JP6281751B2 - 位置制御システム - Google Patents
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Description
図5において、2は位置制御部(ωppは位置制御ゲイン)、4は比例制御部(Jは制御対象の慣性、ωvpは速度制御比例ゲイン)、6は積分制御部(ωviは速度制御積分ゲイン、sはラプラス演算子)、8はモータ、10は制御対象、11は積分手段、12は外乱推定部、1,3,5,7,9は加減算手段である。また、x*は制御対象10に対する位置指令値、xは位置実際値、v*は速度指令値、vは速度実際値を示す。
図6において、51は電流センサ、52は速度センサ、61はサーボモータモデル、62は一次遅れ要素、ia refはトルク電流指令値、Ktはモータのトルク定数、TMはモータトルク、TLは負荷トルク、Jはモータ及び負荷を含む全ての慣性、sはラプラス演算子、Jnは慣性Jのノミナル値、τは推定時定数、ωはモータ速度である。
前記位置指令値と前記位置実際値との偏差に位置制御ゲインを乗じた値である速度指令値と速度実際値との偏差が入力されて第1トルク指令値を出力するPI制御手段と、前記制御対象に作用する外乱トルクを推定する外乱推定部と、を有し、
前記第1トルク指令値と前記外乱推定部により推定した外乱トルクとを少なくとも用いて第2トルク指令値を生成し、前記第2トルク指令値に従って前記モータにトルク電流を通流する位置制御システムにおいて、
前記外乱推定部により推定した外乱トルクに乗じる外乱補償ゲインまたは前記外乱補償ゲインの設定上限値を、前記位置制御ゲインと前記PI制御手段の速度制御積分ゲインとに基づいて演算する外乱補償ゲイン演算部を備え、
前記外乱推定部により推定した外乱トルクと前記外乱補償ゲインとの乗算結果を前記第2トルク指令値の生成に用いるものである。
前記位置指令値と前記位置実際値との偏差に位置制御ゲインを乗じた値である速度指令値と速度実際値との偏差が入力されて第1トルク指令値を出力するPI制御手段と、前記制御対象に作用する外乱トルクを推定する外乱推定部と、を有し、
前記第1トルク指令値と前記外乱推定部により推定した外乱トルクとを少なくとも用いて第2トルク指令値を生成し、前記第2トルク指令値に従って前記モータにトルク電流を通流する位置制御システムにおいて、
前記速度指令値の時間微分に比例する値を生成して前記第1トルク指令値または前記第2トルク指令値に加算する手段と、
前記外乱推定部により推定した外乱トルクに乗じる外乱補償ゲインまたは前記外乱補償ゲインの設定上限値を、前記位置制御ゲインと前記PI制御手段の速度制御積分ゲインとに基づいて演算する外乱補償ゲイン演算部と、を備え、
前記外乱推定部により推定した外乱トルクと前記外乱補償ゲインとの乗算結果を前記第2トルク指令値の生成に用いるものである。
まず、図1は本発明の第1実施形態を示すブロック図である。図1において、図5と同様に、2は位置制御部(ωppは位置制御ゲイン[1/s]、sはラプラス演算子)、4は比例制御部(Jは制御対象の慣性[kgm2]、ωvpは速度制御比例ゲイン[1/s])、6は積分制御部(ωviは速度制御積分ゲイン[1/s])、8はモータ、10は制御対象、11は積分手段、12は外乱推定部、1,3,5,7,9は加減算手段である。また、x*は制御対象10に対する位置指令値、xは位置実際値、v*は速度指令値、vは速度実際値を示す。
そして、速度制御ループの出力である第1トルク指令値T1と、推定した外乱トルクに外乱補償ゲインGを乗じて得た外乱補償トルクとを加減算手段7にて加算することにより、最終的なトルク指令値である第2トルク指令値T2を得るように構成されている。
なお、図2において、13はモータに相当する一次遅れ要素、14は摩擦トルクである。また、外乱推定部12における12aは速度vが入力される微分要素、12bは加減算手段、12cは一次遅れ要素である。
[数3]
[Js5+{C+J(ωt+ω0)}s4+{ωt(C+Jωpp)
+ω0(C+Jωt)}s3+{ωtω0(C+Jωpp)
+Jωtωvp(ωvi+ωpp)−GCωtω0}s2
+Jωtωvp{ω0(ωvi+ωpp)+ωviωpp}s
+Jωtω0ωvpωviωpp]v=0
[数4]
{Js5+Cs4+C(ωt+ω0)s3+C(1−G)ωtω0s2
+Jωtωvpω0(ωvi+ωpp)s+Jωtω0ωvpωviωpp}v=0
一方、ωpp及びωviについては、制御対象を含む完成後の位置制御システムに応じて最適な制御を実現できるように調整(更新)する必要性が高い。このため、数式5の右辺における(ωt+ω0)/ωtω0に相当する定数Kを予め用意しておき、定期的に、あるいは、ωppまたはωviが更新される都度、数式6に従って外乱補償ゲインGが自動的に更新されるようにシステムを構成しておくことにより、位置制御システム全体の調整工程を少なくし、調整に要する時間を短縮化することができる。
