JP5117307B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、外枠および該外枠に対して開閉自在に配設された開閉扉および遊技盤本体を備えた遊技機において、前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の開閉動作に付随して動く前記移動部材の開放動作または閉鎖動作の一方の動作に選択的に連動して移動位置に移動する報知部材によって、前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の開閉動作を報知するとともに、前記移動位置に移動した前記移動部材を、機械的駆動力により前記定位置に復帰させることにより、夜間における前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の不正開閉を検知する遊技機に関するものである。
従来の第1の遊技機においては、図10に示されるように開閉自在の前面扉が上扉および下扉に分割された筐体を備え、下扉の裏面側上部に移動部材Iが設けられ、変更許可ボタンセンサから許可信号が出力されていない時において、設定変更操作が不正に行われた時にはソレノイドSLにより前記移動部材Iを移動させて、下扉の閉動作を阻止するものであった。
特開2007−117418
また従来の第2の遊技機においては、図11に示されるように扉が開放されると、レールRに移動可能に取り付けられた扉開放センサSが駆動部によってレールRに沿って移動されることにより、扉の開放を検知するものであった。
特開2006−149485
しかしながら、上記従来の第1の遊技機においては、昼間の開店時間内において、変更許可ボタンセンサから許可信号が出力されていない時に設定変更操作が不正に行われた時にはソレノイドSLにより前記移動部材Iを移動させて、下扉の閉動作を阻止するものであり、電源供給のない夜間における前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の不正開閉を検知することは出来ないという問題があった。
また従来の第2の遊技機においては、昼間の開店時間内において、扉が開放されると、レールRに移動可能に取り付けられた扉開放センサSが駆動部によってレールRに沿って移動されることにより、扉の開放を検知するものであり、駆動部への電源供給のない夜間における前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の不正開閉を検知することは出来ないという問題があった。
そこで本発明者は、外枠および該外枠に対して開閉自在に配設された開閉扉および遊技盤本体を備えた遊技機において、前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の開放動作または閉鎖動作の一方の動作に選択的に連動して移動位置に移動する移動部材の位置によって、報知部材が前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の開閉動作を報知するとともに、前記移動位置に移動した前記移動部材を、機械的駆動力により前記定位置に復帰させるという本願発明の第1の基本的な技術的思想に着眼した。
また本発明者は、外枠および該外枠に対して開閉自在に配設された開閉扉および遊技盤本体を備えた遊技機において、前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の開閉動作に付随して動く移動部材の開放動作または閉鎖動作の一方の動作に選択的に連動して移動位置に移動し、報知部材が前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の開閉動作を報知するとともに、前記移動位置に移動した前記移動部材を、機械的駆動力により前記定位置に復帰させるという本願発明の第2の基本的な技術的思想に着眼した。
さらに本発明者は、上述の着眼した基本的な技術的思想に基づき、研究開発を重ねた結果、夜間における前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の不正開閉を検知するとともに、前記移動位置に移動した前記移動部材を、機械的駆動力により前記定位置に復帰させるので、従業員の駆動操作を不要にするという目的を達成する本発明に到達した。
本発明(請求項1に記載の第1発明)の遊技機は、
外枠および該外枠に対して開閉自在に配設された開閉扉および遊技盤本体を備えた遊技機において、
前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の開放動作または閉鎖動作の一方の動作に選択的に連動して移動位置に移動する移動部材と、
前記移動部材の位置によって、前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の開閉動作を報知する報知部材と、
前記移動位置に移動した前記移動部材を、機械的駆動力により前記定位置に復帰させる機械的復帰駆動手段とから成る
ものである。
本発明(請求項2に記載の第2発明)の遊技機は、
外枠および該外枠に対して開閉自在に配設された開閉扉および遊技盤本体を備えた遊技機において、
前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の開閉動作に付随して動く移動部材と、
付随して動く前記移動部材における前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の開放動作または閉鎖動作の一方の動作に選択的に連動して定位置から移動位置に移動する部材を備え、前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の開閉動作を報知する報知部材と、
前記移動位置に移動した前記報知部材を、機械的駆動力により前記定位置に復帰させる機械的復帰駆動手段とから成る
ものである。
本発明(請求項3に記載の第3発明)の遊技機は、
前記第2発明において、
前記移動部材が、
一端が前記開閉扉、遊技盤本体または枠体のいずれかにに当接し、前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の開閉動作に応じて移動する第1の移動部材と、
