JP5162038B1 - 金属ガスケット - Google Patents

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Abstract

【課題】トータル的なシール性やシールの信頼性を向上させることができるとともに、シールに必要な締め付け力を小さくすることができる金属ガスケットの提供を目的とする。
【解決手段】金属ガスケット10は、円筒状に形成された柱状部11と、この柱状部11の周面中央に形成された円周溝12とを備え、第一シール部113及び第三シール部114は突条に形成され、第二シール部115は柱状部11の一端面が変形することによって形成され、第四シール部124は柱状部11の他端面が変形することによって形成される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、金属ガスケットに関し、特に、半導体製造装置や原子力装置などで使われる超高真空機器において、流体の漏れを防止するために用いられる金属ガスケットに関する。
従来、半導体製造装置等では、高い気密性を得る目的で、各種の金属ガスケットが使用されている。
たとえば、金属中空Oリングガスケットは、ステンレス鋼やインコネルなどの金属パイプを曲げ加工等でリング状に成形し、その両端を相互に溶接することによって製造されている。この金属中空Oリングガスケットは、強い締付圧力を与えて金属リングを変形させることによって、シールが行われる。
ところが、上記の金属中空Oリングガスケットは、前述したようにリング状に曲げ加工した金属パイプの両端を相互に溶接することによって製造するため、通常、溶接の際のバリがパイプの内外部に残る。そして、外側のバリを切削・研磨等によって削除処理すると、パイプの肉厚が多少薄くなり、締め付けたときに、溶接部分とその他の部分の圧縮強度が不均一になることがある。
これにより、超高真空を要求される用途に用いられる場合、肉厚が薄くなった溶接部分から漏れが発生することがあった。
また、各種の金属ガスケットが、半導体製造装置内のガス供給ラインの中で用いられてきたが、このガス供給ラインをコンパクト化するために、集積化ガスシステムとして標準化する動きが、SEMI(Semiconductor Equipment and Materials International)の中で進められてきた。この集積化ガスシステムに用いられるガスケットの特性としては、1×10−11Pa・m/secHe以下の超高真空度を維持できることに加えて、同一フランジで20回以上ガスケットを交換してもシール可能なことが要求されている。
この集積化ガスシステムでは、ガス流路を構成するフランジとバルブ、フィルター等の各部品の間に金属ガスケットを入れてボルトで固定するが、ボルトの径が細いため、ボルトに大きな力を加えることができず、金属ガスケットには、シールに必要な締め付け力の低減が要望されている。
そして、上記の要求や要望に応えるために、様々な技術が提案されている。
たとえば、特許文献1には、第1非密封面と、第1環状密封ダムを間につくるように第1部材と接触するため第1軸方向に向いた第1環状密封面を持つ第1突起部とを有する第1環状ビーム部と、第2非密封面と、第2環状密封ダムを間につくるように第2部材と接触するため前記第1方向とは逆の第2軸方向に向いた第2環状密封面を持つ第2突起部とを有する第2環状ビーム部と、中央通路を形成するように前記第1及び第2密封面の間に延びている環状内面と、前記第1及び第2密封面の間に前記環状内面から離間して延びており、前記第1及び第2環状ビーム部間に、これらに対して実質的に垂直に延びる材料の環状コラム部を形成している環状外面とを備え、前記環状内面及び外面の一方は、前記環状コラム部の有効最小幅を少なくとも部分的に画定するために、実質的に半径方向に向かって延びる環状凹部を有している金属シールの技術が開示されている。
また、特許文献2には、断面が外周側に開口部を持つ横U字形状となる環状の金属ガスケットにおいて、相手面と接触する平坦な相対する2つのシール面の周方向に少なくとも1つの環状の台形断面の突起が設けられ、前記環状の突起の頂部中央がガスケット中央の肉厚tの範囲内に位置づけられていることを特徴とする金属ガスケットの技術が開示されている。
また、特許文献3には、断面が外周側に開口部を持つ横U字またはコの字形状となる環状の金属ガスケットにおいて、相手面と接触する平坦な相対する2つのシール面の周方向最内部にガスケット中央の肉厚tの40%以上の幅、かつガスケットの高さHの5%以上の高さを持つ環状の空間を設け、断面を音叉形状としたことを特徴とする金属ガスケットの技術が開示されている。
