JP5112642B2 - 固体酸化物型燃料電池システム - Google Patents

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Description

本発明は、原燃料ガスを改質した改質ガス及び酸化材の酸化及び還元によって発電を行う固体酸化物型燃料電池システムに関する。
従来から、燃料電池として固体酸化物型燃料電池が知られている。この固体酸化物型燃料電池は、他の燃料電池システムやガスエンジンなどに比して、発電の効率が高く、有望な発電技術として注目されている。
固体酸化物型燃料電池は、酸素イオンを伝導する固体電解質を備え、この固体電解質の片側に燃料ガスを酸化する機能を有する燃料電極が設けられ、その他側に酸化材を還元する機能を有する酸素電極が設けられている(例えば、特許文献1参照)。固体電解質としては、一般的に、イットリアをドープしたジルコニアが用いられる。この固体酸化物型燃料電池では、燃料電極側に燃料ガス、例えば水素、一酸化炭素及び炭化水素を含むガスが供給され、酸素電極側に酸化材、例えば空気が供給され、かかる燃料ガスと酸化材との電気化学反応によって発電が行われる。
固体酸化物型燃料電池を用いた燃料電池システムでは、原燃料ガスとして例えば炭化水素(例えば、天然ガス)が用いられ、炭化水素を用いた場合に、原燃料を改質する改質器が設置される。炭化水素ガス(例えば、天然ガス)は、この改質器で水素、一酸化炭素を含むガスに改質され、改質燃料ガスが固体酸化物型燃料電池の燃料電極側に供給される。
定格発電出力が1kW級程度の家庭用又は小型のコージェネレーションシステムでは、接続する電力負荷が時間とともに大きく変動するという使用上の特徴がある。また、需要としての熱需要は、風呂等への給湯が代表するように、短時間で出力することが求められる。このようなことから、固体酸化物型燃料電池システムにて発電するとともに、この発電により発生する熱は、蓄熱手段としての例えば貯湯タンクに温水として蓄熱され、蓄熱手段に蓄熱された温水が、必要に応じて消費される。この種のコージェネレーションシステムでは、個別の設置先の熱需要及び電力需要に対してシステムの運用の最適化を図るために、熱需要及び電力需要の実績に基づいて運転当日の最適運転パターンを予測し、この予測運転パターンに基づいて燃料電池を運転制御する制御方式、所謂学習制御方式が一般的に用いられている(例えば、特許文献2参照)。
この家庭用コージェネレーションシステムとしては、ガスエンジンタイプ、固体高分子形燃料電池タイプ、固体酸化物型燃料電池タイプが実用化を目指して開発されている。これらのタイプの特性は、表1に示す通りである。
Figure 0005112642
表1に示されるように、固体酸化物型燃料電池タイプは発電効率が高く、熱電比が0.66程度しかなく、発電出力に比して熱の発生が少ないという特徴を有している。このような特徴を有する固体酸化物型燃料電池システムでは、接続する電力消費機器の電力需要に追従して発電し、この発電により発生した熱で熱需要の一部をまかなうようにすることによって効率のよい運転を行うことができ、熱需要にあわせるために、燃料電池の発電出力を抑制したり、起動時間を設定したりするような学習制御の必要性が少ない。
特開2002−289244号公報 特開2005−98679号公報
このようなことから、固体酸化物型燃料電池システムでは、ほぼ連続して稼働運転されるようになるために、燃料電池スタックの発電性能が劣化したときにも、発電性能の発揮と劣化防止の観点で望ましい作動状態に自律的に移行するようにすることが使用上望ましい。一般的に、固体酸化物型燃料電池は作動温度が高いと発電性能は向上するが、この作動温度が高くなるにともなって劣化速度も増大する傾向にあり、それ故に、燃料電池スタックの上限温度を設定し、その設定温度を超えたときには、固体酸化物型燃料電池の空気電極側に送給される空気量を多くして冷却を行い、このように制御して上記設定温度を超えないように運転が行われる。
しかしながら、このような運転方法では、固体酸化物型燃料電池の劣化時に、この上限温度付近での作動時間が長くなるために、燃料電池スタックの劣化がより進行しやすいという問題がある。
本発明の目的は、固体酸化物型燃料電池の経時的な劣化の進行を抑え、効率的な運転を長期にわたって行うことができる固体酸化物型燃料電池を提供することである。
本発明の他の目的は、固体酸化物型燃料電池の経時的な特性変化に対して、固体酸化物型燃料電池システムの発電出力と発生する熱とを合わせた運用効率性能を効果的に取り出せることができる固体酸化物型燃料電池システムを提供することである。
本発明の請求項1に記載の固体酸化物型燃料電池システムは、原燃料を改質する改質器と、前記改質器にて改質された改質燃料ガス及び酸化材の酸化及び還元によって発電を行う固体酸化物型燃料電池と、酸化材を前記固体酸化物型燃料電池に送給するための送風装置と、前記固体酸化物型燃料電池及び前記送風装置を作動制御するための制御手段と、を具備する固体酸化物型燃料電池システムであって、
前記固体酸化物型燃料電池の設定上限温度より低い第1温度が設定されるとともに、前記固体酸化物型燃料電池の定格発電出力よりも小さい第1発電出力が設定されており、
前記固定酸化物型燃料電池の作動温度が前記第1温度以上になると、前記制御手段は上限発電出力として前記第1発電出力を設定して前記固体酸化物型燃料電池の発電出力を抑え、
また、前記固体酸化物型燃料電池の作動温度が前記設定上限温度に達すると、前記制御手段は前記送風装置による送給量を多くして前記固体酸化物型燃料電池を冷却することを特徴とする。
また、本発明の請求項2に記載の固体酸化物型燃料電池システムでは、原燃料を改質する改質器と、前記改質器にて改質された改質燃料ガス及び酸化材の酸化及び還元によって発電を行う固体酸化物型燃料電池と、前記固体酸化物型燃料電池の稼動に伴い発生する熱を蓄えるための蓄熱手段と、前記固体酸化物型燃料電池を作動制御するための制御手段と、を具備する固体酸化物型燃料電池システムであって、
前記固体酸化物型燃料電池の設定上限温度より低い第1温度が設定されるとともに、前記固体酸化物型燃料電池の定格発電出力よりも小さい第1発電出力が設定されており、
前記蓄熱手段の蓄熱量が所定熱量以上で、且つ前記固定酸化物型燃料電池の作動温度が前記第1温度以上になると、前記制御手段は上限発電出力として前記第1発電出力を設定して前記固体酸化物型燃料電池の発電出力を抑えることを特徴とする。
更に、本発明の請求項3に記載の固体酸化物型燃料電池システムでは、前記制御手段は、前記上限発電出力として前記第1発電出力を設定すると所定時間継続して前記第1発電出力を維持することを特徴とする。
本発明の請求項1に記載の固体酸化物型燃料電池システムによれば、固体酸化物型燃料電池の作動温度が第1温度以上になると、上限発電出力として第1発電出力が設定され、固体酸化物型燃料電池の発電出力が小さくなる。一般的に、固体酸化物型燃料電池の劣化が進行すると、熱電比が大きくなって発電にともなう熱の発生量が多くなるが、このように固体酸化物型燃料電池の発電出力を抑えることによって、第1温度を超える運転が抑えられ、これによって、固体酸化物型燃料電池の劣化を抑制することができるとともに、その劣化にともなう熱出力の増大を効果的に抑えることができる。また、固体酸化物型燃料電池の作動温度が第1温度を超えて設定上限温度になると、送風装置による酸化材の送給量が増大して固体酸化物型燃料電池が冷却され、これによって、設定上限温度を超える温度上昇を抑えることができる。尚、第1温度とは、固体酸化物型燃料電池の上限温度(例えば、800℃程度)よりも30〜60℃程度低い温度(例えば、750℃程度)に設定され、また第1発電出力とは、固体酸化物型燃料電池の上限発電出力、換言すると定格発電出力(例えば、1kW)よりも10〜15%低い発電出力(例えば、900W)に設定される。
