマークM1,M2を透明スケールS1の目盛の位置に合わせ、解除レバー2を手動操作して上ローラ1bを下降させ、つまみ21aを摘んでカメラ台21を幅方向に移動させ、カメラ台21の指示線をカメラスケールS2の対応目盛に合わせる(ステップS1)。
この後、制御装置cpuに第1監視カメラP1及び第2監視カメラP2からのトンボマークM1,M2の認識信号が入力されるが、同認識信号が異常な値であったり、認識されない場合は、アラーム信号が発信され、メディアシートSのセット異常か、第1監視カメラP1及び/又は第2監視カメラP2の位置決め異常があることが告知される(ステップS3)。
このステップS6の後、ステップS2へ戻り、メディア傾け台30の傾動運動は、第1監視カメラP1及び第2監視カメラP2からのトンボマークM1,M2の長さ方向位置偏差がなくなるまで続行されるが、トンボマークM1,M2の長さ方向位置偏差がなくなると、このことがブザーの鳴動等の告知手段により、オペレータに告知される(ステップS7)。
これらの手動操作の後、入力キー71から準備状態が完了したことを入力すると、オペレータにより入力されたトンボマークM1,M2の位置情報と監視カメラP1,P2で検出した幅方向の位置情報から各スリッター・ユニットU1,U2の位置が割り出され、この指令信号に基づいてユニット送りモータ63が駆動され、各スリッター・ユニットU1,U2が送りねじ軸61によってメディアシートSの幅方向へ移動される。この結果、各スリッター・ユニットU1,U2の回転カッター54の位置が対応するトンボマークM1,M2に厳密に対応される(ステップS9)。
次に、2次フィードローラF2位置の第2シートセンサ99によるメディアシートSの感知で、シート送りモータ1及びフィードモータ65によりフィードローラF1及び2次フィードローラF2が回転駆動され、制御装置cpuの指令により回転刃モータ67が回転され、メディアシートSの幅方向両側の余白部分が切除される(ステップS11)。
最後に、シート送りモータ1及びフィードモータ65によりフィードローラF1及び2次フィードローラF2が再び回転駆動され、メディアシートSの残りの部分が機外に排出される(ステップS13)。
同一仕様の複数枚のメディアシートSを処理する場合、オペレータによりリピートモードが選択されると、必要枚数の入力が促され、必要枚数の入力により、前述したステップS1からステップS13までの動作が繰り返され、ステップS13の終了時に必要枚数を記憶するカウンタが減算され、最後のメディアシートSの処理後に手動入力されたトンボマークM1,M2の幅方向距離及び長さ方向距離の情報がクリヤされることになる。
1枚のメディアシートSに同一画像が長さ方向に連続的に印刷処理されているメディアシートSの処理の場合、オペレータによりシリーズモードが選択される。このシリーズモードでは、連続枚数を示す設定枚数の入力が促され、設定枚数の入力によりステップS12の終了時に必要枚数を記憶するカウンタが減算され、ステップS10からステップS12までの動作がくりかえされる。勿論、リピートモードの場合と同様に、最後のメディアシートSの処理後に手動入力されたトンボマークM1,M2の幅方向距離及び長さ方向距離の情報がクリヤされることになる。
また、前述した本発明の実施例の説明では、手動操作する解除レバー2及びクランプレバー35を用いるものを例示したけれども、これらは制御装置cpuからの指令信号で動作するアクチュエータに置換してもよい。
F1 フィードローラ
M1,M2 トンボマーク
S メディアシート
S1 透明スケール
S2 カメラスケール
T テーブル
U1,U2 スリッター・ユニット
30 メディア傾け台
54 回転カッター
Claims (3)
- 処理される大判メディアシートを載せることができる大きな表面積をもちかつ同メディアシートを長さ方向に送る解除可能なフィードローラを長さ方向途中に付設された裁断テーブルと、このテーブル上に設けられかつ前記メディアシートの幅方向の裁断マーク位置を視認できる幅方向延長目盛をもつ幅方向に延長した透明スケールと、この透明スケールの幅方向延長目盛に対応した目盛を有しかつ同透明スケールに対して平行な状態で前記テーブル上に設けられるカメラ用スケールと、このカメラ用スケールに沿ってそれぞれ手動で位置調整できかつ前記透明スケールを透して読取られた裁断マーク位置目盛値に対応したカメラ用スケールの対応目盛位置にそれぞれ位置される少なくとも2つの監視カメラと、前記テーブルのメディアシート取入側に配置されかつ前記フィードローラの解除時に一時的にメディアシートをクランプできかつ前記監視カメラからの長さ方向の裁断マーク位置信号に応じて前記テーブルに対するクランプされたメディアシートの傾きを調整するメディアシート傾け台と、前記フィードローラの後方に配置されて同フィードローラから傾き調整後のメディアシートを受取りかつ裁断マーク位置を切断する天地カッターと、前記テーブルの幅方向に移動可能に位置されかつ前記監視カメラからの幅方向の裁断マーク位置信号に応じた幅方向位置に移動されかつ前記天地カッター直後の2次フィードローラからメディアシートを引取って裁断マーク位置で長さ方向にメディアシートを裁断する回転カッター内蔵の少なくとも2つのスリッター・ユニットとを備えることを特徴とするスリッター。
- 前記フィードローラは前記テーブルに設けられる下ローラ及び同下ローラに転接・離間できる上ローラで構成され、前記メディア傾け台に対するメディアシートのクランプに際して、前記上ローラは、装置固定部の支点ピンを支点として傾動できる手動操作解除レバーに係合され、この手動操作解除レバーの傾動で、前記上ローラが下ローラに離間・係合されることにより、メディアシートをフィードローラから解放しかつ前記メディア傾け台によるメディアシート傾き調整後にメデイアシートをフィードローラに咥えさせられることを特徴とする請求項1記載のスリッター。
- 前記メディアシート傾け台の傾け角度情報及びスリッター・ユニットの幅方向位置情報は制御装置のメモリに記憶され、同一メディアシートのリピート処理時に同記憶情報がメディア傾け台及びスリッター・ユニットの既定情報として用いられることを特徴とする請求項1又は請求項2の何れかひとつに記載のスリッター。
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