また、特許文献4には、ビードと、該ビード部の横側から連接しているとともに、シール材の軸に対して直交して延在する第1および第2ウィング部とを備え、軸方向に沿う横断面形状がV字形であって、それらが取り付けられている、テーパーしてV字形をなす分岐部の表面が、シール材の軸に直交するビード部の平坦面に対してわずかに傾斜している環状体からなる金属製静的シール材の技術が開示している。
特開2001−355731号公報 特開2003−194225号公報 特開2004−301159号公報 特開昭64−500137号公報
しかしながら、上述した特許文献1、2、3の技術においては、各シール面に対するシール部がそれぞれ一箇所であることから、シールの信頼性を向上させることなどが要望されていた。
また、特許文献4の技術は、各シール面に対するシール部がそれぞれ二箇所であるものの、上述したように、半導体製造装置内のガス供給ラインの中で用いることや、この集積化ガスシステムに用いられるガスケットの特性としての要求を満足することはできない技術であった。
さらに、金属ガスケットにおいては、シール性をより向上させることや、シールに必要な締め付け力をより小さくすることが要望されている。
本発明は、上記事情に鑑み提案されたものであり、トータル的なシール性やシールの信頼性を向上させることができるとともに、シールに必要な締め付け力を小さくすることができる金属ガスケットの提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の金属ガスケットは、円筒状に形成された柱状部と、この柱状部周面中央に形成された円周溝とを備える金属ガスケットであって、前記柱状部は変形可能に形成され、前記柱状部の一端面で形成される第一面に、第一対象物と接触してそれぞれが円環状の密閉部を形成する第一シール部及び第二シール部を設けるとともに、前記柱状部の他端面で形成される第二面に、第二対象物と接触してそれぞれが円環状の密閉部を形成する第三シール部及び第四シール部を設け、前記第一シール部及び前記第三シール部は、前記柱状部の軸方向において、前記円周溝と重なっており、前記第一シール部は突条に形成され、前記第二シール部は、前記突条の第一シール部が第一対象物によって押圧されたときに前記柱状部の一端面の一部が変形することによって形成され、前記第三シール部は突条に形成され、前記第四シール部は、前記突条の前記第三シール部が第二対象物によって押圧されたときに前記柱状部の他端面の一部が変形することによって形成される構成としてある。
本発明の金属ガスケットによれば、第一シール部、第二シール部、第三シール部、及び第四シール部を有することによって、確実、かつ、良好なシール性を発揮することができ、シールに必要な締め付け力を小さくすることができ、トータル的なシール性やシールの信頼性を向上させることができる。
図1は、本発明の第一実施形態にかかる金属ガスケットの概略平面図を示している。 図2は、本発明の第一実施形態にかかる金属ガスケットの概略図であり、(a)は側面図を示しており、(b)は図1のA−A断面図を示している。 図3は、本発明の第一実施形態にかかる金属ガスケットの、圧縮する前の状態を説明するための要部の概略拡大断面図を示している。 図4は、本発明の第一実施形態にかかる金属ガスケットの、圧縮した後の状態を説明するための要部の概略拡大断面図を示している。 図5は、本発明の第二実施形態にかかる金属ガスケットの概略図であり、(a)は平面図を示しており、(b)はB−B断面図を示している。 図6は、本発明の実施例1にかかる金属ガスケットを説明するための要部の概略拡大図であり、(a)は圧縮する前の状態の断面図を示しており、(b)は圧縮した後の断面図を示している。 図7は、本発明の実施例2にかかる金属ガスケットを説明するための要部の概略拡大図であり、(a)は圧縮する前の状態の断面図を示しており、(b)は圧縮した後の断面図を示している。
[第一実施形態]
図1は、本発明の第一実施形態にかかる金属ガスケットの概略平面図を示している。
また、図2は、本発明の第一実施形態にかかる金属ガスケットの概略図であり、(a)は側面図を示しており、(b)は図1のA−A断面図を示している。
図1、2において、本実施形態の金属ガスケット10は、ほぼ円筒状に形成された柱状部11と、この柱状部11の外周面中央に形成された円周溝12とを備えている。
また、上記の柱状部11は、後述するように、変形可能に形成されている。
柱状部11は、円周溝12が形成されることによって、一端側円板部111及び他端側円板部112を有している。すなわち、一端側円盤部111は、柱状部11の一端側の内側の部分から全周にわたって径方向外側に、片持梁状に延びており、他端側円盤部112は、柱状部11の他端側の内側の部分から全周にわたって径方向外側に、片持梁状に延びている。
