JP5116008B2 - 壁掛金具 - Google Patents

壁掛金具 Download PDF

Info

Publication number
JP5116008B2
JP5116008B2 JP2006346558A JP2006346558A JP5116008B2 JP 5116008 B2 JP5116008 B2 JP 5116008B2 JP 2006346558 A JP2006346558 A JP 2006346558A JP 2006346558 A JP2006346558 A JP 2006346558A JP 5116008 B2 JP5116008 B2 JP 5116008B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting
stand
mounting rod
wall
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006346558A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008158228A (ja
Inventor
晴弘 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissei Kinzoku Co Ltd
Original Assignee
Nissei Kinzoku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissei Kinzoku Co Ltd filed Critical Nissei Kinzoku Co Ltd
Priority to JP2006346558A priority Critical patent/JP5116008B2/ja
Publication of JP2008158228A publication Critical patent/JP2008158228A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5116008B2 publication Critical patent/JP5116008B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Description

本発明は、壁掛金具に関し、より詳しくは、大型且つ薄型の表示装置を安全に壁に固定する壁掛金具に関するものである。
近年、表示装置は大型化しており、特に液晶テレビやプラズマテレビ等は、一般家庭においても、大型且つ薄型のものが使用されるようになっている。このように大型且つ薄型のものは、壁に掛けて使用することが、スペースの上でも見やすさの面でも好ましい。
表示装置用の壁掛金具として、例えば表示装置を掛けるための枠を直接壁に取付け、その枠に液晶テレビ等を固定するものが提案されている。
このような枠に表示装置を取付ける場合、表示装置を持ち上げて支えながら枠に取付ける必要があり、簡便な構成ではあるが、取付けは困難である。
そこで、表示装置の背面に治具を取付け、この治具に掛止突起を設け、表示装置を取付けるために壁に取付けられた枠に設けられた穴に、その突起を嵌め込むタイプの壁掛ユニットが提案されている(下記特許文献1参照)。この場合、表示装置への治具の取付けは、表示装置を持ち上げながら行う必要がなく、簡単に取付けた治具の壁掛突起を予め壁に取付けられた枠の穴に嵌め込むだけで、比較的簡単に取付けることができる。
しかしながら、前記壁掛ユニットでは、表示装置の背面に取付けた4つの壁掛突起を、枠に設けられた4つの穴に嵌め込む例が示されているが、一人で大型の表示装置を前面側から持って、その背面4箇所に取付けられた突起を、壁側の4つの穴に嵌め込むのはあまり簡単ではない。即ち、前面側からは突起も穴も見えないので、突起と穴が合うまでに時間を要することになり、いつまでも一人では持っていられなくなる。従って、結局二人がかりで背面の突起と穴を確認しながら取付けなければならなくなる。
また、液晶テレビ等の表示装置は、その背面にアンテナ等と接続するための線をつなぐ必要があり、このような配線処理は、表示装置を壁に取付けた後に行われる。ところが、前記壁掛ユニットは、壁の枠に取付けた状態で角度を持たせているので、表示装置の上部側は壁の枠から離れて間隙を有しているが、その下端は壁の枠に接触して下部も壁の枠に近接している。表示装置の配線部は、通常、その背面下部に設けられているので、前記壁掛ユニットでは配線処理が行い難い状態となっている。
特開2002−152628号公報
本発明は、上述したような従来技術の問題点を解決すべくなされたものであって、壁に取付け易い枠を備え、取付けられた枠に対しての表示装置の取付けも容易な構造であり、また、表示装置取付け後の配線処理が容易な壁掛金具を提供するものである。
請求項1に係る発明は、表示装置を壁に掛けるための壁掛金具であって、上下2本の横フレーム及び左右2本の縦フレームからなり、前記表示装置の外形より小さい矩形の壁面取付枠と、表示装置取付穴を有し、前記壁面取付枠の左又は右の縦フレーム近傍に配置する2本の取付杆とを備え、前記上側横フレームの下端は、壁面反対側に突出して上側から壁面側に巻戻してリップ溝を形成し、前記取付杆は、一端部が壁面側に突出して下側から壁面反対側に巻戻して、前記上側横フレームの下端部と係合可能に形成された取付部を有し、該取付杆は、前記取付部を前記上側横フレームのリップ溝に引掛け、他端部を下側横フレームに当接させ、前記取付杆の他端部に断面がコの字形に形成され、その左右側面の一端部に中央部に向かって延びる長穴が設けられたスタンドを備え、前記スタンドは、前記長穴に挿通された回動軸によって、前記取付杆の他端部と、該一端部が回動自在に軸支され、前記取付杆と所定の角度で他端が前記下側横フレームと当接し、前記取付杆と回動角略0度で取付杆内に納められるものであり、前記取付杆に対してスタンドを開かせる力を付勢するコイルバネが前記回動軸に巻かれ、前記取付杆の他端には、前記スタンドを前記所定角度に止めるためのシャフトが設けられ、前記スタンドの一端には、前記回動角略0度で前記シャフトに当る当り止めが設けられ、前記スタンドは、その中央部側の前記長穴部分に前記回動軸が位置する状態にしたときに、前記シャフトに前記当り止めが当ることにより、前記回動角略0度で前記コイルバネの付勢力が止められ、下端部側の前記長穴部分に前記回動軸が位置する状態にしたときに、前記取付杆に対して前記所定角度で前記コイルバネの付勢力が前記シャフトに止められるようにしたことを特徴とする壁掛金具に関する。
