JP5115879B2 - 三次元立体効果を有する印刷物の製造方法 - Google Patents

三次元立体効果を有する印刷物の製造方法 Download PDF

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本発明は包装容器等に用いられる印刷物に関し、特に、三次元立体効果を有する印刷物の製造方法に関する。
従来、模様が立体的に見える三次元立体効果を有する印刷物が既に知られている。上記印刷物の製造方法としては、まず、アルミ箔等を板紙の表面に貼着して金属光沢を持たせた板紙を用意する。そして、上記板紙に模様等を印刷し、しかる後、上記模様等に対応させてエンボス加工装置により複数の異なる要素からなる万線状凹凸模様を形成する。上記アルミ箔等を貼着した板紙の表面に万線状凹凸模様を施したものは、見る方向によって万線状凹凸模様が立体的に見える三次元立体効果を発揮するものである。尚、従来技術としては平坦な印刷面を作製するオフセット印刷やプロセス印刷等の安価な印刷技法をベースにし、これを特定の印刷技法と組み合わせることで、図柄に視覚的な立体感を有する印刷物の製造方法がある。(例えば特許文献1参照。)
特開2003−341216
上記従来の三次元立体効果を有する印刷物の製造方法によると、次のような問題があった。見る方向によって万線状凹凸模様が立体的に見える三次元立体効果を出すためには、万線状凹凸模様を形成するベースとしてアルミ箔等の光の反射するものを貼着した板紙が必要であり、このような素材を使用する印刷物は製品としてコスト高となるという問題があった。
従って、包装容器等の比較的安価な印刷物には上記のようなものは使用できないものであった。勿論、光を反射しない素材である普通色で印刷した普通紙に万線状凹凸模様を形成しても、光の反射と屈折反射がなくなり、三次元立体効果を発揮できるものにはならなかった。
本発明はこのような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、普通紙上に印刷層を設けた安価な印刷物をベースとし、これに見る角度により模様が浮き上がって見える三次元立体効果をもたらす印刷物の製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するべく本願発明の請求項1による三次元立体効果を有する印刷物の製造方法は、普通紙上に印刷層を形成したものにアクリル系樹脂よりなるニスを塗布してこれを乾燥させるニス塗布・乾燥工程と、上記普通紙を加熱ローラと押圧ローラの間を通過させ加熱ローラの表面に配置されたエンボス版に押圧させてニス層表面に方向が異なる複数の種類の万線状凹凸模様要素を組み合わせてなる万線状凹凸模様を形成するエンボス加工工程と、上記万線状凹凸模様が形成されたニス層を加熱ローラで押圧して加熱した後冷却するホットプレス工程と、を具備したことを特徴とするものである。
すなわち、本発明による三次元立体効果を有する印刷物の製造方法の場合は、まず、普通紙上に単一色または複数色により印刷層を形成したものを使用する。このものは、包装容器等に使用される通常の板紙であり、印刷層は印刷により形成される。まず、この普通紙をニス塗装・乾燥手段にかける。すなわち、普通紙の印刷層表面にアクリル系樹脂からなるニスが塗布され、且つ塗布されたニスが乾燥させられる。これにより印刷層の表面にニス層が形成される。
次に、上記普通紙をエンボス加工手段にかける。すなわち、加熱ローラと押圧ローラとの間を通過させ、上記加熱ローラの表面に配置されているエンボス版にニス層表面を押圧して、その表面に方向が異なる複数の種類の万線状凹凸模様要素を組み合わせてなる万線状凹凸模様を形成している。
次に、上記普通紙をホットプレス手段にかける。すなわち、上記万線状凹凸模様が形成されたニス層表面を加熱ローラに押圧させて加熱した後、直ちに冷却する。これにより、ニスが透明化処理される。
このように製造された本発明の印刷物は、印刷層をバックとして万線状凹凸模様要素が白色の模様として見える。すなわち、万線状凹凸模様要素とは、例えば半円状の凹凸模様を一方向に連続して設けたものであって、光を反射する方向が白色に見え、他の方向は印刷層の色(例えば黒色)が見え、立体感のある模様として見える。従って方向が異なる複数の種類の万線状凹凸模様要素を組み合わせてなる万線状凹凸模様により表面に特定の繰り返し模様として現れる。
そして、ある特定の方向から見ると、複数の万線状凹凸模様要素のうち特定の万線状凹凸模様要素が、他の万線状凹凸模様要素に対して浮き上がって見える。また、上記と異なる方向から見ると、逆に他の万線状凹凸模様要素が浮き上がって見える。そしてこれが透明なニス層のレンズ効果によって強調され、視覚上三次元立体効果を発揮するものである。
本発明の印刷物の製造方法によると、模様が三次元立体的に変化する三次元立体効果を付与することができるので、高級感のある包装容器等を製造することかできる。また、従来のようにアルミ箔等を板紙の表面に貼着して金属光沢を持たせた板紙を使用するのではなく、普通紙に通常の印刷層を印刷したものを使用して上記のような優れた装飾効果のある印刷物を低コストで製造することができ、安価に提供することかできる。
以下、図1乃至図10を参照して本発明の第1の実施の形態を説明する。図1は三次元立体効果を有する印刷物の製造方法を実施する加工装置の概念図、図2はエンボス加工手段の断面図とエンボス版の斜視図、図3はホットプレス手段の断面図、図4は各工程における印刷物の断面図、図5〜図8は本発明の一実施例を示す説明図、図9〜図11は他の実施例を示す説明図、図12は本発明の印刷物の製造方法を示す工程図である。
本発明の三次元立体効果を有する印刷物の製造方法を実施する加工装置100は、図1と図4(a)に示すように、まず、材料板紙として表面に一色・無模様又は複数色・模様入りの印刷層1Aが形成された普通紙1を使用する。印刷層1Aの色は黒・濃紺・濃緑等の暗色系が好ましいが、これに限られない。
まず、このものをニス塗布・乾燥手段Aにかける。ニス塗布・乾燥手段Aは、図1と図4(b)に示すように、上記普通紙1の表面にアクリル系樹脂からなるニスNを塗布し、しかる後、塗布されたニスNを乾燥させるものである。
上記ニス塗布・乾燥手段Aの構成は、塗布ローラR1とこれにニスNを供給するための供給ローラRと加圧ローラR2とからなり、塗布ローラR1と供給ローラRとで形成された溜り部10にアクリル系樹脂のニスNが容器7から少量ずつ供給される。コンベアCOにより普通紙1を塗布ローラR1と加圧ローラR2との間に通過させて、その表面に薄くニスNを塗布する。そして、上記塗布の後、乾燥部に温風器H1及び赤外線ヒータH2がコンベアCOの上部に配置されており、これにより普通紙1に塗布されたニスNを乾燥させる。
次に、上記普通紙1をエンボス加工手段Bにかける。このエンボス加工手段Bは、図1と図2と図4(c)に示すように、普通紙1を加熱ローラR4と押圧ローラR3との間に通過させ、上記加熱ローラR3の表面に取り付けたエンボス版5により、方向が異なる複数の種類の万線状凹凸模様要素を組み合わせてなる万線状凹凸模様3を普通紙1のニスN表面に形成するものである。上記エンボス加工手段Bの構成は、押圧ローラ(通常ゴムローラ等で形成される)R3とスチール製の加熱ローラR4とからなり、この一対のローラ間に通過させるものである。
上記加熱ローラR4の外周の表面にニス表面に所定の万線状凹凸模様3を形成する凹版であるエンボス版5をその両端を加熱ローラR4の凹部内へ固着して配置する。上記万線状凹凸模様3は、ニスNの表面に細い凸部3Aとこの凸部間に凹部3Bを形成させたもので、一つ一つの凸部3Aと凹部3Bによって複雑な模様が形成され、見る方向によって、光の反射状態が異なるため、その模様が三次元的に浮き上がって見えるものである。尚、上記万線状凹凸模様3は予め種々の態様のものが用意されており、その具体例については後述する。
次に、ホットプレス手段Cにかける。このホットプレス手段Cは、普通紙1上のニス表面に万線状凹凸模様3を形成した後、ニスNを透明化するもので、上記万線状凹凸模様3が形成されたニスN表面を加熱ローラR5で加熱し、その後冷却させるものである。
上記ホットプレス手段Cの構成は、図1と図3と図4(d)に示すように、ニスN表面に万線状凹凸模様3を形成した後の普通紙1を加熱ローラR5と押圧ローラR6との間に通過させ、ニスN表面を加熱する。次に、加熱ローラR5と案内ローラR7に巻き掛けた無端の冷却ベルト帯CBの下面に貼り付かせて保持し、この冷却ベルト帯CBの上面にシャワーSからの冷却水WOを供給して間接的にニスNを水冷し、剥がれやすくする構成となっている。以上の各工程により、普通紙1に塗布されたニスNが透明化される。
以上の印刷物加工装置100を基に本発明の三次元立体効果を有する印刷物の製造方法の具体例を図12を参照して説明する。まず、表面に印刷層1Aを施した普通紙1を出発材料とする。(ステップS1)。上記のように普通紙1の表面の印刷層1Aは、黒色または濃い色が望ましく、白色や薄い色合いは、印刷層1Aからの反射光が万線状凹凸模様3の白色と近似して見難くなるからあまり好ましくない。更に、印刷層1Aは複数色として模様をなしても良く、幾つかのパターンの模様を適宜採用し得る。
次に、ニス塗布・乾燥工程に入る(ステップS2)。上記普通紙1の表面にアクリル系樹脂からなるニスNが塗布され、塗布されたニスNが乾燥される。具体的には、塗布ローラR1とこれにニスNを薄く供給する供給ローラRと加圧ローラR2とからなり、このローラR1,R2間に印刷層1Aを塗布ローラR1側にしてニスNが塗布される。上記普通紙1に塗布されたニスNは、温風器H1及び赤外線ヒータH2がコンベアCOの天部に配置されており、これで加熱乾燥される。尚、乾燥の加熱温度は110℃前後に設定されている。
次に、普通紙1のニスN表面に複数の異なる万線状凹凸模様要素からなる万線状凹凸模様3を形成するエンボス加工工程に入る(ステップS3)。上記普通紙1を加熱ローラR4と押圧ローラR3との間に通過させる。即ち、図2に示すように、ニスNを付着された普通紙1が、押圧ローラ(ゴムローラ)R3と加熱ローラ(スチール製ローラ)R4からなる一対のローラに挿入される。上記加熱ローラR4の外周には、万線状凹凸模様3を刻印できるステンレス製又は銅製のエンボス版5が配置されており、ニスN表面には対称的に万線状凹凸模様3が形成される。尚、加熱ローラR4の加熱温度は90℃前後に設定されている。
最後に、万線状凹凸模様3を形成されたニスN表面を透明化するホットプレス工程に入る(ステップS4)。普通紙1を加熱ローラR5と押圧ローラR6との間に通過させ、ニスN表面を加熱する。続いて、加熱ローラR5と案内ローラR7に巻き掛けた無端の冷却ベルト帯CBの下面に貼り付かせて保持・移送し、図3に示すように、この冷却ベルト帯CB上面にシャワーSからの冷却水WOを供給させてニスNを冷却し剥がれやすくさせる。その後、普通紙1は冷却ベルト帯CBから剥がれて排出される。尚、ホットプレス手段Cの加圧力は100kg/cm2 前後とし、加熱温度は120℃〜130℃とし、普通紙の送り速度を20〜30m/分に設定している。以上の各工程により、普通紙1に塗布されたニスNが透明化されて三次元立体効果を有する印刷物の製造が完成する。
このように製造された本発明の印刷物は、印刷層1Aをバックとして万線状凹凸模様3を構成する万線状凹凸模様要素が白色の模様として見える。すなわち、万線状凹凸模様要素とは、例えば半円状の凹凸模様を一方向に連続して設けたものであって、光を反射する方向が白色に見え、他の方向は印刷層の色(例えば黒色)が見え、立体感のある模様として見える。従って複数の万線状凹凸模様要素により表面に特定の繰り返し模様として現れる。そして、ある特定の方向から見ると、複数の万線状凹凸模様要素のうち特定の万線状凹凸模様要素が、他の万線状凹凸模様要素に対して浮き上がって見える。また、上記と異なる方向から見ると、逆に他の万線状凹凸模様要素が浮き上がって見える。そして、これが透明なニス層のレンズ効果によって強調され、視覚上三次元立体効果を発揮するものである。
次に、図5〜図8を参照して、普通紙1の印刷層1A上にニスNを塗布し、その表面に3種類の万線状凹凸模様要素3C,3D,3Eからなる万線状凹凸模様3をエンボス加工により形成した実施例を説明する。このものは、普通紙1のニスN表面に、方向の異なる3種類の万線状凹凸模様要素3C,3D,3Eが形成されている。各万線状凹凸模様要素3C,3D,3Eは、例えば半円状の凹凸を一方向に連続して設けたものであって、光を反射する方向の凹凸が白色に見え、光を反射しない凹凸は印刷層の色(例えば黒色)が見えることによって、立体感のある模様として現れ、表面に特定の繰り返し模様として現れる。
そして、このような3種類の万線状凹凸模様要素3C,3D,3Eを図中矢印(イ)の方向から見ると、図6中実線で示す万線状凹凸模様要素3Cが破線で示す他の万線状凹凸模様要素3D,3Eに対して浮き上がって見える。また、矢印(ロ)の方向から見ると、図7中実線で示す万線状凹凸模様要素3Dが破線で示す他の万線状凹凸模様要素3C,3Eに対して浮き上がって見える。また、また矢印(ハ)の方向から見ると、図8中実線で示す万線状凹凸模様要素3Eが破線で示す他の万線状凹凸模様要素3C,3Dに対して浮き上がって見える。これはニスNが透明化処理されたことによりレンズ作用を発揮し、上記方向の異なる3種類の万線状凹凸模様要素3C,3D,3Eが持つ立体効果を強調することで得られるものと考えられる。
次に、図9〜図11を参照して、普通紙1の印刷層1A上にニスNを塗布し、その表面に2種類の万線状凹凸模様要素3F,3Gからなる万線状凹凸模様3をエンボス加工により形成した実施例を説明する。このものは、普通紙1のニスN表面に、方向の異なる2種類の万線状凹凸模様要素3F,3Gが形成されている。各万線状凹凸模様要素3F,3Gは、例えば半円状の凹凸を一方向に連続して設けたものであって、光を反射する方向の凹凸が白色に見え、光を反射しない凹凸は印刷層の色(例えば黒色)が見えることによって、立体感のある模様として現れ、表面に特定の繰り返し模様として現れる。2種類の万線状凹凸模様要素3F,3Gは、それぞれ半円状の凹凸の方向が異なり(例えば、半円を更に二分割した各円弧状のものとする等)、それらが波形に連続して形成されている。
そして、2種類の万線状凹凸模様要素3F,3Gを図中矢印(ニ)の方向から見ると、図10中実線で示す万線状凹凸模様要素3Fが破線で示す他の万線状凹凸模様要素3Gに対して浮き上がって見える。また、矢印(ホ)の方向から見ると、図11中実線で示す万線状凹凸模様要素3Gが破線で示す他の万線状凹凸模様要素3Fに対して浮き上がって見える。これはニスNが透明化処理されたことによりレンズ作用を発揮し、上記方向の異なる2種類の万線状凹凸模様要素3F,3Gが持つ立体効果を強調することで得られるものと考えられる。
このように、普通紙1の表面に施されるニスNとエンボス版5によるニスN表面の加工とニスNの透明化により、安価な普通紙1でも光沢感があり、見る角度により鮮やかに多方向性の模様変化が得られる三次元立体効果が発揮される印刷物が製造されるものである。
以上本実施の形態によると次のような効果を奏することができる。
本発明の印刷物とその製造方法によると、模様が三次元立体的に変化する三次元立体効果を付与することができるので、高級感のある包装容器等を製造することができる。また、従来のようにアルミ箔等を板紙の表面に貼着して金属光沢を持たせた板紙を使用するのではなく、普通紙に通常の印刷層を印刷したものを使用して上記のような優れた装飾効果のある印刷物を低コストで製造することができるので、安価に提供することができる。
尚、本発明は前記実施の形態に限定されるものではない。例えば、ニスの塗布工程Aにおける一対のローラR1,R2の構成や温風器H1及び赤外線ヒータの構成や、エンボス加工手段における一対の加熱ローラR4と押圧用のゴムローラR3の構成、ホットプレス工程Cにおいて無端ベルト上面を水冷して冷却する構成等は、発明の要旨内において適宜な変更が可能である。
本発明の三次元立体効果を有する印刷物の製造方法は、装飾を施した包装容器等に適用されるほか、三次元立体効果を有する絵画や包装紙等の各種製品に利用可能性を有する。
本発明の第1の実施の形態を示す図で、製造方法を実施する加工装置の正断面図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、エンボス加工工程の斜視図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、ホットプレス工程の断面図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、普通紙の各加工工程の断面図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、3方向模様に加工された普通紙の正面図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、3方向模様に加工された普通紙の一方向から見た状態図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、3方向模様に加工された普通紙の他の方向から見た状態図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、3方向模様に加工された普通紙の更に他の方向から見た状態図である。 本発明の第2の実施の形態を示す図で、2方向模様に加工された普通紙の正面図である。 本発明の第2の実施の形態を示す図で、2方向模様に加工された普通紙の一方向から見た状態図である。 本発明の第2の実施の形態を示す図で、2方向模様に加工された普通紙の他の方向から見た状態図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、製造方法の工程図である。
1 普通紙
1A 印刷層
3 万線状凹凸模様
3A 凸部
3B 凹部
3C 万線状凹凸模様要素
3D 万線状凹凸模様要素
3E 万線状凹凸模様要素
3F 万線状凹凸模様要素
3G 万線状凹凸模様要素
5 エンボス版
7 容器
10 溜り部
100 加工装置
A ニス塗布・乾燥手段
B エンボス加工手段
C ホットプレス手段
CB 冷却ベルト帯
CO コンベア
R 供給ローラ
R1 塗布ローラ
R2 加圧ローラ
R3 押圧ローラ
R4 加熱ローラ
R5 加熱ローラ
R6 押圧ローラ
R7 案内ローラ
S1〜S4 加工ステップ
N ニス
H1 温風器
H2 赤外線ヒータ
S シャワー
WO 冷却水

Claims (1)

  1. 普通紙上に単一色または複数色により印刷層を形成したものにアクリル系樹脂よりなるニスを塗布してこれを乾燥させるニス塗布・乾燥工程と、上記普通紙を加熱ローラと押圧ローラの間を通過させ加熱ローラの表面に配置されたエンボス版に押圧させてニス層表面に方向が異なる複数の種類の万線状凹凸模様要素を組み合わせてなる万線状凹凸模様を形成するエンボス加工工程と、上記万線状凹凸模様が形成されたニス層を加熱ローラで押圧して加熱した後冷却するホットプレス工程と、を具備したことを特徴とする三次元立体効果を有する印刷物の製造方法。
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