JP5113609B2 - 表示装置及びその製造方法 - Google Patents

表示装置及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5113609B2
JP5113609B2 JP2008114683A JP2008114683A JP5113609B2 JP 5113609 B2 JP5113609 B2 JP 5113609B2 JP 2008114683 A JP2008114683 A JP 2008114683A JP 2008114683 A JP2008114683 A JP 2008114683A JP 5113609 B2 JP5113609 B2 JP 5113609B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal line
video signal
opening
display device
line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008114683A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009265348A (ja
JP2009265348A5 (ja
Inventor
淳一 上原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Liquid Crystal Display Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Liquid Crystal Display Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Liquid Crystal Display Co Ltd filed Critical Panasonic Liquid Crystal Display Co Ltd
Priority to JP2008114683A priority Critical patent/JP5113609B2/ja
Priority to US12/429,244 priority patent/US8059077B2/en
Publication of JP2009265348A publication Critical patent/JP2009265348A/ja
Publication of JP2009265348A5 publication Critical patent/JP2009265348A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5113609B2 publication Critical patent/JP5113609B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/02Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers
    • H01L27/12Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers the substrate being other than a semiconductor body, e.g. an insulating body
    • H01L27/1214Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers the substrate being other than a semiconductor body, e.g. an insulating body comprising a plurality of TFTs formed on a non-semiconducting substrate, e.g. driving circuits for AMLCDs
    • H01L27/124Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers the substrate being other than a semiconductor body, e.g. an insulating body comprising a plurality of TFTs formed on a non-semiconducting substrate, e.g. driving circuits for AMLCDs with a particular composition, shape or layout of the wiring layers specially adapted to the circuit arrangement, e.g. scanning lines in LCD pixel circuits
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • G02F1/136Liquid crystal cells structurally associated with a semi-conducting layer or substrate, e.g. cells forming part of an integrated circuit
    • G02F1/1362Active matrix addressed cells
    • G02F1/136286Wiring, e.g. gate line, drain line

