JP5119369B1 - 綴じ具 - Google Patents

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Abstract

【課題】被綴じ物の厚さが変化してもロック状態を解除するための操作力の大きさの変化が少なく壊れにくい、綴じ具を提供する。
【解決手段】この発明にかかる綴じ具20は、被綴じ物Sを押圧する綴じ部材70と、前記綴じ部材が、被綴じ物を押圧するロック状態とロックを解除するロック解除状態とに移動するように操作するために設けられた操作部材60と、台部材22と、前記綴じ部材70を付勢する付勢部材50とを含み、前記綴じ部材70を操作部材60の操作によりロックされた状態において前記操作部材60に係合し、かつ、前記ロックを解除するロック解除状態において前記操作部材60から外れるように、前記台部材22に対して変位可能に前記台部材に設けられた、ロック解除部を有するロック部材28を備えている。
【選択図】図1

Description

この発明は、綴じ具に関し、特にたとえば、操作レバー等の操作部材を操作して書類等の被綴じ物を挟み込んで綴じるための綴じ具に関する。
この発明の背景となる従来の綴じ具及びその綴じ具が適用されるファイルの一例が、例えば特許第4236554号公報に開示されている(特許文献1参照)。特許文献1に開示されている綴じ具は、ベースと、当該ベースとの間に紙葉類を押さえた状態で綴じ込み可能な押さえ部と、当該押さえ部を綴じ込み状態と非綴じ込み状態との間で操作可能な操作部と、前記綴じ込み状態において前記操作部の移動を規制するロック機構とを具備してなり、前記操作部に対する所定の操作力により前記ロック機構をロック状態と非ロック状態との間で操作可能に構成したものであって、前記操作部が、前記ベースに対して回動可能に設けられた操作部本体と、当該操作部本体の軸心と平行な軸心を中心に回動し得るように操作部本体に片持ち的に支持され、前記ロック状態を解除して前記非ロック状態に操作可能なロック解除部とを備えたものであり、前記ロック機構が、前記ロック解除部に設けた第1係合部と、前記ベースに設けられ前記ロック状態において前記第1係合部に係合し得る第2係合部とを備えてなり、前記ロック解除部を押し込む方向のみに与えられた操作力に基づいて前記ロック解除部が回動し、それに伴って前記第1係合部が回転面内から外れることなく前記第1係合部の前記第2係合部に対する相対位置が変位することにより、前記第1係合部と前記第2係合部との係合が解除され前記非ロック状態になるように構成していることを特徴とする綴じ具である。
また、この発明の背景となる従来の綴じ具の一例が、特許第4288861号に開示されている(特許文献2)。特許文献2に参考例として記載された綴じ具は、ロック手段を所定操作することで操作部材のロックを解除できるように構成されている。
このロック手段は、操作部材の自由端側に形成された第1のロック形成部としての穴と、この穴に挿入可能となる第2のロック形成部としての起立部材とを備えて構成されている。
特許第4236554号公報 特許第4288861号公報
ところが、特許文献1に開示されている綴じ具では、ベース及び押さえ部の間に押さえられた状態で綴じ込まれる紙葉類等の被綴じ物の厚さが厚いときには、ベースに設けられた第2係合部に対して、第2係合部に係合している第1係合部を設けたロック解除部に大きな力がかかるため、ロック状態を解除するために、ロック解除部を押し込む際に大きな操作力を必要とする。
また、特許文献2に開示されている参考例の綴じ具では、この起立部材を比較的柔軟な素材で形成したとき、起立部材は、固定された基部の周辺に応力が集中して、折損し易い。
それゆえに、この発明の主たる目的は、被綴じ物の厚さが変化してもロック状態を解除するための操作力の大きさの変化が少なく壊れにくい、綴じ具を提供することである。
この発明の請求項1にかかる綴じ具は、被綴じ物を押圧して保持する押圧部を有する綴じ部材と、前記綴じ部材が、被綴じ物を押圧するロック状態とロックを解除するロック解除状態とに移動するように操作するために設けられた操作部材と、前記綴じ部材及び操作部材を設ける台部材と、前記綴じ部材をロックされた状態に付勢する付勢部材と、操作部材の操作により、前記綴じ部材を付勢部材によってロックするために前記操作部材に係合してロック固定され、且つ前記綴じ部材のロックを解除するために前記操作部材との係合が外れて操作部材とのロックを解除する、ロック部材とを備え、前記ロック部材は、前記綴じ部材をロック解除状態にするために前記操作部材から脱係するように、前記台部材に揺動自在に設けられたロック解除部を有し、前記ロック部材は、前記台部材に向けて押し下げ可能なロック解除部を台部材側に向けて押し下げて、操作部材との係合を脱係させて操作部材とのロックを解除させて、前記綴じ部材のロックを解除するように構成された、綴じ具である。
この発明の請求項2にかかる綴じ具は、前記綴じ部材の前記押圧部は、一列に間隔を隔てて配置され、かつ、それぞれの先端に凹凸部が形成された複数の接地部を有し、前記押圧部の前記複数の接地部は、被綴じ物を押圧して保持する際に、前記複数の接地部のうちの両側の2つの接地部が、前記中間の接地部に比べて、被綴じ物を強く押圧するように形成された、請求項1に記載の綴じ具である。
この発明の請求項3にかかる綴じ具は、前記操作部材は、自由端側に、ロック部材を係止するための係合孔が穿設され、前記ロック部材は、前記係合孔の孔縁に係止されて、前記綴じ部材が被綴じ物を押圧するロック状態になるように構成され、且つ、ロック解除部を台部材側に向けて押し下げて前記係合孔の孔縁から脱係させて、前記綴じ部材がロックを解除するロック解除状態になるように構成された、請求項1又は請求項2に記載の綴じ具である。
この発明の請求項4にかかる綴じ具は、前記操作部材は、ロック状態とロックを解除するロック解除状態とに移動するように操作する自由端において、ロック部材をロック係止される領域が、操作部材本体及び/又は操作部より低い段差状に形成され、ロック部材のロック解除部が操作部材のロック係止部の周辺領域より低い位置に位置して自由端にロック係止されるように構成された、請求項1ないし請求項3に記載の綴じ具である。
