JP5115752B2 - パターン形成方法 - Google Patents
パターン形成方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5115752B2 JP5115752B2 JP2009093959A JP2009093959A JP5115752B2 JP 5115752 B2 JP5115752 B2 JP 5115752B2 JP 2009093959 A JP2009093959 A JP 2009093959A JP 2009093959 A JP2009093959 A JP 2009093959A JP 5115752 B2 JP5115752 B2 JP 5115752B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pattern
- film
- positive
- group
- reversal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Materials For Photolithography (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Description
密集の繰り返しパターンに対して超解像技術を用いた場合、孤立パターンとの粗密(プロキシミティー)バイアスが問題になる。強い超解像技術を使えば使うほど密集パターンの解像力が向上するが、粗密バイアスが拡大する。特にホールパターンにおける粗密バイアスの増加は深刻な問題である。粗密バイアスを抑えるために、一般的にはマスクパターンの寸法にバイアスを付けることが行われている。粗密バイアスはフォトレジスト材料の特性、即ち溶解コントラストや酸拡散によっても変わるために、フォトレジスト材料の種類毎にマスクの粗密バイアスが変化する。このため、フォトレジスト材料の種類毎に粗密バイアスを変えたマスクを用いることになり、マスク製作の負担が増している。そこで、強い超解像照明で密集ホールパターンのみを解像させ、パターンの上に1回目のポジレジストパターンを溶解させないアルコール溶媒のネガレジスト膜を塗布し、不必要なホール部分を露光、現像することによって閉塞させて密集パターンと孤立パターンの両方を作製する方法(Pack and unpack;PAU法)が提案されている(非特許文献7:Proc. SPIE Vol. 5753 p171 (2005))。この方法の問題点は、1回目の露光と2回目の露光の位置ズレが挙げられ、この点については文献の著者も指摘している。また、2回目の現像で塞がれないホールパターンは2回現像されることになり、これによる寸法変化も問題として挙げられる。
一方、解像性の高いポジ型パターンを得た後、ネガ型に反転することができればネガ型レジスト膜を使うことによる問題は解決される。
レジストパターン上に塗布された珪素樹脂をフルオロカーボンガスなどによるエッチングによってエッチバックしてレジストパターンを表面に露出させて酸素ガス及び水素ガスによるドライエッチングでイメージを反転させる。イメージの反転を行うためにエッチバックとエッチングの2つのエッチングとガス交換を行う必要があるために、この方法ではスループットが低下する。
様々なピッチのホールパターンが存在するロジックデバイスパターンにおいては、近接効果によってホールパターンのピッチ毎にホールサイズが異なる現象(プロキシミティーバイアス)が生じる。プロキシミティーバイアスを縮小させるために、マスクサイズをピッチ毎に変更して補正を加えるOPC手法はマスク製作を困難にし、マスク制作にかかる時間を長くさせる。ピッチが一定の密集ホールパターンではプロキシミティーバイアスが生じない。よって、密集のホールパターンを露光し、後で不必要なホールパターンを埋める手法を用いることができればOPCを使うことなくプロキシミティーバイアスが存在しないホールパターンを形成することができる。このような考えの基にポジレジスト膜を用いて密集ホールパターンを形成し、その上にアルコール溶媒のネガレジストを塗布し、不必要なホールパターンの部分を露光しホールを塞ぐ前述のPAU法が提案された。PAU方の欠点は、1回目の露光後にPEBと現像のためにウエハーを一度露光チャックから外すために、位置ズレが大きくなる問題をはらんでいる。2回目の露光で位置ズレが生じた場合、狙った場所のホールを塞ぐことができない問題が生じる。位置ズレを最小にするためには、ウエハーをステージから外さずに連続してパターンの露光を行うことが必要である。
また、PAU法は1回目の露光はポジレジスト膜を用いてホールを開けるためにホールサイズをシュリンクさせるためにはサーマルフロー法や、RELACS法を適用させる必要がある。また、2回目の穴をふさぐための露光に用いるネガレジスト膜は一般的にはポジレジスト膜に比べて解像力が低いので、ポジレジスト膜のホールパターンに比べてマージンが狭くなる欠点がある。
請求項1:
被加工基板上に、酸によって脱離する酸不安定基を持つ構造を有する繰り返し単位を有し、上記酸不安定基の脱離によってアルカリ性現像液に可溶になる樹脂、高エネルギー線の露光により酸を発生する光酸発生剤又は該光酸発生剤と加熱により酸を発生する熱酸発生剤、及び有機溶剤を含有する化学増幅ポジ型レジスト膜形成用組成物を塗布し、プリベークにより不要な溶剤を除去してレジスト膜を形成する工程、該レジスト膜に高エネルギー線の繰り返し密集パターンを露光し、更に不必要な密集パターンの未露光部を露光し、露光後加熱し、露光によって上記酸発生剤から発生した酸を樹脂の酸不安定基に作用させ、露光部の樹脂の酸不安定基に脱離反応を行わせた後、アルカリ性現像液で現像してポジ型パターンを得る工程、該工程で得られたポジ型パターンを露光もしくは加熱して酸あるいは熱により、該ポジ型パターン中の上記樹脂の酸不安定基を脱離させてアルカリ溶解性を向上させ、かつ該樹脂にアルカリ性ウエットエッチング液に対する溶解性を失わない範囲で架橋を形成させて、上記ポジ型パターンに反転用膜形成用組成物に使用される有機溶剤に対する耐性を与える工程、反転用膜形成用組成物を用いて反転用膜を形成する工程、上記架橋が形成されたポジ型パターンをアルカリ性ウエットエッチング液で溶解除去する工程を含むポジネガ反転を用いたレジストパターンの形成方法。
請求項2:
密集パターンの露光が1回の露光であることを特徴とする請求項1に記載のパターン形成方法。
請求項3:
密集パターンの露光がラインパターンとこれと異なる方向のラインパターンを重ねる2重露光であることを特徴とする請求項1に記載のパターン形成方法。
請求項4:
密集パターンの露光が水平方向のラインパターンと垂直方向のラインパターンのダイポール照明の2重露光であることを特徴とする請求項1又は3に記載のパターン形成方法。
請求項5:
密集パターンの露光と、不必要な密集パターンを除去させるための露光が同じ露光ステージ上で行われることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のパターン形成方法。
請求項6:
密集パターンの露光と、不必要な密集パターンを除去させるための露光が同じ露光ステージ上でステージから被加工基板が離されることなく連続して行われることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のパターン形成方法。
請求項7:
上記レジストパターンに反転用膜形成用組成物に使用される有機溶剤に対する耐性を与える工程で得られる上記架橋形成ポジ型パターンのアルカリ性ウエットエッチング液に対する溶解速度は、2.38質量%テトラメチルアンモニウムヒドロキシド(TMAH)水溶液でエッチングした際、エッチング速度が2nm/秒を超えるものであり、かつ上記反転用膜形成用組成物に使用される有機溶剤は、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、シクロヘキサノン、乳酸エチル、プロピレングリコールモノメチルエーテル及びヘプタノンから選ばれる1種以上を含む単独又は混合溶剤であり、上記反転用膜形成用組成物に使用される溶剤に対する耐性は、上記架橋形成ポジ型パターンを該反転用膜形成用組成物に使用される溶剤に30秒間触れさせた時の膜減りが10nm以下である耐溶剤性を有するものである請求項1乃至6のいずれか1項に記載のポジネガ反転を用いたレジストパターンの形成方法。
請求項8:
上記反転用膜形成用組成物は、芳香族骨格又は脂環式骨格を有するモノマーユニットを含む樹脂を含有する請求項1乃至7のいずれか1項に記載のポジネガ反転を用いたレジストパターンの形成方法。
請求項9:
上記反転用膜形成用組成物を用いて反転用膜を形成する工程と上記架橋形成ポジ型パターンをアルカリ性ウエットエッチング液で溶解除去する工程の間に、上記架橋形成ポジ型パターン上に積層された反転用膜を除去する工程を含む請求項1乃至8のいずれか1項に記載のポジネガ反転を用いたレジストパターンの形成方法。
請求項10:
上記ポジ型パターン上に積層された反転用膜を除去する工程は、ウエットエッチングである請求項9に記載のポジネガ反転を用いたレジストパターンの形成方法。
請求項11:
上記反転用膜は、アルカリ性ウエットエッチング液で処理した際、上記有機溶剤に対する耐性を与える工程後の架橋形成ポジ型パターンよりも溶解速度が遅く、かつ溶解性を示す材料であり、更に上記ウエットエッチングにアルカリ性ウエットエッチング液を用い、架橋形成ポジ型パターン上に積層された反転用膜を除去する工程と上記ポジ型パターンをアルカリ性ウエットエッチング液で溶解除去する工程は同時に行うものである請求項10に記載のポジネガ反転を用いたレジストパターンの形成方法。
請求項12:
上記反転用膜の2.38質量%テトラメチルアンモニウムヒドロキシド(TMAH)水溶液でエッチングした際の溶解速度は、0.02nm/秒以上2nm/秒以下である請求項11に記載のポジネガ反転を用いたレジストパターンの形成方法。
請求項13:
上記化学増幅ポジ型レジスト膜形成用組成物は、上記レジストパターンに有機溶剤に対する耐性を与える工程における加熱で酸を発生する成分を含有するものである請求項1乃至12のいずれか1項に記載のポジネガ反転を用いたレジストパターンの形成方法。
請求項14:
上記加熱で酸を発生する成分は、光酸発生剤とは別に添加される熱酸発生剤である請求項13に記載のポジネガ反転を用いたレジストパターンの形成方法。
請求項15:
上記熱酸発生剤が、下記一般式(P1a−2)で示されるものであることを特徴とする請求項14に記載のパターン形成方法。
請求項16:
上記化学増幅ポジ型レジスト膜形成用組成物は、上記樹脂としてラクトン環を有する繰り返し単位と、酸によって脱離する酸不安定基を持つ繰り返し単位を有する樹脂を含有するポジ型レジスト材料である請求項1乃至15のいずれか1項に記載のポジネガ反転を用いたレジストパターンの形成方法。
請求項17:
上記架橋形成が該樹脂中の求電子性部分構造によることを特徴とする請求項1乃至16のいずれか1項に記載のポジネガ反転を用いたレジストパターンの形成方法。
請求項18:
ポジ型レジスト材料が、7−オキサノルボルナン環を有する繰り返し単位と、酸によって脱離する酸不安定基を持つ繰り返し単位を有する樹脂を含有するポジ型レジスト材料であり、ポジ型パターン中に酸を発生させると共に熱を加えて、ポジ型パターン中の樹脂の酸不安定基を脱離させる際、該ポジ型パターン中の樹脂の架橋と酸不安定基の脱離とを同時に行うようにした請求項17に記載のポジネガ反転を用いたレジストパターンの形成方法。
請求項19:
7−オキサノルボルナン環を有する繰り返し単位が、下記一般式(1)に示される繰り返し単位(a)である請求項18に記載のポジネガ反転を用いたレジストパターンの形成方法。
請求項20:
酸によって脱離する酸不安定基を持つ繰り返し単位が、下記一般式(2)で示される繰り返し単位(b)である請求項16乃至19のいずれか1項に記載のパターン形成方法。
請求項21:
R13の酸不安定基が酸によって脱離する脂環構造の酸不安定基である請求項20に記載のパターン形成方法。
請求項22:
上記ポジ型パターンはドットパターンを含むものであり、上記反転で得られるパターンはホールパターンを含むものである請求項1乃至21のいずれか1項に記載のポジネガ反転を用いたレジストパターンの形成方法。
請求項23:
上記ポジ型パターンは密集ドットパターンと孤立ドットパターンの両方を含むものであり、上記反転で得られるパターンは密集ホールパターンと孤立ホールパターンを含むものである請求項1乃至22のいずれか1項に記載のポジネガ反転を用いたレジストパターンの形成方法。
請求項24:
上記ポジ型パターンは密集ドットパターンを露光し、不必要なドットパターン部分を露光することによって密集ドットパターンと孤立ドットパターンを形成し、上記ポジネガ反転によって密集ホールパターンと孤立ホールパターンを形成するものである請求項23に記載のレジストパターンの形成方法。
請求項25:
被加工基板上に、酸によって脱離する酸不安定基を持つ構造を有する繰り返し単位を有する樹脂を含有する化学増幅ポジ型レジスト膜形成用組成物を塗布し、加熱により不要な溶剤を除去してレジスト膜を形成する工程、レジスト膜上に保護膜形成用組成物を塗布し加熱により不要な溶剤を除去して保護膜を形成する工程、レジスト膜と投影レンズとの間に水又は屈折率が1以上の透明液体を介在させて該レジスト膜に高エネルギー線の繰り返し密集パターンを液浸露光し、更に不必要な密集パターンの未露光部を液浸露光し、露光後加熱により露光によって発生した酸を酸不安定基に作用させ、露光部の樹脂の酸不安定基に脱離反応を行わせた後、アルカリ性現像液で現像してポジ型パターンを得る工程、該ポジ型パターンを得る工程で得られたレジストパターン中の上記樹脂の酸不安定基を脱離させると共に、該樹脂にアルカリ性ウエットエッチング液に対する溶解性を失わない範囲で架橋を形成させて、レジストパターンに反転用膜形成用組成物に使用される有機溶剤に対する耐性を与える工程、反転用膜形成用組成物を用いて反転用膜を形成する工程、上記ポジ型パターンをアルカリ性ウエットエッチング液で溶解除去する工程を含むポジネガ反転を用いたレジストパターンの形成方法。
請求項26:
保護膜形成用組成物が、アミノ基を有する繰り返し単位を共重合した高分子化合物をベースにしたものであることを特徴とする請求項25に記載のパターン形成方法。
請求項27:
保護膜材料組成物が、アミン化合物を含有することを特徴とする請求項25又は26に記載のパターン形成方法。
請求項28:
被加工基板上に、炭素含有量が75質量%以上のカーボン膜を形成し、その上に珪素を含有する中間膜を形成し、その上にポジネガ反転用のフォトレジスト膜をコートし、反転用膜として炭化水素系の材料から形成したことを特徴とする請求項1乃至27のいずれか1項に記載のパターン形成方法。
請求項29:
被加工基板上に、炭素含有量が75質量%以上のカーボン膜を形成し、その上にポジネガ反転用のフォトレジスト膜をコートし、反転用膜としては珪素を含有する材料から形成したことを特徴とする請求項1乃至27のいずれか1項に記載のパターン形成方法。
請求項30:
被加工基板上に、炭素含有量が75質量%以上のカーボン膜を形成し、その上に有機反射防止膜を形成し、その上にポジネガ反転用のフォトレジスト膜をコートし、反転用膜として珪素を含有する材料からなることを特徴とする請求項29に記載のパターン形成方法。
図7の光学像イメージを元に、レジスト膜のパターン形状シミュレーションを行ったのが図8〜10である。ここでZ方向はレジスト膜の溶解速度の対数を逆数にしているが、これがレジスト膜のパターンの形状を反映している。図8〜10は露光量を変えており、図8は露光量が少なくドットパターンが菱形形状でパターン間がつながりかけている。図9ではほぼ円形にドットが仕上がっており、この時のドットの寸法は約40nmである。図10は露光量を増やしてより細かいドットを形成した場合で、この時のドットの寸法は約20nmである。ポジ型レジスト膜を用いて通常の方法でホールを形成した場合、ピッチの半分以下のホールを形成しようとすると、1:1のホールでは1:1以下のホールよりも小さいホールをアンダー露光で形成するために光のコントラストが低下し、露光量マージンと真円性が低下する。ポジ型レジスト膜を用いて1:1のドットを形成する場合は、ピッチの半分(1:1)以上よりも1:1以下の寸法のドットの方がオーバー露光による光のコントラストが向上するために、真円性が向上し、露光量マージンが広がる。この方法では、かなり小さいドットをマージン広く形成することが可能であることが示されている。このようなドットパターンを用いて画像反転でホールパターンにすることができれば、サーマルフローやRELACS等のシュリンク技術を用いなくても微細なホールが形成可能である。
密集パターンと孤立パターンとが共存しているホールパターンを形成しようとする場合、密集ホールと孤立ホールの寸法差(プロキシミティーバイアス)が生じる。プロキシミティーバイアスが大きくなると、どちらか一方のパターンが形成されなくなる。輪帯照明、クロスポール照明、ダイポール照明等の斜入射照明を用いると密集パターンの解像性が向上するが、プロキシミティーバイアスが増大する問題が生じる。
図11,12はX、Yラインのダブルダイポール用マスクを示す。図13は不必要なドットパターンを消去するためのマスクパターンを示す。図14はXとYのダブルダイポールによって形成されたドットと、ドット消去マスクパターンとを重ねた。図15はこれによって形成されたドットパターン、図16はポジネガ反転によって形成されたホールパターンを示す。
しかしながら、本発明のパターン形成方法では、高コントラストなラインパターンのダブルダイポールによるドットパターン形成を行うために、解像性も大幅に向上する。
この方法を用いてポジ型パターンをネガ型パターンへ画像反転することにより、第1の微細なラインパターンを用いて同寸法の微細スペースパターンを反転形成することができる。トレンチパターンからも、より微細なパターンを形成できるラインパターンを露光によって形成して、これを上記画像反転技術でトレンチパターンにすることによって、超微細なトレンチパターンの形成が可能になる。ドットパターンを反転させることによってホールパターンを形成することもできる。更に、第1のパターンとしてラインパターンを形成後、これと直交する第2のラインパターンを露光し現像することによってドットパターンを形成し、その上に適度なアルカリ溶解速度を有する膜を塗布し現像する画像反転によりホールパターンを形成することによって、従来のホールよりも、より微細なホールパターンを形成することもできる。
密集パターンと孤立パターンが混在するロジックデバイスなどの用途には、密集パターンを露光し、次いで不必要な密集パターンの未露光部分を露光することによって密集ドットパターンと孤立ドットパターンが混在するポジ型レジストパターンを得る。このものを前記方法でポジネガ反転することによって密集ホールと孤立ホールの混在したパターンを形成することができる。
ポジ型レジスト膜で密集ホールパターンを形成し、その上にポジ型レジスト膜を溶解させないアルコールや水に可溶のネガレジスト膜をコートし、不必要なホール部分だけを露光するPAU法は、粗密バイアスが発生しない利点がある。しかしながらウエハーをチャックから外して2回露光するためにアライメント精度が低下して狙ったホール部分を露光できなくなる問題、ブリッジマージン等解像力の低いネガレジスト膜を用いるために2回目の露光のマージンが狭くなる問題がある。
ネガレジスト膜を用いて密集ホールパターンを露光し、次いで不必要なホール部分を露光する方法は、ウエハーチャックから外さずに連続して露光することが可能なのでアライメント精度は向上するが、解像性の低いネガレジストを用いるため、微小ホールがブリッジで塞がってしまう欠陥が生じる。
解像性の高いポジ型レジスト材料を利用して、ポジ型レジスト材料をそのまま使ったのでは光学的に不利なパターンを、ポジネガ反転を用いて形成する試みは上述のように既にいくつか開発されてきた。この開発過程で克服された課題は、一旦形成されたポジ型のパターン上に反転用膜を成膜する際に、得られたパターンを崩壊させることなく新たな膜を成膜するためにはどうすればよいかということが、その一つである。この課題は、初めは反転用膜形成用組成物としてポジ型パターンが溶解しない水性の組成物を用いることが行われたが、反転用膜材料が水溶性という極めて限られたものとなってしまうことから、特許文献7ではEBキュアによってポジ型パターンを架橋し、溶剤や現像液に対して不溶化した後に反転用膜を形成することが提案された。また、もう一つの課題は、反転用膜に対してポジ型パターンをどのように選択的に除去するかであるが、これは特許文献7にあるように、反転用膜に酸素によるドライエッチングに耐性のあるSOGや、有機シリコーン材料を用いることで、選択的な除去を行ってきた。
更に、微細なホールパターンはトレンチパターンよりも更に技術的な困難さがあるが、オーバー露光によって細かなドットパターンを形成し、これを本発明の方法で反転してやることで非常に小さいサイズのホールを形成することが可能となる。
この場合、レジストパターンとしてドットパターンを形成し、これを反転させてホールパターンを形成することができる。
また、炭素数1〜6のアルキル基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、n−ペンチル基、イソペンチル基、シクロペンチル基、n−ヘキシル基、シクロヘキシル基が挙げられる。
