JP5114256B2 - 画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、入力される画像信号に応じて半導体レーザを点灯制御して光書き込みを行う複写機、プリンタ、FAX、印刷機(全てカラーも含む)等の画像形成装置および画像形成方法に関し、画像形成装置のカラー画像を形成する際の位置ずれ量検出または測定が可能な画像形成装置および画像形成方法に関する。
カラー画像形成装置では、マゼンタ、シアン、イエロー、ブラック各色の出力画像における色ずれをなくすことは画像品質向上のために重要であり、特に、書き込み光学系と画像担持体を各色毎に1セット持つ4連タンデム方式の場合、各色の画像がそれぞれ異なる光学系、画像担持体で形成されるため、色ずれは重要な課題となる。これを補正する方法として、転写ベルトなどに位置ずれ検出用のパターンを書き込み、前記パターンをセンサで読んでずれ量を検出し、書き込みタイミングや光学系補正手段で補正することが一般に行われている。
このような補正を行うものとして、例えば特許文献1ないし3に記載された発明が公知である。このうち特許文献1に記載された発明は、トナー像を担持する像担持体をそれぞれ有する複数の画像形成手段と、該複数の画像形成手段に対して相対的に記録媒体を搬送させる搬送手段と、前記複数の画像形成手段のそれぞれの像担持体に担持されたトナー像を前記記録媒体又は前記搬送手段に転写する転写手段と、該転写手段により転写された画像の位置情報を検出する検出手段とを具備し、前記複数の画像形成手段の内の2つ以上の異なる画像形成手段により、前記記録媒体又は前記搬送手段に、前記2つ以上の異なる画像形成手段により形成される画像のずれを検出するための像ずれ検出パターンを重畳転写し、該重畳転写された2つ以上の像ずれ検出パターンの境界を前記検出手段で検出し、該検出手段で検出された情報に基づいて少なくとも1つ以上の前記画像形成手段の動作を補正制御する、というものである。
特許文献2に記載された発明は、複数の感光体と、各々の感光体に異なる色情報を書き込む光書込手段と、書き込まれた情報を各々異なる色の現像剤により顕像化する顕像化手段とを備え、各感光体上に形成された顕像を、転写ベルト上を搬送される同一の転写紙上に順次転写してカラー画像を得る画像形成装置において、前記転写ベルト又はこの転写ベルト上を搬送される転写紙上に主走査方向に複数の接近したラインを持つ測定用パターン画像を各色毎に形成するパターン画像形成手段と、前記測定用パターン画像が移動する位置に対応する移動経路中に、この測定用パターン画像のライン数と同数でライン幅と同程度の幅の複数のスリットが一体に形成されたスリット板、及び、各スリット毎に独立して対応するスリット部分での測定用パターン画像部分の透過光量又は反射光量を検出する照明光源を含む位置検出部を有する位置ずれ検出手段とを備え、前記測定用パターン画像のライン間隔を前記スリット板のスリット間隔に対して位相をずらして設定する、というものである。
特許文献3に記載された発明は、記録紙を吸着して一定速度で搬送される移動体と、記録紙搬送方向に配列され、感光ドラムの光学的な走査で画像データに応じた潜像を形成して異なる現像器で現像した後に前記移動体上の記録紙に転写する複数の画像担持体と、前記複数の画像担持体により前記移動体上に、各カラー画像間の画像ずれを補正するためのマークとして、複数のマークをずらして重ね合わせた混色マーク列を転写する補正マーク形成部と、前記移動体上に転写された混色マークの明度パターンを検出し、該明度パターンの位相から各カラー画像間の画像ずれの補正値を算出する補正値算出部と、前記補正値に基づいて各カラー画像間のずれを自動的に補正する補正部と、を備えたものである。
特開2003−228216号公報 特許第3266849号公報 特許第3518825号公報
前記各特許文献記載の発明では、副走査方向に一定速度で走行する画像担持体の画像形成面上に形成された色ずれ検知用パターンをセンサで読み、その出力より色ずれ量を測定するようになっている。