この発明の請求項5にかかる綴じ具は、前記ロック部材のロック解除部は、操作部材のロック状態において、操作部材の表面より突出する、押圧頭部により形成され、前記ロック部材は、前記押圧頭部とは別の領域に形成された係合凸部と、台部材側に揺動自在に取り付けるための回動部とを備え、操作部材のロック状態において、台部材と操作部材の自由端との間に跨る長さを備える、請求項1ないし請求項4に記載の綴じ具である。
この発明の請求項6にかかる綴じ具は、前記ロック部材は、係合凸部とは反対側において、回動部に続いて操作部材に係合凸部を係合させるときに係合凸部の突き出る方向とは反対側に撓ませるための弾力部を形成された、請求項1ないし請求項5に記載の綴じ具である。
本件発明によれば、被綴じ物の厚さが変化してもロック状態を解除するための操作力の大きさの変化が少なく壊れにくい綴じ具が得られる。
特に、ロック部材は、台部材側において、移動可能に取り付けられているので、ロックするとき及びロックを解除するときに、無理な力がかかることなく壊れにくい。
請求項2の発明によれば、用箋等の被綴じ物を、回転する等して綴じられた状態を変えることなく、安定して綴じることができる。
請求項3及び請求項5の発明によれば、ロック及びロックを解除することが、大きな力を必要とすることなく行うことをできる。
請求項4の発明によれば、ロック部材が不用意に脱係することがない。
請求項6の発明によれば、操作部材をロック部材に係合し易く、且つ脱係し易い。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明を実施するための形態の説明から一層明らかとなろう。
この発明の説明において、ファイルの表紙に取り付けられた綴じ具における手前側は前側といい、向こう側は後側といい、手前側から向こう側に至る方向は長手方向といい、前記長手方向と交差する方向は幅方向といい、前記長手方向(前後軸)と幅方向(左右軸)と交差する上下軸の方向は上方向、下方向及び上下方向又は高さ方向といい、前記上方向、下方向及び上下方向における上は上側といい、前記上方向、下方向及び上下方向における下は下側という(図14参照)。
この発明の一実施の形態である綴じ具を示す斜視図である。 この綴じ具を閉じた状態を示す斜視図である。 図1に示す綴じ具の操作部材取付け部及びばね部材の近傍を表わした平面図解図である。 図1に示す綴じ具の操作部材取付け部及びばね部材の近傍を表わした斜視図解図である。 図1に示す綴じ具のばね部材及び軸を示す平面図解図である。 綴じ具を閉じた状態を示す正面図解図である。 綴じ具を開いた状態を示す正面図解図である。 綴じ具を閉じた状態を示す側面図解図である。 綴じ具をさらに開いた状態を示す側面図解図である。 綴じ具を閉じる状態を示す側面図解図である。 綴じ具を開く状態を示す側面図解図である。 図1に示す綴じ具の分解斜視図である。 綴じ部材の正面図解図である。 綴じ部材の横断面図解図である。 綴じ部材の側面図解図である。 綴じ部材の枢支部との関係を示す平面図解図である。 図1に示す綴じ具の綴じ部材及びばね部材の作動状態を示す図解図である。 図1に示す綴じ具で少ない書類を綴じたときの押圧部の状態を示す図解図である。 図1に示す綴じ具で多い書類を綴じたときの押圧部の状態を示す図解図である。 図1に示す綴じ具の変形例たる綴じ具の側面図解図である。 図1に示す綴じ具の使用状態を示す斜視図解図である。 綴じ具の説明図である。
図1は、この発明の一実施の形態である綴じ具を示す斜視図であり、図2はこの綴じ具を閉じた状態を示す斜視図であり、図3は、図1に示す綴じ具の操作部材取付け部及びばね部材の近傍を表わした平面図解図であり、図4は、図1に示す綴じ具の操作部材取付け部及びばね部材の近傍を表わした斜視図解図であり、図5は、図1に示す綴じ具のばね部綴じ具を閉じた状態を示す正面図解図であり、図6Aは、綴じ具を閉じた状態を示す正面図解図であり、図6Bは、綴じ具を開いた状態を示す正面図解図であり、図7Aは、綴じ具を閉じた状態を示す側面図解図であり、図7Bは、綴じ具をさらに開いた状態を示す側面図解図であり、図7Cは、綴じ具を閉じる状態を示す側面図解図であり、図7Dは、綴じ具をいっぱい開いた状態を示す側面図解図であり、図8は、図1に示す綴じ具の分解斜視図である。
綴じ具20は、板状の台部材たる基板22と、前記台部材上において被綴じ物Sを押圧して保持する押圧部を有する綴じ部材70と、前記台部材上において、綴じ部材70が被綴じ物Sを押圧するホールド状態と被綴じ物より離れるオープン状態とに移動(開閉)可能にするように、その連結部において台部材に設けられた操作部材たる操作レバー60と、前記台部材上に装着され、前記操作レバー60に連結されるとともに綴じ部材70に連結され、被綴じ物Sを押圧する方向に綴じ部材70を付勢する付勢部材たるばね部材50とを含む。
前記綴じ部材70は、被綴じ物Sを押圧するロック状態(ホールド状態)と被綴じ物より離れるロック解除状態(オープン状態)とに開閉するように回動するための枢軸部72を備え、前記付勢部材たるばね部材50は、その一部分(第1端部50c)が綴じ部材70の押圧部76に向かってのびて、綴じ部材70を枢軸部72を中心として被綴じ物Sを押圧するホールド状態と被綴じ物より離れるオープン状態とに回動するように作動させるとともに綴じ部材70を被綴じ物Sを押圧するホールド状態から被綴じ物Sより離れるオープン状態に回動するときに前記枢軸部72ののびる方向にスライドさせるように作動させるように、綴じ部材70に緩挿されている。
綴じ具20は、金属製薄板によって形成される台部材を構成する板状本体たる基板22を含む。基板22の幅方向の一端部(左端部)における直線状長手端縁に操作部材取付け部を構成する軸受部を備え、この一方の軸受部は、図8に示すように、基板22に対して直立する起立面部を有する軸受板24が一体的に形成されてなる。軸受板24は、基板22の長手方向の手前側端縁より向こう側端縁近傍に至るまで連続して形成される。
軸受板24の長手方向の一端側(向こう側)には、操作部材取付け部を構成する円形の枢軸固定用貫通孔26が形成されている。
枢軸固定用貫通孔26は、軸受板24の枢軸固定用貫通孔26の周辺が、操作レバー60の軸受板24の起立面部と操作レバー60を軸受板24に固定する軸46の軸方向とが斜交するように、向こう側が外に(操作レバー60が取り付けられる面とは反対側に)突き出し、手前側が内に(操作レバー60が取り付けられる面側に)突き出して、操作レバー60の軸受板24の起立面部とは傾斜して形成されている。
軸受板24の長手方向の他端側(手前側)には、後述の操作レバー60を、綴じ部材70を被綴じ物Sを押圧するロック状態(ホールド状態)とするときに固定するためのロック用固定部を構成するロック部材28が、基板22に揺動自在に取り付けられている。ロック部材28は、たとえばポリオキシメチレン(POM)等のような弾力性を有する合成樹脂で一体成形され、基板22と操作レバー60の自由端との間に跨る長さを備える。
ロック部材28は、操作レバー60の向こう側から手前側にのびる方向に拡がる垂直面(前後方向平面Pxz,図15図示)を中心にして、左右対称に形成されている。この垂直面(前後方向平面Pxz)は、操作レバー60が回動する軌道面と略々一致する。
ロック部材28の頂部は、綴じ部材70を被綴じ物Sを押圧するロック状態(ホールド状態)から被綴じ物Sより離れるロック解除状態(オープン状態)にするときに、操作レバー60の係止貫通孔66との係止を脱係して操作レバー60を開くようにするために、基板22に向けてロック部材28の操作レバー60の表面より突き出た部位を押し下げるためのロック解除部を構成している。
ロック部材28のロック解除部は、操作レバー60を押し下げて綴じ部材70をロックした状態において、操作レバー60の操作部60cの表面より上方に向けて突出した、押圧頭部100により形成される。
ロック部材28は、前記押圧頭部100とは別の領域に形成された係合凸部102と、基板22にロック部材28を揺動自在に取り付けるための回動部104とを備える。
ロック部材28は、係合凸部102とは反対側において、回動部104に続いて、操作レバー60に係合凸部102を係合させるときに係合凸部102の突き出る方向とは反対側に撓ませるための弾力部106を形成されている。
押圧頭部100は、平面視方形の台形状である。押圧頭部100は、回動部104よりロック解除側の手前側に向けてのびるように、その下部のロック係止側の向こう側の端部において、回動部104のロック解除側の手前側の上端部に連設されている。押圧頭部100は、操作レバー60から脱係されるロック解除側の面すなわち手前側が手前に至るに従って低くなるように形成されている。
係合凸部102は、押圧頭部100のロック係止側であって回動部104のロック解除側において、押圧頭部100のロック係止側の面に続いて形成されている。係合凸部102は、操作レバー60に係止されるロック係止側の係合面すなわち向こう側が断面円弧状の滑らかな面を形成されている。
係合凸部102は、その下方に、操作レバー60の係止貫通孔66の近傍を嵌挿するための凹部108を備える。凹部108は、軸受板24の内側より幅方向にのび、ロック係止側の向こう側からロック解除側の手前側に向けて凹む。
回動部104は、係合凸部102の下方において、軸受板24の内側より幅方向にのびる板状で、左端に突設された回動軸104aと右端に突設された回動軸104bとを備える。
操作レバー60の向こう側から手前側にのびる方向に拡がる垂直面(前後方向平面Pxz)を中心にして、左右に分けて形成された支持部110及び支持部112との間において、回動部104が架け渡されている。支持部110と支持部112とが対向する面は、垂直であり、その対向する面の間において、同じ高さ位置において回動部104が架け渡されている。
弾力部106は、回動部104の手前側端より手前側にのびる、断面くの字状の板状体である。
回動軸104aは、軸受板24に直交するY−Y軸(図6B及び図15図示)に沿って及び操作レバー60の向こう側から手前側にのびる方向に拡がる垂直面(前後方向平面Pxz)に直交するように架け渡されている。支持部110の貫通孔に回動自在に取り付けられ、回動軸104bは、支持部112の貫通孔に回動自在に取り付けられている。
回動部104を枢支する一方の支持部110は、軸受板24の手前側に穿設された貫通孔に回動軸104aを貫挿するように形成されている。回動部104を枢支する他方の支持部112は、基板22の一部を切り起こされた板状体に穿設された貫通孔に回動軸104bを貫挿するように形成されている。
軸受板24の枢軸固定用貫通孔26形成部の向こう側近傍において、軸受板24と適宜な間隔を隔てて基板22の長手方向の一端側の角部が切り起こされ、綴じ部材70を枢支する第1枢支部30が形成される。第1枢支部30の主面は、軸受板24の主面と直交するように形成される。この第1枢支部30には、円形の枢支貫通孔32が形成される。
さらに、ロック部材28の手前側近傍において、綴じ部材70を枢支するために、第1枢支部30の主面に平行な面を有する別の第2枢支部34が形成される。第2枢支部34は、基板22にU字状の切り込みを形成し、この部分を切り起こすことにより形成される。この第2枢支部34には、円形の枢支貫通孔36が形成される。
枢支貫通孔32と枢支貫通孔36とは、基板22の上面から均等な高さに形成されている。
これらの第1枢支部30と第2枢支部34とは、対向し、その枢支貫通孔32と枢支貫通孔36とを結ぶ線が、軸受板24の基板22側の主面に平行となるように配置され、綴じ部材70の回転軸となる。
さらに、これらの第1枢支部30と第2枢支部34の間であって、第1枢支部30の枢支貫通孔32と第2枢支部34の枢支貫通孔36とを結ぶ線より軸受板24から離れる側において、一方の軸受部である軸受板24の面と平行な面を有する、他方の軸受部である軸受部38が形成される。この他方の軸受部である軸受部38は、基板22にU字状の切り込みを形成し、この部分を切り起こすことにより形成され、軸受板24に対してその全体が、操作レバー60の軸受部たる軸受板24の起立面部と斜交するように形成されている。すなわち、操作レバー60を軸受板24に軸着する軸46の軸方向が操作レバー60の軸受部たる軸受板24の起立面部と斜交し、枢軸固定用貫通孔26の周辺と平行になるように形成されている。
この軸受部38には、円形の貫通孔40が形成され、軸受板24の枢軸固定用貫通孔26と軸受部38の貫通孔40とが対向するように配置される。すなわち、第1枢支部30の枢支貫通孔32と第2枢支部34の枢支貫通孔36とを結ぶ線と、軸受板24の枢軸固定用貫通孔26と軸受部38の貫通孔40とを結ぶ線とが、互いに斜交するように形成される。