請求項2に係る発明は、表示装置を壁に掛けるための壁掛金具であって、上下2本の横フレーム及び左右2本の縦フレームからなり、前記表示装置の外形より小さい矩形の壁面取付枠と、前記壁面取付枠の左又は右の縦フレーム近傍に配置する2本の取付杆と、該2本の取付杆の各一端部に、各々一端部が回動自在に軸支された2本のステーと、表示装置取付穴を有し、前記2本の取付杆の各他端部と、各々一端部が回動自在に軸支された2本の縦杆とで構成され、前記上側横フレームの下端は、壁面反対側に突出して上側から壁面側に巻戻してリップ溝を形成し、前記取付杆は、一端部が壁面側に突出して下側から壁面反対側に巻戻して、前記上側横フレームの下端部と係合可能に形成された取付部を有し、
該取付杆は、前記取付部を前記上側横フレームのリップ溝に引掛け、他端部を下側横フレームに当接させ、前記ステーの他端部は、前記縦杆の他端側に他端から中央部方向に設けられた複数の固定部のうちのいずれかで固定され、前記取付杆の他端部に断面がコの字形に形成され、その左右側面の一端部に中央部に向かって延びる長穴が設けられたスタンドを備え、前記スタンドは、前記長穴に挿通された回動軸によって、前記取付杆の他端部と、該一端部が回動自在に軸支され、前記取付杆と所定の角度で他端が前記下側横フレームと当接し、前記取付杆と回動角略0度で取付杆内に納められるものであり、前記取付杆に対してスタンドを開かせる力を付勢するコイルバネが前記回動軸に巻かれ、前記取付杆の他端には、前記スタンドを前記所定角度に止めるためのシャフトが設けられ、前記スタンドの一端には、前記回動角略0度で前記シャフトに当る当り止めが設けられ、前記スタンドは、その中央部側の前記長穴部分に前記回動軸が位置する状態にしたときに、前記シャフトに前記当り止めが当ることにより、前記回動角略0度で前記コイルバネの付勢力が止められ、下端部側の前記長穴部分に前記回動軸が位置する状態にしたときに、前記取付杆に対して前記所定角度で前記コイルバネの付勢力が前記シャフトに止められるようにしたことを特徴とする壁掛金具に関する。
請求項に係る発明は、前記縦杆の長手方向と直角の断面が略コの字形であって、該コの字形において対面する一方側面に前記複数の固定部が設けられ、他方側面には該複数の固定部に対応する長穴が設けられ、該長穴を介して前記ステーを支持する止め具が備えられていることを特徴とする請求項2記載の壁掛金具に関する。
請求項1に係る発明によれば、上側横フレームの下端がリップ溝を有する壁面取付枠と、表示装置取穴(丸穴及び長穴)を有し、一端部に上側横フレームのリップ溝と係合可能に形成された取付部を備え、この取付部をリップ溝に引掛け、他端部が下側横フレームに当接する2本の取付杆とで構成したので、壁面取付枠を容易に壁に取付けることができ、2本の取付杆に持上げることなく表示装置を取付けることができ、その取付杆の取付部を壁面取付枠のリップ溝に引掛けるだけで、容易に表示装置を壁に掛けることができるとともに、下からの突上げに対して取付杆が壁面取付枠から外れることを防ぐことができる。
また、取付杆には複数の表示装置取付穴を有し、上側横フレームの下端がリップ溝を形成しているので、表示装置を、縦方向に適切な取付穴に取付けられるだけでなく、取付部はリップ溝上のどこにでも引掛けられて横方向にも任意に取付けることができ、殆ど全ての表示装置の背面取付位置に対応することが可能となる。
また、前記取付杆の他端部と、一端部が回動自在に軸支され、取付杆と所定の角度で他端が下側横フレームと当接し、取付杆と回動角略0度で取付杆内に納めされるスタンドを備えるので、取付杆の取付部を壁面取付枠に取付け、スタンドを所定角度に広げて下側横フレームと当接させれば、表示装置の背面下部と壁面取付枠との間に充分な作業空間を形成することができ、表示装置を壁に取付けた後でも容易に配線処理を行うことが可能となる。
また、取付杆に対してスタンドを開かせる力を付勢する付勢部材が備えられ、前記取付杆の他端には、前記スタンドを所定角度に止めるためのシャフトが設けられ、前記スタンドには、前記回動角略0度で止めるための当り止めが設けられているので、手で角度を調整する必要がなく、容易かつ確実に所定角度でスタンドを開くことができるとともに、容易かつ安定的に回動角略0度に閉じることができる。
請求項2に係る発明によれば、上側横フレームの下端がリップ溝を有する壁面取付枠と、表示装置取付穴(丸穴及び長穴)を有し、一端部に上側横フレームのリップ溝と係合可能に形成された取付部を備え、この取付部をリップ溝に引掛け、他端部が下側横フレームに当接する2本の取付杆と、これらの取付杆の各取付部近傍に、各々一端部が回動自在に軸支された2本のステーと、表示装置取付穴を有して2本の取付杆の各他端部と、各々一端部が回動自在に軸支された2本の縦杆とで構成したので、壁面取付枠を容易に壁に取付けることができ、2本の取付杆に持上げることなく表示装置を取付けることができ、その取付杆の取付部を壁面取付枠のリップ溝に引掛けるだけで、容易に表示装置を壁に掛けることができるとともに、下からの突上げに対して取付杆が壁面取付枠から外れることを防ぐことができる。
また、縦杆には複数の表示装置取付穴を有し、上側横フレームの下端がリップ溝を形成しているので、表示装置を、縦方向に適切な取付穴に取付けられるだけでなく、取付部はリップ溝上のどこにでも引掛けられて横方向にも任意に取付けることができ、殆ど全ての表示装置の背面取付位置に対応することが可能となる。
また、前記取付杆の他端部と、一端部が回動自在に軸支され、取付杆と所定の角度で他端が下側横フレームと当接し、取付杆と回動角略0度で取付杆内に納めされるスタンドを備えるので、取付杆の取付部を壁面取付枠に取付け、スタンドを所定角度に広げて下側横フレームと当接させれば、表示装置の背面下部と壁面取付枠との間に充分な作業空間を形成することができ、表示装置を壁に取付けた後でも容易に配線処理を行うことが可能となる。
また、取付杆に対してスタンドを開かせる力を付勢する付勢部材が備えられ、前記取付杆の他端には、前記スタンドを所定角度に止めるためのシャフトが設けられ、前記スタンドには、前記回動角略0度で止めるための当り止めが設けられているので、手で角度を調整する必要がなく、容易かつ確実に所定角度でスタンドを開くことができるとともに、容易かつ安定的に回動角略0度に閉じることができる。
請求項に係る発明によれば、前前記縦杆の長手方向と直角の断面が略コの字形であって、このコの字形において対面する一方側面に前記複数の固定部(角度調整用孔)が設けられ、他方側面には該複数の固定部(角度調整用孔)に対応する長穴が設けられ、この長穴を介して前記ステーを支持する止め具(落下防止用ネジ)が備えられているので、縦杆とステーが外れることがなく、長穴で落下防止用ネジをスライド移動すれば、所望の角度調整用孔とステーのネジ穴を合わせることができ、容易に角度を変更することが可能である。