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Description

本発明は、薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)を用いて画素の表示制御を行う表示装置及びその製造方法に関する。
例えば液晶表示装置などの表示装置の中には、薄膜トランジスタを用いたアクティブマトリクス方式により、各画素の表示制御を行うものがある。このような表示装置では、基板(以下、TFT基板という)上に互いに立体的に交差するように複数の走査信号線と複数の映像信号線とが配置されており、走査信号線と映像信号線の交点のそれぞれが表示装置の画素に対応している。そして、走査信号線の一部は薄膜トランジスタのゲート電極として機能し、映像信号線には薄膜トランジスタのドレイン電極又はソース電極のいずれか一方(以下ではドレイン電極とする)が接続されている。また、映像信号線と接続されない側の電極(以下ではソース電極とする)には、画素電極が接続されている。これにより、表示制御したい画素に対応する走査信号線及び映像信号線の双方に電圧が印加されると、スイッチ素子として機能する薄膜トランジスタを介して、対応する画素電極に電圧が印加され、画素の表示制御を行うことができる。
このような薄膜トランジスタを構成するためには、TFT基板上に、走査信号線、絶縁体層、半導体層、及び導電体層をこの順に形成する必要がある。なお、この場合の導電体層は、映像信号線、ドレイン電極、及びソース電極を含んだ層である。このような所望のパターンの走査信号線や半導体層、導電体層をTFT基板上に形成するためには、いわゆるフォトリソグラフィの手法を用いることができる。この手法によれば、形成対象となる材料膜の表面にレジスト材を塗布し、露光・現像によって形成対象のパターンにレジスト材を加工し、当該加工されたレジスト材をマスクとして形成対象の膜のエッチングを行うことで、走査信号線や半導体層、導電体層を所望のパターンに形成することができる。
さらに、半導体層や導電体層を一度の露光によって形成するために、レジストリフロー方式を採用することができる(例えば特許文献1参照)。この方式では、走査信号線及び絶縁膜が形成されたTFT基板上に半導体材料の膜、導電体材料の膜を順次積層し、前述した手法により導電体材料の膜を所望のパターンの導電体層に形成した後、当該導電体層の上に残っているレジスト材を融解する。これにより、レジスト材は導電体層が形成された領域よりも広がった領域を覆うことになる。そして、この広がったレジスト材をマスクとしてさらに半導体材料の膜をエッチングすることで、半導体層についてはレジスト材の露光を行うことなく、導電体層が形成された領域を含んだ形状に形成することができる。
また、上述したような薄膜トランジスタを備えた表示装置において、走査信号線内の映像信号線と交差する箇所に、開口部が設けられることがある(例えば特許文献2参照)。開口部が設けられることによって、走査信号線はこの開口部が設けられた箇所で二股に分岐し、平面的に見た場合、分岐した二股の走査信号線のそれぞれが映像信号線と交差することになる。こうすれば、万一製造プロセスにおいて走査信号線と映像信号線とが交差箇所で短絡してしまった場合にも、二股に分岐した走査信号線のうち、映像信号線と短絡している方の走査信号線の、映像信号線の両側の箇所を例えばレーザーによって切断することで、走査信号線全体から映像信号線と短絡した箇所だけを切り離すことができる。さらに、映像信号線と薄膜トランジスタのドレイン電極とを接続する接続線が、この開口部上で映像信号線から分岐するように、導電体層を形成することもある。こうすれば、ある画素の黒点化修正を行いたい場合に、当該画素に対応する薄膜トランジスタのドレイン電極と映像信号線とを接続する接続線を、例えばレーザーによって、開口部上で切断することにより、映像信号線と薄膜トランジスタとを切り離すことができる。
特開2002−90779号公報 特開平9−258244号公報
上述したように、走査信号線内の映像信号線と交差する箇所に開口部を設け、かつ半導体層及び導電体層をレジストリフロー方式により形成する場合、半導体層が導電体層よりも広がった領域を覆うように形成されることになる。さらに、例えば映像信号線から接続線が分岐される箇所のように、導電体層が鋭角に近いパターンとなるような箇所には、レジスト材が融解される際に生じる表面張力の作用などによって、他の箇所よりもレジスト材が集まりやすく、そのために広い範囲に半導体層が形成されやすい。これにより、半導体層が開口部を塞ぐように形成されてしまうと、上述したような、接続線を開口部で切断する黒点化修正や、開口部によって二股に分岐した走査信号線のうち、映像信号線と短絡している方の走査信号線を切り離す修正が困難になってしまう場合がある。
図13は、このように開口部が塞がれてしまった状態の薄膜トランジスタ周辺部分の様子を示す、TFT基板の部分平面図である。図13においては、TFT基板上に形成された、開口部APが設けられた走査信号線GL、半導体層AS、映像信号線DL、薄膜トランジスタTのドレイン電極DE及びソース電極SE、並びにドレイン電極DEと映像信号線DLとを接続する接続線LLの間の位置関係が示されている。例えば、黒点化修正を行う場合(映像信号線DLとドレイン電極DEとを切り離そうとする場合)には、半導体層ASも含めて接続線LLを切断する必要があるため、開口部AP内の半導体層ASが形成されていない箇所を起点及び終点としてレーザーなどによる切断を行う必要がある。この点、図13に示すように、半導体層ASが、接続線LLが配置される側の開口部APの大部分の領域を占めるように広がって形成されてしまうと、半導体層ASも含めて接続線LLを切断するための場所的余裕が開口部AP内に十分に確保できなくなってしまう。同様に、開口部APによって二股に分岐した走査信号線GLのうち、映像信号線DLと短絡している方の走査信号線GLを切り離そうとする場合の場所的余裕も開口部AP内に十分に確保できなくなってしまう。
このような問題を解消するための方法の一つとして、融解されて広がるレジスト材が到達しないような位置まで、走査信号線GLが延伸する方向に沿って開口部APの大きさを広げることが考えられる。しかしながら、このように開口部APを走査信号線GLが延伸する方向に広げると、その分走査信号線GLの電気抵抗が増大してしまう。また、映像信号線DLと薄膜トランジスタTとの間の距離が広くなってしまうため、一画素あたりの面積を小さくする際の制約となり、表示装置全体の高解像度化を阻む要因となってしまう。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、走査信号線の映像信号線と交差する箇所に開口部を設け、かつ半導体層及び導電体層をレジストリフロー方式によって形成する場合において、例えば、薄膜トランジスタのドレイン電極又はソース電極と映像信号線とを接続する接続線を開口部内で切断する補修、又は、開口部によって二股に分岐した走査信号線のうちの一方を切断する補修を行えるように担保することが可能になる表示装置及びその製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る表示装置は、基板上に順次積層された走査信号線、絶縁膜、半導体層及び導電体層を備える表示装置であって、前記導電体層は、前記走査信号線と前記絶縁膜を介して交差する映像信号線と、薄膜トランジスタのドレイン電極及びソース電極と、前記映像信号線と前記ドレイン電極又は前記ソース電極のいずれか一方とを接続する接続線と、を含んで形成され、前記半導体層は、少なくとも、前記絶縁膜の、前記映像信号線及び前記接続線が形成される領域より広がった領域を覆うように形成され、前記走査信号線には、開口部が、前記映像信号線の一部と重なるように形成され、前記接続線は、前記開口部上において前記映像信号線と接続され、かつ、前記開口部外に延伸して前記ドレイン電極又は前記ソース電極のいずれか一方と接続され、前記映像信号線又は/及び前記接続線には、前記開口部に対応する領域又はその近傍において、切欠部、突起部又は拡幅部が形成されていることを特徴とする。
また本発明の一態様では、前記映像信号線と前記接続線との接続箇所に前記切欠部が形成されるようにしてもよい。
また本発明の一態様では、前記映像信号線の、前記接続線が接続される側とは反対側に前記突起部が形成されるようにしてもよい。
また本発明の一態様では、前記接続線の、前記開口部に対応する領域外であって、かつ、前記開口部の近傍に前記突起部が形成されるようにしてもよい。
また本発明の一態様では、前記映像信号線と前記接続線との接続箇所に前記突起部が形成されるようにしてもよい。
また本発明の一態様では、前記接続線には、前記映像信号線との接続端から所定距離以内の領域において、前記映像信号線に近づくにつれて幅が徐々に広くなる前記拡幅部が形成されるようにしてもよい。
また、本発明に係る表示装置の製造方法は、基板上に、走査信号線と、絶縁膜と、半導体層を構成する半導体材料と、導電体層を構成する導電体材料と、が順次積層されてなる積層構造上にパターン形成されたレジスト材をマスクとして前記導電体材料をエッチングすることによって、前記走査信号線と前記絶縁膜を介して交差する映像信号線と、薄膜トランジスタのドレイン電極及びソース電極と、前記映像信号線と前記ドレイン電極又は前記ソース電極のいずれか一方とを接続する接続線と、を含んだ前記導電体層を形成する工程と、前記導電体層が形成された後、前記導電体層上に残っている前記レジスト材を融解し、該融解された前記レジスト材をマスクとして前記半導体材料をエッチングすることによって、前記半導体層を形成する工程と、を含み、前記走査信号線には、開口部が、前記映像信号線の一部と重なるように形成され、前記接続線は、前記開口部上において前記映像信号線と接続され、かつ、前記開口部外に延伸して前記ドレイン電極又は前記ソース電極のいずれか一方と接続され、前記レジスト材は、前記レジスト材を融解した場合の、前記開口部における前記レジスト材の広がりを制御するための切欠部、突起部又は拡幅部を前記映像信号線又は/及び前記接続線が備えるようにパターン形成されることを特徴とする。
また本発明の一態様では、前記映像信号線と前記接続線との接続箇所に前記切欠部が形成されるように、前記レジスト材がパターン形成されるようにしてもよい。
また本発明の一態様では、前記映像信号線の、前記接続線が接続される側とは反対側に前記突起部が形成されるように、前記レジスト材がパターン形成されるようにしてもよい。
また本発明の一態様では、前記接続線の、前記開口部に対応する領域外であって、かつ、前記開口部の近傍に前記突起部が形成されるように、前記レジスト材がパターン形成されるようにしてもよい。
また本発明の一態様では、前記映像信号線と前記接続線との接続箇所に前記突起部が形成されるように、前記レジスト材がパターン形成されるようにしてもよい。
また本発明の一態様では、前記接続線の、前記映像信号線との接続端から所定距離以内の領域において、前記映像信号線に近づくにつれて幅が徐々に広くなる前記拡幅部が形成されるように、前記レジスト材がパターン形成されるようにしてもよい。
本発明によれば、走査信号線の映像信号線と交差する箇所に開口部を設け、かつ半導体層及び導電体層をレジストリフロー方式によって形成する場合において、例えば、薄膜トランジスタのドレイン電極又はソース電極と映像信号線とを接続する接続線を開口部内で切断する補修、又は、開口部によって二股に分岐した走査信号線のうちの一方を切断する補修を行えるように担保することが可能になる。
以下、本発明の実施形態の例について図面に基づき詳細に説明する。なお、以下では、いわゆるIPS(In Plane Switching)方式の液晶表示装置に本発明を適用した場合の例について説明する。
[第1実施形態]
本発明の実施形態に係る表示装置は液晶表示装置であって、走査信号線、映像信号線、薄膜トランジスタ、画素電極、及びコモン電極が形成されたTFT基板と、当該TFT基板と対向し、カラーフィルタが設けられたフィルタ基板と、両基板に挟まれた領域に封入された液晶材料と、を含んで構成される。TFT基板及びフィルタ基板は、いずれもガラス基板などである。
図1は、TFT基板上に実装される走査信号線GL、映像信号線DL、接続線LL、及び薄膜トランジスタTの位置関係を示すTFT基板上の部分平面図である。また、図2は、TFT基板上に実装される走査信号線GL、映像信号線DL、薄膜トランジスタT、画素電極PIT、コモン信号線CL、及びコモン電極CITの概略の回路構成を示す回路図である。さらに、図3は、TFT基板の1つの画素領域の平面図である。
これらの図に示されるように、TFT基板上には、互いに平行な複数本の走査信号線GLが配置されている。また、複数本の映像信号線DLが、互いに平行に、かつ平面的に見た場合に複数本の走査信号線GLのそれぞれと略直交するように交差して配置されている。これらの走査信号線GLと映像信号線DLとによって、碁盤状に並ぶ画素のそれぞれが区画されており、走査信号線GLと映像信号線DLとが交差する箇所のそれぞれが、本実施形態に係る表示装置の画素に対応する。
また、走査信号線GL及び映像信号線DLによって区画される複数の画素領域のそれぞれには、当該画素の表示制御を行うための薄膜トランジスタTが形成されている。薄膜トランジスタTのゲート電極は走査信号線GLの一部によって構成されており、ドレイン電極DEは接続線LLを介して映像信号線DLと接続され、ソース電極SEは画素電極PITと接続されている。一方、各画素電極PITと対応するコモン電極CITは、それぞれ走査信号線GLと平行に配置された複数本のコモン信号線CLのいずれかと接続される。なお、本実施形態ではドレイン電極DEがU字型形状を有しているが、ドレイン電極DEの形状は他の形状であってもよい。
本実施形態に係る表示装置では、走査信号線駆動回路GDRによって、所定タイミングごとに走査信号線GLに選択的に電圧が印加され、映像信号線駆動回路DDRによって、所定タイミングごとに映像信号線DLに選択的に電圧が印加される。こうして、表示制御の対象となる画素電極に対応する薄膜トランジスタTのオン/オフが制御され、当該薄膜トランジスタTを介して表示対象の画素の画素電極PITに電圧が印加される。これにより、本実施形態に係る表示装置は、画素電極PITとコモン電極CITとの間に生じる電界によって液晶分子を制御して、画素ごとの表示制御を行う。ここで、画素電極PIT及びコモン電極CITは、いずれも透明電極膜であって、平面的に見た場合に互いにその少なくとも一部が重なるように配置されている。
また、図1に示すように、走査信号線GL内の、走査信号線GLと映像信号線DLとが交差する箇所には、その一部が映像信号線DLと重なるように、開口部APが設けられている。そして、前述した接続線LLは、この開口部AP上で映像信号線DLから分岐して、開口部APの外まで(すなわち走査信号線GL上まで)伸びてからドレイン電極DEと接続されている。
さらに、本実施形態に係る表示装置では、映像信号線DLから接続線LLが分岐する箇所に切欠部Cが形成されている。具体的には、映像信号線DL及び接続線LLによって形成される角から、映像信号線DL及び接続線LLの中心線の交点への方向と略等しい方向に向かって切り欠かれてなる切欠部Cが形成されている。この切欠部Cの役割については後述する。
図4は、図1のIV−IV線におけるTFT基板の断面の様子を示す部分断面図であり、図5は、図1のV−V線におけるTFT基板の断面の様子を示す部分断面図である。図4及び図5に示すように、TFT基板TS上には、走査信号線GL、絶縁膜GI、半導体層AS、導電体層、及び保護膜PASが順次積層されている。ここで、導電体層は、映像信号線DL、接続線LL、ドレイン電極DE、及びソース電極SEを含んだ層である。なお、図4及び図5には示されていないが、コモン電極CIT及びコモン信号線CLが存在する領域では、TFT基板TS上にコモン電極CIT及びコモン信号線CLも形成される。また、画素電極PITが存在する領域では、保護膜PASの上の層にさらに画素電極PITがソース電極SEと接続するように形成される。
絶縁膜GIは、例えば窒化シリコンなどの材料を含んだ層であって、TFT基板TS上に形成された走査信号線GLを覆うように形成されている。半導体層ASは、例えばアモルファスシリコンなどの材料を含んだ層であって、図1に示されるように、平面的に観た場合に、絶縁膜GIの、導電体層が形成される領域より広がった領域を覆うように形成されている。すなわち、図4に示されるように、絶縁膜GIの、映像信号線DL、ドレイン電極DE、及びソース電極SEが形成される領域より広がった領域を覆うように半導体層ASは形成されている。また、図5に示されるように、絶縁膜GIの、接続線LLが形成される領域より広がった領域を覆うように半導体層ASは形成されている。
ここで、以上説明したような走査信号線GL、絶縁膜GI、半導体層AS、導電体層、及び保護膜PASを含んだ層が順次積層されたTFT基板TSを製造する方法について説明する。図6(a)〜(e)はこの製造方法について説明するための図であり、図4と同じ場所のTFT基板TSの断面の様子を示す部分断面図である。
まず、フォトリソグラフィによって、走査信号線GLをTFT基板TSの基板面上に形成する。具体的には、TFT基板TS上に走査信号線GLを構成する材料の膜を形成し、その上にレジスト材の膜(レジスト膜)を積層して形成する。そして、露光及び現像によってレジスト膜を走査信号線GLの形状に対応するパターンに加工して、この加工されたレジスト膜をマスクとしてエッチングを行うことによって、走査信号線GLを形成する。その後、残っているレジスト膜を除去する。
次に、その状態のTFT基板TSの基板面上に、絶縁膜GI、半導体層ASを構成する半導体材料ASMの膜、及び導電体層を構成する導電体材料CDMの膜を、この順に順次積層して形成する。図6(a)は、この段階におけるTFT基板TSの断面の様子を示している。
さらに、図6(a)に示す状態のTFT基板TSにおいて、導電体材料CDMの膜の上にレジスト膜を形成する。そして、フォトリソグラフィによって、導電体層の形成を行う。具体的には、形成しようとする導電体層の形状に対応するマスクパターンを用いてレジスト膜の露光を行い、さらに現像処理を行うことによって、レジスト膜を導電体層の形状に対応するパターンに加工する。図6(b)は、この段階におけるTFT基板TSの断面の様子を示している。なお、本実施形態では、レジスト膜RFを露光する際のマスクパターンは、映像信号線DLから接続線LLが分岐する箇所に前述の切欠部Cが形成されるように設定される。
次に、図6(b)に示す状態のTFT基板TSにおいて、上記の加工されたレジスト膜RFをマスクとして導電体材料CDMの膜をエッチングすることによって、映像信号線DL、接続線LL、ドレイン電極DE、及びソース電極SEを含んだ導電体層を形成する。図6(c)は、この段階におけるTFT基板TSの断面の様子を示している。
続いて、導電体層が形成されて図6(c)に示す状態になった後に、導電体層上に残っているレジスト膜RFを加熱融解する。これにより、TFT基板TSを平面的に見た場合に、レジスト膜RFは、導電体層が形成された領域よりも広がった領域を覆うように広がった状態になる。図6(d)は、このレジスト膜RFが融解された状態のTFT基板TSの断面の様子を示している。
この状態において、融解されたレジスト膜RFをマスクとして、半導体材料ASMの膜に対するエッチングを行う。その後、残っているレジスト膜RFを除去する。このようにすることによって、絶縁膜GIの、導電体層が形成される領域より広がった領域を覆うように、半導体層ASが形成される。図6(e)は、この段階におけるTFT基板TSの断面の様子を示している。なお、この状態において保護膜PASがさらに形成され、TFT基板TSは図4に示す状態になる。
ここで、レジスト膜RFの広がりは融解によって生じるため、レジスト膜RFに生じる表面張力の影響などにより、半導体層ASの導電体層からはみ出す領域の幅は均一にはならない。特に、融解されたレジスト膜RFは、映像信号線DLや接続線LLなどによって形成される角に集まりやすく、例えば、映像信号線DLから接続線LLが分岐する箇所などに集まりやすい。このため、図13に示されるように、映像信号線DLから接続線LLが分岐する箇所などでは、半導体層ASの広がりが大きくなりやすい。
この点、本実施形態では、映像信号線DLから接続線LLが分岐する箇所に切欠部Cが形成されている。下記に説明するように、この切欠部Cは、半導体層ASを形成する工程において導電体層上に残っているレジスト膜RFを融解した場合の、開口部AP内におけるレジスト膜RFの広がりを制御する役割を果たす。
すなわち、本実施形態では、導電体層上に残っているレジスト膜RFを融解した場合、融解されたレジスト膜RFの一部が切欠部Cに流れ込むようになる。このため、映像信号線DLから接続線LLが分岐する箇所付近に本来は溜るはずであったレジスト膜RFの一部が切欠部C内に流れ込むようになり、映像信号線DLから接続線LLが分岐する箇所付近におけるレジスト膜RFの広がりが軽減される。その結果、半導体層ASが、接続線LLが配置される側の開口部APの大部分の領域を占めるように広がって形成されないようになる。本実施形態によれば、黒点化修正を行おうとする場合(接続線LLを切断しようとする場合)の場所的余裕が開口部AP内に確保されるようになる。また、開口部APによって二股に分岐した走査信号線GLのうち、映像信号線DLと短絡している方の走査信号線GLを切り離そうとする場合の場所的余裕も開口部AP内に確保されるようになる。
ところで、図1に示す例では、切欠部Cが映像信号線DL及び接続線LLの両方にまたがるようにして形成されている。しかしながら、切欠部Cは映像信号線DL又は接続線LLの一方に形成されるようにしてもよい。この場合、映像信号線DLから接続線LLが分岐する箇所付近に本来は溜るはずであったレジスト膜RFの一部が流れ込むような位置に、切欠部Cを形成するようにすればよい。例えば、開口部APに対応する領域内であって、かつ、映像信号線DLから接続線LLが分岐する箇所の近傍に切欠部Cを形成するようにすればよい。
[第2実施形態]
第2実施形態に係る表示装置も第1実施形態と同様の構成(図2〜図5参照)を有し、第2実施形態におけるTFT基板TSの製造方法も第1実施形態と同様の製造方法(図6参照)であるため、ここでは説明を省略する。
本実施形態に係る表示装置は、半導体層ASを形成する工程において導電体層上に残っているレジスト膜RFを融解した場合の、開口部AP内におけるレジスト膜RFの広がりを制御するための拡幅部が、映像信号線DL又は/及び接続線LLに設けられる点で、第1実施形態とは相違する。図7は、本実施形態に係る表示装置のTFT基板TSの部分平面図であり、第1実施形態における図1に対応する図である。
図7に示すように、本実施形態に係る表示装置では、接続線LLの、映像信号線DLとの接続端から所定距離以内の領域において、映像信号線DLに近づくにつれて幅が徐々に広くなるような拡幅部Wが形成されている。この拡幅部Wが形成されることによって、映像信号線DLと接続線LLとが形成する角が比較的緩やかになっている。なお、この拡幅部Wは、接続線LLが配置される側の開口部APの全域が覆われてしまうことがないように、すなわち、接続線LLが配置される側の開口部APの一部のみが覆われるように形成される。
なお、本実施形態では、導電体層を形成する工程(図6(b)参照)において、導電体材料CDM上に積層されたレジスト膜RFを露光する際のマスクパターンは、前述の拡幅部Wが接続線LLに形成されるように設定される。
半導体層ASを形成する工程において導電体層上に残っているレジスト膜RFを融解した場合、映像信号線DLと接続線LLとが形成する角が鋭い程、映像信号線DLから接続線LLが分岐する箇所に、融解されたレジスト膜RFが集まりやすくなる。この点、本実施形態では、拡幅部Wが形成されていることによって、映像信号線DLと接続線LLと形成する角が比較的緩やかになるため、映像信号線DLから接続線LLが分岐する箇所に、融解されたレジスト膜RFが集まり難くなる。このため、映像信号線DLから接続線LLが分岐する箇所におけるレジスト膜RFの広がりが軽減され、半導体層ASが、接続線LLが配置される側の開口部APの大部分の領域を占めるように広がって形成されてしまわないようになる。本実施形態によっても、黒点化修正を行おうとする場合の場所的余裕が開口部AP内に確保されるようになる。また、開口部APによって二股に分岐した走査信号線GLのうち、映像信号線DLと短絡している方の走査信号線GLを切り離そうとする場合の場所的余裕も開口部AP内に確保されるようになる。
なお、図7に示す例では、映像信号線DLに拡幅部Wが形成されているともいうことができる。すなわち、接続線LLの分岐箇所に近づくにつれて幅が接続線LLの延伸方向に向かって徐々に広くなるような拡幅部Wが映像信号線DLに形成されているともいうことができる。また、拡幅部Wは映像信号線DLと接続線LLとにまたがって形成されているともいうことができる。
[第3実施形態]
第3実施形態に係る表示装置も第1実施形態と同様の構成(図2〜図5参照)を有し、第3実施形態におけるTFT基板TSの製造方法も第1実施形態と同様の製造方法(図6参照)であるため、ここでは説明を省略する。
本実施形態に係る表示装置は、半導体層ASを形成する工程において導電体層上に残っているレジスト膜RFを融解した場合の、開口部AP内におけるレジスト膜RFの広がりを制御するための突起部が映像信号線DLに設けられる点で、第1実施形態とは相違する。図8は、本実施形態に係る表示装置のTFT基板TSの部分平面図であり、第1実施形態における図1に対応する図である。
図8に示すように、本実施形態に係る表示装置では、映像信号線DLの、接続線LLが接続される側とは反対側に突起部P1が形成されている。なお、本実施形態では、導電体層を形成する工程(図6(b)参照)において、導電体材料CDM上に積層されたレジスト膜RFを露光する際のマスクパターンは、前述の突起部P1が映像信号線DLに形成されるように設定される。
本実施形態では、半導体層ASを形成する工程において導電体層上に残っているレジスト膜RFを融解した場合、融解されたレジスト膜RFが、突起部P1付近にも集まりやすくなる。このため、開口部APの接続線LLが配置される側の領域に本来流れ込むはずであったレジスト膜RFの一部が、開口部APの接続線LLが配置されない側の領域にも流れ込むようになる。その結果、開口部APの接続線LLが配置される側の領域へのレジスト膜RFの広がりが軽減されるようになり、半導体層ASが、接続線LLが配置される側の開口部APの大部分の領域を占めるように広がって形成されてしまわないようになる。本実施形態によっても、黒点化修正を行おうとする場合の場所的余裕が開口部AP内に確保されるようになる。また、開口部APによって二股に分岐した走査信号線GLのうち、映像信号線DLと短絡している方の走査信号線GLを切り離そうとする場合の場所的余裕も開口部AP内に確保されるようになる。
なお、図8に示す例では、突起部P1が、接続線LLと映像信号線DLに対して線対称となるような位置に設けられているが、突起部P1の位置は、接続線LLと映像信号線DLに対して線対称となるような位置に限られない。突起部P1は、開口部APの接続線LLが配置される側の領域に本来流れ込むはずであったレジスト膜RFの一部が集まってくるような位置に形成するようにすればよい。例えば、映像信号線DLの、接続線LLが接続される側とは反対側であって、かつ、開口部APに対応する領域内又はその近傍の位置に、突起部P1を形成するようにすればよい。また、図8に示す例では、突起部P1の突起方向が、接続線LLの延伸方向と略正反対の方向になっているが、必ずしも、突起部P1の突起方向は、接続線LLの延伸方向と略正反対の方向に限られない。さらに、図8に示す例では、平面的に見た場合の突起部P1の幅が接続線LLの幅と略等しくなっているが、突起部P1の幅は接続線LLの幅と略等しくなくてもよい。
[第4実施形態]
第4実施形態に係る表示装置も第1実施形態と同様の構成(図2〜図5参照)を有し、第4実施形態におけるTFT基板TSの製造方法も第1実施形態と同様の製造方法(図6参照)であるため、ここでは説明を省略する。
本実施形態に係る表示装置は、半導体層ASを形成する工程において導電体層上に残っているレジスト膜RFを融解した場合の、開口部AP内におけるレジスト膜RFの広がりを制御するための突起部が接続線LLに設けられる点で、第1実施形態とは相違する。図9は、本実施形態に係る表示装置のTFT基板TSの部分平面図であり、第1実施形態における図1に対応する図である。
図9に示すように、本実施形態に係る表示装置では、接続線LLの、開口部APに対応する領域より外側であって、かつ、開口部APの近傍の位置に突起部P2が形成されている。なお、本実施形態では、導電体層を形成する工程(図6(b)参照)において、導電体材料CDM上に積層されたレジスト膜RFを露光する際のマスクパターンは、前述の突起部P2が接続線LLに形成されるように設定される。
半導体層ASを形成する工程において導電体層上に残っているレジスト膜RFを融解した場合、融解されたレジスト膜RFは、映像信号線DLや接続線LLなどによって形成される角に集まりやすい。この点、本実施形態では、前述の突起部P2が接続線LLに形成されているため、融解されたレジスト膜RFは突起部P2の付近にも集まりやすくなる。その結果、開口部APの接続線LLが配置される側の領域内に本来溜るはずであったレジスト膜RFの一部が、開口部AP外に溜るようになる。このため、開口部APの接続線LLが配置される側の領域におけるレジスト膜RFの広がりが軽減されるようになり、半導体層ASが、接続線LLが配置される側の開口部APの大部分の領域を占めるように広がって形成されてしまわないようになる。本実施形態によっても、黒点化修正を行おうとする場合の場所的余裕が開口部AP内に確保されるようになる。また、開口部APによって二股に分岐した走査信号線GLのうち、映像信号線DLと短絡している方の走査信号線GLを切り離そうとする場合の場所的余裕が開口部AP内に確保されるようになる。
なお、図9に示す例では、突起部P2の突起方向が、接続線LLの延伸方向と略直交する方向になっているが、必ずしも、突起部P2の突起方向は、接続線LLの延伸方向と略直交する方向に限られない。
[第5実施形態]
第5実施形態に係る表示装置も第1実施形態と同様の構成(図2〜図5参照)を有し、第5実施形態におけるTFT基板TSの製造方法も第1実施形態と同様の製造方法(図6参照)であるため、ここでは説明を省略する。
本実施形態に係る表示装置は、半導体層ASを形成する工程において導電体層上に残っているレジスト膜RFを融解した場合の、開口部AP内におけるレジスト膜RFの広がりを制御するための突起部が、映像信号線DLから接続線LLが分岐する箇所に形成される点で、第1実施形態とは相違する。図10は、本実施形態に係る表示装置のTFT基板TSの部分平面図であり、第1実施形態における図1に対応している。
図10に示すように、本実施形態に係る表示装置では、映像信号線DLから接続線LLが分岐する箇所に突起部P3が形成されている。なお、本実施形態では、導電体層を形成する工程(図6(b)参照)において、導電体材料CDM上に積層されたレジスト膜RFを露光する際のマスクパターンは、映像信号線DLから接続線LLが分岐する箇所に前述の突起部P3が形成されるように設定される。
半導体層ASを形成する工程において導電体層上に残っているレジスト膜RFを融解した場合、融解されたレジスト膜RFは、映像信号線DLや接続線LLなどによって形成される角に集まりやすい。この点、本実施形態では、映像信号線DLから接続線LLが分岐する箇所に突起部P3が設けられているため、融解されたレジスト膜RFは、映像信号線DLから接続線LLが分岐する箇所に、より集まりやすくなる。すなわち、開口部APの接続線LLが配置される側の領域に広がるはずであったレジスト膜RFが、映像信号線DLから接続線LLが分岐する箇所に、より集中するようになる。その結果、開口部APの接続線LLが配置される側の領域におけるレジスト膜RFの広がりが軽減され、半導体層ASが、接続線LLが配置される側の開口部APの大部分の領域を占めるように広がって形成されてしまわないようになる。本実施形態によっても、黒点化修正を行おうとする場合の場所的余裕が開口部AP内に確保されるようになる。また、開口部APによって二股に分岐した走査信号線GLのうち、映像信号線DLと短絡している方の走査信号線GLを切り離そうとする場合の場所的余裕も開口部AP内に確保されるようになる。
なお、本発明は以上に説明した実施の形態に限定されるものではない。
例えば、第1〜5実施形態のうちの複数を組み合わせるようにしてもよい。図11は、第1実施形態と第2実施形態とを組み合わせた例を示しており、図12は、第3実施形態と第4実施形態とを組み合わせた例を示している。このようにすれば、導電体層上に残っているレジスト膜RFを融解した場合の、開口部APの接続線LLが配置される側の領域におけるレジスト膜RFの広がりをさらに軽減できるようになる。
また例えば、以上では、いわゆるIPS方式の液晶表示装置に本発明を適用した場合の例について説明した。すなわち、TFT基板TS上に形成された画素電極PIT及びコモン電極CITの間に生じる横方向の電界によって、液晶分子の制御を行う方式を採用した表示装置に本発明を適用した場合の例について説明した。しかしながら、本発明は、他の方式を採用する表示装置にも適用することが可能である。例えば、本発明は、いわゆるVA(Virtical Alignment)方式の液晶表示装置にも適用することが可能である。すなわち、TFT基板TSの画素電極PITと、フィルタ基板の対抗電極と、の間に生じる縦方向の電界によって、液晶分子の制御を行う方式を採用した液晶表示装置にも本発明は適用することができる。また例えば、本発明は、いわゆるTN(Twisted Nematic)方式の液晶表示装置にも適用することが可能である。さらに、例えば、本発明は液晶表示装置以外の表示装置にも適用することができる。例えば有機EL表示装置等の他の表示装置においても、画素ごとに薄膜トランジスタが形成される場合には、前述した課題と同様の課題が生じ得るからである。
本発明の第1実施形態に係る表示装置のTFT基板の部分平面図である。 本発明の第1実施形態に係る表示装置のTFT基板に実装される回路構成を示す回路図である。 TFT基板の画素領域を示す平面図である。 TFT基板の部分断面図である。 TFT基板の部分断面図である。 TFT基板の製造方法について説明するための図である。 本発明の第2実施形態に係る表示装置のTFT基板の部分平面図である。 本発明の第3実施形態に係る表示装置のTFT基板の部分平面図である。 本発明の第4実施形態に係る表示装置のTFT基板の部分平面図である。 本発明の第5実施形態に係る表示装置のTFT基板の部分平面図である。 本発明の他の実施形態に係る表示装置のTFT基板の部分平面図である。 本発明の他の実施形態に係る表示装置のTFT基板の部分平面図である。 従来の表示装置のTFT基板の部分平面図である。
符号の説明
AP 開口部、AS 半導体層、ASM 半導体材料、C 切欠部、CDM 導電体材料、CIT コモン電極、CL コモン信号線、DDR 映像信号線駆動回路、DE ドレイン電極、DL 映像信号線、GDR 走査信号線駆動回路、GI 絶縁膜、GL 走査信号線、LL 接続線、P1,P2,P3 突起部、PAS 保護膜、PIT 画素電極、RF レジスト膜、SE ソース電極、T 薄膜トランジスタ、TS TFT基板、W 拡幅部。

Claims (12)

  1. 基板上に順次積層された走査信号線、絶縁膜、半導体層及び導電体層を備える表示装置であって、
    前記導電体層は、前記走査信号線と前記絶縁膜を介して交差する映像信号線と、薄膜トランジスタのドレイン電極及びソース電極と、前記映像信号線と前記ドレイン電極又は前記ソース電極のいずれか一方とを接続する接続線と、を含んで形成され、
    前記半導体層は、少なくとも、前記絶縁膜の、前記映像信号線及び前記接続線が形成される領域より広がった領域を覆うように形成され、
    前記走査信号線には、開口部が、前記映像信号線の一部と重なるように形成され、
    前記接続線は、前記開口部上において前記映像信号線と接続され、かつ、前記開口部外に延伸して前記ドレイン電極又は前記ソース電極のいずれか一方と接続され、
    前記映像信号線又は/及び前記接続線には、前記開口部に対応する領域又はその近傍において、切欠部、突起部又は拡幅部が形成されている、
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 前記映像信号線と前記接続線との接続箇所に前記切欠部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記映像信号線の、前記接続線が接続される側とは反対側に前記突起部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  4. 前記接続線の、前記開口部に対応する領域外であって、かつ、前記開口部の近傍に前記突起部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  5. 前記映像信号線と前記接続線との接続箇所に前記突起部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  6. 前記接続線には、前記映像信号線との接続端から所定距離以内の領域において、前記映像信号線に近づくにつれて幅が徐々に広くなる前記拡幅部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  7. 基板上に、走査信号線と、絶縁膜と、半導体層を構成する半導体材料と、導電体層を構成する導電体材料と、が順次積層されてなる積層構造上にパターン形成されたレジスト材をマスクとして前記導電体材料をエッチングすることによって、前記走査信号線と前記絶縁膜を介して交差する映像信号線と、薄膜トランジスタのドレイン電極及びソース電極と、前記映像信号線と前記ドレイン電極又は前記ソース電極のいずれか一方とを接続する接続線と、を含んだ前記導電体層を形成する工程と、
    前記導電体層が形成された後、前記導電体層上に残っている前記レジスト材を融解し、該融解された前記レジスト材をマスクとして前記半導体材料をエッチングすることによって、前記半導体層を形成する工程と、
    を含み、
    前記走査信号線には、開口部が、前記映像信号線の一部と重なるように形成され、
    前記接続線は、前記開口部上において前記映像信号線と接続され、かつ、前記開口部外に延伸して前記ドレイン電極又は前記ソース電極のいずれか一方と接続され、
    前記レジスト材は、前記レジスト材を融解した場合の、前記開口部における前記レジスト材の広がりを制御するための切欠部、突起部又は拡幅部を前記映像信号線又は/及び前記接続線が備えるようにパターン形成される、
    ことを特徴とする表示装置の製造方法。
  8. 前記映像信号線と前記接続線との接続箇所に前記切欠部が形成されるように、前記レジスト材がパターン形成されることを特徴とする請求項7に記載の表示装置の製造方法。
  9. 前記映像信号線の、前記接続線が接続される側とは反対側に前記突起部が形成されるように、前記レジスト材がパターン形成されることを特徴とする請求項7に記載の表示装置の製造方法。
  10. 前記接続線の、前記開口部に対応する領域外であって、かつ、前記開口部の近傍に前記突起部が形成されるように、前記レジスト材がパターン形成されることを特徴とする請求項7に記載の表示装置の製造方法。
  11. 前記映像信号線と前記接続線との接続箇所に前記突起部が形成されるように、前記レジスト材がパターン形成されることを特徴とする請求項7に記載の表示装置の製造方法。
  12. 前記接続線の、前記映像信号線との接続端から所定距離以内の領域において、前記映像信号線に近づくにつれて幅が徐々に広くなる前記拡幅部が形成されるように、前記レジスト材がパターン形成されることを特徴とする請求項7に記載の表示装置の製造方法。
JP2008114683A 2008-04-24 2008-04-24 表示装置及びその製造方法 Active JP5113609B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008114683A JP5113609B2 (ja) 2008-04-24 2008-04-24 表示装置及びその製造方法
US12/429,244 US8059077B2 (en) 2008-04-24 2009-04-24 Display device and manufacturing method of display device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008114683A JP5113609B2 (ja) 2008-04-24 2008-04-24 表示装置及びその製造方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2009265348A JP2009265348A (ja) 2009-11-12
JP2009265348A5 JP2009265348A5 (ja) 2010-08-19
JP5113609B2 true JP5113609B2 (ja) 2013-01-09

Family

ID=41379156

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008114683A Active JP5113609B2 (ja) 2008-04-24 2008-04-24 表示装置及びその製造方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8059077B2 (ja)
JP (1) JP5113609B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9568794B2 (en) 2010-12-20 2017-02-14 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display device
CN103137558B (zh) * 2013-02-06 2016-10-05 京东方科技集团股份有限公司 一种tn型阵列基板及其制作方法、显示装置
JP6278633B2 (ja) * 2013-07-26 2018-02-14 三菱電機株式会社 薄膜トランジスタアレイ基板およびその製造方法、並びに、液晶表示装置およびその製造方法
CN107209429B (zh) 2015-02-12 2022-10-14 株式会社半导体能源研究所 显示装置
CN105405852B (zh) * 2016-01-05 2019-04-23 京东方科技集团股份有限公司 阵列基板及其制造方法、显示装置
CN109473449A (zh) * 2018-11-07 2019-03-15 惠科股份有限公司 跨线结构及其制作方法、显示面板

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2762820B2 (ja) * 1992-02-21 1998-06-04 株式会社日立製作所 薄膜トランジスタマトリクス及びそれを用いた液晶表示装置
JPH08146462A (ja) * 1994-11-18 1996-06-07 Hitachi Ltd 液晶表示装置及びその製造方法
JPH09258244A (ja) 1996-03-22 1997-10-03 Hitachi Ltd 液晶表示装置
JPH10221704A (ja) * 1997-02-07 1998-08-21 Sharp Corp 反射型液晶表示装置およびその製造方法
JP3335567B2 (ja) * 1997-10-17 2002-10-21 シャープ株式会社 アクティブマトリクス型液晶表示装置およびその欠陥修正方法
JP4211250B2 (ja) * 2000-10-12 2009-01-21 セイコーエプソン株式会社 トランジスタ及びそれを備える表示装置
JP4410951B2 (ja) * 2001-02-27 2010-02-10 Nec液晶テクノロジー株式会社 パターン形成方法および液晶表示装置の製造方法
US7858415B2 (en) * 2005-04-28 2010-12-28 Sharp Kabushiki Kaisha Production methods of pattern thin film, semiconductor element, and circuit substrate, and resist material, semiconductor element, and circuit substrate
US7330235B2 (en) * 2005-11-08 2008-02-12 Chunghwa Picture Tubes, Ltd. Liquid crystal display panel having spacers wedged in three-layered conductive lines and manufacturing method thereof

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009265348A (ja) 2009-11-12
US20090295696A1 (en) 2009-12-03
US8059077B2 (en) 2011-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4693781B2 (ja) アクティブマトリクス基板及び表示装置
JP6181093B2 (ja) 液晶表示装置アレイ基板及びその製造方法
JP4644179B2 (ja) 液晶表示装置用アレイ基板及びその製造方法
KR20080107821A (ko) 프린지 필드 스위칭 모드 액정표시장치용 어레이 기판 및이의 제조 방법
JP2010032760A (ja) 表示装置
JP5113609B2 (ja) 表示装置及びその製造方法
JP2006018275A (ja) 画素領域外郭部の光漏れを防止するcot構造液晶表示装置及びその製造方法
KR101634635B1 (ko) 표시 장치
JP2008003134A (ja) 配線構造、及び表示装置
JP2006011162A (ja) 液晶表示装置用基板及び該基板の補修方法
JP2006259725A (ja) 横電界方式の液晶表示素子及びその製造方法
JP2010128418A (ja) 液晶表示装置及びその製造方法
KR20120036116A (ko) 프린지 필드 스위칭 모드 액정표시장치용 어레이 기판 및 이의 제조방법
JP2010079075A (ja) 透過型液晶表示装置
US8309959B2 (en) Display device having opening portion with different widths
JP2009093176A (ja) 液晶表示装置
CN110176429B (zh) 一种阵列基板的制作方法及阵列基板、显示面板
JP2010074030A (ja) 薄膜トランジスタおよび電気光学装置
TW201523103A (zh) 液晶顯示器及其製造方法
KR20110072042A (ko) 액정 표시 장치 및 이의 제조 방법
JP2008089646A (ja) 表示装置
KR101875937B1 (ko) 액정표시장치
JP2006201814A (ja) 面内スイッチング型液晶表示装置
JP5081461B2 (ja) 表示装置の製造方法
JP2009271105A (ja) 液晶表示装置の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100706

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100706

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120907

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120918

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121012

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151019

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5113609

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250