また、基板22の幅方向の他端側(右端部)には、2条の凸条42a及び凸条42bが形成される。これらの凸条42a及び凸条42bは、基板22の幅方向において適宜な距離をあけて平行に形成される。そして、基板22の長手方向の両側には、綴じ具20をファイルなどに取り付けるための基板固定用貫通孔44が向こう側と手前側とに一対形成され、基板固定用貫通孔44に鋲を嵌装して綴じ具20がファイルなどに取り付けられる。
軸受板24の枢軸固定用貫通孔26と軸受部38の貫通孔40には、軸46が挿通され、軸46に捩りコイルばねからなるばね部材50および操作部材たる操作レバー60が取り付けられる。
ばね部材50は、軸46の外周に巻装された巻線部50aと、前記巻線部50aの一端(右端部)から綴じ部材70側に延びる第1端部50cと、前記巻線部50aの軸受板24側の他端(左端部)から操作レバー60側に直線状に延びる第2端部50bとを有している。
軸46及びばね部材50の巻線部50aは、軸受板24と斜交するように、軸受板24及び軸受部38の間に架け渡される。
前記付勢部材たるばね部材50の前記一部分(第1端部50c)は、前記綴じ部材70が被綴じ物Sを押圧するホールド状態から被綴じ物より離れるオープン状態に開閉移動するように前記操作部材たる操作レバー60を操作した場合に、上方向すなわち、軸受板24が立ち上がる方向および前記綴じ部材70の前記一対の枢軸部72がのびる基板22の長手方向に移動するように形成されている。
前記ばね部材50は、その一部分(第1端部50c)が綴じ部材70の押圧部76に向かってのびて、綴じ部材70が被綴じ物Sを押圧するホールド状態と被綴じ物より離れるオープン状態とに開閉するために枢軸部72を中心として回動するように作動させるとともに綴じ部材70を前記枢軸部72ののびる方向にスライドするように作動させるように構成されている。
ばね部材50の第2端部50bは、巻線部50aの軸受板24側でその向こう側の上端より手前側に直線状に延び、その先端が外力を受けないときは、その先端が手前側に斜め上方に向けて延びるように形成されている。
第1端部50cは、巻線部50aの軸受部38側でその手前側の下端より軸受板24とは反対側に延びた立ち上がり部50dを備え、外力を受けないときは略L字状となるように、上方に延びた立ち上がり部50dの上端から斜め上方に架け渡し部50eが延び、架け渡し部50eの自由端側に水平方向に屈曲した係止部50fが突設されている。
前記外力が作用しない第1端部50cと外力が作用しない第2端部50b(特に立ち上がり部50b)とは、巻線部50aからその先端に向かうに従って、それぞれが離れ拡がる方向に向けて延びる略八の字状に形成されている。
基板22は、軸46の一端を軸支する軸固定部たる軸受板24と、前記軸受板24の枢軸固定用貫通孔26より向こう側にわずかにずれた位置に形成され、軸46の他端を軸支する軸固定部たる軸受部38とを有する。
軸受板24の枢軸固定用貫通孔26と軸受部38の貫通孔40とに架け渡されて固定された軸46は、その綴じ部材70側である軸受部38側の方が、軸46の軸受板24側を中心にして操作レバー60の自由端より離れる方向に水平面上において回転した位置において、軸受部38の貫通孔40に固定されている。
ばね部材50は、軸固定部たる軸受板24と軸受部38との間において、巻線部50aが軸46の軸回りにおいて基板22と略平行に装着され、前記外力が作用しない第2端部50bは、軸受板24の内側に沿って基板22の長手方向に伸び、操作レバー60の長手方向と略平行に操作レバー60に固定されている。
すなわち、前記外力が作用しない第2端部50bは、被綴じ物Sを押圧するホールド状態と被綴じ物より離れるオープン状態とにするためにロック状態からロックを解除するように操作レバー60を回動させる方向、すなわち操作レバー60が回動する軌道面(操作レバー60の向こう側から手前側にのびる方向に拡がる垂直面(前後方向平面Pxz)と略々一致する面)に沿って、操作レバー60に固定されている。したがって、ばね部材50は、不用な干渉なくスムーズに動くことができ、操作レバー60の上昇及び下降等の動きもスムーズになる。軌道面(操作レバー60の向こう側から手前側にのびる方向に拡がる垂直面(前後方向平面Pxz)と略々一致する面)は、軸受板24の向こう側から手前側に向けてのびる垂直面と略々同じ面である。
操作レバー60を回動して綴じ部材70が被綴じ物Sを押圧するホールド状態にするとき及び被綴じ物より離れるオープン状態にするときすなわち開閉するときに、ばね部材50の第1端部50cが回動するが、巻線部50aは、それに対応して縮まったり緩んだりするために、巻線部50aの内径は、若干軸46の外径との間に隙間が設けられるように構成されている。そして、巻線部50aは、軸46の外周面上に巻装されている。
すなわち、巻線部50aは、操作レバー60の長手方向とは斜めに交差するように第2端部50b側から第1端部50c側に向けて延び、ばね部材50の第1端部50cの側が、第2端部50bの側より向こう側の位置において、基板22に固定されている。
ばね部材50に外力が作用しないとき、第2端部50bは、操作レバー60の自由端を軸46を枢軸部として押し上げるように形成され、第1端部50cは、綴じ部材70を基板22の表面に接近するように形成されている。
ばね部材50は、第2端部50bが操作レバー60の長手方向と略平行に操作レバー60に固定されているので、操作レバー60を倒伏位置に向けて押し下げるとき、軸受板24と略平行な方向すなわち垂直方向に向けて押し下げ、軸受板24に形成された固定部たるロック部材28に係止させることができる。
操作レバー60は、金属板などによって長尺状に形成され、その強度を高めるために、横断面略L字状または横断面略U字状に形成されている。
操作レバー60は、操作部材取付け部を構成する向こう側と、開閉操作部を構成する自由端部の側とは、その高さを異ならせている。操作レバー60は、操作部材取付け部を構成する向こう側と、開閉操作部を構成する自由端部の側との間の操作部本体より、ロック部材28の係合凸部102を係合するロック用係止部68が、一段低く構成され、段差状に形成されている。而して、ロック部材28の係合凸部102を係合する操作レバー60のロック用係止部68の周辺は、その周辺の操作部60cの高い領域及び係止貫通孔66の形成された領域より向こう側の操作部本体の領域より、一段低く構成されている。
