JP5113669B2 - 撮像装置、その制御方法及びプログラム - Google Patents

撮像装置、その制御方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5113669B2
JP5113669B2 JP2008211143A JP2008211143A JP5113669B2 JP 5113669 B2 JP5113669 B2 JP 5113669B2 JP 2008211143 A JP2008211143 A JP 2008211143A JP 2008211143 A JP2008211143 A JP 2008211143A JP 5113669 B2 JP5113669 B2 JP 5113669B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
face
posture
unit
detection unit
face area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008211143A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010050574A (ja
JP2010050574A5 (ja
Inventor
宮▲崎▼康嘉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2008211143A priority Critical patent/JP5113669B2/ja
Publication of JP2010050574A publication Critical patent/JP2010050574A/ja
Publication of JP2010050574A5 publication Critical patent/JP2010050574A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5113669B2 publication Critical patent/JP5113669B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、撮像装置、その制御方法及びプログラムに関する。
従来、デジタルスチルカメラなどの撮像装置では、人物の顔へ焦点や露出を合わせる、又は、EVF(電子ビューファインダ)表示を行う際に顔枠を表示するために、撮像画像から顔検出を行うものがある。顔検出に関する従来技術としては特許文献1が知られている。特許文献1には、入力画像と、目、鼻、口等の顔の特徴点を示す顔パターン情報とのパターンマッチング結果に基づいて入力画像中から人物の顔を検出することが記載されている。撮像装置では、顔パターン情報を予めメモリに記憶しておき、そのメモリから読み出した顔パターン情報と逐次撮像した撮像画像とのパターンマッチングを行うことで継続的な顔検出を行っている。
特開平09−251534号公報
撮像装置のメモリには、ユーザが撮像装置を正姿勢で構えた状態の撮像画像から顔検出を行うことを前提とした顔パターン情報が記憶されている。ここでいう正姿勢とは、撮像装置の筐体背面に設けられたモニタの長辺が地面と水平であって、かつ、その筐体上部に設けられたレリーズボタンが上を向く姿勢など、通常、ユーザが撮像装置を把持して撮像する際の撮像装置の姿勢である。撮像装置では、正姿勢から多少ずれた場合であっても顔検出が可能となるように、撮像画像あるいは顔パターン情報が示す特徴点の座標を回転させながら、その都度パターンマッチングを行っている。
しかしながら、撮像画像あるいは顔パターン情報を回転させながらのパターンマッチングには処理に時間がかかるため、顔検出が可能な正姿勢からの撮像装置の傾き範囲には制限がある。このため、撮像装置の姿勢が顔検出可能な姿勢範囲から外れた場合、時間をかけてパターンマッチングを行っても顔検出できない。
例えば、図6(a)→図6(b)→図6(c)で示したように撮像装置の姿勢が変化した場合を例示して説明する。図6(a)は撮像装置が顔検出が可能な正姿勢である場合を例示する概念図である。図6(b)は撮像装置が正姿勢からの顔検出が可能な程度に傾いた姿勢である場合を例示する概念図である。図6(c)は撮像装置が縦姿勢である場合を例示する概念図である。
従来技術では、図6(a)、(b)までは正姿勢から継続した顔検出を行うことができた。しかしながら、図6(b)から図6(c)に撮像装置の姿勢が変化した際には、時間をかけてパターンマッチングしても顔検出できない。
本発明は、このような従来技術の課題を解決することを目的としてなされたものである。本発明の目的は、撮像装置の処理負荷を軽減しながら、顔領域の検出を安定して行うことのできる撮像装置、その制御方法及びプログラムの提供を目的とする。
上記目的は、被写界像を逐次撮像し、撮像画像を出力する撮像手段と、予め設定された顔パターン情報に基づいて撮像手段が出力する撮像画像から顔領域を検出する第1の顔領域検出手段と、撮像手段が出力する撮像画像における動体領域を、撮像画像より前に撮像手段が出力した撮像画像を用いて検出し、撮像画像より前に撮像手段が出力した撮像画像において第1の顔領域検出手段で検出された顔領域の情報に基づいて、動体領域の中から顔領域を検出する第2の顔領域検出手段と、自装置の姿勢を検出する姿勢検出手段と、姿勢検出手段により検出された自装置の姿勢が予め設定された範囲内の姿勢であるか否かを判定し、自装置の姿勢が予め設定された範囲内の姿勢である場合には第1及び第2の顔領域検出手段のうち少なくとも第1の顔領域検出手段を用いて顔領域を検出し、自装置の姿勢が予め設定された範囲の姿勢でない場合には第1の顔領域検出手段を用いずに第2の顔領域検出手段を用いて顔領域を検出するように第1及び第2の顔領域検出手段を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする撮像装置によって達成される。
また、上記目的は、被写界像を逐次撮像し撮像画像を出力する撮像手段、予め設定された顔パターン情報に基づいて撮像手段が出力する撮像画像から顔領域を検出する第1の顔領域検出手段、撮像手段が出力する撮像画像における動体領域を、撮像画像より前に撮像手段が出力した撮像画像を用いて検出し、撮像画像より前に撮像手段が出力した撮像画像において第1の顔領域検出手段で検出された顔領域の情報に基づいて、動体領域の中から顔領域を検出する第2の顔領域検出手段、自装置の姿勢を検出する姿勢検出手段と、制御手段とを有する撮像装置の制御方法であって、制御手段が、姿勢検出手段により検出された自装置の姿勢が予め設定された範囲内の姿勢であるか否かを判定し、自装置の姿勢が予め設定された範囲内の姿勢である場合には第1及び第2の顔領域検出手段のうち少なくとも第1の顔領域検出手段を用いて顔領域を検出し、自装置の姿勢が予め設定された範囲の姿勢でない場合には第1の顔領域検出手段を用いずに第2の顔領域検出手段を用いて顔領域を検出するように第1及び第2の顔領域検出手段を制御する制御工程を有することを特徴とする撮像装置の制御方法によっても達成される。
本発明によれば、撮像装置の処理負荷を軽減しながら、顔領域の検出を安定して行うことができる。
以下、この発明の実施の形態について図を参照して説明するが、この発明は以下の実施の形態に限定されない。また、この発明の実施の形態は発明の最も好ましい形態を示すものであり、発明の範囲を限定するものではない。
本実施形態では、撮像装置としてデジタルスチルカメラを用いた場合を例示して説明する。図1は、本実施形態に係る撮像装置1の機能的構成を模式的に示すブロック図である。先ず、図1を参照して撮像装置1の構成について説明する。
操作手段としての操作部101は、撮像装置1のユーザが撮像装置1に対して各種の指示を入力するために操作するスイッチやボタンなどにより構成されている。操作部101の中には、ユーザから静止画又は動画の撮像指示を受け付けるシャッタースイッチも含まれている。このシャッタースイッチが半押しの場合には信号SW1が操作部101から制御部102に対して通知される。また、シャッタースイッチが全押しされている場合には信号SW2が操作部101から制御部102に対して通知される。
制御手段としての制御部102は、撮像装置1の各部の動作を中央制御する。具体的には、制御部102は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などで構成される。制御部102は、CPUがRAMの作業領域に展開したプログラムデータを順次実行することで、上記中央制御を実現する。CPUが実行するプログラムデータは、ROMに記憶されている。例えば、制御部102は、操作部101からの指示に応じて各部を制御する。
CCD部103(Charge Coupled Device)は、レンズ108a、露出機構109aを介して入射される光(被写界像)を受け、その光量に応じた電荷を出力する。CCD部103は、制御部102の制御の下、逐次駆動することで被写界像を逐次撮像する撮像手段である。なお、本実施形態では、撮像手段は、CCDである構成を例示したが、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサであってもよい。
A/D変換部104は、CCD部103から出力されたアナログ画像信号に対して、サンプリング、ゲイン調整、A/D変換等を行い、ディジタル画像信号を出力する。
画像処理部105は、A/D変換部104から出力されたディジタル画像信号に対して各種の画像処理を行い、処理済みのディジタル画像信号を出力する。例えば、画像処理部105は、A/D変換部104から受けたディジタル画像信号を、YUV画像信号に変換して出力する。
第1の顔領域検出手段としての顔検出部106は、予め設定された顔パターン情報に基づいて、CCD部103により逐次撮像された撮像画像から顔領域を検出する。具体的には、顔検出部106は、A/D変換部104から受けたディジタル画像信号から、顔領域の検出を行い、検出された顔領域に係る情報を制御部102に通知する。顔領域の検出によって得られる情報には、CCD部103上における顔の位置、顔の範囲、顔の信頼度(顔の形としての確からしさ)などがある。顔領域の検出の方法としては、従来技術で説明したように、予め目、鼻、口等の顔パターン情報を予め記憶しておいて、CCD部103による撮像画像とのパターンマッチングによって顔領域を検出する方法が用いられる。
表示部107は、小型液晶画面などにより構成されており、画像処理部105による処理済みの画像データに従った画像を表示する。例えば、表示部107は、CCD部103により逐次撮像された画像を表示するEVF表示を行う。
AF処理部108(AF:自動焦点調整)は、CCD部103における焦点調整を行う。具体的には、AF処理部108は、制御部102の制御の下、モータなどの駆動部(図示しない)に制御信号を出力してレンズ108aの光軸に沿った位置を調節することでCCD部103に結像する被写界像の焦点調整を行う。同様に、AE処理部109(AE:自動露出調整)は、制御部102の制御の下、駆動部に制御信号を出力して露出機構109aにおける絞りの開口量を調整することで露出調整を行う。
EF処理部110は、制御部102の制御の下、フラッシュ部111の発光を制御する。具体的には、制御部102は、フラッシュが必要と判断した場合にEF処理部110にフラッシュオンを指示する。EF処理部110は、フラッシュオンの指示を受けるとフラッシュ部111を制御してフラッシュ発光を行う。
フォーマット変換部112は、画像処理部105から出力されたディジタル画像信号(画像データ)のフォーマットをJPEGなどのフォーマットに変換し、画像記録部113に出力する。画像記録部113は、フォーマット変換部112から受けたフォーマット変換済みの画像データを、撮像装置1内のメモリや、撮像装置1に挿入されている外部メモリ(いずれも図示しない)などに記録する処理を行う。
外部接続部114は、撮像装置1をPC(パーソナルコンピュータ)やプリンタといった外部装置に接続するためのインターフェースである。
第2の顔領域検出手段としての動体検出部115は、CCD部103により逐次撮像された撮像画像から動体を検出し、顔検出部106で過去に検出された顔領域の情報に基づいて検出された動体の中から顔領域の検出を行う。具体的には、動体検出部115は、CCD部103により逐次撮像された複数フレームの撮像画像を複数領域に分割し、フレーム画像間で比較することで検出された動体領域の動きベクトルを記憶する。動体検出部115は、この記憶された動きベクトルから、撮像画像内に動体がいるかを判別し、その位置、範囲、量を算出する。動体検出部115は、角速度センサを用いて撮像装置1自体の動作も算出する。そして、分割された複数領域の中から、その前のフレームで顔領域として判定されていた領域とマッチング度が最も高い領域を、新たな顔領域として検出する。例えば、動体検出部115は、動体領域を常時検出し、その動きベクトルの記憶を行っており、顔検出部106による顔領域の検出ができた直近のフレームで顔領域として判定された領域とマッチング度が最も高い領域を、新たな顔領域として検出する。
姿勢検出手段としての姿勢検出部116は、重力センサ(詳細は後述する)を用いて撮像装置1の鉛直方向や水平方向に対する傾斜、すなわち自装置の姿勢を検出して制御部102へ出力する。制御部102では、姿勢検出部116からの出力に基づいて、自装置の姿勢が前述した正姿勢からどの程度傾いているかを判定する。
ここで、撮像装置1を用いて撮像を行う場合において、制御部102が制御して行う撮像装置1の動作について説明する。
先ず、撮像装置1のユーザが、操作部101に含まれている電源スイッチをオンにすると、制御部102はこれを検知して電源部(図示しない)を制御し、撮像装置1を構成する各部に電源供給を開始させる。撮像装置1を構成する各部に電源が供給されるとシャッターが開くので、CCD部103には、レンズ108a、露出機構109aを介して光が入光することになる。撮像装置1では、制御部102の制御の下、CCD部103において被写界像を光電変換した電荷の読み出しが行われ、読み出されたアナログ画像信号はA/D変換部104に出力される。
A/D変換部104は、制御部102の制御の下、CCD部103から読み出されたアナログ画像信号に対して、サンプリング、ゲイン調整、A/D変換等を行い、ディジタル画像信号として出力する。
次に、画像処理部105は、制御部102の制御の下、A/D変換部104から出力されたディジタル画像信号に対して各種画像処理を行い、処理済みのディジタル画像信号を出力する。
次に、顔検出部106は、A/D変換部104から受けたディジタル画像信号が示す画像から、顔を検出し、検出した顔領域の位置や範囲など、顔領域に係る情報(顔情報)を制御部102に通知する。
さらに、ここで処理されたディジタル信号は動体検出部115に渡され、動体検出部115は動体検出を行う。本実施形態では、動体検出部115は、時系列的に並んだ2枚のフレーム画像を比較し、その差分情報から被写体/背景の動体情報(動作量、位置、範囲)を検出する。そして、画像の差分情報から各領域の動きベクトルを求め、それよりも前のいずれかのフレーム画像で顔検出部106によって顔領域であると判定された領域を基準として、それまで検出された動きベクトルを合成する。これにより、動体検出部115は、最新のフレーム画像での顔領域の位置を判定して顔領域の検出を継続して行う。
顔検出部106と動体検出部115の両方から、新たなフレーム画像での顔領域が判定できたと仮定する。この場合は、相対的に顔以外の領域を顔領域として判定してしまう誤判定の可能性の少ない顔検出部106にて検出された顔領域の検出結果を、動体検出部115にて判定された顔領域よりも優先すべきである。
しかしながら、顔が傾いていた場合には、顔検出部106において検出できる顔の傾き範囲が制限されているため、顔検出部106が顔領域を検出できない場合が生じる。このような場合には、上述したように、それよりも前の過去のフレーム画像から顔領域の情報が得られているならば、その顔領域の位置に対して、新たな画像から得られた動きベクトルを加味することで、新たな顔領域の位置を検出することが可能となる。そして新たな画像から得られた動きベクトルを加味して、新たな顔領域を検出する処理を繰り返すことで、一度顔検出部106で顔領域を検出することができれば、その後に顔検出部106で顔領域を検出できなくとも顔領域の検出を継続することができる。
このような特性を考慮して、本実施形態では、制御部102は、姿勢検出部116の出力から撮像装置1の姿勢を判断して、顔検出部106による顔領域の検出と、動体検出部115による動体検出を用いた顔領域の検出とを切り換えて行う。これにより、撮像装置1では、継続的で安定した顔領域の検出を行うことが可能となる。すなわち、顔検出部106により顔検出ができる姿勢範囲を超えるほど撮像装置1が大きく傾いたと判定された場合には、顔検出部106による顔検出を行わずに、動体検出部115による動体検出を用いた顔領域の検出へと切り替え、スムーズな顔領域の検出を行う。また、撮像装置1の姿勢が顔検出部106による顔検出ができる姿勢範囲を越えないまでも大きく傾いた際に、動体検出部115による顔領域の検出に切り替える場合は、顔検出部106での処理時間が増大することを防止できる。
なお、本実施形態では、撮像装置1の傾きが正姿勢に対して30度以内であれば、顔検出部106による顔領域の検出を選択し、30度を越えた範囲外であれば動体検出部115による動体検出を用いた顔領域の検出を選択する。すなわち、CCD部103による撮像画像から顔検出部106における顔領域の検出を行う撮像装置1の姿勢は、正姿勢に対して30度以内とする。なお、顔検出部106による顔領域の検出を選択する撮像装置1の傾き範囲は、顔検出部106の処理速度や、求められる顔検出頻度によって自由に変更できるものである。例えば、顔検出部106の処理速度が早いほど、正姿勢に対してより広い範囲まで撮像装置1が傾く際に顔検出部106にて顔検出をしたとしてもそれほど処理時間は延びないであろう。また、顔検出頻度が少なくても良いのであれば、正姿勢に対してより広い範囲まで撮像装置1が傾く際に顔検出部106にて顔検出をしたとしても許容される。
次に、画像処理部105は、制御部102の制御の下、A/D変換部104から出力されたディジタル画像信号に対して各種画像処理を行い、処理済みのディジタル画像信号を表示部107などに出力する。表示部107は、画像処理部105で処理された画像データに従った画像を表示する。
また、制御部102は、画像処理部105で処理された画像データに基づいて、AF処理部108を制御してCCD部103に結像される被写界像の焦点調整を行うべくレンズ108aを動作させる。具体的には、制御部102は、画像処理部105で処理された画像データのコントラスト値が最大となるようにレンズ108aを動作させる。なお、制御部102は、顔検出部106又は動体検出部115により顔検出が行われている場合は、検出された顔のコントラスト値が最大となるようにレンズ108aを動作させることで、顔への焦点調整を行う。
また、制御部102は、画像処理部105で処理された画像データに基づいて、AE処理部109を制御してCCD部103に結像される被写界像の露出調整を行うべく露出機構109aの絞りを動作させる。具体的には、制御部102は、画像処理部105で処理された画像データの輝度値を算出し、予め設定された適正な輝度値と比較して暗い場合には絞りを開放し、明るい場合にはより絞るように露出機構109aを制御する。なお、制御部102は、顔検出部106又は動体検出部115により顔検出が行われている場合は、検出された顔の輝度値が適正な輝度値となるように、上述した露出機構109aの絞り動作を行う。
そして、制御部102は、操作部101のシャッタースイッチから信号SW1の通知(即ち、シャッタースイッチの半押しの通知)を受けていない限りは、上記処理を繰り返す。
一方、シャッタースイッチの操作により、制御部102が信号SW1の通知を受けると、制御部102は、この時点における画像を用いたAF、AE処理を行い、撮影に最適な焦点位置および露出設定条件を取得する。
そして、制御部102は、シャッタースイッチの操作により信号SW2の通知(即ち、シャッタースイッチの全押しの通知)を受けていない限りは、処理を信号SW1の通知前に戻し、上記処理を繰り返す。
一方、制御部102は、操作部101のシャッタースイッチの操作により信号SW2の通知を受けると、フラッシュを発光するか否かの判断を行う。フラッシュを発光するか否かは、操作部101を用いて予め設定しておき、その設定データを読み取ることで判断するようにしても良いし、また周囲の暗さを検知し自動的に判断するようにしても良い。
この判断の結果、フラッシュの発光を行う場合には、制御部102はEF処理部110を制御し、フラッシュ部111にプリ発光を行わせ、発光量の算出、EF枠の重み付けなどの処理を行う。そして、制御部102は、プリ発光により計算された本発光量でフラッシュ部111を発光させ、CCD部103による撮影を行う。なお、フラッシュ非発光の場合には、制御部102は、上述した調光制御無しに以下に述べる処理に移行する。
本撮影にて、外界からの光がレンズ108a、露出機構109aを介してCCD部103に入光して被写界像が結像されるので、CCD部103には、結像された被写界像に応じて光電変換された電荷が溜まる。制御部102は、CCD部103に溜まった電荷の読み出しを行い、A/D変換部104にアナログ画像信号として出力させる。A/D変換部104は、CCD部103から出力されたアナログ画像信号に対して、サンプリング、ゲイン調整、A/D変換等を行い、ディジタル画像信号として出力する。
次に、画像処理部105は、A/D変換部104から出力されたディジタル画像信号に対して各種の画像処理を行い、処理済みのディジタル画像信号を出力する。フォーマット変換部112は、画像処理部105から出力されたディジタル画像信号(画像データ)のフォーマットをJPEGなどのフォーマットに変換し、画像記録部113に出力する。画像記録部113は、フォーマット変換された画像データを所定のメモリに記録する処理を行う。
次に、姿勢検出部116からの出力に基づいて制御部102が行う顔検出切替制御について説明する。図2は、制御部102が行う処理内容を示すフローチャートである。
先ず、制御部102は、CCD部103による被写界像の逐次撮像を開始して、ライブ画(撮像画像)を露光し(S201)。露光されたライブ画をCCD部103から読み出す(ステップS202)。
次いで、制御部102は、姿勢検出部116の重力センサの出力により、鉛直方向や垂直方向に対する現在のカメラの傾斜状態を取得する(S203)。図3に示すように、姿勢検出部116の重力センサ116aは、円い空洞の中に球体116bが入っている構成となっている。球体116bは、撮像装置1の姿勢に伴い空洞内における位置が変わる。従って、重力センサ116aでは、球体116bの空洞内における位置を検出することで、撮像装置1の鉛直方向や水平方向に対する傾斜が検出可能である。例えば、正姿勢の撮像装置1において位置P1にあった球体116bは、縦撮りなどにより撮像装置1の右側を地面方向に向けることで位置P2に移動する。このように、球体116bが位置P2へ移動したことを検出することで、制御部102は、縦撮り状態と判断し、検出処理、画像処理に反映させる。
なお、本実施形態では、姿勢検出部116における撮像装置1の姿勢検出を重力センサ116aによって行っているが、これに限定しない。例えば、撮像装置1の姿勢検出は、ジャイロセンサ等の他の姿勢差検出センサなどで行ってもよい。
また、図4に示すように、顔検出部106による人物H1の顔検出には正姿勢に対する撮像装置1の傾き角度に制限があり、その傾き角度は本実施形態において30度となっている。顔検出部106による顔検出は、撮像装置1の姿勢が予め設定された範囲内である場合に行われ、その範囲は本実施形態において正姿勢から30度以内である。従って、撮像装置1の正姿勢に対する傾き角度が30度以内である場合は、顔検出部106による顔領域の検出が行われる。しかしながら、60度、90度のように撮像装置1を傾けていくと、顔検出部106による検出可能範囲を越えてしまう、又は、処理に時間が掛かってしまうため、顔検出部106では顔領域の検出ができなくなる。
本件では、制御部102は、撮像装置1の姿勢が顔検出部106による顔領域の検出を行う範囲外の姿勢を姿勢検出部116の出力から検出し(S204:NO)、動体検出部115の動体検出を用いた顔領域の検出へ移行する(S206)。具体的には、制御部102は、撮像装置1の姿勢変化の過程で顔検出部106による顔検出が消失した画像領域を基準領域として取得する。次いで、制御部102は、動体検出部115によりその基準領域と周辺の比較を行い、最も相関が取れている場所を被写体移動地点と判断し、基準領域の再設定することで継続した顔領域の検出を行う。これにより、撮像装置1では、正姿勢に対する撮像装置1の姿勢が30度以内から60度、90度まで変化し、顔検出部106による顔領域の検出が未検出や処理に時間が掛かる場合に、動体検出部115の動体検出を用いた顔検出へ切り替える。従って、撮像装置1では、顔領域の検出に関する処理負荷を軽減しながら、顔領域の検出を安定して行うことが可能となる。
また、制御部102は、撮像装置1の姿勢が顔検出部106による顔領域の検出が可能な範囲内の姿勢に再び戻った場合(S204:YES)には、動体検出部115の動体検出による顔領域の検出から顔検出部106による顔検出へ切り替える(S205)。
制御部102は、シャッタースイッチがユーザにより半押しされて信号SW1が制御部102に出力されるまで、撮像装置1の姿勢により顔検出部106又は動体検出部115による顔領域の検出を切り替えて行う(S204、205、206、S207)。
ただし、撮像装置1の姿勢が顔検出部106の検出可能範囲外に傾いた場合であっても、それよりも前のフレーム画像から動体検出部115によって顔領域が検出できていないのであれば、動体検出部115による検出に切り換えないようしてもよい。なぜなら、検出対象となる顔領域を検出することができていないため、動体検出部115による顔領域の検出に切り換えたとしても、検出対象となる顔領域が特定できていないためである。
そして、制御部102は、信号SW1が入力された場合、AE制御にて検出された顔に適正な露出を設定し(S208)、AF制御にて検出された顔にピントを合わせる(S209)。次いで、制御部102は、信号SW2が入力された場合、S208のAE制御、S209のAF制御により設定した撮像情報にてCCD部103の本露光を行う(S211)。なお、S211における本露光は、AE制御にて検出された顔に適正に設定された露出のみを用いて行ってもよい。同様に、S211における本露光では、AF制御にて検出された顔にピント合わせが行われるのみであってもよい。従って、この本露光では、撮像装置1の姿勢が変化する場合であっても、上記安定した顔検出によるAE制御及びAF制御の少なくとも一方が行われるため、適正露光でピント調整された顔画像の撮像を行うことが可能となる。
なお、撮像装置1の姿勢が顔検出部106の検出可能範囲内である場合の処理を、顔検出部106による顔領域の検出と、動体検出部115の動体検出を用いた顔領域の検出を、併用するように変更しても構わない。
予め記憶した顔パターン情報とパターンマッチングを行う顔検出部106による顔領域の検出は、2枚のフレーム画像から動きベクトルを求める動体検出部115の顔領域の検出に比較して、検出精度は高いが処理時間は長くなる。そのため、顔検出部106による顔領域の検出と、動体検出部115による顔領域の検出を完全に切り替えてしまうと、撮像装置1の姿勢によって顔領域の検出に要する時間に差が生じてしまうことになる。
そこで、顔検出部106による顔領域の検出結果が更新されるまでの間は、動体検出部115による顔領域の検出結果を用いて顔領域を特定することで、撮像装置1の姿勢が予め設定された範囲内であっても、顔領域の検出速度を維持することが可能となる。
[変形例]
次に、撮像装置1の姿勢ごとに顔領域の検出を行うための複数の顔パターン情報が顔検出部106に予め設定されている場合について説明する。なお、既に説明した構成や動作と同じ部分(構成やS201〜S203の動作)についてはその説明を省略し、以下の説明は、異なる処理部分についてのみとする。
変形例では、顔検出部106には、撮像装置1が正姿勢(第1の姿勢)の時の撮像画像から顔検出を行うための第1の顔パターン情報に加えて、他の姿勢の時の撮像画像から顔検出を行うための顔パターン情報が予め設定されている。具体的には、顔検出部106には、撮像装置1が正姿勢に対して90度右側に回転した縦姿勢(第2の姿勢)による撮像画像から顔検出を行うための第2の顔パターン情報が予め設定されている。また、顔検出部106には、90度左側に回転した縦姿勢(第3の姿勢)による撮像画像から顔検出を行うための第3の顔パターン情報が予め設定されていてもよい。
また、上述した第1〜第3の姿勢のそれぞれにおいて、顔検出部106で顔検出を行う撮像装置1の姿勢の範囲は各姿勢から30度以内に設定されている。すなわち、変形例では、顔検出部106は、第1〜第3の姿勢の時の撮像画像において、30度傾いた顔までを検出するものとする。そして、撮像装置1の姿勢が、第1〜第3の顔パターン情報のいずれを用いても顔検出部106で顔検出できず、顔検出部106で顔検出を行う範囲外である場合に(S204:NO)、制御部102は動体検出部115を用いて顔検出を行う(S206)。
また、制御部102は、姿勢検出部116の出力により、撮像装置1の姿勢を検出する。次いで、制御部102は、撮像装置1の姿勢が前述した顔検出部106で顔検出を行ういずれかの範囲内の姿勢であり、その範囲に対応した第1〜第3の顔パターン情報のいずれかを用いて顔検出部106における顔検出ができるか否かを判定する(S204)。そして、制御部102は、顔検出部106における顔検出ができると判定した場合(S204:YES)、そのいずれかの顔パターン情報を、顔検出部106が用いる顔パターン情報に決定して、顔領域の検出を行う(S205)。例えば、制御部102は、姿勢検出部116により撮像装置1の姿勢が縦姿勢(第2の姿勢)であると判断した場合、その姿勢に対応した第2の顔パターン情報を用いて顔検出部106における顔検出を行う。姿勢検出部116により撮像装置1の姿勢が正姿勢や第3の姿勢であると判断した場合も同様に、制御部102は、正姿勢や第3の姿勢に対応した第1の顔パターン情報や第2の顔パターン情報を用いた顔検出部106における顔検出に切り替える。
具体的には、図5に示すように、顔検出部106による人物H2の顔領域の検出には検出可能な正姿勢に対する撮像装置1の傾き角度に制限があり、その傾き角度は変形例において30度となっている。従って、撮像装置1の正姿勢に対する傾き角度が30度以内である場合は、顔検出部106による顔領域の検出が可能である。しかしながら、60度まで撮像装置1を傾けていくと顔検出部106による検出可能範囲を越えてしまう。そこで、制御部102は、動体検出部115による動体検出に切り替えて顔領域の検出を継続して行う。また、90度まで撮像装置1を傾けていくと、第2の顔パターン情報による顔検出部106における顔領域の検出が可能となるため、制御部102は、顔検出部106による顔領域の検出に戻す。
制御部102は、シャッタースイッチがユーザにより半押しされて信号SW1が制御部102に出力されるまで、撮像装置1の姿勢により顔検出部106又は動体検出部115による顔領域の検出を切り替えて行う(S204、205、206、S207)。
そして、制御部102は、信号SW1が入力された場合、AE制御にて検出された顔に適正な露出を設定し(S208)、AF制御にて検出された顔にピントを合わせる(S209)。次いで、制御部102は、信号SW2が入力された場合、S208のAE制御、S209のAF制御により設定した撮像情報にてCCD部103の本露光を行う(S211)。
以上のように、撮像装置1では、自装置の姿勢に応じて顔検出部106又は動体検出部115を用いた顔領域の検出を切り替えることで、顔領域の検出に関する処理負荷を軽減しながら、顔領域の検出を安定して行うことができる。
なお、上述した実施の形態における記述は、一例を示すものであり、これに限定するものではない。上述した実施の形態における構成及び動作に関しては、適宜変更が可能である。
(他の実施形態)
上述の実施形態は、システム或は装置のコンピュータ(或いはCPU、MPU等)によりソフトウェア的に実現することも可能である。従って、上述の実施形態をコンピュータで実現するために、該コンピュータに供給されるコンピュータプログラム自体も本発明を実現するものである。つまり、上述の実施形態の機能を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明の一つである。
なお、上述の実施形態を実現するためのコンピュータプログラムは、コンピュータで読み取り可能であれば、どのような形態であってもよい。例えば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等で構成することができるが、これらに限るものではない。上述の実施形態を実現するためのコンピュータプログラムは、記憶媒体又は有線/無線通信によりコンピュータに供給される。プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ等の磁気記憶媒体、MO、CD、DVD等の光/光磁気記憶媒体、不揮発性の半導体メモリなどがある。
有線/無線通信を用いたコンピュータプログラムの供給方法としては、コンピュータネットワーク上のサーバを利用する方法がある。この場合、本発明を形成するコンピュータプログラムとなりうるデータファイル(プログラムファイル)をサーバに記憶しておく。プログラムファイルとしては、実行形式のものであっても、ソースコードであっても良い。そして、このサーバにアクセスしたクライアントコンピュータに、プログラムファイルをダウンロードすることによって供給する。この場合、プログラムファイルを複数のセグメントファイルに分割し、セグメントファイルを異なるサーバに分散して配置することも可能である。つまり、上述の実施形態を実現するためのプログラムファイルをクライアントコンピュータに提供するサーバ装置も本発明の一つである。
また、上述の実施形態を実現するためのコンピュータプログラムを暗号化して格納した記憶媒体を配布し、所定の条件を満たしたユーザに、暗号化を解く鍵情報を供給し、ユーザの有するコンピュータへのインストールを許可してもよい。鍵情報は、例えばインターネットを介してホームページからダウンロードさせることによって供給することができる。また、上述の実施形態を実現するためのコンピュータプログラムは、すでにコンピュータ上で稼働するOSの機能を利用するものであってもよい。さらに、上述の実施形態を実現するためのコンピュータプログラムは、その一部をコンピュータに装着される拡張ボード等のファームウェアで構成してもよいし、拡張ボード等が備えるCPUで実行するようにしてもよい。
本実施形態に係る撮像装置の機能的構成を模式的に示すブロック図である。 制御部が行う処理内容を示すフローチャートである。 姿勢検出部における姿勢検出の構成を例示した概略図である。 撮像装置の継続的な顔検出の概要を例示する概念図である。 変形例における撮像装置の継続的な顔検出の概要を例示する概念図である。 (a)は、撮像装置が顔検出が可能な正姿勢である場合を例示する概念図であり、(b)は、撮像装置が正姿勢からの顔検出が可能な程度に傾いた姿勢である場合を例示する概念図であり、(c)は、撮像装置が縦姿勢である場合を例示する概念図である。
符号の説明
1 撮像装置
101 操作部
102 制御部
103 CCD部
104 A/D変換部
105 画像処理部
106 顔検出部
107 表示部
108 AF処理部
108a レンズ
109 AE処理部
109a 露出機構
110 EF処理部
111 フラッシュ部
112 フォーマット変換部
113 画像記録部
114 外部接続部
115 動体検出部
116 姿勢検出部

Claims (6)

  1. 被写界像を逐次撮像し、撮像画像を出力する撮像手段と、
    予め設定された顔パターン情報に基づいて前記撮像手段が出力する撮像画像から顔領域を検出する第1の顔領域検出手段と、
    前記撮像手段が出力する撮像画像における動体領域を、該撮像画像より前に前記撮像手段が出力した撮像画像を用いて検出し、該撮像画像より前に前記撮像手段が出力した撮像画像において前記第1の顔領域検出手段で検出された顔領域の情報に基づいて、前記動体領域の中から顔領域を検出する第2の顔領域検出手段と、
    自装置の姿勢を検出する姿勢検出手段と、
    前記姿勢検出手段により検出された自装置の姿勢が予め設定された範囲内の姿勢であるか否かを判定し、前記自装置の姿勢が前記予め設定された範囲内の姿勢である場合には前記第1及び第2の顔領域検出手段のうち少なくとも前記第1の顔領域検出手段を用いて顔領域を検出し、前記自装置の姿勢が前記予め設定された範囲の姿勢でない場合には前記第1の顔領域検出手段を用いずに前記第2の顔領域検出手段を用いて顔領域を検出するように前記第1及び第2の顔領域検出手段を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第2の顔領域検出手段は、前記撮像画像の各々について、直近に撮像された撮像画像を用いて前記動体領域を検出して当該動体領域の動きベクトルを記憶し、直近に前記第1の顔領域検出手段で検出された顔領域の情報と、直近に前記第1の顔領域検出手段が顔領域を検出した撮像画像の後に撮像された撮像画像について記憶された前記動きベクトルから、最新の撮像画像における顔領域を検出することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 記顔パターン情報が複数設定され、前記顔パターン情報の各々には、その顔パターン情報を用いて前記第1の顔領域検出手段で顔検出を行う前記自装置の姿勢の範囲が対応づけられており、
    前記制御手段は、対応付けられた姿勢の範囲に前記姿勢検出手段が検出した自装置の姿勢が含まれる前記顔パターン情報を前記第1の顔領域検出手段が用いる顔パターン情報に決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. ユーザから撮像指示を受け付ける操作手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記操作手段撮像指示を受け付けた場合、前記第1の顔領域検出手段又は前記第2の顔領域検出手段により検出された顔領域が適切に撮像されるように、前記撮像手段の露出調整及び焦点調整の少なくとも一方を制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の撮像装置。
  5. 被写界像を逐次撮像し撮像画像を出力する撮像手段
    予め設定された顔パターン情報に基づいて前記撮像手段が出力する撮像画像から顔領域を検出する第1の顔領域検出手段
    前記撮像手段が出力する撮像画像における動体領域を、該撮像画像より前に前記撮像手段が出力した撮像画像を用いて検出し、該撮像画像より前に前記撮像手段が出力した撮像画像において前記第1の顔領域検出手段で検出された顔領域の情報に基づいて、前記動体領域の中から顔領域を検出する第2の顔領域検出手段
    自装置の姿勢を検出する姿勢検出手段と、制御手段とを有する撮像装置の制御方法であって、
    前記制御手段が、前記姿勢検出手段により検出された自装置の姿勢が予め設定された範囲内の姿勢であるか否かを判定し、前記自装置の姿勢が前記予め設定された範囲内の姿勢である場合には前記第1及び第2の顔領域検出手段のうち少なくとも前記第1の顔領域検出手段を用いて顔領域を検出し、前記自装置の姿勢が前記予め設定された範囲の姿勢でない場合には前記第1の顔領域検出手段を用いずに前記第2の顔領域検出手段を用いて顔領域を検出するように前記第1及び第2の顔領域検出手段を制御する制御工程を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  6. 前記撮像装置が有するコンピュータに、請求項5に記載の撮像装置の制御方法の各工程を実行させるためのプログラム。
JP2008211143A 2008-08-19 2008-08-19 撮像装置、その制御方法及びプログラム Expired - Fee Related JP5113669B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008211143A JP5113669B2 (ja) 2008-08-19 2008-08-19 撮像装置、その制御方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008211143A JP5113669B2 (ja) 2008-08-19 2008-08-19 撮像装置、その制御方法及びプログラム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2010050574A JP2010050574A (ja) 2010-03-04
JP2010050574A5 JP2010050574A5 (ja) 2011-09-29
JP5113669B2 true JP5113669B2 (ja) 2013-01-09

Family

ID=42067334

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008211143A Expired - Fee Related JP5113669B2 (ja) 2008-08-19 2008-08-19 撮像装置、その制御方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5113669B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013130761A (ja) * 2011-12-22 2013-07-04 Sony Corp 撮像装置、その制御方法およびプログラム
JP2013130762A (ja) * 2011-12-22 2013-07-04 Sony Corp 撮像装置、その制御方法およびプログラム

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000123186A (ja) * 1998-10-14 2000-04-28 Canon Inc 被写体認識装置
JP4457980B2 (ja) * 2005-06-21 2010-04-28 ソニー株式会社 撮像装置、この装置の処理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム
JP4619927B2 (ja) * 2005-11-01 2011-01-26 富士フイルム株式会社 顔検出方法および装置並びにプログラム
JP4912117B2 (ja) * 2006-10-27 2012-04-11 三洋電機株式会社 追跡機能付き撮像装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010050574A (ja) 2010-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101342477B1 (ko) 동영상을 촬영하는 촬상 장치, 및 촬상 처리 방법
US8692888B2 (en) Image pickup apparatus
JP4761146B2 (ja) 撮像装置及びそのプログラム
JP5506499B2 (ja) 撮像装置、その制御方法、プログラム及び記録媒体
JP4518157B2 (ja) 撮像装置及びそのプログラム
US20080204564A1 (en) Image pickup apparatus and lens barrel
JP2006245726A (ja) デジタルカメラ
JP2008061219A (ja) 画像処理装置、撮像装置、及び画像処理装置の制御方法
JP5279635B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、および、プログラム
JP2010114568A (ja) 撮像装置、撮像装置の表示制御方法
JP6604831B2 (ja) 画像処理装置、画像処理装置の制御方法及びプログラム
JP5219697B2 (ja) 画像処理装置、撮像装置、画像処理装置の制御方法及びプログラム
JP4487811B2 (ja) 撮影装置
JP2009169282A (ja) 撮像装置及びそのプログラム
JP6647246B2 (ja) 画像処理装置、撮像装置、画像処理装置の制御方法およびプログラム
JP5088216B2 (ja) 電子カメラ
JP4807582B2 (ja) 画像処理装置、撮像装置及びそのプログラム
JP5113669B2 (ja) 撮像装置、その制御方法及びプログラム
JP6758950B2 (ja) 撮像装置、その制御方法とプログラム
US11539877B2 (en) Apparatus and control method
JP5111293B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP2019125928A (ja) 撮像装置、撮像方法およびプログラム
JP2018098585A (ja) 撮像装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体
WO2020129620A1 (ja) 撮像制御装置、撮像装置、撮像制御方法
KR101630295B1 (ko) 디지털 촬영 장치, 그 제어 방법, 및 컴퓨터 판독가능 매체

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110812

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110812

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120905

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120914

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121012

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151019

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5113669

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151019

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees