JP5110176B2 - アクティブタグ装置に対するデータ読み取り書き込み装置、アクティブタグ装置及びシステム - Google Patents
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Description
本技術は、送受信可能なアクティブタグ装置と、当該アクティブタグ装置に対してデータを送受信するデータ読み取り書き込み装置と、それらのシステムに関する。
アクティブタグ装置は、無線ICタグ(RFID)の一種であり、電池を内蔵して数十m程度の距離での通信が可能なタイプのICタグである。従来のアクティブタグ装置は、リーダ・ライタ(すなわちデータ読み取り書き込み装置)に対してデータを送信するだけで受信できなかったが、近年送受信が可能なアクティブタグ装置が登場してきた。
この送受信可能なアクティブタグ装置とリーダ・ライタとの通信シーケンスを図1(a)乃至(c)に示す。図1(a)は、アクティブタグ装置の処理シーケンスを表している。なお、送信と受信とでは別の帯域を使用する。具体的には、例えば1秒間隔でデータ送信処理1001を実施し、データ送信処理1001の間にリーダ・ライタとは無関係にキャリアセンス1002を実施する。キャリアセンス1002で、リーダ・ライタによるデータ送信を検出すると、データ受信処理1003を実施する。図1(b)は、リーダ・ライタの送信部の処理シーケンスを表している。具体的には、アクティブタグ装置へ送信すべきデータが生じた場合には、例えば2秒から3秒までの間(すなわちデータ送信処理1009)、6秒から7秒までの間、データ送信し続ける。アクティブタグ装置のキャリアセンスは、リーダ・ライタとは無関係に実施されるので、アクティブタグ装置へのデータ送信を成功させるためには、図1(b)に示した例ではキャリアセンス間隔である1秒程度データ送信を継続しなければならない。これによってリーダ・ライタの消費電力が多くなってしまう。また、図1(c)は、リーダ・ライタの受信部の処理シーケンスを示している。リーダ・ライタの受信部は常に受信待ちの状態(図1(c)で網掛け部分は受信待ちの状態であることを示す)で、アクティブタグ装置によるデータ送信を検出すると、適宜データ受信1008を実施する。
また、図1(a)乃至(c)では、1台のリーダ・ライタが存在する場合の問題を示したが、複数のリーダ・ライタが近接している場合にも問題が生じ得る。図2Aに示すように、例えば近接する複数のリーダ・ライタ(R/W)1乃至4が個別にデータ送信を実施する場合、送信時間が長いため、相互干渉が頻繁に発生するおそれがある。具体的には、図2Bに示すように、時刻Aでは、リーダ・ライタ2乃至4のデータ送信が干渉を起こしてアクティブタグ装置ではデータを受信できなくなる可能性がある。また、時刻Bでは、リーダ・ライタ3及び4のデータ送信が干渉を起こしてアクティブタグ装置ではデータを受信できなくなる可能性がある。さらに、時刻Cでは、リーダ・ライタ1及び2のデータ送信が干渉を起こしてアクティブタグ装置ではデータを受信できなくなる可能性がある。
なお、電波干渉の防止に関する技術には、基地局から自局宛情報信号を受信すると端末局は電力線通信によって無線タグ検出装置に状態信号を送信して、一定時間無線タグへの質問波の送信を禁止する技術が存在している。しかし、この技術はアクティブタグ装置を前提としたものではないし、無線タグに質問波を送信する無線タグ検出装置間の干渉を取り扱うわけではない。
特開2006−338489号公報
特開2000−134220号公報
以上のような従来の問題を解消するような技術は存在していない。
従って、本技術の目的は、リーダ・ライタとアクティブタグ装置との間で効率的な通信を可能にするための技術を提供することである。
実施の形態の1つの態様として、アクティブタグ装置に対するデータ読み取り書き込み装置は、データの送受信を無線で行うことができるアクティブタグ装置と無線通信を行う無線通信部と、無線通信部がアクティブタグ装置からのデータの受信を検出した後アクティブタグ装置のキャリアセンスに同期させるために設定される第1の時間の計測を開始させ、第1の時間が経過した後にアクティブタグ装置に対してデータ送信を第2の時間の間無線通信部に行わせる制御部とを有する。
[実施の形態1]
図3に、第1の実施の形態に係るアクティブタグ装置の機能ブロック図を示す。アクティブタグ装置100は、制御部101と、送信タイマ(Timer)102と、キャリアセンス(CS:Carrier Sense)タイマ(Timer)103と、送信データ生成部104と、受信データ復号部105と、アンテナに接続されている送受信機106と、キャリアセンス部115と、メモリ109とを有する。なお、アクティブタグ装置100は、バッテリ107と、当該バッテリ107からの電力を各機能ブロックに供給する電源制御部108をもさらに含む。
図3に、第1の実施の形態に係るアクティブタグ装置の機能ブロック図を示す。アクティブタグ装置100は、制御部101と、送信タイマ(Timer)102と、キャリアセンス(CS:Carrier Sense)タイマ(Timer)103と、送信データ生成部104と、受信データ復号部105と、アンテナに接続されている送受信機106と、キャリアセンス部115と、メモリ109とを有する。なお、アクティブタグ装置100は、バッテリ107と、当該バッテリ107からの電力を各機能ブロックに供給する電源制御部108をもさらに含む。
送受信機106は、送信部1061と、受信部1062とを有する。制御部101は、イネーブル・ディスイネーブル制御部1011を有している。制御部101は、送受信機106の送信部1061と受信部1062と接続されており、さらに送信データ生成部104と受信データ復号部105とキャリアセンス部115とにも接続されている。送信データ生成部104は送受信機106の送信部1061に接続され、受信データ復号部105は送受信機106の受信部1062に接続されている。さらに、制御部101は、メモリ109に接続されており、送信タイマ102とCSタイマ103と連携するようになっている。キャリアセンス部115は、受信部1062とも接続されている。
制御部101のイネーブル・ディスイネーブル制御部1011は、送信データ生成部104への制御信号EN_ENC、受信データ復号部105への制御信号EN_DEC、送受信機106の送信部1061への制御信号EN_TX、送受信機106の受信部1062への制御信号EN_RX、キャリアセンス部115への制御信号EN_CSを出力する。さらに、制御部101は、電源制御部108にも接続されており、制御信号CTRL_POWを出力する。制御信号CTRL_POWについては、電源制御部108を介して各モジュールへの電源供給を制御するためのものであり、制御信号により動作を停止させるのに代わって電源供給を停止させることによって消費電力を削減するようにしても良い。
送信データ生成部104は、メモリ109に格納されているタグID等のデータを所定の符号化方式に従って符号化して符号化データを生成し、送受信機106の送信部1061に出力する。送受信機106の送信部1061は、送信データ生成部104から受け取ったベースバンドの符号化データでキャリアを変調して、送信用の周波数のRF(Radio Frequency)信号を送信する。送受信機106の受信部1062は、受信用のRF信号を受信・復調してベースバンド符号化データを生成し、当該ベースバンド符号化データを受信データ復号部105に出力する。受信部1062は、また受信RF信号のキャリア強度を表すデータを生成して、キャリアセンス部115に出力する。受信データ復号部105は、受信部1062から受け取った符号化データを所定の符号化方式に従って復号して復号データを生成し、制御部101に出力する。キャリアセンス部115は、受信部1062からのキャリア強度を表すデータに基づいて受信RF信号のキャリアの有無を判定して、判定結果を制御部101に出力する。
制御部101は、送信タイマ102の計測すべき時間を表すtimer1という値を送信タイマ102に設定する。送信タイマ102は、時間timer1を計測して、送信部1061にデータ送信を実施させるタイミングを表すWakeup信号を制御部101に出力する。また、制御部101は、CSタイマ103に設定すべきtimer2という値をCSタイマ103に設定する。CSタイマ103は、時間timer2を計測して、キャリアセンス部115にキャリアセンスを実施させるタイミングを表すCS開始信号を制御部101に出力する。
メモリ109には、送信タイマ102に設定すべきtimer1の値、CSタイマ103に設定すべきtimer2の値、リーダ・ライタから受信したデータ、タグIDその他の情報を格納する。必要があれば、制御部101によって更新される。
なお、制御部101は、専用の半導体装置であってもよいし、以下で述べるような機能を実現するためのプログラムとプロセッサの組み合わせで実現される場合もある。
図4に、第1の実施の形態に係るリーダ・ライタの機能ブロック図を示す。リーダ・ライタ200は、制御部201と、送信開始タイマ(Timer)202と、送信終了タイマ(Timer)203と、送信データ生成部204と、受信データ復号部205と、送信用アンテナに接続されている送信機206及び受信用アンテナに接続されている受信機207を有する送受信機と、メモリ208とを有する。なお、リーダ・ライタ200は、ホスト装置と例えば有線で接続するようになっている。
制御部201は、送信データ生成部204と、受信データ復号部205と、メモリ208と接続しており、送信開始タイマ202及び送信終了タイマ203と連携する。送信データ生成部204は、送信機206と接続されており、受信データ復号部205は、受信機207に接続されている。
制御部201は、ホスト装置からのタグID要求コマンド等のコマンドを受け取ったとき、そのようなコマンドを含むデータを送信データ生成部204に供給する。送信データ生成部204は、制御部201から受け取ったコマンド等を含む所定のフォーマットのデータを生成して所定の符号化方式に従って符号化することによって符号化データを生成し、送信機206に出力する。送信機206は、送信データ生成部204から受け取ったベースバンド符号化データでキャリアを変調して送信用の周波数のRF信号を送信する。
受信機207は、受信用の周波数のRF信号を受信し、受信データを受信データ復号部205に出力する。受信データ復号部205は、受信機207から受け取った受信データを所定の符号化方式に従って復号して復号データを生成し、生成した復号データを制御部201に供給する。
メモリ208は、送信開始タイマ202に設定すべきtimer3の値、送信終了タイマ203に設定すべきtimer4の値、アクティブタグ装置100から受信したデータ、ホスト装置から受信したデータなど格納する。
制御部201は、送信開始タイマ202の計測すべき時間を表すtimer3という値を送信開始タイマ202に設定する。送信開始タイマ202は、時間timer3を計測して、計測終了後アクティブタグ装置100にデータ送信を実施すべきタイミングを表す送信開始信号を制御部201に出力する。また、制御部201は、送信終了タイマ203の計測すべき時間を表すtimer4という値を送信終了タイマ203に設定する。送信終了タイマ203は、時間timer4を計測して、計測終了後、アクティブタグ装置100に対するデータ送信を終了させるためのタイミングを表す送信終了信号を制御部201に出力する。
なお、制御部201は、専用の半導体装置であってもよいし、以下で述べるような機能を実現するためのプログラムとプロセッサの組み合わせで実現される場合もある。
次に、図5(a)乃至(c)を用いてアクティブタグ装置100及びリーダ・ライタ200の処理シーケンスを説明する。図5(a)は、アクティブタグ装置100の処理シーケンスを示しており、timer1(例えば1秒)の間隔でリーダ・ライタ200に対してデータ送信301を行う。また、データ送信301の開始後であってtimer2経過後にキャリアセンス302を実施する。また、図5(c)は、リーダ・ライタ200の受信機207の処理シーケンスを示している。受信機207は、常に受信待ちの状態(網掛けは受信待ちの状態を表す)となっており、アクティブタグ装置100からのデータ送信に応じてデータ受信311を実施する。また、図5(b)は、リーダ・ライタ200の送信機206の処理シーケンスを表している。本実施の形態では、図5(b)に示すように、このデータ受信311の検出後であってtimer3経過後にデータ送信312を実施する。このデータ送信312は、アクティブタグ装置100のキャリアセンス302に同期させており、アクティブタグ装置100のキャリアセンスによってデータ送信312を検出し、アクティブタグ装置100はデータ受信303を実施する。なお、データ送信312は、(timer4-timer3)の時間の間実施されるので、データ送信312の実施時間が短縮され、消費電力が削減される。
図6(a)乃至(c)を用いて図5(a)に示したXの期間の詳細を説明する。例えば、timer1は1秒であり、timer2は200msであり、timer3は150msであり、timer4は250msである。図6(a)は、アクティブタグ装置100の処理シーケンスを表し、図6(b)は、リーダ・ライタ200の送信機206の処理シーケンスを表しており、図6(c)は、リーダ・ライタ200の受信機207の処理シーケンスを表している。図6(a)乃至(c)に示すように、アクティブタグ装置100の送信部1061は、データ送信301をtimer1の間隔で実施し、データ送信301開始からtimer2(=200ms)経過後にキャリアセンス302を実施する。一方、リーダ・ライタ200の受信機207は、アクティブタグ装置100によるデータ送信301に対応してデータ受信311を実施する。そして、当該データ受信311を開始してからtimer3経過後に、リーダ・ライタ200の送信機206がデータ送信312を開始する。データ送信312は、(timer4-timer3)=100msの間実施する。このデータ送信312に応じて、アクティブタグ装置100の受信部1062は、データ受信303を実施する。このようにアクティブタグ装置100のキャリアセンスのタイミングが決まっていれば、リーダ・ライタ200のデータ送信タイミングを合わせることができ、さらにデータ送信時間も短くできるので、リーダ・ライタ200の消費電力を削減することができる。
なお、1つのリーダ・ライタ200が複数のアクティブタグ装置100と通信しなければならない場合もあるが、各アクティブタグ装置100の時計はずれているのが通常であり、timer3に同じ値が設定されても、そのタイミングはずれている可能性が非常に高いので、特に問題なく通信は行われる。
次に、図7及び図8を用いて、図5(a)乃至図6(c)に示した処理シーケンスを実現するための詳細な処理について説明する。まず、図7を用いてアクティブタグ装置100の処理について説明する。制御部101は、送信タイマ102にセットされた時間timer1が経過したか判断する(ステップS1)。送信タイマ102は、時間timer1が経過すると、Wakeup信号を制御部101に出力するので、制御部101は、Wakeup信号を受信したかを判断する。時間timer1が経過していない場合にはそれまで待つ。時間timer1が経過してWakeup信号を受信した場合には、制御部101は、例えばメモリ109に格納されているtimer1を送信タイマ102にセットすると共に、同じく例えばメモリ109に格納されているtimer2をCSタイマ103にセットする(ステップS3)。送信タイマ102及びCSタイマ103は、値がセットされると、その値に相当する時間の計測を開始する。
また、ステップS3の後又は同時に、制御部101のイネーブル・ディスイネーブル制御部1011は、送信データ生成部104及び送信部1061に処理開始をEN_ENC及びEN_TX信号で指示し、送信すべきデータを送信データ生成部104に出力して送信データを生成させ、さらに当該送信データを送信部1061に送信用周波数でリーダ・ライタ200へ送信させる(ステップS5)。データの送信が終了すれば、EN_TX及びEN_ENC信号で送信部1061及び送信データ生成部104の動作を停止させて、電力消費を下げる。
さらに、制御部101は、CSタイマ103にセットされた時間timer2が経過したか判断する(ステップS7)。CSタイマ103は、時間timer2が経過すると、CS開始信号を制御部101に出力するので、CS開始信号を受信したか判断する。時間timer2が経過していない場合にはそれまで待つ。時間timer2が経過してCS開始信号を受信した場合には、制御部101は、受信部1062及びキャリアセンス部115に対して処理開始をEN_RX及びEN_CS信号で指示し、受信部1062に受信レベルのデータをキャリアセンス部115に出力させ当該受信レベルのデータに基づきキャリアセンス部115に受信RF信号のキャリア信号の有無を判定させることによってキャリアセンスを実施させ、その判定結果を受信する(ステップS9)。
制御部101は、キャリアセンス部115から受信した判定結果が、リーダ・ライタ200から搬送波を受信したことを示しているか判断する(ステップS11)。搬送波を受信していない場合には、ステップS1に戻る。なお、電力消費を下げるために、EN_RX及びEN_CS信号で受信部1062及びキャリアセンス部115の動作を停止させる。
一方、搬送波を受信した場合には、制御部101は、受信データ復号部105に処理開始をEN_DEC信号で指示し、受信部1062に受信RF信号から受信データを生成させ、さらに受信データ復号部105に受信データから復号データを生成させ、当該復号データを受け取るという受信処理を実施する(ステップS13)。制御部101は、受信した復号データで、例えばメモリ109の内容を更新するなどの処理を実施する(ステップS15)。受信処理完了後は、消費電力を下げるために、EN_DEC信号及びEN_RX信号で、受信データ復号部105及び受信部1062の動作を停止させる。
その後、何らかの理由で処理終了と判断されなければステップS1に戻る(ステップS17:Noルート)。一方、何らかの理由で処理終了と判断された場合には処理終了する(ステップS17:Yesルート)。
次に、図8を用いてリーダ・ライタ200の処理について説明する。リーダ・ライタ200では、常に受信機207は受信待ちになっている。従って、受信機207はアクティブタグ装置100から受信用の周波数のRF信号を受信すると、当該RF信号から受信データを生成して受信データ復号部205に出力し、受信データ復号部205は、受信機207から受け取った受信データを所定の符号化方式に従って復号してベースバンド符号化データを生成し、生成した復号データを制御部201に供給する。制御部201は、このように復号データを受信データ復号部205から受け取り始めると、例えばメモリ208に格納されているtimer3を送信開始タイマ202にセットし、同じくメモリ208に格納されているtimer4を送信終了タイマ203にセットする(ステップS23)。なお、データ受信は、ステップS23とは別に継続される(ステップS25)。データ受信自体はステップS23とは別に継続されるので図8では点線ブロックで示されている。また、送信開始タイマ202及び送信終了タイマ203は、値がセットされるとそれぞれtimer3及びtimer4に相当する時間の計測を開始する。
そして、制御部201は、送信開始タイマ202にセットされた時間timer3が経過したか判断する(ステップS27)。送信開始タイマ202は、時間timer3が経過すると、送信開始信号を制御部201に出力するので、送信開始信号を受信したか判断する。時間timer3が経過していない場合にはステップS27に戻る。一方、時間timer3が経過して送信開始信号を受信した場合には、制御部201は、例えばホスト装置から送信を指示されたデータを、送信データ生成部204に出力し、送信データ生成部204に送信データを生成させ、さらに送信機206に送信データに応じた送信RF信号を生成させてアクティブタグ装置100へ送信させることにより、送信処理を実施する(ステップS29)。この送信処理は以下で述べるように送信終了信号を受信するまで継続する。
一方、制御部201は、送信終了タイマ203にセットされた時間timer4が経過したか判断する(ステップS31)。送信終了タイマ203は、時間timer4が経過すると、送信終了信号を制御部201に出力するので、送信終了信号を受信したか判断する。時間timer4が経過していない場合にはステップS29に戻る。一方、時間timer4が経過して送信終了信号を受信した場合には、制御部201は、送信データ生成部204へのデータ出力を停止して、送信機206からのRF信号の送信を停止させる(ステップS32)。その後、何らかの理由で処理終了と判断されなければステップS21に戻る(ステップS33:Noルート)。一方、何らかの理由で処理終了と判断された場合には処理終了する(ステップS33:Yesルート)。
以上処理を実施することによって、リーダ・ライタ200におけるデータ送信時間を短くしても十分リーダ・ライタ200とアクティブタグ装置100との通信を行うことができるため、電力消費を削減することができる。また、電波の帯域を有効活用することができるようになる。
また、図9に示すように、リーダ・ライタ1乃至4が近接設置されている場合であっても、上で述べたように各リーダ・ライタ200によるデータ送信時間が短くなっているので、データ送信が互いに干渉する可能性が大幅に減少している。すなわち、アクティブタグ装置100とリーダ・ライタ200との間の通信効率が向上する。
[実施の形態2]
第1の実施の形態の場合、同じアクティブタグ装置100の出力したRF信号を複数のリーダ・ライタ200が受信してしまうと、当該複数のリーダ・ライタ200が同時にデータ送信を実施して干渉を生じさせる可能性がある。本実施の形態では、そのような場合に対処する。
第1の実施の形態の場合、同じアクティブタグ装置100の出力したRF信号を複数のリーダ・ライタ200が受信してしまうと、当該複数のリーダ・ライタ200が同時にデータ送信を実施して干渉を生じさせる可能性がある。本実施の形態では、そのような場合に対処する。
第2の実施の形態に係るシステム概要を図10に示す。ここでは、リーダ・ライタA乃至Cがネットワーク401を介してホスト装置450に接続されている。ネットワーク401は例えば有線のネットワークであるが、無線のネットワークであっても良い。本実施の形態におけるリーダ・ライタ200は、図4に示した機能に加え、受信機207からの受信データに基づき電波強度測定を実施する電波強度測定部209を有する。電波強度測定部209は、電波強度測定の結果である電波強度データを制御部201に出力する。なお、制御部201は、リーダ・ライタのID、受信した復号データ(タグIDを含む)及び電波強度データを、ネットワーク401を介してホスト装置450に送信する。
ホスト装置450は、ネットワーク401を介してデータ通信を行うデータ送受信部451と、制御部452と、電波強度判定部453とを有する。データ送受信部451は、ネットワーク401を介してデータを受信すると制御部452に出力すると共に、制御部452の指示に従って指示に係るリーダ・ライタにデータ及び送信命令を送信する。制御部452は、タグIDと、送信元リーダ・ライタのIDと受信した電波強度データを電波強度判定部453に出力する。電波強度判定部453は、同一タグIDについて、受信した電波強度データから最も受信電波強度が強いリーダ・ライタのIDを特定して、比較結果として当該リーダライタIDを制御部452に出力する。制御部452は、比較結果として受信電波強度が強いリーダ・ライタのIDを受け取ると、送信すべきデータと共に送信命令を、特定されたリーダ・ライタへ、データ送受信部451に送信させる。
ネットワーク401を介して送信命令及び送信すべきデータを受信したリーダ・ライタ200の制御部101は、第1の実施の形態と同じタイミングで、送信すべきデータを送信データ生成部204に出力して送信データを生成させ、当該送信データに応じたRF信号を送信機206に送信させる。
次に、各リーダ・ライタ200とホスト装置450の処理について、図11及び図12を用いて説明する。まず、リーダ・ライタ200の処理について図11を用いて説明する。制御部201は、受信機207及び受信データ復号部205を介してアクティブタグ装置100からデータを受信したか判断する(ステップS41)。アクティブタグ装置100からデータを受信していない場合にはステップS41に戻る。一方、アクティブタグ装置100からデータを受信した場合には、制御部201は、受信機207からの受信データから受信強度を測定した電波強度測定部209から電波強度データを受け取り、当該電波強度データと、受信データ復号部205から受信した復号データ(アクティブタグ装置100のタグIDを含む)と、例えばメモリ208に格納されているリーダ・ライタIDとを、ネットワーク401を介してホスト装置450に送信する(ステップS43)。そして、ホスト装置450から送信命令などが送られてくるまで待機する。
制御部201は、例えば時間timer3が経過した後であってデータ送信を行うタイミングに間に合うように設定される所定時間内に送信命令及び送信すべきデータをホスト装置450から受信したか判断する(ステップS45)。所定時間内に送信命令などを受信しない場合には、今回受信したタグIDのアクティブタグ装置100へのデータ送信を行うリーダ・ライタ200としては選択されなかったものとしてステップS41に戻る。
一方、所定時間内に送信命令及び送信すべきデータを受信した場合には、制御部201は、送信すべきデータを例えばメモリ208に格納するなどして、例えば図8のステップS29で実施される送信処理に使用する(ステップS47)。その後、何らかの理由で処理終了と判断されなければステップS41に戻る(ステップS49:Noルート)。一方、何らかの理由で処理終了と判断された場合には処理終了する(ステップS49:Yesルート)。
次に、図12を用いてホスト装置450の処理フローを説明する。まず、制御部452は、データ送受信部451を介してリーダ・ライタ200から、リーダライタIDと、受信強度データと、復号データ(タグIDを含む。またアクティブタグ装置100からの受信データとも呼ぶ。)とを受信したか判断する(ステップS51)。受信していない場合にはステップS51に戻る。受信した場合には、制御部452は、受信したタグID、リーダライタID、受信強度データ及び復号データを、図示しない記憶装置に格納すると共に、タグID、リーダライタID及び受信強度データを電波強度判定部453に対して比較対象として設定する(ステップS53)。電波強度判定部453は、タグID毎に受信強度データ及びリーダライタIDを保持する。そして、電波強度判定部453は、所定時間内に受信した同一タグIDについての受信強度データに基づき、最も受信強度が強い受信強度データを送ってきたリーダ・ライタ200のリーダライタIDを特定し、制御部452に出力する(ステップS57)。なお、所定時間内に1つのタグIDについて1つのリーダ・ライタ200のみからデータを受信した場合には、そのリーダ・ライタ200のリーダライタIDを出力する。
制御部452は、電波強度判定部453からリーダライタIDを受信すると、当該リーダライタIDから特定されるリーダ・ライタ200宛に、別途用意される送信すべきデータ及び送信命令を、データ送受信部451に送信させる(ステップS59)。図10に示すように、例えばリーダ・ライタB及びCから受信強度データなどを受信し、リーダ・ライタCからの受信強度データが最も受信強度が強いと判断されると、リーダ・ライタC宛に、送信すべきデータ及び送信命令を送信する。
その後、何らかの理由で処理終了と判断されなければステップS51に戻る(ステップS61:Noルート)。一方、何らかの理由で処理終了と判断された場合には処理終了する(ステップS61:Yesルート)。
以上のような処理を実施することによって、複数のリーダ・ライタ200において同一のアクティブタグ装置100からのデータを受信したとしても、それに対応してデータを返信するリーダ・ライタ200は1つだけになる。例えば、図13に示したように、3つのリーダ・ライタA乃至Cの受信可能エリアが重複するようにリーダ・ライタA乃至Cが配置されているものとする。そして、アクティブタグ装置100がリーダ・ライタBとCの間ぐらいに位置する場合には、リーダ・ライタB及びCの両方で、アクティブタグ装置100からのデータを受信できる。このような場合、リーダ・ライタB及びCが共に当該アクティブタグ装置100にデータを送信してしまうと、電波干渉を起こしてしまいアクティブタグ装置100が受信できなくなる可能性がある。しかし、図14に示すように、本実施の形態では例えばリーダ・ライタCのみが、アクティブタグ装置100にデータを送信するので、電波干渉が生じることが無く、アクティブタグ装置100がデータを受信できる可能性が高くなる。
[実施の形態3]
上で述べた実施の形態ではtimer3の値が全てのアクティブタグ装置100で同一であったが、アクティブタグ装置100毎に異なる値を用いる方が、通信における電波干渉が生ずる可能性を下げることができる。本実施の形態では、timer3をアクティブタグ装置100毎に異なる値とするための処理について説明する。
上で述べた実施の形態ではtimer3の値が全てのアクティブタグ装置100で同一であったが、アクティブタグ装置100毎に異なる値を用いる方が、通信における電波干渉が生ずる可能性を下げることができる。本実施の形態では、timer3をアクティブタグ装置100毎に異なる値とするための処理について説明する。
本実施の形態におけるリーダ・ライタ200の機能ブロック図を図15に示す。本実施の形態におけるリーダ・ライタ200は、図4に示すような機能に加え、timer3の値を設定するための設定値決定テーブル210をさらに有する。制御部201は、ホスト装置などから予めタグIDと対応するtimer3の設定値との組み合わせを受信して、設定値決定テーブル210に設定する。例えば図16に示すような設定値決定テーブル210を保持する。図16の例では、タグIDとtimer3の設定値とが対応付けられている。制御部201は、例えばホスト装置などから設定値決定テーブル210のためのデータを受信すると、設定値決定テーブル210にデータ設定を行うと共に、制御部201は、アクティブタグ装置100からタグIDを受信すると、当該タグIDで設定値決定テーブル210を検索して該当する設定値timer3を取得する。
次に、本実施の形態におけるリーダ・ライタ200の処理を図17を用いて説明する。制御部201は、受信機207及び受信データ復号部205を介してアクティブタグ装置100からタグIDを含むデータを受信したか判断する(ステップS71)。アクティブタグ装置100からデータを受信していない場合には、ステップS71に戻る。一方、アクティブタグ装置100からタグIDを含むデータを受信した場合には、制御部201は、タグIDで設定値決定テーブル210を検索して該当するtimer3の値を特定する(ステップS73)。さらに、リーダ・ライタ200からアクティブタグ装置100へのデータ送信が行われる時間(例えば100ms)をtimer3に加えることによってtimer4を決定する(ステップS75)。
その後、何らかの理由で処理終了と判断されなければステップS51に戻る(ステップS77:Noルート)。一方、何らかの理由で処理終了と判断された場合には処理終了する(ステップS77:Yesルート)。
このようにすれば、図8の処理フローにおいて、各アクティブタグ装置100に応じたtimer3が設定されて、アクティブタグ装置100のキャリアセンスに同期した形でデータ送信を行うことができるようになる。
このようにすれば、アクティブタグ装置100が複数存在する場合において干渉が生ずる可能性を下げることができるようになる。
[実施の形態4]
第3の実施の形態では、タグIDとtimer3の設定値の対応テーブルである設定値決定テーブル210を用いる例を示したが、必ずテーブルを用いなければならないわけではない。例えば、タグIDを変数としてtimer3の設定値を出力する演算式を規定しておき、図17の処理フローにおけるステップS73でタグIDから当該演算式でtimer3の設定値を算出するようにしても良い。
第3の実施の形態では、タグIDとtimer3の設定値の対応テーブルである設定値決定テーブル210を用いる例を示したが、必ずテーブルを用いなければならないわけではない。例えば、タグIDを変数としてtimer3の設定値を出力する演算式を規定しておき、図17の処理フローにおけるステップS73でタグIDから当該演算式でtimer3の設定値を算出するようにしても良い。
[実施の形態5]
第3及び第4の実施の形態では、アクティブタグ装置100のタグIDをキーとしてtimer3の設定値を特定していたが、タグID以外のデータを用いるようにしても良い。すなわち、例えば第3の実施の形態における設定値決定テーブル210のキーとなるデータにタグID以外の種別のデータを採用して、アクティブタグ装置100が当該種別のデータを送信するようにして、制御部201が当該種別のデータを用いてtimer3の該当値を検索するようにしても良い。
第3及び第4の実施の形態では、アクティブタグ装置100のタグIDをキーとしてtimer3の設定値を特定していたが、タグID以外のデータを用いるようにしても良い。すなわち、例えば第3の実施の形態における設定値決定テーブル210のキーとなるデータにタグID以外の種別のデータを採用して、アクティブタグ装置100が当該種別のデータを送信するようにして、制御部201が当該種別のデータを用いてtimer3の該当値を検索するようにしても良い。
さらに、第4の実施の形態における演算式の変数にタグID以外の種別のデータを採用して、アクティブタグ装置100が当該種別のデータを送信して、リーダ・ライタ200の制御部201が当該種別のデータを用いて演算式に従ってtimer3の値を算出するようにしてもよい。
[実施の形態6]
第3乃至第5の実施の形態では、アクティブタグ装置100毎にtimer3の値を変更する例であったが、例えば同一アクティブタグ装置100についてtimer2の値を規則的に又はランダムに変更し、これに応じてリーダ・ライタ200におけるtimer3の値についてもこれに応じて変更するような変形も可能である。
第3乃至第5の実施の形態では、アクティブタグ装置100毎にtimer3の値を変更する例であったが、例えば同一アクティブタグ装置100についてtimer2の値を規則的に又はランダムに変更し、これに応じてリーダ・ライタ200におけるtimer3の値についてもこれに応じて変更するような変形も可能である。
この場合、アクティブタグ装置100の例えばメモリ109には、timer2と当該timer2に対応するシーズの値との組み合わせを複数格納しておく。そして、図18に示すような処理を、アクティブタグ装置100の制御部101が実施する。
まず、制御部101は、timer3及びtimer2の値を変更するモードであるか判断する(ステップS81)。例えば、ユーザの指示やシステムの設定によって本モードが指示されているか判断する。このモードが指示されていない場合には処理を終了する。一方、このモードが指示されている場合には、制御部101は、データ送信を実施するタイミングであるか判断する(ステップS83)。データ送信を実施するタイミングではない場合には、データ送信のタイミングまで待つ。データ送信のタイミングになると(又はデータ送信の直前に)、所定のルールに従って、リーダ・ライタ200に送信すべきシーズの値及び当該シーズに対応するtimer2の値を決定する(ステップS85)。所定のルールは、例えばラウンドロビンのように規則的なものであっても良いし、乱数を発生させてランダムに選択させるようにしても良い。
そして、制御部101は、リーダ・ライタ200に送信すべきデータにシーズを付加する(ステップS87)。そして、図8のステップS29で送信される。
その後、何らかの理由で処理終了と判断されなければステップS83に戻る(ステップS89:Noルート)。一方、何らかの理由で処理終了と判断された場合には処理終了する(ステップS89:Yesルート)。
一方、リーダ・ライタ200では、第3乃至第5の実施の形態のように、予めシーズとtimer3の値を対応付けた図16に示すような設定値決定テーブル210を用意するか、シーズの値を変数としてtimer3の値を算出するための演算式を用意して、アクティブタグ装置100から受信したデータに含まれるシーズを抽出して、対応するtimer3を特定するようにする。
このようにすれば、同じアクティブタグ装置100であっても、データ送信の都度に(但し、都度ではなく時々であっても良い)キャリアセンスのタイミングが変化すると共に、それに同期してリーダ・ライタ200のデータ送信タイミングも変化するので、電波干渉の可能性を減じることができるようになる。
[実施の形態7]
本実施の形態では、アクティブタグ装置100の消費電力を下げるため、移動していない場合にはデータ送信の間隔を長くすることとする。そのため、本実施の形態ではアクティブタグ装置100には図19のような構成を採用する。図19では、図3に示した機能に加えて、静止監視タイマ111と、センシングデータ判定部112と、振動センサなどのセンサ113と、センサなどの閾値を格納する閾値格納部114とを有する。
本実施の形態では、アクティブタグ装置100の消費電力を下げるため、移動していない場合にはデータ送信の間隔を長くすることとする。そのため、本実施の形態ではアクティブタグ装置100には図19のような構成を採用する。図19では、図3に示した機能に加えて、静止監視タイマ111と、センシングデータ判定部112と、振動センサなどのセンサ113と、センサなどの閾値を格納する閾値格納部114とを有する。
センサ113は、例えば振動を検出するとその振動の程度を表す振動強度をセンシングデータ判定部112に出力する。センシングデータ判定部112は、閾値格納部114に格納されており且つ静止状態に相当する第1の閾値と、センサ113からの振動強度とを比較し、その判定結果を制御部101に出力する。
制御部101は、センシングデータ判定部112からの判定結果が静止状態を示している場合には、例えばメモリ109に格納されているtimer5を静止監視タイマ111にセットする。そして、静止監視タイマ111によるtimer5の計測が完了して経過信号が制御部101に出力されるまで、センシングデータ判定部112からの判定結果が静止状態を継続的に示している場合には、制御部101は、timer1の初期値より長い時間を表すtimer11に変更する。すなわち、図7のステップS3でセットされるtimer1がtimer11になる。
次に、図20を用いて、本実施の形態におけるアクティブタグ装置100のより詳細な処理を説明する。まず、センシングデータ判定部112は、センサ113の出力値(ここでは振動強度)が第1の条件(振動強度の場合には第1の閾値以下)を満たしているか判断する(ステップS91)。満たしていない場合にはステップS91に戻る。
一方、センサの出力値が第1の条件を満たしている場合には、センシングデータ判定部112は、制御部101に第1の条件を満たしていることを表す判定結果を出力し、制御部101は、これに対して例えばメモリ109に格納されているtimer5を静止監視タイマ111にセットする(ステップS93)。
そして、制御部101は、センシングデータ判定部112から第1の条件を満たしていることを表す判定結果を受信しており、さらに静止監視タイマ111からtimer5の経過信号を受信したか判断する(ステップS95)。第1の条件を満たしていることを表す判定結果を受信しなくなった場合又はtimer5を経過していない場合には、制御部101は、センシングデータ判定部112からの判定結果が第1の条件をセンサ113の出力値が満たしたままであることを表しているか判断する(ステップS97)。センサの出力値が第1の条件を満たしており且つtimer5をまだ経過していない場合には、ステップS95に戻る。一方、センサ113の出力値が第1の条件を満たさなくなっている場合には、制御部101は、時間の計測の停止を静止監視タイマ111に指示する(ステップS99)。そしてステップS91に戻る。
センシングデータ判定部112からの判定結果が第1の条件をセンサの出力値が満たしていることを表しており、さらに静止監視タイマ111からtimer5の経過信号を受信した場合には、制御部101は、図7のステップS3でセットされるtimer1を、それよりも長いtimer11に変更させる(ステップS101)。そして、制御部101は、センシングデータ判定部112からセンサ113の出力が第2の条件を満たしていることを表す判定結果を受信したか判断する(ステップS103)。例えば第2の条件は、アクティブタグ装置100が静止状態から移動状態に移行したことを判定するための条件であって、振動センサの場合には振動強度の第2の閾値を超えることである。第2の閾値は第1の閾値と同じ値であっても良い。
センサの出力値が第2の条件を満たしていることを表す判定結果を受信していない場合にはステップS103に戻る。一方、センサの出力値が第2の条件を満たしていることを表す判定結果を受信した場合には、制御部101は、現在送信タイマ102に設定されることになっているtimer11を、初期値であるtimer1に戻すようにする(ステップS105)。すなわち、次に図7のステップS3で値をセットする際にtimer1をセットするようにする。
その後、何らかの理由で処理終了と判断されなければステップS91に戻る(ステップS107:Noルート)。一方、何らかの理由で処理終了と判断された場合には処理終了する(ステップS107:Yesルート)。
アクティブタグ装置100が静止状態にあるならば、アクティブタグ装置100のデータをリーダ・ライタ200に通知する必要が少なくなるので、timer1で規定される送信間隔を長くして、送信に係る消費電力を削減する。一方、再度アクティブタグ装置100が移動状態になった場合には、timer1の値を元の値に戻してデータ送信を通常どおり行うようにする。
[実施の形態8]
第7の実施の形態ではセンサ113の例として振動センサを挙げているが、人感センサ、加速度センサ、照度計、湿度計その他のセンサ又はそれらの任意の組み合わせを採用して、当該センサの出力値に基づきtimer1の値を変更するようにしても良い。
第7の実施の形態ではセンサ113の例として振動センサを挙げているが、人感センサ、加速度センサ、照度計、湿度計その他のセンサ又はそれらの任意の組み合わせを採用して、当該センサの出力値に基づきtimer1の値を変更するようにしても良い。
以上本技術の実施の形態を説明したが、本技術はこれに限定されるものではない。例えば、上で示した機能ブロック図は本出願の説明のために機能分割しているが、必ずしも実際の装置構成とは一致しない場合もある。例えばタイマについてはソフトウエアとして実装する場合には、制御部101や制御部201の内部に存在する場合もある。さらに、制御部101や制御部201は、プログラムを格納するためのメモリ(例えばフラッシュメモリ)を内蔵するプロセッサで実現される場合もあれば、メモリ自体はプロセッサの外部に設けられる場合もある。
さらに上で述べた処理フローは、同様の処理結果を得られれば処理順番を入れ替えたり、並列実行できる場合もある。また、実施の形態において送受信機を用いる例が示されているが、送信機と受信機とを別に保持するようにしても良い。さらに、アクティブタグ装置についてはバッテリ駆動でなく、無線給電されたり他の電源装置から電力供給される場合もある。
なお、ホスト装置450、場合によってはリーダ・ライタ200は、コンピュータ装置であって、図21に示すように、メモリ2501とCPU2503とハードディスク・ドライブ(HDD)2505と表示装置2509に接続される表示制御部2507とリムーバブル・ディスク2511用のドライブ装置2513と入力装置2515とネットワークに接続するための通信制御部2517とがバス2519で接続されている。オペレーティング・システム(OS:Operating System)及び本実施例における処理を実施するためのアプリケーション・プログラムは、HDD2505に格納されており、CPU2503により実行される際にはHDD2505からメモリ2501に読み出される。必要に応じてCPU2503は、表示制御部2507、通信制御部2517、ドライブ装置2513を制御して、必要な動作を行わせる。また、処理途中のデータについては、メモリ2501に格納され、必要があればHDD2505に格納される。本技術の実施例では、上で述べた処理を実施するためのアプリケーション・プログラムはコンピュータ読み取り可能なリムーバブル・ディスク2511に格納されて頒布され、ドライブ装置2513からHDD2505にインストールされる。インターネットなどのネットワーク及び通信制御部2517を経由して、HDD2505にインストールされる場合もある。このようなコンピュータ装置は、上で述べたCPU2503、メモリ2501などのハードウエアとOS及び必要なアプリケーション・プログラムとが有機的に協働することにより、上で述べたような各種機能を実現する。
本実施の形態をまとめると以下のようになる。
第1の態様に係るデータ読み取り書き込み装置は、データの送受信を無線で行うことができるアクティブタグ装置と無線通信を行う無線通信部と、無線通信部がアクティブタグ装置からのデータの受信を検出した後アクティブタグ装置のキャリアセンスに同期させるために設定される第1の時間の計測を開始させ、第1の時間が経過した後にアクティブタグ装置に対してデータ送信を第2の時間の間無線通信部に行わせる制御部とを有する。
このように第1の時間を計測することによってアクティブタグ装置と同期させ、第2の時間だけデータ送信を実施することによって、電波干渉を削減することができ、通信効率が向上する。さらにデータ送信時間が短縮されるので、消費電力も削減される。
また、第1の態様に係るデータ読み取り書き込み装置は、アクティブタグ装置からの無線信号の受信強度を測定する受信強度測定部と、ホスト装置と通信する第2通信部とをさらに有するようにしてもよい。その際、上で述べた制御部は、第2通信部を介して受信強度をホスト装置に送信し、受信強度に基づきデータ送信をホスト装置から指示された場合に、第1の時間が経過した後にアクティブタグ装置に対してデータ送信を第2の時間の間無線通信部に行わせるようにしてもよい。このようにすれば、同じアクティブタグ装置に対して同時に複数のデータ読み取り書き込み装置からデータ送信を実施しなくなるので、電波干渉が無くなり、通信効率が向上する。
さらに、第1の時間が可変になるようにしてもよい。これによって、複数のアクティブタグ装置が存在する場合にも、電波干渉が発生しにくくなる。
さらに、上で述べた無線通信部が、アクティブタグ装置から第1の時間を決定するための時間決定データを受信し、上で述べた制御部が、無線通信部から時間決定データを受け取り、当該時間決定データに基づき第1の時間を決定するようにしてもよい。これによって、第1の時間を変更する場合であっても、アクティブタグ装置へのデータ送信とアクティブタグ装置によるキャリアセンスを同期させることができる。
また、上で述べた制御部が、時間決定データと第1の時間との組み合わせが複数登録されている対応テーブルを管理しており、当該対応テーブルから、受信した時間決定データに対応付けられている第1の時間を特定するようにしてもよい。テーブルを用意しておくことによって容易にアクティブタグ装置毎に第1の時間を変化させることができる。
さらに、上で述べた制御部が、時間決定データから第1の時間を算出するための演算式に従って、受信した時間決定データから第1の時間を算出するようにしてもよい。テーブル方式よりデータ保持量を削減できる。
第2の態様に係るアクティブタグ装置は、データ読み取り書き込み装置と無線で通信する無線通信部と、無線通信部に対してデータ送信を第1の時間間隔で実施させると共に、データ読み取り書き込み装置によるデータ出力を検出するためのキャリアセンスを実施させるタイミングを決定するために設定される第2の時間の計測をデータ送信に同期して開始させ、第2の時間の経過後に、無線通信部にキャリアセンスを実施させる制御部とを有する。
このように第2の時間を計測することによってデータ読み取り書き込み装置と同期させることができる。すなわち、データ読み取り書き込み装置は無駄なデータ送信を行わずに済み、電波干渉が生ずる可能性が減ぜられる。
また、上で述べた制御部が、データ読み取り書き込み装置によるデータ出力のタイミングを決定するための時間決定データを、無線通信部に送信させるようにしてもよい。このようにすれば、データ読み取り書き込み装置はどのタイミングにデータ送信を行えばよいのかを特定することができる。
さらに、上で述べた制御部が、時間決定データを、規則的又はランダムに変更するようにしてもよい。これによって電波干渉の可能性を下げることができる。
さらに、第2の態様に係るアクティブタグ装置は、センサをさらに有するようにしてもよい。そして、センサの出力が第1の条件を満たしている時間が第3の時間を経過した場合には、第1の時間を初期値より長く設定し、第1の時間が初期値より長く設定されており且つセンサの出力が第2の条件を満たしている場合には、第1の時間を初期値に戻すようにしてもよい。これによって、データ送信をあまり頻繁に行わなくても良い時間帯を検出して、データ送信間隔を延ばすことができる。
なお、上で述べたセンサは、アクティブタグの保持者又は保持物の移動を検出するセンサである場合もある。例えば、移動している間は、その移動を通知するためにデータ送信を通常の時間間隔で行うが、移動していない場合には頻度を下げることによって、アクティブタグ装置の電力消費を下げることができる。
なお、上で述べたような処理をハードウエアに実施させるためのプログラムを作成することができ、当該プログラムは、例えばフレキシブル・ディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、半導体メモリ、ハードディスク等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体又は記憶装置に格納される。なお、処理途中のデータについては、コンピュータのメモリ等の記憶装置に一時保管される。
Claims (14)
- データの送受信を無線で行うことができるアクティブタグ装置と無線通信を行う無線通信部と、
前記無線通信部が前記アクティブタグ装置からのデータの受信を検出した後前記アクティブタグ装置のキャリアセンスに同期させるために設定される第1の時間の計測を開始させ、前記第1の時間が経過した後に前記アクティブタグ装置に対してデータ送信を第2の時間の間前記無線通信部に行わせる制御部と、
を有する、アクティブタグ装置に対するデータ読み取り書き込み装置。 - 前記アクティブタグ装置からの無線信号の受信強度を測定する受信強度測定部と、
ホスト装置と通信する第2通信部と
をさらに有し、
前記制御部は、
前記第2通信部を介して前記受信強度を前記ホスト装置に送信し、
前記受信強度に基づきデータ送信を前記ホスト装置から指示された場合に、前記第1の時間が経過した後に前記アクティブタグ装置に対してデータ送信を第2の時間の間前記無線通信部に行わせる
請求項1記載のデータ読み取り書き込み装置。 - 前記第1の時間が可変である請求項1記載のデータ読み取り書き込み装置。
- 前記無線通信部が、前記アクティブタグ装置から前記第1の時間を決定するための時間決定データを受信し、
前記制御部が、前記無線通信部から前記時間決定データを受け取り、当該時間決定データに基づき前記第1の時間を決定する
請求項1乃至3のいずれか1つ記載のデータ読み取り書き込み装置。 - 前記制御部が、
前記時間決定データと前記第1の時間との組み合わせが複数登録されている対応テーブルを管理しており、
当該対応テーブルから、受信した前記時間決定データに対応付けられている前記第1の時間を特定する
請求項4記載のデータ読み取り書き込み装置。 - 前記制御部が、
前記時間決定データから前記第1の時間を算出するための演算式に従って、受信した前記時間決定データから前記第1の時間を算出する
請求項4記載のデータ読み取り書き込み装置。 - データ読み取り書き込み装置と無線で通信する無線通信部と、
前記無線通信部に対してデータ送信を第1の時間間隔で実施させると共に、前記データ読み取り書き込み装置によるデータ出力を検出するためのキャリアセンスを実施させるタイミングを決定するために設定される第2の時間の計測を前記データ送信に同期して開始させ、前記第2の時間の経過後に、前記無線通信部に前記キャリアセンスを実施させる制御部と、
を有するアクティブタグ装置。 - 前記制御部が、
前記データ読み取り書き込み装置による前記データ出力のタイミングを決定するための時間決定データを、前記無線通信部に送信させる
請求項7記載のアクティブタグ装置。 - 前記制御部が、前記時間決定データを、規則的又はランダムに変更する
請求項8記載のアクティブタグ装置。 - センサをさらに有し、
前記センサの出力が第1の条件を満たしている時間が第3の時間を経過した場合には、前記第1の時間を初期値より長く設定し、
前記第1の時間が前記初期値より長く設定されており且つ前記センサの出力が第2の条件を満たしている場合には、前記第1の時間を初期値に戻す
請求項7又は8記載のアクティブタグ装置。 - 前記センサが、前記アクティブタグ装置の保持者又は保持物の移動を検出するセンサである
請求項10記載のアクティブタグ装置。 - アクティブタグ装置と、
当該アクティブタグ装置に対するデータ読み取り書き込み装置と、
を有し、
前記アクティブタグ装置は、
前記データ読み取り書き込み装置と無線で通信する無線通信部と、
前記無線通信部に対してデータ送信を第1の時間間隔で実施させると共に、前記データ読み取り書き込み装置によるデータ出力を検出するためのキャリアセンスを実施させるタイミングを決定するために設定される第2の時間の計測を前記データ送信に同期して開始させ、前記第2の時間の経過後に、前記無線通信部に前記キャリアセンスを実施させる制御部と、
を有し、
前記データ読み取り書き込み装置は、
前記アクティブタグ装置と無線通信を行う無線通信部と、
前記無線通信部が前記アクティブタグ装置からのデータの受信を検出した後前記アクティブタグ装置のキャリアセンスに同期させるために設定される第1の時間の計測を開始させ、前記第1の時間が経過した後に前記アクティブタグ装置に対してデータ送信を第2の時間の間前記無線通信部に行わせる制御部と、
を有するシステム。 - データの送受信を無線で行うことができるアクティブタグ装置と無線通信を行う無線通信部を有するデータ読み取り書き込み装置によって実行されるプログラムであって、
前記データ読み取り書き込み装置に、
前記無線通信部が前記アクティブタグ装置からのデータの受信を検出した後前記アクティブタグ装置のキャリアセンスに同期させるために設定される第1の時間の計測を開始させるステップと、
前記第1の時間が経過した後に前記アクティブタグ装置に対してデータ送信を第2の時間の間前記無線通信部に行わせるステップと、
を実行させるためのプログラム。 - データ読み取り書き込み装置と無線で通信する無線通信部を有するアクティブタグ装置に実行されるプログラムであって、
前記アクティブタグ装置に、
前記無線通信部に対してデータ送信を第1の時間間隔で実施させるステップと、
前記データ読み取り書き込み装置によるデータ出力を検出するためのキャリアセンスを実施させるタイミングを決定するために設定される第2の時間の計測を前記データ送信に同期して開始させ、前記第2の時間の経過後に、前記無線通信部に前記キャリアセンスを実施させるステップと、
を実行させるためのプログラム。
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