JP5109568B2 - 電気接続箱 - Google Patents
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Description
なお、前記のように、1つのバスバーの角部で前記バスバー固定用突部の外側面に対向する位置に切欠部または貫通穴からなる前記バスバー固定用突部との接合部を設け、該バスバー固定用突部は切欠部または貫通穴に内嵌する形状としているため、前記1つのバスバーの接合部をバスバー固定用突部の外側面に接合させることによって該1つのバスバーをバスバー収容部の底面側にガタつきのない状態で固定することができる。
さらに、バスバー固定用突部上に載置する他のバスバーには前記接合部を設けていないため、他のバスバーの外周縁をバスバー収容部の周壁内面に沿わせることができ、他のバスバーをバスバー収容部に安定保持することができる。
前記バスバー収容部に前記第1バスバーを底面側に収容すると共に第2バスバーを前記バスバー固定用突部上に配置して前記第1バスバーに密着させて積層して収容し、
あるいは、前記バスバー収容部に第2バスバーのみを前記バスバー固定用突部上に載置して底面側に空隙をあけて収容していることが好ましい。
また、前記のように、バスバー固定用突部を底面から周壁内面の角部に突設することにより、バスバー固定用突部上に載置するバスバーもガタつきなく安定保持することができる。なお、前記バスバー固定用突部の上面視三角形状は、接合されるバスバーの切欠部を設けるために切除される上面視三角形状と略同一形状とし、バスバー固定用突部上に載置するバスバーをより安定して保持するために、バスバー収容部のすべての角部に前記バスバー固定用突部を突設していることがより好ましい。同様に、バスバーの切欠部もすべての角部に設けておくことが好ましい。
また、前記貫通孔および円柱の上面視形状は正円に限定されず、例えば、楕円や長円など様々な形状をとることができる。また、前記円柱をテーパ状としてもよい。
前記のように、バスバーがヒューズの入力端子とネジまたはボルト・ナットを介して接続されることにより、前記バスバーとヒューズ入力端子との接続を確実に行えると共に、バスバーの板厚変更や大電流用ヒューズへの付け替え作業も容易に行うことができる。
図1乃至図5に、本発明の第1実施形態を示す。
電気接続箱の本体ケース10内面には、図1(A)、図3(A)に示すように、図2、図4に示す第1バスバー12Aおよび第2バスバー12Bを平置きにて収容可能なバスバー収容部13を設けている。また、図1(B)、図3(B)に示すように、バスバー収容部13を設けた本体ケース10にアッパーケース20を組み付けている。なお、本体ケース10内に絶縁板を収納固定し、該絶縁板にバスバー収容部を設けてもよい。
バスバー収容部13の深さは、図2、図5に示すように、第1バスバー12Aの板厚d1と第2バスバー12B板厚d2の合計厚さ(d1+d2)とし、バスバー収容部13の底面から周壁内面のすべての角部に、第1バスバー12Aの板厚d1と同等の高さを有し、上面視三角形状のバスバー固定用突部14を突設している。また、第1バスバー12Aの外周縁のすべての角部には、該角部を上面視三角形状に切除した切欠部15をバスバー固定用突部14との接合部として設けており、前記切欠部15の上面視三角形状とバスバー固定用突部14の上面視および断面三角形状は略同一形状としている。一方、第2バスバー12Bには切欠部15を設けていない。
なお、ここでいう角部とは外方に突出している角部のことをいい、90度を越える角度を有する角部は含まない。
また、第1バスバー12Aおよび第2バスバー12Bには、電源回路17側の端子17aおよびヒューズ18の入出力端子18aと接続するためのボルト貫通孔16を4個穿設すると共に、バスバー収容部13の底壁には、ボルト貫通孔16を貫通したボルトと締結するナット(図示せず)を埋設している。
第2実施形態では、本体ケース10内面に、図7、図9に示す第4バスバー12Dまたは第3バスバー12Cを平置きにて収容可能なバスバー収容部13を設けている。バスバー収容部13の深さは、図7、図9に示すように、第3バスバー12Cの板厚と同等とし、バスバー収容部13の底面から周壁内面のすべての角部に、第3バスバー12Cの板厚d3と第4バスバー12Dの板厚d4の差(d3−d4)の寸法と同等の高さを有し、上面視三角形状のバスバー固定用突部14を突設している。また、第3バスバー12Cの外周縁のすべての角部には、該角部を上面視三角形状に切除した切欠部15をバスバー固定用突部14との接合部として設けており、前記切欠部15の上面視三角形状とバスバー固定用突部14の上面視および断面三角形状は略同一形状としている。一方、第4バスバー12Dには切欠部15を設けていない。
なお、本実施形態においては、第3バスバー12Cの板厚d3を4.5mmとする一方、第4バスバー12Dの板厚d4を標準板厚の3mmとしている。即ち、第4バスバー12Dは第1実施形態の第2バスバー12Bと同一形状とし、前述した点以外は第1実施形態と同様としている。
第3実施形態では、第1バスバー12Aのすべての角部に設けた貫通孔25を接合部とすると共に、バスバー収容部13底面のすべての角部から突設され、貫通孔25に内嵌される円柱24をバスバー固定用突部としている点以外は第1実施形態と同様としている。
12 バスバー
12A 第1バスバー
12B 第2バスバー
12C 第3バスバー
12D 第4バスバー
13 バスバー収容部
14 バスバー固定用突部
15 切欠部
16 ボルト貫通孔
17 電源回路
18 ヒューズ
18a 入出力端子
19 ボルト
20 アッパーケース
24 円柱
25 貫通孔
Claims (6)
- ケース内面またはケース内に収納固定する絶縁板にバスバー収容部を設け、該バスバー収容部の深さは複数枚のバスバーの板厚の合計厚さとすると共に、該バスバー収容部の底面からバスバー固定用突部を設け、該バスバー固定用突部の高さは前記複数枚のバスバーのうち前記バスバー収容部の底面に直接載置される1つのバスバーの板厚と同等とすると共に、該1つのバスバーの角部で且つ前記バスバー固定用突部の外側面と対向する位置に前記バスバー固定用突部との接合部を設け、該接合部は切欠部または貫通穴とすると共に、バスバー固定用突部は前記切欠部または貫通穴に内嵌する形状とする一方、他のバスバーには前記接合部を設けずに前記バスバー固定用突部上に載置してバスバー収容部に内嵌する構成としていることを特徴とする電気接続箱。
- 前記複数枚のバスバーは第1バスバーと第2バスバーとの2枚のバスバーからなり、前記第1バスバーの板厚を前記バスバー固定用突部の高さと同等とすると共に、前記第2バスバーの板厚よりも薄くし、
前記バスバー収容部に前記第1バスバーを底面側に収容すると共に第2バスバーを前記バスバー固定用突部上に配置して前記第1バスバーに密着させて積層して収容し、
あるいは、前記バスバー収容部に第2バスバーのみを前記バスバー固定用突部上に載置して底面側に空隙をあけて収容している請求項1に記載の電気接続箱。 - ケース内面またはケース内に収納固定する絶縁板に、一方のバスバーと、該一方のバスバーより板厚が薄い他方のバスバーとを選択して収容保持するバスバー収容部を設け、該バスバー収容部の深さは前記一方のバスバーの板厚と同等とすると共に、該バスバー収容部の底面よりバスバー固定用突部を設け、該バスバー固定用突部の高さは一方のバスバーの板厚と他方のバスバーの板厚の差の寸法と同等とし、かつ、前記一方のバスバーの角部で且つ前記バスバー固定用突部の外側面と対向する位置に前記バスバー固定用突部との接合部を設け、該接合部は切欠部または貫通穴とすると共に、前記バスバー固定用突部は前記切欠部または貫通穴に内嵌する形状とする一方、前記他方のバスバーには前記接合部を設けず、該他方のバスバー収容時には前記バスバー固定用突部上に載置してバスバー収容部に収容していることを特徴とする電気接続箱。
- 前記接合部は、前記バスバーの外周縁の角部を上面視三角形状に切除した切欠部とする一方、前記バスバー収容部に設ける前記バスバー固定用突部は、前記バスバー収容部の底面から周壁内面の角部に上面視三角形状に突設している請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の電気接続箱。
- 前記接合部は、前記バスバーの角部に設けた貫通孔とする一方、前記バスバー固定用突部は、前記バスバー収容部の底面から突設され、前記貫通孔に内嵌される円柱としている請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の電気接続箱。
- 前記バスバーは電源回路と接続され、ヒューズの入力端子とネジまたはボルト・ナットを介して接続され、前記バスバーにネジまたはボルト貫通孔が穿設されていると共に、バスバー収容部の底壁に前記ネジを締結するネジ孔が穿設され、または前記ボルトと締結するナットが埋設されている請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の電気接続箱。
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