JP5113862B2 - モータ制御装置 - Google Patents

モータ制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5113862B2
JP5113862B2 JP2010031412A JP2010031412A JP5113862B2 JP 5113862 B2 JP5113862 B2 JP 5113862B2 JP 2010031412 A JP2010031412 A JP 2010031412A JP 2010031412 A JP2010031412 A JP 2010031412A JP 5113862 B2 JP5113862 B2 JP 5113862B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
model
command
deviation
speed
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010031412A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011172317A (ja
Inventor
勇治 井出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Denki Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Denki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Denki Co Ltd filed Critical Sanyo Denki Co Ltd
Priority to JP2010031412A priority Critical patent/JP5113862B2/ja
Priority to TW100104564A priority patent/TWI501540B/zh
Priority to CN201110038501.5A priority patent/CN102163952B/zh
Publication of JP2011172317A publication Critical patent/JP2011172317A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5113862B2 publication Critical patent/JP5113862B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、ロボットなどの機械を駆動して、高速に位置決めを行う、モータ制御装置に関するものである。
モータ制御装置により機械を高速位置決めする方法の一つとして、モデル追従制御がある。モデル追従制御は、実際の制御系を模擬したモデル制御系を構築し、このモデル制御系に追従するようにフィードバック制御系を駆動する制御方式である。図3は、特開昭62−217304号公報(特許文献1)に示された従来のモデル追従制御を利用したモータ制御装置の構成を示している。従来の装置では、位置指令とモデル位置との偏差をとり、モデル位置制御器を通してモデル速度指令を出力する。モデル速度指令とモデル速度との偏差をとり、モデル速度制御器を通してモデルトルク指令を出力する。モデルトルク指令をモータ機械モデルに通してモデル速度を算出する。モデル速度を積分器に通してモデル位置を算出する。モデル位置とエンコーダで検出したモータ位置との差をとり、位置制御器を通して速度指令を出力する。速度指令とモデル速度を加算したものと速度検出値との偏差をとり、速度制御器を通してトルク指令を出力する。トルク指令とモデルトルク指令を加算し、トルク制御器を通してモータを駆動し、モータのトルクを制御する。
ここで、モータ機械モデルは、モータ側イナーシャをJM、負荷側イナーシャをJLとして、
モータ機械モデル=1/{(JM+JL)S}
と表される。このように、モデル追従制御を構成することにより、指令応答特性と外乱応答特性を独立に制御できる。外乱応答は機械系の高周波共振などにより制約を受け、ある程度以上に高くすることができない。モデル応答は、その影響を受けないため、モデル応答を高めることができる。これにより、指令応答を高め、機械の高速位置決めが実現できる。
以上のように、機械系が剛体である場合は、モータ機械モデルを剛体としたモデル追従制御を行うことにより、高速位置決めが実現できる。しかし、実際の機械系には剛性の低い部分が存在し、それにより振動を生ずる。ロボットなどの機械は図4のように、近似的にモータ側の慣性と負荷側の慣性が低いねじり剛性により結合された機械系と見ることができる。このような機械では、モータを駆動した時にモータ側慣性と負荷側慣性とその間の剛性に起因した振動を生ずる。