前記第1の移動部材の移動に応じて移動する第2の移動部材とから成り、
前記報知部材が、該第2の移動部材に連絡して、該第2の移動部材の前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の開放動作または閉鎖動作の一方の動作に選択的に連動して移動位置に移動し、前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の開閉動作を報知するように構成されている
ものである。
本発明(請求項4に記載の第4発明)の遊技機は、
外枠および該外枠に対して開閉自在に配設された開閉扉および遊技盤本体を備えた遊技機において、
前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の開閉動作に付随して動く第1の移動部材と、
付随して動く前記第1の移動部材における前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の開放動作または閉鎖動作の一方の動作に選択的に連動して移動位置に移動する第2の移動部材と、
該第2の移動部材に連絡して前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の開閉動作を報知する報知部材と、
前記移動位置に移動した前記報知部材を、機械的駆動力により前記定位置に復帰させる機械的復帰駆動手段とから成る
ものである。
本発明(請求項5に記載の第5発明)の遊技機は、
前記第1発明ないし第4発明のいずれかにおいて、
前記機械的復帰駆動手段が、変位量に応じたバネの付勢力により 前記移動位置に移動して係止手段によって係止されている前記移動部材または報知手段が、前記係止手段による係止が解除された時には、駆動するバネ部材によって構成されている
ものである。
本発明(請求項6に記載の第6発明)の遊技機は、
前記第1発明ないし第4発明のいずれかにおいて、
前記機械的復帰駆動手段が、変位量に応じた空気圧により 前記移動位置に移動して係止手段によって係止されている前記移動部材または報知手段が、前記係止手段による係止が解除された時には、駆動する空気バネ手段によって構成されている
ものである。
本発明(請求項7に記載の第7発明)の遊技機は、
前記第3発明または請求項4において、
前記第1の移動部材と第2の移動部材とに鋸歯状の係合部を形成し、前記第1の移動部材の開放動作または閉鎖動作の一方の動作において前記第1の移動部材と第2の移動部材との鋸歯状の係合部が互いに係合することにより、前記第1の移動部材に対して前記第2の移動部材が選択的に連動して移動するように構成されている
ものである。
本発明(請求項8に記載の第8発明)の遊技機は、
前記第3発明または請求項4において、
前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の開閉動作に付随して動く部材の直線運動を回転運動に変換する変換機構を備えている
ものである。
本発明(請求項9に記載の第9発明)の遊技機は、
前記第8発明において、
前記第1の移動部材と第2の移動部材が、前記変換機構によって変換された回転運動を可能にする回転部材によって構成され、
前記第1の移動部材の一方向の回転運動のみ前記第2の移動部材に回転連絡する選択的回転連絡機構を介して、前記第2の移動部材に回転連絡するように構成されている
ものである。
本発明(請求項10に記載の第10発明)の遊技機は、
前記第9発明において、
前記選択的回転連絡機構が、内外の回転体の間に介挿され、一方向の回転運動のみ係合して内外の回転体を一体回転させる係合片を備えている
ものである。
上記構成より成る第1発明の遊技機は、外枠および該外枠に対して開閉自在に配設された開閉扉および遊技盤本体を備えた遊技機において、前記移動部材が、前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の開放動作または閉鎖動作の一方の動作に選択的に連動して移動位置に移動することにより、前記報知部材が、前記移動部材の位置によって、前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の開閉動作を報知するので、前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の不正開閉を確実に検知することが出来るという効果を奏するとともに、前記機械的復帰駆動手段により前記移動位置に移動した前記移動部材を、機械的駆動力により前記定位置に復帰させるので、従業員の駆動操作を不要にするという効果を奏する。
上記構成より成る第2発明の遊技機は、外枠および該外枠に対して開閉自在に配設された開閉扉および遊技盤本体を備えた遊技機において、前記移動部材が、前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の開閉動作に付随して動き、前記報知部材を構成する部材が、前記移動部材における前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の開放動作または閉鎖動作の一方の動作に選択的に連動して移動位置に移動し、前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の開閉動作を報知するので、前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の不正開閉を確実に検知することが出来るという効果を奏するとともに、前記機械的復帰駆動手段により前記移動位置に移動した前記報知部材を、機械的駆動力により前記定位置に復帰させるので、従業員の駆動操作を不要にするという効果を奏する。
上記構成より成る第3発明の遊技機は、前記第2発明において、前記移動部材を構成する一端が前記開閉扉、遊技盤本体または枠体のいずれかに当接した前記第1の移動部材が、前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の開閉動作に応じて移動し、前記第2の移動部材が、前記第1の移動部材の移動に応じて移動することから、前記報知部材が、該第2の移動部材に連絡して、該第2の移動部材の前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の開放動作または閉鎖動作の一方の動作に選択的に連動して移動位置に移動し、前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の開閉動作を報知するので、前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の不正開閉を確実に検知することが出来るという効果を奏する。
上記構成より成る第4発明の遊技機は、外枠および該外枠に対して開閉自在に配設された開閉扉および遊技盤本体を備えた遊技機において、前記第1の移動部材が、前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の開閉動作に付随して動き、前記第2の移動部材が、付随して動く前記第1の移動部材における前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の開放動作または閉鎖動作の一方の動作に選択的に連動して移動位置に移動し、前記報知部材が、該第2の移動部材に連絡して前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の開閉動作を報知するので、前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の不正開閉を確実に検知することが出来るという効果を奏するとともに、前記機械的復帰駆動手段により前記移動位置に移動した前記報知部材を、機械的駆動力により前記定位置に復帰させるので、従業員の駆動操作を不要にするという効果を奏する。
上記構成より成る第5発明の遊技機は、前記第1発明ないし第4発明のいずれかにおいて、前記機械的復帰駆動手段を構成する前記バネ部材が、変位量に応じたバネの付勢力により 前記移動位置に移動して係止手段によって係止されている前記移動部材または報知手段を、前記係止手段による係止が解除された時には、駆動して定位置に復帰させるので、従業員による駆動操作を不要にするという効果を奏する。
上記構成より成る第6発明の遊技機は、前記第1発明ないし第4発明のいずれかにおいて、
前記機械的復帰駆動手段を構成する前記空気バネ手段が、変位量に応じた空気圧により 前記移動位置に移動して係止手段によって係止されている前記移動部材または報知手段を、前記係止手段による係止が解除された時には、駆動して定位置に復帰させるので、従業員による駆動操作を不要にするという効果を奏する。
上記構成より成る第7発明の遊技機は、前記第3発明または請求項4において、前記第1の移動部材と第2の移動部材とに鋸歯状の係合部を形成し、前記第1の移動部材の開放動作または閉鎖動作の一方の動作において前記第1の移動部材と第2の移動部材との鋸歯状の係合部が互いに係合することにより、前記第1の移動部材に対して前記第2の移動部材が選択的に連動して移動するので、前記第2の移動部材の移動位置への移動により、前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の不正開閉を確実に検知することが出来るという効果を奏する。
上記構成より成る第8発明の遊技機は、前記第3発明または請求項4において、前記変換機構により前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の開閉動作に付随して動く部材の直線運動を回転運動に変換するので、前記変換機構により前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の開閉動作に付随して動く部材の直線運動を回転運動への変換を可能にするという効果を奏する。
上記構成より成る第9発明の遊技機は、前記第8発明において、前記第1の移動部材と第2の移動部材が、前記変換機構によって変換された回転運動を可能にする回転部材によって構成されているため、前記第1の移動部材の一方向の回転運動のみ前記第2の移動部材に回転連絡する選択的回転連絡機構を介して、前記第2の移動部材に回転連絡するので、前記第2の移動部材の移動位置への回転移動により、前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の不正開閉を確実に検知することが出来るという効果を奏する。
上記構成より成る第10発明の遊技機は、前記第9発明において、前記選択的回転連絡機構が備える前記係合片が、内外の回転体の間に介挿され、一方向の回転運動のみ係合して内外の回転体を一体回転させるので、前記第1の移動部材の一方向の回転運動のみ前記第2の移動部材に回転連絡することを可能にするという効果を奏する。
以下本発明の最良の実施の形態につき実施例に基づき、図面を用いて説明する。
本第1実施例のパチンコ遊技機は、本願第1発明の実施例であり、図1ないし図5に示されるように、外枠101と、前記外枠101に対して揺動自在に付設された開閉扉9および遊技盤本体100と、前記開閉扉9またはおよび前記遊技盤100の開閉動作を支持するヒンジ部102を備えたパチンコ遊技機において、前記開閉扉9の開放動作または閉鎖動作の一方の開放動作に選択的に連動して移動位置に移動する移動部材1と、前記移動部材1の位置によって、前記開閉扉9の開放動作を報知する報知部材4および移動した前記移動部材1の位置を定位置に復帰させる機械的復帰駆動手段3とから成る。
前記開閉扉9および遊技盤本体100は、図1に示されるように前記外枠101の左側上下部の端部に配設されたヒンジ部102によって揺動自在に支持されることによって、前記外枠101に対して揺動自在に配設されている。
前記移動部材1は、図2ないし図4に示されるように移動機構10における前記開閉扉9の開放動作に伴う押圧部材16の先端部161の押圧により、ガイド棒13および14に沿って移動する矩形部材15によって構成される。
前記移動機構10は、図2ないし図4に示されるように、前記開閉扉9を揺動自在に支持するヒンジ部102が配設される前記外枠101の上面に前後方向において一定距離離して配設された所定厚さの矩形部材より成る両端部材11および12と、該両端部材11および12を連結して、上下方向一定間隔で平行に延在形成された円柱状の前記ガイド棒13および14と、前記ガイド棒が介挿される2個の穴部を有し、前記両端部材11および12の間において前記ガイド棒13および14に沿って移動する前記両端部材11および12に比べてサイズの大きな前記矩形部材15と、前記開閉扉9の下端のコーナー部91に突設され、前記開閉扉9が開放された時、前記ヒンジ廻りの揺動に伴い前記先端部161が前記矩形部材15の一方の面151に当接して、前記ガイド棒13,14に沿って前記矩形部材15を後方へ移動させる前記押圧部材16とによって構成される。
前記一方の両端部材12は、前記ガイド棒13および14が介挿される2個の穴部の間の部位に磁石のような磁気を帯びた部材16Mが螺装され介挿される穴部を有する。また、前記磁気を帯びた部材16Mは、図3(a)破線表示に示されるように前記開閉扉9が開放された際に前記押圧部材16の揺動により揺動して接近してきた前記矩形部材15を前記両端部材12へ磁気吸着力により誘引することにより、前記移動機構10の移動を確実なものとするとともに、図3(b)に示すように前記開閉扉9の閉鎖時において、前記開閉扉9に配設された前記押圧部材16の前記先端部161と前記矩形部材15の一方の面151との間に一定の間隔を確保して、干渉を回避することにより、前記開閉扉9の閉鎖動作によって前記矩形部材15が移動することはないようにして、前記矩形部材15は前記開閉扉9の開放動作のみに選択的に連動するように構成され、前記開閉扉9の閉鎖動作を円滑なものとするように構成されている。
前記機械的復帰駆動手段3は、図2ないし図4に示されるように前記外枠101の上面に前後方向において定位置または移動位置に位置する前記移動部材としての前記矩形部材15の側面に一端が当接するとともに、他端が後述する包囲部材109の内側壁に当接するように介挿された所定のバネ定数のバネ部材30によって構成されている。
前記バネ部材30は、変位量に応じたバネの付勢力により 前記移動位置に移動して係止手段によって係止されている前記移動部材または報知手段が、前記係止手段による係止が解除された時には、前記移動位置から定位置へ駆動するように構成されている。
前記係止手段31は、図5(B)に示すように包囲部材109の内側壁に穿設された円筒状の凹部310に介挿され前記移動部材としての前記矩形部材15の側面に当接して前記移動位置に係止する下端にフランジ部を備えたコの字状の突出片311と、当該コの字状の突出片311の内底面と前記円筒状の凹部310の底面との間に介挿され前記コの字状の突出片311を突出させるコイルスプリング312と、コの字状の突出片311の内底面に一端が固定され他端に円形の把手314が配設され、前記移動部材としての前記矩形部材15の係止を解除するときにはコの字状の突出片311を円筒状の凹部310内に収納するためのたロッド状の解除部材313とから成る。
上述の前記移動機構10と前記機械的復帰駆動手段3は、図2に示されるように前記押圧部材16との干渉を回避するための矩形状の開口部1091が一部に形成された直方体状の包囲部材109によって包囲され、前記矩形部材15の位置および前記機械的復帰駆動手段3が外部から見えないように構成されている。
前記報知部材4は、前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の開放動作または閉鎖動作の一方の動作に選択的に連動して移動位置に移動した前記移動部材1としての前記矩形部材15を目視することが出来るように前記包囲部材109の前記一方の両端部材に近接した部位に形成された覗き穴41によって構成されている
上記構成より成る本第1実施例のパチンコ遊技機は、前記開閉扉9が不正に開放されると、前記開閉扉9の開放により前記押圧部材16の前記先端部161が揺動し、前記移動部材1としての前記矩形部材15を図3および図4中右方に退避させる。
前記両端部材12の一方に配設された前記磁気を帯びた部材16が、図3(a)破線表示に示されるように前記開閉扉9が開放された際に前記押圧部材16の揺動により、退避接近してきた前記矩形部材15を前記一方の両端部材12に配設された磁石のような磁気を帯びた部材16によって、前記一方の両端部材12の方向へ磁気吸着力により吸引するので、前記両端部材12の一方に当接させる。
前記開閉扉の開放動作に選択的に連動して前記移動部材としての前記矩形部材15が前記両端部材12の一方に当接する移動位置に移動すると、前記報知部材4を構成する前記包囲部材109に形成された覗き穴41を介して、従業員によって目視することが出来るので、前記開閉扉9の不正に開放されたことが確認出来る。
従業員によって前記報知部材4を構成する前記覗き穴41を介する前記移動部材の移動の目視による確認が終わったら、新たな不正開放の検出が出来るように前記円形の把手314を引っ張ることにより、前記矩形部材15の係止を解除すると、前記バネ部材30の付勢力により移動位置の前記矩形部材15移動させて定位置に復帰させる。
すなわち前記円形の把手314が引っ張られると、前記ロッド状の解除部材313を介して前記コイルスプリング312に抗して、前記コの字状の突出片311が前記円筒状の凹部310内に収納されるので、前記コの字状の突出片311による前記移動部材1としての前記矩形部材15の側面への当接およ係止状態が解除されるため、前記移動位置に係止されていた前記移動部材1としての前記矩形部材15が、前記バネ部材30によって、定位置に復帰されるのである。
上記作用を奏する本第1実施例のパチンコ遊技機は、何者かによって、前記開閉扉9が不正に開放されると、前記開閉扉9の開放により前記押圧部材16の前記先端部161が揺動し、前記移動部材1としての前記矩形部材15を図2および図3中右方に退避させ、退避接近してきた前記矩形部材15を前記一方の両端部材12の方向へ磁石等による磁気吸着力により吸引するので、前記一方の両端部材12に当接させるので、前記報知部材4を構成する前記包囲部材109の前記一方の両端部材に近接した部位に形成されたに形成された覗き穴41を介して、従業員によって目視することが出来るので、前記開閉扉9の不正開放を確実に検知することが出来るという効果を奏する。
また本第1実施例のパチンコ遊技機は、前記開閉扉9の不正開閉を確実に検知して報知するので、翌朝電源投入後に遊技盤に配設された釘への不正操作および制御基板の不正改造に対する処置を可能にするという効果を奏する。