また、円周溝12の断面形状は、ほぼ長円を二等分した形状としてある。
金属ガスケット10は、柱状部11の一端面(一端側円盤部111の表面も含まれる。)で形成される第一面PL1に、第一対象物B1(図3、4参照)と接触してそれぞれが円環状の密閉部(すなわち、第一密閉部21及び第二密閉部22)を形成する第一シール部113及び第二シール部115が設けられている。
また、金属ガスケット10は、柱状部11の他端面(他端側円盤部112の表面も含まれる。)で形成される第二面PL2に、第二対象物B2(図3、4参照)と接触してそれぞれが円環状の密閉部(すなわち、第三密閉部23及び第四密閉部24)を形成する第三シール部114及び第四シール部116が設けられている。
さらに、第一シール部113及び第三シール部114は、柱状部11の軸方向において、円周溝12と重なっている。すなわち、第一シール部113及び第三シール部114は、変形可能な一端側円板部111及び他端側円板部112上にそれぞれ形成されている。
上記の第一シール部113は突条に形成されており、第二シール部115は、後述するように、突条の第一シール部113が第一対象物B1によって押圧されたときに、柱状部11の一端面の一部、すなわち、本実施形態では、一端側円板部111が変形することによって、柱状部11の一端面の内側縁部に形成される。
また、第三シール部114は突条に形成されており、第四シール部116は、後述するように、突条の第三シール部114が第二対象物B2によって押圧されたときに、柱状部11の他端面の一部、すなわち、本実施形態では、他端側円板部112が変形することによって、柱状部11の他端面の内側縁部に形成される。
なお、突条とは、リング状の凸部といった意味である。
ここで、好ましくは、突条の第一シール部113及び第三シール部114は、柱状部11の一端面及び他端面に、径方向断面山形にそれぞれ形成され、この山形の断面頂部幅W(図2(b)参照)は、山形の高さHより短く形成してあるとよい。
このようにすると、山形の断面頂部は、幅Wの円環状の平面を有するので、第一対象物B1及び第二対象物B2によって押圧されたときに、上記平面で接触し、異常な集中荷重が発生せず、ほぼ均一な面圧分布が得られ、良好なシール性を発揮することができる。また、第一対象物B1及び第二対象物B2によって押圧されたときに、一端側円板部111及び他端側円板部112が変形するとともに、突条の第一シール部113及び第三シール部114が、圧縮方向に変形するが、山形の断面頂部幅Wが、山形の高さHより短く形成してあると、接触面積を小さくすることで、シールに必要な締め付け力を小さくすることができる。
なお、山形の高さHとは、柱状部11の端面からの高さをいう。
また、第一シール部113及び第三シール部114は、外側の斜面の傾斜角度内側の斜面の傾斜角度より緩やかにしてある。
また、山形の断面頂部幅Wは、通常、パーティクルを噛み込んでもリークを発生させない程度の長さを有している。
また、好ましくは、第一シール部113と第二シール部115をほぼ同心円状に形成し、第三シール部114と第四シール部116もほぼ同心円状に形成するとよい。
このようにすると、突条の第一シール部113が第一対象物B1によって押圧されたときに、一端側円板部111の変形量を周方向においてほぼ同じにすることができ、この変形によって形成される第二シール部115の形状が安定し、第二シール部115は、周方向においてほぼ均一な面圧分布が得られ、良好なシール性を発揮することができる。
同様に、突条の第三シール部114が第二対象物B2によって押圧されたときに、他端側円板部112の変形量を周方向においてほぼ同じにすることができ、この変形によって形成される第四シール部116の形状が安定し、第四シール部116は、周方向においてほぼ均一な面圧分布が得られ、良好なシール性を発揮することができる。
なお、柱状部11の一端面の内側縁部及び外側縁部、並びに、他端面の内側縁部及び外側縁部は、通常、面取りが施されている。
また、好ましくは、金属ガスケット10は、第一シール部113と第一対象物B1とによって形成される第一密閉部21(図4参照)の気密性が、第二シール部115と第一対象物B1とによって形成される第二密閉部22の気密性よりも高くなるように構成してあるとよい。
また、第三シール部114と第二対象物B2とによって形成される第三密閉部23(図4参照)の気密性が、第四シール部116と第二対象物B2とによって形成される第四密閉部24の気密性よりも高くなるように構成してあるとよい。