こういった2慣性系の振動を抑制する方法として、位置指令の入力部にプレフィルタを挿入する方法がある。図5は、プレフィルタにより2慣性系の振動を抑制するブロック図である。例えば、プレフィルタとしてノッチフィルタを挿入し、そのノッチ周波数を振動周波数に設定することにより、振動を抑制することができる。しかし、プレフィルタを用いた場合は、フィルタの遅れにより、位置決め整定時間を十分に短くできないという問題があった。
別の2慣性系の振動を抑制する方法として、モデル追従制御を用いた、モータ制御装置が特開平8−168280号公報(特許文献2)に示されている。特許文献2の図1には、モデル追従制御を行うモータ制御装置の構成が示されている。このモータ制御装置では、第1の制御系(モデル制御系)の中に、電動機模擬回路と負荷機械模擬回路とトルク伝達機構模擬回路を搭載している。またモータ制御装置は、電動機モデルからの模擬速度指令と負荷機械モデルからの模擬速度指令の偏差指令を入力として補償トルク信号を出力する補償トルク演算手段を備えている。この補償トルク演算手段からの補償トルク信号を第1の速度制御手段からの第1のトルク信号から差し引いた偏差指令によって電動機モデル又はトルク制御手段を制御している。そして、この補償トルク演算回路は比例積分制御器で構成されている。
特開昭62−217304号公報 特開平8−168280号公報
特許文献2に示された従来のモータ制御装置では、モデル制御系の特性方程式を立てている。しかしながら、高速に位置決めを行い、かつ、振動を生じないようにするために、どのようにその式を解いて制御パラメータを設定するのかは、特許文献2には明確に示されていない。そのため特許文献2を利用して制御パラメータを設定することは現実に実施できていない。このため、実際には、特許文献2に示される構成を使用する場合には、カットアンドトライで各パラメータを調整していく必要があり、調整に時間がかかるという問題があった。また、特許文献2に示される構成を使用して、カットアンドトライで各パラメータを調整し、高速に位置決めを行い、かつ、振動を生じないようにすることができるか否かのシミュレーション試験を発明者が行った結果からは、モデル速度制御器(第1の速度制御回路)から出力されるモデルトルク指令が、図6(B)のようにモータが出力できるトルク[図6(B)の縦軸のスケールで±2以下の値]より大きな値[図6(B)の縦軸のスケールで±7以上の値]になることが判った。そのため従来のモータ制御装置で高速で位置決めを行うためには、モデル速度制御器(第1の速度制御回路)を過大なトルクに対応したものにする必要がある。しかしながら過大なトルクへの対応は、演算精度の低下や演算時間の増加につながるため、できるだけ過大なトルクへの対応は抑制することが望まれる。なお図6(A)は位置指令(微分値)であり、図6(C)は位置偏差である。
本発明の目的は、モデル制御系のパラメータを簡単に調整でき、しかも、モデル速度制御器から出力されるトルク指令が過大になることがなく、より高速で振動のない位置決めを実現できるモータ制御装置を提供することを目的とする。
上記目的に加えた、本発明の他の目的は、モデル制御系のパラメータを一つのパラメータで簡単に調整できるモータ制御装置を提供することを目的とする。
本発明のモータ制御装置は、実際のモータの制御系を模擬したモデル位置制御器、モデル速度指令部、モデル速度制御器及びモデルトルク指令部を含んで構成されたモデル制御系と、位置制御器、速度制御器及びトルク制御器を備えて、モデル制御系に追従するように構成され、実際のモータをフィードバック制御するフィードバック制御系とを備えている。
モデル制御系は、モデルモータ側加速度指令S14及びモデルモータ側速度指令S7を生成する、モータについての第1の慣性系の機械モデルと、モデル負荷側加速度指令S15及びモデル負荷側速度指令S16を生成する、負荷についての第2の慣性系の機械モデルと、モータと負荷との間のねじりトルクについてのねじりトルクモデルと、モデル負荷側加速度指令S15とモデルモータ側加速度指令S14との偏差であるモデル側加速度偏差指令S18をゲインKAB倍して得たフィードバック加速度指令S10を、モデルトルク偏差指令S11を生成するモデルトルク指令部にフィードバックする第1の状態フィードバック系と、モデル負荷側速度指令S16とモデルモータ側速度指令S7との偏差からなるモデル側速度偏差指令S19をゲインKVB倍して得られるフィードバック速度指令S5を、モデル速度指令部に状態フィードバックする第2の状態フィードバック系とを備えている。そして本発明のモータ制御装置では、モデル制御系の状態方程式から得られる特性方程式が4重根を持つように演算して得たパラメータの関係式に基づいて、モデル制御系のパラメータが定められている。
本発明では、2慣性系の機械モデルを用いて、現代制御理論を適用してモデル制御系の特性方程式の根が重根になるようにモデル制御系の各パラメータを定めている。そのため制御パラメータの設定において、モデル位置制御器のゲインにより特性方程式における極が決まり、フィードバック系の位置制御器のゲインを高く取れる場合は、従来と比較して、非常に高速で機械振動を生じない位置決めが実現できる。
本発明のより具体的なモータ制御装置は、モデル制御系が、第1の偏差演算部と、モデル位置制御器と、第2の偏差演算部と、第3の偏差演算部と、モデル速度制御器と、第4の偏差演算部と、第5の偏差演算部と、第1の慣性系の機械モデルと、第2の慣性系の機械モデルと、第6の偏差演算部と、モデル負荷加速度指令生成部と、第7の偏差演算部と、モデル速度指令発生部と、第8の偏差演算部と、ねじりトルク指令発生部とを備えている。
第1の偏差演算部は、位置指令S1とモデルモータ側位置指令S2との偏差を演算し、この偏差をモデル位置偏差指令S3として出力する。モデル位置制御器は、モデル位置偏差指令S3を入力としてモデル速度指令S4を出力する。
第2の偏差演算部は、モデル速度指令S4とフィードバック速度指令S5との偏差を演算して、この偏差を第1のモデル速度偏差指令S6として出力する。第2の偏差演算部が、モデル速度指令部を構成する。
第3の偏差演算部は、第1のモデル速度偏差指令S6とモデルモータ側速度指令S7との偏差を演算して、この偏差を第2のモデル速度偏差指令S8として出力する。モデル速度制御器は、第2のモデル速度偏差指令S8を入力としてモデルトルク指令S9を出力する。
第4の偏差演算部は、モデルトルク指令S9と第1の状態フィードバック系F1から入力されるフィードバック加速度指令S10との偏差を演算して、この偏差を第1のモデルトルク偏差指令S11として出力する。第4の偏差演算部がモデルトルク指令部を構成する。
第5の偏差演算部は、第1のモデルトルク偏差指令S11とねじりトルクを表すねじりトルク指令S12との偏差を演算して、この偏差を第2のモデルトルク偏差指令S13として出力する。
第1の慣性系の機械モデルは、第2のモデルトルク偏差指令S13を入力として、モデルモータ側加速度指令S14、モデルモータ側速度指令S7及びモデルモータ側位置指令S2を生成する。
第2の慣性系の機械モデルは、ねじりトルク指令を入力として、モデル負荷側加速度指令S15、モデル負荷側速度指令S16及びモデル負荷側位置指令S17を生成する。 第6の偏差演算部は、モデルモータ側加速度指令S14とモデル負荷側加速度指令S15との偏差を演算して、この偏差をデル側加速度偏差指令S18として出力する。モデル加速度指令発生部は、モデル側加速度偏差指令S18に第1のゲインKABを乗算してフィードバック加速度指令S10を生成する。第6の偏差演算部とモデル加速度指令発生部とにより、第1の状態フィードバック系が構成されている。
第7の偏差演算部は、モデルモータ側速度指令S7とモデル負荷側速度指令S16の偏差を演算して、この偏差をモデル側速度偏差指令S19として出力する。モデル速度指令発生部は、モデル側速度偏差指令S19に第2のゲインKVBを乗算してフィードバック速度指令S5を生成する。第7の偏差演算部とモデル速度指令発生部とにより、第2の状態フィードバック系が構成される。
第8の偏差演算部は、モデル負荷側位置指令S17とモデルモータ側位置指令S2との偏差を演算して、この偏差をモデル側位置偏差指令S20として出力する。ねじりトルク指令発生部は、モデル側位置偏差指令S20に第3のゲインKBを乗算してねじりトルク指令S12を生成する。
本発明においては、モデル位置制御器のゲインをKP、モデル速度制御器のゲインをKV、モータ側イナーシャをJM、負荷側イナーシャをJLとし、さらにモデル制御系の状態方程式から得られる特性方程式の極をKとしたときに、特性方程式が4重根を持つように演算して得た関係式、
K=−4KP
V=−KB(JM+JL)/[1.5KB/K+KPL
AB=KVB/(−4K3L)−JM
VB=−4K(JM+KAB)/KV−1
に基づいて、モデル制御系のパラメータが定められている。
具体的な本発明のモータ制御装置では、第1及び第2の慣性系の機械モデルを用いる場合に、モデル負荷側加速度指令S15とモデルモータ側加速度指令S14との偏差であるモデル側加速度偏差指令S18をモデルトルク偏差指令S11を生成するモデルトルク指令部を構成する第4の偏差演算部に状態フィードバックする。また、モデルモータ側速度指令S7とモデル負荷側速度指令S16との偏差からなるモデル側速度偏差指令S19を、モデル速度指令部を構成する第2の偏差演算部に状態フィードバックする。そして現代制御理論を適用してモデル制御系の特性方程式の根が4重根を持つように演算して得た関係式に基づいて、モデル制御系の各パラメータを定める。これにより、モデル制御系の位置制御器のゲインKP一つのパラメータでモデル側のパラメータをすべて決めることができ、モデル制御系のパラメータの調整が簡単にできる。しかも、モデル速度制御器から出力されるトルク指令はモータが出力できるトルクに収まるようになる。さらにパラメータの設定において、上記関係式を用いると、モデル位置制御器のゲインKPにより極が決まるため、フィードバック系の位置制御器のゲインを高く取れる場合は、従来と比較し、非常に高速で機械振動を生じない位置決めが実現できる。
特に、KPをフィードバック制御系の位置制御器のゲインと同じ値とし、モータ側イナーシャJM、負荷側イナーシャJL、ねじり剛性を示すゲインKBを実際の機械系のそれぞれの値と同じにして、上記関係式に基づいて第1のゲインKAB、第2のゲインKVB、及びモデル速度制御器のゲインKVを定めると、最も効果的な制御効果を得ることができる。
本発明の実施の形態の一例の構成を示すブロック図である。 (A)乃至(C)は、図1の実施の形態で位置決めを行った場合の位置指令、モデル速度制御器からのモデルトルク指令及びモデル側位置偏差指令のシミュレーション結果である。 特許文献1に示された従来のモデル追従制御を利用したモータ制御装置の構成を示す図である。 近似的にモータ側の慣性と負荷側の慣性が低いねじり剛性により結合された機械系と見ることができることを説明するために用いる図である。 プレフィルタにより2慣性系の振動を抑制する従来の装置のブロック図である。 (A)乃至(C)は、特許文献2の装置において、位置決めを行った場合の位置指令、モデル速度制御器からのモデルトルク指令及びモデル側位置偏差指令のシミュレーション結果である。
図面を参照して、本発明のモータ制御装置の実施の形態の一例を詳細に説明する。図1に示した本実施の形態では、モデル制御系1とフィードバック制御系2とを用いるモータ制御装置においては、第1及び第2の慣性系の機械モデルを用いて、モータ側モデル加速度指令S14と機械側モデル加速度指令S15の偏差、即ちモデル側加速度偏差指令S18及び、モデルモータ側速度信号S7とモデル負荷側速度指令S16の偏差、即ちモデル側速度偏差指令S19を、状態フィードバックする。そして現代制御理論を適用して、制御系が安定で振動を生じないようにモデル制御系のパラメータを決定する。
具体的に、モータ制御装置は、モデル制御系1が、第1の偏差演算部3と、モデル位置制御器4と、モデル速度指令部を構成する第2の偏差演算部5と、第3の偏差演算部6と、モデル速度制御器7と、モデルトルク指令部を構成する第4の偏差演算部8と、第5の偏差演算部9と、モータ側モデル10、積分器11及び12からなる第1の慣性系の機械モデルと、負荷側モデル13、積分器14及び15からなる第2の慣性系の機械モデルと、第6の偏差演算部16と、モデル加速度指令発生部17と、第7の偏差演算部18と、モデル速度指令発生部19と、第8の偏差演算部20と、ねじりトルク指令発生部21とを備えている。フィードバック制御系2は、第9の偏差演算部22と、位置制御器23と、第10の偏差演算部24と、微分器25と、速度制御器26と、加算演算部27と、トルク制御器28とを備えている。図1において、符号Mはモータを示し、符号Lは負荷としての機械を示し、符号PSはモータMの回転子の回転位置を検出するエンコーダ等からなる回転位置センサを示している。
第1の偏差演算部3は、上位コントローラから出力される位置指令S1と積分器12から出力されるモデルモータ側位置指令S2との偏差を演算して、この偏差をモデル位置偏差指令S3としてモデル位置制御器4に出力する。モデル位置制御器4は、モデル位置偏差指令S3を入力としてモデル速度指令S4を出力する。第2の偏差演算部5は、モデル速度指令S4と第2の状態フィードバック系F2からフィードバックされるフィードバック速度指令S5との偏差を演算して、この偏差を第1のモデル速度偏差指令S6として第3の偏差演算部6に出力する。本実施の形態では、第2の偏差演算部5が、モデル速度指令部を構成している。第3の偏差演算部6は、第1のモデル速度偏差指令S6と積分器11から出力されるモデルモータ側速度指令S7との偏差を演算して、この偏差をモデル速度制御器7に第2のモデル速度偏差指令S8として出力する。モデル速度制御器7は、第2のモデル速度偏差指令S8を入力としてモデルトルク指令S9を出力する。