また、開閉操作部を構成する操作部60cの最も高い領域より、ロック部材28の押圧頭部100の係合凸部102を係合させる領域は、一段低く構成され、段差状に形状されている。
すなわち、ロック部材28のロック解除部が操作部材のロック係止部(係止貫通孔66及びロック用係止部68)の周辺領域より低い位置に位置して自由端にロック係止されるように構成されている。
操作レバー60は、軸受板24側の第1垂直側壁60aと、第1垂直側壁60aと一定の間隔をおいて平行に形成された第2垂直側壁60bとを備える。
操作レバー60の自由端には、操作部60cが形成されている。操作部60cは、第1垂直側壁60aと第2垂直側壁60bとの間に架け渡された上壁60dの一部をもって形成されている。
操作レバー60の長手方向の一端側(向こう側)における第1垂直側壁60aには、円形のレバー貫通孔62が形成される。そして、軸46が、操作レバー60のレバー貫通孔62と第1垂直側壁60aの内側に配設されたばね部材50の巻線部50aとに挿通するようにして、軸受板24および軸受部38に取り付けられる。
ばね部材50の第2端部50bは、操作レバー60の内側に沿って配置され、操作レバー60の第1垂直側壁60aの一部を内側に折り曲げた折曲片64によって固定される。
さらに、操作レバー60の操作部60cは、操作レバー60を枢支する軸46を取り付けるレバー貫通孔62とは操作レバー60の自由端側(手前側)に離れた位置で、操作部60cの中央において、矩形の係止貫通孔66が形成されている。
この係止貫通孔66は、ロック部材28を係止するための係合孔を構成している。この係止貫通孔66にロック部材28の押圧頭部100が嵌挿され、係止貫通孔66の向こう側の内縁近傍において形成されるロック用係止部68にロック部材28の係合凸部102を係止されることにより、操作レバー60は、ロック部材28に、綴じ部材70が被綴じ物Sを押圧するホールド状態を維持するために、ロック固定される。
前記操作レバー60は、綴じ部材70が被綴じ物Sを押圧するロック状態(ホールド状態)を維持するために操作レバー60をロックするロック用固定部が、係止貫通孔66の孔縁であって、綴じ部材70が被綴じ物Sを押圧するホールド状態を維持するためにばね部材50により付勢された状態において操作部材取付け部たるロック部材28に係止される係止貫通孔66を形成されている。ロック機構は、綴じ部材70が被綴じ物Sを押圧するロック状態(ホールド状態)から被綴じ物Sより離れるロック解除状態(オープン状態)にするようにロックを解除するために押圧頭部100を手前側に引いてロックを解除する方向とは反対側である向こう側の内縁であって、係止貫通孔66の口縁に形成される。
また、操作レバー60の長手方向の他端側(手前側)は、幅広の操作部60cが形成され、指で操作しやすくなっている。
係止貫通孔66は、操作レバー60の操作部60cの向こう側に形成され、押圧頭部100が操作レバー60の係止貫通孔66から外れる長さを有している。
前記操作レバー60は、軸受板24に連結する部位である軸着部たる第1垂直側壁60aを備えており、軸受板24は、前記操作レバー60の第1垂直側壁60aと接して操作レバー60を連結する部位である操作部材取付け部たる枢軸固定用貫通孔26を形成されている。
なお、軸46の固定部たる枢軸固定用貫通孔26の周辺は、操作レバー60側に向けて半円環状に打ち出し膨出されたスペーサーが形成されてもよい。そのようにすれば、スペーサーの突出分だけ軸受板24の内面と操作レバー60の第1垂直側壁60aの外面との間に間隔があき、操作レバー60のロックを解除して、綴じ部材70が被綴じ物Sを押圧するホールド状態と被綴じ物より離れるオープン状態とに開閉するために回動させるとき、ばね部材50の不要な力が操作レバー60にかかることなく操作レバー60が軸受板24に擦れることがない。
この実施の形態においては、スペーサーが軸受板24に形成されていないが、スペーサーは、操作レバー60側に形成してもよく、また軸受板24と操作レバー60の両方に形成してもよい。例えば、操作レバー60の第1垂直側壁60aの周辺を、軸受板24側に向けて円環状に膨出されたスペーサーを形成するようにしてもよい。
さらに、基板22上には、平面視略長方形状の綴じ部材70が、基板22の長手方向に延びて軸受板24と平行に取り付けられ、軸受板24とは反対側の綴じ部材70の長手端縁が基板22の表面に接近離間するように形成される。綴じ部材70は、たとえば1枚の金属板によって形成される。綴じ部材70は、たとえば第1枢支部30と第2枢支部34との距離より短い長さを有し、幅方向において上方に向けて膨らむように屈曲する形状(断面略L字状)に形成される。
そして、綴じ部材70の幅方向の軸受板24側において、その長手方向の両側に突出する枢軸部72が形成される。これらの枢軸部72が、枢軸部受けたる第1枢支部30の枢支貫通孔32および枢軸部受けたる第2枢支部34の枢支貫通孔36に嵌め込まれる。手前側の第2枢支部34の枢支貫通孔36は、向こう側の第1枢支部30の枢支貫通孔32と、基板22からの高さが異なるように形成されている。すなわち向こう側の枢支貫通孔32に枢支された綴じ部材70の向こう側の第1枢軸72aは、手前側の枢支貫通孔36に枢支された綴じ部材70の手前側の第2枢軸72bより高い高さ位置で枢支されている。すなわち、ばね部材50は、綴じ部材70の向こう側に位置して、第1端部50cが綴じ部材70に取り付けられ、綴じ部材70を付勢するように構成されているので、ロックするとき、綴じ部材70は、手前側から基板22上の被綴じ物Sに接地するように構成されている。
したがって、綴じ部材70は、2つの枢軸部72を結ぶ線を回転中心として回動可能となっている。
軸受板24と枢軸部72との間において、操作レバー60は、軸受板24及び第1枢軸72aと第2枢軸72bとを結ぶ線に沿って伸びる。
