JP5109624B2 - 扉、ラック - Google Patents
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Description
本発明は、左右の両方向に開閉できる扉およびラックを提供することを目的とする。
図1は実施例1のラックの斜視図である。
ラック1は、ラック本体2と扉3を有する。
ラック1は、例えば、ディスクアレイ装置に使用されるものであり、ラック本体2にRAID(Redundant Array of Inexpensive Disks)を構成する複数のハードディスク等を搭載している。
一方、扉3には、ラック1の前面の扉3の高さ方向の中心付近の左右両側に扉3を開閉するための開閉レバー14、24が設けられている。図1の開閉レバー14、24は、停止位置にある。
図2に実施例1のラックの扉を開けた図を示す。
ラック本体2には、扉3と係合するための軸受け部6を4箇所有する。
また、扉3は、扉本体7と開閉機構8を有する。
操作者が図1に示す開閉レバー14を時計方向に回転して、手前に引くと、扉3は、左側に開く。図2(A)は、扉3を左側に開いた図を示す。
操作者が図1に示す開閉レバー24を時計方向に回転して、手前に引くと、扉3は、右側に開く。図2(B)は、扉3を右側に開いた図を示す。
図3(A)は、扉3の背面図である。
上下、左右、回転の各方向は、図3に示す扉3の背面図から見た場合の方向を示す。扉3の正面である操作者側から見た方向については、個別に説明を行う。
開閉機構8は、扉本体7の右側の回転軸11〜12、右側の回転ロック用バー13、右側の開閉レバー14、右側の回転支持部15を有する。また、左側の回転軸21〜22、左側の回転ロック用バー23、左側の開閉レバー24、左側の回転支持部25を有する。
そして、図2(A)に示すようにラック1の扉3を操作者から見て左側に開くときには、回転軸11〜12は、ラック本体2との係合から外れて、扉本体7に収納されるように、上下方向に移動する。
また、回転軸11〜12は、図2(B)に示すように扉3を操作者から見て右側に開くときには、回転軸として機能する。
そして、図2(B)に示すようにラック本体2に対して扉3を操作者から見て右側に開くときには、回転軸21〜22は、ラック本体2との係合から外れて、扉本体7に収納されるように、上下方向に移動する。回転軸21〜22は、図2(A)に示すようにラック1の扉3を操作者から見て左側に開くときには、回転軸として機能する。
また、開閉レバー14は、ロック機構を有する。そして、開閉レバー14が、反時計方向に回転し所定の位置でロックすると、回転ロック用バー13、回転軸11〜12は、ロックされる。
扉3を閉めるときには、操作者は、扉3をラック本体2に収容したのち、開閉レバー14を停止位置に戻す。この結果、開閉レバー14に連結した回転軸11は上方に、回転軸12は下方に移動してラック本体2の軸受け部6に係合する。
開閉レバー14のロック機構は、ハンドル41に設けられたロック用のロックレバー42と、扉本体7に設けられたフランジ部44の溝43とから構成される。
ロックレバー42の先端が溝43と係合している場合には、ハンドル41の回転はロックされる。また、ロックレバー42が押下され、その先端と溝43との係合が外れると、ハンドル41の回転のロックは解除される。図4のロックレバー42の破線はロック解除のときの状態を示し、実線は、ロックのときの状態を示す。
開閉レバー14の操作を説明する。
扉3を開けるために、まず停止位置において、操作者がロックレバー42を押下しながらハンドル41を掴むと、ロックは、解除される。その状態で、操作者が停止位置から所定の位置までハンドル41を操作者側から見て時計方向に回転させたのちに、ロックレバー42を離すと、ロックレバー42の先端がフランジ部44の溝43に係合してハンドル41は、ロックされる。この状態になると、扉3を開けることが可能となる。
扉3を閉めるために、操作者は、ロックレバー42を押下しながらハンドル41を掴み、操作者側から見て反時計方向にハンドル41を回転して所定位置から停止位置に戻す。そして、ロックレバー42を離すとロックレバー42の先端がフランジ部44の溝43に係合してハンドル41は、ロックされる。
開閉レバー24は、扉本体7の左側に設けられ、停止位置から所定位置まで反時計向に回転することにより、回転軸21を下方に、回転軸22を上方に移動させてラック本体2の軸受け部6との係合を外し、扉本体7に回転軸21、22を収納する。そして、操作者が、開閉レバー24を手前にひくことで、扉本体7を操作者側から見て左側に開くことができる。また、開閉レバー24は、回転ロック用バー23を押上げる。
また、開閉レバー24は、ロック機構を有する。そして、開閉レバー24が、反時計方向に回転し所定の位置でロックすると、回転軸21〜22、回転ロック用バー23は、ロックされる。扉3を閉めるときには、操作者は、扉3をラック本体2に収容したのち、開閉レバー24を停止位置に戻す。この結果、開閉レバー24に連結した回転軸21は上方に、回転軸22は下方に移動してラック本体2の軸受け部6に係合する。
開閉レバー24のロック機構は、開閉レバー14のロック機構と同一である。
図3(B)は、回転軸12が挿入されるバネ部31の例を示す。
他の回転軸11、21、22が挿入されるバネ部31も同様の構造である。
バネ部31は、扉本体7に固定されており、バネを内蔵し、各回転軸11,12,21,22が挿入される。
扉3が閉められた状態で、かつ回転軸11〜12、回転軸21〜22がラック本体2の軸受け部6に係合しているときには、バネは、圧縮されていない状態である。
一方、回転軸11〜12が開閉レバー14の反時計方向の回転により、扉本体7に収容されたとき、または、回転軸21〜22が開閉レバー24の反時計方向の回転により扉本体7に収容されたときには、各回転軸11〜12または各回転軸21〜22と結合された圧縮部32が、バネを圧縮する。
開閉レバー14の時計方向の回転により、停止位置に戻るときは、バネの復元力で、回転軸11〜12は、ラック本体2の軸受け部6に係合する。また、開閉レバー24の時計方向の回転により、停止位置に戻るときは、バネの復元力で、回転軸21〜22は、ラック本体2の軸受け部6に係合する。
図5に実施例1の扉を閉めた状態の説明図を示す。
図5は、回転軸11,12、21,22は、扉本体7より飛び出しラック本体2の軸受け部6に挿入されている場合を示す。
また、回転ロック用バー13、23は、接触せずに、所定の間隔で離れたままの状態である。
開閉レバー14,24は、停止位置にある。
操作者から見て左側に扉3を開く場合の説明である。扉本体7の背面から見た図である。
図6(A)は、停止位置の開閉レバー14、回転軸11〜12、回転ロック用バー13、回転支持部15を示す。
まず、図6(A)は、開閉レバー14が反時計方向に回転する前の状態を示す。矢印は、反時計方向への移動方向を示す。操作者が、扉を左側に開けるため、開閉レバー14を操作者から見て時計方向に回転する場合である。
図6(B)に開閉レバー14が反時計方向に回転したあとの状態を示す。回転により、開閉レバー14は、連結された回転軸11を下方向に、回転軸12を上方向に移動させる。この結果、回転軸11は、ラック本体2の軸受け部6から外れる。また、回転軸12は、ラック本体2の軸受け部6から外れる。
同時に、開閉レバー14は、隣接する回転ロック用バー13の端部を押下げる。その結果、回転ロック用バー13は、回転支持部15を中心に時計方向に回転する。
回転ロック用バー13の回転により、回転ロック用バー13の端部は、回転ロック用バー23に接触する。開閉レバー14は、回転によりロックされているため、回転ロック用バー13は、反時計方向の回転はできない。
この結果、回転ロック用バー23は、回転ロック用バー13により、時計方向の回転を抑制されるため、回転ロック用バー23に連結している開閉レバー24の反時計方向の回転は、抑制される。
この結果、回転軸21,22は、ラック本体2に係合したままのため、扉3の回転軸となる。このため、開閉レバー14を手前に引けば、扉3は、操作者から見て左側に開くこととなる。
まず、操作者は、扉3を回転させて、ラック本体2に収納する。
次に、操作者は、開閉レバー14を操作者側から見て反時計方向に回転させる。
回転により、開閉レバー14は、連結された回転軸11を上方に,回転軸12を下方向に移動させる。この結果、回転軸11は、ラック本体2の軸受け部6に挿入される。また、回転軸12は、ラック本体2の軸受け部6に挿入される。
同時に、開閉レバー14は、回転ロック用バー13を押下げた状態を解放する。その結果、回転ロック用バー13は、回転支持部15を中心に反時計方向に回転し、停止位置に戻る。この回転ロック用バー13の回転により、回転ロック用バー13の端部は、回転ロック用バー23から離れる。このようにして、回転ロック用バー23は、回転ロック用バー13による抑制から解放される。この結果、ラック本体2に対して扉3を閉めた状態となる。
まず、図5の状態で、開閉レバー24が反時計方向に回転される。
回転により、開閉レバー24は、連結された回転軸21を下方向に、回転軸22を上方向に移動させる。この結果、回転軸21は、ラック本体2の軸受け部6から外れる。また、回転軸22は、ラック本体2の軸受け部6から外れる。
同時に、開閉レバー24は、回転ロック用バー23の端部を押上げる。その結果、回転ロック用バー23は、回転支持部25を中心に時計方向に回転する。
回転ロック用バー23の回転により、回転ロック用バー23の端部は、回転ロック用バー13に接触する。開閉レバー24は、回転によりロックされている。この結果、回転ロック用バー13は、回転ロック用バー23により、時計方向の回転を抑制されるため、それに連結している開閉レバー14の回転は、抑制される。
この結果、回転軸11,12は、ラック本体2に係合したままのため、扉3の回転軸となる。このため、操作者が開閉レバー24を手前に引けば、扉3は、操作者から見て右側に開くこととなる。
まず、操作者は、扉3を回転させて、ラック本体2に収納する。
次に、操作者は、開閉レバー24を操作者から見て反時計方向に回転させる。
回転により、開閉レバー24は、連結された回転軸21を上方に,回転軸22を下方向に移動させる。この結果、回転軸21は、ラック本体2の軸受け部6に挿入される。また、回転軸22は、ラック本体2の軸受け部6に挿入される。
同時に、開閉レバー24は、回転ロック用バー23を押上げた状態を解放する。その結果、回転ロック用バー23は、回転支持部25を中心に反時計方向に回転し、停止位置に戻る。
回転ロック用バー23の回転により、回転ロック用バー13の端部は、回転ロック用バー23から離れる。このようにして、回転ロック用バー13は、回転ロック用バー23による抑制から解放される。この結果、ラック本体2に対して扉3を閉めた状態となる。
図9に、実施例2の扉の開閉機構の説明図を示す。
図9は、扉4の背面図の概要を示す。実施例2のラックは、図1のラック1の斜視図の扉3を扉4、開閉レバー14を開閉レバー54、開閉レバー24を開閉レバー64に置き換えたものに相当する。
上下、左右、回転の各方向は、図9の扉4の背面図から見た方向を示す。扉4の正面である操作者側から見た方向については、個別に説明を行う。
開閉機構9は、右側の回転軸51〜52、右側の開閉レバー54を有する。また、開閉機構9は、左側の回転軸61〜62、左側の開閉レバー64を有する。また、ロック用バー71を有する。
実施例2は、実施例1の回転ロックバー13、23の代わりにロックバー71を用いる点が実施例1と異なる。また、開閉レバー54と開閉レバー64の開閉方向が、逆方向である点が実施例1とは、異なる。
扉3を閉めるときには、操作者は、扉3をラック本体2に収容したのち、開閉レバー54を停止位置に戻す。この結果、開閉レバー54に連結した回転軸51は上方に、回転軸52は下方に移動してラック本体2の軸受け部6に係合する。
開閉レバー54のロック機構は、実施例1の開閉レバー14のロック機構と同一である。
開閉レバー64は、図9に示すように扉本体7の左側に設けられ、停止位置から時計方向に回転することにより、回転軸61を下方に、回転軸62を上方に移動させてラック本体2の軸受け部6との係合を外し、扉本体7に収納させる。そして、操作者が、開閉レバー64を手前にひくことで、扉本体7を操作者側から見て右側に開くことができる。このとき、開閉レバー64は、回転によりロック用バー71を押下げる。
また、開閉レバー64は、ロック機構を有する。このため、開閉レバー64は、時計方向に回転し、所定の位置でロックすると、ロック用バー71、回転軸61〜62は、ロックされる。扉3を閉めるときには、操作者は、扉3をラック本体2に収容したのち、開閉レバー64を停止位置に戻す。この結果、開閉レバー64に連結した回転軸61は上方に、回転軸62は下方に移動してラック本体2の軸受け部6に係合する。
開閉レバー64のロック機構は、開閉レバー14のロック機構と同一である。
図10に実施例2の扉を閉めた状態の説明図を示す。
扉4を閉めラック本体2に収容しているときの状態を示す。
図10は、回転軸51,52、61,62が、扉本体7より飛び出しラック本体2の軸受け部6に挿入されている場合を示す。また、ロック用バー71、開閉レバー54,64は、停止位置である。
図11は、扉本体7の背面図である。
まず、図10の状態で、開閉レバー54が反時計方向に回転される。図10の点線矢印で示す方向である。操作者が開閉レバー54を操作者から見て時計方向に回転する場合である。
図11は、開閉レバー54の回転後の状態である。
回転により、開閉レバー54は、連結された回転軸51を下方向に、回転軸52を上方向に移動させる。この結果、回転軸51は、ラック本体2の軸受け部6から外れる。また、回転軸52は、ラック本体2の軸受け部6から外れる。この状態で、開閉レバー54は、ロックされる。このため、回転軸51,52もロックされる。また、開閉レバー54は、回転により、回転軸51に連結しているロック用バー71を押下げる。その結果、ロック用バー71の穴部72の右端から回転軸51の突起部73が穴を左へスライドして、穴部72の左端で停止する。
この状態では、ロック用バー71は、突起部73に抑止され、右方向にスライドできないので、これに連結している回転軸61および回転軸61に連結している開閉レバー64の時計方向への回転は、抑制される。
この結果、回転軸61,62は、左開きに回転するための軸となる。そして、操作者が開閉レバー54を手前に引けば、扉本体7は、左側に開くこととなる。
まず、操作者は、扉4を回転して、ラック本体2に収納する。
次に、操作者は、開閉レバー54を操作者側から見て反時計方向に回転させる。
図11から見て、開閉レバー54は、時計方向に回転するため、連結された回転軸51を上方に,回転軸52を下方向に移動させる。この結果、回転軸51は、ラック本体2の軸受け部6に挿入される。また、回転軸52は、ラック本体2の軸受け部6に挿入される。
同時に、開閉レバー54は、ロック用バー71を押上げる。その結果、回転軸51の突起部73が穴部72の右端までスライドする。そして、ロック用バー71は、停止位置に戻る。この結果、扉本体7を閉めた状態となる。
まず、図10の状態で、開閉レバー64が時計方向に回転される。図10の点線矢印で示す方向である。操作者が開閉レバー64を操作者から見て反時計方向に回転する場合である。
回転により、開閉レバー64は、連結された回転軸61を下方向に、回転軸62を上方向に移動させる。この結果、回転軸61は、ラック本体2の軸受け部6から外れる。また、回転軸62は、ラック本体2の軸受け部6から外れる。
同時に、開閉レバー64は、ロック用バー71を押下げる。その結果、ロック用バー71の穴部72を回転軸51の突起部73がスライドする。そして、穴部72の左端で停止する。
この状態で、ロック用バー71に連結している開閉レバー54を回転させようとしても、回転軸61がこれ以上移動できないため、ロック用バー71の移動を抑止するため、開閉レバー54は、回転できない。
回転軸51,52は、右開きに回転するための軸となる。そして、操作者が開閉レバー64を手前に引けば、扉4は、右側に開くこととなる。
まず、操作者は、扉4を回転させて、ラック本体2に収納する。
次に、操作者は、開閉レバー64を操作者側から見て時計方向に回転させる。
回転により、開閉レバー64は、連結された回転軸61を上方に,回転軸62を下方向に移動させる。この結果、回転軸61は、ラック本体2の軸受け部6に挿入される。また、回転軸62は、ラック本体2の軸受け部6に挿入される。
同時に、開閉レバー64は、ロック用バー71を押上げる。その結果、ロック用バー71は、穴部72を突起部73が左端から右端にスライドする。その結果、ロック用バー71は、停止位置に戻る。この結果、扉4を閉めた状態となる。
また、以上の説明は、ディスクアレイ装置に使用するラックおよびその扉について説明を行ったが、ディスクアレイ装置に限らず、サーバ等の他の情報処理装置のラックおよびその扉にも適用が可能である。
(付記1)電子装置を収容するラック本体を開閉するための扉であって、扉本体と、前記扉本体の左右両側に設けられ、上下方向にスライド可能であり、かつ前記扉本体を左側または右側の一方に回転するための1対の回転軸と、前記扉本体の左右両側に対応する前記回転軸にそれぞれ連結して設けられ、回転により前記1対の回転軸の一方を前記扉本体に収納する1対の開閉レバーと、前記開閉レバーの回転と連動して他方の回転軸が前記扉本体内に収納されるのを抑止する抑止部材と、を有する扉。
(付記2)前記抑止部材は、前記扉本体の中央から左右両側に水平方向に設けられ、一端が前記開閉レバーの回転方向に隣接して配置され、他端が互いに回転により接触する位置に隣接して配置される一対の回転部材と、前記回転部材を回転させるための回転支持部と、を備え、一方の前記開閉レバーの回転により隣接する前記回転部材が押下されて回転し固定することで、他方の前記回転部材の回転および他方の前記回転部材に隣接する他方の前記開閉レバーの回転を抑止することを特徴とする付記1記載の扉。
(付記3)前記抑止部材は、左右の回転軸と連結される連結部材を備え、一方の前記開閉レバーの回転により前記回転軸に連結される前記連結部材の一端が他端を支点として回転し固定することで、他端に連結する他方の前記回転軸の回転および他方の前記回転軸に連結する他方の前記開閉レバーの回転を抑止することを特徴とする付記1記載の扉。
(付記4)電子装置を収容するラック本体と、前記ラック本体と所定の位置で係合するラック本体を開閉するための扉とを備えたラックであって、扉は、扉本体と、前記扉本体の左右両側に設けられ、上下方向にスライド可能であり、かつ前記扉本体を左側または右側の一方に回転するための1対の回転軸と、前記扉本体の左右両側に対応する前記回転軸にそれぞれ連結して設けられ、回転により前記1対の前記回転軸の一方を前記扉本体に収納する1対の開閉レバーと、前記開閉レバーの回転と連動して他方の前記回転軸が前記扉本体内に収納されるのを抑止する抑止部材と、を有するラック。
(付記5)連結部材の一端に溝を設け、回転軸に溝に係合する突起部を設け、開閉レバーの回転により、突起部が溝をスライドすることで、連結部材が回転することを特徴とする付記3記載の扉。
(付記6)1対の開閉レバーは、開閉レバーの開閉方向が逆方向であることを特徴とする付記5記載の扉。
2 ラック本体
3、4 扉
6 軸受け部
7 扉本体
8、9 開閉機構
11、12、21,22、51,52,61,62 回転軸
13、23 回転ロック用バー
14、24、54,64 開閉レバー
15、25 回転支持部
31 バネ部
32 圧縮部
41 ハンドル
42 ロックレバー
43 溝
44 フランジ部
71 ロック用バー
72 穴部
73 突起部
Claims (2)
- ラック本体に取り付けられる扉であって、
扉本体と、
前記扉本体の左右両側に前記扉本体を左側または右側の一方に回転させるため設けられ、上下方向にスライド可能な上下1対の回転軸を備える第1の回転軸および第2の回転軸と、
前記第1の回転軸の上下の回転軸のそれぞれに連結し、前記扉本体の後方から見て反時計方向への回転により前記扉本体に第1の回転軸を収納させる第1の開閉レバーと、
前記第2の回転軸の上下の回転軸のそれぞれに連結し、前記扉本体の後方から見て時計方向への回転により前記扉本体に第2の回転軸を収納させる第2の開閉レバーと、
前記第1の開閉レバーの前記扉本体の後方から見て反時計方向への回転により、第2の開閉レバーに連結する第2の回転軸が前記扉本体内に収納されるのを抑止し、前記第2の開閉レバーの前記扉本体の後方から見て時計方向への回転により、第1の開閉レバーに連結する第1の回転軸が前記扉本体内に収納されるのを抑止する抑止部材と、を有し、
前記第1の回転軸の上部の回転軸に突起部を備え、
前記抑止部材は、
一端が、前記第1の回転軸の前記突起部が連結しかつスライドする、第1の端部と第2の端部とを有する穴部を備え、他端が、第2回転軸の上部の回転軸に連結される連結部材を備え、
前記連結部材が、前記第1の開閉レバーの前記扉本体の後方から見て反時計方向への回転により、前記第1の回転軸とともに押し下げられたときに、前記第1の回転軸の突起部は、前記穴部の第1端部から第2端部へ向けてスライドして第2端部に突き当たることで、第2の開閉レバーの回転が抑止され、かつ前記連結部材が、前記第2開閉レバーの前記扉本体の後方から見て時計方向への回転により、前記第2の回転軸とともに押し下げられたときに、前記第1の回転軸の突起部が前記穴部の第1端部から第2端部へ向けてスライドして第2端部に突き当たることで、第1の開閉レバーの回転を抑止することを特徴とする扉。 - ラック本体と、前記ラック本体の所定の位置に取り付けられた扉とを備えたラックであって、
扉は、
扉本体と、
前記扉本体の左右両側に前記扉本体を左側または右側の一方に回転させるため設けられ、上下方向にスライド可能な上下1対の回転軸を備える第1の回転軸および第2の回転軸と、
前記第1の回転軸の上下の回転軸のそれぞれに連結し、前記扉本体の後方から見て反時計方向への回転により前記扉本体に第1の回転軸に収納させる第1の開閉レバーと、
前記第2の回転軸の上下の回転軸のそれぞれに連結し、前記扉本体の後方から見て時計方向への回転により前記扉本体に第2の回転軸を収納させる第2の開閉レバーと、
前記第1の開閉レバーの前記扉本体の後方から見て反時計方向への回転により、第2の開閉レバーに連結する第2の回転軸が前記扉本体内に収納されるのを抑止し、前記第2の開閉レバーの前記扉本体の後方から見て時計方向への回転により、第1の開閉レバーに連結する第1の回転軸が前記扉本体内に収納されるのを抑止する抑止部材と、を有し、
前記第1の回転軸の上部の回転軸に突起部を備え、
前記抑止部材は、
一端が、前記第1の回転軸の前記突起部が連結しかつスライドする、第1の端部と第2の端部とを有する穴部を備え、他端が、第2回転軸の上部の回転軸に連結される連結部材を備え、
前記連結部材が、前記第1の開閉レバーの前記扉本体の後方から見て反時計方向への回転により、前記第1の回転軸とともに押し下げられたときに、前記第1の回転軸の突起部は、前記穴部の第1端部から第2端部へ向けてスライドして第2端部に突き当たることで、第2の開閉レバーの回転が抑止され、かつ前記連結部材が、前記第2開閉レバーの前記扉本体の後方から見て時計方向への回転により、前記第2の回転軸とともに押し下げられたときに、前記第1の回転軸の突起部が前記穴部の第1端部から第2端部へ向けてスライドして第2端部に突き当たることで、第1の開閉レバーの回転を抑止することを特徴とするラック。
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