第4の偏差演算部8は、モデルトルク指令S9とフィードバック加速度指令S10との偏差を演算して、この偏差を第1のモデルトルク偏差指令S11として出力する。本実施の形態では、第4の偏差演算部8がモデルトルク指令部を構成する。第5の偏差演算部9は、第1のモデルトルク偏差指令S11と、ねじりトルク指令発生部21から出力されるねじりトルクを表すねじりトルク指令S12との偏差を演算してこの偏差を第2のモデルトルク偏差指令S13として出力する。第2のモデルトルク偏差指令S13は、モータ側モデル10と加算演算部27に与えられる。
第1の慣性系の機械モデルは、モータ側モデル10、積分器11及び12から構成されている。モータ側モデル10は、第2のモデルトルク偏差指令S13を、モータ側イナーシャJMを考慮した1/JMのゲインと乗算して、その結果をモデルモータ側加速度指令S14として出力する。積分器11は、モデルモータ側加速度指令S14を積分して、その結果をモデルモータ側速度指令S7として積分器12、第3の偏差演算部6及び第10の偏差演算部24に出力する。積分器12はモデルモータ側速度指令S7を積分してモデルモータ側位置指令S2を出力する。モデルモータ側速度指令S7は、第1の偏差演算部3と第9の偏差演算部22とに与えられる。
第2の慣性系の機械モデルは、負荷側モデル13、積分器14及び15から構成される。負荷側モデル13は、後述するねじりトルク指令S12を入力として、負荷側イナーシャJLを考慮した1/JLをねじりトルク指令S12に乗算してモデル負荷側加速度指令S15を生成する。積分器14はモデル負荷側加速度指令S15を積分して、モデル負荷側速度指令S16を出力し、積分器15はモデル負荷側速度指令S16を積分してモデル負荷側位置指令S17を生成する。
第6の偏差演算部16は、モデルモータ側加速度指令S14とモデル負荷側加速度指令S15との偏差を演算して、この偏差をモデル側加速度偏差指令S18として出力する。モデル加速度指令発生部17は、モデル側加速度偏差指令S18に第1のゲインKABを乗算してフィードバック加速度指令S10を生成する。本実施の形態では、第6の偏差演算部16とモデル加速度指令発生部17とにより、第1の状態フィードバック系F1が構成されている。
第7の偏差演算部18は、モデルモータ側速度指令S7とモデル負荷側速度指令S16の偏差を演算して、この偏差をモデル側速度偏差指令S19として出力する。モデル速度指令発生部19は、モデル側速度偏差指令S19に第2のゲインKVBを乗算してフィードバック速度指令S5を生成する。本実施の形態では、第7の偏差演算部18とモデル速度指令発生部19とにより、第2の状態フィードバック系F2が構成される。
第8の偏差演算部20は、モデル負荷側位置指令S17とモデルモータ側位置指令S2との偏差を演算して、この偏差をモデル側位置偏差指令S20として出力する。ねじりトルク指令発生部21は、モデル側位置偏差指令S20にねじり剛性を示す第3のゲインKBを乗算してねじりトルク指令S12を生成する。
本実施の形態では、第9の偏差演算部22が、モデルモータ側位置指令S2とエンコーダからなる位置センサPSで検出したモータ位置との偏差を取り、この偏差S22を位置制御器23に与える。位置制御器23は速度指令S22を算出する。また第10の偏差演算部24は、モデルモータ側速度指令S7と位置制御器23からの速度指令S22を加算し、この加算した指令に位置検出器PSで検出したモータ位置を微分器25で微分した速度S23との偏差を取り、この偏差S24を速度制御器26に与える。速度制御器26は、トルク指令S25を算出する。加算演算部27は、速度制御器26からのトルク指令S25とモータ側モデルトルク指令となる第2のモデルトルク偏差指令S13を加算し、加算結果はトルク制御器28に与えられ、トルク制御器28からの出力S27に基づいてモータMが駆動される。
本実施の形態においては、モデル位置制御器のゲインをKP、モデル速度制御器のゲインをKV、モータ側イナーシャをJM、負荷側イナーシャをJLとしたときに、モデル制御系の状態方程式は次のようになる。
Figure 0005113862
そしてモデル制御系の状態方程式から得られる特性方程式の極をKとしたときに、特性方程式が4重根を持つように演算して得た関係式、
K=−4KP
V=−KB(JM+JL)/[1.5KB/K+KPL
AB=KVB/(−4K3L)−JM
VB=−4K(JM+KAB)/KV−1
に基づいて、モデル制御系1のパラメータが定められている。
このようにパラメータを定めると、モデル制御系1のモデル位置制御器4のゲインKP一つのパラメータでモデル制御系1側のパラメータをすべて決めることができ、モデル制御系のパラメータの調整が簡単にできる。しかも、モデル速度制御器7から出力されるモデルトルク指令はモータMが出力できるトルクに収まるようになる。さらにパラメータの設定において、上記関係式を用いると、モデル位置制御器4のゲインKPにより極が決まるため、フィードバック系の位置制御器23のゲインを高く取れる場合は、従来と比較し、非常に高速で機械振動を生じない位置決めが実現できる。
特に、モデル位置制御器4のゲインKPをフィードバック制御系2の位置制御器23のゲインと同じ値とし、モータ側イナーシャJM、負荷側イナーシャJL、ねじり剛性を示すゲインKBを実際の機械系Lのそれぞれの値と同じにして、上記関係式に基づいて第1のゲインKAB、第2のゲインKVB、及びモデル速度制御器のゲインKVを定めると、最も効果的な制御効果を得ることができる。
具体的なパラメータの設定は、次のように行う。位置制御器23のゲイン、速度制御器24のゲインは、機械系の高調波共振を励振しない範囲で、できるだけ高い値に調整する。モデル制御系1のモデル位置制御器4のゲインKPは、フィードバック系と同じ値にする。モデル制御系のイナーシャJM、負荷側イナーシャJL、ねじり剛性を示すゲインKBのパラメータは、実際の機械系の値に合わせる。そして、これらのパラメータを元に、第1及び第2の状態フィードバックF1及びF2の第1のゲインKAB及び第2のゲインKVBを算出する。このように、フィードバック系のパラメータは、実際の機械系に合わせて調整し、それに合わせてモデル制御系のパラメータを決定する。モデル制御系1側のパラメータはモデル位置制御器4のゲインKPを一つ調整するのみでモデル内のパラメータはすべて決まり、モデル制御系のパラメータ即ちゲインKP、Kv、KAB、KVBを個別に調整する必要はない。
図2(A)乃至(C)は、このようにして算出したパラメータを用いて位置決めを行った場合の位置指令(微分値)、モデル速度制御器7からのモデルトルク指令S9及びモデル側位置偏差指令S20のシミュレーション結果である。図2(B)に示されるモデル速度制御器7からのモデルトルク指令S9と図6(B)の特許文献2の従来の装置のモデルトルク指令を対比すると判るように、負荷側の振動は抑制されており、高速な位置決めが実現できている。
また本実施の形態では、モデルモータ側加速度指令S14とモデル負荷側加速度指令S15の差の加速度即ちモデル側加速度偏差指令S18をゲインKAB倍したフィードバック加速度指令S10をモデルトルク指令算出部となる第4の偏差演算部8に状態フィードバックする。またモデルモータ側速度指令S7とモデル負荷側速度指令S16の差の速度即ちモデル側速度偏差指令S19をゲインKVB倍したフィードバック速度指令S5をモデル速度指令算出部となる第2の偏差演算部5に状態フィードバックする。その結果、モデル速度制御器7から出力されるトルク指令は、モータが出力できるトルクの範囲内に入るようになった。
本発明では、第1及び第2の慣性系の機械モデルを用いる場合に、モデル負荷側加速度指令S15とモデルモータ側加速度指令S14との偏差であるモデル側加速度偏差指令S18をモデルトルク偏差指令S11を生成するモデルトルク指令部を構成する第4の偏差演算部に状態フィードバックする。また、モデルモータ側速度指令S7とモデル負荷側速度指令S16との偏差からなるモデル側速度偏差指令S19を、モデル速度指令部を構成する第2の偏差演算部に状態フィードバックする。そして現代制御理論を適用してモデル制御系の特性方程式の根が4重根を持つように演算して得た関係式に基づいて、モデル制御系の各パラメータを定める。これにより、モデル制御系の位置制御器のゲインKP一つのパラメータでモデル側のパラメータをすべて決めることができ、モデル制御系のパラメータの調整が簡単にできる利点が得られる。しかも、モデル速度制御器から出力されるトルク指令はモータが出力できるトルクに収まるようになる。さらにパラメータの設定において、モデル位置制御器のゲインKPにより極が決まるため、フィードバック系の位置制御器のゲインを高く取れる場合は、非常に高速で機械振動を生じない位置決めが実現できる利点が得られる。
1 モデル制御系
2 フィードバック制御系
3 第1の偏差演算部
4 モデル位置制御器
5 第2の偏差演算部
6 第3の偏差演算部
7 モデル速度制御器
8 第4の偏差演算部
9 第5の偏差演算部
10 モータ側モデル
11,12 積分器
13 負荷側モデル
14,15 積分器
16 第6の偏差演算部
17 モデル加速度指令発生部
18 第7の偏差演算部
19 モデル速度指令発生部
20 第8の偏差演算部
21 ねじりトルク指令発生部
22 第9の偏差演算部
23 位置制御器
24 第10の偏差演算部
25 微分器
26 速度制御器
27 加算演算部
28 トルク制御器
M モータ
PS 位置センサ

Claims (5)

  1. 実際のモータの制御系を模擬したモデル制御系と、
    位置制御器、速度制御器及びトルク制御器を備えて、前記モデル制御系に追従するよう構成され、前記実際のモータをフィードバック制御するフィードバック制御系とを備えたモータ制御装置であって、
    前記モデル制御系は、
    位置指令S1とモデルモータ側位置を示すモデルモータ側位置指令S2との偏差を演算して、該偏差をモデル位置偏差指令S3として出力する第1の偏差演算部と、
    前記モデル位置偏差指令S3を入力としてモデル速度指令S4を出力するモデル位置制御器と、
    前記モデル速度指令S4とフィードバック速度指令S5との偏差を演算して、該偏差を第1のモデル速度偏差指令S6として出力する第2の偏差演算部と、
    前記第1のモデル速度偏差指令S6とモデルモータ側速度指令S7との偏差を演算して、該偏差を第2のモデル速度偏差指令S8として出力する第3の偏差演算部と、
    前記第2のモデル速度偏差指令S8を入力としてモデルトルク指令S9を出力するモデル速度制御器と、
    前記モデルトルク指令S9とフィードバック加速度指令S10との偏差を演算して、該偏差を第1のモデルトルク偏差指令S11として出力する第4の偏差演算部と、
    前記第1のモデルトルク偏差指令S11とねじりトルクを表すねじりトルク指令S12との偏差を演算して、該偏差を第2のモデルトルク偏差指令S13として出力する第5の偏差演算部と、
    前記第2のモデルトルク偏差指令S13を入力として、モデルモータ側加速度指令S14、前記モデルモータ側速度指令S7及び前記モデルモータ側位置指令S2を生成する第1の慣性系の機械モデルと、
    前記ねじりトルク指令を入力として、モデル負荷側加速度指令S15、モデル負荷側速度指令S16及びモデル負荷側位置指令S17を生成する第2の慣性系の機械モデルと、
    前記モデルモータ側加速度指令S14と前記モデル負荷側加速度指令S15との偏差を演算して、該偏差をモデル側加速度偏差指令S18として出力する第6の偏差演算部と、
    前記モデル側加速度偏差指令S18に第1のゲインKABを乗算して前記フィードバック加速度指令S10を生成するモデル加速度指令発生部と、
    前記モデルモータ側速度指令S7と前記モデル負荷側速度指令S16の偏差を演算して、該偏差をモデル側速度偏差指令S19として出力する第7の偏差演算部と、
    前記モデル側速度偏差指令S19に第2のゲインKVBを乗算して前記フィードバック速度指令S5を生成するモデル速度指令発生部とを備え、
    前記モデル負荷側位置指令S17と前記モデルモータ側位置指令S2との偏差を演算して、該偏差をモデル側位置偏差指令S20として出力する第8の偏差演算部と、
    前記モデル側位置偏差指令S20に第3のゲインKBを乗算して前記ねじりトルク指令S12を生成するねじりトルク指令発生部とを備えており、
    前記モデル位置制御器のゲインをKP、前記モデル速度制御器のゲインをKV、モータ側イナーシャをJM、負荷側イナーシャをJLとし、さらに前記モデル制御系の状態方程式から得られる特性方程式の極をKとしたときに、前記特性方程式が4重根を持つように演算して得た関係式、
    K=−4KP
    V=−KB(JM+JL)/[1.5KB/K+KPL
    AB=KVB/(−4K3L)−JM
    VB=−4K(JM+KAB)/KV−1
    に基づいて、前記モデル制御系のパラメータが定められていることを特徴とするモータ制御装置。
  2. Pを前記フィードバック制御系の前記位置制御器のゲインと同じ値とし、前記モータ側イナーシャJM、前記負荷側イナーシャJL、ねじり剛性を示す前記ゲインKBを実際の機械系のそれぞれの値と同じにして、前記第1のゲインKAB、前記第2のゲインKVB、及び前記モデル速度制御器のゲインKVが定められている請求項1に記載のモータ制御装置。
  3. 実際のモータの制御系を模擬したモデル位置制御器、モデル速度指令部、モデル速度制御器及びモデルトルク指令部を含んで構成されたモデル制御系と、
    位置制御器、速度制御器及びトルク制御器を備えて、前記モデル制御系に追従するように構成され、前記実際のモータをフィードバック制御するフィードバック制御系とを備えたモータ制御装置であって、
    前記モデル制御系は、モデルモータ側加速度指令S14及びモデルモータ側速度指令S7を生成する、前記モータについての第1の慣性系の機械モデルと、モデル負荷側加速度指令S15及びモデル負荷側速度指令S16を生成する、負荷についての第2の慣性系の機械モデルと、前記モータと前記負荷との間のねじりトルクについてのねじりトルクモデルと、前記モデル負荷側加速度指令S15と前記モデルモータ側加速度指令S14との偏差であるモデル側加速度偏差指令S18をゲインKAB倍して得たフィードバック加速度指令S10を、モデルトルク偏差指令S11を生成する前記モデルトルク指令部にフィードバックする第1の状態フィードバック系と、前記モデル負荷側速度指令S16と前記モデルモータ側速度指令S7との偏差からなるモデル側速度偏差指令S19をゲインKVB倍して得られるフィードバック速度指令S5を、前記モデル速度指令部に状態フィードバックする第2の状態フィードバック系とを備えており、
    前記モデル制御系の状態方程式から得られる特性方程式が4重根を持つように演算して得たパラメータの関係式に基づいて、前記モデル制御系のパラメータが定められていることを特徴とするモータ制御装置。
  4. 前記モデル位置制御器のゲインをKP、前記モデル速度制御器のゲインをKV、モータ側イナーシャをJM、負荷側イナーシャをJLとし、ねじり剛性に係わるゲインをKB、前記モデルモータの加速度情報に係わるゲインをKABとし、前記モデルモータの速度情報に係わるゲインをKVBとし、前記モデル制御系の状態方程式から得られる特性方程式の極をKとしたときに、前記特性方程式が4重根を持つように演算して得た関係式、
    K=−4KP
    V=−KB(JM+JL)/[1.5KB/K+KPL
    AB=KVB/(−4K3L)−JM
    VB=−4K(JM+KAB)/KV−1
    に基づいて、前記モデル制御系のパラメータが定められていることを特徴とする請求項3に記載のモータ制御装置。
  5. Pを前記フィードバック制御系の前記位置制御器のゲインと同じ値とし、前記モータ側イナーシャJM、前記負荷側イナーシャJL、ねじり剛性を示す前記ゲインKBを実際の機械系のそれぞれの値と同じにして、前記ゲインKAB、前記ゲインKVB、及び前記モデル速度制御器のゲインKVが定められている請求項4に記載のモータ制御装置。
JP2010031412A 2010-02-16 2010-02-16 モータ制御装置 Expired - Fee Related JP5113862B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010031412A JP5113862B2 (ja) 2010-02-16 2010-02-16 モータ制御装置
TW100104564A TWI501540B (zh) 2010-02-16 2011-02-11 電動機控制裝置
CN201110038501.5A CN102163952B (zh) 2010-02-16 2011-02-14 马达控制装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010031412A JP5113862B2 (ja) 2010-02-16 2010-02-16 モータ制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011172317A JP2011172317A (ja) 2011-09-01
JP5113862B2 true JP5113862B2 (ja) 2013-01-09

Family

ID=44464969

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010031412A Expired - Fee Related JP5113862B2 (ja) 2010-02-16 2010-02-16 モータ制御装置

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP5113862B2 (ja)
CN (1) CN102163952B (ja)
TW (1) TWI501540B (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20130057902A (ko) * 2011-11-24 2013-06-03 엘에스산전 주식회사 엘리베이터의 제어 방법, 엘리베이터 제어 장치 및 이를 이용한 엘리베이터 장치
CN104617845B (zh) * 2015-01-23 2017-12-08 苏州汇川技术有限公司 伺服电机系统增益参数自调整方法及系统
JP7049754B2 (ja) * 2015-02-13 2022-04-07 山洋電気株式会社 モータ制御装置
JP6512430B2 (ja) * 2015-03-24 2019-05-15 株式会社ジェイテクト 電動パワーステアリング装置および電動パワーステアリング装置におけるゲイン設定方法
JP6607097B2 (ja) * 2015-11-19 2019-11-20 オムロン株式会社 制御装置、制御方法、情報処理プログラム、および記録媒体
KR101739929B1 (ko) * 2017-03-10 2017-05-26 (주) 한사 다수의 모터를 독립적으로 제어하는 모터 제어장치
US11316452B2 (en) * 2020-01-15 2022-04-26 Delta Electronics, Inc. Electronic device and control method thereof
TWI718959B (zh) * 2020-06-08 2021-02-11 東元電機股份有限公司 馬達負載即時調整系統及其方法
CN114070165A (zh) * 2021-12-03 2022-02-18 深圳市英威腾电气股份有限公司 一种电机驱动方法、系统、装置及介质

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3214270B2 (ja) * 1994-12-08 2001-10-02 三菱電機株式会社 電動機の速度制御装置並びに速度及び位置制御装置
JP3364412B2 (ja) * 1997-07-14 2003-01-08 山洋電気株式会社 減速機構付きサーボ制御系の制振方法
JP3667547B2 (ja) * 1998-02-25 2005-07-06 義弘 松井 電動機の速度制御装置
DE19907757A1 (de) * 1998-02-25 1999-08-26 Fuji Electric Co Ltd Drehzahlregelvorrichtung für Motoren
EP1184766B1 (en) * 1999-06-04 2003-11-19 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki Seisakusho Position controller for motor
JP2002291271A (ja) * 2001-03-28 2002-10-04 Yaskawa Electric Corp モータ制御装置
WO2004008624A1 (ja) * 2002-07-11 2004-01-22 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki サーボ制御装置のゲイン調整方法
JP4020726B2 (ja) * 2002-08-08 2007-12-12 三菱電機株式会社 機械の位置制御装置および機械の位置制御システム
JP4540727B2 (ja) * 2008-07-31 2010-09-08 山洋電気株式会社 モータ制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN102163952A (zh) 2011-08-24
JP2011172317A (ja) 2011-09-01
TW201212518A (en) 2012-03-16
CN102163952B (zh) 2015-02-18
TWI501540B (zh) 2015-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5113862B2 (ja) モータ制御装置
CN101640511B (zh) 电动机控制装置
JP4879173B2 (ja) 電動機制御装置
KR101223669B1 (ko) 엔진 벤치 시스템 제어 시스템
WO2014061083A1 (ja) 電動車両のモータ制御装置
JP6281751B2 (ja) 位置制御システム
JP5989694B2 (ja) 制御装置、制御方法及び制御プログラム
JP6104466B2 (ja) モータ制御定数計算装置
CN106655958A (zh) 永磁电机转矩补偿方法及装置
US20190227500A1 (en) Control system
JP2008228484A (ja) モータ制御装置およびモータ制御方法
JP5441944B2 (ja) モータ制御装置
JP6497408B2 (ja) 電気慣性制御装置
JPWO2009110368A1 (ja) 移動体のフィードフォワード制御方法
JP2007060767A (ja) 機械定数同定装置を備えたモータ制御装置
JPH04275086A (ja) ダイナミック・シミュレータの制御装置
JPWO2018016628A1 (ja) 軸トルク制御装置
JP5407435B2 (ja) モータ制御装置
CN102799125B (zh) 一种抑制磁力轴承系统高频振荡的控制方法及系统
JP3834815B2 (ja) 最適指令作成装置
JP3200496B2 (ja) 多関節型ロボット制御装置
CN113767565B (zh) 马达控制系统、马达控制方法以及程序
JP5845884B2 (ja) アクティブ制振装置
CN114114901A (zh) 对机器的可移动的机器元件进行移动引导的方法和装置
CN117639615A (zh) 电机控制方法、设备和可读存储介质

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111206

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111207

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120131

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120918

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121012

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151019

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5113862

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees