JP5111027B2 - 現像流動性評価装置 - Google Patents
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しかし、これらの方式は、データのバラツキが大きく、測定者による差があり、細かいトナー間の流動性の違いを評価することはできなかった。また、これらの方式は、トナーまたは現像剤の流れを測定するもので、一番重要な現像域でのトナー層や現像剤層の状態を評価するものではない。
本発明では、現像ローラ上のトナー層または現像剤層の層状態を評価し、ドット再現性の良い、画像濃度ムラや縦筋などの無い、長期安定性に優れているトナー、現像剤を提供する。それにより、粒状性の良い高画質が安定して得られる。
また、高画質化が進むにつれて、それに用いられるトナーにおいては、小粒径化、高機能化が進んでいる。そのため、トナーの構造が複雑になってきており、従来より細かい作製時の制御が必要となってきている。また、現像剤を構成するキャリアにおいても、高画質化を達成するために小粒径化が進み、キャリア付着などの問題が生じないように磁性材料やコート剤の検討が進んでいる。特に、現像剤の流動性はドット再現性をはじめ、全ての画像品質に影響を与えるため、評価の面では個人差のない、精度の高い評価法が必要とされている。
本発明では、複写機やプリンタなどの現像部の現像ローラ上のトナー層または現像剤層の層状態を光学的に評価する方法を提供し、トナー層や現像剤層の層状態が均一になるようにし、いつでもドット再現性の良い高画質が安定して得られるようにすることを目的とする。
(1)「複写機やプリンタ等に用いる現像装置における現像ローラ上に形成されるトナー層または現像剤層の表面にレーザ光を照射しその反射光を検出する測定手段、
該測定手段に隣接しトナーまたは現像剤を吸引する吸引手段、
測定手段と吸引手段を高精度に任意の現像ローラ位置に駆動する駆動手段を有する現像流動性評価装置であって、
前記トナーまたは現像剤を吸引する吸引手段は、吸込み口の面積が4〜20mm 2 、かつ吸引速度が10〜60l/minであり、
前記現像ローラ上に形成されるトナー層または現像剤層の表面にレーザ光を照射しその反射光を検出し、その後レーザ照射した場所のトナーまたは現像剤を前記吸引手段で吸引し、さらに吸引後のレーザ照射した同じ場所の現像ローラ表面に前記測定手段を用いてレーザ光を照射してその反射光を検出し、現像ローラの同じ位置でのトナー層または現像剤層の吸引前後の反射光の違いにより現像ローラ上のトナー層または現像剤層の評価を行なうことを特徴とする現像流動性評価装置」、
(2)「現像ローラ上のトナー層または現像剤層の表面にレーザ光を照射し、その反射光位置変化から現像ローラ上のトナー層の高さを測定し、その後レーザ照射した場所のトナーまたは現像剤を吸引し、さらに吸引後のレーザ照射した同じ場所の現像ローラ表面にレーザ光を照射し、その反射光位置変化から現像ローラ上の高さを測定し、現像ローラの同じ位置でのトナー層または現像剤層の吸引前後の高さの違いにより現像ローラ上のトナー層または現像剤層の高さを評価することを特徴とする前記第(1)項に記載の現像流動性評価装置」、
(3)「前記レーザ光のレーザ照射パワーが0.1〜10mWであることを特徴とする前記第(1)項に記載の現像流動性評価装置」、
(4)「前記レーザ光のレーザスポット径が10〜500μmであることを特徴とする前記第(1)項に記載の現像流動性評価装置」、
(5)「前記レーザ光を照射しその反射光を検出する測定手段のワークディスタンスが5〜30mmであることを特徴とする前記第(1)項に記載の現像流動性評価装置」、
(6)「前記測定手段と吸引手段を高精度に任意の現像ローラ位置に駆動する駆動手段の精度が1〜20μmであることを特徴とする前記第(1)項に記載の現像流動性評価装置」、