第1のパターンは、酸不安定基を有する繰り返し単位の該酸不安定基の脱保護によってアルカリに溶解し、7−オキサノルボルナン環の架橋によって溶媒(反転用膜を形成するための材料の溶媒)に不溶化する膜になる。よって、第1のパターン上に、反転用膜材料を有機溶媒に溶解したパターン反転用膜溶液を塗布しても、第1のパターンはパターン反転用膜材料とミキシングしない。
次に、アルカリ現像液による処理によって、反転用膜が第1のパターン部分まで膜の表面が溶解したところで、第1のパターンの溶解が始まり、画像反転が起こる。
R55、R56、R57はそれぞれ炭素数1〜20の直鎖状、分岐状又は環状のアルキル基等の一価炭化水素基であり、酸素、硫黄、窒素、フッ素等のヘテロ原子を含んでもよい。あるいはR55とR56、R55とR57、又はR56とR57はそれぞれ結合してこれらが結合する炭素原子と共に炭素数3〜20、特に4〜16の環、特に脂環を形成してもよい。
繰り返し単位(c)を得るためのモノマーとしては、具体的に下記に挙げることができる。
なお、高分子化合物をこのような溶解速度とするためには、一般式(2)で示される酸不安定基を有する繰り返し単位(b)が全繰り返し単位中、10モル%以上90モル%以下、特に12モル%以上80モル%以下であることが好ましい。
酸発生剤の具体例としては、特開2008−111103号公報の段落[0122]〜[0142]に記載されている。
有機溶媒の具体例としては、特開2008−111103号公報の段落[0144]〜[0145]、塩基性化合物としては、段落[0146]〜[0164]、界面活性剤は段落[0165]〜[0166]、溶解制御剤としては、特開2008−122932号公報の段落[0155]〜[0178]、アセチレンアルコール類は段落[0179]〜[0182]に記載されている。
なお、酸不安定基については上述したものが挙げられる。
反転用膜材料として珪素を有する材料としては、エッチング耐性の観点からシルセスキオキサンをベースとする珪素重合体が好ましく用いられる。シルセスキオキサンには、結合の一部が解離したシラノールが存在しており、シラノールによって反転膜として必要なアルカリ溶解性を得ることができる。
また、分散度(Mw/Mn)は1.0〜7.0、特に1.02〜5.0であることが好ましい。
この場合、(s−1)、(s−2)の繰り返し単位の比率は、0≦(s−1)≦1、0≦(s−2)≦1、0<(s−1)+(s−2)≦1であるが、好ましくは0.1<(s−1)+(s−2)≦1、更に好ましくは0.2<(s−1)+(s−2)≦1である。なお、(s−1)+(s−2)<1の場合、残りの繰り返し単位は上記s−3の繰り返し単位である。
なお、このアルカリ可溶界面活性剤の重量平均分子量は1,000〜100,000、特に2,000〜50,000であることが好ましい。
上記アルカリ可溶界面活性剤は、コート後の反転膜表面を覆い、反転膜表面のアルカリ溶解速度を速くすることによってポジネガ反転のスピードを上げる作用がある。
反転膜用材料にオニウム塩系の酸発生剤を添加することもできる。反転用膜材料のベースポリマーとしてフェノール系材料を用いている場合、オニウム塩を添加するとオニウム塩の溶解阻止効果によってアルカリ溶解速度が低下する。アルカリ溶解速度調整用としてオニウム塩の添加は有効である。
前述の溶媒に加えてトルエン、キシレン、アニソール等の芳香族系の溶媒を混合することもできる。
なお、基板10としては、シリコン基板が一般的に用いられる。被加工基板20としては、SiO2、SiN、SiON、SiOC、p−Si、α−Si、TiN、WSi、BPSG、SOG、Cr、CrO、CrON、MoSi、低誘電膜及びそのエッチングストッパー膜が挙げられる。中間介在層としては、SiO2、SiN、SiON、p−Si等のハードマスク、カーボン膜による下層膜と珪素含有中間膜、有機反射防止膜等が挙げられる。
スピンオン珪素含有中間層としては、特開2004−310019号公報、特開2005−15779号公報、特開2005−18054号公報、特開2005−352104号公報、特開2007−65161号公報、特開2007−163846号公報、特開2007−226170号公報、特開2007−226204号公報に示されるシルセスキオキサンベースの珪素化合物を含み、反射防止機能を有していることが好ましい。
反転膜が珪素を含有する材料からなる場合は、被加工基板とポジネガ反転用のレジスト膜の間に、炭素の割合が75質量%以上のカーボン膜を形成し、その上にレジスト膜を形成する。カーボン膜とレジスト膜との間に有機反射防止膜を形成してもよい。この場合、珪素含有反転膜がカーボン膜加工時のハードマスクとしての機能を有する。
次いでベーク(PEB)を行い、現像によってドットパターンを形成する。ランダムピッチのドットパターンは一度の現像によって形成される(図17(B)参照)。
次いで、上記アルカリ現像液を用いて上記反転用膜40の表面部分を溶解して上記架橋レジストパターン30bの頭部を露呈させ、これによりこの架橋レジストパターン30bの上記アルカリ現像液に対する溶解速度が反転用膜40の溶解速度より速いので、架橋レジストパターン30bが選択的に溶解され、これが溶解消失することで、図17(E)に示したように反転用膜40に上記架橋レジストパターン30bが反転した反転パターン40aが形成される。この場合、レジストパターンがドットパターンであると、反転パターンとしてホールパターンが形成される。
反転用膜に用いる高分子化合物として、各々のモノマーを組み合わせてテトラヒドロフラン溶媒下で共重合反応を行い、メタノールに晶出し、更にヘキサンで洗浄を繰り返した後に単離、乾燥して、以下に示す組成の高分子化合物(ポリマー1)を得た。モノマーのフェノール基はアセトキシ基で置換し、重合後のアルカリ加水分解によってフェノール基にした。得られた高分子化合物の組成は1H−NMR、分子量及び分散度はゲルパーミエーションクロマトグラフにより確認した。
分子量(Mw)=9,300
分散度(Mw/Mn)=1.88
ヘキサメチルジシラザン(HMDS)プライム処理した8インチシリコン基板にパターン反転用膜材料を塗布し、110℃で60秒間ベークして膜厚60nmのパターン反転用膜を形成した。これを2.38質量%テトラメチルアンモニウムヒドロキシド(TMAH)水溶液の現像液で30秒間現像し、現像による膜減り量を求め、1秒間当たり溶解速度を算出した。
結果を表1に示す。
下記高分子化合物(レジストポリマー1〜5及び保護膜ポリマー)を用いて、下記表2,4に示す組成で溶解させた溶液を0.2μmサイズのフィルターで濾過してレジスト溶液及び保護膜形成用組成物溶液を調製した。
表2,4中の各組成は次の通りである。
分子量(Mw)=8,310
分散度(Mw/Mn)=1.73
分子量(Mw)=8,500
分散度(Mw/Mn)=1.95
分子量(Mw)=8,800
分散度(Mw/Mn)=1.94
分子量(Mw)=7,300
分散度(Mw/Mn)=1.84
分子量(Mw)=7,200
分散度(Mw/Mn)=1.80
分子量(Mw)=8,800
分散度(Mw/Mn)=1.69
下記表2に示す組成で調製したレジスト材料を、シリコンウエハーにスピンコーティングし、ホットプレートを用いて190℃で60秒間ベークし、レジスト膜の厚みを150nmにした。レジスト膜に溶剤を30秒間静止ディスペンスし、その後2,000rpmで30秒間回転して溶剤を振り切り、100℃で60秒間ベークして溶剤を乾燥させ、190℃でベーク後との膜厚の変化量を、膜厚計を用いて求めた。
次に、190℃でベーク後のレジスト膜のアルカリ溶解速度を、リソテックジャパン(株)製レジスト現像アナライザーRDA−790を用いて、2.38質量%TMAH水溶液中でのアルカリ溶解速度を求めた。
結果を表3に示す。
ArF露光パターニング評価(1)
下記表2に示す組成で調製したレジスト材料を、シリコンウエハーに信越化学工業(株)製スピンオンカーボン膜ODL−50(カーボンの割合が80質量%)を200nm、その上に珪素含有スピンオンハードマスクSHB−A940(珪素の割合が43質量%)の35nmの膜厚で成膜したトライレイヤープロセス用の基板上にスピンコーティングし、ホットプレートを用いて100℃で60秒間ベークし、レジスト膜の厚みを100nmにした。その上に表4に示す保護膜材料(TC−1)をスピンコーティングし、90℃で60秒間ベークし、保護膜の厚みを50nmにした。
これをArFエキシマレーザー液浸スキャナー((株)ニコン製、NSR−S610C、NA1.30、σ0.98/0.65、斜め45度4重極照明の開口35度、6%ハーフトーン位相シフトマスク)を用いて図18(A)に示される60nmの1:1の密集ドットパターンを露光した。図18中、遮光部は黒色正方形で示される。次いで60nmの1:1のドットパターン露光部分の一部を図18(B)で示される120nm1:1ドットパターンで露光し、直ちに100℃で60秒間ベーク(PEB)し、2.38質量%TMAH水溶液で30秒間現像を行って、図18(A)のマスクのみの露光を行った部分は、60nmサイズで120nmピッチの1:1ドットパターン(図20(D))が形成され、図18(A)と図18(B)のマスクを用いて2回の露光を行った場合は、240nmピッチの1:3ドットパターン(図20(E))を得た。図18(A)と図18(B)を重ねた図として図19(C)が示されている。現像によって形成されたドットパターンは190℃で60秒間ベークして酸不安定基の脱保護と架橋を行った。ドットパターン上に合成例で得たパターン反転用膜材料(RF1)を60nmの膜厚になるように塗布し、2.38質量%TMAH水溶液で30秒間現像を行い、ドットパターンをホールパターンにイメージ反転させた。現像後のドットパターンと、加熱後のドットパターンと、イメージ反転されたホールパターンの寸法を(株)日立ハイテクノロジーズ製TDSEM(S−9380)で観察した。
比較例1としては、前記下層膜、中間膜に同じレジスト材料を塗布し、ArFエキシマレーザー液浸スキャナー((株)ニコン製、NSR−S610C、NA1.30、σ0.98/0.65、斜め45度4重極照明の開口35度、6%ハーフトーン位相シフトマスク)を用いて60nmの1:1と1:3のホールパターンを露光し、直ちに100℃で60秒間ベーク(PEB)し、2.38質量%TMAH水溶液で30秒間現像を行った。
結果を表5に示す。
ArF露光パターニング評価(2)
下記表2に示す組成で調製したレジスト材料を、シリコンウエハーに信越化学工業(株)製スピンオンカーボン膜ODL−50を200nm、その上に珪素含有スピンオンハードマスクSHB−A940の35nmの膜厚で成膜したトライレイヤープロセス用の基板上にスピンコーティングし、ホットプレートを用いて100℃で60秒間ベークし、レジスト膜の厚みを100nmにした。その上に表4に示す保護膜材料(TC−1)をスピンコーティングし、90℃で60秒間ベークし、保護膜の厚みを50nmにした。
これをArFエキシマレーザー液浸スキャナー((株)ニコン製、NSR−S610C,NA1.30、σ0.98/0.65、開口20度ダイポールs偏光照明、6%ハーフトーン位相シフトマスク)を用いて図21(A)に示されるマスクを用いて1回目の液浸露光のX方向45nmの1:1のラインアンドスペースパターンを露光し、同じ場所を図21(B)に示されるマスクを用いて、上記スキャナー(NA1.30、σ0.98/0.65、開口20度ダイポールs偏光照明、6%ハーフトーン位相シフトマスク)で露光し、図22(C)に示されるマスクを用いて1回目、2回目の露光位置と重なる場所に下記に示される条件(NA1.30、σ0.98/0.65、斜め45度4重極照明の開口35度、6%ハーフトーン位相シフトマスク)で、図22(C)で示されるマスクを用いて1回目と2回目の露光の一部分を90nmドット、180nmピッチのパターンを露光し、露光後、直ちに100℃で60秒間ベークし、2.38質量%TMAH水溶液で30秒間現像を行って、図21(A)と図21(B)のマスクを用いて2回の露光を行った場合は、現像仕上がり40nm、90nmピッチの1:1ドットパターン(図24(E))を得、図21(A)と図21(B)と図22(C)のマスクを用いて3回の露光を行った場合は、40nm、180nmピッチの1:3ドットパターン(図24(F))が形成された。図21(A)と図21(B)と図22(C)を重ねた図として、図22(C)の遮光部分だけ色を濃く示した図23(D)が示されている。190℃で60秒間ベークして酸不安定基の脱保護と架橋を行った。ドットパターン上に合成例で得たパターン反転用膜材料(RF1)を60nmの膜厚になるように塗布し、2.38質量%TMAH水溶液で30秒間現像を行い、ドットパターンをホールパターンにイメージ反転させた。イメージ反転されたホールパターンの寸法を(株)日立ハイテクノロジーズ製TDSEM(S−9380)で観察した。
比較例2としては、前記下層膜、中間膜に同じレジストを塗布し、ArFエキシマレーザー液浸スキャナー((株)ニコン製、NSR−S610C、NA1.30、σ0.98/0.65、斜め45度4重極照明の開口35度、6%ハーフトーン位相シフトマスク)を用いて45nmの1:1と1:3のホールパターンを露光し、直ちに100℃で60秒間ベーク(PEB)し、2.38質量%TMAH水溶液で30秒間現像を行った。
結果を表6に示す。
表6の結果から、実施例2〜12のパターン形成方法では45nm/90nmピッチの1:1と45nm/180nmピッチの1:3のホールの両方が同じ寸法で開口していたのに対して、従来の方法(比較例2)では90nmピッチのホールが開口しなかった。
20 被加工基板
30 レジスト膜
30a レジストパターン
30b 架橋レジストパターン
40 反転用膜
40a 反転パターン
Claims (30)
- 被加工基板上に、酸によって脱離する酸不安定基を持つ構造を有する繰り返し単位を有し、上記酸不安定基の脱離によってアルカリ性現像液に可溶になる樹脂、高エネルギー線の露光により酸を発生する光酸発生剤又は該光酸発生剤と加熱により酸を発生する熱酸発生剤、及び有機溶剤を含有する化学増幅ポジ型レジスト膜形成用組成物を塗布し、プリベークにより不要な溶剤を除去してレジスト膜を形成する工程、該レジスト膜に高エネルギー線の繰り返し密集パターンを露光し、更に不必要な密集パターンの未露光部を露光し、露光後加熱し、露光によって上記酸発生剤から発生した酸を樹脂の酸不安定基に作用させ、露光部の樹脂の酸不安定基に脱離反応を行わせた後、アルカリ性現像液で現像してポジ型パターンを得る工程、該工程で得られたポジ型パターンを露光もしくは加熱して酸あるいは熱により、該ポジ型パターン中の上記樹脂の酸不安定基を脱離させてアルカリ溶解性を向上させ、かつ該樹脂にアルカリ性ウエットエッチング液に対する溶解性を失わない範囲で架橋を形成させて、上記ポジ型パターンに反転用膜形成用組成物に使用される有機溶剤に対する耐性を与える工程、反転用膜形成用組成物を用いて反転用膜を形成する工程、上記架橋が形成されたポジ型パターンをアルカリ性ウエットエッチング液で溶解除去する工程を含むポジネガ反転を用いたレジストパターンの形成方法。
- 密集パターンの露光が1回の露光であることを特徴とする請求項1に記載のパターン形成方法。
- 密集パターンの露光がラインパターンとこれと異なる方向のラインパターンを重ねる2重露光であることを特徴とする請求項1に記載のパターン形成方法。
- 密集パターンの露光が水平方向のラインパターンと垂直方向のラインパターンのダイポール照明の2重露光であることを特徴とする請求項1又は3に記載のパターン形成方法。
- 密集パターンの露光と、不必要な密集パターンを除去させるための露光が同じ露光ステージ上で行われることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のパターン形成方法。
- 密集パターンの露光と、不必要な密集パターンを除去させるための露光が同じ露光ステージ上でステージから被加工基板が離されることなく連続して行われることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のパターン形成方法。
- 上記レジストパターンに反転用膜形成用組成物に使用される有機溶剤に対する耐性を与える工程で得られる上記架橋形成ポジ型パターンのアルカリ性ウエットエッチング液に対する溶解速度は、2.38質量%テトラメチルアンモニウムヒドロキシド(TMAH)水溶液でエッチングした際、エッチング速度が2nm/秒を超えるものであり、かつ上記反転用膜形成用組成物に使用される有機溶剤は、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、シクロヘキサノン、乳酸エチル、プロピレングリコールモノメチルエーテル及びヘプタノンから選ばれる1種以上を含む単独又は混合溶剤であり、上記反転用膜形成用組成物に使用される溶剤に対する耐性は、上記架橋形成ポジ型パターンを該反転用膜形成用組成物に使用される溶剤に30秒間触れさせた時の膜減りが10nm以下である耐溶剤性を有するものである請求項1乃至6のいずれか1項に記載のポジネガ反転を用いたレジストパターンの形成方法。
- 上記反転用膜形成用組成物は、芳香族骨格又は脂環式骨格を有するモノマーユニットを含む樹脂を含有する請求項1乃至7のいずれか1項に記載のポジネガ反転を用いたレジストパターンの形成方法。
- 上記反転用膜形成用組成物を用いて反転用膜を形成する工程と上記架橋形成ポジ型パターンをアルカリ性ウエットエッチング液で溶解除去する工程の間に、上記架橋形成ポジ型パターン上に積層された反転用膜を除去する工程を含む請求項1乃至8のいずれか1項に記載のポジネガ反転を用いたレジストパターンの形成方法。
- 上記ポジ型パターン上に積層された反転用膜を除去する工程は、ウエットエッチングである請求項9に記載のポジネガ反転を用いたレジストパターンの形成方法。
- 上記反転用膜は、アルカリ性ウエットエッチング液で処理した際、上記有機溶剤に対する耐性を与える工程後の架橋形成ポジ型パターンよりも溶解速度が遅く、かつ溶解性を示す材料であり、更に上記ウエットエッチングにアルカリ性ウエットエッチング液を用い、架橋形成ポジ型パターン上に積層された反転用膜を除去する工程と上記ポジ型パターンをアルカリ性ウエットエッチング液で溶解除去する工程は同時に行うものである請求項10に記載のポジネガ反転を用いたレジストパターンの形成方法。
- 上記反転用膜の2.38質量%テトラメチルアンモニウムヒドロキシド(TMAH)水溶液でエッチングした際の溶解速度は、0.02nm/秒以上2nm/秒以下である請求項11に記載のポジネガ反転を用いたレジストパターンの形成方法。
- 上記化学増幅ポジ型レジスト膜形成用組成物は、上記レジストパターンに有機溶剤に対する耐性を与える工程における加熱で酸を発生する成分を含有するものである請求項1乃至12のいずれか1項に記載のポジネガ反転を用いたレジストパターンの形成方法。
- 上記加熱で酸を発生する成分は、光酸発生剤とは別に添加される熱酸発生剤である請求項13に記載のポジネガ反転を用いたレジストパターンの形成方法。
- 上記熱酸発生剤が、下記一般式(P1a−2)で示されるものであることを特徴とする請求項14に記載のパターン形成方法。
(式中、K-はα位の少なくとも1つがフッ素化されたスルホン酸、又はパーフルオロアルキルイミド酸もしくはパーフルオロアルキルメチド酸である。R101d、R101e、R101f、R101gはそれぞれ水素原子、炭素数1〜12の直鎖状、分岐状又は環状のアルキル基、アルケニル基、オキソアルキル基又はオキソアルケニル基、炭素数6〜20のアリール基、又は炭素数7〜12のアラルキル基又はアリールオキソアルキル基を示し、これらの基の水素原子の一部又は全部がアルコキシ基によって置換されていてもよい。R101dとR101e又はR101dとR101eとR101fとはこれらが結合してこれらが結合する窒素原子と共に環を形成してもよく、環を形成する場合には、R101dとR101e又はR101dとR101eとR101fは炭素数3〜10のアルキレン基であるか、又は式中の窒素原子を環の中に有する複素芳香族環を形成する。) - 上記化学増幅ポジ型レジスト膜形成用組成物は、上記樹脂としてラクトン環を有する繰り返し単位と、酸によって脱離する酸不安定基を持つ繰り返し単位を有する樹脂を含有するポジ型レジスト材料である請求項1乃至15のいずれか1項に記載のポジネガ反転を用いたレジストパターンの形成方法。
- 上記架橋形成が該樹脂中の求電子性部分構造によることを特徴とする請求項1乃至16のいずれか1項に記載のポジネガ反転を用いたレジストパターンの形成方法。
- ポジ型レジスト材料が、7−オキサノルボルナン環を有する繰り返し単位と、酸によって脱離する酸不安定基を持つ繰り返し単位を有する樹脂を含有するポジ型レジスト材料であり、ポジ型パターン中に酸を発生させると共に熱を加えて、ポジ型パターン中の樹脂の酸不安定基を脱離させる際、該ポジ型パターン中の樹脂の架橋と酸不安定基の脱離とを同時に行うようにした請求項17に記載のポジネガ反転を用いたレジストパターンの形成方法。
- 7−オキサノルボルナン環を有する繰り返し単位が、下記一般式(1)に示される繰り返し単位(a)である請求項18に記載のポジネガ反転を用いたレジストパターンの形成方法。
(式中、R1は水素原子又はメチル基を示す。R2は単結合、又は炭素数1〜6の直鎖状、分岐状又は環状のアルキレン基であり、エーテル基又はエステル基を有していてもよいが、炭素数1〜6の直鎖状、分岐状又は環状のアルキレン基の場合、式中のエステル基に連結した炭素原子は1級又は2級である。R3、R4、R5は水素原子、又は炭素数1〜6の直鎖状、分岐状又は環状のアルキル基である。aは0<a<1.0の範囲である。) - 酸によって脱離する酸不安定基を持つ繰り返し単位が、下記一般式(2)で示される繰り返し単位(b)である請求項16乃至19のいずれか1項に記載のパターン形成方法。
(式中、R12は水素原子又はメチル基、R13は酸不安定基を示す。bは0<b≦0.8である。) - R13の酸不安定基が酸によって脱離する脂環構造の酸不安定基である請求項20に記載のパターン形成方法。
- 上記ポジ型パターンはドットパターンを含むものであり、上記反転で得られるパターンはホールパターンを含むものである請求項1乃至21のいずれか1項に記載のポジネガ反転を用いたレジストパターンの形成方法。
- 上記ポジ型パターンは密集ドットパターンと孤立ドットパターンの両方を含むものであり、上記反転で得られるパターンは密集ホールパターンと孤立ホールパターンを含むものである請求項1乃至22のいずれか1項に記載のポジネガ反転を用いたレジストパターンの形成方法。
- 上記ポジ型パターンは密集ドットパターンを露光し、不必要なドットパターン部分を露光することによって密集ドットパターンと孤立ドットパターンを形成し、上記ポジネガ反転によって密集ホールパターンと孤立ホールパターンを形成するものである請求項23に記載のレジストパターンの形成方法。
- 被加工基板上に、酸によって脱離する酸不安定基を持つ構造を有する繰り返し単位を有する樹脂を含有する化学増幅ポジ型レジスト膜形成用組成物を塗布し、加熱により不要な溶剤を除去してレジスト膜を形成する工程、レジスト膜上に保護膜形成用組成物を塗布し加熱により不要な溶剤を除去して保護膜を形成する工程、レジスト膜と投影レンズとの間に水又は屈折率が1以上の透明液体を介在させて該レジスト膜に高エネルギー線の繰り返し密集パターンを液浸露光し、更に不必要な密集パターンの未露光部を液浸露光し、露光後加熱により露光によって発生した酸を酸不安定基に作用させ、露光部の樹脂の酸不安定基に脱離反応を行わせた後、アルカリ性現像液で現像してポジ型パターンを得る工程、該ポジ型パターンを得る工程で得られたレジストパターン中の上記樹脂の酸不安定基を脱離させると共に、該樹脂にアルカリ性ウエットエッチング液に対する溶解性を失わない範囲で架橋を形成させて、レジストパターンに反転用膜形成用組成物に使用される有機溶剤に対する耐性を与える工程、反転用膜形成用組成物を用いて反転用膜を形成する工程、上記ポジ型パターンをアルカリ性ウエットエッチング液で溶解除去する工程を含むポジネガ反転を用いたレジストパターンの形成方法。
- 保護膜形成用組成物が、アミノ基を有する繰り返し単位を共重合した高分子化合物をベースにしたものであることを特徴とする請求項25に記載のパターン形成方法。
- 保護膜材料組成物が、アミン化合物を含有することを特徴とする請求項25又は26に記載のパターン形成方法。
- 被加工基板上に、炭素含有量が75質量%以上のカーボン膜を形成し、その上に珪素を含有する中間膜を形成し、その上にポジネガ反転用のフォトレジスト膜をコートし、反転用膜として炭化水素系の材料から形成したことを特徴とする請求項1乃至27のいずれか1項に記載のパターン形成方法。
- 被加工基板上に、炭素含有量が75質量%以上のカーボン膜を形成し、その上にポジネガ反転用のフォトレジスト膜をコートし、反転用膜としては珪素を含有する材料から形成したことを特徴とする請求項1乃至27のいずれか1項に記載のパターン形成方法。
- 被加工基板上に、炭素含有量が75質量%以上のカーボン膜を形成し、その上に有機反射防止膜を形成し、その上にポジネガ反転用のフォトレジスト膜をコートし、反転用膜として珪素を含有する材料からなることを特徴とする請求項29に記載のパターン形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2009093959A JP5115752B2 (ja) | 2008-11-21 | 2009-04-08 | パターン形成方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008298280 | 2008-11-21 | ||
| JP2008298280 | 2008-11-21 | ||
| JP2009093959A JP5115752B2 (ja) | 2008-11-21 | 2009-04-08 | パターン形成方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2010152299A JP2010152299A (ja) | 2010-07-08 |
| JP5115752B2 true JP5115752B2 (ja) | 2013-01-09 |
Family
ID=42571419
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2009093959A Expired - Fee Related JP5115752B2 (ja) | 2008-11-21 | 2009-04-08 | パターン形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP5115752B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8512215B2 (en) | 2011-10-05 | 2013-08-20 | Thomas C. Maganas | Method for enhanced energy production from transforming, reducing and eliminating organic material and medical waste |
| US8512644B1 (en) | 2012-08-01 | 2013-08-20 | Thomas C. Maganas | System for transforming organic waste materials into thermal energy and electric power |
Families Citing this family (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5711958B2 (ja) * | 2010-12-17 | 2015-05-07 | 東京応化工業株式会社 | パターン形成方法 |
| JP5898985B2 (ja) | 2011-05-11 | 2016-04-06 | 東京応化工業株式会社 | レジストパターン形成方法 |
| KR101911094B1 (ko) | 2011-09-15 | 2018-10-23 | 도오꾜오까고오교 가부시끼가이샤 | 레지스트 패턴 형성 방법 |
| JP5715918B2 (ja) * | 2011-09-22 | 2015-05-13 | 東京応化工業株式会社 | レジスト組成物、レジストパターン形成方法 |
| US9405200B2 (en) | 2011-09-22 | 2016-08-02 | Toyko Ohka Kogyo Co., Ltd. | Resist composition and method of forming resist pattern |
| KR101936435B1 (ko) * | 2011-09-22 | 2019-01-08 | 도오꾜오까고오교 가부시끼가이샤 | 레지스트 조성물, 레지스트 패턴 형성 방법 |
| JP5933364B2 (ja) | 2011-11-09 | 2016-06-08 | 東京応化工業株式会社 | レジスト組成物及びレジストパターン形成方法 |
| JP5820719B2 (ja) | 2011-12-21 | 2015-11-24 | 東京応化工業株式会社 | レジストパターン形成方法 |
| JP5898962B2 (ja) | 2012-01-11 | 2016-04-06 | 東京応化工業株式会社 | レジスト組成物及びレジストパターン形成方法 |
| JP5780246B2 (ja) | 2013-01-16 | 2015-09-16 | 信越化学工業株式会社 | パターン形成方法 |
| JP6127989B2 (ja) | 2013-02-14 | 2017-05-17 | 信越化学工業株式会社 | パターン形成方法 |
| JP5790678B2 (ja) | 2013-02-15 | 2015-10-07 | 信越化学工業株式会社 | パターン形成方法 |
| JP5794243B2 (ja) | 2013-02-18 | 2015-10-14 | 信越化学工業株式会社 | パターン形成方法 |
| US9791779B2 (en) * | 2014-10-16 | 2017-10-17 | Tokyo Electron Limited | EUV resist etch durability improvement and pattern collapse mitigation |
| JP6272949B2 (ja) * | 2016-06-06 | 2018-01-31 | 東京エレクトロン株式会社 | パターン形成方法 |
| JP7605783B2 (ja) * | 2022-03-17 | 2024-12-24 | 信越化学工業株式会社 | レジスト材料及びパターン形成方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007142209A1 (ja) * | 2006-06-06 | 2007-12-13 | Jsr Corporation | パターン形成方法および高炭素含有樹脂組成物 |
| JP5101541B2 (ja) * | 2008-05-15 | 2012-12-19 | 信越化学工業株式会社 | パターン形成方法 |
-
2009
- 2009-04-08 JP JP2009093959A patent/JP5115752B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8512215B2 (en) | 2011-10-05 | 2013-08-20 | Thomas C. Maganas | Method for enhanced energy production from transforming, reducing and eliminating organic material and medical waste |
| US8512644B1 (en) | 2012-08-01 | 2013-08-20 | Thomas C. Maganas | System for transforming organic waste materials into thermal energy and electric power |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2010152299A (ja) | 2010-07-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5115752B2 (ja) | パターン形成方法 | |
| JP4826846B2 (ja) | パターン形成方法 | |
| JP4826840B2 (ja) | パターン形成方法 | |
| JP4826841B2 (ja) | パターン形成方法 | |
| JP5440468B2 (ja) | パターン形成方法 | |
| JP5206974B2 (ja) | パターン形成方法 | |
| JP5772717B2 (ja) | パターン形成方法 | |
| JP5664509B2 (ja) | パターン形成方法 | |
| JP5828325B2 (ja) | パターン形成方法 | |
| TWI531862B (zh) | 圖案形成方法及光阻組成物 | |
| JP5533821B2 (ja) | パターン形成方法及びレジスト組成物 | |
| TWI531857B (zh) | 圖案形成方法及光阻組成物 | |
| TWI411886B (zh) | 圖型之形成方法 | |
| JP6237551B2 (ja) | レジスト組成物及びパターン形成方法 | |
| JP2011053666A (ja) | パターン形成方法及びレジスト材料 | |
| KR20140020779A (ko) | 단량체, 고분자 화합물, 레지스트 조성물 및 패턴 형성 방법 | |
| KR20120138664A (ko) | 패턴 형성 방법 및 레지스트 조성물 | |
| TWI497208B (zh) | 圖案形成方法 | |
| JP5124818B2 (ja) | パターン形成方法 | |
| TWI471698B (zh) | 圖案形成方法及光阻組成物 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110425 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120914 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120919 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121002 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5115752 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151026 Year of fee payment: 3 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |