JP5110960B2 - 系統連系インバータ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、系統連系インバータ装置に関し、特に、トランスを介さずに、直流電源、発電機等の電力供給源を連系する商用交流電力系統に接続するトランスレス方式の系統連系インバータ装置に関するものである。
系統連系単相三線式インバータでは、中性点を作るために正母線と負母線間に直列に接続している二つのコンデンサの中点から中性線を取り出して利用する回路方式がある。PWMインバータのスイッチングぱらつき及び出力電流検出オフセット誤差によって、出力電流に直流成分が生じる問題がある。具体的には、二つのコンデンサの中点の初期電圧をVn0、二つのコンデンサの合計容量をC、U相の電流直流成分をIdu、V相の電流直流成分をIdvとして、交流電圧成分を無視して、中性線コンデンサ電圧Vnを求めると、
Figure 0005110960
となる。この結果、前記直流成分によって前記直列に接続している二つのコンデンサに直流成分の電流が流れ、コンデンサの中点電位が正母線と負母線間電圧まで偏ることになり、コンデンサの耐圧を超えてしまう問題もある。
前記問題の対策として、前記直列に接続する二つのコンデンサにそれぞれ抵抗を前記コンデンサに並列接続し、それぞれのコンデンサの電圧をバランスさせる方法がある(特許文献1参照)。
特開2007−97355公報
しかし、抵抗でバランスさせる方法は抵抗に高圧を印加するため、損失が多い問題と、スイッチングのばらつき及び交流出力電流検出オフセットによる交流出力電流の直流成分の制御ができない問題がある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、スイッチングのばらつき及び交流出力電流の直流成分を抑制した系統連系インバータ装置を提供する。
上記課題を解決するために、本発明に係る系統連系インバータ装置は、直流電源とこれに接続する正母線と負母線を有し、前記正母線と前記負母線間に第一及び第二のスイッチ素子、並びに第三及び第四のスイッチ素子を直列接続し、それぞれの中間点がリアクトルを介して、単相三線式電力系統のU相電圧出力端子並びに前記単相三線式電力系統のV相電圧出力端子に接続すると共に、前記正母線と負母線間に直列に接続された二つのコンデンサの中点から前記単相三線式電力系統の中性線に接続して交流電力に変換する系統連系インバータにおいて、前記二つのコンデンサの中点と前記母線との間の電圧と前記正母線と負母線間の電圧を検出する電圧検出手段と、前記二つのコンデンサの中点と前記母線との間の電圧が前記正母線と負母線間の電圧の1/2になるようにインバータの出力電流指令の直流成分を制御するインバータ出力電流制御手段とを有することを特徴とする。
また、本発明に係る系統連系インバータ装置は、直流電源とこれに接続する正母線と負母線を有し、前記正母線と単相二線式電力系統の相電圧出力間並びに前記負母線と前記単相二線式電力系統の相電圧出力端子間にリアクトルを介して、それぞれ第一及び第二のスイッチ素子を直列接続すると共に、前記正母線と負母線間に直列に接続された二つのコンデンサの中点から前記単相二線式電力系統の相電圧出力端子に接続して交流電力に変換する系統連系インバータにおいて、前記二つのコンデンサの中点と前記母線との間の電圧と前記正母線と負母線間の電圧を検出する電圧検出手段と、前記二つのコンデンサの中点と前記母線との間の電圧が前記正母線と負母線間の電圧の1/2になるようにインバータの出力電流指令の直流成分を制御するインバータ出力電流制御手段とを有することを特徴とする系統連系インバータ装置。
前記リアクトルと前記U相電圧出力端子間及び前記リアクトル前記V相電圧出力端子間、又は前記リアクトルと前記相電圧出力端子間の交流電流値を検出する交流電流検出手段を備えてあることを特徴とする。
また、前記電圧検出手段で検出した前記二つのコンデンサの中点と前記母線との間の電圧と前記正母線と負母線間の電圧とを比較して、この比較値を直流入力電圧の1/2の値から減算し、この値を前記交流出力の直流成分とみなすように制御することを特徴とする。
さらに、前記交流出力のみなし直流成分と予め生成した正弦波電流波形とを加算し、この加算して得た加算値から前記交流電流検出手段で検出された交流電流値を減算して前記直流成分を除去することを特徴とする。
本発明によれば、二つのコンデンサの中点と正負母線との間の電圧が正母線と負母線間の電圧の1/2になるようにインバータの出力電流指令の直流成分を制御することにより、スイッチングのばらつき及び出力電流検出オフセット誤差によって生じた出力電流の直流成分を抑制することができる。また、二つのコンデンサに電圧バランス回路を接続する必要がないので、回路の簡素化及び低コスト化を図ることができる。
発明を実施するための最良の形態の回路図を図1に示す。先ず、図1図示の系統連系インバータの主回路について説明する。先ず、本実施例に係る系統連系インバータは、単相三線式の系統連系インバータであり、直流電源1とこれに接続する正母線201と負母線202を有する。この正母線201と負母線202との間に二つのコンデンサC1,C2とを直列に接続してある。また、正母線201と負母線202との間に第一のスイッチ素子Q1と第二のスイッチ素子Q2とを直列に接続して第一のアーム3を構成してあるとともに、これらと並列に、第三のスイッチ素子Q3と第四のスイッチ素子Q4とを直列に接続して第二のアーム4を構成してある。
第一のアーム3の中点から単相三線式電力系統のU相電圧出力端子101を接続し、第二のアーム4の中点から単相三線式電力系統のV相電圧出力端子102を接続してある。二つのコンデンサC1,C2の直列回路2の中点から単相三線式電力系統の中性線103を接続してある。
第一のアーム3の中点と、単相三線式電力系統のU相電圧出力端子101との間にリアクトルL1を接続してあるとともに、第二のアーム4の中点と、単相三線式電力系統のV相電圧出力端子102との間にリアクトルL2を接続してある。
続いて、本実施例に係る系統連系インバータの制御回路について説明する。先ず、二つのコンデンサC1,C2の直列回路2の中点と母線201,202との間の電圧と、正母線201と負母線202との間の電圧を検出する電圧検出手段、本実施例においては、直流出力電圧検出器8を備えてある。この電圧検出器8は、二つのコンデンサC1,C2の直列回路2の中点と母線201,202との間の電圧と、正母線201と負母線202との間の電圧とを比較する。
電圧検出器8より出力された比較値を、直流電源1の直流入力電圧Edの1/2の電圧から減算する減算器11を備え、この減算器11より出力された直流電圧信号はゲイン14に入力される。ゲイン14では、減算器11より出力された直流電圧信号を本実施例に係る系統連系インバータ装置における交流電流のうちの直流成分とみなす。
本実施例に係る系統連系インバータの制御回路は加算器15,16を備えてある。一方の加算器15はゲイン14より出力される交流出力のみなし直流成分と、U相で出力すべき正弦波電力波形21とを加算するように構成してある。他方の加算器16はゲイン14より出力される交流出力のみなし直流成分と、V相で出力すべき正弦波電力波形22とを加算するように構成してある。
これに対して、交流電力側には、一方のリアクトルL1とU相電圧出力端子101との間にU相の交流電流を検出するU相電流検出器27を備えてある。また、他方のリアクトルL2とV相電圧出力端子102との間にV相の交流電流を検出するV相電流検出器28を備えてある。
本実施例に係る系統連系インバータの制御回路は減算器17,18を備えてある。一方の減算器17で、交流出力のみなし直流補正成分が含まれるU相電流指令正弦波からU相電流検出器27で検出されたU相電流を減算する。他方の減算器18で、交流出力のみなし直流補正成分が含まれるV相電流指令正弦波からV相電流検出器28で検出されたV相電流を減算する。
本実施例に係る系統連系インバータの制御回路は電流制御器12,13を備えてある。減算器17,18で出力された電流誤差信号は各電流制御器12,13で制御演算して誤差制御信号として出力する。具体的には本実施例では、比例制御(P制御)と積分制御(I制御)とを組み合わせたPI制御により、誤差制御信号を出力する。
本実施例に係る系統連系インバータの制御回路はそれぞれU相及びV相のPWM変調器9,10を備えてある。U相のPWM変調器9はU相の電流制御器12から出力された誤差制御信号をPWM変調信号に変換して、第一のアーム3の各スイッチ素子Q1,Q2に出力する。一方、V相のPWM変調器10はV相の電流制御器13から出力された誤差制御信号をPWM変調信号に変換して、第二のアーム4の各スイッチ素子Q3,Q4に出力する。
以上のように構成してある系統連系インバータ装置は以下のように作用する。先ず、二つのコンデンサC1,C2の直列回路2の中点と母線201,202との間の電圧と、正母線201と負母線202との間の電圧を直流出力電圧検出器8で検出して、二つのコンデンサC1,C2の直列回路2のと母線201,202との間の電圧と、正母線201と負母線202との間の電圧とを比較する。
電圧検出器8より出力された比較値を、減算器11で直流電源1の直流入力電圧Edの1/2の電圧から減算する。減算器11より出力された直流電圧信号をゲイン14に入力する。ゲイン14では、減算器11より出力された直流電圧信号を本実施例に係る系統連系インバータ装置における交流電流のうちの直流成分とみなす。ゲイン14より出力される交流出力のみなし直流成分と、U相で出力すべき正弦波電力波形21とを加算器15で加算するとともに、ゲイン14より出力される交流出力のみなし直流成分と、V相で出力すべき正弦波電力波形22とを加算器16で加算する。
これに対して、交流電力側では、一方のリアクトルL1とU相電圧出力端子101との間に備えたU相電流検出器27によりU相の交流電流を検出する。また、他方のリアクトルL2とV相電圧出力端子102との間に備えたV相電流検出器28によりV相の交流入力電流を検出する。
一方の減算器17で、交流出力のみなし直流成分が含まれるU相正弦波電力波形からU相電流検出器27で検出されたU相電流を減算する。他方の減算器18で、交流出力のみなし直流成分が含まれるV相正弦波電力波形からV相電流検出器28で検出されたV相電流を減算する。この減算処理により、交流出力の直流成分を除去することができる。減算器17,18で交流出力の直流成分を除去した信号は各電流制御器12,13でPI制御演算して誤差制御信号として出力される。
U相の電流制御器12から出力された誤差制御信号をU相のPWM変調器9でPWM変調信号に変換して、第一のアーム3の各スイッチ素子Q1,Q2に出力する。一方、V相の電流制御器13から出力された誤差制御信号をV相のPWM変調器10でPWM変調信号に変換して、第二のアーム4の各スイッチ素子Q3,Q4に出力する。
以上より、二つのコンデンサの中点と正負母線との間の電圧が正母線と負母線間の電圧の1/2になるようにインバータの出力電流指令の直流成分を制御することにより、スイッチングのばらつき及び出力電流検出オフセット誤差によって生じた出力電流の直流成分を抑制することができる。また、二つのコンデンサに電圧バランス回路を接続する必要がないので、回路の簡素化及び低コスト化を図ることができる。
続いて、第二の実施例について説明する。第二の実施例に係る系統連系インバータは、単相二線式の系統連系インバータであり、直流電源1とこれに接続する正母線201と負母線202を有する。この正母線201と負母線202との間に二つのコンデンサC1,C2とを直列に接続してある。また、正母線201と負母線202との間に第一のスイッチ素子Q1と第二のスイッチ素子Q2とを直列に接続してアーム3を構成してある。
アーム3の中点から単相二線式電力系統の交流電圧出力端子101を接続ししてある。二つのコンデンサC1,C2の直列回路2の中点から単相二線式電力系統の中性線103を接続してある。アーム3の中点と交流電圧出力端子101との間にリアクトルL1を接続してあるとともに、二つのコンデンサC1,C2の直列回路2の中点と交流電源7との間にリアクトルL2を接続してある。
続いて、本実施例に係る系統連系インバータの制御回路について説明する。先ず、二つのコンデンサC1,C2の直列回路2の中点と母線201,202との間の電圧と、正母線201と負母線202との間の電圧を検出する電圧検出手段、本実施例においては、直流出力電圧検出器8を備えてある。この電圧検出器8は、二つのコンデンサC1,C2の直列回路2の中点と母線201,202との間の電圧と、正母線201と負母線202との間の電圧とを比較する。
電圧検出器8より出力された比較値を、直流電源1の直流入力電圧Edの1/2の電圧から減算する減算器11を備え、この減算器11より出力された直流電圧信号はゲイン14に入力される。ゲイン14では、減算器11より出力された直流電圧信号を本実施例に係る系統連系インバータ装置における交流電流のうちの直流成分とみなす。
本実施例に係る制御回路は加算器15を備えてある。この加算器15はゲイン14より出力される交流出力のみなし直流成分と、交流部分で出力すべき正弦波電力波形21とを加算するように構成してある。これに対して、交流電力側には、一方のリアクトルL1と交流電圧出力端子101との間に交流電流を検出する電流検出器27を備えてある。
本実施例に係る制御回路は減算器17を備えてある。減算器17で、交流出力のみなし直流成分が含まれる正弦波電力波形から交流電流検出器27で検出された交流電流を減算する。この減算処理により、交流出力の直流成分を除去することができる。
本実施例に係る制御回路は電流制御器12を備えてある。減算器17で交流出力の直流成分を除去した信号は電流制御器12でPI制御演算して誤差制御信号として出力する。本実施例に係る制御回路はPWM変調器9を備えてある。PWM変調器9は電流制御器12から出力された誤差制御信号をPWM変調信号に変換して、アーム3の各スイッチ素子Q1,Q2に出力する。
以上のように構成してある系統連系インバータ装置は以下のように作用する。先ず、二つのコンデンサC1,C2の直列回路2の中点と母線201,202との間の電圧と、正母線201と負母線202との間の電圧を直流出力電圧検出器8で検出して、二つのコンデンサC1,C2の直列回路2の中点の電圧と、正母線201と負母線202との間の電圧とを比較する。
電圧検出器8より出力された比較値を、減算器11で直流電源1の直流入力電圧Edの1/2の電圧から減算する。減算器11より出力された直流電圧信号をゲイン14に入力する。ゲイン14では、減算器11より出力された直流電圧信号を本実施例に係る系統連系インバータ装置における交流電流のうちの直流成分とみなす。ゲイン14より出力される交流出力のみなし直流成分と、交流部分で出力すべき正弦波電力波形21とを加算器15で加算する。これに対して、交流電力側では、一方のリアクトルL1と交流電圧出力端子101との間に備えた交流電流検出器27により交流電流を検出する。
減算器17で、交流出力のみなし直流成分が含まれる正弦波電力波形から電流検出器27で検出された交流電流を減算する。この減算処理により、交流出力の直流成分を除去することができる。減算器17で交流出力の直流成分を除去した信号は各電流制御器12でPI制御演算して誤差制御信号として出力される。電流制御器12から出力された誤差制御信号をPWM変調器9でPWM変調信号に変換して、第一のアーム3の各スイッチ素子Q1,Q2に出力する。
以上より、二つのコンデンサの中点と正負母線との間の電圧が正母線と負母線間の電圧の1/2になるようにインバータの出力電流指令の直流成分を制御することにより、スイッチングのばらつき及び出力電流検出オフセット誤差によって生じた出力電流の直流成分を抑制することができる。また、二つのコンデンサに電圧バランス回路を接続する必要がないので、回路の簡素化及び低コスト化を図ることができる。
本発明によれば、二つのコンデンサの中点と正負母線との間の電圧が正母線と負母線間の電圧の1/2になるようにインバータの出力電流指令の直流成分を制御することにより、スイッチングのばらつき及び出力電流検出オフセット誤差によって生じた出力電流の直流成分を抑制することができる。また、二つのコンデンサに電圧バランス回路を接続する必要がないので、回路の簡素化及び低コスト化を図ることができ、産業上利用可能である。
本発明に係る系統連系インバータ装置における発明を実施するための最良の形態の回路図である。 図1とは別の系統連系インバータ装置における実施例の回路図である。
符号の説明
1 直流電源
C1,C2 コンデンサ
2 コンデンサC1,C2との直列回路
Q1,Q2,Q3,Q4 スイッチ素子
3,4 アーム
7 交流電源
8 直流出力電圧検出器
9,10 PWM変調器
11 減算器
12,13 電流制御器
14 ゲイン
15,16 加算器
17,18 減算器
21,22 正弦波電力波形
27,28 交流電流検出器
101、102 交流電圧出力端子
103 中性線
201 正母線
202 負母線
L1 リアクトル

Claims (2)

  1. 直流電源とこれに接続する正母線と負母線を有し、前記正母線と前記負母線間に第一及び第二のスイッチ素子、並びに第三及び第四のスイッチ素子を直列接続し、それぞれの中間点がリアクトルを介して、単相三線式電力系統のU相電圧出力端子並びに前記単相三線式電力系統のV相電圧出力端子に接続すると共に、前記正母線と負母線間に直列に接続された二つのコンデンサの中点から前記単相三線式電力系統の中性線に接続して交流電力に変換する系統連系インバータにおいて、
    前記二つのコンデンサの中点と前記母線との間の電圧と前記正母線と負母線間の電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記二つのコンデンサの中点と前記母線との間の電圧が前記正母線と負母線間の電圧の1/2になるようにインバータの出力電流指令の直流成分を制御するインバータ出力電流制御手段と、
    前記リアクトルと前記U相電圧出力端子間、及び前記リアクトルと前記V相電圧出力端子間の交流電流値を検出する交流電流検出手段と、を有し、
    前記電圧検出手段で検出した前記二つのコンデンサの中点と前記母線との間の電圧とを直流入力電圧の1/2の値から減算し、この値を前記交流出力の直流成分とみなすように制御し、
    さらに、前記交流出力のみなし直流成分と予め生成した正弦波電流波形とを加算し、この加算して得た加算値から前記交流電流検出手段で検出された交流電流値を減算して前記直流成分を除去することを特徴とする系統連系インバータ装置。
  2. 直流電源とこれに接続する正母線と負母線を有し、前記正母線と単相二線式電力系統の相電圧出力間並びに前記負母線と前記単相二線式電力系統の相電圧出力端子間にリアクトルを介して、それぞれ第一及び第二のスイッチ素子を直列接続すると共に、前記正母線と負母線間に直列に接続された二つのコンデンサの中点から前記単相二線式電力系統の相電圧出力端子に接続して交流電力に変換する系統連系インバータにおいて、
    前記二つのコンデンサの中点と前記母線との間の電圧と前記正母線と負母線間の電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記二つのコンデンサの中点と前記母線との間の電圧が前記正母線と負母線間の電圧の1/2になるようにインバータの出力電流指令の直流成分を制御するインバータ出力電流制御手段と、
    前記リアクトルと前記相電圧出力端子間の交流電流値を検出する交流電流検出手段と、を有し、
    前記電圧検出手段で検出した前記二つのコンデンサの中点と前記母線との間の電圧と直流入力電圧の1/2の値から減算し、この値を前記交流出力の直流成分とみなすように制御し、
    さらに、前記交流出力のみなし直流成分と予め生成した正弦波電流波形とを加算し、この加算して得た加算値から前記交流電流検出手段で検出された交流電流値を減算して前記直流成分を除去することを特徴とする系統連系インバータ装置。
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