そして、操作レバー60の手前側の自由端を押さえてロック用係止部68をロック部材28に係止して操作レバー60をロックするとき、綴じ部材70の手前側の第2枢軸72bが向こう側の第1枢軸72aより低い高さに位置するので、ばね部材50の係止部50fが綴じ部材70の架け渡し部70bを押える位置(綴じ部材70の長手方向における中央近傍)との関係上、押圧部76は、手前側の第2枢軸72bの方が先に被綴じ物Sを押さえ始めて、後に第1枢軸72aの方が被綴じ物Sを押さえる。ロックした後は、被綴じ物Sにかかる押える力のバランスは、向こう側と手前側と略々均等となる。
ロック部材28は、操作レバー60の自由端を基板22に近づけた状態において、操作レバー60の操作部60cの下部に位置して、基板22に回動自在に取り付けられる。
回動部104は、操作レバー60の幅方向、すなわち、第1垂直側壁60aと第2垂直側壁60bと直交ないし交差する方向にのびて(すなわち、基板22の幅方向にのびて)基板22に取り付けられる。
回動部104は、係止貫通孔66よりも向こう側すなわち軸46側において、基板22に回動自在に取り付けられる。回動部104は、軸46より低い位置において、基板22に取り付けられている。
押圧頭部100は、回動部104の上部より手前側すなわち軸46から離れるロック解除側に向けてのびる立方体状ないしはブロック状体である。押圧頭部100は、ロック係止側の向こう側の下部が回動部104に固定され、ロック解除側の手前側を自由にした構成である。
凹部108は、回動部104の上部より手前側に向けて(すなわち、軸46とは反対側に向けて)のびる押圧頭部100のロック係止側の向こう側すなわち軸46側に凹設されている。
凹部108は、ロック係止側の向こう側が開口され、係合凸部102は、ロック係止側の向こう側に突き出ている。
凹部108は、ロック用係止部68を嵌挿する領域を構成し、係合凸部102の下部であって凹部108の上部において、操作レバー60の係止貫通孔66の口縁の近傍にあるロック用係止部68の上面が係合される。
綴じ部材70を被綴じ物Sを押圧するロック状態(ホールド状態)とするときは、操作レバー60を操作レバー60の向こう側から手前側にのびる方向に拡がる垂直面(前後方向平面Pxz)に略々沿って、自由端側を押し下げて、操作部60cの下方にあるロック部材28の押圧頭部100に係止貫通孔66を嵌挿して係合凸部102をロック用係止部68に係合させる。
綴じ部材70を被綴じ物Sから離れるロック解除状態(オープン状態)とするときは、操作レバー60を操作レバー60の向こう側から手前側にのびる方向に拡がる垂直面(前後方向平面Pxz)に略々沿って、押圧頭部100をロック解除側の手前側に引いて、ロック部材28のロック用係止部68に係合された係合凸部102を脱係させる。
なお、枢軸部72の強度を高め、枢支貫通孔32,36内で枢軸部72が回転しやすいように、枢軸部72は幅方向に屈曲するように形成される。このように、綴じ部材70から突出する枢軸部72を第1枢支部30,34の枢支貫通孔32,36に嵌め込むことにより、別部品たる回転軸などを用いて綴じ部材70を回動可能に保持する場合に比べて、部品数を少なくすることができる。
綴じ部材70は、図6ないし9において示すように、枢軸部72側より軸受板24とは反対側の斜め上方に延びた立ち上がり部70aと、立ち上がり部70aの上端から斜め下方(水平面に対して略22°)に向けて延びた平板状の架け渡し部70bと、架け渡し部70bの自由端に、綴じ部材70の手前側端縁より向こう側端縁に亘って斜め下方(垂直面に対して略15°)に向けて折り曲げられて形成された押圧部76とが形成されている。押圧部76は、書類などの被綴じ物Sを押えるときに、架け渡し部70b側に若干撓みつつ押圧部76が書類などの被綴じ物Sを押圧し得るように形成されている。
押圧部76は、架け渡し部70bの手前側端縁より向こう側端縁に至るまで連続して形成される。押圧部76は、その自由端に形成された被綴じ物Sに接地する接地領域が向こう側の接地部76aと手前側の接地部76bと中間の接地部76cとに分かれており、向こう側の接地部76aと手前側の接地部76bとは略々同じ接地面積となるように形成されている。
向こう側の接地部76aと手前側の接地部76bとは、同じ高さ位置において下端の歯部が形成され、中間の接地部76cは、向こう側の接地部76a及び手前側の接地部76bとは上方の高さ位置において下端の歯部が形成されている。
そして、操作レバー60の手前側の自由端を押さえてロック用係止部68をロック部材28に係止して操作レバー60をロックするとき、綴じ部材70の手前側の第2枢軸72bが向こう側の第1枢軸72aより低い高さに位置するので、ばね部材50の係止部50fが綴じ部材70の架け渡し部70bを押える位置(綴じ部材70の長手方向における中央近傍)との関係上、押圧部76は、手前側の第2枢軸72b側にある手前側の接地部76bが先に被綴じ物Sを押さえ始めて、後に第1枢軸72a側にある向こう側の接地部76aが被綴じ物Sを押さえる。
前記押圧部の前記3つの接地部は、被綴じ物Sを押圧して保持する際に、前記3つの接地部のうちの両側の2つの接地部(向こう側の接地部76a及び手前側の接地部76b)が、前記3つの接地部のうちの中間の接地部76cに比べて、被綴じ物Sを強く押圧するように形成されている。
綴じ部材70の立ち上がり部70aは、操作レバー60をロック部材28から外すことができるスペースを確保するように、軸受板24との間が上方に向かうに従って拡がる傾斜面(垂直面に対して略45°傾斜した面)が形成されている。
前記綴じ部材70は、その全体が平面視略長方形状で正面視略々L字状ないしはアーチ状にわん曲した板状体に形成されており、幅方向におけるその一端側部分に前記押圧部76が下方に向かってのびるように形成され、幅方向におけるその他端側部分(軸受板24側部分)に一対の枢軸部72が前記他端側部分に平行にかつ互いに逆方向にのびるように形成されている。押圧部76は、基板22の長手方向にのび、枢軸部72は、基板22の長手方向にのびる。綴じ部材70は、幅方向において、前記一端側部分および前記他端側部分間の中央部分と前記一端側部分との間に、前記付勢部材たるばね部材50の一部分(第1端部50c)を嵌挿するためのばね部材固定部74が形成されている。
架け渡し部70bは、下向き(下方向)に凹まされて、ばね部材50の第1端部50cを嵌め込むためのばね部材固定部74が形成されている。
ばね部材50は、第1端部50cが綴じ部材70の内面に近似した形状に形成され、ばね部材50の立ち上がり部50dが綴じ部材70の立ち上がり部70aに沿って立ち上がり、そしてばね部材50の架け渡し部50eが綴じ部材70のばね部材固定部74に沿ってのびて、ばね部材50の係止部50fが綴じ部材70の内面側に係止固定されるように設けられている。
ばね部材固定部74は、ばね部材50の第1端部50cが緩挿され、ばね部材50の第1端部50cの先端部(係止部50f)が折り曲げられてばね部材固定部74から外れないようにされている。
ばね部材固定部74は、ばね部材50の第1端部50cの外形より大きい大きさで、ばね部材50の第1端部50cを緩挿できる形状に形成されており、ばね部材50がばね部材固定部74と架け渡し部70bとの間で動くことができる隙間をあけるように構成されている。
この実施の形態においては、綴じ部材70は、幅方向における中央cより軸受板24側に立ち上がり部70aと架け渡し部70bとが接続された頂部tが形成され、前記頂部tより押圧部76側にばね部材固定部74が形成されている(図9(B)参照)。
押圧部76は、枢軸部72より高さ方向(上下方向)において下方に形成されている(図9(B)参照)。
なお、押圧部76に、書類などの被綴じ物Sを押さえ付けたときの力による変形を防ぐために、直線状のリブを長手方向に連続して形成してもよく、また、架け渡し部70bに、書類などの被綴じ物Sを押さえ付けたときの力による変形を防ぐために、2条の直線状のリブを長手方向に連続して形成してもよい。
ばね部材50は、図7Aにおいて示すように、綴じ具20を閉じた状態においては、立ち上がり部50dが水平に近い方向を向いて、係止部50fが下方を向いている。第1端部50cは、ばね部材固定部74に接触している。
ばね部材50は、綴じ具20を少し開いた状態においては、立ち上がり部50dの手前側がやや上昇して立ち上がり部50dが斜め上方を向いて、係止部50fがやや下方を向いている。
ばね部材50は、綴じ具20をさらに開いた状態(操作レバー60が垂直に立ったとき)においては、立ち上がり部50dの手前側がさらに上昇して、係止部50fが向こう側に向いて回転してほぼ水平に近い方向を向いている。
ばね部材50は、図7Bにおいて示すように、綴じ具20をいっぱいに開いた状態においては、立ち上がり部50dが垂直方向を向いて、係止部50fが向こう側に向いて回転してほぼ水平に近い状態に向いている。第1端部50cは、架け渡し部70bに接触している。
前記綴じ部材70は、前記一対の枢軸部72を回転中心として回転可能に支持される。
そして、綴じ部材70は、それとともに、前記一対の枢軸部72(向こう側の第1枢軸72a及び手前側の第2枢軸72b)がのびる基板22の長手方向にスライド可能に支持され、前記綴じ部材70は、前記ばね部材50の前記一部分(第1端部50c)が前記上方向に移動するときに、前記一対の枢軸部72を回転中心として回転し、前記ばね部材50の前記一部分(第1端部50c)が前記基板22の長手方向に移動するときに、前記一対の枢軸部72が伸びる方向(向こう側)にスライドするように構成してもよい。
向こう側の第1枢軸72aは、綴じ部材70の向こう側端縁より長く向こう側にのび、手前側の第2枢軸72bは、綴じ部材70の手前側端縁より長く手前側にのびている。
向こう側の第1枢軸72aの長さと手前側の第2枢軸72bとの長さは、同一に形成されている。綴じ部材70は、図9Dにおいて示すように、押圧部76の手前側から向こう側との間の長さL3すなわち長手方向の長さが、第1枢支部30と第2枢支部34との間の長さL1(手前側から向こう側に至る長手方向における長さ)とほぼ同じかより長く形成され、被綴じ物Sを綴じるときに押圧する領域を広くとるように構成されている。
綴じ部材70は、被綴じ物Sを押圧するホールド状態にするときと被綴じ物Sより離れるオープン状態にするときに、その手前側と向こう側とに移動するための可動域を確保するために、向こう側の第1枢軸72aとの間に略U字状の凹部72cが形成され且つ手前側の第2枢軸72bとの間に略U字状の凹部72dが形成されており、向こう側の凹部72cと手前側の凹部72dとの間に首部72eが形成され、首部72eの先端(軸受板24側)に向こう側の第1枢軸72aと手前側の第2枢軸72bとが、長手方向に(手前側及び向こう側に向けて)突設されている。
枢軸部72は、基板22とのあいだの間隔を同一にするように、向こう側の第1枢軸72aと手前側の第2枢軸72bとが、水平に突設されている。
また、第1枢支部30と第2枢支部34とは、綴じ部材70が被綴じ物Sを押圧するホールド状態のときに、綴じ部材70が手前側と向こう側とが基板22に密着し、且つ、綴じ部材70が被綴じ物Sを押圧するホールド状態にするときと被綴じ物より離れるオープン状態にするために、綴じ部材70が枢軸部72を中心として回動したときに、基板22との間において常に同一の間隔をもって回動するように構成されている。
向こう側の第1枢軸72aの向こう側の先端と手前側の第2枢軸72bの手前側の先端との間の長さは、第1枢支部30と第2枢支部34との間の長さより長くなるように形成され、向こう側に綴じ部材70がスライド移動して綴じ部材70の向こう側の凹部72cが第1枢支部30と突き当たる迄移動したときに、手前側の第2枢軸72bが、第2枢支部34の枢支貫通孔36から抜け出ないように形成されるとともに、手前側に綴じ部材70がスライド移動して綴じ部材70の手前側の凹部72dが第2枢支部34と突き当たる迄移動したときに、向こう側の第1枢軸72aが第1枢支部30の枢支貫通孔32から抜け出ないように形成されている。
第1枢支部30及び第2枢支部34は、軸受板24とは反対側の端縁が、綴じる書類などの被綴じ物Sの端縁を揃えるための軸受板24の面と平行な面を有する、用箋揃え部90を形成している。
第1枢支部30及び第2枢支部34は、軸受板24とは反対側の端縁が、用箋揃え部90の軸受板24とは反対側の表面と同一平面(想像上)上に揃うように形成されている。
したがって、第1枢支部30及び第2枢支部34の端縁がガイドとなって、用箋揃え部90に綴じる書類などの被綴じ物Sの端縁を当接させて綴じることができる。
このように構成された綴じ具20は、操作レバー60の手前側の自由端側を押し下げることにより、綴じ部材70の長手方向における中央近傍をばね部材50により押さえ付け、向こう側の第1枢軸72a及び手前側の第2枢軸72bを結ぶ線を回転中心として回動させ、基板22との間に挟みこまれた被綴じ物Sを、向こう側の接地部76aと手前側の接地部76bとにより均等に押さえ付けて綴じることができる。
ロック部材28の形態としては、図13に示すように、係合凸部102,弾力部106及び凹部108を手前側に形成して、ロック係止部を手前側にしてもよい。図13図示変形例においては、係合凸部102は、係止貫通孔66の手前側の口縁の近傍に係止され、ロック部材28を操作レバー60から脱係するときは、押圧頭部100を向こう側に押して、係合凸部102と係止貫通孔66との係合を脱係する。
ロック部材28の形態としては、操作レバー60を操作レバー60の向こう側から手前側にのびる方向に拡がる垂直面(前後方向平面Pxz)に略々沿って、スライド移動するように構成してもよい。
このような綴じ具20は、たとえば、図14に示すように、基板22に形成された基板固定用貫通孔44に取付用金具などを挿通することにより、ファイル等の表紙に取り付けられる。そして、操作レバー60を操作することにより、綴じ部材70を開閉することができる。ここで、図1に示すように、操作レバー60を上げることにより、ばね部材50の第1端部50cが綴じ部材70を持ち上げ、基板22と綴じ部材70の押圧部76との間に隙間が生じる。この隙間に書類などの被綴じ物Sが挿入され、操作レバー60の手前側の自由端側を下げることにより、綴じ部材70が閉じて、押圧部76によって書類などの被綴じ物Sが基板22に向かって押し付けられる。つまり、操作レバー60を下げることにより、ばね部材50の巻線部50aが締め付けられ、ばね部材50の第1端部50cによって、綴じ部材70の押圧部76が基板22方向に付勢される。
この発明にかかる綴じ具は、たとえばリングファイルやバインダ等の、用箋等を綴り込む用具に広く適用できる。
20 綴じ具
22 基板
24 軸受板
26 枢軸固定用貫通孔
28 ロック部材
30 第1枢支部
32 枢支貫通孔
34 第2枢支部
36 枢支貫通孔
38 軸受部
42 凸部
42a,42b 凸条
44 基板固定用貫通孔
46 軸
50 ばね部材
50a 巻線部
50b 第2端部
50c 第1端部
50d 立ち上がり部
50e 架け渡し部
50f 係止部
60 操作レバー
60a 第1垂直側壁
60b 第2垂直側壁
60c 操作部
60d 上壁
62 レバー貫通孔
64 折曲片
66 係止貫通孔
68 ロック用係止部
70 綴じ部材
70a 立ち上がり部
70b 架け渡し部
72 枢軸部
72a (向こう側の)第1枢軸
72b (手前側の)第2枢軸
72c (向こう側の)凹部
72d (手前側の)凹部
72e 首部
74 ばね部材固定部
76 押圧部
76a 向こう側の接地部
76b 手前側の接地部
76c 中間の接地部
90 用箋揃え部
100 押圧頭部
102 係合凸部
104 回動部
104a,104b 回動軸
106 弾力部
108 凹部
110,112 支持部
c 中央
t 頂部
S 被綴じ物

Claims (6)

  1. 被綴じ物を押圧して保持する押圧部を有する綴じ部材と、
    前記綴じ部材が、被綴じ物を押圧するロック状態とロックを解除するロック解除状態とに移動するように操作するために設けられた操作部材と、
    前記綴じ部材及び操作部材を設ける台部材と、
    前記綴じ部材をロックされた状態に付勢する付勢部材と、
    操作部材の操作により、前記綴じ部材を付勢部材によってロックするために前記操作部材に係合してロック固定され、且つ前記綴じ部材のロックを解除するために前記操作部材との係合が外れて操作部材とのロックを解除する、ロック部材とを備え、
    前記ロック部材は、前記綴じ部材をロック解除状態にするために前記操作部材から脱係するように、前記台部材に揺動自在に設けられたロック解除部を有し、
    前記ロック部材は、前記台部材に向けて押し下げ可能なロック解除部を台部材側に向けて押し下げて、操作部材との係合を脱係させて操作部材とのロックを解除させて、前記綴じ部材のロックを解除するように構成された、綴じ具。
  2. 前記綴じ部材の前記押圧部は、一列に間隔を隔てて配置され、かつ、それぞれの先端に凹凸部が形成された複数の接地部を有し、
    前記押圧部の前記複数の接地部は、被綴じ物を押圧して保持する際に、前記複数の接地部のうちの両側の2つの接地部が、前記中間の接地部に比べて、被綴じ物を強く押圧するように形成された、請求項1に記載の綴じ具。
  3. 前記操作部材は、自由端側に、ロック部材を係止するための係合孔が穿設され、
    前記ロック部材は、前記係合孔の孔縁に係止されて前記綴じ部材が被綴じ物を押圧するロック状態になるように構成され、且つ、ロック解除部を台部材側に向けて押し下げて前記係合孔の孔縁から脱係させて前記綴じ部材がロックを解除するロック解除状態になるように構成された、請求項1又は請求項2に記載の綴じ具。
  4. 前記操作部材は、ロック状態とロックを解除するロック解除状態とに移動するように操作する自由端において、ロック部材をロック係止される領域が、操作部材本体及び/又は操作部より低い段差状に形成され、ロック部材のロック解除部が操作部材のロック係止部の周辺領域より低い位置に位置して自由端にロック係止されるように構成された、請求項1ないし請求項3に記載の綴じ具。
  5. 前記ロック部材のロック解除部は、操作部材のロック状態において、操作部材の表面より突出する、押圧頭部により形成され、
    前記ロック部材は、前記押圧頭部とは別の領域に形成された係合凸部と、台部材側に揺動自在に取り付けるための回動部とを備え、操作部材のロック状態において、台部材と操作部材の自由端との間に跨る長さを備える、請求項1ないし請求項4に記載の綴じ具。
  6. 前記ロック部材は、係合凸部とは反対側において、回動部に続いて操作部材に係合凸部を係合させるときに係合凸部の突き出る方向とは反対側に撓ませるための弾力部を形成された、請求項1ないし請求項5に記載の綴じ具。
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