このようにすると、第一シール部113及び第三シール部114によって、確実、かつ、良好なシール性を発揮することができ、シールに必要な締め付け力を小さくすることができる。さらに、第二シール部115及び第四シール部116が、補足的にシールすることによって、トータル的なシール性やシールの信頼性を向上させることができる。また、第一シール部113及び第二シール部115が第一対象物B1と接触し、第三シール部114及び第四シール部116が第二対象物B2と接触することによって、シールされているときの金属ガスケット10が安定し、圧力変動や振動などに対するシールの信頼性を向上させることができる。
なお、本実施形態では、第一密閉部21の気密性が、第二密閉部22の気密性よりも高くなるように構成してあり、第三密閉部23の気密性が、第四密閉部24の気密性よりも高くなるように構成してあるが、これに限定されるものではない。
たとえば、第一密閉部21の気密性が、第二密閉部22の気密性とほぼ同じ、あるいは、第二密閉部22の気密性よりも低くなるように構成したり、第三密閉部23の気密性が、第四密閉部24の気密性とほぼ同じ、あるいは、第四密閉部24の気密性よりも低くなるように構成してもよい。
すなわち、本実施形態の金属ガスケット10は、通常、クリーンルーム内で使用されるが、第一シール部113と第二シール部115、及び、第三シール部114と第四シール部116を有している。したがって、たとえば、図示してないが、第一シール部113及び第三シール部114だけを有するものと比べると、パーティクルの噛み込みによるシール不良のリスクを約1/2に低減できるので、この点においても、シールの信頼性を向上させることができる。
また、金属ガスケット10に使用する金属材料として、通常、ステンレス鋼やインコネル等の金属材料、あるいは、それらの表面にニッケル等の軟質金属をメッキ又は蒸着させたものが使用される。
また、金属ガスケット10が半導体産業で使用される場合には、耐食性に優れているSUS316L、又は、その真空2重溶解材若しくは真空3重溶解材(汚染の原因となる各種の化学成分を低減するために、2回〜3回と真空中で溶解/精錬を行った材料)などのようなオーステナイト系ステンレス鋼の単一材料が好ましい。
なお、金属ガスケット10は、金属丸棒又は金属チューブに対して、切削加工と、丸削り、フライス削り、研削又はローレット削り等の材料を切除する周知の機械加工などとを行うことによって、形成することができ、さらに、何ら材料を切除しない型鍛造等の方法によっても、形成することができる。
次に、上記構成の金属ガスケット10は、一対の対象物間に挟んで圧縮して用いるものであるから、その状態などについて、図面を参照して説明する。
図3は、本発明の実施形態にかかる金属ガスケットの、圧縮する前の状態を説明するための要部の概略拡大断面図を示している。
また、図4は、本発明の実施形態にかかる金属ガスケットの、圧縮した後の状態を説明するための要部の概略拡大断面図を示している。
図3に示すように、金属ガスケット10は、第一対象物B1と第二対象物B2との間に配置される。
第一対象物B1は、リテーナLTと当接する第二当接面B12と、金属ガスケット10を収容する凹部を形成する第一当接面B11とを有する。
また、第二対象物B2は、リテーナLTと当接する第二当接面B22と、金属ガスケット10を収容する凹部を形成する第一当接面B21とを有する。
リテーナLTは、第一対象物B1の第二当接面B12と第二対象物B2の第二当接面B22との間に挟まれ、金属ガスケット10の一端側円板部111と他端側円板部112との間に入り込み、金属ガスケット10を仮固定する。
この際、第一対象物B1と第二対象物B2との間に配置された金属ガスケット10は、第一シール部113が第一当接面B11に当接しており、第三シール部114が第一当接面B21に当接している。
また、図3に示す状態から、さらに、第一対象物B1と第二対象物B2とを近づけると、金属ガスケット10は、一端側円板部111及び他端側円板部112が変形するとともに、第一シール部113と第三シール部114とが押されて潰れ始める。
次に、図4に示すように、第一対象物B1と第二対象物B2とがリテーナLTを介して当接した状態になると、一端側円板部111及び他端側円板部112が変形し、かつ、第一シール部113と第三シール部114とが潰れて変形した状態となる。
この状態になると、第一シール部113と第一対象物B1とが接触することによって、第一密閉部21が形成され、また、突条の第一シール部113が第一対象物B1によって押圧されることにより、一端側円盤部111の外周部が第二対象物B2の方向に変形し、第一対象物B1と接触する第二シール部115を形成し、これにより、第二シール部115と第一対象物B1との接触した部分が第二密閉部22となる。
ここで、第二シール部115は、一端側円盤部111の外周部が第二対象物B2の方向に変形することによって形成されるが、一端側円盤部111の変形が大きいと、第二シール部115の幅寸法が短くなり、一端側円盤部111の変形が小さいと、第二シール部115の幅寸法が長くなる。
また、同様に、第三シール部114と第二対象物B2とが接触することによって、第三密閉部23が形成され、また、突条の第三シール部114が第二対象物B2によって押圧されることにより、他端側円盤部112の外周部が第一対象物B1の方向に変形し、第二対象物B2と接触する第四シール部116を形成し、これにより、第四シール部116と第二対象物B2の接触した部分が第四密閉部24となる。
ここで、第四シール部116は、他端側円盤部112の外周部が第一対象物B1の方向に変形することによって形成されるが、他端側円盤部112の変形が大きいと、第四シール部116の幅寸法が短くなり、他端側円盤部112の変形が小さいと、第四シール部116の幅寸法が長くなる。
すなわち、金属ガスケット10は、上述したように、第一シール部113及び第三シール部114において、ほぼ均一な面圧分布が得られ、良好なシール性を発揮することができ、また、接触面積を小さくすることで、シールに必要な締め付け力を小さくすることができる。
さらに、金属ガスケット10は、第一密閉部21の気密性が第二密閉部22の気密性よりも高くなるように構成してあり、第三密閉部23の気密性が、第四密閉部24の気密性よりも高くなるように構成してあるので、第一シール部113及び第三シール部114によって、確実、かつ、良好なシール性を発揮することができ、シールに必要な締め付け力を小さくすることができる。また、第二シール部115及び第四シール部116が、補足的にシールすることなどによって、トータル的なシール性やシールの信頼性を向上させることができる。
以上説明したように、本実施形態の金属ガスケット10によれば、トータル的なシール性やシールの信頼性を向上させることができるとともに、シールに必要な締め付け力を小さくすることができる。
[第二実施形態]
図5は、本発明の第二実施形態にかかる金属ガスケットの概略図であり、(a)は平面図を示しており、(b)はB−B断面図を示している。
図5において、本実施形態の金属ガスケット10aは、上述した第一実施形態の金属ガスケット10と比べると、柱状部11aの内周面中央に円周溝12aが形成されており、第二シール部115a及び第四シール部116aが、柱状部11aの一端面の外側縁部及び他端面の外側縁部にそれぞれ形成された点などが相違する。なお、本実施形態の他の構成は、金属ガスケット10とほぼ同様としてある。
したがって、図5において、図1、2と同様の構成部分については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
本実施形態の金属ガスケット10aは、ほぼ円筒状に形成された柱状部11aと、この柱状部11aの内周面中央に形成された円周溝12aとを備えている。
また、上記の柱状部11aは、後述するように、変形可能に形成されている。
柱状部11aは、円周溝12aが形成されることによって、一端側円板部111a及び他端側円板部112aを有している。すなわち、一端側円盤部111aは、柱状部11aの一端側の外側の部分から全周にわたって径方向内側に、片持梁状に延びており、他端側円盤部112aは、柱状部11aの他端側の外側の部分から全周にわたって径方向内側に、片持梁状に延びている。
また、円周溝12aの断面形状は、ほぼ長円を二等分した形状としてある。
金属ガスケット10aは、柱状部11aの一端面で形成される第一面PL1に、第一対象物B1(図示せず)と接触してそれぞれが円環状の密閉部を形成する第一シール部113a及び第二シール部115aが設けられている。
また、金属ガスケット10aは、柱状部11aの他端面で形成される第二面PL2に、第二対象物B2(図示せず)と接触してそれぞれが円環状の密閉部を形成する第三シール部114a及び第四シール部116aが設けられている。
さらに、第一シール部113a及び第三シール部114aは、柱状部11aの軸方向において、円周溝12aと重なっている。すなわち、第一シール部113a及び第三シール部114aは、変形可能な一端側円板部111a及び他端側円板部112a上にそれぞれ形成されている。
上記の第一シール部113aは突条に形成されており、第二シール部115aは、後述するように、突条の第一シール部113aが第一対象物B1によって押圧されたときに、柱状部11aの一端面の一部、すなわち、本実施形態では、一端側円板部111aが変形することによって、柱状部11aの一端面の外側縁部に形成される。
また、第三シール部114aは突条に形成されており、第四シール部116aは、後述するように、突条の第三シール部114aが第二対象物B2によって押圧されたときに、柱状部11aの他端面の一部、すなわち、本実施形態では、他端側円板部112aが変形することによって、柱状部11aの他端面の外側縁部に形成される。
ここで、好ましくは、第一実施形態とほぼ同様に、突条の第一シール部113a及び第三シール部114aは、柱状部11aの一端面及び他端面に、径方向断面山形にそれぞれ形成され、この山形の断面頂部幅W(図5(b)参照)は、山形の高さHより短く形成してあるとよい。これにより、上記実施形態とほぼ同様の効果を発揮することができる。
また、好ましくは、第一実施形態とほぼ同様に、第一シール部113aと第二シール部115aをほぼ同心円状に形成し、第三シール部114aと第四シール部116aもほぼ同心円状に形成するとよい。これにより、上記実施形態とほぼ同様の効果を発揮することができる。
また、好ましくは、第一実施形態とほぼ同様に、金属ガスケット10aは、第一シール部113aと第一対象物B1とによって形成される第一密閉部(図示せず)の気密性が、第二シール部115aと第一対象物B1とによって形成される第二密閉部(図示せず)の気密性よりも高くなるように構成してあるとよい。
また、第三シール部114aと第二対象物B2とによって形成される第三密閉部(図示せず)の気密性が、第四シール部116aと第二対象物B2とによって形成される第四密閉部(図示せず)の気密性よりも高くなるように構成してあるとよい。
このようにすると、第一シール部113a及び第三シール部114aによって、確実、かつ、良好なシール性を発揮することができ、シールに必要な締め付け力を小さくすることができる。さらに、第二シール部115a及び第四シール部116aが、補足的にシールすることによって、トータル的なシール性やシールの信頼性を向上させることができる。また、第一シール部113a及び第二シール部115aが第一対象物B1と接触し、第三シール部114a及び第四シール部116aが第二対象物B2と接触することによって、シールされているときの金属ガスケット10aが安定し、圧力変動や振動などに対するシールの信頼性を向上させることができる。
なお、本実施形態では、第一密閉部の気密性が、第二密閉部の気密性よりも高くなるように構成してあり、第三密閉部の気密性が、第四密閉部の気密性よりも高くなるように構成してあるが、これに限定されるものではない。
たとえば、第一密閉部の気密性が、第二密閉部の気密性とほぼ同じ、あるいは、第二密閉部の気密性よりも低くなるように構成したり、第三密閉部の気密性が、第四密閉部の気密性とほぼ同じ、あるいは、第四密閉部の気密性よりも低くなるように構成してもよい。
すなわち、第一実施形態とほぼ同様に、たとえば、図示してないが、第一シール部113a及び第三シール部114aだけを有するものと比べると、パーティクルの噛み込みによるシール不良のリスクを約1/2に低減できるので、この点においても、シールの信頼性を向上させることができる。
次に、上記構成の金属ガスケット10aは、第一実施形態とほぼ同様に、一対の対象物間に挟んで圧縮して用いる。
すなわち、図示してないが、第一シール部113aと第一対象物B1とが接触することによって、第一密閉部が形成され、また、突条の第一シール部113aが第一対象物B1によって押圧されることにより、一端側円盤部111aの内周部が第二対象物B2の方向に変形し、第一対象物B1と接触する第二シール部115aを形成し、これにより、第二シール部115aと第一対象物B1との接触した部分が第二密閉部となる。
また、同様に、第三シール部114aと第二対象物B2とが接触することによって、第三密閉部が形成され、また、突条の第三シール部114aが第二対象物B2によって押圧されることにより、他端側円盤部112aの内周部が第一対象物B1の方向に変形し、第二対象物B2と接触する第四シール部116aを形成し、これにより、第四シール部116aと第二対象物B2との接触した部分が第四密閉部となる。
すなわち、金属ガスケット10aは、上述したように、第一シール部113a及び第三シール部114aにおいて、ほぼ均一な面圧分布が得られ、良好なシール性を発揮することができ、また、接触面積を小さくすることで、シールに必要な締め付け力を小さくすることができる。
さらに、金属ガスケット10aは、第一密閉部の気密性が第二密閉部の気密性よりも高くなるように構成してあり、第三密閉部の気密性が、第四密閉部の気密性よりも高くなるように構成してあるので、第一シール部113a及び第三シール部114aによって、確実、かつ、良好なシール性を発揮することができ、シールに必要な締め付け力を小さくすることができる。また、第二シール部115a及び第四シール部116aが、補足的にシールすることなどによって、トータル的なシール性やシールの信頼性を向上させることができる。
以上説明したように、本実施形態の金属ガスケット10aによれば、第一実施形態とほぼ同様に、トータル的なシール性やシールの信頼性を向上させることができるとともに、シールに必要な締め付け力を小さくすることができる。
「実施例1」
実施例1として、上記第一実施形態の金属ガスケット10に対して、有限要素法を用いて応力解析を行った。次に、この実施例について、図面を参照して説明する。
図6は、本発明の実施例1にかかる金属ガスケットを説明するための要部の概略拡大図であり、(a)は圧縮する前の状態の断面図を示しており、(b)は圧縮した後の断面図を示している。
応力解析を行った金属ガスケット10の形状は、図6(a)に示す形状とほぼ同様としてあり、金属ガスケット10の材料の物性値として、SUS316Lの物性値を用いた。
また、金属ガスケット10は、図4に示すように、第一対象物B1の第一当接面B11と第二対象物B2の第一当接面B21によって挟まれた状態で、シールされるものとした。
応力解析の結果は、図6(b)に示すように、金属ガスケット10は変形し、第一シール部113、第三シール部114、第二シール部115及び第四シール部116から鋭利に飛び出た部分が、各応力分布を示しており、飛び出る量が大きいほど大きな応力が発生していることを示している。
この応力解析より、金属ガスケット10は、第一シール部113と第一対象物B1とによって形成される第一密閉部21の気密性が、第二シール部115と第一対象物B1とによって形成される第二密閉部22の気密性よりも高くなり、また、第三シール部114と第二対象物B2とによって形成される第三密閉部23の気密性は、第四シール部116と第二対象物B2とによって形成される第四密閉部24の気密性よりも高くなることが分かった。
また、最大面圧、すなわち、第一シール部113及び第三シール部114における最大面圧を、例えば、2150MPaとすることもでき、トータル的なシール性やシールの信頼性を向上させることができるとともに、シールに必要な締め付け力を小さくすることができることが分かった。
「実施例2」
実施例2として、上記第二実施形態の金属ガスケット10aに対して、有限要素法を用いて応力解析を行った。この実施例2について、図面を参照して説明する。
図7は、本発明の実施例2にかかる金属ガスケットを説明するための要部の概略拡大図であり、(a)は圧縮する前の状態の断面図を示しており、(b)は圧縮した後の断面図を示している。
応力解析を行った金属ガスケット10aの形状は、図7(a)に示す形状とほぼ同様としてあり、他の条件は、実施例1とほぼ同様とした。
応力解析の結果は、図7(b)に示すように、金属ガスケット10aは変形し、第一シール部113a、第二シール部115a、第三シール部114a及び第四シール部116aから鋭利に飛び出た部分が、各応力分布を示しており、飛び出る量が大きいほど大きな応力が発生していることを示している。
この応力解析より、金属ガスケット10aは、第一シール部113aと第一対象物B1とによって形成される第一密閉部の気密性が、第二シール部115aと第一対象物B1とによって形成される第二密閉部の気密性よりも高くなり、また、第三シール部114aと第二対象物B2とによって形成される第三密閉部の気密性は、第四シール部116aと第二対象物B2とによって形成される第四密閉部の気密性よりも高くなることが分かった。
また、最大面圧、すなわち、第一シール部113a及び第三シール部114aにおける最大面圧を、例えば、1321MPaとすることもでき、トータル的なシール性やシールの信頼性を向上させることができるとともに、シールに必要な締め付け力を小さくすることができることが分かった。
以上、本発明の金属ガスケットについて、好ましい実施形態などを示して説明したが、本発明に係る金属ガスケットは、上述した実施形態などにのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、円周溝12、12aの断面形状は、ほぼ長円を二等分した形状としてあるが、これに限定されるものではなく、たとえば、図示してないが、矩形状、三角形状、又は、ほぼ楕円を二等分した形状などとしてもよい。
10、10a 金属ガスケット
11、11a 柱状部
12、12a 円周溝
21 第一密閉部
22 第二密閉部
23 第三密閉部
24 第四密閉部
111、111a 一端側円盤部
112、112a 他端側円盤部
113、113a 第一シール部
114、114a 第三シール部
115、115a 第二シール部
116、116a 第四シール部
PL1 第一面
PL2 第二面
B1 第一対象物
B11 第一当接面
B12 第二当接面
B2 第二対象物
B21 第一当接面
B22 第二当接面
LT リテーナ

Claims (3)

  1. 円筒状に形成された柱状部と、この柱状部周面中央に形成された円周溝とを備える金属ガスケットであって、
    前記柱状部は変形可能に形成され、
    前記柱状部の一端面で形成される第一面に、第一対象物と接触してそれぞれが円環状の密閉部を形成する第一シール部及び第二シール部を同心円状に設けるとともに、前記柱状部の他端面で形成される第二面に、第二対象物と接触してそれぞれが円環状の密閉部を形成する第三シール部及び第四シール部を同心円状に設け、
    前記第一シール部及び前記第三シール部は、前記柱状部の軸方向において、前記円周溝と重なっており、
    前記第一シール部は突条に形成され、前記第二シール部は、前記突条の第一シール部が第一対象物によって押圧されたときに前記柱状部の一端面の一部が変形することによって形成され、
    前記第三シール部は突条に形成され、前記第四シール部は、前記突条の前記第三シール部が第二対象物によって押圧されたときに前記柱状部の他端面の一部が変形することによって形成され、
    前記第一シール部と前記第一対象物とによって形成される第一密閉部の気密性は、前記第二シール部と前記第一対象物とによって形成される第二密閉部の気密性よりも高く、前記第三シール部と前記第二対象物とによって形成される第三密閉部の気密性は、前記第四シール部と前記第二対象物とによって形成される第四密閉部の気密性よりも高くなるように構成し、
    前記円周溝が前記柱状部の外周面中央に形成され、前記第二シール部及び第四シール部が、前記柱状部の一端面の内側縁部及び他端面の内側縁部にそれぞれ形成され、
    前記第一シール部及び第三シール部の突条は、径方向断面山形に形成されるとともに、この山形の断面頂部幅は、山形の高さより短くかつパーティクルを噛み込んでもリークを起こさない長さに形成されていることを特徴とする金属ガスケット。
  2. 円筒状に形成された柱状部と、この柱状部周面中央に形成された円周溝とを備える金属ガスケットであって、
    前記柱状部は変形可能に形成され、
    前記柱状部の一端面で形成される第一面に、第一対象物と接触してそれぞれが円環状の密閉部を形成する第一シール部及び第二シール部を同心円状に設けるとともに、前記柱状部の他端面で形成される第二面に、第二対象物と接触してそれぞれが円環状の密閉部を形成する第三シール部及び第四シール部を同心円状に設け、
    前記第一シール部及び前記第三シール部は、前記柱状部の軸方向において、前記円周溝と重なっており、
    前記第一シール部は突条に形成され、前記第二シール部は、前記突条の第一シール部が第一対象物によって押圧されたときに前記柱状部の一端面の一部が変形することによって形成され、
    前記第三シール部は突条に形成され、前記第四シール部は、前記突条の前記第三シール部が第二対象物によって押圧されたときに前記柱状部の他端面の一部が変形することによって形成され、
    前記第一シール部と前記第一対象物とによって形成される第一密閉部の気密性は、前記第二シール部と前記第一対象物とによって形成される第二密閉部の気密性よりも高く、前記第三シール部と前記第二対象物とによって形成される第三密閉部の気密性は、前記第四シール部と前記第二対象物とによって形成される第四密閉部の気密性よりも高くなるように構成し、
    前記円周溝が前記柱状部の内周面中央に形成され、前記第二シール部及び第四シール部が、前記柱状部の一端面の外側縁部及び他端面の外側縁部にそれぞれ形成され、
    前記第一シール部及び第三シール部の突条は、径方向断面山形に形成されるとともに、この山形の断面頂部幅は、山形の高さより短くかつパーティクルを噛み込んでもリークを起こさない長さに形成されていることを特徴とする金属ガスケット。
  3. 前記第一シール部及び第三シール部の突条における径方向断面山形の斜面の傾斜角度が、第二シール部及び第四シール部側に位置する斜面よりも、第二シール部及び第四シール部と反対側に位置する斜面のほうが緩やかに形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の金属ガスケット。
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