JP5111474B2 - 光導波路基材の製造方法およびそれによって得られた光導波路基材を用いた光導波路の製造方法 - Google Patents

光導波路基材の製造方法およびそれによって得られた光導波路基材を用いた光導波路の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、光通信,光情報処理,その他一般光学で広く用いられる光導波路の基材の製造方法、およびその光導波路の基材を用いた光導波路の製造方法に関するものである。
複数の光導波路が形成された光導波路基材(光導波路フィルム等)B1 は、図9に示すように、例えば、シート材10の表面(図9では下面)にアンダークラッド層1を形成し、そのアンダークラッド層1の表面の所定部分に、光の通路であるコア2を所定パターンに形成した後、2本1組のコア2を覆うよう、オーバークラッド層53を形成して構成されている。この1組のコア2を覆うオーバークラッド層53に対応する部分で、1個の光導波路予定部が形成され、図の表面側から裏面側に向かって帯状に延びている。そして、この光導波路予定部は、図9の矢印Eのところで切断され3個の製品(光導波路)とされる。
上記光導波路基材の製造方法として、本発明者は、つぎのような方法を試みた。すなわち、まず、図10(a)に示すように、シート材10の表面にアンダークラッド層1が形成され、そのアンダークラッド層1の表面の所定部分にコア2が所定パターンに形成された樹脂シートAを準備する。一方、図10(b)に示すように、オーバークラッド層形成用の溝部21がその型面に形成された成形型20を準備し、その成形型20の溝部21に、オーバークラッド層形成用の硬化性液状樹脂3Aを充填する。
ついで、図11に示すように、上記樹脂シートAを押圧装置60の下部の鏡面板61に仮固着する。この鏡面板61は、弾性変形可能な材料からなり、下方に向かって反る側面視略半円弧状に形成されている(例えば、特許文献1参照)。そして、その鏡面板61の下面に、上記樹脂シートAの裏面(コアが形成されていない側の面)を、仮固定材(図示せず)を用いて仮固着する。つぎに、図示のように、上記樹脂シートAの表面(コアが形成されている側の面)を、上記成形型20の型面に対峙させる。そして、その状態で、上記押圧装置60を下降させ、上記樹脂シートAを、中央部70から外側に徐々に、上記成形型20の型面に押圧する。このとき、上記略半円弧状の鏡面板61は、その押圧力によって、徐々に平面形状に弾性変形する。これにより、上記樹脂シートAと上記成形型20との間の気泡を、矢印Fのように、中央部70から外側に押し出しながら、上記樹脂シートAのコア2を上記硬化性液状樹脂3A内に埋入させる。そして、上記硬化性液状樹脂3Aを露光,加熱等により硬化させてオーバークラッド層53に形成する。
その後、脱型し、図12に示すように、上記シート材10,アンダークラッド層1,コア2およびオーバークラッド層53を備えた光導波路基材B1 を得る。そして、その得られた光導波路基材B1 を、先に述べたように、上記オーバークラッド層53の形状に沿って切断し、シート材10の表面に、上記アンダークラッド層1とコア2とオーバークラッド層53とからなる光導波路を3個得る。
特開2005−288486号公報
ところで、オーバークラッド層53が一直線状に延びる帯状ではなく、L字形状等の、一方向に開放部を有する屈曲線状のときは、図13に示すように、それに対応する上記成形型20の溝部21が、L字形状等の、一方向に開放部6を有する屈曲溝部21になる。そして、上記のように3個の光導波路を得る場合には、成形型20には、そのL字形状の屈曲溝部21が3個形成されることになる。3個の屈曲溝部21は、その屈曲溝部21の形成効率や脱型作業性等の観点から、図示のように、L字形状の角部(屈曲部分)を右に向け、L字形状の両辺を左に向け、かつ、全体を傾けた状態で、並列に設けられる。このような屈曲溝部21を有する成形型20を用い、上記従来技術で説明したように、略半円弧状の鏡面板を作動させ、光導波路を製造すると、光導波路のオーバークラッド層53(図12参照)中に気泡が残留している不良品がかなり生じた。
そこで、本発明者は、気泡が残留する原因を突き止めるため、一連の実験をした。その結果、その原因は、略半円弧状の鏡面板を利用した動作によることを突き止めた。すなわち、気泡の残留は、屈曲溝部21のL字形状の角部に対応する光導波路のオーバークラッド層53の部分に生じていたため、本発明者は、屈曲溝部21のL字形状の角部に気泡が残留するのではないかと考え、これについて詳しく調べた。その結果はつぎのようであった。すなわち、上記樹脂シートAと上記成形型20との間の気泡(図中「○」で示す)8は、矢印Fのように、中央部70から左右両端側に押し出される。このとき、図13に示すように、成形型20の左側では、屈曲溝部21のL字形状の開放方向が上記成形型20の中央部70から端部方向に向いているため、L字形状の屈曲溝部21では、気泡8はL字形状の角部からL字形状の両辺に向かって2方向に分かれて押され、それぞれの両辺から矢印G1 のように比較的スムーズに排出される。ところが、成形型20の右側では、屈曲溝部21のL字形状の開放方向が上記成形型20の中央部70から端部方向とは反対の方向に向いているため、L字形状の屈曲溝部21では、気泡8はL字形状の両辺からL字形状の角部に集まるように押され、矢印G2 のようにL字形状の角部で溜まり、気泡8の逃げ場がないことから、その気泡8が光導波路中に残留することがわかった。このようにして、オーバークラッド層53に残留気泡8のある光導波路が製造される。そのような光導波路は、光伝送効率が低くなる。
本発明は、このような一連の実験の結果から導き出されたもので、アンダークラッド層の表面にコアを形成した樹脂シートを、オーバークラッド層形成用の屈曲溝部が形成された成形型の型面に重ねる際に、上記屈曲溝部の屈曲部分に気泡が残留しないようにすることができる光導波路基材の製造方法およびそれによって得られた光導波路基材を用いた光導波路の製造方法の提供をその目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、アンダークラッド層とその表面の所定部分に形成されたコアとを備えた樹脂シートを準備する工程と、一方向に開放部を有する屈曲線状のオーバークラッド層を形成するための同形状の屈曲溝部が型面に形成された成形型を準備する工程と、上記成形型の屈曲溝部に、上記オーバークラッド層形成用の硬化性液状樹脂を充填する工程と、その充填後上記樹脂シートを成形型に重ねて上記コアを上記屈曲溝部内に充填された硬化性液状樹脂内に埋入する工程と、上記硬化性液状樹脂を硬化させて上記コアを覆った状態で上記樹脂シートの表面にオーバークラッド層を形成した後脱型する工程とを備えた光導波路基材の製造方法であって、上記樹脂シートを上記成形型に重ねることを、上記屈曲溝部の開放部とは反対側になる成形型の端部側から開放部側に向かって上記樹脂シートを徐々に重ね、上記樹脂シートと上記成形型との間の気泡を押し出すことにより行う光導波路基材の製造方法を第1の要旨とする。
また、本発明は、上記光導波路基材の製造方法によって得られた、アンダークラッド層とコアとオーバークラッド層とを備えた光導波路基材を、オーバークラッド層の形状に沿って切断し、アンダークラッド層とコアとオーバークラッド層とからなる光導波路を得る光導波路の製造方法を第2の要旨とする。
本発明者は、前記課題を解決すべく、先に述べたように一連の実験を重ね、上記樹脂シートを成形型の型面に重ねる場合の残留気泡の解消方法を求めた。その結果、オーバークラッド層を形成するための屈曲溝部の開放部とは反対方向になる成形型の端部側から上記開放部側に向かって、上記樹脂シートを徐々に重ねるようにすると、樹脂シートと成形型との間の気泡は、屈曲溝部の角部から屈曲形状の両辺に分かれて押され、それぞれの両辺からスムーズに排出され、上記屈曲溝部の角部に気泡が溜まらなくなることを見出し、本発明に到達した。
本発明の光導波路基材の製造方法は、アンダークラッド層の表面にコアを形成した樹脂シートを、オーバークラッド層形成用の屈曲溝部が形成された成形型の型面に重ねる際に、上記屈曲溝部の開放部とは反対方向になる成形型の端部側から上記開放部側に向かって、上記樹脂シートを徐々に重ねるようにしている。このため、上記オーバークラッド層形成用の屈曲溝部の角部で気泡の残留を解消することができる。
特に、上記成形型に、その一端側から他端側にかけて、複数の屈曲溝部がその開放部側を成形型の他端側に向けて並設され、上記樹脂シートを上記成形型に徐々に重ねることを、上記成形型の一端側から他端側に向かって行う場合には、複数の光導波路予定部が形成された光導波路基材を残留気泡のない状態で得ることができるため、生産性を向上させることができる。
また、上記樹脂シートを上記成形型に徐々に重ねる工程を、複数の吸着手段が並設された吸着装置を用い、上記樹脂シートの、コアと反対側の面を、上記吸着装置の吸着手段に吸着させ、上記屈曲溝部の開放部とは反対側になる成形型の端部側に対応する樹脂シートの一端部から、上記吸着手段による吸着を段階的に解除して行う場合には、上記吸着装置を用いることにより、光導波路の生産性をより向上させることができる。
しかも、オーバークラッド層形成用の屈曲溝部の形状である、一方向に開放部を形成する連続線状が、L字形状,U字形状またはコ字形状である場合には、より効率よく気泡を押し出すことができる。
そして、本発明の光導波路の製造方法は、上記光導波路基材の製造方法によって得られた光導波路基材から、オーバークラッド層の形状に沿う部分を切断することにより、光導波路を得るため、オーバークラッド層に気泡が残留していない光導波路を効率よく得ることができる。
本発明の光導波路基材の製造方法の一実施の形態によって得られた光導波路基材を模式的に示す斜視図である。 上記光導波路基材の製造方法に用いる、オーバークラッド層形成用の成形型を模式的に示す斜視図である。 (a)〜(c)は、上記光導波路基材の製造方法の一部工程を模式的に示す説明図である。 上記光導波路基材の製造過程における樹脂シートと成形型との間の気泡の移動を模式的に示す説明図である。 上記光導波路基材のオーバークラッド層の脱型を模式的に示す説明図である。 本発明の光導波路の製造方法の一実施の形態によって得られた光導波路を模式的に示す斜視図である。 (a)〜(b)は、上記光導波路基材の製造方法における樹脂シートの作製方法を模式的に示す説明図である。 上記光導波路を用いたタッチパネル用光導波路を模式的に示す説明図である。 従来の光導波路基材を模式的に示す断面図である。 (a)は、従来の光導波路基材の製造方法における樹脂シートを模式的に示す断面図であり、(b)は、オーバークラッド層形成用の成形型を模式的に示す断面図である。 従来の光導波路基材の製造方法を模式的に示す説明図である。 従来の光導波路基材の製造方法によって得られた光導波路基材を模式的に示す断面図である。 従来の光導波路基材の製造過程における樹脂シートと成形型との間の気泡の移動を模式的に示す説明図である。
つぎに、本発明の実施の形態を図面にもとづいて詳しく説明する。
この実施の形態の光導波路基材の製造方法は、図1に示す光導波路基材Bの製造方法である。この光導波路基材Bは、同図に示すように、シート材10の表面に、アンダークラッド層1とコア2とオーバークラッド層3とからなるL字形状の光導波路予定部C0 が、L字形状の角部を右に向け、L字形状の両辺を左に向け、かつ、全体を傾けた状態で、複数(図1では3個)並列に形成されている。
この光導波路基材Bの製造方法について説明すると、まず、図2に示すように、上記L字形状のオーバークラッド層3に対応するL字形状の屈曲溝部21を、型面に3個もつ成形型20を準備する。この成形型20では、図示のように、3個の屈曲溝部21が、成形型20の一端側(図2では右側)から他端側(図2では左側)にかけて、その開放部6側を成形型20の他端側に向けて並設されている。そして、上記成形型20のL字形状の屈曲溝部21に、それぞれ上記オーバークラッド層形成用の硬化性液状樹脂3A〔図3(a)参照〕を充填する。
一方、図3(a)に示すように、複数の吸引吸着孔(吸着手段)31が並設された吸着装置30に、シート材10の表面にアンダークラッド層1とコア2とが形成された樹脂シートAを吸着させる。この吸着は、図示のように、上記シート材10の裏面(コア2と反対側の面)を吸着させて行う。つぎに、図3(b)に示すように、上記成形型20の一端側〔図3(b)では右側〕から他端側〔図3(b)では左側〕に向かって、吸引吸着孔31による吸着を段階的に解除する。これにより、上記成形型20の型面の一端側〔図3(b)では右側〕から上記開放部6(図2参照)側〔図3(b)では左側〕に向かって上記樹脂シートAをその自重で徐々に重ねるとともに、上記コア2を上記屈曲溝部21内の硬化性液状樹脂3Aに埋入する。
このように重ねることにより、図4に示すように、樹脂シートAと成形型20との間の気泡(図中「○」で示す)8を一端側から他端側に押し出す。このとき、上記L字形状の屈曲溝部21では、気泡8がL字形状の角部から両辺に2方向に分けて押し出され、L字形状の屈曲部分(角部)に気泡8が残留しないようになる。また、屈曲溝部21に、その一端側から気泡8が入り込んでも、その気泡8は、上記と同様にして、その屈曲溝部21から押し出される。図4中の矢印は気泡の移動方向および移動量を示す。このような重ね方を採用することが本発明の大きな特徴である。
このようにして、図3(c)に示すように、上記樹脂シートAの全体を上記成形型20の型面に重ねる。その後、上記硬化性液状樹脂3Aを硬化させ、上記コア2を覆うように上記樹脂シートAの表面にオーバークラッド層3を形成する。ついで、図5に示すように、脱型し、上記光導波路基材Bを得る。
その後、上記光導波路基材B(図1参照)から、L字形状の光導波路予定部C0 を切断することにより、図6に示すように、シート材10の表面に形成された、アンダークラッド層1とコア2とオーバークラッド層3とからなる3個のL字形状の光導波路Cを得る。
つぎに、上記各工程について、より詳しく説明する。
まず、上記光導波路基材B(図1参照)の製造に用いる、上記シート材10の表面にアンダークラッド層1とコア2とが形成された樹脂シートA〔図7(b)参照〕の作製方法について説明する。この樹脂シートAの作製のために、まず、アンダークラッド層1を形成する際に用いる平板状のシート材10を準備する。このシート材10としては、可撓性を有するフィルム状のものが用いられる。その形成材料としては、例えば、ポリエチレンナフタレート(PEN),ポリエチレンテレフタレート(PET)等の樹脂が好適に用いられる。シート材10の厚みは、例えば、50〜300μmの範囲内に設定される。
そして、図7(a)に示すように、上記シート材10の表面に、アンダークラッド層1を形成する。このアンダークラッド層1の形成材料としては、熱硬化性樹脂または感光性樹脂があげられる。上記熱硬化性樹脂を用いる場合は、その熱硬化性樹脂が溶媒に溶解しているワニスを塗布した後、それを加熱することにより、アンダークラッド層1に形成する。一方、上記感光性樹脂を用いる場合は、その感光性樹脂が溶媒に溶解しているワニスを塗布した後、それを紫外線等の照射線で露光することにより、アンダークラッド層1に形成する。また、アンダークラッド層1の厚みは、好ましくは5〜50μmの範囲内に設定される。
つづいて、図7(b)に示すように、上記アンダークラッド層1の表面の、光導波路予定部C0 (図1参照)となる、仮想的にL字形状に区画された領域(二点鎖線で囲まれた領域)7ごとに、所定パターンのコア2を形成する。これにより、上記シート材10の表面にアンダークラッド層1およびコア2が形成された樹脂シートAを得る。上記コア2の形成方法としては、例えば、反応性イオンエッチング法,転写法,露光・現像法,フォトブリーチ法等があげられる。上記コア2の形成材料としては、好ましくは、パターニング性に優れた感光性樹脂が用いられる。その感光性樹脂としては、例えば、アクリル系紫外線硬化樹脂,エポキシ系紫外線硬化樹脂,シロキサン系紫外線硬化樹脂,ノルボルネン系紫外線硬化樹脂,ポリイミド系紫外線硬化樹脂等があげられる。また、コア2の断面形状は、例えば、パターニング性に優れた台形または長方形である。コア2の幅は、好ましくは10〜500μmの範囲内に設定される。コア2の厚み(高さ)は、好ましくは30〜100μmの範囲内に設定される。そして、上記樹脂シートAの厚み(コア2が形成されている部分の厚み)は、好ましくは50〜300μmの範囲内に設定される。
なお、上記コア2の形成材料としては、上記アンダークラッド層1および下記オーバークラッド層3(図1参照)の形成材料よりも屈折率が高く、伝播する光の波長において透明性が高い材料が用いられる。上記屈折率の調整は、上記アンダークラッド層1,コア2,オーバークラッド層3の各形成材料である樹脂に導入する有機基の種類および含有量の少なくとも一方(種類および/または含有量)を変化させることにより、適宜、増加ないし減少させることができる。例えば、環状芳香族性の基(フェニル基等)を樹脂分子中に導入するか、あるいはその芳香族性基の樹脂分子中の含有量を増大させることにより、屈折率を増大させることができる。他方、直鎖または環状脂肪族性の基(メチル基,ノルボルネン基等)を樹脂分子中に導入するか、あるいはその脂肪族性基の樹脂分子中の含有量を増大させることにより、屈折率を減少させることができる。
つぎに、オーバークラッド層3〔図3(c)参照〕の形成に用いる成形型20(図2参照)について説明する。この成形型20の型面には、先に述べたように、オーバークラッド層形成用のL字形状の屈曲溝部21が複数〔図2では3個〕、そのL字形状を傾けた状態で、図2に示すように、並列に設けられている。図2では、屈曲溝部21形状のL字形状における開放部6の開放方向が左方向に向けられている。また、上記屈曲溝部21の形状および大きさは、形成するオーバークラッド層3(図1参照)の形状および大きさに対応して設定される。さらに、上記成形型20の形成材料としては、例えば、石英,アルミニウム,ニッケル合成金属,鉄合成金属等があげられる。
つぎに、上記成形型20のL字形状の屈曲溝部21に充填される、オーバークラッド層形成用の硬化性液状樹脂3A〔図3(a)参照〕について説明する。この硬化性液状樹脂3Aとは、室温(25℃)では流動するが、熱または活性エネルギー線(紫外線等)の照射により硬化し、難溶難融の安定した状態に変化する樹脂をいう。そのような硬化性液状樹脂3Aとしては、例えば、上記アンダークラッド層1と同様の熱硬化性樹脂または感光性樹脂が用いられ、好ましくは、感光性樹脂である。その感光性樹脂は、通常、光化学的作用により重合し得る光重合性プレポリマーを含み、それ以外に反応希釈剤,光重合開始剤等を含む。また、上記硬化性液状樹脂3Aを成形型20のL字形状の屈曲溝部21に充填する方法としては、例えば、上記硬化性液状樹脂3Aを成形型20の型面に滴下する方法,塗布する方法等が用いられる。
つぎに、前記樹脂シートAを吸着する吸着装置30〔図3(a)参照〕について説明する。この吸着装置30には、先に述べたように、複数の吸引吸着孔(吸着手段)31が並設されている。上記吸引吸着孔31は、例えば、電動バキュームポンプ等の負圧源(図示せず)に接続され、上記吸引吸着孔31に負圧力を加えることにより、上記樹脂シートAの吸着が可能となる。そして、上記樹脂シートAが吸着された吸着装置30は、上記成形型20の上方に配置され、上記樹脂シートAの表面(コア2が形成されている側の面)を上記成形型20の型面に対峙させる。つづいて、図3(b)〜(c)に示すように、上記吸着を解除して、上記樹脂シートAを上記成形型20の型面の一端側から他端側に徐々に、自重により重ねる。その後、必要に応じて、上記樹脂シートAを上記成形型20の型面に押圧する。
つぎに、オーバークラッド層3〔図1および図3(c)参照〕の形成方法について説明する。すなわち、図3(c)に示すように、上記樹脂シートAの全体を上記成形型20の型面に重ねた後、上記成形型20のL字形状の屈曲溝部21に充填したオーバークラッド層形成用の硬化性液状樹脂3Aが熱硬化性樹脂である場合は、それを加熱することにより、オーバークラッド層3に形成する。一方、上記硬化性液状樹脂3Aが感光性樹脂である場合は、それを紫外線等の照射線で露光することにより、オーバークラッド層3に形成する。上記露光は、通常、上記樹脂シートAを透して行われるが、上記成形型20として石英製等の透光性を有するものを用いた場合は、上記成形型20を透して露光してもよいし、上記樹脂シートAと成形型20の両方を透して露光してもよい。このようにして、上記コア2を覆うように上記樹脂シートAの表面に、L字形状のオーバークラッド層3(図1参照)を形成する。オーバークラッド層3の厚み(コア2の頂面からの厚み)は、好ましくは25〜1500μmの範囲内に設定される。
つぎに、オーバークラッド層3の脱型について説明する。上記脱型は、図5に示すように、上記硬化性液状樹脂3A〔図3(c)参照〕がオーバークラッド層3の形状を保ち、かつ、上記樹脂シートAに固着した状態で行われる。その際の上記硬化性液状樹脂3Aは、完全硬化状態であってもよいし、半硬化状態であってもよい。上記硬化性液状樹脂3Aが半硬化状態である場合は、脱型後、さらに硬化処理(加熱,露光等)が行われる。
上記脱型により得られた光導波路基材Bは、図1に示すように、シート材10の表面に、アンダークラッド層1とコア2とオーバークラッド層3とからなるL字形状の光導波路予定部C0 が複数(図1では3個)並列に形成されたものとなっている。このオーバークラッド層3には、気泡8〔図3(a)参照〕が残留していない。
そして、上記光導波路基材B(図1参照)から、オーバークラッド層3のL字形状に沿って切断することにより、図6に示すように、シート材10の表面に形成された、アンダークラッド層1とコア2とオーバークラッド層3とからなるL字形状の光導波路Cを得る。上記切断は、カッター,レーザ,打ち抜き等により行われる。また、上記光導波路Cは、上記シート材10を付けた状態で使用してもよいし、上記シート材10をアンダークラッド層1から剥離して使用してもよい。
このようにして得られたL字形状の光導波路Cは、例えば、タッチパネル用光導波路として使用することができる。すなわち、図8に示すように、2つのL字形状の光導波路Cを準備し、それらを、タッチパネルの四角形のディスプレイDの画面を囲むようにして、その画面周縁部の四角形に沿って設置する。この場合、L字形状の光導波路Cとして、多くのコア2が、上記L字形状の一端縁から、そのL字形状の内側〔ディスプレイの画面側〕端縁部に、等間隔に並列状態で延びたパターンに形成されたものを用いる。そして、一方のL字形状の光導波路Cの一端縁に、発光素子16を接続し、他方のL字形状の光導波路Cの一端縁に、受光素子17を接続する。これにより、ディスプレイDの画面上において、発光素子16が接続された光導波路Cから、受光素子17が接続された光導波路Cに、光Hを格子状に走らせた状態にすることができる。そして、その状態で指でディスプレイDの画面に触れると、その指が光Hの一部を遮断するため、その遮断された部分の光Hを、受光素子17で感知することにより、上記指が触れた部分の位置を検知することができる。図8では、コア2を鎖線で示しており、鎖線の太さがコア2の太さを示しているとともに、コア2の数を略して図示している。また、図8では、理解し易くするため、多数の光のうちの一部の光Hのみを示している。
なお、前記実施の形態では、オーバークラッド層3の形状をL字形状としたが、それ以外の、例えば、V字形状,U字形状,コ字形状等の、一方向に開放部を形成する連続線状でも、同様の作用・効果を奏する。
また、上記実施の形態では、オーバークラッド層形成用の成形型20に重ねる樹脂シートAとして、シート材10とアンダークラッド層1とコア2とからなるものを用いたが、アンダークラッド層1を樹脂フィルムで作製し、その樹脂フィルムからなるアンダークラッド層1の表面にコア2を形成した、アンダークラッド層1とコア2とからなる樹脂シートを用いてもよい。
さらに、上記実施の形態では、オーバークラッド層形成用の成形型20の一端側から樹脂シートAを徐々に重ねる際に、樹脂シートAを吸着させる吸着装置30を用いたが、その吸着装置30を用いることなく、手動で重ねてもよい。
さらにまた、上記実施の形態では、光導波路基材Bを切断してL字形状の光導波路Cを得る際に、シート材10を付けた状態で切断したが、そのシート材10をアンダークラッド層1から剥離して光導波路Cを使用する場合は、上記シート材10を剥離した後、上記切断を行ってもよい。
しかも、上記実施の形態では、オーバークラッド層形成用の成形型20におけるオーバークラッド層形成用の屈曲溝部21を複数としたが、1個であってもよい。
つぎに、実施例について比較例と併せて説明する。但し、本発明は、実施例に限定されるわけではない。
〔樹脂シートの作製〕
厚み188μmのポリエチレンナフタレート製フィルム(シート材)の表面に、脂環骨格を有するエポキシ系紫外線硬化性樹脂(アデカ社製、EP4080E)を主成分とする硬化性液状樹脂を塗布し、感光性樹脂層を形成した。その後、その感光性樹脂層の全面に、紫外線を照射し、光量1000mJ/cm2 の露光を行った。つづいて、80℃で5分間加熱処理し、上記感光性樹脂層を、厚み20μmのアンダークラッド層(波長830nmにおける屈折率=1.510)に形成した。
つづいて、上記アンダークラッド層の表面に、フルオレン骨格を含むエポキシ系紫外線硬化性樹脂(大阪ガスケミカル社製、オグソールEG)を主成分部とする硬化性液状樹脂を塗布した後、100℃で5分間加熱処理し、感光性樹脂層を形成した。ついで、コアのパターンと同形状の開口パターンが形成されたフォトマスクを介して(ギャップ100μm)、上記感光性樹脂層に、紫外線を照射し、光量2500mJ/cm2 の露光を行った後、100℃で10分間加熱処理した。つぎに、γ−ブチロラクトン水溶液を用いて、上記感光性樹脂層の未露光部分を溶解除去した後、120℃で5分間加熱処理を行い、上記感光性樹脂層の露光部分を、幅20μm、高さ50μmの断面長方形のコア(波長830nmにおける屈折率=1.592)に形成した。このようにして、上記シート材とアンダークラッド層とコアとからなる樹脂シートを作製した。
〔成形型の準備,硬化性液状樹脂の充填〕
オーバークラッド層形成用のアルミニウム製成形型(図2参照)を準備した。この成形型は、型面に、オーバークラッド層形成用のL字形状の屈曲溝部が3個形成されている。それら3個の屈曲溝部は、L字形状の角部を一端側に向け、L字形状の両辺を他端側に向け、かつ、全体を傾けた状態で、並列に設けられる。そして、上記L字形状の屈曲溝部に、上記アンダークラッド層の形成に用いた硬化性液状樹脂と同様の硬化性液状樹脂を充填した。
〔成形型の型面への樹脂シートの重ね合わせ〕
電動バキュームポンプに接続された吸引吸着孔が並設された吸着装置に、上記吸引吸着孔に負圧を加えることにより、前記樹脂シートのシート材の裏面を吸着させた。そして、それを上記成形型の上方に配置し、上記樹脂シートの表面を上記成形型の型面に対峙させた。つづいて、その状態で、上記樹脂シートの一端側から、上記吸引吸着孔による吸着を段階的に解除した。これにより、上記成形型の型面の一端側から他端側に上記樹脂シートを徐々に、自重で重ねるとともに、上記コアを上記屈曲溝部内の硬化性液状樹脂に埋入した。
〔オーバークラッド層の形成〕
つぎに、上記樹脂シートを0.1MPaの圧力で押圧した後、その樹脂シートを透して、上記L字形状の屈曲溝部内の硬化性液状樹脂に、紫外線を照射し、光量6000mJ/cm2 の露光を行った。これにより、上記硬化性液状樹脂を、上記コアを覆うように上記樹脂シートの表面に形成された、L字形状のオーバークラッド層に形成した。
〔残留気泡の有無〕
その後、脱型し、L字形状の光導波路予定部が複数並列に形成された光導波路基材を得た。そして、上記オーバークラッド層内の残留気泡を目視にて確認した結果、残留気泡は確認されなかった。
〔比較例〕
上記実施例において、成形型の型面への樹脂シートの重ね合わせを、下方に向かって反る側面視略半円弧状の鏡面板を備えた押圧装置を用い、上記樹脂シートを、中央部から外側に徐々に、上記成形型の型面に押圧した(図11参照)。それ以外は、上記実施例と同様にして、光導波路基材を製造した。そして、その光導波路基材のオーバークラッド層内の残留気泡を目視にて確認した結果、成形型の屈曲溝部におけるL字形状の開放部側が上記成形型の中央部から外側の方向に向いている領域にある屈曲溝部で形成されたオーバークラッド層には、残留気泡は殆ど確認されなかった。ところが、その反対側の領域にある屈曲溝部で形成されたオーバークラッド層には、残留気泡が多数確認された。
上記実施例および比較例におけるオーバークラッド層内の残留気泡の有無の結果から、オーバークラッド層形成用の成形型の屈曲溝部がL字形状の屈曲線状である場合、残留気泡をなくす点において、実施例の製造方法が優れていることがわかる。
また、オーバークラッド層形成用の屈曲溝部の形状を、上記L字形状に代えて、V字形状,U字形状,コ字形状に形成した場合も、上記と同様の結果を得た。
〔実施例・比較例中における特性の測定〕
(屈折率の測定)
なお、上記光導波路基材における、アンダークラッド層等の屈折率は、つぎのようにして測定した。すなわち、上記アンダークラッド層,コアの各形成材料である硬化性液状樹脂を、それぞれシリコンウエハ上にスピンコートにより成膜して、屈折率測定用のサンプルを作製し、プリズムカプラー(サイクロン社製、SPA−400)を用いて測定した。
(寸法の測定)
また、上記光導波路基材における、アンダークラッド層,コアの寸法は、製造した光導波路基材を、ダイサー式切断機(DISCO社製、DAD522)を用いて切断し、その切断面をレーザ顕微鏡(キーエンス社製)を用いて測定した。
本発明の光導波路基材の製造方法およびそれによって得られた光導波路基材を用いた光導波路の製造方法は、タッチパネルにおける指等の触れ位置の検知手段、または音声や画像等のデジタル信号を高速で伝送,処理する情報通信機器,信号処理装置等を製造する際に採用することができる。
A 樹脂シート
1 アンダークラッド層
2 コア
3 オーバークラッド層
3A 硬化性液状樹脂
10 シート材
20 成形型
21 屈曲溝部

Claims (5)

  1. アンダークラッド層とその表面の所定部分に形成されたコアとを備えた樹脂シートを準備する工程と、一方向に開放部を有する屈曲線状のオーバークラッド層を形成するための同形状の屈曲溝部が型面に形成された成形型を準備する工程と、上記成形型の屈曲溝部に、上記オーバークラッド層形成用の硬化性液状樹脂を充填する工程と、その充填後上記樹脂シートを成形型に重ねて上記コアを上記屈曲溝部内に充填された硬化性液状樹脂内に埋入する工程と、上記硬化性液状樹脂を硬化させて上記コアを覆った状態で上記樹脂シートの表面にオーバークラッド層を形成した後脱型する工程とを備えた光導波路基材の製造方法であって、上記樹脂シートを上記成形型に重ねることを、上記屈曲溝部の開放部とは反対側になる成形型の端部側から開放部側に向かって上記樹脂シートを徐々に重ね、上記樹脂シートと上記成形型との間の気泡を押し出すことにより行うことを特徴とする光導波路基材の製造方法。
  2. 上記成形型に、その一端側から他端側にかけて、複数の屈曲溝部がその開放部側を成形型の他端側に向けて並設され、上記樹脂シートを上記成形型に徐々に重ねることを、上記成形型の一端側から他端側に向かって行う請求項1記載の光導波路基材の製造方法。
  3. 上記樹脂シートを上記成形型に徐々に重ねる工程を、複数の吸着手段が並設された吸着装置を用い、上記樹脂シートの、コアと反対側の面を、上記吸着装置の吸着手段に吸着させ、上記屈曲溝部の開放部とは反対側になる成形型の端部側に対応する樹脂シートの一端部から他端部に向かって、上記吸着手段による吸着を段階的に解除して行う請求項1または2記載の光導波路基材の製造方法。
  4. オーバークラッド層形成用の屈曲溝部の形状である、一方向に開放部を有する屈曲線状が、L字形状,V字形状,U字形状およびコ字形状のいずれかである請求項1〜3のいずれか一項に記載の光導波路基材の製造方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の光導波路基材の製造方法によって得られた、アンダークラッド層とコアとオーバークラッド層とを備えた光導波路基材を、オーバークラッド層の形状に沿って切断し、アンダークラッド層とコアとオーバークラッド層とからなる光導波路を得ることを特徴とする光導波路の製造方法。
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