(7)「平均粒径が4〜10μmのトナーまたはキャリアの平均粒径が20〜65μmである現像剤を用いたことを特徴とする前記第(1)項に記載の現像流動性評価装置」、
(8)「現像ローラ上のトナー層または現像剤層の表面にレーザ光を照射し、その反射光位置変化から現像ローラ上のトナー層の高さを測定し、その後レーザ照射した場所のトナーまたは現像剤を吸込み口の面積4〜20mm 2 で、かつ吸引速度10〜60l/minで吸引し、さらに吸引後のレーザ照射した同じ場所の現像ローラ表面にレーザ光を照射し、その反射光位置変化から現像ローラ上の高さを測定し、現像ローラの同じ位置でのトナー層または現像剤層の吸引前後の高さの違いにより現像ローラ上のトナー層または現像剤層の高さを評価することを特徴とする現像流動性評価方法」、
(9)「前記第(8)項に記載の評価法を用いて、トナーまたは現像剤の流動性を評価することを特徴とする流動性評価装置」。
本発明は、前記のように、現像装置における現像ローラ上に形成されるトナー層または現像剤層の表面にレーザ光を照射しその反射光を検出する測定手段、該測定手段に隣接してトナーまたは現像剤を吸引する吸引手段、測定手段と吸引手段を高精度に任意の現像ローラ位置に駆動する駆動手段を有し、該現像ローラ上に形成されるトナー層または現像剤層の表面にレーザ光を照射しその反射光を検出し、その後レーザ照射した場所のトナーまたは現像剤を吸引し、さらに吸引後のレーザ照射した同じ場所の現像ローラ表面に該測定手段を用いてレーザ光を照射してその反射光を検出し、現像ローラの同じ位置でのトナー層または現像剤層の吸引前後の反射光の違いにより現像ローラ上のトナー層または現像剤層の評価を行なうことを特徴とする現像流動性評価装置に係るものである。
光学系としては、図1のようになり、トナー層または現像剤層に対する受光素子の方向は、入射角度に対して正反射方向でなくても良い。現像部のレイアウトに応じて最適な位置を選択すべきである。
予め、複数の標準トナー又は標準現像剤について、層厚と光位置検出素子上のスポット位置変位の検量線を作成しておき、被測定試料についての測定結果と対比することにより、被測定試料の表面状態を評価することもできる。
また、本測定手段のワークディスタンスは5〜30mmが適している。5mmより小さくなるとトナーや現像剤層の極近傍に本測定手段が位置することになり、層状態の影響を強く受け、トナーや現像剤が光学系に接触する可能性が強まり、光学系への汚染の原因となり測定には適していない。30mmより大きくなると、位置検出の精度が悪くなり、測定手段サイズや装置が大きくなり無駄なスペースの問題が生じる。
トナーまたは現像剤を吸引する吸引手段の吸引速度は10〜60l/minであるのが適しており、吸引速度が10l/min未満の場合には現像ローラ表面にトナーまたは現像剤が残ってしまい正確な測定ができない。また、吸引速度が60l/minより大きい場合には他の場所の余分な場所のトナーおよび現像剤を吸引してしまうので、正確な分布状態が評価できず問題となる。
トナーまたは現像剤を吸引する吸引手段の吸込み口の面積は4〜20mm2が適しており、吸込み口の面積が4mm2未満の場合には吸引するトナーおよび現像剤量が少ないため、バラツキが大きくなり、正確な評価が難しくなる。吸込み口の面積が20mm2より大きい場合には局所的な評価が難しくなり、問題となる。
キャリアの平均粒径が20〜65μmの範囲にあると、現像機内部のトナー濃度が2〜10重量%の範囲内において、トナーの帯電量をより均一にすることができる。20μmより小さくさるとキャリア粒子の感光体上への付着等が生じやすく、さらにトナーとの撹拌効率が悪くなりトナーの均一な帯電量が得られにくくなる。逆に、キャリアの平均粒径が65μmを超える場合では、細かい画像再現性が悪くなり、高画質は得られない。
樹脂としては、ポリスチレン樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、スチレンアクリル樹脂、スチレンメタクリレート樹脂、ポリウレタン樹脂、ビニル樹脂、ポリオレフィン樹脂、スチレンブタジエン樹脂、フェノール樹脂、ブチラール樹脂、テルペン樹脂、ポリオール樹脂等がある。
黒色顔料としては、カーボンブラック、オイルファーネスブラック、チャンネルブラック、ランプブラック、アセチレンブラック、アニリンブラック等のアジン系色素、金属塩アゾ色素、金属酸化物、複合金属酸化物が挙げられる。
黄色顔料としては、カドミウムイエロー、ミネラルファストイエロー、ニッケルチタンイエロー、ネーブルスイエロー、ナフトールイエローS、ハンザイエローG、ハンザイエロー10G、ベンジジンイエローGR、キノリンイエローレーキ、パーマネントイエローNCG、タートラジンレーキが挙げられる。
また、橙色顔料としては、モリブデンオレンジ、パーマネントオレンジGTR、ピラゾロンオレンジ、バルカンオレンジ、インダンスレンブリリアントオレンジRK、ベンジジンオレンジG、インダンスレンブリリアントオレンジGKが挙げられる。
赤色顔料としては、ベンガラ、カドミウムレッド、パーマネントレッド4R、リソールレッド、ピラゾロンレッド、ウォッチングレッドカルシウム塩、レーキレッドD、ブリリアントカーミン6B、エオシンレーキ、ローダミンレーキB、アリザリンレーキ、ブリリアントカーミン3Bが挙げられる。
紫色顔料としては、ファストバイオレットB、メチルバイオレットレーキが挙げられる。
青色顔料としては、コバルトブルー、アルカリブルー、ビクトリアブルーレーキ、フタロシアニンブルー、無金属フタロシアニンブルー、フタロシアニンブルー部分塩素化物、ファーストスカイブルー、インダンスレンブルーBCが挙げられる。
緑色顔料としては、クロムグリーン、酸化クロム、ピグメントグリーンB、マラカイトグリーンレーキ等がある。
これらは1種または2種以上を使用することができる。
特にカラートナーにおいては、良好な顔料の均一分散が必須となり、顔料を直接大量の樹脂中に投入するのではなく、一度高濃度に顔料を分散させたマスターバッチを作製し、それを希釈する形で投入する方式が用いられている。この場合、一般的には、分散性を助けるために溶剤が使用されていたが、環境等の問題があり、本発明では水を使用して分散させた。水を使用する場合、マスターバッチ中の残水分が問題にならないように、温度コントロールが重要になる。
トナーを正電荷性に制御するものとして、ニグロシンおよび四級アンモニウム塩、トリフェニルメタン系染料、イミダゾール金属錯体や塩類を、単独あるいは2種類以上組み合わせて用いることができる。また、トナーを負電荷性に制御するものとしてサリチル酸金属錯体や塩類、有機ホウ素塩類、カリックスアレン系化合物等が用いられる。
離型剤としては、キャンデリラワックス、カルナウバワックス、ライスワックスなどの天然ワックス、モンタンワックス、パラフィンワックス、サゾールワックス、低分子量ポリエチレン、低分子量ポリプロピレン、アルキルリン酸エステル等がある。
これら離型剤の融点は65〜90℃であることが好ましい。この範囲より低い場合には、トナーの保存時のブロッキングが発生しやすくなり、この範囲より高い場合には定着ローラー温度が低い領域でオフセットが発生しやすくなる場合がある。
粉砕法の一例としては、まず、前述した樹脂、着色剤としての顔料または染料、電荷制御剤、離型剤、その他の添加剤等を混合機により充分に混合した後、混練機により混練する。圧延冷却後、混練物を粗粉砕し、更に微粉砕機により微粉砕し、分級機により所定の粒度に分級する。その後、粒子表面を表面処理して、トナーを得る。
また、重合法の一例としては、モノマーに着色剤及び電荷制御剤等を添加したモノマー組成物を水系の媒体中で懸濁し重合させることでトナー粒子を得る。トナー粒子表面には、添加剤を付着または固着させる。また、カプセル化したトナーでも良い。
また、磁性トナーとする場合には、トナー粒子の中に磁性体の微粒子を内添すれば良い。磁性体としては、フェライト、マグネタイト、鉄、ニッケル、コバルト、それらの合金などの強磁性体等が考えられる。
また、1成分現像方式において、トナー供給部の出口にトナー層を均一にするためのローラー状の規制部材を設けた現像方式を用いても良い。本方式の場合には、薄くて均一なトナー層の形成が可能である。
また、1成分現像方式において、トナー供給部の中にトナーのくみ上げ量を安定化するための供給ローラを設けた現像方式を用いても良い。本方式の場合には、安定した画像出力が可能である。
現像剤の評価の場合には、現像スリーブ内部のマグネットの磁力を1000G以下に弱くして、流動性に及ぼす磁力の影響を小さくして現像剤自体の流動性が評価できるようにした方が良い。
<光学条件>
・レーザ:LD(λ=780nm)
・レーザパワー:1mW
・レーザスポット径:20μm
・ワークディスタンス:10mm
<吸引条件>
・吸引速度:30l/min
・吸込み口の形:1×10mm
<駆動条件>
・駆動精度:10μm
・駆動範囲:50mm〜100mm
・測定ステップ:1mm
<トナー層形成条件>
・現像ローラ材質:ゴム
・現像ローラ速度:100mm/s
・規制方式:ドクターローラ(ゴム材質、固定)
・供給方式:供給ローラ(スポンジ材質)
・供給ローラ速度:100mm/s
なお、以下の配合における部数は全て重量部である。
樹脂:ポリエステル樹脂 100部
(ビスフェノールAのプロピレンオキサイド付加物テレフタル酸、
コハク酸誘導体から合成されたポリエステル)
着色剤:カーボンブラック(#44;三菱化学社製) 10部
帯電制御剤:サルチル酸亜鉛塩(ボントロンE84、オリエント化学) 5部
離型剤:低分子量ポリエチレン 5部
上記原材料をミキサーで十分に混合した後、2軸押出し機によりバレル温度100℃、混練機回転数110rpmで溶融混練した。混練物を圧延冷却後カッターミルで粗粉砕し、ジェット気流を用いた微粉砕機で粉砕後、旋回式風力分級装置を用いて、平均粒径が6.5μmの粒度分布に分級した。さらに、母体着色粒子100部に対して、以下の混合条件にて添加剤を混合し、トナーを作製した。
添加剤:シリカ微粉末(R972;日本アエロジル社製) 1.8部
:酸化チタン微粉末(MT−150A;テイカ社製) 0.3部
混合回転数:2500rpm
混合時間:120sec
混合機:Qミキサー
本トナーを作製した後、本評価法により現像ローラ上トナー層の高さ分布を測定した結果、図3のようになり、現像部流動性が優れていることが分かった。
実施例1と同様の原材料、作製方法で混練、粉砕、分級を行ない、平均粒径が6.5μmの粒度分布に分級した。
さらに、母体着色粒子100部に対して、以下の混合条件にて添加剤を混合し、トナーを作製した。
添加剤:シリカ微粉末(R972;日本アエロジル社製) 2.2部
:酸化チタン微粉末(MT−150A;テイカ社製) 0.3部
混合回転数:2500rpm
混合時間:120sec
混合機:Qミキサー
本トナーを作製した後、本評価法により現像ローラ上トナー層の高さ分布を測定した結果、図3のようになり、現像部流動性が余り良くないことが分かった。
実施例1と同様の原材料、作製方法で混練、粉砕、分級を行ない、平均粒径が6.5μmの粒度分布に分級した。
さらに、母体着色粒子100部に対して、以下の混合条件にて添加剤を混合し、トナーを作製した。
添加剤:シリカ微粉末(R972;日本アエロジル社製) 1.0部
:酸化チタン微粉末(MT−150A;テイカ社製) 0.3部
混合回転数:2500rpm
混合時間:120sec
混合機:Qミキサー
本トナーを作製した後、本評価法により現像ローラ上トナー層の高さ分布を測定した結果、図3のようになり、現像部流動性が悪いことが分かった。
実施例1と同様の原材料、作製方法で混練、粉砕、分級を行ない、平均粒径が6.5μmの粒度分布に分級した。
さらに、母体着色粒子100部に対して、以下の混合条件にて添加剤を混合し、トナーを作製した。
添加剤:シリカ微粉末(R972;日本アエロジル社製) 1.4部
:酸化チタン微粉末(MT−150A;テイカ社製) 0.3部
混合回転数:2500rpm
混合時間:120sec
混合機:Qミキサー
本トナーを作製した後、本評価法により現像ローラ上トナー層の高さ分布を測定した結果、図3のようになり、現像部流動性が良いことが分かった。
Claims (9)
- 複写機やプリンタ等に用いる現像装置における現像ローラ上に形成されるトナー層または現像剤層の表面にレーザ光を照射しその反射光を検出する測定手段、
該測定手段に隣接しトナーまたは現像剤を吸引する吸引手段、
測定手段と吸引手段を高精度に任意の現像ローラ位置に駆動する駆動手段を有する現像流動性評価装置であって、
前記トナーまたは現像剤を吸引する吸引手段は、吸込み口の面積が4〜20mm 2 、かつ吸引速度が10〜60l/minであり、
前記現像ローラ上に形成されるトナー層または現像剤層の表面にレーザ光を照射しその反射光を検出し、その後レーザ照射した場所のトナーまたは現像剤を前記吸引手段で吸引し、さらに吸引後のレーザ照射した同じ場所の現像ローラ表面に前記測定手段を用いてレーザ光を照射してその反射光を検出し、現像ローラの同じ位置でのトナー層または現像剤層の吸引前後の反射光の違いにより現像ローラ上のトナー層または現像剤層の評価を行なうことを特徴とする現像流動性評価装置。 - 現像ローラ上のトナー層または現像剤層の表面にレーザ光を照射し、その反射光位置変化から現像ローラ上のトナー層の高さを測定し、その後レーザ照射した場所のトナーまたは現像剤を吸引し、さらに吸引後のレーザ照射した同じ場所の現像ローラ表面にレーザ光を照射し、その反射光位置変化から現像ローラ上の高さを測定し、現像ローラの同じ位置でのトナー層または現像剤層の吸引前後の高さの違いにより現像ローラ上のトナー層または現像剤層の高さを評価することを特徴とする請求項1に記載の現像流動性評価装置。
- 前記レーザ光のレーザ照射パワーが0.1〜10mWであることを特徴とする請求項1に記載の現像流動性評価装置。
- 前記レーザ光のレーザスポット径が10〜500μmであることを特徴とする請求項1に記載の現像流動性評価装置。
- 前記レーザ光を照射しその反射光を検出する測定手段のワークディスタンスが5〜30mmであることを特徴とする請求項1に記載の現像流動性評価装置。
- 前記測定手段と吸引手段を高精度に任意の現像ローラ位置に駆動する駆動手段の精度が1〜20μmであることを特徴とする請求項1に記載の現像流動性評価装置。
- 平均粒径が4〜10μmのトナーまたはキャリアの平均粒径が20〜65μmである現像剤を用いたことを特徴とする請求項1に記載の現像流動性評価装置。
- 現像ローラ上のトナー層または現像剤層の表面にレーザ光を照射し、その反射光位置変化から現像ローラ上のトナー層の高さを測定し、その後レーザ照射した場所のトナーまたは現像剤を吸込み口の面積4〜20mm 2 で、かつ吸引速度10〜60l/minで吸引し、さらに吸引後のレーザ照射した同じ場所の現像ローラ表面にレーザ光を照射し、その反射光位置変化から現像ローラ上の高さを測定し、現像ローラの同じ位置でのトナー層または現像剤層の吸引前後の高さの違いにより現像ローラ上のトナー層または現像剤層の高さを評価することを特徴とする現像流動性評価方法。
- 請求項8に記載の評価法を用いて、トナーまたは現像剤の流動性を評価することを特徴とする流動性評価装置。
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