JP5118378B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、電熱加熱手段を備えてなる加熱調理器に関する。
従来、電子オーブンレンジのような加熱調理器は、マグネトロンやヒータといった複数の加熱手段を備えており、マグネトロンによって食品の内部を加熱しつつ、ヒータにより食品表面の水分を蒸発させ、サクッとした食感が得られるように調理を行なっている。この場合、商用交流電源の電圧が100Vであれば、消費電流が一般家庭の標準コンセント容量である15A以下となるよう、即ち、消費電力が1500W以下となるように、複数の加熱手段の出力を制御したり、動作させる時間を区切って加熱を行なうようにしていた。このため、加熱調理に要する時間が長引かざるを得ないという欠点があった。
以上のような問題を解決する技術として、特許文献1には、外部電源の電力を電力変換器またはヒータ部のいずれか一方に供給し、蓄電池の電力を他方に供給する構成とした電子レンジが開示されている(特許文献1参照)。
特開平6−20773号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている技術は、電子レンジに蓄電池を採用して高周波加熱とヒータ加熱とを同時に行うものであるが、充電の制御を具体的にどのように行うかについては全く開示がない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、電熱加熱手段を備えてなる加熱調理器において、二次電池の充電の方法を制御することで、使用者にとって利便性の高い調理器を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の加熱調理器は被加熱物を収容する加熱室と、複数の電熱加熱手段と、商用電源により充電され、前記複数の電熱加熱手段の少なくともひとつに対して電力を供給するリチウムイオン電池からなる二次電池と、この二次電池の充電状態を検知する充電検知手段と、前記電熱加熱手段を制御する制御手段と、二次電池及び商用電源から電力が供給される複数の電熱加熱手段により加熱調理器の定格消費電力以上の出力で加熱を行い、前記二次電池の最大充電量に比して実行するために必要な充電量が少ない調理をする調理機能(以下、二次電池調理機能と称す)とを有し、前記制御手段は、前記二次電池の充電を実行中に、前記二次電池調理機能が選択された際に、前記二次電池調理機能に必要な充電量に達している時は実行可能とし、前記二次電池調理機能に必要な充電量に達していない時は充電を継続し、その間は調理機能を実行不可能として、必要な充電量に達した時に前記二次電池調理機能を実行可能とすることを主たる特徴とする。
本発明の加熱調理器によれば、二次電池を充電する際に調理に必要な充電量に達した時に、調理を開始できるようにしたので、二次電池の最大充電量に達するまで充電する必要がなく、すばやく所望の調理を開始することができる。
(第1実施例)
以下、本発明の第1実施例について図1乃至図11を参照して説明する。図1は、電子レンジの制御系の構成を概略的に示すブロック図、図2ないし図4はオーブン機能付き電子レンジの構成を示すもので、縦断側面図並びに扉を開放,閉鎖した状態の正面図である。図5は二次電池の充電特性を示す図、図6は、二次電池の放電レートを示す図である。また図7は二次電池の充電状態を示す表示部の図である。図8は接続スイッチの詳細図。図9はインバータ50の詳細図。図10はインバータ50の電流動作図。図11は庫内温度のタイミングチャートである。
電子レンジ1の本体は、前面を開放した矩形状の外箱2内に、矩形状の内箱(筺体)3を固定して構成されてものであって、同じように前面を開放した内箱3の内部が、加熱室4とされている。
そしてこの加熱室4の前面開口部は、上下に回動する扉5によって開閉されるようになっている。
また扉5の前面部には、上部に手掛け部6が設けられ、下部に複数の操作部7および表示部8(表示手段に相当)を有する操作パネル9が設けられている。操作部7は、加熱調理の調理モード(調理機能に相当)や調理時間,調理に関する庫内温度(設定温度)などを設定するためのものであり、また、表示部8は、選択された調理モードや調理時間などを表示するためのものである。ここでの調理モードでは、レンジ、オーブン、熱風循環等の調理方法を選択できるように構成されている。さらに「グラタンメニュー」や、「牛乳メニュー」などの調理モードも選択可能となっており、各食品に適した調理方法が予め制御部37に記憶されているものである。
また電子レンジ1本体内の背部には、外箱2と内箱3との間に位置する機械室10が形成されており、この機械室10の下部には、マグネトロン11(マイクロ波加熱手段)の他、図示はしないがマグネトロン11の電源装置、マグネトロン11や電源装置を冷却する冷却ファン装置などが配設されている。マグネトロン11は高周波を発生するもので、その発生した高周波は、内箱3の下面に配設された導波管12を通して内箱3の底部に形成された励振口13から加熱室4内に供給されるようになっている。
内箱3の底部内側には段部14が形成され、この段部14にガラス板或はセラミックス板から形成された底板15が載置されている。この底板15は、実質的に加熱室4の底面を構成するもので、この底板15の下方の空間には、励振口13から供給された高周波を反射撹拌するための回転アンテナ16が配設されている。また、底板15の下方の空間には、回転アンテナ16を取り巻くようにしてシースヒータなどからなる下ヒータ17(電熱加熱手段のうち下部加熱手段に相当)が配設されていると共に、内箱3の上部には、面状ヒータなどからなる上ヒータ18(電熱加熱手段のうち上部加熱手段に相当)が配設されている。これら上下両ヒータ17および18は、調理機能の一つであるオーブン調理のヒータとして機能する。
またこの下ヒータ17と上ヒータ18とは、各々定格出力が異なって構成されており、下ヒータ17は1300W、上ヒータ18は2000Wとしている。
一方、内箱3の背面には、熱風発生装置19のケーシング20が固定されており、このケーシング20内には、ファンモータ21によって駆動される遠心型のファン22および熱風用ヒータ23(電熱加熱手段)が配設されている。
この熱風用ヒータ23は、二つのヒータがファン22の周りに囲繞して設けられる構成で、内周側と外周側と異なる場所に位置する内周ヒータ23a(電熱加熱手段)と外周ヒータ23b(電熱加熱手段)とにより構成される。またこの二つの熱風用ヒータは各々定格出力が異なり、内周ヒータ23aが1300W、外周ヒータ23bが2000Wで構成されている。これら内周ヒータ23a、外周ヒータ23bは、調理機能の一つである熱風循環調理のヒータとして機能する。
そして、加熱室4の後面である内箱3の後面壁には、ファン22の中心側に対応位置して多数の小孔からなる吸気口24が形成されていると共に、吸気口24の上下両側部分に位置して同じく多数の小孔からなる吐気口25が形成されている。
上記の熱風発生装置19において、ファン22が回転すると、加熱室4内の空気が吸気口24からケーシング20内に吸引され、そして熱風用ヒータ23により加熱されて上下の吐気口25から加熱室4内に吐出される。このような熱風の循環によって加熱室4内が加熱されてオーブン調理が行われるようになっている。オーブン調理では、加熱室4内にオーブン調理皿(図示せず)を上下2段に配置することができるようになっているが、上記のように上下の吐気口25から同等量の熱風が供給されることによって、上下に配置されたオーブン調理皿上の食品が共に良好に調理することができる。
さて、前記内箱3は鉄板などの金属板製のもので、前面部の矩形状のフランジ板26、上面板27、後面板28、左側板29、右側板30および底面板31からなる。そのうち、上面板27および後面板28は、一枚の板材をほぼL字形に折曲して形成されている。
そして、これらの板26〜31は互いに溶接などによって接合され、前面部のフランジ板26が外箱2に溶接などによって接合されている。
この内箱3の上部の稜角部のうち上部後側の稜角部、換言すれば、一枚の板から形成された上面板27および後面板28の境界部は、後側に向って下降する傾斜面32に形成されている。そして、その傾斜面32の横(左右)方向中央部には、図示しない赤外線検知用の窓が開口形成されており、その窓に望むようにして赤外線センサ(温度検知手段)33が配置されている。
また、図2に示すように、機械室10には、リチウムイオン電池からなる二次電池と、その二次電池に対して100Vの商用(交流)電源35(図1参照)より充電を行うための充電回路36とが配置されている。この商用電源35と充電回路36との間には、充電リレー55が介されており、制御部37の指令で充電リレー55がオンオフされることにより、充電回路36へ電源の供給のオンオフが制御されるように構成されている(図1参照)。
また上記リチウムイオン電池は、ニッカド電池のようなメモリー効果が発生することがないので、放電途中から充電を行っても満充電状態にすることができると共に、電池の劣化にも繋がらない。
二次電池は、端子電圧が例えば33V程度に設定されており、図5に示すように12分程度で満充電することが可能であり、また、図6に示すように、5C以上で放電させた場合でも放電容量が大きく低下しないように構成されている(例えば、特開2004−296255号公報参照)。尚、放電容量1600mAhを20Cで放電させると、3分間,32A×33V=1056Wの電力供給ができる。
図1は、電子レンジ1における制御系の構成を概略的に示す機能ブロック図である。制御部37は、マイクロコンピュータで構成されており、赤外線センサ33や、庫内温度センサ(温度検知手段)38(図3参照)によって出力されるセンサ信号が入力され、扉5の開閉を検知する扉開閉検知手段90からの信号が入力されるように構成されている。そして、制御部37は、操作部7で主電源をONすることにより、主電源スイッチ56がONされて、制御部37に電源が供給されるように構成されており、この制御部37は、表示部8の表示を制御したり、マグネトロン11や各ヒータ17,18,23a、23bの駆動を制御するようになっている。
充電量検知回路39は、充電回路36を介して行われる二次電池の充電状態を、例えば二次電池の端子電圧などから検知して、その検知結果を制御部37に出力するようになっている。そして、制御部37は、二次電池の充電状態を、例えば、図7(a)に示すようにして表示部8に表示させる。また、図7(b)は、二次電池の残存容量が次第に減少する場合における表示状態の変化を示す。
尚、上記した電熱加熱手段である上下ヒータ17,18、熱風用ヒータ23a、23bは、切替手段である接続スイッチ51〜54に接続される構成であって、図8に示すように接点Dに接続される端子が、接点B、C、Dに切替られることによって、商用電源35(接点Bに接続した場合)、二次電池(接点Dに接続した場合)の異なる電源を選択することが可能に構成されており、各々のヒータが電源の供給先を選択できる。すなわち、各々のヒータは、異なる電源のうち一方から電源が供給されるように構成されている。
例えば、上ヒータ18が、商用電源35に接続されている時は、上ヒータ18は、二次電池には接続が不可能になるように接続スイッチは構成されている。
このように接続を選択する制御は、制御部37が制御することで行われており、商用電源35と二次電池と同時に使用する際は、その商用電源35と二次電池は、異なるヒータに接続されるようになり、例えば、上下のヒータを同時に使用する場合で、電源供給を商用電源35と二次電池とにより行いたい場合は、上ヒータ18が商用電源35に接続される場合は、下ヒータ17は、二次電池に接続されるように接続スイッチが選択される。
さらに、マグネトロン11には、インバータ50が接続されていてこのインバータ50は、上記接続スイッチ51〜54とは異なり、図9に示すように構成されている。
このインバータ50は、整流ユニット60と、半導体スイッチ61、インバータスイッチ62、高周波トランス63などから構成されており、整流ユニット60に商用電源35が接続されており、インバータスイッチ62に二次電池が接続されている。
このように構成されたインバータ50は、商用電源35と二次電池とを同時に使用する場合に、図10に示すような動作を示す。
まず、商用電源35から供給された電力は、整流ユニット60により整流化され、半導体スイッチ61により制御される。この時商用電源から供給された交流は、図10(a)に示すような脈流となる。
