JP5108663B2 - 金属ガスケットおよび調節弁 - Google Patents
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Description
〔参考例1〕
図1はこの発明に係る金属ガスケットの一実施の形態(本願の第1発明の実施の形態)の説明に入る前の参考例(参考例1)を示す図であり、図1(a)は平面図、図1(b)は側断面図である。図2に図1(b)におけるA部を拡大して示す。
上述した金属ガスケット200では、リップ部2a1〜2a5および2b1〜2b5をリング部2の上下面に対称に形成するようにしたが、図4に示すように、リップ部2a1〜2a4および2b1〜2b4をリング部2の上下面に非対称に形成するようにしてもよい。
上述した金属ガスケット200では、リップ部2a1〜2a5および2b1〜2b5の肉厚tを均一としたが、図5に示すように、リング部2の外周側に設けられたリップ部2a1,2b1から内周側に設けられたリップ部2a5,2b4に向かうにしたがって肉厚tを徐々に厚くするようにしてもよい。この肉厚tを徐々に厚くするようにした金属ガスケットが本願の第1発明に係る金属ガスケットの一実施の形態(実施の形態1)である。
また、上述した金属ガスケット200では、リング部2の上面2aおよび下面2bに切削加工によってリップ部2a1〜2a5および2b1〜2b5を一体的に形成するようにしたが、図6に示すように、リップ部2a1’〜2a5’および2b1’〜2b5’を別部材として形成し、リング部2の上面2aおよび下面2bに溶接によって接合するようにしてもよい。
図7はこの発明に係る金属ガスケットの別の実施の形態(本願の第2発明の実施の形態)の説明に入る前の参考例(参考例4)を示す図であり、図7(a)は平面図、図7(b)は側断面図である。図8に図7(b)におけるB部を拡大して示す。
上述した金属ガスケット300では、リップ部3a1〜3a5および3b1〜3b5をリング部3の上下面に対称に形成するようにしたが、図10に示すように、リップ部3a1〜3a4および3b1〜3b4をリング部3の上下面に非対称に形成するようにしてもよい。
また、上述した金属ガスケット300では、リップ部3a1〜3a5および3b1〜3b5の肉厚tを均一としたが、図11に示すように、リング部3の内周側に設けられたリップ部3a1,3b1から外周側に設けられたリップ部3a5,3b4に向かうにしたがって肉厚tを徐々に厚くするようにしてもよい。この肉厚tを徐々に厚くするようにした金属ガスケットが本願の第2発明に係る金属ガスケットの一実施の形態(実施の形態2)である。
また、上述した金属ガスケット300では、リング部3の上面3aおよび下面3bに切削加工によってリップ部3a1〜3a5および3b1〜3b5を一体的に形成するようにしたが、図12に示すように、リップ部3a1’〜3a5’および3b1’〜3b5’を別部材として形成し、リング部3の上面3aおよび下面3bに溶接によって接合するようにしてもよい。
図13に上述した金属ガスケット200および300の調節弁における使用例を示す。この調節弁400は、入口流路4および出口流路5ならびに弁室(ケージ)6を備える弁本体(ケーシング)7と、弁本体7の弁室6の上面を覆う上蓋8と、弁室6内に形成される弁座9と、弁室6内を弁座9に対して接離する方向に移動可能とされる弁体10とを有している。弁体10には弁軸11が設けられている。
図14に配管フランジにおける使用例を示す。図14において、15は第1の配管、16は第2の配管であり、配管15,16にはフランジ17,18が溶接されている。この配管15と配管16とを接続する場合、フランジ17とフランジ18との間に金属ガスケット300を装着し、フランジ17とフランジ18とをボルト19とナット20で締め付け、金属ガスケット300に圧縮力を発生させる。
Claims (8)
- 金属材料からなる環状のリング部を備え、
前記リング部は、
当該リング部の外周方向に傾斜させて当該リング部の周方向に沿って環状に形成された薄肉の帯をリップ部として有し、
前記リップ部は、
前記リング部の上面および下面に同心円状に複数設けられており、前記リング部の外周側に設けられたリップ部から内周側に設けられたリップ部に向かうにしたがってその肉厚が徐々に厚くされている
ことを特徴とする金属ガスケット。 - 金属材料からなる環状のリング部を備え、
前記リング部は、
当該リング部の内周方向に傾斜させて当該リング部の周方向に沿って環状に形成された薄肉の帯をリップ部として有し、
前記リップ部は、
前記リング部の上面および下面に同心円状に複数設けられており、前記リング部の内周側に設けられたリップ部から外周側に設けられたリップ部に向かうにしたがってその肉厚が徐々に厚くされている
ことを特徴とする金属ガスケット。 - 請求項1又は2に記載された金属ガスケットにおいて、
前記リング部は、
隣接する前記リップ部間に溝部を有する
ことを特徴とする金属ガスケット。 - 請求項1又は2に記載された金属ガスケットにおいて、
前記リップ部は、
前記リング部の上面および下面に切削加工によって一体的に形成されている
ことを特徴とする金属ガスケット。 - 請求項1又は2に記載された金属ガスケットにおいて、
前記リップ部は、
前記リング部の上面および下面に別部材として溶接によって接合されている
ことを特徴とする金属ガスケット。 - 入口流路および出口流路ならびに弁室を備える弁本体と、前記弁室内に形成される弁座と、前記弁室内を前記弁座に対して接離する方向に移動可能とされる弁体とを有し、前記弁室が少なくとも第1の部材と第2の部材との分割構造とされた調節弁において、
前記弁室を構成する第1の部材と第2の部材との間に、この間に浸入する流体のシール部材として、請求項1に記載された金属ガスケットが装着されている
ことを特徴とする調節弁。 - 入口流路および出口流路ならびに弁室を備える弁本体と、この弁本体の弁室の上面を覆う上蓋と、前記弁室内に形成される弁座と、前記弁室内を前記弁座に対して接離する方向に移動可能とされる弁体とを有する調節弁において、
前記弁室を構成する部材の上端面と前記上蓋の下端面との間に、この間に浸入する流体のシール部材として、請求項2に記載された金属ガスケットが装着されている
ことを特徴とする調節弁。 - 入口流路および出口流路ならびに弁室を備える弁本体と、前記弁室内に形成される弁座と、前記弁室内を前記弁座に対して接離する方向に移動可能とされる弁体と、前記弁室を構成する部材の下端面を支持する内段面とを有する調節弁において、
前記弁室を構成する部材の下端面と前記内段面との間に、この間に浸入する流体のシール部材として、請求項2に記載された金属ガスケットが装着されている
ことを特徴とする調節弁。
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