また、本発明の請求項2に記載の固体酸化物型燃料電池システムによれば、固体酸化物型燃料電池の稼動にともない発生する熱を蓄熱するための蓄熱手段が設けられ、蓄熱余裕があるときには、発生した熱が蓄熱手段に蓄熱される。この燃料電池システムでは、蓄熱手段の蓄熱量が所定熱量以上で、且つ固体酸化物型燃料電池の作動温度が第1温度以上になると、上限発電出力として第1発電出力が設定され、固体酸化物型燃料電池の発電出力が小さくなる。蓄熱手段の蓄熱量が所定熱量以上になると、蓄熱手段への蓄熱余裕が少なくなり、発電にともない多くの熱が発生すると有効に蓄熱して利用することができなくなる。このようなことから、蓄熱手段の蓄熱量が所定蓄熱量に達した時に、固体酸化物型燃料電池の出力を第1発電出力を超えないように抑えることによって、第1温度を超える運転が抑えられ、これによって、固体酸化物型燃料電池の劣化を抑制することができるとともに、その劣化にともなう熱出力の増大を効果的に抑えることができる。固体酸化物型燃料電池では、燃料電池スタックの劣化が進行すると、劣化による発熱も増大し、作動温度が第1温度に達する頻度も多くなるので、定格発電出力よりも小さい第1発電出力を上限発電出力として設定することにより、発電出力の抑制が自律的に劣化前よりも早く効くことになり、それ故に、劣化したときにおいても、発生熱量を有効に利用できる範囲を保ちつつ、固体酸化物型燃料電池の作動温度の抑制を図ることができる。尚、蓄熱手段における所定蓄熱量とは、その最大蓄熱量の30〜50%、例えば40%程度に設定される。
更に、本発明の請求項3に記載の固体酸化物型燃料電池システムによれば、上限発電出力として第1発電出力が設定されると、所定時間(例えば、0.5〜3時間程度)継続してこの状態が維持されるので、発電にともなう熱の発生を抑制えることができる。
以下、添付図面を参照して、本発明に従う固体酸化物型燃料電池システムの最良の実施形態を説明する。
第1の実施形態
まず、図1及び図2を参照して、本発明に従う固体酸化物型燃料電池システムの第1の実施形態について説明する。図1は、第1の実施形態の固体酸化物型燃料電池システムを簡略的に示す簡略図であり、図2は、図1の固体酸化物型燃料電池システムの制御系を示すフローチャートである。
図1において、図示の固体酸化物型燃料電池システムは、固体酸化物型燃料電池2、原燃料を改質するための改質器4、及び酸化材としての空気を予熱するための空気予熱器6を備えている。固体酸化物型燃料電池2は、略直方体状の燃料電池本体10と、電気化学反応によって発電を行うための燃料電池スタック12とから構成されている。燃料電池本体10は遮熱壁14によって形成され、この遮熱壁14によって高温空間8が規定され、この高温空間8内に燃料電池スタック12が配設されている。
燃料電池スタック12は、酸素イオンを伝導する固体電解質16を備え、この固体電解質16として、例えば、イットリアをドープしたジルコニアが用いられる。燃料電池スタック12の固体電解質16の片側(図1において右側)に燃料電極(図示せず)が設けられ、この燃料電極側15において酸化作用が行われ、またその他側(図1において左側)に酸素電極(図示せず)が設けられ、酸素電極側17において還元作用が行われる。
燃料電池スタック12の燃料電極側15には、原燃料としての原燃料ガス(例えば、天然ガス)を改質した改質燃料ガスが供給される。この実施形態では、燃料電池スタック12の燃料電極側15の導入側が改質燃料ガス送給ライン18を介して改質器4に接続され、この改質器4が原燃料ガス供給ライン20を介して原燃料ガス供給源22(例えば、埋設管、貯蔵タンク)に接続されている。原燃料供給ライン20には水蒸気供給ライン24が接続され、この水蒸気供給ライン24が水蒸気を供給する水蒸気供給源26に接続されている。原燃料供給ライン20には、原燃料ガスの供給量を制御するための第1流量制御弁25が配設され、また水蒸気供給ライン24には、水蒸気の供給量を制御するための第2流量制御弁27が配設されている。
また、燃料電池スタック12の酸素電極側17の導入側は空気送給ライン28を介して空気予熱器6に接続され、この空気予熱器6が空気供給ライン30を介して外気を供給する送風装置32に接続されている。
更に、燃料電池スタック12の燃料電極側15及び酸素電極側17の排出側には燃焼室34が設けられ、燃料電池スタック12の燃料電極側15から排出された反応燃料ガス(残余燃料ガスを含んでいる)とその酸素電極側17から排出された空気(酸素を含んでいる)がこの燃焼室34に送給されて燃焼される。この燃焼室34は燃焼排ガス送給ライン36を介して空気予熱器6に接続され、この空気予熱器6は燃焼排ガス排出ライン38に接続されている。燃焼排ガス排出ライン38には熱交換器40が配設され、この熱交換器40を通して大気に開放されている。
また、熱交換器40には温水を貯湯する貯湯タンク48からの循環ライン41が接続され、この循環ライン41に、循環ポンプ45が配設されている。また、この貯湯タンク48には水供給ライン42が接続され、この水供給ライン42に水の供給を制御するための開閉弁44が配設されている。貯湯タンク48は、固体酸化物型燃料電池2の稼動により発生する熱を蓄熱する蓄熱手段を構成し、後述するように、発生した熱が温水として蓄熱される。尚、貯湯タンク48に貯湯された温水は、温水給湯ライン50を通して出湯される。
この固体酸化物型燃料電池システムにおける稼働運転の概要は、次の通りである。原燃料ガス供給原22からの原燃料ガスは、原燃料ガス供給ライン20を通して供給され、水蒸気供給源26から水蒸気供給ライン24を通して供給される水蒸気とともに改質器4に送給される。改質器4においては、改質反応によって原燃料ガスの改質が行われ、改質された改質燃料ガスが改質燃料ガス送給ライン18を通して燃料電池スタック12の燃料電極側15に送給される。
また、送風装置32からの空気は、空気供給ライン30を通して空気予熱器6に供給され、この空気予熱器6において燃焼排ガスとの間で熱交換されて加温された後に、空気送給ライン28を通して燃料電池スタック12の酸素電極側17に送給される。
燃料電池スタック12においては、改質燃料ガスと空気中の酸素によって電気化学反応が行われ、この電気化学反応により発電が行われる。固体酸化物型燃料電池2における電気化学反応は、700〜1000℃の高温状態で行われ、燃料電池スタック12の発電効率、その寿命などを考慮して作動温度の上限、即ち設定上限温度が例えば800℃程度に設定される。
燃料電池スタック12の燃料電極側15からの反応燃料ガス及びその酸素電極側17からの空気は燃焼室34に送給され、空気中の酸素を利用して反応燃焼ガスが燃焼される。燃焼室34からの燃焼排ガスは排ガス送給ライン36を通して空気予熱器6に送給され、この空気予熱器6において空気との熱交換に利用されて燃焼排ガス排出ライン38を通して熱交換器40に送給される。熱交換器40においては、貯湯タンク48から循環ライン41を通して送給される水と燃焼排ガス排出ライン38を流れる燃焼排ガスとの間で熱交換が行われ、熱交換後の燃焼排ガスは燃焼排ガス排出ライン38を通して大気に排出される一方、熱交換により加温された水(温水)は循環ライン41を通して貯湯タンク48に貯湯される。
この固体酸化物型燃料電池システムは、図2に示す制御系によって制御される。この燃料電池システムは、システム全体を制御するための制御手段52を備え、この制御手段52は例えばコントローラなどから構成される。制御手段52は、送風装置32などを作動制御するための作動制御手段54、出力変更信号生成手段56及びメモリ手段58を含んでいる。出力変更信号生成手段56は、後述するようにして出力変更信号を生成する。また、メモリ手段58には、固体酸化物型燃料電池2の作動温度の上限温度、即ち設定上限温度に関する上限温度データ60と、この設定上限温度よりも低い第1温度に関する第1温度データ62とが記憶されている。設定上限温度は、例えば800℃程度に設定され、また第1温度としては、上記設定上限温度よりも30〜60℃程度低い温度、例えば750℃程度に設定される。このメモリ手段58には、更に、固体酸化物型燃料電池2の上限発電出力、即ち定格発電出力に関する発電出力データと、この定格発電出力よりも低い第1発電出力に関する発電出力データとが記憶されている。定格発電出力は、例えば1kWに設定され、第1発電出力としては、この定格発電出力よりも10〜15%程度低い発電出力、例えば900W程度に設定される。
この燃料電池システムでは、更に、固体酸化物型燃料電池2の作動温度を検知するための温度検知手段68が設けられ、この温度検知手段68が燃料電池スタック12の表面に近接して配設される。また、固体酸化物型燃料電池2の発電出力を計測するための電力計測手段70が設けられる。温度検知手段68及び電力計測手段70からの検知信号は制御手段52に送給され、制御手段はこれら検知信号に基づいて固体酸化物型燃料電池システムを次のように作動制御する。
上述した固体酸化物型燃料電池システムにおいては、固体酸化物型燃料電池2の作動温度が第1温度まで上昇しないときには、固体酸化物型燃料電池2の発電出力が電力負荷(図示せず)に追従して変化し、この電力負荷の負荷電力よりも例えば30〜50W程度低くなるように作動制御され、この作動制御は、第1流量制御弁25の開度を調整して改質器4に送給される原燃料ガスの供給量を制御するようにして行われる(第1流量制御弁25を開度を調整したときには、これに伴って第2流量制御弁27の開度も調整される)。この稼動中においては、固体酸化物型燃料電池2の上限発電出力は定格発電出力、例えば1kWに設定され、1kWを超える発電出力での発電は禁止される。
この固体酸化物型燃料電池システムの稼動中において温度検知手段68の検知温度が上昇して第1温度以上になると、出力変更信号生成手段56は温度検知手段68からの検知信号に基づいて出力変更信号を生成する。かくすると、この出力変更信号に基づいて上限発電出力として第1発電出力が設定され、この第1発電出力(例えば、900W)以上の発電出力での稼動が抑えられ、このように発電出力を抑えることによって、その作動温度も下がり、第1温度を超える運転が抑えられる。このように作動温度が下がることによって、燃料電池スタック12の劣化が抑えられ、固体酸化物型燃料電池の寿命を大きく延ばすことが可能となる。
尚、燃料電池システムの稼動中に第1温度を超え設定上限温度(例えば、800℃)以上になると、作動制御手段54は送風装置32の回転数を上昇させ、空気供給ライン28を通して燃料電池スタック12に送給される空気量が増大される。かくすると、送給される空気の量が多くなって燃料電池スタック12の冷却効果が高められ、燃料電池スタック12の設定上限温度を超える温度上昇が抑えられ、設定上限温度を超える状態での稼動が抑えられ、これによって、燃料電池スタック12の劣化の促進を防止することができる。
第2の実施形態
次に、図3〜図5を参照して、本発明に従う固体酸化物型燃料電池の第2の実施形態について説明する。図3は、第2の実施形態の固体酸化物型燃料電池システムを簡略的に示す簡略図であり、図4は、図3に示す固体酸化物型燃料電池システムの制御系を示すブロック図であり、図5は、図4に示す制御系による制御の流れを示すフローチャートである。尚、この第2の実施形態において、図1及び図2の第1の実施形態と実質上同一の部材には同一の参照番号を付し、その説明を省略する。
図3及び図4において、第2の実施形態の固体酸化物型燃料電池システムでは、蓄熱手段を構成する貯湯タンク48に、貯湯された温水の貯湯量を検知するための貯湯量検知手段72と、貯湯された温水の温度を検知するための水温検知手段74とが設けられている。貯湯タンク48内には、上下方向に間隔をおいて複数個(図示の例では、6個)の温度センサ76が配設され、後述するように、これらの温度センサ76が貯湯量検知手段72を構成し、また最上位の温度センサ76が水温検知手段74として機能する。
この貯湯タンク48には、熱交換器40を通して循環ライン78が設けられ、この循環ライン78の一端側が貯湯タンク48の底部に接続され、その他端側が貯湯タンク48の頂部に設けられている。循環ライン78には、第1開閉弁80及び循環ポンプ82が配設されている。第1開閉弁80が開状態において循環ポンプ82が作動されると、貯湯タンク48の底部からの水が循環ライン78を通して流れ、熱交換器40にて燃焼排ガスライン38を流れる燃焼排ガスと循環ライン76を流れる水との間で熱交換が行われ、熱交換により加温された温水が循環ワイン76を通して貯湯タンク48の頂部に流入し、このようにして固体酸化物型燃料電池2の稼働時に生じる熱が温水として貯湯タンク48に貯湯される。
貯湯タンク48には上述したように温水が流入するので、流入した温水は貯湯タンク48内の上部に層状になって貯まるようになる。従って、最上位の温度センサ76は貯湯タンク46に貯まった温水の温度を検知し、水温検知手段74として機能する。また複数の温度センサ76は貯湯タンク76の各部位の温水(又は水)の温度を検知し、これら検知温度に基づいて層状に貯まった温水のレベル、換言すると貯湯量を検知し、貯湯量検知手段72として機能する。
この貯湯タンク48の底部には水供給ライン84が接続され、この水供給ライン84に第2開閉弁86が配設され、この第2開閉弁86が開状態になると、水道水の如き水が水供給ライン84を通して貯湯タンク48の底部に供給される。また、貯湯タンク48の頂部には出湯ライン88が接続され、この出湯ライン88にカラン90が接続され、カラン90を開栓すると、貯湯タンク48内の温水が出湯ライン88を通して出湯する。
上述した構成に関連して、制御手段52Aは、作動制御手段54及び出力変更信号生成手段56に加えて、蓄熱量演算手段92及びタイマ手段94を含んでいる。蓄熱量演算手段92は、貯湯量検知手段72の検知貯湯量及び水温検知手段74の検知水温に基づいて蓄熱量を演算する。また、タイマ手段94は、後述するようにして出力変更が設定された後の所定時間を計時する。
また、この実施形態では、メモリ手段58Aには、上限温度データ60、第1温度データ62、定格発電出力データ64及び第1発電出力データ66に加えて、設定時間データ96及び蓄熱量データ98が記憶されている。設定時間データとしては、0.5〜3時間程度の時間、例えば1時間が設定される。また、蓄熱量データとしては、最大蓄熱量の30〜50%、例えば40%の熱量に設定される。尚、この蓄熱量としては、貯湯タンク48の蓄熱量を貯湯量及び温水の温度に基づいて演算するのに代えて、例えば貯湯タンク48の所定部位に温水レベルセンサを設け、この温水レベルセンサが温水を検知したときに所定熱量が蓄熱されたと簡易的に検知するようにしてもよい。この第2の実施形態におけるその他の構成は、上述した第1の実施形態と実質上同一である。
次に、図5をも参照して、第2の実施形態の固体酸化物型燃料電池システムの運転制御について説明する。この燃料電池システムの稼動させると、ステップS1からステップS2に進み、温度検知手段68により固体酸化物型燃料電池2、具体的には燃料電池スタック12の温度が検知される。また、貯湯量検知手段72により貯湯タンク48に貯湯された温水の貯湯量の検知が行われ(ステップS3)、更に、水温検知手段74により貯湯タンク48内の温水の温度の検知が行われ(ステップS4)、制御手段52Aの蓄熱量演算手段92は貯湯量検知手段72の検知貯湯量及び水温検知手段74の検知水温に基づいて貯湯タンク48による蓄熱量が演算される(ステップS5)。
このような演算が行われると、固体酸化物型燃料電池22の作動温度(温度検知手段68の検知温度)が第1温度(例えば、750℃)以上かが判断され、この第1温度より低いとステップS6からステップS2に戻り、ステップS2からステップS6が繰り返し遂行される。
固体酸化物型燃料電池22の作動温度が第1温度以上であると、ステップS6からステップS7に進み、貯湯タンク48に貯湯された温水の蓄熱量が設定蓄熱量(最大蓄熱量の例えば40%)以上かが判断され、設定蓄熱量に達していないときにはステップS2に戻り、ステップS2からステップS7が繰り返し遂行される。
また、この蓄熱量が設定蓄熱量以上であると、ステップS7からステップS8に進み、出力変更信号生成手段56は出力変更信号を生成し、この出力変更信号に基づいて、上限発電出力として第1発電出力(例えば900W)が設定される。かくすると、この第1発電出力以上の発電出力での稼動が抑えられ、このように発電出力を抑えることによって、その作動温度も下がり、第1温度を超える運転が抑えられるとともに、発電にともない発生する熱の温水としての蓄熱も抑えられ、利用可能な熱出力を抑えてシステム全体としての効率的な運転が可能となる。
このようにして燃料電池2の出力変更が行われると、タイマ手段94が計時を開始し(ステップS9)、このタイマ手段94が所定時間(例えば、1時間)計時すると、ステップS10からステップS11に進み、固体酸化物型燃料電池2の上限発電出力が第1発電出力から定格発電出力(例えば、1000W)に切り替わってもとに戻り、その後ステップS2に戻って上述した制御が遂行される。
以上、本発明に従う固体酸化物型燃料電池システムの実施形態について説明したが、本発明はこれら実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変更乃至修正が可能である。
例えば、上述した実施形態では、設定上限温度と、この設定上限温度よりも低い第1温度を設定しているが、設定上限温度及び第1温度に加えて、この第1温度よりも低い第2温度(更には、第2温度よりも低い第3温度・・・)を設定し、固体酸化物型燃料電池2(具体的には、燃料電池スタック12)の劣化の進行により、第1温度、第2温度(第3温度・・・)と設定上限温度を順に下げるようにすることもできる。また、固体酸化物型燃料電池の上限発電出力についても、定格発電出力と、この定格発電出力よりも小さい第1発電出力を設定しているが、定格発電出力、第1発電出力に加えて、この第1発電出力よりも小さい第2発電出力(更には、第2発電出力よりも小さい第3発電出力・・・)を設定し、固体酸化物型燃料電池2の劣化の進行により、第1発電出力、第2発電出力(第3発電出力・・・)と上限発電出力を順に下げるようにすることもできる。
実施例及び比較例
上述した発明の効果を確認するために、固体酸化物型燃料電池の劣化を加速した試験を行った。この加速試験においては、燃料利用率を低くし、通常の稼動状態よりも作動温度が100℃程度高くなるように設定上限温度を920℃に設定した。
実施例1として、図1及び図2に示す形態の固体酸化物型燃料電池システムを用い、固体酸化物型燃料電池の定格発電出力が1000Wで、第1発電出力として800Wを設定し、また第1温度として890℃を設定し、固体酸化物型燃料電池の作動温度が890℃になると発電出力が80%制限されるようにした。
また、実施例2として、図3〜図5に示す形態の固体酸化物型燃料電池システムを用い、固体酸化物型燃料電池の定格発電出力が1000Wで、第1発電出力として800Wを設定し、また第1温度として880℃を設定し、所定蓄熱量として貯湯タンクの最大貯湯熱量の30%を設定し、タイマ手段が計時する設定時間として2時間を設定した。
また、比較例として、図1及び図2に示す固体酸化物型燃料電池システムにおいて、実施例1における発電出力の制限機能を省略したもの(第1発電出力及び第1温度を設定しないもの)を用いた。
実施例1、実施例2及び比較例の燃料電池システムにおいて、電力負荷で発生する電力として図6及び図7で示す電力負荷を付与し、これら電力負荷に追従させた運転を3日ずつ、合計1800時間(75日間)行った。図6は、中間期(春期、秋期)に相当する需要の代表的な例であり、図7は、夏期に相当する需要の代表的な例であり、これら中間期及び夏期の電力需要及び熱需要は、表2に示す通りである。
Figure 0005112642
実施例1、実施例2及び比較例の試験運転初期では、表3に示す通りの発電結果が各運転日において得られた。尚、実施例1、実施例2及び比較例における発電効率、排熱回収効率は高位発熱量基準(HHV)で示した。また、有効排熱回収効率については、熱回収量が給湯需要を上回る部分は使われないことから、使えない量を除いた値とした(夏期には、発電量が大きい一方、給湯需要が少なく、熱回収量が給湯需要を上回る傾向となる)。
Figure 0005112642
また実施例1,実施例2及び比較例の試験運転終期、即ち運転開始から1500〜1600時間経過後では、表4で示す通りの発電結果が得られた。
Figure 0005112642
表3と表4とを対比することによって理解される如く、1500〜1600時間運転した時点において、実施例1及び実施例2では発電効率の低下はほとんどなかったが、比較例では発電効率の低下が大きかった。また、比較例においては、発電に伴う消費燃料熱量が増加したことで、有効排熱回収効率は中間期では1ポイント上昇し、夏期では2ポイントの低下となっているが、実施例1及び実施例2においては、有効排熱回収効率も初期とほぼ同等レベルであった。
上述した加速試験の結果から、本発明では、固体酸化物型燃料電池(燃料電池スタック)の経時的な特性変化(劣化)に対して、固体酸化物型燃料電池システムの発電出力と熱出力を合わせた運用効率性能を効率的に取り出せること、また固体酸化物型燃料電池の劣化時にも劣化を加速させることなく作動状態を維持させることが確認できた。
第1の実施形態の固体酸化物型燃料電池システムを簡略的に示す簡略図。 図1に示す固体酸化物型燃料電池システムの制御系を示すブロック図。 第2の実施形態の固体酸化物型燃料電池システムを簡略的に示す簡略図。 図3に示す固体酸化物型燃料電池システムの制御系を示すブロック図。 図4に示す制御系による制御の流れを示すフローチャート。 中間期(春期、秋期)に相当する需要の代表的な例を示す図。 夏期に相当する需要の代表的な例を示す図。
符号の説明
2 固体酸化物型燃料電池
4 改質器
12 燃料電池スタック
32 送風装置
48 貯湯タンク
52,52A 制御手段
56 出力変更信号生成手段
58,58A メモリ手段
68 温度検知手段
70 電力計測手段
74 蓄熱量演算手段

Claims (3)

  1. 原燃料を改質する改質器と、前記改質器にて改質された改質燃料ガス及び酸化材の酸化及び還元によって発電を行う固体酸化物型燃料電池と、酸化材を前記固体酸化物型燃料電池に送給するための送風装置と、前記固体酸化物型燃料電池及び前記送風装置を作動制御するための制御手段と、を具備する固体酸化物型燃料電池システムであって、
    前記固体酸化物型燃料電池の設定上限温度より低い第1温度が設定されるとともに、前記固体酸化物型燃料電池の定格発電出力よりも小さい第1発電出力が設定されており、
    前記固定酸化物型燃料電池の作動温度が前記第1温度以上になると、前記制御手段は上限発電出力として前記第1発電出力を設定して前記固体酸化物型燃料電池の発電出力を抑え、
    また、前記固体酸化物型燃料電池の作動温度が前記設定上限温度に達すると、前記制御手段は前記送風装置による送給量を多くして前記固体酸化物型燃料電池を冷却することを特徴とする固体酸化物型燃料電池システム。
  2. 原燃料を改質する改質器と、前記改質器にて改質された改質燃料ガス及び酸化材の酸化及び還元によって発電を行う固体酸化物型燃料電池と、前記固体酸化物型燃料電池の稼動に伴い発生する熱を蓄えるための蓄熱手段と、前記固体酸化物型燃料電池を作動制御するための制御手段と、を具備する固体酸化物型燃料電池システムであって、
    前記固体酸化物型燃料電池の設定上限温度より低い第1温度が設定されるとともに、前記固体酸化物型燃料電池の定格発電出力よりも小さい第1発電出力が設定されており、
    前記蓄熱手段の蓄熱量が所定熱量以上で、且つ前記固定酸化物型燃料電池の作動温度が前記第1温度以上になると、前記制御手段は上限発電出力として前記第1発電出力を設定して前記固体酸化物型燃料電池の発電出力を抑えることを特徴とする固体酸化物型燃料電池システム。
  3. 前記制御手段は、前記上限発電出力として前記第1発電出力を設定すると所定時間継続して前記第1発電出力を維持することを特徴とする請求項2に記載の固体酸化物型燃料電池システム。
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