続いて、充電された二次電池から供給された電力は、直流化されてインバータスイッチ62を介して商用電源35からの接続点Aに供給される(図10(b)参照)。
そして接続点Aでは、図10(a)の脈流に図10(b)の電力が合計されて、出力が大きくなった電力が高周波トランス63へ供給される。そして高周波トランス63を介して整流された電力がマグネトロン11に供給されるようになる。
したがってこのインバータ50は、接続スイッチ51〜54のようないずれかの電源を選択する構成とは異なり、商用電源35と二次電池との合計の電力をマグネトロン11に供給することができる。
次に、本実施例の作用について図11を参照して説明する。図11(a)は、電子レンジ1の加熱室4を庫内温度が室温と略同じであり、且つ、加熱室4に食品等が収容されて熱容量が大きくなっている状態から加熱調理を開始した時のヒータ加熱(熱風循環モータ調理モード)により調理を行なう場合の庫内温度変化を示すタイミングチャートである。
ユーザが料理を開始させると、制御部37は、図11(a)に示すように、加熱調理の開始から、熱風用ヒータ23のうち、加熱室4の後壁において内周側と外周側と異なる場所に位置する内周ヒータ23aと外周ヒータ23bとを同時に通電して動作させる。
この際、内周ヒータ23a(定格出力1300W)は、接続スイッチ54は、接点aから接点bに切り替えられ、商用電源35に接続されて電源を供給されるように構成されている。一方、外周ヒータ23b(定格出力2000W)は、接続スイッチ53は、接点aから接点cに切り替えられ、二次電池に接続されて電源が供給される。
すると、庫内温度は急上昇して3分程度で設定温度(例えば、250度)に達する。
そして、庫内温度が設定温度に達すると、熱風用ヒータ23に対する通電を停止し、以降は従来と同様に上下ヒータ17,18に対して間歇的に通電を行い、庫内温度を一定に維持することで加熱調理を行なう。
また図11(b)に示す従来構成の場合は、消費電力の制約から内周ヒータ23aのみしか動作させることができなかったため庫内温度の立上がりが遅く、設定温度に達するまで長い時間を要していた。その結果、食品等の加熱時間が長くなり、食品の表面部分が乾燥するなどして調理の仕上がりが悪くなっていた。
これに対して、本実施例の図11(a)では、調理を開始直後、二次電池より電源の供給を受ける外周ヒータ23bを加熱調理の開始から内周ヒータ23aと同時に動作させるので、調理時間が短縮すると共に食品の表面部分が乾燥することを防止し、調理の仕上がり状態を良好にすることができる。
また図11(a)の場合、電子レンジ1の定格消費電力が例えば1500Wであったしても、二次電池を併用することで、それ以上の出力で加熱を行なうことが可能となっている。
さらに加熱室4の後壁の内周側と外周側と異なる場所に位置するヒータ(電熱加熱手段)を二次電池を併用して同時に加熱することにより、後壁から加熱室全体を満遍なく加熱することができるので、すばやくむらなく加熱室4内の温度を上昇させることができる。
そして内周に定格出力1300Wの内周ヒータ23a、外周に定格出力2000Wの外周ヒータ23bを設け、外周ヒータ23bの定格出力を内周側のヒータより大きくしたので急な加熱が必要な場合には、外周ヒータ23bを二次電池に接続することにより、外側、即ち面積が大きい部分から加熱室4内を加熱することができる。
このように、内周ヒータ23aと外周ヒータ23bは、接続スイッチ53、54により、各々、商用電源35と二次電池とに選択可能に接続されて、商用電源35と二次電池のいずれか一方から電源が供給されるように構成されているので、必要に応じて接続スイッチを切り替えて二次電池から電源を供給することができ、加熱出力を上げることができる。
また、電子レンジ1の制御部37は、二次電池の充電状態を表示部8に表示するので、ユーザは、上記表示を参照することで、二次電池を併用する加熱が実行可能か否かを判断することができる。
なお、この図11(a)においては、内周ヒータ23aに代えて定格出力1300Wの下ヒータ17、外周ヒータ23bに代えて定格出力2000Wの上ヒータ18により、商用電源と二次電池を併用させて、加熱室4を加熱させても良い。
この場合、下ヒータ17は、接続スイッチ52により商用電源35に接続され、上ヒータ18は、接続スイッチ51により、二次電池に接続される。
この構成によれば、加熱室4の上側と下側と異なる場所に位置するヒータ(電熱加熱手段)を二次電池を併用することで同時に加熱できる。したがって、加熱室全体を満遍なく加熱することができるので、すばやくむらなく加熱室4内の温度を上昇させることができる。
そして下側に定格出力1300Wの下ヒータ17、上側に定格出力2000Wの上ヒータ18を設け、上側のヒータの定格出力を高くした。
したがって、必要に応じて定格出力の高い上ヒータ18に接続することにより、適宜、加熱室4内の温度を急上昇させることができる。
(第2実施例)
図12は本発明の第2実施例を示すものであり、前記実施例と異なる部分のみ説明する。第2実施例では、操作部7により、加熱調理の調理モード(調理機能に相当)が「グラタンメニュー」に設定されている場合を示す。
前記実施例と同様に内周ヒータ23aと外周ヒータ23bとを同時に通電して加熱調理を開始し、庫内温度が調理設定温度に達すると、商用電源35に接続された内周ヒータ23aだけを断続して設定温度を維持する。
そして、調理が終了する直前に、上ヒータ18の接続スイッチ51を接点aから接点cに切り替える。すると、上ヒータ18は二次電池に接続されて、上ヒータ18には、二次電池から電源が供給されるようになる。
そして所定時間だけ設定温度以上で加熱を行なった後に調理を終了する。
例えば、グラタンなどを調理する場合は、料理の表面部分に僅かに焦げ目をつけるように仕上げることが好ましい。従って、この第2実施例のように制御すれば、調理の終了直前に一時的に加熱出力を高めて、食品の表面部分に焦げ目をつけることができる。
このように加熱途中に、内周ヒータ23a(定格出力1300W)とは、異なる場所に位置し、定格出力の異なる上ヒータ18(定格出力2000W)を接続スイッチで切り替えて二次電池に接続することにより、内周ヒータ23aと同時に使用することができ、この「グラタン」メニューの調理モードに適した加熱調理ができる。
したがって、このように、調理物に適した場所(上ヒータ18)の電熱加熱手段を二次電池で高出力にして、「グラタンメニュー」の焼き色をつける動作など、各調理モードに応じて、商用電源または二次電池に接続される電熱加熱手段を決めておくことにより、電子レンジ1の定格消費電力を超える加熱出力を利用した調理モード(調理物)に適した加熱調理をすることができる。
またここで、これら調理モードに必要な二次電池の充電方法について図13、図14、図15を参照して説明する。
図13は、操作部7の詳細図である。この操作部7には、電子レンジの電源をオンする主電源83と、調理モードを選択する調理モード選択キー82と、この調理モード選択キー82により選択された調理モードを実行開始するスターキー84が設けられている。
この調理モードキー82は、表示部8と対応して構成されており、複数回押圧することにより、複数の調理モードのうちの一つが表示部8に表示され、使用者は所望の調理モードが表示部に表示された時に、スタートキー84を押すことにより、該調理モードが実行されるように構成されている。
この複数の調理モードは、制御部37に記憶されているもので図14に示すように、二次電池に受電可能な最大充電量より低い充電量の二次電池を利用して調理実行が可能な調理メニュー(二次電池調理機能に相当)を有しており、最大充電量を「5」とした場合の、実行に必要な必要充電量が「4」の「ピザメニュー」、必要充電量が「3」の「グラタンメニュー」が設けられており、さらに二次電池を利用しないで(即ち充電量が「0」でも調理可能)マグネトロン11により調理する「牛乳メニュー」が記憶されている。
また図15は、二次電池の充電方法を示すフローチャートであって、この充電方法は、電源を投入した際に、充電を行う方法である。
まず使用者が、操作部7で主電源83をONする。すると主電源スイッチ56(主電源接続手段に相当)がONされて、充電量検知回路39が二次電池の充電量をチェックする(S2)。そして検知した充電量が、二次電池の最大充電量を満たしていると判断した時(S3のYes)は、充電リレー55をオンせずに充電はしない。そして使用者が所望する調理モード(いずれの調理モードも可)が選択されて、スタートキー84が押されたら該当する調理モードが実行される(S13)。
一方、充電量をチェックした際に(S2)、二次電池の最大充電量を満たしていないと判断した場合は(S3のNo)、充電リレー55をオンし、二次電池に充電を開始する。
そして、充電が開始されたら、いずれの調理モードが選択されても、スタートキー84を無効にしていずれの調理モードも実行できないようにする(S5)。この時、表示部には「充電中」と表示する。
そして使用者が充電の実行中に操作部7の調理モード82を操作して、二次電池を利用しない「牛乳メニュー」を選択したときは(S7のNo)、制御部37は二次電池の充電を停止する(S11)。そして、使用者がスタートキー84を操作したときに、スタートキー84の操作を有効にし(S12)、その調理モードである「牛乳メニュー」を実行する(S13)。そして1分半程度マグネトロンによる加熱が行われ、調理が終了する。
これによって、充電に要していた商用電力を二次電池以外のマグネトロン11に消費することができ、確実な加熱ができる。
また使用者が充電の実行中に操作部7の調理モード82を操作して、二次電池を利用する「グラタンメニュー」を選択した際は(S7のYes)、充電量検知回路39が駆動してその選択された「グラタンメニュー」に必要な充電量「3」が二次電池に充電されているかチェックする(S8、S9)。
そしてその時の充電量が、「3」以上であれば、制御部37は、この調理モードは実行可能と判断し、表示部に「充電量3、充電OK、使用可」と表示をする。そして二次電池の充電を停止し(S11)、実行開始するためのスタートキー84を有効にする。
そして、使用者がスタートキー84を操作することで、「グラタンメニュー」が実行されて、前述した「グラタンメニュー」の動作が実行される。
したがって、調理モードに必要な充電量を、二次電池が有していると判断されれば、二次電池の最大容量まで充電されることを待つことなく、その調理モードを実行することができるので、使用者は長い間充電を待たずに所望する調理モードを実行することができる。
また、実行に必要な充電量「3」が二次電池に充電されておらず充電量が「3」である場合は(S8、S9)、制御部37は充電を充電量「3」になるまで継続する。そしてこの間は表示部に「充電量2、充電中、使用不可」と使用者に注意する旨の表示を行う。
この動作によれば、二次電池が調理モードに必要な充電量を有していなければ、充電を開始するようにしたので充電後、所望の調理モードによる調理をすることができる。
さらに、主電源83をオンしたときに、充電検知回路をオンしてすぐに充電が始まるようにしたので、使用者が扉5を開けて、調理物を加熱室4内に収納している間でも、二次電池への充電が継続され、使用者はすぐに所望の調理モードを実行することができる。
さらに、充電中は、「充電中」と表示され、必要充電量を有している場合は「充電OK、使用可」と表示し、必要充電量がない場合は、スタートキーが無効になっている場合は、「充電中、使用不可」と表示するようにしたため、使用者は充電量が不足しているか否かを認識することができ、すぐにその調理モードが使用可能か判断することができるため、使用者にとって利便性が良い。
また充電量も表示したので、使用者にとってどのくらい充電すれば使用することができるようになるか予測することができるので、利便性が高い。
(第3実施例)
続いて、第2実施例とは別の二次電池の別の充電方法について図16を参照して説明する。
この充電方法は、調理が終了した際に、充電を行う方法である。
調理モードが終了した(S21)直後(または電熱加熱手段の加熱が停止した時)に、充電量検知回路39が二次電池の充電量をチェックする(S22)。
そして、二次電池が利用されないで、充電量が満了の状態であれば(S23のYes)は、扉開閉検知手段90が、扉5が開閉された後閉塞したことを検知すると、使用者が調理物を取り出したと判断する(S35)。その後、一定時間(例えば5分)経過したときに(S36)、使用者は電子レンジの使用が完了したと判断して、主電源スイッチ56をオフし、制御部37への電源供給をシャットダウンする(S37)。
そして二次電池を利用する調理モードの調理終了時に充電量が満了の状態より少ないと判断した時(S23のNo)は、その直後に充電を開始する(S24)。
その後、二次電池の充電が満了と充電量検知手段39が検知したら制御部37は商用電源35からの充電を停止し、扉の開閉と、所定時間経過したことを条件に(S35、36)に制御部37への電源供給をシャットダウンする。
一方、充電している最中に、操作部7のキーが操作されたときは、その操作されたキーに応じて、充電の継続の有無を判断する。
調理モードのうち、二次電池を使用しない調理モードである「牛乳メニュー」が選択されれば(S27のNo)、制御部37は、二次電池への電源供給を停止して、スタートキー84を有効にする。そして使用者がスタートキー84を操作するとその「牛乳メニュー」が開始される(S33)。
また調理モードのうち、二次電池を使用する調理モード(例えば、前記した「グラタンメニュー」)が選択されれば、制御部37は、二次電池がその調理モードに必要な充電量を有しているか充電量検知回路39により検知する(S28)。
そしてその必要な充電量を有していると判断された場合(S29のYes)、二次電池への電源供給を停止して、スタートキー84を有効にする。そして使用者がスタートキー84を操作するとその「グラタンメニュー」が開始される(S31、S32、S33)。
またその必要な充電量を有していないと判断された場合、制御部37は二次電池への充電を継続し(S30)、その必要量に達するまで充電し続ける。この際表示部8には「充電中、使用不可」である旨が表示される。
そして充電が必要量に達した時に、制御部37はスタートキー38を有効にし、二次電池を使用する調理モードが使用できるようにする。その際、表示部には「充電完了」と表示される。
そして使用者がスタートキー38を押すことにより、二次電池を使用する調理モードが開始され二次電池が使用される。
そして調理終了後、再び最大充電量を有しているかチェックする。
このように構成することにより、加熱終了時に充電量検知回路39を動作させて、二次電池の充電量を検知することで、その後連続して、二次電池を利用する調理モードの使用有無を判断することができる。
そして、制御部37への電力の供給接続をオンオフする主電源スイッチ56を設け、二次電池の充電が最大容量に達するまで、主電源スイッチ56をオフしないようにしたため、次に主電源83をオンしたときに、常に二次電池の充電量が最大の状態になるため、どのような二次電池を使用する調理モードも使用可能であるため、使用者にとって主電源オン時には利便性が高く、さらに主電源オフすることで省エネルギーを達成することができる。
また充電が満了して、一定時間後に主電源スイッチ56をオフするようにしたため、使用者が再度電子レンジを利用する場合は、すぐに使用できる。そして一定時間後は、制御部37に電力の供給がオフされるので省エネルギー性に優れる。
さらに、扉開閉検知手段80を設け、扉5を開放して閉塞されたことを検知して、その後一定時間経過したときに、使用者が電子レンジの調理を終了したと判断するようにしたため使用者が再度電子レンジを利用する場合は、すぐに使用できる。そして一定時間後は、制御部37に電力の供給がオフされるので省エネルギー性に優れる。
なお、制御部37への電力の供給をオフするまでに、最大充電量を充電すると説明したが、最大である必要はなく、所定の充電量以上の充電がされれば制御部37への電力の供給をオフしてもよい。この所定の充電量は、制御部37が記憶する調理モードのうち、必要充電量が一番多い調理モードの必要充電量を超えるものであればよい。
これによれば、制御部37への電力の供給をオフ後に、電子レンジをオンしたときに、すべての調理モードを即時実行することができる。
本発明は上記し且つ図面に記載した実施例にのみ限定されるものではなく、変形又は拡張が可能である。
本発明の第1実施例であり、電子レンジの制御系の構成を概略的に示すブロック図 電子レンジの縦断側面図 扉を開放した状態の正面図 扉を閉鎖した状態の正面図 二次電池の充電特性を示す図 二次電池の放電レートを示す図 (a)は二次電池の充電状態を表示部に表示させた状態、(b)は二次電池の残存容量が次第に減少する場合に対応する表示状態の変化を示す図 接続スイッチの詳細図。 インバータの詳細図。 インバータの電流動作図。 (a)庫内温度変化を示すタイミングチャート、(b)は従来構成に対応する同タイミングチャート 本発明の第2実施例であり、図11(a)相当図 操作部の拡大図 各調理モードにおける必要充電量の図 充電方法のフローチャート 第3の実施形態の図15相当図
符号の説明
図面中、1は電子レンジ、4は加熱室、5は扉、7は操作部、8は表示部、11はマグネトロン、17は下ヒータ、18は上ヒータ、23は熱風用ヒータ、23aは内周ヒータ、23bは外周ヒータ、33は赤外線センサ、34は二次電池、35は商用電源、36は充電回路、37は制御部、38は庫内温度センサ(温度検知手段)、39は充電量検知回路、51〜54は接続スイッチ、56は主電源スイッチ、82は調理モード選択キー、83は主電源、84はスターキーを示す。

Claims (8)

  1. 被加熱物を収容する加熱室と、
    複数の電熱加熱手段と、
    商用電源により充電され、前記複数の電熱加熱手段の少なくともひとつに対して電力を供給するリチウムイオン電池からなる二次電池と、
    この二次電池の充電状態を検知する充電検知手段と、
    前記電熱加熱手段を制御する制御手段と、
    二次電池及び商用電源から電力が供給される複数の電熱加熱手段により加熱調理器の定格消費電力以上の出力で加熱を行い、前記二次電池の最大充電量に比して実行するために必要な充電量が少ない調理をする調理機能(以下、二次電池調理機能と称す)とを有し、
    前記制御手段は、
    前記二次電池の充電を実行中に、前記二次電池調理機能が選択された際に、
    前記二次電池調理機能に必要な充電量に達している時は実行可能とし、
    前記二次電池調理機能に必要な充電量に達していない時は充電を継続し、その間は調理機能を実行不可能として、必要な充電量に達した時に前記二次電池調理機能を実行可能とすることを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記制御手段は、前記二次電池が充電を実行中に、前記二次電池調理機能以外の調理機能が選択されたときは、前記二次電池への充電を停止することを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  3. 前記制御部へ電力の供給接続をオンオフする主電源接続手段を有し、
    前記充電検知手段は、この主電源接続手段がオンされたときに前記二次電池の充電量を検知することを特徴とする請求項1または請求項2いずれかに記載の加熱調理器。
  4. 前記充電検知手段は、前記二次電池より電力が供給される前記電熱加熱手段により加熱が終了したときに、前記二次電池の充電量を検知することを特徴とする請求項1または請求項2いずれかに記載の加熱調理器。
  5. 前記制御部へ電力の供給接続をオンオフする主電源接続手段有し、
    前記制御部は、前記二次電池が最大充電量に達するまで、前記主電源接続手段をオフしないことを特徴とする請求項4記載の加熱調理器。
  6. 前記制御部は、前記二次電池が最大充電量に達した後、一定時間経過した後に、前記主電源接続手段をオフすることを特徴とする請求項5記載の加熱調理器。
  7. 扉の開閉を検知する扉開閉検知手段を有し、
    前記扉の開放が検知され、その後閉塞が検知されたときから一定時間経過した後に、前記主電源接続手段をオフすることを特徴とする請求項6記載の加熱調理器。
  8. 表示手段を有し、
    前記制御部は、前記二次電池調理機能を実行可能にしたとき、または、前記二次電池調理機能を実行不可能にしたときに、前記表示手段にその旨を表示することを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
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