JP4332809B2 - 光導波路及びその製造方法 - Google Patents
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図1(a)は本発明の一実施形態による光導波路1の構造を示す断面図である。この光導波路1は、クラッド基板2の凹溝3にコア4を形成したものとなっている。クラッド基板2は比較的屈折率の高い透明樹脂によって形成されており、その上面の一部には光導波路コアとなる凹溝3が設けられ、また、クラッド基板2上面の、凹溝3と隣接する領域には平坦部5が形成され、凹溝3に対して平坦部5を隔てた領域において、クラッド基板2の上面には比較的大きな窪み6が形成されている。また、凹溝3内には、クラッド基板2に用いられている透明樹脂よりも屈折率の高い透明樹脂が埋め込まれてコア4が形成されており、クラッド基板2の上面には、プレート状の上クラッド部7が貼り合わされている。コア4の幅及び高さは、シングルモード導波路であれば、6μm前後にすればよい。コア4は、上クラッド部7やクラッド基板2に用いられている透明樹脂よりも屈折率の高い透明樹脂によって形成されている。上クラッド部7の透明樹脂とクラッド基板2の透明樹脂とは異なる樹脂であっても差し支えないが、同じ樹脂を用いるのが望ましい。
(1) 樹脂の厚みを4μmから3μmに薄くするのに要した時間
従来例の模型の場合: 2時間程度
本発明の模型の場合: 0.1秒程度
(2) 樹脂の厚みを3μmから2μmに薄くするのに要した時間
従来例の模型の場合: 4.6時間程度
本発明の模型の場合: 0.2秒程度
(3) 樹脂の厚みを2μmから1μmに薄くするのに要した時間
従来例の模型の場合: 15.5時間程度
本発明の模型の場合: 0.6秒程度
(4) 樹脂の厚みを1μmから0.5μmに薄くするのに要した時間
従来例の模型の場合: 66時間程度
本発明の模型の場合: 2.5秒程度
よって、本発明の構造体によれば、膜厚を所望の薄さにするのに要する時間は、従来例の場合と比較して、ほぼ1/90000倍になった。
図11(a)(b)(c)(d)は本発明の別な実施形態による光導波路15の製造方法を説明する断面図である。この実施形態にあっては、例えば図3の工程により凹溝3、平坦部5、窪み6を有するクラッド基板2を製作した(図11(a))後、このクラッド基板2の上に紫外線硬化型の透明樹脂8を滴下する(図11(b))。ついで、クラッド基板2の上の透明樹脂8をスタンパ13で押さえ、凹溝3内に透明樹脂8を充填させると共に平坦部5の上の透明樹脂8を薄く延ばし、余分な透明樹脂8を窪み6側へ逃がす(図11(c))。平坦部5とスタンパ13の間の透明樹脂8の膜厚が目的とする膜厚とするための所定の圧力を加えて所定時間経過した後、クラッド基板2の裏面側から透明樹脂8に紫外線を照射して硬化させる。透明樹脂8が硬化したらスタンパ13を剥がし、透明樹脂8の上に紫外線硬化型のクラッド用樹脂14を塗布し、紫外線を照射して硬化させる(図11(d))。
図12(a)(b)(c)(d)(e)は、本発明のさらに別な実施形態による光導波路16の製造方法を説明する断面図である。この実施形態にあっては、例えば図3の工程により凹溝3、平坦部5、窪み6を有するクラッド基板2を製作した(図12(a))後、このクラッド基板2の上に紫外線硬化型の透明樹脂8を滴下する(図12(b))。ついで、クラッド基板2を軽くスピンコートしたり、透明樹脂8にエアを吹き付けたりして透明樹脂8をクラッド基板2上に広げる(図12(c))。クラッド基板2の上の透明樹脂8をスタンパ13で押さえ、凹溝3内に透明樹脂8を充填させると共に平坦部5の上の透明樹脂8を薄く延ばし、余分な透明樹脂8を窪み6側へ逃がす(図12(d))。スピンコートやエアブロアによって透明樹脂8を広げることにより、窪み6内には空間ができるので、スタンパ13で透明樹脂8を加圧したときに平坦部5の上の透明樹脂8は空間のある領域(窪み6)に移動し易くなり、平坦部5の上の透明樹脂8の膜厚を速やかに薄くできる。なお、窪み6の深さを十分に深く形成しておくと、より効果的である。ついで、平坦部5とスタンパ13の間の透明樹脂8の膜厚を目的とする膜厚とするための所定の圧力を加えて所定時間経過した後、クラッド基板2の裏面側から透明樹脂8に紫外線を照射して硬化させる。透明樹脂8が硬化したらスタンパ13を剥がし、透明樹脂8の上に紫外線硬化型のクラッド用樹脂14を塗布し、紫外線を照射して硬化させる(図12(e))。
図13(a)(b)(c)(d)(e)(f)は、本発明のさらに別な実施形態による光導波路17の製造方法を説明する断面図である。この実施形態にあっては、ガラス基板12上に滴下した透明樹脂11をスタンパ9により押圧し(図13(a))、透明樹脂11に紫外線を照射することにより、ガラス基板12の上にクラッド基板2を形成する(図13(b))。クラッド基板2の上面には、凹溝3と平坦部5と窪み6が形成されている。この後、このクラッド基板2の上に紫外線硬化型の透明樹脂8を滴下する(図13(c))。ついで、クラッド基板2の上の透明樹脂8をスタンパ13で押さえ、凹溝3内に透明樹脂8を充填させると共に平坦部5の上の透明樹脂8を薄く延ばし、余分な透明樹脂8を窪み6側へ逃がす(図13(d))。ついで、平坦部5とスタンパ13の間の透明樹脂8の膜厚を目的とする膜厚とするための所定の圧力を加えて所定時間経過した後(図13(e))、クラッド基板2の裏面側から透明樹脂8に紫外線を照射して硬化させる。透明樹脂8が硬化したらスタンパ13を剥がし、透明樹脂8の上に紫外線硬化型のクラッド用樹脂14を塗布し、紫外線を照射して硬化させる(図13(f))。
図14(a)(b)(c)(d)は本発明のさらに別な実施形態による光導波路18の製造方法を説明する断面図である。この実施形態では、製造後当初のクラッド基板2では、図14(a)に示すように、凹溝3と窪み6の間は三角形状に形成されていて上端が尖端部19となっており、平坦部5が形成されていない。このクラッド基板2の上に紫外線硬化型の透明樹脂8を滴下した後(図14(b))、クラッド基板2の上の透明樹脂8をスタンパ13で押さえ、凹溝3内に透明樹脂8を充填させる。同時に、スタンパ13の押圧力で凹溝3の両側の尖端部19を押し潰すことによって凹溝3の両側に平坦部5を形成させる。そして、平坦部5の上の透明樹脂8を薄く延ばし、余分な透明樹脂8を窪み6側へ逃がす(図13(d))。ついで、クラッド基板2の裏面側から透明樹脂8に紫外線を照射して硬化させる。透明樹脂8が硬化したらスタンパ13を剥がし、透明樹脂8の上に紫外線硬化型のクラッド用樹脂14を塗布し、紫外線を照射して硬化させる(図13(f))。
図16(a)(b)(c)(d)は本発明のさらに別な実施形態による光導波路23の製造方法を説明する断面図である。この実施形態では、窪み6をスタンパ13に設けている。すなわち、この実施形態で用いられるクラッド基板2には、図16(a)に示すように、凹溝3と平坦部5だけが設けられていて窪み6は設けられていない。このクラッド基板2の上に紫外線硬化型の透明樹脂8を滴下した後、上からスタンパ13で押さえる(図16(b))。スタンパ13の下面には、クラッド基板2の凹溝3から一定距離だけ偏位した位置に窪み6が形成されている。従って、このような構造の光導波路では、クラッド基板2の表面のうち窪み6と対応する領域と凹溝3との間の領域が平坦部5となっている。このような構造であっても、コア4を成形する際、平坦部5の上の余分な透明樹脂8はスタンパ13の窪み6へ逃げることができるので、平坦部5の透明樹脂8を速やかに薄くすることができる。
図17(a)(b)(c)(d)は、光導波路のその他の構造を表している。図17(a)に示す実施形態では、複数のクラッド基板2を配列させて、個々のクラッド基板2の間に透明樹脂8を逃がすための空間24を形成したものである。この実施形態では、各クラッド基板2の上に透明樹脂8を滴下した後、スタンパ13又は成形品の上クラッド部7で押さえると、平坦部5(クラッド基板2の上面)の透明樹脂8が空間24へ逃げるので、速やかにクラッド基板2の上面の透明樹脂8を薄くすることができる。なお、この空間24は、個々のクラッド基板2を配列したときの、各クラッド基板2の間の空間であってもよく、クラッド基板2がウエハ状のものである場合には、上記空間24はクラッド基板2の集合体(ウエハ)にあけられた開口によって形成されていてもよい。
これまでは、シングルモードの光導波路について説明したが、次に、マルチモードの光導波路について説明する。図18(a)(b)(c)(d)には、コア4が分岐、結合したマルチモードの光導波路の例を示している。このようなマルチモード導波路であれば、コア4の幅及び深さは、数10μm程度にすればよい。
図20に示すものは、曲線状のコア4を有する光導波路31であって、クラッド基板2の表面に、コア4の湾曲部分に沿って円形ないし楕円状をした窪み6を設けている。
図21(a)は本発明のさらに別な実施形態を示す平面図、図21(b)は同図(a)のB−B線に沿った拡大断面図である。この実施形態は、窪み6は必ずしも1個1個の光導波路32内に設けられている必要がないことを表すものであり、光導波路32どうしの境界に沿って、しかも、境界の一部にのみ窪み6を設けている。このような構成であっても、図21(b)に示すように、各コア4に隣接する位置の片側に窪み6が位置しており、余分な透明樹脂8を吸収できるようになっている。
図22は本発明のさらに別な実施形態による光導波路の製造法を説明する概略図である。この実施形態では、クラッド基板2及び上クラッド部7をフィルム状もしくはシート状の素材を用いて構成している。クラッド基板2となる下側クラッドシート33はローラ34aを通過して押圧ローラ35a、35b間に送り込まれており、上クラッド部7となる上側クラッドシート36はローラ34bを通過して押圧ローラ35a、35b間に送り込まれている。下側クラッドシート33と上側クラッドシート36は重ね合わせた状態で通過して押圧ローラ35a、35b内に送り込まれ、その直前に下側クラッドシート33の上にコア用の透明樹脂8を塗布される。そして、透明樹脂8を塗布された下側クラッドシート33と上側クラッドシート36は押圧ローラ35a、35bによって均一な圧力を加えられ、透明樹脂8が両シート33、36間に押し広げられる。ついで、押圧ローラ35a、35bから出た両シート33、36には紫外線が照射され、透明樹脂8が硬化させられて光導波路が連続的に製造される。連続的に製造された光導波路は、カッター等によって所定位置で裁断される。このような方法によれば、連続工程により高速で光導波路を製造することができ、しかも、両シート33、36に樹脂を逃がすための窪み6を設けておくことにより、品質の良好な光導波路を製造することができる。
図26に示すものは本発明のさらに別な実施形態による光導波路の製造方法を説明する概略図である。この実施形態では、上面に透明樹脂11を塗布された下側クラッドシート33を一対のロール37c、37d間で送っており、第1プレス部P1では、透明樹脂11に型押しし紫外線照射して凹溝3や平坦部5、窪み6などを成形して下側クラッドシート33の上にクラッド基板2を形成する。ついで、クラッド基板2の上に透明樹脂8を供給した後、コア形成部P2でスタンパ13によって透明樹脂8を押圧し紫外線照射してコア4を成形すると共に余分な透明樹脂8を窪み6へ排出する。ついで、硬化した透明樹脂8の上にクラッド用樹脂14を供給した後、上部クラッド成形部P3でクラッド用樹脂14を押圧し紫外線照射して上クラッド部7を成形する。このような方法によっても、光導波路を連続的に生産することが可能になる。
図27(a)(b)(c)(d)は本発明のさらに別な実施形態による光導波路40の製造方法を説明する断面図である。この実施形態は金型41を用いるものであって、金型41には、図27(a)に示すようにコア4を形成するための凹溝42が設けられ、その両側に平坦部43が形成され、その両側に窪み44が形成されている。この金型41の上に紫外線硬化型の透明樹脂8を滴下し(図27(b))、その上から成形品のクラッド基板2で透明樹脂8を押さえる。このとき、図27(c)のように、クラッド基板2に十分な圧力をかけて平坦部5の上の透明樹脂8を十分に薄くし、余分な透明樹脂8を窪み6内へ逃がす。こうして形成された光導波路40を金型41から脱型すると、図27(d)のような光導波路40が得られる。
また、図28(a)(b)(c)はいずれも、さらに別な実施形態による光導波路の製造方法における途中工程を示す断面図である。図28(a)の実施形態では、スタンパ13の下面にコア形成用の凹溝3と、透明樹脂8を逃がすための窪み6と、透明樹脂8を排除すると共に押さえつけて十分に薄くするための平坦部5とが形成されている。
図31(a)は別な実施形態による光導波路の構造を示す断面図である。図31(a)の実施形態では、ガラス基板12の上にコア形成用の複数個の凹溝3を有する下クラッド部47を形成してあり、凹溝3内にはコア形成用の透明樹脂11を充填してコア4が形成されている。また凹溝3の両側には、凹溝3の深さよりも深い窪み6が形成されており、窪み6内には凹溝3から溢れた透明樹脂11が溜まっている。下クラッド部47の上面には、上クラッド部48が積層されている。
図32は別な実施形態による光導波路の構造を示す断面図である。この光導波路にあっては、クラッド基板2に設けられた窪み6の側壁面6aを階段状に形成している。側壁面6aは垂直面であってもよく、図示のように傾斜面となっていてもよく、また、側壁面6aにおけるステップ数やステップ部分(踊り場部分)の幅は問わない。
次に、本発明にかかる光導波路の応用例を説明する。図33は光トランシーバ51を示す斜視図である。この光トランシーバ51にあっては、基板52の上に下クラッド部53(クラッド基板2)が積層され、下クラッド部53の上に上クラッド部54(上クラッド部7)が積層されており、下クラッド部53内に2本のコア55、56がV字状に埋め込まれており、一方端面では両コア55、56の端面は離間しており、他方端面では両コア55、56が重なり合っており、当該他方端面には波長フィルタ57が貼り付けられている。
図34は本発明にかかる光スイッチ61の構造を示す概略斜視図である。この光スイッチ61にあっては、Y字状に分岐したコア62が設けられており、コア62の分岐箇所の両側にはヒーター63R,63Lが設置されている。コア62は熱を掛けられると光信号を遮断するので、例えばヒーター63Rのみに通電して発熱させると、光信号はヒーター63Rと反対側のコア62Lを伝搬して出力される。また、ヒーター63Lのみに通電して発熱させると、光信号はヒーター63Lと反対側のコア62Rを伝搬して出力される。従って、この光スイッチ61にあっては、ヒーター63R,63Lのオン、オフを制御することにより、入力された光信号の出力先を切り替えることができる。
図37は本発明にかかる光アッテネータ71の構造を示す斜視図である。この光アッテネータ71は、コア62の途中を分岐させ、各コア分岐部72R、72Lにそれぞれヒーター73R、73Lを設けたものである。この光アッテネータ71にあっては、各ヒーター73R、73Lに印加して熱を発生させることにより、コア分岐部72R、72Lを通過する光の位相を制御することができるので、ヒーター73R、73Lを制御することで、マッハツェンダー干渉計の原理により光アッテネータ71を通過する光を減衰させることができる。
図38はAWGの導波路回路81の構成を示すものであって、複数本のコアからなる入射導波路82に、入射側スラブ導波路83を介して複数のコアからなるアレイ導波路84をつなぎ、アレイ導波路84の他端に出射側スラブ導波路85を介して複数のコアからなる出射導波路86をつないでいる。
図39は一方の光通信機で送信された信号を光導波路によって送信し、他方の光通信機で受信するためのシステムである。すなわち、この通信システムは、光導波路91の両側端部に、それぞれ光通信機92、93を設置している。光導波路91は、図40に示すように、複数本のコア94を埋め込んだものであり、両端面から端部上面にかけて斜め45°の角度にカットされている。光通信機92は、発光部95とLSIからなる制御回路96を備えており、発光部95は図41に示すように、各コア94の端面の真下に当たる位置に発光ダイオードや半導体レーザー等の発光素子97を配列されている。同様に、光通信機93は、受光部98とLSIからなる制御回路99を備えており、受光部98は各コア94の端面の真下に当たる位置にフォトダイオード等の受光素子(図示せず)を配列されている。
2 クラッド基板
3 凹溝
4 コア
5 平坦部
6 窪み
7 上クラッド部
8 透明樹脂
9 スタンパ
10 凹部
11 透明樹脂
12 ガラス基板
13 スタンパ
14 クラッド用樹脂
33 下側クラッドシート
35a、35b 押圧ローラ
36 上側クラッドシート
Claims (11)
- 基板上にクラッド樹脂を塗布し押圧、硬化することにより平坦な上面を有するクラッド部を設けるとともに前記クラッド部の前記上面に凹部を設け、前記凹部にコア材料を充填し、該コア材料を型面で押圧してコアを形成した光導波路において、
前記クラッド部は、前記凹部の容積よりも大きな容積を持ち、かつ、前記上面に連通する少なくとも一つの空間を有し、
前記コアの光軸方向に対して垂直な断面において、前記空間の前記上面から測った深さが前記凹部の深さよりも深く、
前記空間の最も深い領域は、前記基板の上面と平行になっており、
前記空間の最も深い領域と前記基板の上面との距離が7μm以下である
ことを特徴とする光導波路。 - 前記クラッド部の上面と前記コアの上面とが、ほぼ同じ高さに位置していることを特徴とする、請求項1に記載の光導波路。
- 前記空間の側壁面が傾斜していることを特徴とする、請求項1に記載の光導波路。
- 前記コアが、樹脂からなることを特徴とする、請求項1に記載の光導波路。
- 前記コアと前記クラッド部が同種の材料からなり、前記コアの屈折率が前記クラッド部の屈折率よりも高いことを特徴とする、請求項1に記載の光導波路。
- 請求項1または2に記載の光導波路と、該光導波路の接続手段となるコネクタとを備えた光通信部品。
- 基板上にクラッド樹脂を塗布する工程と、
コア形成用の凹部を成形するための第一の凸部と、前記凹部の深さよりも深く、最も深い領域が前記基板の上面と平行となる空間を成形するための第二の凸部とを有する第一のスタンパの型面により、前記基板の上面と前記第二の凸部の最も高い領域とが平行になるように、かつ、前記第二の凸部と前記基板が接触することなく前記基板と前記第二の凸部の最も高い領域の間の前記クラッド樹脂の厚みが7μm以下になるように、前記クラッド樹脂を押圧して硬化させ、上面に前記凹部と前記空間が形成されたクラッド部を形成する工程と、
前記凹部にコア材料を供給する工程と、
平板状の型面を有する第二のスタンパの前記型面と前記クラッド部の上面とを互いに押圧させ、前記凹部に前記コア材料を保持するとともに、前記クラッド部の上面と前記第二のスタンパに挟まれた余剰のコア材料を前記空間へ逃がすようにし、かつ、前記第二のスタンパと前記クラッド部の間に所定の圧力をかけた状態で前記コア材料を硬化させてコアを形成する工程と、
を有することを特徴とする光導波路の製造方法。 - 前記クラッド部の界面と前記コアの上面がほぼ同じ高さに位置するように形成することを特徴とする、請求項7に記載の光導波路の製造方法。
- 前記空間は、その側壁面が傾斜するように形成されていることを特徴とする、請求項7に記載の光導波路の製造方法。
- 前記コアが、樹脂によって形成されていることを特徴とする、請求項7に記載の光導波路の製造方法。
- 前記コア材料と前記クラッド部が同種の材料からなり、前記コアの屈折率が前記クラッド部の屈折率よりも高いことを特徴とする、請求項7に記載の光導波路の製造方法。
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