そのため、色ずれ検知用パターンの全長が長いと検知時間が長くかかってしまい、色ずれ量測定処理の時間が長くなるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、色ずれ検知のための情報量を減少させることなく、短時間で色ずれ量検知または測定処理を可能とすることができる画像形成装置および画像形成方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる画像形成装置は、画像担持体に色ずれ検知用パターンを形成するパターン形成部と、照射光を出射し、前記画像担持体からの前記照射光の反射光を受光することにより、前記パターン形成部によって前記画像担持体上に形成された色ずれ検知用パターンを検知する光量検知部と、前記光量検知部によって検知した前記色ずれ検知用パターンからの前記反射光の光量に基づいて画像の色ずれ量を検知または測定する色ずれ量検知部と、を備え、前記画像担持体に対する前記照射光のスポットの主走査方向の長さが、副走査方向の長さよりも長く、前記パターン形成部は、前記色ずれ検知用パターンとして所定の基準色の第1パターンと前記基準色とは異なる非基準色の第2パターンを重畳させ、前記第1パターンと前記第2パターンを副走査方向に主走査方向または副走査方向の異なるずれ量で複数形成し、一部の領域において前記第1パターンのみを形成し、前記第2パターンを形成せず、前記光量検知部は、前記第1パターンからの前記反射光と前記第2パターンからの前記反射光の主走査方向のずれまたは副走査方向のずれにより変化する前記光量の変化により主走査方向のずれ量または副走査方向のずれ量を検知または測定し、前記色ずれ検知用パターンのうち主走査方向検知用パターンまたは副走査方向検知用パターンの前記光量検知部による最大出力をVmax、前記光量検知部による前記第1パターンの出力をVBk、前記主走査検知用パターンまたは前記副走査方向検知用パターンの前記光量検知部による最小出力をVminとしたとき、前記Vmaxもしくは前記Vminのいずれかと、前記VBkとに基づいて、主走査方向または副走査方向に大ずれしていると判断する判断部をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記画像形成装置で実行される画像形成方法である。
本発明によれば、光量検知部のスポット及びパターンの主走査方向の長さが、副走査方向の長さよりも長くなっているので、色ずれ検知のための情報量を減少させることなく、短時間で色ずれ量検知および測定処理が可能となるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像形成装置および画像形成方法の最良な実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係るカラー画像形成装置の概略構成図である。このカラー画像形成装置Aは、1つの手差しトレイ36、2つの給紙カセット34(第1給紙トレイ)、34(第2給紙トレイ)の3つの給紙トレイを持ち、手差しトレイ36より給紙された転写紙は給紙コロ37により直接レジストローラ23へ、また第1及び第2給紙トレイ34から給紙された転写紙は、給紙コロ35により中間ローラ39を経て、レジストローラ23に搬送され、感光体上に作像された画像が転写紙の先端にほぼ一致するタイミングでレジストクラッチ(不図示)がONされ、転写ベルト18へと搬送され、この転写ベルト18とこれに当接した紙吸着ローラ41とで構成される紙吸着ニップを通過する際、吸着ローラ41に印加されたバイアスにより転写ベルト18に吸着され、所定のプロセス線速で搬送される。
次に、転写ベルト18に吸着された転写紙には、転写ベルト18をはさんで各色の感光体ドラム14K、14C、14M、14Yと対向した位置に配置された転写ブラシ21K、21C、21M、21Yにトナーの帯電極性(マイナス)と逆極性の転写バイアス(プラス)が印加されることにより、各感光体ドラム14K、14C、14M、14Yに作像された各色のトナー像がYellow→Magenta→Cyan→Bkの順で転写される。
この各色の転写工程を経た転写紙は、転写ベルトユニットの駆動ローラ19で転写ベルト18から曲率分離され、定着部24に搬送され、定着ベルト25と加圧ローラ26により構成される定着ニップ通過により、トナー像が転写紙に定着され、その後、片面プリントの場合には、FDトレイ30へと排出される。
また、予め両面印刷モードを選択した場合には、定着部24を通過した転写紙は、両面反転ユニット(不図示)に送られ、同ユニット部にて転写紙の表裏を反転されてから、転写ユニット下部に位置する両面搬送ユニット33に搬送され、搬送ローラ38によって搬送路32から再び中間ローラ39を経て、レジストローラ23に搬送され、以降は、片面プリント時に行われるプロセス動作と同様の動作を経て、定着部24を通過し、FDトレイ30へと排出される。
以下、このカラー画像形成装置の作像部における動作を詳述する。
本画像形成部は、各色ともに感光体ドラム14K、14C、14M、14Y、帯電ローラ、クリーニング部を持つ作像ユニット12K、12C、12M、12Yと、現像ユニット13K、13C、13M、13Yにより構成されている。画像形成時、感光体ドラム14K、14C、14M、14Yはメインモータ(不図示)により回転駆動され、帯電ローラに印加されたACバイアス(DC成分はゼロ)により除電され、その表面電位が例えば略−50vの基準電位となる。
