JP5111293B2 - 撮像装置及びその制御方法 - Google Patents
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Description
このように、従来の被写体領域の追尾方法では、被写体の検出精度を優先すれば検出速度が低下し、検出速度を優先すれば検出精度が低下してしまう。
<第1の実施形態>
本発明の第1の実施形態に係る撮像装置は、まず顔検出により精度良く被写体領域を検出し、検出された被写体領域を用いた動体検出を行うことで、被写体の検出精度と検出速度(追従性)を両立させることを可能とするものである。
(デジタルカメラの構成)
操作部101は、デジタルカメラ100のユーザがデジタルカメラ100に対して各種の指示を入力するためのユーザインタフェースであり、スイッチやボタンなどの入力デバイスにより構成されている。
次に、本実施形態のデジタルカメラ100の動作について説明する。
先ず、デジタルカメラ100のユーザが、操作部101に含まれている電源スイッチをオンにすると、制御部102はこれを検知し、デジタルカメラ100を構成する各部に図示しない電池やAC入力から電源を供給する。
また、EVF表示部107は、画像処理部105が出力する画像データに従った画像を逐次表示する。
次に、本実施形態のデジタルカメラ100における被写体検出動作について、図2に示すフローチャートを用いて説明する。
先ず、制御部102は、EVF表示用の画像を撮像するための初期露出値を設定する(S201)。この初期露出値は、予め定めたEVF画像のフレームレートを実現できる範囲で適宜設定することができる。
図3(a)は、通常の感度で撮影された画像を、図3(b)は、図3(a)よりも高い感度で撮像された画像を、図3(c)は、図3(b)よりも高い感度で撮像された画像をそれぞれ模式的に示している。図3(b)でランダムノイズ成分が現れ、図3(c)ではさらに増加している。
図4(a)の状態で顔検出が行われ、その後ゲイン調整量が上昇し、図4(b)の状態ではゲイン調整量が閾値を超えたものとする。この場合、図4(b)、図4(c)に示すように、図4(a)で顔検出により得られた被写体領域の情報をそのまま用いて顔枠33を表示する。そのため、図3(b)や図3(c)に示したような、動体検出精度の低下によって顔枠の表示位置が不安定になるという現象を回避することができる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第1の実施形態においては、動体検出の精度が低下する要因の1つであるノイズ成分に着目し、ゲイン調整量が予め定めた閾値を超えるか否かに応じて、被写体領域の検出に画像認識と動体検出を併用するか、画像認識のみを用いるかを切り替えていた。
なお、第1の実施形態と本実施形態とは組み合わせて実施することも可能である。すなわち、ゲイン調整量が閾値を超えているか、露光時間が閾値よりも長い場合には、顔検出と動体検出の併用による被写体領域の検出から、顔検出のみによる被写体領域の検出へ切り替えることができる。
従って、上述の実施形態をコンピュータで実現するために、該コンピュータに供給されるコンピュータプログラム自体も本発明を実現するものである。つまり、上述の実施形態の機能を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明の一つである。
つまり、上述の実施形態を実現するためのプログラムファイルをクライアントコンピュータに提供するサーバ装置も本発明の一つである。
さらに、上述の実施形態を実現するためのコンピュータプログラムは、その一部をコンピュータに装着される拡張ボード等のファームウェアで構成してもよいし、拡張ボード等が備えるCPUで実行するようにしてもよい。
Claims (6)
- 撮像素子を用いて連続して撮像された画像を取得する取得手段と、
前記画像に対し、画像認識により、予め定めた被写体を継続的に検出する第1の被写体検出手段と、
前記画像のうち、前記第1の被写体検出手段が前記予め定めた被写体の検出を行う画像の間に連続して撮像された複数の画像に対し、前記第1の被写体検出手段で検出された前記被写体の領域の動きを順次検出することにより、前記被写体を検出する第2の被写体検出手段と、
前記画像に適用されるゲイン調整量もしくは前記画像を撮像する際の撮像素子の露光時間の少なくとも一方について、予め定めた条件を満たすか判別する判別手段と、
前記取得手段が取得した画像における、前記予め定めた被写体の領域を決定する決定手段とを有し、
前記決定手段が、
前記判別手段により、前記予め定めた条件を満たすと判別されている場合には前記予め定めた被写体の領域を前記第1の被写体検出手段による被写体検出結果のみに基づいて決定し、
前記判別手段により、前記予め定めた条件を満たすと判別されていない場合には前記予め定めた被写体の領域を前記第1の被写体検出手段及び前記第2の被写体検出手段による被写体検出結果に基づいて決定し、
前記予め定めた条件が、前記ゲイン調整量が予め定めた閾値を超えている、もしくは前記露光時間が予め定めた閾値より長い、であることを特徴とする撮像装置。 - 前記ゲイン調整量が、前記画像が撮像された際の撮像感度の設定が高いほど大きくなる値であり、前記判別手段は、前記画像が撮像された際の前記撮像感度の設定が予め定めた感度の閾値を超えるか否かを判別することにより、前記ゲイン調整量が前記予め定めた条件を満たすか判別することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
- 前記判別手段により、前記予め定めた条件を満たすと判別されている場合には、前記第2の被写体検出手段の動作を停止させる停止手段をさらに有することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の撮像装置。
- 前記第1の被写体検出手段が、前記予め定めた被写体として、人間の顔を検出することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 取得手段が、撮像素子を用いて連続して撮像された画像を取得する取得工程と、
第1の被写体検出手段が、前記画像に対し、画像認識により、予め定めた被写体を継続的に検出する第1の被写体検出工程と、
第2の被写体検出手段が、前記画像のうち、前記第1の被写体検出工程によって前記予め定めた被写体の検出を行う画像の間に連続して撮像された複数の画像に対し、前記第1の被写体検出工程で検出された前記被写体の領域の動きを順次検出することにより、前記被写体を検出する第2の被写体検出工程と、
判別手段が、前記画像に適用されるゲイン調整量もしくは前記画像を撮像する際の撮像素子の露光時間の少なくとも一方について、予め定めた条件を満たすか判別する判別工程と、
決定手段が、前記取得工程で取得された画像における被写体の領域を決定する決定工程とを有し、
前記決定工程において前記決定手段は、
前記判別工程により、前記予め定めた条件を満たすと判別されている場合には前記被写体の領域を前記第1の被写体検出工程による被写体検出結果のみに基づいて決定し、
前記判別工程により、前記予め定めた条件を満たすと判別されていない場合には前記被写体の領域を前記第1の被写体検出工程及び前記第2の被写体検出工程による被写体検出結果に基づいて決定し、
前記予め定めた条件が、前記ゲイン調整量が予め定めた閾値を超えている、もしくは前記露光時間が予め定めた閾値より長い、であることを特徴とする撮像装置の制御方法。 - 撮像装置が有するコンピュータに、請求項5記載の撮像装置の制御方法の各工程を実行させるためのプログラム。
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