JP5116332B2 - 車両用荷室構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の荷室を仕切ることが可能な仕切部材を備えた車両用荷室構造に関する。
従来から、車両用荷室構造として、荷室の前部に隣接して配置されるリヤシートのシートクッション上にシートバックを前倒し、シートバックの後面からパーテーションボードを起立させて、パーテーションボードから車両後方方向へとトノカバーを展開することで、前倒させたシートバックの後面及び荷室のフロア面を見栄え良く覆うものが知られており、その一例が特許文献1に記載されている。
しかしながら、特許文献1の車両用荷室構造では、シートバックの後面を荷室のフロア面の一部として活用する際に、パーテーションボードの収納部分が窪みとなるため荷室のフロア面がフラットにならない問題がある。
このため、シートバックの後面からパーテーションボードを起立させてから車両後方向へとトノカバーを展開する代わりに、荷室のデッキサイドトリム上部間に巻取式トノカバーを橋渡し、トノカバーを荷室のフロア面側に引出してデッキサイドトリムに形成された凹部にトノカバーの先端部に設けられた芯材の凸部を嵌合させて客室と荷室とを車両前後方向に仕切り、且つフラットな荷室のフロア面を得る車両用荷室構造の開発が検討されている。
特開2002−160564公報
ところで、シートクッション上にシートバックを前倒させてシートバックの後面を荷室のフロア面の一部とする場合に、シートバックの後面の車両上下方向の高さにバラツキが生じることがあるため、仮に、前述したデッキサイドトリム上部間に巻取式トノカバーを橋渡す車両用荷室構造を採用した場合には、デッキサイドトリムに形成する凹部の位置を荷室フロア面よりも上方に位置させる必要があり、荷室のフロア面と凹部との距離が離れてしまう傾向がある。この状態で、芯材に車両下方方向への負荷が入力されると、凸部と凹部との接点を支点とする芯材の撓み量が増加する問題がある。
本発明は、上記事実を考慮して、仕切部材の展開状態で展開方向の端部側に車両下方方向への負荷が入力された際に、仕切部材に生じる撓み量の増加を抑制可能な車両用荷室構造を提供することを課題とする。
請求項1に記載する本発明の車両用荷室構造は、車両用荷室の車幅方向に延設され、前記車両用荷室の床面側へ向けて展開可能に格納され、且つ展開方向の端部側に一般部と比べて剛性が高い高剛性部が設けられる仕切部材と、前記高剛性部の車幅方向の両端部側を保持して前記仕切部材の展開状態を維持し、且つ前記両端部側が保持された前記高剛性部に車両下方方向への負荷が入力された際に、前記高剛性部の車両下方方向への移動を許容する保持手段と、を備え、前記保持手段は、前記高剛性部に設けられるとともに前記車両用荷室の側壁側へと突出する係合凸部と、前記車両用荷室の側壁に設けられるとともに前記係合凸部と係合可能な係合凹部と、前記係合凹部の前記車両用荷室の床面側に設けられるとともに前記係合凸部の車両下方方向への移動を許容し、前記車両用荷室の車幅方向の内側且つ床面側に向けて傾斜する傾斜面を有する許容部と、を有し、前記高剛性部に車両下方方向への負荷が入力された際に前記係合凸部の先端部が前記傾斜面に当接することを特徴としている。
請求項1に記載する本発明の車両用荷室構造によれば、格納された仕切部材を車両用荷室の床面側へ向けて展開し、保持手段によって高剛性部の両端部側を保持することで仕切部材の展開状態が維持される。即ち、車両用荷室を車両前後方向に仕切ることができる。
ここで、両端部側が保持された高剛性部に車両下方方向への負荷が入力されると、保持手段によって高剛性部の車両下方方向への移動が許容されるため、高剛性部と床面との距離が短くなり、両端部側を支点とした場合の高剛性部の撓み量が低減される。即ち、高剛性部の撓み量の増加が抑制される。
上記車両用荷室構造によれば、保持手段が、高剛性部に設けられるとともに車両用荷室の側壁側へと突出する係合凸部、車両用荷室の側壁に設けられるとともに係合凸部と係合可能な係合凹部及び係合凹部に設けられるとともに係合凸部の車両下方方向への移動を許容する許容部によって構成されるため、保持手段の構造が簡単となる。
また、本発明の場合、許容部を係合凹部に設けたので、車両用荷室の側壁を大幅に設計変更する必要がない。
さらに、上記車両用荷室構造によれば、高剛性部に車両下方方向への負荷が入力されると係合凸部の先端部が許容部の傾斜面に当接するため、係合凸部と係合凹部との接点が車幅方向に広がるとともに車両下方方向に下がり、この接点を支点とした場合の高剛性部の撓みが緩やかになる。これにより、高剛性部に車両下方方向への負荷が入力された際の高剛性部の撓み量を低減させることができる。
また、許容部が傾斜面を有するものとして構成されているので、係合凹部自体の形状に与える影響は小さい。このため、車両用荷室の側壁内部のスペースを殆ど狭めることがなく、このスペースを部材の配策スペース等として活用することができる。
請求項2に記載する本発明の車両用荷室構造は、請求項1に記載の車両用荷室構造において、前記係合凹部は、車両前方側に前記係合凸部の出入口を有していることを特徴としている。
請求項2に記載する本発明の車両用荷室構造によれば、係合凹部が車両前方側に係合凸部の出入口を有していることから、車室内前方側(例えば、前席側)から係合凹部に係合凸部を係合させる作業(即ち、仕切部材の展開作業)が容易となるため仕切部材の使用性が向上する。
請求項3に記載する本発明の車両用荷室構造は、請求項2に記載の車両用荷室構造において、前記係合凹部は、車幅方向から見て、前記出入口から車両後方に向かって延びてから車両後方で且つ車両上方へと傾斜しながら延び、終端部が係合凸部を保持可能な保持面を有する引掛溝である、ことを特徴としている。
請求項4に記載する本発明の車両用荷室構造は、請求項3に記載の車両用荷室構造において、前記傾斜面は、車幅方向に対する傾斜角が前記出入口側よりも前記終端部側で小さくなっている、ことを特徴としている。
以上説明したように、本発明の車両用荷室構造によれば、仕切部材の展開状態で展開方向の端部側に車両下方方向への負荷が入力されても仕切部材に生じる撓み量の増加を抑制することができるという優れた効果を有する。
本発明における車両用荷室構造の第1の実施形態を図面に基づき説明する。なお、図中に記す矢印FR、矢印RE、矢印UP、矢印LO、矢印RI、及び矢印LEは、それぞれ車両用荷室構造10が適用される自動車の前方向(進行方向)、後方向、上方向、下方向、右方向、及び左方向を示しており、以下単に上下前後右左を示す場合は上記各矢印方向に対応している。
図1には、車両用荷室構造10を含む車室内後方部の斜視図が示されている。本実施形態における車両は、車両内に3列のシートが配置される3列シートタイプの車両であり、第3列シート12(最後列シート)が折り畳み格納可能とされており、この第3列シート12を折り畳んで格納することで車両用荷室としてのラゲージルーム14(図2参照)を拡張することができる。この第3列シート12を折り畳んで格納した状態では、第3列シート12のシートバック背面がラゲージルーム14の床面としての荷室床面16の一部を構成する。荷室床面16には荷物等を載せられるようになっており、ラゲージルーム14の後方に設けられている図示しないバックドアを開けることにより、バックドアの開口部を通してラゲージルーム14に荷物の出し入れが可能となっている。
図1に示すように、ラゲージルーム14の左右両側部には、車幅方向(左右方向)から見て図示しないボデーパネルを覆う広義には車両用内装部材として把握されるデッキサイドトリム18が内張りされている。この両デッキサイドトリム18の上部には車幅方向に長尺な後述する第1のトノカバー40及び第2のトノカバー70を収納した箱状の収納ケース30が架け渡されている。なお、本実施形態のような3列シートタイプの車両では、収納ケース30は装着自在とされており、使用時には両デッキサイドトリム18の上部に架け渡して装着し、非使用時には両デッキサイドトリム18の上部から外している。
図2に示すように、収納ケース30の内部には、車室をキャビン15とラゲージルーム14とに仕切る、即ち、車室を前後方向に仕切るための仕切部材としての第1のトノカバー40と、第1のトノカバー40よりも車両後方にラゲージルーム14を上下に仕切るための第2のトノカバー70とが収納されている。
なお、この第1のトノカバー40は車室を前後方向(キャビン15及びラゲージルーム14)に遮蔽して仕切り、第2のトノカバー70はラゲージルーム14を上下に遮蔽して仕切るため、荷室床面16上に荷物を載置した場合に、キャビン15側及び車外(窓)から荷物を遮蔽することができる。
第1のトノカバー40は収納ケース30から引き出し可能とされており、その構成を具体的に説明すると、図1及び図2に示されるように、収納ケース30には、収納ケース30の長手方向を軸方向とする巻取軸32が回転自在に軸支され、この巻取軸32には、第1のトノカバー40を形成する可撓性のカバー体42の一端部が係止されている。カバー体42は巻取軸32に巻き回され、他端部42Aが収納ケース30の下壁30Aに設けられたスリット34を挿通している。なお、図中では図示省略しているが、巻取軸32と収納ケース30との間には、付勢部材としてのぜんまいばねが配設されている。ぜんまいばねの内端は巻取軸32に係止されており、ぜんまいばねの外端は収納ケース30の内部に係止されている。これにより、ぜんまいばねは巻取軸32を介して第1のトノカバー40を常時、矢印A方向で示される巻取方向(格納方向)へ付勢している。
図3及び図4に示すように、第1のトノカバー40の先端部40A(カバー体42の他端部42A側)には一般部としてのカバー体42よりも剛性が高いバー44及びバー46が第1のトノカバー40の展開方向(図3に示す矢印B方向)に順次間隔をおいて配設されている。なお、バー44が本発明における高剛性部に相当する。また、バー44及びバー46は第1のトノカバー40の幅方向の端部近傍までそれぞれ延設されている。この第1のトノカバー40の先端部40Aは、具体的には、バー44及びバー46を挟み込むようにカバー体42の他端部42Aを車両前側から車両後側へと折り返して重ね合わせ、重ね合わせた部分を超音波ウェルダー等で溶着して形成されている。
また、図3において、バー44の下端部は全幅にわたって断面形状コ字型の補強部材48(高剛性部)によって挟み込まれており、バー44の車幅方向の両端部は、第1のトノカバー40も含めてガイドカバー50によって挟み込まれている。このガイドカバー50は、スクリューねじ52を車両後方から補強部材48に捩じ込むことで第1のトノカバー40に固定されている。またガイドカバー50には、第1のトノカバー40の幅方向の外側へ向って突出する円柱状の係合凸部としてのガイドピン54が形成されている。
また、デッキサイドトリム18の下部には、図1に示すように、室内側に張り出した張出部19(車幅方向から見た形状が略台形状)が形成されている。この張出部19の室内側の壁面19Aには、収納ケース30よりも車両前方で、且つ荷室床面16側にガイドピン54を引掛ける(係合させる)ことができる係合凹部としての引掛溝60が形成されている。この引掛溝60は、図1に示されるように、張出部19の前側壁面19Bに一端が開口している。図3に示されるように、この開口はガイドピン54の出入口60Aとして用いられ、出入口60Aから進入したガイドピン54を保持面60Bへと案内する案内面60Cと連続している。この案内面60Cと保持面60Bとは連続した形状であり、保持面60Bは、格納方向へ付勢されるガイドピン54を保持することができる。具体的には、引掛溝60は、車幅方向から見て、出入口60Aから車両後方に向かって略水平方向に延びてから車両後方で且つ車両上方へと傾斜しながら延びており、終端部がガイドピン54よりも曲率半径が大きい円弧状とされる面を有している。なお、この円弧状面が保持面60Bであり、出入口60Aから保持面60Bまでの車両上方の面が案内面60Cである。
図3及び図4に示すように、引掛溝60の車両下側の溝壁には許容部としての傾斜面60Dが設けられている。この傾斜面60Dは、引掛溝60の溝底からラゲージルーム14の内側且つ荷室床面16側に向けて傾斜しており、本実施形態では、図3に示されるように、引掛溝60の車両前後方向の出入口60Aから中央近傍までの車幅方向に対する傾斜角は所定の大きさで一定しており、中央近傍から後方に向かって徐々に傾斜角が緩く(小さく)なる構成とされている。これにより、ガイドピン54の先端54Aが傾斜面60Dに押し付けられときに、先端54Aは車幅方向に対する傾斜角が緩い位置から所定の大きさの領域へと案内される。
なお、ガイドピン54間の距離は、引掛溝60の溝底間の距離よりも短く、且つガイドピン54の先端54Aが傾斜面60Dに当接するように設定されている。また、図5に示すように、本実施形態では、引掛溝60が形成された張出部19の内部(壁面19Aと車体との間)に内蔵物100(一例としてクーラーダクト)が設けられており、引掛溝60の傾斜面60Dは、この内蔵物100を回避した状態で形成されている。またさらに、引掛溝60とガイドピン54とには、互いが滑り易い材料を適用している。なお、ガイドピン54の先端部に低摩擦の柔らかい材質の材料を巻いたり貼ったりしてもよい。
図6に示されるように、第1のトノカバー40の先端部40Aの幅方向中央付近には、開口部56が設けられ、この開口部56は一端が第1のトノカバー40に回転自在に支持された閉塞部材58によって閉塞されている。なお、この開口部56は、第1のトノカバー40を荷室床面16側に向かって展開させる際に、作業者の手又は指を引っ掛けることで展開作業を容易にすることを目的としており、展開作業時以外は閉塞部材58によって開口部56を閉塞することで、キャビン15とラゲージルーム14との遮蔽性を確保している。
また、前述した先端部40Aに設けられたバー44とバー46との間の部分が、カバー体42を重ね合わせて構成されているため、図3に示されるように、この部分を回転軸にしてバー46側が折れ曲ることが可能とされている。このため、ガイドピン54を引掛溝60に挿入する際には、先端部40Aのバー46側が車両前方に折れ曲った状態とされ、ガイドピン54が保持面60Bに至った際には先端部40Aのバー46側がほぼ復元される。これにより、小さな荷物がキャビン15及びラゲージルーム14間を移動するのが阻止される。
第2のトノカバー70は収納ケース30から引き出し可能とされており、その構成を具体的に説明すると、図1及び図2に示されるように、収納ケース30には、収納ケース30の長手方向を軸方向とする巻取軸38が回転自在に軸支され、この巻取軸38には、第2のトノカバー70を形成する可撓性のカバー体72の一端部が係止されている。このカバー体72は巻取軸38に巻き回されて、他端部(図示省略)が収納ケース30の下壁30Aに設けられたスリット36を挿通している。なお、図中では図示省略しているが、巻取軸38と収納ケース30との間には、付勢部材としてのぜんまいばねが配設されている。ぜんまいばねの内端は巻取軸38に係止されており、ぜんまいばねの外端は収納ケース30の内部に係止されている。これにより、ぜんまいばねは巻取軸38を介して第2のトノカバー70を常時、矢印C方向で示される巻取方向(格納方向)へ付勢している。
なお、第1のトノカバー40及び第2のトノカバー70を付勢する付勢部材を本実施形態ではぜんまいばねとしているが、ぜんまいばね以外であってもよいものとする。
第2のトノカバー70の先端部(展開方向の端部)は、デッキサイドトリム18の格納状態の第2のトノカバー70の先端部よりも車両後方で且つ略水平方向に設けられた係止部(図示せず)に着脱自在に係止することが可能で、第2のトノカバー70を矢印D方向に展開して、この先端部と係止部とを係止させることで、ラゲージルーム14を上下に仕切ることができる。
次に、第1の実施形態の作用を説明する。
収納ケース30に格納された第1のトノカバー40を荷室床面16側へ向けて展開し、ガイドピン54を引掛溝60の出入口60Aから挿入して、案内面60C、保持面60Bへと移動させて、保持面60Bでガイドピン54を保持させる(引掛ける)。これにより、第1のトノカバー40の展開状態が維持されて、ラゲージルーム14とキャビン15とが車両前後方向に仕切られる。また、第2のトノカバー70を展開することでラゲージルーム14が車両上下方向に仕切られる。
また、図7及び図8に示されるように、ガイドピン54が引掛溝60に引掛けられた状態の第1のトノカバー40の先端部40Aに車両下方方向への負荷Fが入力されると、ガイドピン54が保持面60Bから離れて車両下方方向へと移動し、ガイドピン54の先端54Aが傾斜面60Dに当接する。そして、先端54Aと傾斜面60Dとの接点Eを支点として車両下方方向に向かって略弓なりに撓む。この撓みは、荷室床面16に先端部40Aの一部が接触することで抑制される。
ここで、引掛溝60に傾斜面60Dを設けたことで、ガイドピン54の先端54Aが傾斜面60Dに当接するまで先端部40Aを車両下方方向へと移動させることが可能となり、接点Eと荷室床面16との距離Bが短くなって先端部40Aの撓み量が低減される。また、負荷Fの入力位置から接点Eの距離Aが、例えば引掛溝が傾斜面を有さず引掛溝の縁部とガイドピン54の外周面とが当接する場合と比べて長くなるため、先端部40Aの撓みが緩やかになる。
従って、車両用荷室構造10によれば、第1のトノカバー40の展開状態で先端部40Aに車両下方方向への負荷Fが入力されても先端部40Aの撓み量の増加が抑制される。結果、第1のトノカバー40の先端部40Aの塑性変形が抑制される。
また、許容部としての傾斜面60Dを引掛溝60に設けたので、デッキサイドトリム18は、従前のデッキサイドトリムと比べて、大幅に設計変更する必要がない。
さらに、本実施形態では、許容部が傾斜面60Dとされているため、引掛溝60自体の形状に与える影響は小さい。このため、ラゲージルーム14のデッキサイドトリム18内部のスペースを殆ど狭めることがなく、このスペースを部材の配策スペース等として活用することができ、本実施形態では、このスペースに内蔵物100を配置している。
またさらに、本実施形態では、引掛溝60、ガイドピン54及び傾斜面60Dを用いた簡単な構造で、第1のトノカバー40の先端部40Aに入力された負荷Fに対して先端部40Aの撓み量を低減させることができる。
また、引掛溝60がガイドピン54の出入口60Aを有していることから、車室内前方側(例えば、前席側)から引掛溝60にガイドピン54を係合(保持)させる作業(即ち、第1のトノカバー40の展開作業)が容易となるため、第1のトノカバー40の使用性が向上する。
なお、図8では、負荷Fが入力される前の状態を二点鎖線で示し、負荷Fが入力されている状態を実線で示している。
次に、車両用荷室構造10の第2の実施形態を図9に基づき説明する。
第2の実施形態に係る車両用荷室構造10は、第1のトノカバーの構成が第1の実施形態と異なる点を除いては、第1の実施形態とほぼ同様の構成である。なお、第1の実施形態と同一部材については、同一符号を付して説明を省略する。
図9に示されるように、第1のトノカバー80は、基端部80Aが収納ケース30に回転自在に支持され、基端部80Aと先端部40Aとの間に弾性力を有する弾性部材が内部に配設された蛇腹部82が形成されている。この蛇腹部82は、第1のトノカバー80の格納状態では収納ケース30内に押し縮められて格納され、展開状態では引き伸ばされる。なお、第1のトノカバー80を荷室床面16側に展開して、ガイドピン54を引掛溝60に引掛けた状態では、蛇腹部82の弾性部材が弾性変形しており、弾性部材の復元力によって先端部40Aが格納方向(矢印A方向)へと付勢されている。
次に、第2の実施形態の作用を説明する。
第2の実施形態では、第1の実施形態の作用に加えて以下の作用が得られる。
第1のトノカバー80は蛇腹部82を押し縮めて格納するため、格納状態での上下方向の厚みを、第1の実施形態の巻取軸32に巻き取られた第1のトノカバー40(上下前後方向の厚みが略同じ)よりも薄くできるため、ラゲージルーム14を広く使用することができる。
次に、車両用荷室構造10の本発明に含まれない第1の参考形態を図10に基づき説明する。第1の参考形態に係る車両用荷室構造10は、引掛溝及びガイドピンの構成が第1の実施形態と異なる点を除いては、第1の実施形態とほぼ同様の構成である。なお、第1の実施形態と同一部材については、同一符号を付して説明を省略する。
図10に示されるように、ガイドピン90は、第1の実施形態のガイドピン54を剛性部としてのバー44及び補強部材48よりも低剛性、且つ弾性変形可能な部材としたものである。
また、引掛溝92は、第1の実施形態の引掛溝60から傾斜面60Dのみを除いた構成とされている。このため、先端部40Aに負荷Fが入力された際には、引掛溝92の車両下側の溝縁とガイドピン90の外周面とが当接する。このときガイドピン90が先端部40A(バー44及び補強部材48)よりも先に弾性変形する。この弾性変形により、先端部40Aが車両下方方向へ移動する。また、ガイドピン90は、巻取軸32の付勢部材による付勢力では引掛溝92から外れるほどには弾性変形しない程度の弾性力に設定することが好ましい。なお、本参考形態における、先端部40Aの撓みの支点は、図10に示されるガイドピン90とガイドカバー50との車両下側の接点Gとなる。なお、図10では、負荷Fが入力される前の状態を二点鎖線で示し、負荷Fが入力されている状態を実線で示している。
次に、第1の参考形態の作用を説明する。
第1の参考形態では、第1の実施形態の作用に加えて以下の作用が得られる。
ガイドピン90が弾性変形することで先端部40Aの車両下方方向への移動が許容されることから、引掛溝92に第1の実施形態の引掛溝60のように傾斜面60Dを設ける必要がないため、例えば、デッキサイドトリム18の代わりに従前のデッキサイドトリムを使用することができる。
さらに、本発明のガイドピン90を用いれば、弾性力を変えることで先端部40Aの撓み抑制効果を任意にチューニングすることができる。
次に、車両用荷室構造10の本発明に含まれない第2の参考形態を図11に基づき説明する。第2の参考形態に係る車両用荷室構造10は、引掛溝及びガイドピンの構成が第1の実施形態と異なる点を除いては、第1の実施形態とほぼ同様の構成である。なお、第1の実施形態と同一部材については、同一符号を付して説明を省略する。
図11に示されるように、ガイドピン110は第1の実施形態のガイドピン54の先端部における引掛溝92の溝縁と当接する部位をガイドピン54の軸方向に対して傾斜させた許容部としての傾斜面112を有するものであり、本参考形態では先端部全面がテーパー状(先端に向けて先細る形状)とされている。なお、図11では、負荷Fが入力される前の状態を二点鎖線で示し、負荷Fが入力されている状態を実線で示している。
次に、第2の参考形態の作用を説明する。
第2の参考形態では、第1の実施形態の作用に加えて以下の作用が得られる。
例えば、第1の参考形態ではガイドピン90を低剛性、且つ弾性変形可能な部材としているため、ガイドピン90がガイドカバー50と別部材となってしまうが、本参考形態では、ガイドカバー50とガイドピン110とを一体的に形成することができるため、部品点数を削減することができる。
また、例えば、第1の参考形態の引掛溝92に本参考形態のガイドピン110を引掛けて負荷Fが入力された場合と、引掛溝92に第1の実施形態のガイドピン54を引掛けて負荷Fが入力された場合とを比べると、ガイドピン110は、引掛溝92の溝縁と当接する部位が傾斜面112(テーパー上に傾斜した傾斜面)とされているため、ガイドピン110の接点Hにおけるガイドピン110の軸線との距離が、ガイドピン54を用いた場合に対して短くなり、その分ガイドピン110の軸線がガイドピン54の軸線より下方に位置することとなり、ガイドピン110の軸線の接点Hにおける車両上下方向に対する折れ角度が小さくなり、先端部40Aの撓み量が小さくなる。従って、このようなガイドピン110を用いることで第1の実施形態のように引掛溝に傾斜面60Dを形成しなくても先端部40Aの撓みの増加を抑制することができる。このため、例えば、デッキサイドトリム18の代わりに従前のデッキサイドトリムを使用することもできる。
さらに、ガイドピン110を用いれば、ガイドピン110に設ける許容部の許容部としての傾斜面112の形状如何で先端部40Aの撓み抑制効果を任意にチューニングすることができる。
第1の実施形態、第1及び第2の参考形態では、第1のトノカバー40が巻取軸32の付勢部材(ぜんまいばね)によって付勢されて巻き取られる(格納される)構成としたが、第1のトノカバー40を手動操作によって巻取軸32に巻き取る構成であってもよいものとする。
第1の実施形態では、引掛溝60の車両下側の溝壁が傾斜して傾斜面60Dを形成しているが、本発明に含まれないその他の参考形態では、引掛溝60の車両下側の溝壁を傾斜させずに、この溝壁の壁面を荷室床面16よりも車両下方方向へと延長させて、先端部40Aの車両下方方向への移動を許容してもよいものとする。
第1及び第2の実施形態と第1及び第2の参考形態では、キャビン15とラゲージルーム14とを車両前後方向に仕切るのに第1のトノカバーを用いたが網状のパーテーションネットを用いてもよいものとする。また、ラゲージルーム14を車両上下方向に仕切る第2のトノカバー70を網状のパーテーションネットとしてもよいものとする。
また、第1及び第2の実施形態と第1及び第2の参考形態では、デッキサイドトリム18の張出部19に引掛溝を形成し、ガイドカバー50にガイドピンを形成したが、本発明に含まれないその他の参考形態では、張出部19にガイドピン54を形成して、ガイドカバー50に引掛溝を形成してもよいものとする。
さらにまた、第1及び第2の実施形態と第1及び第2の参考形態では、デッキサイドトリム18に引掛溝を形成したが、本発明に含まれないその他の参考形態では、デッキサイドトリム18以外(例えば、荷室床面16から車両側部に沿って車両上方側へ突出する部材等)に引掛溝を形成してもよいものとする。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されることは無く、特許請求の範囲に含まれる範囲で各種変更して実施可能であることは言うまでもない。従って、例えば、第1及び第2の実施形態では3列シートタイプの車両に本発明の車両用荷室構造10を適用しているが、3列シートタイプ以外の車両(例えば、2列シートタイプで第2列シート(最後列シート)が折り畳み格納可能な車両、リヤシート(最後列シート)の後方にラゲージルームが予め設定されている車両等)に適用してもよいものとする。
また、請求項1における荷室床面側とは車両用荷室の側壁下部も含んでいるものとする。
本発明の第1の実施形態に係る車両用荷室構造を示す概略斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る車両用荷室構造の作用を説明するための説明図である。 図1における3−3線断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る車両用荷室構造の第1のトノカバーのガイドピンと引掛溝との係合状態を車両後方から見た正面図である。 図3における5−5線端面図である。 図1における6−6線断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る車両用荷室構造の第1のトノカバーの先端部に車両下方方向への負荷が入力された際の作用を説明するための概略斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る車両用荷室構造の第1のトノカバーの先端部に車両下方方向への負荷が入力された際の作用を説明するための説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る車両用荷室構造の第1のトノカバーを車幅方向から見た側面図である。 第1の参考形態に係る車両用荷室構造の第1のトノカバーの先端部に車両下方方向への負荷が入力された際の作用を説明するための説明図である。 第2の参考形態に係る車両用荷室構造の第1のトノカバーの先端部に車両下方方向への負荷が入力された際の作用を説明するための説明図である。
符号の説明
10 車両用荷室構造
14 ラゲージルーム(車両用荷室)
16 荷室床面(車両用荷室の床面)
18 デッキサイドトリム(車両用荷室の側壁)
19 張出部(車両用荷室の側壁)
40 第1のトノカバー(仕切部材)
40A 先端部(仕切部材の展開方向の端部側)
44 バー(高剛性部)
48 補強部材(高剛性部)
54 ガイドピン(係合凸部(保持手段))
60 引掛溝(係合凹部(保持手段))
60A 出入口
60D 傾斜面(許容部(保持手段))
80 第1のトノカバー(仕切部材)
90 ガイドピン(係合凸部(保持手段))
92 引掛溝(係合凹部(保持手段))
110 ガイドピン(係合凸部(保持手段))
112 傾斜面(許容部(保持手段))


Claims (4)

  1. 車両用荷室の車幅方向に延設され、前記車両用荷室の床面側へ向けて展開可能に格納され、且つ展開方向の端部側に一般部と比べて剛性が高い高剛性部が設けられる仕切部材と、
    前記高剛性部の車幅方向の両端部側を保持して前記仕切部材の展開状態を維持し、且つ前記両端部側が保持された前記高剛性部に車両下方方向への負荷が入力された際に、前記高剛性部の車両下方方向への移動を許容する保持手段と、を備え、
    前記保持手段は、前記高剛性部に設けられるとともに前記車両用荷室の側壁側へと突出する係合凸部と、前記車両用荷室の側壁に設けられるとともに前記係合凸部と係合可能な係合凹部と、前記係合凹部の前記車両用荷室の床面側に設けられるとともに前記係合凸部の車両下方方向への移動を許容し、前記車両用荷室の車幅方向の内側且つ床面側に向けて傾斜する傾斜面を有する許容部と、を有し、
    前記高剛性部に車両下方方向への負荷が入力された際に前記係合凸部の先端部が前記傾斜面に当接することを特徴とする車両用荷室構造。
  2. 前記係合凹部は、車両前方側に前記係合凸部の出入口を有していることを特徴とする請求項1に記載の車両用荷室構造。
  3. 前記係合凹部は、車幅方向から見て、前記出入口から車両後方に向かって延びてから車両後方で且つ車両上方へと傾斜しながら延び、終端部が係合凸部を保持可能な保持面を有する引掛溝である請求項2に記載の車両用荷室構造。
  4. 前記傾斜面は、車幅方向に対する傾斜角が前記出入口側よりも前記終端部側で小さくなっている請求項3に記載の車両用荷室構造。
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