さらに本第1実施例の遊技機は、前記移動部材1が定位置にある時は前記報知部材4としての前記覗き穴41を介して前記移動部材1が目視出来ないので、前記移動部材1が定位置にあることを報知するため、夜間における前記開閉扉9の不正開閉が無かったことを確実に報知して、遊技盤に配設された釘への不正操作および制御基板の不正改造に対するチェックおよび処置を不要にするという効果を奏する。
また本第1実施例のパチンコ遊技機は、従業員によって前記報知部材4を構成する前記覗き穴41を介する前記移動部材の移動の目視による確認が終わったら、新たな不正開放の検出が出来るように前記円形の把手314が引っ張られると、前記矩形部材15の係止が解除され、前記バネ部材30の付勢力により移動位置の前記矩形部材15移動させて定位置に自動的な復帰を可能にするとともに、新たな不正開放が検知出来るという効果を奏する。
さらに本第1実施例のパチンコ遊技機は、前記移動機構10の前記両端部材12に配設された磁石のような前記磁気を帯びた部材16が、前記開閉扉9が開放された際に前記押圧部材16の揺動により、退避接近してきた前記矩形部材15を前記両端部材12へ磁気吸着力により吸引するので、前記移動機構10の移動を確実なものとするとともに、前記開閉扉9の閉鎖時において、前記開閉扉9に配設された前記押圧部材16の前記先端部161と前記矩形部材15の一方の面151との間に一定の間隔を確保して、干渉を回避することにより、前記開閉扉9の閉鎖動作によって前記矩形部材15が移動することはないようにして、前記矩形部材15が前記開閉扉9の開放動作のみに選択的に連動することを実現するとともに、前記開閉扉9の閉鎖動作を円滑にするという効果を奏する。
本第2実施例のパチンコ遊技機は、本願第3発明の実施例であり、図6ないし図9に示されるように、外枠101に対して揺動自在に付設された開閉扉9および遊技盤本体100を備えたパチンコ遊技機において、一端1511が前記外枠101に当接し、前記遊技盤本体100の開閉動作に応じて移動する移動部材を構成する第1の移動部材151と、前記第1の移動部材151の移動に応じて移動する前記移動部材1を構成する第2の移動部材152と、該第2の移動部材152に連絡して、該第2の移動部材152の前記遊技盤本体100の開放動作に選択的に連動して移動位置に移動して、前記遊技盤本体100の開閉動作を報知する報知部材153および移動した前記報知部材153の位置を定位置に復帰させる機械的復帰駆動手段3とから成る。
前記移動部材は、図6ないし図8に示されるように遊技盤本体100内に移動自在に介挿された前記第1の移動部材151と前記第2の移動部材152と、前記第2の移動部材152が下方に移動する時のみ選択的に下方に移動する移動部材であるところの報知部材153とから成る。
前記第1の移動部材151は、図6ないし図8に示されるようにロッド部材によって構成され、前記遊技盤本体100内の円筒状の部屋155内に同軸的に介挿されるとともに、水平な横方向に移動自在に延在配設され、リング状の係止部1513と前記円筒状の部屋155の図中左側の底部1551との間に付勢部材としてのコイルスプリング1514が介挿され、図中左方に移動するような拡開する付勢力が作用している。
前記第1の移動部材151の前記一端1511は、図6ないし図9に示されるように前記円筒状の部屋の図中右側の底部1552の中央に穿設された開口部1553に挿入突出され、前記外枠101の壁面に当接するとともに、前記第1の移動部材151の他端1512は、ローラ部材1515がピン1516とピンの両端を支持する支持機構1517により回転自在に配設されている。
前記第2の移動部材152は、図6ないし図8に示されるように略逆L字状の板状部材によって構成され、上端1521と前記遊技盤本体100の係止部との間に付勢部材としてのスプリング1522が介挿され、図中下方に向かう付勢力が作用している。
前記第2の移動部材152は、図6ないし図8に示されるように左側面には傾斜面1523と水平面1524とから成る略横V字状の開口部1525が形成されている。
前記第2の移動部材152の前記略横V字状の開口部1525内には、前記第1の移動部材151のローラ部材1515が回転自在に配設された前記他端1512が介挿され、前記第1の移動部材151の前記ローラ部材1515が前記開口部1525の前記傾斜面1523に当接しており、前記遊技盤本体100が開閉されると前記ローラ部材1515が前記開口部1525の前記傾斜面1523に沿って転動することにより、前記第1の移動部材151が往復動して進退するように構成されている。
前記第2の移動部材152は、図6ないし図8に示されるように下方の突出部1526の左側面は、前記遊技盤本体100の一部に形成された前記第2の移動部材152を図中右方向に押圧する押圧部108に当接するとともに、下方の突出部1526の右側面には一定範囲に亘り傾斜部と水平部1が交互に繰り返し形成された係合部1527が形成されている。
前記報知部材153は、図6ないし図8に示されるように前記第2の移動部材152に対向して並設された矩形状の部材によって構成され、左側面には一定範囲に亘り傾斜部と水平部1が交互に繰り返し形成された係合部1531が形成され、前記遊技盤本体100が開放され前記第1の移動部材151が左方に突出する時には、前記第2の移動部材152が下方に移動する時は、前記係合部1527と係合して下方に移動するように構成されている。
前記報知部材153は、右側面下部には、前記遊技盤本体100が開放され前記第2の移動部材152が下方に移動する時は、前記係合部1527と係合して下方に移動した後、前記遊技盤本体100が閉鎖されると前記第2の移動部材152は上方に移動するが、その時は前記第2の移動部材152の前記係合部1527と係合しないため、下方の移動位置に止まるため新たな前記遊技盤本体100の不正開閉を検出するために上方の定位置に復帰させるための前記遊技盤本体100の壁面に上下方向に形成されたスロット107から突出する把手154が配設されている。
前記遊技盤本体100の壁面に上下方向に形成されたスロット107から突出する把手154が、前記スロット107内の上方位置にある時は、前記報知部材153が上方の定位置にあるということであり、前記遊技盤本体100が閉鎖された状態のままであることが報知されていることになり、前記スロット107内の下方位置にある時は、前記報知部材153が下方の定位置にあるということであり、前記遊技盤本体100が開放された状態にあることが報知される構成になっているのである。
さらに本第2実施例においては、前記遊技盤本体100の壁面に上下方向に形成されたスロット107の下部に径の小さな覗き穴106が形成され、該覗き穴106に対向する前記報知部材153の右側面の最下部(図6ないし図8中ハッチング部分)には赤の塗料を塗布してあるので、夜間において前記遊技盤本体100の不正開閉が行われた後、翌朝パチンコ遊技機に電源が投入されると、正面用のランプが点灯するため、径の小さな覗き穴106を介して前記報知部材153の右側面の最下部に塗布してある赤の塗料を確認出来るようにして報知が行われるように構成されている。
前記機械的復帰駆動手段3は、図6ないし図8に示されるように前記遊技盤本体100内に配設され、定位置または移動位置に位置する前記移動部材としての前記報知部材153の図中上面に一端が係止されるとともに、他端が前記遊技盤本体100内の壁面に係止されるように介挿された所定のバネ定数のバネ部材30によって構成されている。
前記バネ部材30は、変位量に応じたバネの付勢力により 前記移動位置に移動して係止手段によって係止されている前記移動部材または報知手段が、前記係止手段による係止が解除された時には、前記移動位置から定位置へ駆動するように構成されている。
前記係止手段31は、前記遊技盤本体100の内側壁に穿設された円筒状の凹部310に介挿され前記報知部材153の側面に当接するとともに、上面を係止して前記移動位置に係止する下端にフランジ部を備えたコの字状の突出片311と、当該コの字状の突出片311の内底面と前記円筒状の凹部310の底面との間に介挿され前記コの字状の突出片311を突出させるコイルスプリング312と、コの字状の突出片311の内底面に一端が固定され他端に円形の把手314が配設され、前記移動部材としての前記報知部材153の係止を解除するときにはコの字状の突出片311を円筒状の凹部310内に収納するためのたロッド状の解除部材313とから成る。
前記円形の把手314は、前記報知部材153と前記第2の移動部材152との間に上下2個介挿配置された楔状のセパレータ315と連動しており、前記円形の把手314が、前記係止手段の係止状態の解除のために従業員によって引っ張られると前記セパレータ315も図中右方に移動するため、前記報知部材153と前記第2の移動部材152との対向面に形成された鋸歯状の前記係合部1531と前記係合部1527との係合が解除されるように構成されている。
上述の前記移動機構と前記機械的復帰駆動手段3は、図6ないし図9に示されるように前記遊技盤本体100内に配設され、前記移動動材153の位置、前記機械的復帰駆動手段3が外部から見えないように構成されている。
上記構成より成る本第2実施例のパチンコ遊技機は、前記遊技盤本体100が閉鎖されている時には、図6に示されるように前記第1の移動部材151の前記一端1511が、前記外枠101の壁面に押圧され、図中右方向右端位置すなわち前記第1の移動部材151の前記他端1512に配設されたローラ部材1515が、前記開口部1525の前記傾斜面1523の右端部に当接しており、押し込まれている。
夜間または昼間において、前記遊技盤本体100が開放された時には、図7に示されるように前記コイルスプリング1514の付勢力により、前記第1の移動部材151が左方に移動してその前記一端1511が、前記遊技盤本体100から左方に突出するので、前記他端1512の前記ローラ部材1515が、前記開口部1525の前記傾斜面1523の右端部から左端部に転動して後退するので、下方に向かう付勢力が作用しているスプリング1522が前記第2の移動部材152を下方に移動させる。
前記第2の移動部材152が下方に移動する時は、図7に示されるように前記第2の移動部材152の左側面が前記遊技盤本体100の一部に形成された前記押圧部108に当接して前記第2の移動部材152を図中右方向に押圧するので、前記係合部1527と前記報知部材153の係合部1531とが係合して、前記第2の移動部材152と前記報知部材153とが一体的に下方に移動して、下端の移動位置まで移動するとともに、前記報知部材153が前記係止手段31のコの字状の突出片311が突設して係止される。
次に前記遊技盤本体100が閉鎖されると、前記外枠101の壁面に押圧され前記第1の移動部材151が、図8に示されるように右方に押し込まれるので、前記第2の移動部材152は上方に移動するが、その時は前記第2の移動部材152の前記係合部1527と前記係合部1531とが係合しないため、前記報知部材153は下方の移動位置に止まるため、前記把手154が、前記スロット107内の下方位置にある時は、前記遊技盤本体100が不正開放された状態にあることが報知される。
また本第2実施例においては、前記遊技盤本体100の壁面に上下方向に形成されたスロット107の下部に形成された前記径の小さな覗き穴106に対向する前記報知部材153の右側面の最下部(図6ないし図8中ハッチング部分)には赤の塗料を塗布してあるので、夜間において前記遊技盤本体100の不正開閉が行われた後、翌朝パチンコ遊技機に電源が投入されると、正面用のランプが点灯するため、径の小さな覗き穴106を介して前記報知部材153の右側面の最下部に塗布してある赤の塗料を確認出来るようにして報知が行われるのである。
前記報知部材153が下方の移動位置に止まり、上述の報知が行われていることになるが、何らかの原因でスプリング30が動作しない場合でも、従業員によって、前記円形の把手314を操作するとともに前記遊技盤本体100の壁面に上下方向に形成されたスロット107の下端位置から突出する把手154を手前(図8中右方に引きながら上方にスライドして、新たな前記遊技盤本体100の不正開閉を検出するために上方の定位置に復帰させることが出来る。
従業員によって前記報知部材4を構成する前記スロット107および前記覗き穴106を介する前記移動部材の移動の目視による確認が終わったら、新たな不正開放の検出が出来るように前記円形の把手314を引っ張る(図中右方)ことにより、前記報知部材153の係止を解除すると、前記バネ部材30の付勢力により移動位置の前記報知部材153を移動させて定位置に復帰させる。
すなわち前記円形の把手314が引っ張られると、前記ロッド状の解除部材313を介して前記コイルスプリング312に抗して、前記コの字状の突出片311が前記円筒状の凹部310内に収納されるので、前記コの字状の突出片311による前記移動部材1としての前記矩形部材15の側面への当接およ係止状態が解除されるため、前記移動位置に係止されていた前記移動部材1としての前記矩形部材15が、前記バネ部材30によって、定位置に復帰されるのである。
上記作用を奏する本第2実施例のパチンコ遊技機は、前記移動部材1を構成する一端1511が前記枠体に当接した前記第1の移動部材151が、前記遊技盤本体の開閉動作に応じて横方向に移動し、前記第2の移動部材152が、前記第1の移動部材151の移動に応じて下方に移動することから、前記報知部材153が、該第2の移動部材152に連絡して、該第2の移動部材152の前記遊技盤本体の開放動作に選択的に連動して移動位置に下方移動し、前記遊技盤本体の開閉動作を報知するので、前記遊技盤本体の不正開閉を確実に検知することが出来るという効果を奏する。
また本第2実施例のパチンコ遊技機は、前記遊技盤本体100の不正開閉を確実に検知して報知するので、翌朝電源投入後に遊技盤に配設された釘への不正操作および制御基板の不正改造に対する処置を可能にするという効果を奏する。
さらに本第2実施例のパチンコ遊技機は、前記復帰手段としての前記把手154が、前記遊技盤本体の開放動作に選択的に連動して移動位置に移動した前記移動部材としての前記報知部材153を定位置に復帰させるので、新たな前記遊技盤本体の不正開閉の検知を可能にするという効果を奏する。
さらに本第2実施例のパチンコ遊技機は、従業員によって前記報知部材153を構成する前記覗き穴106を介する前記報知部材153の移動の目視による確認が終わったら、新たな不正開放の検出が出来るように前記円形の把手314が引っ張られると、前記報知部材153の係止が解除され、前記バネ部材30の付勢力により移動位置の前記報知部材153を移動させて定位置に自動的な復帰を可能にするとともに、新たな不正開放が検知出来るという効果を奏する。
上述の実施例は、説明のために例示したもので、本発明としてはそれらに限定されるものでは無く、特許請求の範囲、発明の詳細な説明および図面の記載から当業者が認識することができる本発明の技術的思想に反しない限り、変更および付加が可能である。
上述の実施例は、一例としてパチンコ遊技機について説明したが、本発明としてはそれらに限定されるものでは無く、パチンコ遊技機に限らず、外枠および開閉扉を有する回胴式遊技機をはじめその他本発明を適用可能な遊技機等についても適用可能である。
また、上述の実施例においては、一例として前記報知手段が不正開放が行われたことを報知する不正開放報知状態を実現する態様について説明したが、本発明としてはそれらに限定されるものでは無く、不正開放が行われなかったことを報知する正常報知状態を実現する構成としてもよい。
上述の実施例においては、一例として復帰駆動手段として金属製のコイルスプリングのようなバネ部材を用いた例について説明したが、本発明としてはそれに限定されるものではなく、例えばバネ部材として板バネは言うに及ばず、ゴムや軟質プラスチックのような弾性を有する材料を用いるものでも良く、ベローズまたはダイアフラムを用いた空気圧バネを利用する態様や、油圧などの流体圧を用いる態様も利用可能である。
また、前記包囲部材は、前記移動部材に加え前記復帰手段等も包囲するように適用可能であり、本発明の効果を実現するにあたり有効的に適宜活用できるものである。
ここで、上述の実施例における報知の方法については一例としてパチンコ遊技機に備えられた報知手段によって報知する例について説明したが、本発明はこれに限定されるものでなくパチンコ遊技機では報知されることなく、ホールの集中管理室または島データ表示装置等によって報知、もしくはこれらの組み合わせによって報知されるものであってもよい。
上述の実施例においては、一例として前記枠体に対する前記遊技盤本体および前記開閉扉の不正開閉を検知する実施例を記載し、前記枠体および前記遊技盤本体に対する前記開閉扉の不正開閉を検知する実施例を記載したが、不正開閉を検知する対象を前記遊技盤本体および前記開閉扉とするか、前記開閉扉のみとするかは、上述した不正開閉検知機構の配置を変えることにより容易に実現できるものであり、上述の各実施例においてどちらの不正開閉を検知する構成とするかは選択的事項であるとともに、前記不正開閉検知機構を組み合わせることにより不正開放および不正閉鎖の両方を検知する構成とすることも出来る。
外枠と、前記外枠に対して揺動自在に付設された開閉扉および遊技盤本体と、前記開閉扉またはおよび前記遊技盤の開閉動作を支持するヒンジ部を備えたパチンコ遊技機において、前記開閉扉の開放動作または閉鎖動作の一方の開放動作に選択的に連動して移動位置に移動する移動部材と、前記移動部材の位置によって、前記開閉扉の開放動作を報知する報知部材および移動した前記移動部材の位置を定位置に復帰させる機械的復帰駆動手段とから成り、電源が供給されていない夜間における前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の不正開閉および制御基板の不正改造を精確に検知するとともに、翌朝電源投入後に制御基板の不正改造に対する処置を可能にして、前記移動部材を定位置に復帰させるという用途にも適用できる。
本発明の第1実施例のパチンコ遊技機において、開閉扉を開放した時の斜視図である。 本第1実施例のパチンコ遊技機において、移動部材、移動機構、復帰手段を示す部分拡大斜視図である。 本第1実施例のパチンコ遊技機において、開閉扉の開放前の状態、開放状態および閉鎖状態における要部である移動部材、移動機構、復帰手段を示す部分拡大平面図である。 本第1実施例のパチンコ遊技機において、開放前および開放後の要部である移動部材、移動機構、復帰手段を示す部分拡大側面図である。 本第1実施例のパチンコ遊技機において、開閉扉、押圧部材、包囲部材を示す部分拡大平面図および係止機構を示す部分拡大断面図である。 本発明の第2実施例のパチンコ遊技機において、遊技盤本体が閉鎖されている状態を示す部分拡大断面図である。 本2実施例のパチンコ遊技機において、遊技盤本体が開放されている状態を示す部分拡大断面図である。 本2実施例のパチンコ遊技機において、遊技盤本体が再び閉鎖された状態を示す部分拡大断面図である。 本第2実施例のパチンコ遊技機において、第1の移動部材の他端を示す部分拡大平面図および側面図である。 従来の第1の遊技機において、ソレノイドにより移動させて下扉の閉動作を阻止する前記移動部材を示す部分断面図である。 従来の第2の遊技機において、レールに移動可能に取り付けられ、扉が開放されると移動する扉開放センサを示す部分断面図である。
符号の説明
1 移動部材
3 機械的復帰駆動手段
4 報知部材
9 開閉扉
100 遊技盤本体
101 枠体
109 包囲部材

Claims (10)

  1. 外枠および該外枠に対して開閉自在に配設された開閉扉および遊技盤本体を備えた遊技機において、
    前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の開放動作または閉鎖動作の一方の動作に選択的に連動して定位置から移動位置に移動する移動部材と、
    前記移動部材の位置によって、前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の開閉動作を報知する報知部材と、
    前記移動位置に移動した前記移動部材を、機械的駆動力により前記定位置に復帰させる機械的復帰駆動手段とから成る
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 外枠および該外枠に対して開閉自在に配設された開閉扉および遊技盤本体を備えた遊技機において、
    前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の開閉動作に付随して動く移動部材と、
    付随して動く前記移動部材における前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の開放動作または閉鎖動作の一方の動作に選択的に連動して定位置から移動位置に移動する部材を備え、前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の開閉動作を報知する報知部材と、
    前記移動位置に移動した前記報知部材を、機械的駆動力により前記定位置に復帰させる機械的復帰駆動手段とから成る
    から成る
    ことを特徴とする遊技機。
  3. 請求項2において、
    前記移動部材が、
    一端が前記開閉扉、遊技盤本体または枠体のいずれかにに当接し、前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の開閉動作に応じて移動する第1の移動部材と、
    前記第1の移動部材の移動に応じて移動する第2の移動部材とから成り、
    前記報知部材が、該第2の移動部材に連絡して、該第2の移動部材の前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の開放動作または閉鎖動作の一方の動作に選択的に連動して移動位置に移動し、前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の開閉動作を報知するように構成されている
    ことを特徴とする遊技機。
  4. 外枠および該外枠に対して開閉自在に配設された開閉扉および遊技盤本体を備えた遊技機において、
    前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の開閉動作に付随して動く第1の移動部材と、
    付随して動く前記第1の移動部材における前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の開放動作または閉鎖動作の一方の動作に選択的に連動して移動位置に移動する第2の移動部材と、
    該第2の移動部材に連絡して前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の開閉動作を報知する報知部材と、
    前記移動位置に移動した前記報知部材を、機械的駆動力により前記定位置に復帰させる機械的復帰駆動手段とから成る
    ことを特徴とする遊技機。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかにおいて
    前記機械的復帰駆動手段が、変位量に応じたバネの付勢力により 前記移動位置に移動して係止手段によって係止されている前記移動部材または報知手段が、前記係止手段による係止が解除された時には、駆動するバネ部材によって構成されている
    ことを特徴とする遊技機。
  6. 請求項1ないし請求項4のいずれかにおいて
    前記機械的復帰駆動手段が、変位量に応じた空気圧により 前記移動位置に移動して係止手段によって係止されている前記移動部材または報知手段が、前記係止手段による係止が解除された時には、駆動する空気バネ手段によって構成されている
    ことを特徴とする遊技機。
  7. 請求項3または請求項4において、
    前記第1の移動部材と第2の移動部材とに鋸歯状の係合部を形成し、前記第1の移動部材の開放動作または閉鎖動作の一方の動作において前記第1の移動部材と第2の移動部材との鋸歯状の係合部が互いに係合することにより、前記第1の移動部材に対して前記第2の移動部材が選択的に連動して移動するように構成されている
    ことを特徴とする遊技機。
  8. 請求項3または請求項4において、
    前記開閉扉またはおよび遊技盤本体の開閉動作に付随して動く部材の直線運動を回転運動に変換する変換機構を備えている
    ことを特徴とする遊技機。
  9. 請求項8において、
    前記第1の移動部材と第2の移動部材が、前記変換機構によって変換された回転運動を可能にする回転部材によって構成され、
    前記第1の移動部材の一方向の回転運動のみ前記第2の移動部材に回転連絡する選択的回転連絡機構を介して、前記第2の移動部材に回転連絡するように構成されている
    ことを特徴とする遊技機。
  10. 請求項9において、
    前記選択的回転連絡機構が、内外の回転体の間に介挿され、一方向の回転運動のみ係合して内外の回転体を一体回転させる係合片を備えている
    ことを特徴とする遊技機。
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