次に感光体ドラム14K、14C、14M、14Yは、帯電ローラにACバイアスを重畳したDCバイアスを印加することによりほぼDC成分に等しい電位に均一に帯電されて、その表面電位が例えば略−500v〜−700v(目標帯電電位はプロセス制御部により決定される)に帯電される。プリンタ画像としてコントローラ部より送られてきたデジタル画像情報は、各色毎の2値化されたLD発光信号に変換されシリンダレンズ、ポリゴンモータ、fθレンズ、第1〜第3ミラー、及びWTLレンズを介して(書き込みユニット16)、各色の感光体ドラム14K、14C、14M、14Y上に照射されることにより、照射された部分の感光体上表面電位が例えば略−50vとなり、画像情報に対応した静電潜像が作像される。
感光体上の各色画像情報に対応した静電潜像は現像ユニット13K、13C、13M、13Yによる現像工程では、現像スリーブにACバイアスを重畳した例えばDC:−300〜−500vが印加されることにより、LD書き込みにより電位が低下した画像部分にのみトナー(Q/M:−20〜−30μC/g)が現像され、トナー像が形成される。ここで、Q/Mは、質量当たりの電荷量を示す。
このように作像された各色の感光体上のトナー画像は、レジストローラ23より搬送され、紙吸着ローラ41のニップ通過により転写ベルト18上に吸着された転写紙上に、この転写ベルトをはさんで感光体と対向した位置に配置されている転写ブラシ21K、21C、21M、21Yに印加されるトナーの帯電極性とは逆極性のバイアス(転写バイアス)により転写紙上に転写される。なお、符号40は後述の光量調整パターンを検出するセンサである。符号20は転写ベルト18と感光体12K,12C,12M,12Yとの接触を確保するためのローラで有り、図では20M,20Yのみ示している。なお、前記電位などの各値は一例である。
図2は、本実施の形態のカラー画像形成装置における位置ずれ量を調整する位置ずれ量調整機構の機能的構成を示す機能ブロック図である。図2に示すように、本実施の形態の位置ずれ量調整機構は、センサ40と、書込み部(ユニット)16と、パターン形成指示部111と、大ずれ判定部113と、位置ずれ量算出部112とを主に備えている。
センサ40は、位置ずれ検知用パターンに照射光を照射して、位置ずれ検知用パターンからの照射光に対する反射光を受光するものである。センサ40の詳細については後述する。書込み部(ユニット)16は、転写ベルト18上に各種画像や位置ずれ検知用パターンを形成(印刷)するユニットである。パターン形成指示部111は、書き込み部16に対して、位置ずれ検知用パターンの形成を指示するものである。位置ずれ量算出部112は、位置ずれ量を算出するものである。大ずれ判定部113は、位置ずれ量が所定の値より大きい場合には、大ずれと判定するものである。
図3は位置ずれ調整処理の手順を示すフローチャートである。本実施の形態では、位置ずれ調整を行う場合、図3のフローチャートに示すように位置ずれ検出パターン形成部111が書込み部16に位置ずれ検出パターン印刷を指示し、書込み部16によって図1に示すように位置ずれ検出パターンを転写ベルト18上に印刷する(ステップS101)。そして、センサ40がパターンからの反射光量を検出し(ステップS102)、大ずれ判定部113が前記センサ40によって検出出力から位置ずれ量の大小を判定する(ステップS103)。位置ずれ量が所定量より小さければ、位置ずれ量算出部112で位置ずれ量を算出し(ステップS104)、位置ずれ量が所定量より大きく、位置ずれ量を算出できないような大ずれ状態であると判断されれば、エラー処理を行って(ステップS105)処理を終える。
次に、センサ40の詳細について説明する。図4はセンサ40の一例を示す図である。センサ40は発光部40aと受光部40bとからなる反射式のセンサであり、発光部40aとしてはLEDが、受光部40bとしては反射光を受光するフォトダイオードが例えば使用される。なお、本実施の形態では、受光部40bは反射光として散乱光を受光する形式となっている。
図5は色ずれ検知用の検知パターンとセンサのスポット径との関係を示す図である。同図に示すように主走査色ずれ検知用パターンは副走査方向に配置されたマゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)の3色のパターンY−Pn、M−Pn、C−Pn(nは1以上の正の整数)と、これら3色の配置方向に沿って形成されたブラック(K)のパターンBk−Pn(nは1以上の正の整数)から構成されている。そして、3色のパターンY−Pn、M−Pn、C−Pnとブラック(K)のパターンBk−Pnは、それぞれスポットの主走査方向の長さの範囲内に収まるように主走査方向に二列で配列して形成される。前記3色のパターンY−Pn、M−Pn、C−Pnは副走査方向に沿って延びる直線上に形成されているが、ブラックのパターンBk−Pnは所定幅(所定ドット数)ずつ主走査方向に移動した位置に形成される。これにより、MCY3色のパターンY−Pn、M−Pn、C−PnとBkのパターンBk−Pnが重なる位置が検出され、その位置が主走査方向の位置ずれのない位置となる。図5では副走査方向に関して3番目のパターン群P3と、9番目のパターン群P9との間に1番目のパターンP1と2番目のパターンP2とのずれ量分だけ順にずれた黒と3色のパターンのパターン群が省略されている。
前記色ずれ検知用パターンは基準色Bkと非基準色Y,M,CのパターンBK−P、Y−P,M−P,C−Pを重ねて形成され、これを主走査方向のずれ量を変えて副走査方向に複数配置し、基準色Bkと非基準色Y,M,C,Kの主走査方向のずれにより変化する前記センサ40の出力の変化から主走査方向ずれ量を測定するようにしている。
その際、前記主走査色ずれ検知用パターンの非基準色の矩形の副走査方向長さcが、前記センサ40のスポット、所謂センサスポットSTの副走査方向の長さbより短く設定されている。また、前記基準色パターンBk−Pの副走査方向長さdは、前記センサスポットSTの副走査方向の長さbより長く設定されている。
すなわち、ずれ量を変えて複数配置する主走査色ずれ検知用パターンを、
スポット副走査長さb>非基準色パターン副走査長さc
基準色パターンの副走査長さd>スポット副走査長さb
とした同じパターン列を主走査方向に複数列配置している。これにより、一つのパターンの色ずれの情報量を、副走査方向には短く、主走査方向には長く取った領域から得ることができる。その結果、
・パターンの副走査方向全長が短くなって色ずれ量測定時間が短縮される。
・主走査方向には長く取ってあるため色ずれの情報量が低減することがない。
・これにより、パターンの副走査方向全長の短縮化によって色ずれ検知精度の悪化を招くことなく、さらに精度向上を図ることができる。
などの効果を奏する。
本実施の形態では、センサ40のスポット、所謂センサスポットSTが、
スポット主走査長さa>スポット副走査長さb
に設定され、望ましくはさらに縦横比を大きく取り、
スポット主走査長さa>2×スポット副走査長さb
としている。これにより、色ずれの情報量を、副走査方向には短く、主走査方向には長く取った領域から確実に得ることができる。
図7は副走査方向の色ずれ検知パターンの一例を示す図である。また副走査色ずれ検知用パターンは主走査方向にセンサ40の検知幅(スポットの主走査方向の長さ)より大寸の所定幅で、かつ副走査方向に所定間隔毎に形成された複数のイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)のパターンY−Pn,M−Pn,C−Pnと、隣接する各色のパターンY−Pn,M−Pn,C−Pn間の間隔より若干狭い予め設定された間隔で形成された複数の黒(K)のパターンB−Pnから構成されている。図7では、イエローのパターンY−P1に隣接して黒のパターンB−P1が形成され、マゼンタのパターンM−P1に対して副走査方向に隣接して黒のパターンB−P1が形成され、シアンのパターンC−P1の副走査方向に隣接して黒のパターンB−P1が形成され、というように黒のパターンB−Pnと他の色のパターンY−Pn,M−Pn,C−Pnが順次並んで形成され、黒のパターンB−Pnが他のパターンY−Pn,M−Pn,C−Pnよりも狭い間隔で形成されているので、いずれかの位置で黒のパターンB−Pnと他のパターンY−Pn,M−Pn,C−Pnが重なり、その位置が検出できる。そして、その位置が副走査方向に位置ずれのない位置となる。このときの検知光量の出力を基準として色ずれ(位置ずれ)が検出できる。
このときのセンサスポットSTは図7に示すように、
線幅c<スポット副走査長さb
となっているため、このようなセンサスポットST形状のセンサによって検出(読み取る)すると、前記主走査色ずれ検知用パターンの場合と同様の効果を奏する。
一方、図5に示すような一つの主走査色ずれ検知用パッチ内で主走査方向に同じパターンが複数配置されているパターンや、図8に示すような一つの副走査色ずれ検知用パッチ内で副走査方向に同じパターンが複数配置されているパターンにおいて、大ずれが生じた場合に、あるパターンの基準色パターンと、隣接するパターンの非基準色パターンが重なりを形成してしまう。そのため、センサ40の出力の最小点を求めて色ずれ量を測定する方法では、正常な最小点なのか大ずれで発生した最小点なのか区別がつかなくなり、色ずれ量を正しく測定できなくなる。
このため、本実施の形態では、図5及び図8(図9)にそれぞれBkと記した基準色パターンのみの場合のセンサ出力を測定するためのパターンを配置する。このBkに代えて図5、図9のパターン末尾に「無し」と示すような、パターンを配置しないときのセンサ出力を検知するための領域を確保しても良い。
図6は図5のパターンが大ずれしたときの状態を示す図である。図5のセンサ出力を図10、大ずれしたときの図5のセンサ出力を図11に示す。なお、図10、図11は便宜上カラー3色については、そのうちの1色のみの出力について表示したものである。実際は他の2色についても同様の出力が3色交互に現れる。通常、図10のような特性から最小点を算出し、ずれ量を求めることができるが、大ずれした場合もあるパターンの基準色パターンと、隣接するパターンの非基準色パターンが重なりを形成してしまうことにより図11のように最小点が現れる。このため、最小点の算出では大ずれしたことの区別がつかない。しかし、図10及び図11の最大レベル、最小レベルを比較すると分かるように相対的に最大出力のレベル低下、最小パッチのレベル上昇が見られる。これを利用し、以下方法での大ずれ判定を行うことができる。
図10に示すあるカラー1色に注目した一連のパターン出力のうち最大のパターンのレベルをVmax、最小のパターンのレベルをVmin、基準色BkのみのパターンのレベルをVBk、パターンを配置しない領域の出力レベルをV0とすると、以下のいずれかの判定条件により大ずれを判定することができる。
(1) (Vmax−VBk)/VBkの値が判定値よりも小さい場合
(2) (Vmax−VBk)/(VBk−V0)の値が判定値よりも小さい場合
(3) (Vmax−VBk)/(Vmin−VBk)の値が判定値よりも小さい場合
(4) (Vmin−VBk)/VBkの値が判定値よりも大きい場合
(5) (Vmin−VBk)/(VBk−V0)の値が判定値よりも大きい場合
(6) (Vmax−Vmin)の値が判定値よりも小さい場合
(7) (Vmax−VBk)の値が判定値よりも小さい場合
(8) (1)から(7)までのそれぞれで示す判定条件のうち複数の判定条件を大ずれ判定条件として予め選定し、選定した判定条件のうちいずれかが成立した場合
以上の判定を各カラー3色について行えば、各色について大ずれによる最小点が発生しているかを判定することができる。
なお判定値の値は予め設定された値である。この判定値の設定は、実験室で測定した結果に基づいて行われる。当然、例えば、転写ベルトの明度、照射光の反射状態等の各条件ごとに異ならせても良い。例えば、転写ベルトの明度が暗い程小さい値となる判定値を定めるように構成することができる。
また、図10及び図11中、VPmaxは基準パターンに対する非基準パターンの最大出力を、VPminは基準パターンに対する非基準パターンの最小出力を、VPdは非基準パターンにおける最大出力と最小出力との出力差をそれぞれ示す。
図8は副走査色ずれ検知パターンを示す図、図9は副走査色ずれ検知パターンで大ずれした場合を示す図である。この副走査方向についても色ずれの方向が主走査方向と相対的に異なるだけで、図5、図6、図10及び図11を参照して説明した主走査方向の大ずれ判定と同様に処理し、同様に判定される。
また、前述のVmaxを、あるカラー1色に注目した一連のパターン出力のうち、1番目に最大のパターンの出力と2番目に最大のパターンの出力の平均値で求めても良い。これによって測定値の変動の影響を受けにくくすることができる。
以上のように、本実施の形態によれば、一つのパターンの色ずれの情報量を、センサスポットSTとパターンの観点から、副走査方向には短く、主走査方向には長く取った領域から得ることにより、パターンの副走査方向全長が短くなって色ずれ量測定時間が短縮され、かつ、主走査方向には長く取ってあるため色ずれの情報量の低減を招くことがなく、パターンの副走査方向全長短縮によって同時に色ずれ検知精度が悪化せずに処理時間を短縮させることができる。
一方、主走査色ずれ検知用パターンでは主走査方向に大ずれした場合に、また副走査色ずれ検知用パターンでは副走査方向に大ずれした場合に、あるパターンの基準色パターンと、隣接するパターンの非基準色パターンが重なりを形成してしまうことにより、センサの出力の最小点を求めて色ずれ量を測定する方法では、正常な最小点なのか大ずれで発生した最小点なのか区別がつかなくなり、色ずれ量を正しく測定できなくなる。これに対し、あらかじめ大ずれを専用に検知する測定処理を入れると判別できるが、全体の処理時間が長くなってしまう。
しかし、本実施の形態によれば、主走査方向あるいは副走査方向の色ずれ検知パターンを読んだセンサ40の出力結果に基づいて、前記出力結果が正常な最小点なのか大ずれで発生した最小点なのかを区別することができ、あらかじめ大ずれを専用に検知する測定処理を入れなくとも、大ずれの異常判定を行うことができる。
なお、本実施の形態では、転写ベルト18上を搬送される記録紙に各感光体ドラム14Y,14M,14C,14K上に形成したトナー像を転写して画像形成する直接転写方式のタンデム型画像形成装置を例示しているが、中間転写ベルトに4色の画像を重畳し、1回で記録紙に転写する間接転写方式のタンデム型画像形成装置でも同様である。
なお、本発明は、上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施の形態にわたる構成要素を適宜組み合わせても良い。
本実施の形態に係るカラー画像形成装置の概略構成図である。 位置ずれ量を調整する制御構成を示す機能ブロック図である。 位置ずれ調整手順を示すフローチャートである。 センサの構成を示す概念図である。 主走査方向の色ずれ検知用の印刷パターンとセンサのスポット径との関係を示す図である。 図5のパターンが大ずれしたときの状態を示す図である。 副走査方向の色ずれ検知用の印刷パターンの一例を示す図である。 副走査方向の色ずれ検知用の印刷パターンの他の例を示す図である。 図8のパターンが大ずれしたときの状態を示す図である。 図5のパターンにおけるセンサ出力の一例を示す図である。 図6の大ずれしたパターンにおけるセンサ出力の一例を示す図である。
符号の説明
16 書き込み部(書き込みユニット)
18 転写ベルト
40 センサ
111 位置ずれ検出パターン形成部
112 位置ずれ量算出部
113 大ずれ判定部
ST センサスポット

Claims (13)

  1. 画像形成装置であって、
    画像担持体に色ずれ検知用パターンを形成するパターン形成部と、
    照射光を出射し、前記画像担持体からの前記照射光の反射光を受光することにより、前記パターン形成部によって前記画像担持体上に形成された色ずれ検知用パターンを検知する光量検知部と、
    前記光量検知部によって検知した前記色ずれ検知用パターンからの前記反射光の光量に基づいて画像の色ずれ量を検知または測定する色ずれ量検知部と、を備え、
    前記画像担持体に対する前記照射光のスポットの主走査方向の長さが、副走査方向の長さよりも長く、
    前記パターン形成部は、前記色ずれ検知用パターンとして所定の基準色の第1パターンと前記基準色とは異なる非基準色の第2パターンを重畳させ、前記第1パターンと前記第2パターンを副走査方向に主走査方向または副走査方向の異なるずれ量で複数形成し、一部の領域において前記第1パターンのみを形成し、前記第2パターンを形成せず、
    前記光量検知部は、前記第1パターンからの前記反射光と前記第2パターンからの前記反射光の主走査方向のずれまたは副走査方向のずれにより変化する前記光量の変化により主走査方向のずれ量または副走査方向のずれ量を検知または測定し、
    前記色ずれ検知用パターンのうち主走査方向検知用パターンまたは副走査方向検知用パターンの前記光量検知部による最大出力をVmax、前記光量検知部による前記第1パターンの出力をVBk、前記主走査検知用パターンまたは前記副走査方向検知用パターンの前記光量検知部による最小出力をVminとしたとき、前記Vmaxもしくは前記Vminのいずれかと、前記VBkとに基づいて、主走査方向または副走査方向に大ずれしていると判断する判断部
    をさらに備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記判断部は、パターン無しの場合の出力をV0としたとき、前記Vmaxもしくは前記Vminのいずれかと、前記VBkと、前記V0とに基づいて、主走査方向または副走査方向に大ずれしていると判断することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記判断部は、
    (Vmax−VBk)/VBk
    の値が予め設定した判定値よりも小さい場合に主走査方向または副走査方向に大ずれしていると判断することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記判断部は、
    (Vmin−VBk)/VBk
    の値が予め設定した判定値よりも大きい場合に主走査方向または副走査方向に大ずれしていると判断することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記判断部は、
    (Vmax−VBk)
    の値が予め設定した判定値よりも小さい場合に主走査方向または副走査方向に大ずれしていると判断することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記判断部は、
    (Vmax−VBk)/(VBk−V0)
    の値が予め設定した判定値よりも小さい場合に主走査方向または副走査方向に大ずれしていると判断することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  7. 前記判断部は、
    (Vmin−VBk)/(VBk−V0)
    の値が予め設定した判定値よりも大きい場合に主走査方向または副走査方向に大ずれしていると判断することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  8. 画像形成装置であって、
    画像担持体に色ずれ検知用パターンを形成するパターン形成部と、
    照射光を出射し、前記画像担持体からの前記照射光の反射光を受光することにより、前記パターン形成部によって前記画像担持体上に形成された色ずれ検知用パターンを検知する光量検知部と、
    前記光量検知部によって検知した前記色ずれ検知用パターンからの前記反射光の光量に基づいて画像の色ずれ量を検知または測定する色ずれ量検知部と、を備え、
    前記画像担持体に対する前記照射光のスポットの主走査方向の長さが、副走査方向の長さよりも長く、
    前記パターン形成部は、前記色ずれ検知用パターンとして所定の基準色の第1パターンと前記基準色とは異なる非基準色の第2パターンを重畳させ、前記第1パターンと前記第2パターンを副走査方向に主走査方向または副走査方向の異なるずれ量で複数形成し、一部の領域において前記第1パターンのみを形成し、前記第2パターンを形成せず、
    前記光量検知部は、前記第1パターンからの前記反射光と前記第2パターンからの前記反射光の主走査方向のずれまたは副走査方向のずれにより変化する前記光量の変化により主走査方向のずれ量または副走査方向のずれ量を検知または測定し、
    前記色ずれ検知用パターンのうち主走査方向検知用パターンまたは副走査方向検知用パターンの前記光量検知部による最大出力をVmax、前記第1パターンの前記光量検知部による出力をVBk、前記主走査検知用パターンまたは前記副走査方向検知用パターンの前記光量検知部による最小出力をVminとしたとき、
    (Vmax−VBk)/(Vmin−VBk)
    の値が予め設定した判定値よりも小さい場合に主走査方向または副走査方向に大ずれしていると判断する判断部
    をさらに備えたことを特徴とする画像形成装置。
  9. 画像形成装置であって、
    画像担持体に色ずれ検知用パターンを形成するパターン形成部と、
    照射光を出射し、前記画像担持体からの前記照射光の反射光を受光することにより、前記パターン形成部によって前記画像担持体上に形成された色ずれ検知用パターンを検知する光量検知部と、
    前記光量検知部によって検知した前記色ずれ検知用パターンからの前記反射光の光量に基づいて画像の色ずれ量を検知または測定する色ずれ量検知部と、を備え、
    前記画像担持体に対する前記照射光のスポットの主走査方向の長さが、副走査方向の長さよりも長く、
    前記パターン形成部は、前記色ずれ検知用パターンとして所定の基準色の第1パターンと前記基準色とは異なる非基準色の第2パターンを重畳させ、前記第1パターンと前記第2パターンを副走査方向に主走査方向または副走査方向の異なるずれ量で複数形成し、一部の領域において前記第1パターンのみを形成し、前記第2パターンを形成せず、
    前記光量検知部は、前記第1パターンからの前記反射光と前記第2パターンからの前記反射光の主走査方向のずれまたは副走査方向のずれにより変化する前記光量の変化により主走査方向のずれ量または副走査方向のずれ量を検知または測定し、
    前記色ずれ検知用パターンのうち主走査方向検知用パターンまたは副走査方向検知用パターンの前記光量検知部による最大出力をVmax、前記色ずれ検知用パターンのうち主走査方向検知用パターンまたは副走査方向検知用パターンの前記光量検知部による最小出力をVminとしたとき、
    (Vmax−Vmin)
    の値が予め設定した判定値よりも小さい場合に主走査方向または副走査方向に大ずれしていると判断する判断部
    をさらに備えたことを特徴とする画像形成装置。
  10. 画像形成装置であって、
    画像担持体に色ずれ検知用パターンを形成するパターン形成部と、
    照射光を出射し、前記画像担持体からの前記照射光の反射光を受光することにより、前記パターン形成部によって前記画像担持体上に形成された色ずれ検知用パターンを検知する光量検知部と、
    前記光量検知部によって検知した前記色ずれ検知用パターンからの前記反射光の光量に基づいて画像の色ずれ量を検知または測定する色ずれ量検知部と、を備え、
    前記画像担持体に対する前記照射光のスポットの主走査方向の長さが、副走査方向の長さよりも長く、
    前記パターン形成部は、前記色ずれ検知用パターンとして所定の基準色の第1パターンと前記基準色とは異なる非基準色の第2パターンを重畳させ、前記第1パターンと前記第2パターンを副走査方向に主走査方向または副走査方向の異なるずれ量で複数形成し、一部の領域において前記第1パターンのみを形成し、前記第2パターンを形成せず、
    前記光量検知部は、前記第1パターンからの前記反射光と前記第2パターンからの前記反射光の主走査方向のずれまたは副走査方向のずれにより変化する前記光量の変化により主走査方向のずれ量または副走査方向のずれ量を検知または測定し、
    前記色ずれ検知用パターンのうち主走査方向検知用パターンまたは副走査方向検知用パターンの前記光量検知部による最大出力をVmax、前記主走査方向検知用パターンまたは前記副走査方向検知用パターンの前記光量検知部による最小出力をVmin、前記光量検知部による前記第1パターンの出力をVBk、パターン無しの場合の出力をV0としたとき、以下の(1)〜(7)式のうちいずれかの複数の式を判定条件として記憶する記憶部をさらに備え、
    (Vmax−VBk)/VBkの値が判定値よりも小さい場合・・・(1)
    (Vmax−VBk)/(VBk−V0)の値が判定値よりも小さい場合・・・(2)
    (Vmax−VBk)/(Vmin−VBk)の値が判定値よりも小さい場合・・・(3)
    (Vmin−VBk)/VBkの値が判定値よりも大きい場合・・・(4)
    (Vmin−VBk)/(VBk−V0)の値が判定値よりも大きい場合・・・(5)
    (Vmax−Vmin)の値が判定値よりも小さい場合・・・(6)
    (Vmax−VBk)の値が判定値よりも小さい場合・・・(7)
    (1)から(7)までのそれぞれで示す判定条件のうち複数の判定条件を大ずれ判定条件として予め選定し、選定した判定条件のうちいずれかが成立した場合に主走査方向または副走査方向に大ずれしていると判断する判断部
    をさらに備えたことを特徴とする画像形成装置。
  11. Vmaxが、最大出力と次に大きい出力との平均値であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一つに記載の画像形成装置。
  12. 画像形成方法であって、
    画像担持体に色ずれ検知用パターンを形成するパターン形成工程と、
    照射光を出射し、前記画像担持体からの前記照射光の反射光を受光することにより、前記パターン形成工程によって前記画像担持体上に形成された色ずれ検知用パターンを検知する光量検知工程と、
    前記光量検知工程によって検知した前記色ずれ検知用パターンからの前記反射光の光量に基づいて画像の色ずれ量を検知または測定する色ずれ量検知工程と、を含み、
    前記画像担持体に対する前記照射光のスポットの主走査方向の長さが、副走査方向の長さよりも長く、
    前記パターン形成工程は、前記色ずれ検知用パターンとして所定の基準色の第1パターンと前記基準色とは異なる非基準色の第2パターンを重畳させ、前記第1パターンと前記第2パターンを副走査方向に主走査方向または副走査方向の異なるずれ量で複数形成し、一部の領域において前記第1パターンのみを形成し、前記第2パターンを形成せず、
    前記光量検知工程は、前記第1パターンからの前記反射光と前記第2パターンからの前記反射光の主走査方向のずれまたは副走査方向のずれにより変化する前記光量の変化により主走査方向のずれ量または副走査方向のずれ量を検知または測定し、
    前記色ずれ検知用パターンのうち主走査方向検知用パターンまたは副走査方向検知用パターンの前記光量検知部による最大出力をVmax、前記光量検知部による前記第1パターンの出力をVBk、前記主走査検知用パターンまたは前記副走査方向検知用パターンの前記光量検知部による最小出力をVminとしたとき、前記Vmaxもしくは前記Vminのいずれかと、前記VBkとに基づいて、主走査方向または副走査方向に大ずれしていると判断する判断工程
    をさらに含むことを特徴とする画像形成方法。
  13. 前記判断工程は、パターン無しの場合の出力をV0としたとき、前記Vmaxもしくは前記Vminのいずれかと、前記VBkと、前記V0とに基づいて、主走査方向または副走査方向に大ずれしていると判断することを特徴とする請求項12記載の画像形成方法。
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