そこで、数式6に従って外乱補償ゲインG自体を更新する代わりに、数式6に従って外乱補償ゲインGの設定上限値を更新し、その時の外乱補償ゲインGが新しい設定上限値を上回っていた場合に限って、外乱補償ゲインG自体を更新するようにしても良い。
図3において、23は位置制御部2と加減算手段5との間に設けられたフィードフォワード要素であり、速度指令値v*の時間微分に比例した値を第1トルク指令値T1に加算する作用を果たしている。
すなわち、第2実施形態において、位置指令値x*がゼロに固定されている場合において、摩擦トルクが速度に対して比例する範囲では、トルク指令値Tは数式7のように与えられる。
数式7及び数式2から、数式3に対応する関係式は数式8のようになる。
[数8]
[Js5+{C+J(ωt+ω0)}s4+{ωt(C+Jωpp+Jωvp)
+ω0(C+Jωt)}s3+{ωtω0(C+Jωpp+Jωvp)
+Jωtωvp(ωvi+ωpp)−GCωtω0}s2
+Jωtωvp{ω0(ωvi+ωpp)+ωviωpp}s
+Jωtω0ωvpωviωpp]v=0
2:位置制御部
4:比例制御部
6:積分制御部
8:モータ
10:制御対象
11:積分手段
12:外乱推定部
12a:微分要素
12b:加減算手段
12c:一次遅れ要素
13:一次遅れ要素
14:摩擦トルク
21:外乱補償ゲイン演算部
22:ゲイン設定部
23:フィードフォワード要素
Claims (4)
- モータにトルク電流を通流して制御対象を加減速することにより前記制御対象の位置実際値を位置指令値に一致させる位置制御システムであって、
前記位置指令値と前記位置実際値との偏差に位置制御ゲインを乗じた値である速度指令値と速度実際値との偏差が入力されて第1トルク指令値を出力するPI制御手段と、前記制御対象に作用する外乱トルクを推定する外乱推定部と、を有し、
前記第1トルク指令値と前記外乱推定部により推定した外乱トルクとを少なくとも用いて第2トルク指令値を生成し、前記第2トルク指令値に従って前記モータにトルク電流を通流する位置制御システムにおいて、
前記外乱推定部により推定した外乱トルクに乗じる外乱補償ゲインまたは前記外乱補償ゲインの設定上限値を、前記位置制御ゲインと前記PI制御手段の速度制御積分ゲインとに基づいて演算する外乱補償ゲイン演算部を備え、
前記外乱推定部により推定した外乱トルクと前記外乱補償ゲインとの乗算結果を前記第2トルク指令値の生成に用いることを特徴とする位置制御システム。 - モータにトルク電流を通流して制御対象を加減速することにより前記制御対象の位置実際値を位置指令値に一致させる位置制御システムであって、
前記位置指令値と前記位置実際値との偏差に位置制御ゲインを乗じた値である速度指令値と速度実際値との偏差が入力されて第1トルク指令値を出力するPI制御手段と、前記制御対象に作用する外乱トルクを推定する外乱推定部と、を有し、
前記第1トルク指令値と前記外乱推定部により推定した外乱トルクとを少なくとも用いて第2トルク指令値を生成し、前記第2トルク指令値に従って前記モータにトルク電流を通流する位置制御システムにおいて、
前記速度指令値の時間微分に比例する値を生成して前記第1トルク指令値または前記第2トルク指令値に加算する手段と、
前記外乱推定部により推定した外乱トルクに乗じる外乱補償ゲインまたは前記外乱補償ゲインの設定上限値を、前記位置制御ゲインと前記PI制御手段の速度制御積分ゲインとに基づいて演算する外乱補償ゲイン演算部と、を備え、
前記外乱推定部により推定した外乱トルクと前記外乱補償ゲインとの乗算結果を前記第2トルク指令値の生成に用いることを特徴とする位置制御システム。 - 請求項1または2に記載した位置制御システムにおいて、
前記外乱補償ゲイン演算部は、前記外乱補償ゲインまたは前記外乱補償ゲインの設定上限値を、前記位置制御ゲインとしてのωpp、前記速度制御積分ゲインとしてのωvi、及び定数Kを用いて、G=1−Kωppωvi/(ωpp+ωvi)(ここで、Gは外乱補償ゲイン)により演算することを特徴とした位置制御システム。 - 請求項1〜3の何れか1項に記載した位置制御システムにおいて、
前記外乱補償ゲイン演算部は、前記位置制御ゲインまたは前記速度制御積分ゲインが更新される都度、前記外乱補償ゲインまたは前記外乱補償ゲインの設定上限値を更新することを特徴とした位置制御システム。
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