以下、本発明に係る壁掛金具の好適な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明に係る壁掛金具の第1実施形態の一例を示す斜視図である。図2は、図1における壁面取付枠を示し、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は右側面視におけるリップ溝のみを示す部分拡大図である。図3は、図1における取付杆を示し、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は平面図、(d)は底面図である。なお、図1において紙面左側部分は配線処理時の状態を示し、右側部分がスタンド収納時の状態を示している。
壁掛金具(1)は、壁面に直接取付けられる壁面取付枠(2)と、表示装置を取付けて壁面取付枠(2)に引掛けて固定する取付杆部(3)とからなる。
壁面取付枠(2)は、上下2本の横フレーム(4)及び左右2本の縦フレーム(5)からなり、表示装置の外形よりやや小さい矩形である。この横フレーム(4)は、下端が壁面反対側に突出して上側から壁面側に巻戻してリップ溝(41)を形成している下端部を有する上側横フレーム(4a)と、長手方向と直角の断面が略L字形の下側横フレーム(4b)とからなる。
取付杆部(3)は、共に正面形状が略矩形で、その長手方向と直角の断面が略コの字形の取付杆(6)及びスタンド(7)で構成される。
取付杆(6)は、その長手方向の一端部において、断面のコの字形において対面する左右側面が、壁面側に突出して下側から壁面反対側に巻戻して、上側横フレーム(4a)の下端部のリップ溝(41)と係合可能に形成された取付部(61)を備えている。また、取付杆(6)は、前記上端部から中央部付近へ複数の丸穴(62)と、下端側に2つの長穴(63)とを有し、表示装置を取付けることができるようになっている。
図4は、図1におけるスタンドを示し、(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は平面図である。図5は、所定角度に開いたスタンドを斜め上方から見た様子を示す状態図である。図6は、スタンドの回動角略0度の様子を示す状態図である。図7は、スタンドの回動軸付近を拡大して示し、(a)は所定角度での拡大図、(b)は回動角略0度での拡大図である。
スタンド(7)は、その一端部が取付杆(6)の他端部と、回動軸(65)によって回動自在に軸支され、取付杆(6)と所定角度でスタンド(7)の他端が下側横フレーム(4b)と当接する。具体的には、スタンド(7)の他端であって、断面のコの字形において対面する左右側面に設けられた約90度の切れ込み部(71)が、下側横フレーム(4b)と当接する。
スタンド(7)の断面のコの字形は、取付杆(6)の断面のコの字形より一回り小さいので、回動角略0度では、図6に示すように互いのコの字の開口部を対向して、スタンド(7)が取付杆(6)内に納まるようになっている。
回動軸(65)にはコイルバネ(72)が巻かれ、取付杆(6)に対してスタンド(7)を開かせる力を付勢している。
スタンド(7)の左右側面の一端部には、長穴(74)が設けられ、取付杆(6)側の端がアールにされ、反対側が当り止め(75)になっている。また、スタンド(7)の正面の長手方向他端側には、ツマミ(73)が設けられている。
取付杆(6)の他端(下端)にはシャフト(67)が設けられている。
これらの取付杆(6)及びスタンド(7)の構成によって、図7(a)及び(b)のように所定角度及び回動角略0度で安定する。
所定角度で安定するのは、図7(a)のように、コイルバネ(72)が取付杆(6)に対してスタンド(7)を開かせる力を付勢し、コイルバネ(72)の付勢力によって開いたスタンド(7)がシャフト(67)で止まって、取付杆(6)に対してスタンド(7)が所定角度で安定して開くようになっているからである。
また、回動角略0度で安定するのは、図7(a)のように、スタンド(7)の一端部側の長穴(74)部分に回動軸(65)が位置する状態で、回動角略0度にすると、スタンド(7)の一端は取付杆(6)の他端(下端)と間隙を有する状態となり、スタンド(7)を押下げてスタンド(7)の中央部側の長穴(74)部分に回動軸(65)が位置する状態にすると、図7(b)のように、コイルバネ(72)の付勢力が当り止め(75)によって止められるからである。
以上のように壁掛金具(1)を構成する各構成要素、即ち、縦フレーム(5)、横フレーム(4)、取付杆(6)、スタンド(7)等には、例えば溶融亜鉛メッキ鋼板等を用いることができ、鋼材であれば特に限定されない。
次に、このように構成される壁掛金具(1)の取付け動作について説明する。
まず、上下2本の横フレーム(4)及び左右2本の縦フレーム(5)によって壁面取付枠(2)が組立てられる(ステップ1)。
組立てられた壁面取付枠(2)は、縦フレーム(5)の上下2箇所計4箇所に設けられた丸穴(51)と、必要に応じて横フレーム(4)に複数設けられた長穴(42)を使用し、ビス止め等によって壁面に固定される(ステップ2)。
次いで、取付杆(6)の他端部にスタンド(7)の一端部を軸支させ、スタンド(7)を取付杆(6)内に納める(ステップ3)。
そして、2本の取付杆(6)の正面に設けられた丸穴(62)及び長穴(63)のうち、取付ける表示装置の背面に設けられた取付位置に合致する穴に表示装置を取付ける(ステップ4)。
表示装置が取付けられた2本の取付杆(6)の各取付部(61)を、上側横フレームの下端部のリップ溝(41)に引掛けると、他端部が下側横フレームに当接して安定する(ステップ4)。このとき、スタンド(7)は取付杆(6)内に納められている。また、2本の取付杆(6)は、各々壁面取付枠(2)の左又は右の縦フレーム近傍に配置することになる。
次いで、表示装置の背面に配線処理等を施すとき、取付部(61)を支点として表示装置下側を壁から離す方向へ動かし、表示装置下端と下側横フレーム(4b)との間がスタンド(7)の長さよりやや広めになるようにする(ステップ5)。
そして、両側の取付杆(6)の下端部に納められているスタンド(7)について、順次、そのツマミ(73)を押上げてスタンド(7)の一端と取付杆(6)の下端に間隙を有する状態にすると、コイルバネ(72)の付勢力によってスタンド(7)が開いてシャフト(67)で止まり、所定角度で開いた状態となる(ステップ6)。
この状態で、取付部(61)を支点として表示装置下側を壁に近づける方向へ動かすと、スタンド(7)の切れ込み部(71)が下側横フレーム(4b)に当接し、表示装置下部と壁の間に適度な作業スペースができる(ステップ7)。
次いで、配線処理等を終了すると、取付部(61)を支点として表示装置下側を壁から離す方向へ少し動かし、スタンド(7)を下側横フレーム(4b)から離す。そして、両側のスタンド(7)について、順次、スタンド(7)の他端とツマミ(73)とを把持し、スタンド(7)を回動角略0度にして取付杆(6)内に納めた状態でスタンド(7)を押下げ、当り止め(75)によって安定させる(ステップ8)。
最後に、取付部(61)を支点として表示装置下側を壁に近づける方向へ動かすと、図1の紙面右側のように、取付杆(6)の他端部が下側横フレーム(4b)と当接して安定する(ステップ9)。
以上のように、第1実施形態の壁掛金具(1)は、上側横フレーム(4a)の下端がリップ溝(41)を有する壁面取付枠(2)と、表示装置取付用の丸穴(62)及び長穴(63)を有し、一端部に上側横フレーム(4a)のリップ溝(41)と係合可能に形成された取付部(61)を備え、この取付部(61)をリップ溝(41)に引掛け、他端部が下側横フレームに当接する2本の取付杆(6)とで構成したので、壁面取付枠(2)を容易に壁に取付けることができ、2本の取付杆(6)に持上げることなく表示装置を取付けることができ、その取付杆(6)の取付部(61)を壁面取付枠(2)のリップ溝(41)に引掛けるだけで、表示装置を壁に掛けることができる。
その上、リップ溝(41)の巻戻した部分に、取付部(61)の巻戻した部分が引っ掛かるので、例えば表示装置に人が当たって取付杆(6)を下から突上げることになっても、取付杆(6)が壁面取付枠(2)から外れにくくなっている。
また、取付杆(6)には複数の表示装置取付穴(62,63)を有し、上側横フレーム(4a)の下端がリップ溝(41)を形成しているので、表示装置を、縦方向に適切な取付穴(62,63)に取付けられるだけでなく、取付部(61)はリップ溝(41)上のどこにでも引掛けられて横方向にも任意に取付けることができ、殆ど全ての表示装置の背面取付位置に対応することが可能である。
また、第1実施形態の壁掛金具(1)は、取付杆(6)の他端部と、一端部が回動自在に軸支され、取付杆(6)と所定角度で他端が下側横フレーム(4b)と当接し、取付杆(6)と回動角略0度で取付杆(6)内に納められるスタンド(7)を備えたので、取付杆(6)の取付け部(61)を壁面取付枠(2)に取付け、スタンド(7)を所定角度に広げて下側横フレーム(4b)と当接させれば、表示装置の背面下部と壁面取付枠(2)との間に充分な作業空間を形成することができ、表示装置を壁に取付けた後でも容易に配線処理を行うことができる。
さらに、取付杆(6)に対してスタンド(7)を開かせる力を付勢する付勢部材を備え、取付杆の他端にはシャフト(67)を設け、スタンド(7)には当り止めを設けたので、手で角度を調整する必要がなく、容易かつ確実に所定角度でスタンド(7)を開くことができるとともに、容易かつ安定的に回動角略0度に閉じることができる。よって、中途半端に開いたスタンド(7)の他端が下側横フレーム(4b)と当接することなく壁に当たることを回避することが可能となる。
図8は、本発明に係る壁掛金具の第2実施形態の一例を示す斜視図である。図9は、図8における取付杆を示し、(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は右側面図、(d)は平面図、(e)は底面図である。図10は、図8におけるステーを示し、(a)は背面図、(b)は右側面図、(c)は左側面図、(d)は平面図である。図11は、図8における縦杆を示し、(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は右側面図、(d)は平面図、(e)は底面図である。
図8において紙面右側部分は配線処理時の状態を示し、左側部分はスタンド収納時の状態を示している。また、本第2実施形態における壁面取付枠(2)及びスタンド(7)は、各々図2及び図4に示した第1実施形態の壁面取付枠(2)及びスタンド(7)と全く同じである。本第2実施形態の壁掛金具(101)の各構成要素については、第1実施形態の壁掛金具(1)と同じ要素については、同じ符号を付して示し、説明を省略する。
本第2実施形態における壁掛金具(101)は、第1実施形態における壁掛金具(1)と同様、壁面に直接取付けられる壁面取付枠(2)と、表示装置を取付けて壁面取付枠(2)に引掛けて固定する取付杆部(103)とからなる。
取付杆部(103)は、共に正面形状が略矩形で、その長手方向と直角の断面が略コの字形の取付杆(106)、ステー(8)、縦杆(9)及びスタンド(7)で構成される。なお、図9乃至11に各々示す取付杆(106)、ステー(8)及び縦杆(9)は、図8における紙面右側の取付杆部(103)を構成する部材について示し、紙面左側の取付杆部(103)を構成する各部材については、左右反転する。
取付杆(106)は、第1実施形態の取付杆(6)と同様、その長手方向の一端部において、断面のコの字形において対面する左右側面が、壁面側に突出して下側から壁面反対側に巻戻して、上側横フレーム(4a)の下端部のリップ溝(41)と係合可能に形成された取付部(61)を備えている。ただし、第1実施形態の取付杆(6)と異なり、取付杆(106)には、表示装置を取付けるための丸穴や長穴は設けていない。
ステー(8)は、取付杆(106)の取付部(61)の近傍に、ステー(8)の一端部が回動自在に軸支されている。
縦杆(9)は、取付杆(106)の他端部と、縦杆(9)の一端部が回動自在に軸支されている。
ステー(8)の他端部は、縦杆(9)の他端側に他端から中央部方向に設けられた複数の角度調整用孔(91)のうちのいずれかで固定されるようになっている。
図12は、取付部付近のステー及び縦杆の状態を示す状態図である。
ステー(8)の断面のコの字形は、取付杆(106)の断面のコの字形より一回り大きく、縦杆(9)の断面のコの字形は、ステー(8)の断面のコの字形より一回り大きい。この大小関係によって、取付杆(106)に被さるようにステー(8)の一端部が取付杆(106)の取付部(61)近傍で回転自在に軸支され、このステー(8)に縦杆(9)が被さるようにこれらがいずれかの角度調整用孔(91)で固定される。
スタンド(7)については、第1実施形態と全く同様に、回動角略0度でスタンド(7)が取付杆(106)内に納まるようにして、スタンド(7)の一端部が取付杆(106)の他端部と、回動自在に軸支されている。ただし、本第2実施形態においては、さらに、取付杆(106)に被さるように、縦杆(9)がスタンド(7)と同軸で、取付杆(106)に回動自在に軸支されている点においてのみ異なる。
また、縦杆(9)は、その一端部(上端部)から中央部付近へ複数の丸穴(162)と、下側部に2つの長穴(163)とを有し、表示装置を取付けることができるようになっている。
さらに、縦杆(9)には、角度調整用孔(91)が設けられた側面の反対側の側面に、一端部(上端部)から中央部付近へかけて、その長手方向に沿ってスライド用孔としての長穴(92)が設けられている。この長穴(92)を介してステー(8)を支持する落下防止用ネジが備えられている。
本第2実施形態の壁掛金具(101)を構成する縦杆(9)、ステー(8)等についても、第1実施形態の壁掛金具(1)の構成要素と同様の鋼材を用いることができる。
図13は、スタンド収納時の様子を示す状態図である。図14は、配線処理時の様子を示す状態図である。
次に、このように構成される壁掛金具(101)の取付け動作について説明する。
まず、第1実施形態の壁掛金具(1)と同様に、壁面取付枠(2)が組立てられて壁面に固定される(ステップ21)。
次いで、取付杆(106)に、ステー(8)、縦杆(9)及びスタンド(7)を取付け、2組の取付杆部(103)を形成する(ステップ22)。取付順序については特に限定されない。
例えば、取付杆(106)の取付部(61)付近にステー(8)の一端部を取付ける(ステップ22−1)。
取付杆(106)の他端部において、スタンド(7)を内側に、縦杆(9)の一端部を取付杆(106)に被せるようにして、これらを一体にして軸止めする(ステップ22−2)。
最後にステー(8)の他端部に縦杆(9)の他端部が被さるようにして、縦杆(9)のいずれかの角度調整用孔(91)でステー(8)を固定する(ステップ22−3)。
そして、2組の取付杆部(103)における2本の縦杆(9)の正面に設けられた丸穴(162)及び長穴(163)のうち、取付ける表示装置(111)の背面に設けられた取付位置に合致する穴に表示装置(111)を取付ける(ステップ23)。
表示装置(111)が取付けられた2組の取付杆部(103)の各取付部(61)を、上側フレームの下端部のリップ溝(41)に引掛けると、他端部が下側横フレームに当接して安定する(ステップ24)。このとき、第1実施形態と同様、スタンド(7)は取付杆(6)内に納められている。また、2本の取付杆(106)は、各々壁面取付枠(2)の左又は右の縦フレーム近傍に配置することになる。
このように表示装置(111)を取付杆部(103)に取付けた状態で、表示装置(111)の取付角度(α)を変更するとき、両側の取付杆部(103)について、順次、角度調整用孔(91)の1つで固定されているボルトを外す(ステップ25)。
次いで、縦杆(9)に取付けられた表示装置(111)を保持した状態で、所望の取付角度(α)になる角度調整用孔(91)とステー(8)の他端部のネジ穴を合わせる(ステップ26)。このとき、縦杆(9)の長穴(92)を介して落下防止用ネジがステー(8)に留められているので、縦杆(9)とステー(8)が外れることがなく、長穴(92)で落下防止用ネジをスライド移動すれば、所望の角度調整用孔(91)とステー(8)のネジ穴を合わせることができる。
最後に、合わせた角度調整用孔(91)とネジ穴をボルトネジによって固定する(ステップ27)。
表示装置(111)の背面に配線処理等を施すときの動作については、第1実施形態のステップ5乃至9と同様である。ただし、本第2実施形態では、表示装置(111)が縦杆(9)に取付けられて表示装置(111)の上部が壁面から離れているので、スタンド(7)を所定角度と回動角略0度に開閉するときの表示装置(111)の傾きが、第1実施形態と異なる。
第1実施形態では、表示装置(111)下側のみが壁面から離れているので、ステップ5,6及び8のように表示装置(111)を下側横フレーム(4b)から離して保持しているときに、表示装置(111)下側が壁面側に戻ろうとするモーメントが働く。これに対し、第2実施形態では、表示装置(111)上側も壁面から離れて表示装置(111)が略垂直になっているので、モーメントが働かず表示装置(111)が保持しやすい状態にある。
以上のように、第2実施形態の壁掛金具(101)は、第1実施形態と同様の壁面取付枠(2)と取付杆部(103)の構成によって、壁面取付枠(2)を容易に壁に取付けることができ、2組の取付杆部(103)に持上げることなく表示装置(111)を取付けることができ、その取付杆部(103)の取付部(61)を壁面取付枠(2)のリップ溝(41)に引掛けるだけで、表示装置(111)を壁に掛けることができるとともに、取付杆部(103)を下から突上げることになっても、取付杆部(103)が壁面取付枠(2)から外れにくくなっている。
また、縦杆(9)には複数の表示装置(111)取付穴(62,63)を有し、上側横フレーム(4a)の下端がリップ溝(41)を形成しているので、表示装置(111)を、縦方向に適切な取付穴(62,63)に取付けられるだけでなく、取付部(61)はリップ溝(41)上のどこにでも引掛けられて横方向にも任意に取付けることができ、殆ど全ての表示装置(111)の背面取付位置に対応することが可能である。
また、第2実施形態の壁掛金具(101)は、第1実施形態と同様の構成によって、容易かつ確実にスタンド(7)を所定角度に広げて、表示装置(111)の背面下部と壁面取付枠(2)との間に充分な作業空間を形成することができる。
さらに、本第2実施形態の壁掛金具(101)においては、一方の側面に複数の角度調整用孔(91)と、他方の側面にはこれらの角度調整用孔(91)に対応する長穴(92)とを設け、長穴(92)を介してステー(8)を支持する落下防止用ネジを備えたので、縦杆(9)とステー(8)が外れることがなく、長穴(92)で落下防止用ネジをスライド移動すれば、所望の角度調整用孔(91)とステー(8)のネジ穴を合わせることができ、容易に角度を変更することが可能である。
本発明は、壁面に取付けて視聴する大型の液晶テレビやプラズマテレビ等の表示装置に対して好適に利用されるものである。
本発明に係る壁掛金具の第1実施形態の一例を示す斜視図である。 図2は、図1における壁面取付枠を示し、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は右側面視におけるリップ溝のみを示す部分拡大図である。 、図1における取付杆を示し、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は平面図、(d)は底面図である。 図1におけるスタンドを示し、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は平面図である。 所定角度に開いたスタンドを斜め上方から見た様子を示す状態図である。 スタンドの回動角略0度の様子を示す状態図である。 スタンドの回動軸付近を拡大して示し、(a)は回動角略0度での拡大図、(b)は所定角度での拡大図である。 本発明に係る壁掛金具の第2実施形態の一例を示す斜視図である。 図8における取付杆を示し、(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は右側面図、(d)は平面図、(e)は底面図である。 図8におけるステーを示し、(a)は背面図、(b)は右側面図、(c)は左側面図、(d)は平面図である。 図8における縦杆を示し、(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は右側面図、(d)は平面図、(e)は底面図である。 取付部付近のステー及び縦杆の状態を示す状態図である。 スタンド収納時の様子を示す状態図である。 配線処理時の様子を示す状態図である。
符号の説明
1 壁掛金具
2 壁面取付枠
3 取付杆部
4 横フレーム
4a 上側横フレーム
4b 下側横フレーム
5 縦フレーム
6 取付杆
7 スタンド
41 リップ溝
51,62 丸穴
61 取付部
63 長穴

Claims (3)

  1. 表示装置を壁に掛けるための壁掛金具であって、
    上下2本の横フレーム及び左右2本の縦フレームからなり、前記表示装置の外形より小さい矩形の壁面取付枠と、
    表示装置取付穴を有し、前記壁面取付枠の左又は右の縦フレーム近傍に配置する2本の取付杆とを備え、
    前記上側横フレームの下端は、壁面反対側に突出して上側から壁面側に巻戻してリップ溝を形成し、
    前記取付杆は、一端部が壁面側に突出して下側から壁面反対側に巻戻して、前記上側横フレームの下端部と係合可能に形成された取付部を有し、
    該取付杆は、前記取付部を前記上側横フレームのリップ溝に引掛け、他端部を下側横フレームに当接させ、
    前記取付杆の他端部に断面がコの字形に形成され、その左右側面の一端部に中央部に向かって延びる長穴が設けられたスタンドを備え、
    前記スタンドは、前記長穴に挿通された回動軸によって、前記取付杆の他端部と、該一端部が回動自在に軸支され、前記取付杆と所定の角度で他端が前記下側横フレームと当接し、前記取付杆と回動角略0度で取付杆内に納められるものであり、
    前記取付杆に対してスタンドを開かせる力を付勢するコイルバネが前記回動軸に巻かれ、
    前記取付杆の他端には、前記スタンドを前記所定角度に止めるためのシャフトが設けられ、
    前記スタンドの一端には、前記回動角略0度で前記シャフトに当る当り止めが設けられ、
    前記スタンドは、その中央部側の前記長穴部分に前記回動軸が位置する状態にしたときに、前記シャフトに前記当り止めが当ることにより、前記回動角略0度で前記コイルバネの付勢力が止められ、
    下端部側の前記長穴部分に前記回動軸が位置する状態にしたときに、前記取付杆に対して前記所定角度で前記コイルバネの付勢力が前記シャフトに止められるようにした
    ことを特徴とする壁掛金具。
  2. 表示装置を壁に掛けるための壁掛金具であって、
    上下2本の横フレーム及び左右2本の縦フレームからなり、前記表示装置の外形より小さい矩形の壁面取付枠と、
    前記壁面取付枠の左又は右の縦フレーム近傍に配置する2本の取付杆と、
    該2本の取付杆の各一端部に、各々一端部が回動自在に軸支された2本のステーと、
    表示装置取付穴を有し、前記2本の取付杆の各他端部と、各々一端部が回動自在に軸支された2本の縦杆とで構成され、
    前記上側横フレームの下端は、壁面反対側に突出して上側から壁面側に巻戻してリップ溝を形成し、
    前記取付杆は、一端部が壁面側に突出して下側から壁面反対側に巻戻して、前記上側横フレームの下端部と係合可能に形成された取付部を有し、
    該取付杆は、前記取付部を前記上側横フレームのリップ溝に引掛け、他端部を下側横フレームに当接させ、
    前記ステーの他端部は、前記縦杆の他端側に他端から中央部方向に設けられた複数の固定部のうちのいずれかで固定され、
    前記取付杆の他端部に断面がコの字形に形成され、その左右側面の一端部に中央部に向かって延びる長穴が設けられたスタンドを備え、
    前記スタンドは、前記長穴に挿通された回動軸によって、前記取付杆の他端部と、該一端部が回動自在に軸支され、前記取付杆と所定の角度で他端が前記下側横フレームと当接し、前記取付杆と回動角略0度で取付杆内に納められるものであり、
    前記取付杆に対してスタンドを開かせる力を付勢するコイルバネが前記回動軸に巻かれ、
    前記取付杆の他端には、前記スタンドを前記所定角度に止めるためのシャフトが設けられ、
    前記スタンドの一端には、前記回動角略0度で前記シャフトに当る当り止めが設けられ、
    前記スタンドは、その中央部側の前記長穴部分に前記回動軸が位置する状態にしたときに、前記シャフトに前記当り止めが当ることにより、前記回動角略0度で前記コイルバネの付勢力が止められ、
    下端部側の前記長穴部分に前記回動軸が位置する状態にしたときに、前記取付杆に対して前記所定角度で前記コイルバネの付勢力が前記シャフトに止められるようにした
    ことを特徴とする壁掛金具。
  3. 前記縦杆の長手方向と直角の断面が略コの字形であって、該コの字形において対面する一方側面に前記複数の固定部が設けられ、他方側面には該複数の固定部に対応する長穴が設けられ、該長穴を介して前記ステーを支持する止め具が備えられていることを特徴とする請求項2記載の壁掛金具。
JP2006346558A 2006-12-22 2006-12-22 壁掛金具 Expired - Fee Related JP5116008B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006346558A JP5116008B2 (ja) 2006-12-22 2006-12-22 壁掛金具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006346558A JP5116008B2 (ja) 2006-12-22 2006-12-22 壁掛金具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008158228A JP2008158228A (ja) 2008-07-10
JP5116008B2 true JP5116008B2 (ja) 2013-01-09

Family

ID=39659197

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006346558A Expired - Fee Related JP5116008B2 (ja) 2006-12-22 2006-12-22 壁掛金具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5116008B2 (ja)

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0446302Y2 (ja) * 1988-07-25 1992-10-30
JPH056140A (ja) * 1991-06-28 1993-01-14 Sanyo Electric Co Ltd 表示装置
JP2000020167A (ja) * 1998-07-06 2000-01-21 Sanyo Electric Co Ltd 電子機器
TW478700U (en) * 2000-09-20 2002-03-01 Benq Corp Wall-hanging type stand for plasma TV
JP4277754B2 (ja) * 2004-07-12 2009-06-10 ソニー株式会社 表示装置の壁掛け支持装置
TWI274110B (en) * 2004-12-16 2007-02-21 Ming-Hsien Huang Hanging rack device for thin type electronic equipment
JP3110700U (ja) * 2005-02-28 2005-06-30 ジェイ.アート株式会社 薄型テレビの壁掛け装置
JP2006330463A (ja) * 2005-05-27 2006-12-07 Nissei Metals Co Ltd 平面ディスプレイ取り付け装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008158228A (ja) 2008-07-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20060192067A1 (en) Mounting structure for sprinklers
US7744045B2 (en) Display device
JP2007019009A (ja) 埋込型器具の取付構造
JP4950639B2 (ja) 引手装置及びこれを備えたキャビネット
JP2007205045A (ja) 吊りボルト振れ止め装置
JP2012239258A (ja) ケーブル固定金具
JP2006173846A (ja) 液晶テレビ用スタンドおよび表示装置用スタンド
JP5116008B2 (ja) 壁掛金具
KR100940485B1 (ko) 영상표시기기의 천정/벽걸이 장치
JP2006337431A (ja) 映像表示装置
JP2009273389A (ja) ビニールハウスの換気装置
JP4788190B2 (ja) 映像表示装置の吊り下げ装置
US7522338B2 (en) Winding projection screen
JP2006243270A (ja) 画像表示装置の取付装置及びこれを備えた床頭台
US20200018117A1 (en) Window treatment mounting system
JP4443466B2 (ja) ラックマウント及びラックマウントを付帯する電子機器
KR100434919B1 (ko) 원터치형 완강기 설치대
JP2007225102A (ja) 取付金具
EP2599931A1 (en) Extendable awning assembly and support device for an extendable awning
JP2006029509A (ja) 配管支持金具
JP5047119B2 (ja) ハンガバー保持装置
JP2005083028A (ja) ロック機構付きステー装置
KR100841319B1 (ko) 영상표시장치
JP2001108152A (ja) 配管吊りバンド
JP2007308981A (ja) 天井点検口

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080904

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110627

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110921

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111111

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120924

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121011

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5116008

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151026

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees