JP5107617B2 - 入出管理システム - Google Patents
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Description
同持ち出し返却管理システムにおいては、個人識別情報が書き込まれ、非接触状態で同識別情報を読取可能な非接触ICタグ(個人認識用RFIDタグに相当)を、利用者が所有して入出口から保管領域に入出する方式のものである。
すなわち、利用者が個人認識用の非接触ICタグを身に付けて入出口を通過するとき、入出方向に2つ並んだ読取手段のタグデータの読取る順序によって保管領域への進入か保管領域からの退出かを判別している。
予め登録された特定の利用者のみが入出口からの入出を許可される特定領域への入出を管理する入出管理システムにおいて、
特定の利用者が身に付けて入出する個人認識用RFIDタグと、
特定の利用者の個人認識用RFIDタグのタグデータを登録記憶する登録タグデータ記憶手段と、
特定領域の入出口に設けられた一定通信範囲のアンテナにより前記個人認識用RFIDタグのタグデータを読取るRFID読取手段と、
特定領域の入出口における前記アンテナの通信範囲の入出方向偏った位置に設けられ入出口の人の通過を検出する通過検出センサと、
前記通過検出センサの通過検出信号により人の通過を検出するとともに、前記RFID読取手段の読取信号に基づき前記登録タグデータ記憶手段の記憶する登録タグデータと照合して入出を管理する入出管理手段とを備え、
前記入出管理手段は、
前記通過検出センサの通過検出信号の入力により前記RFID読取手段の読取りを開始し、読取りができなくなるまでの時間を計測することにより特定領域への進入と退出を判別し、
前記RFID読取手段の読取りがあった場合に、読取られたタグデータを前記登録タグデータ記憶手段の記憶する登録タグデータと照合して個人認識用RFIDタグを身に付けた利用者の入出であるか否かを判別することで、
利用者の入出を管理することを特徴とする入出管理システムである。
予め登録された特定の利用者のみが入出口からの入出を許可される特定領域への入出を管理する入出管理システムにおいて、
特定の利用者が身に付けて入出する個人認識用RFIDタグと、
特定の利用者の個人認識用RFIDタグのタグデータを登録記憶する登録タグデータ記憶手段と、
特定領域の入出口に設けられた一定通信範囲のアンテナにより前記個人認識用RFIDタグのタグデータを読取るRFID読取手段と、
特定領域の入出口における前記アンテナの通信範囲の入出方向偏った位置に設けられ入出口の人の通過を検出する通過検出センサと、
前記通過検出センサの通過検出信号により人の通過を検出するとともに、前記RFID読取手段の読取信号に基づき前記登録タグデータ記憶手段の記憶する登録タグデータと照合して入出を管理する入出管理手段とを備え、
前記入出管理手段は、
前記通過検出センサの通過検出信号の入力により前記RFID読取手段の読取りを開始し、通過検出信号が検出されなくなった時にRFID読取手段の読取りを一度停止し、その後所定時間後に前記RFID読取手段の読取りを再開し、読取り再開後の読取りの有無により特定領域への進入と退出を判別し、
前記RFID読取手段の読取りがあった場合に、読取られたタグデータを前記登録タグデータ記憶手段の記憶する登録タグデータと照合して個人認識用RFIDタグを身に付けた利用者の入出であるか否かを判別することで、
利用者の入出を管理することを特徴とする入出管理システムである。
予め登録された特定の利用者のみが入出口からの入出を許可される特定領域への入出を管理する入出管理システムにおいて、
特定の利用者が身に付けて入出する個人認識用RFIDタグと、
特定の利用者の個人認識用RFIDタグのタグデータを登録記憶する登録タグデータ記憶手段と、
特定領域の入出口に設けられた一定通信範囲のアンテナにより前記個人認識用RFIDタグのタグデータを読取るRFID読取手段と、
特定領域の入出口における前記アンテナの通信範囲の入出方向偏った位置に設けられ入出口の人の通過を検出する通過検出センサと、
前記通過検出センサの通過検出信号により人の通過を検出するとともに、前記RFID読取手段の読取信号に基づき前記登録タグデータ記憶手段の記憶する登録タグデータと照合して入出を管理する入出管理手段とを備え、
前記入出管理手段は、
前記RFID読取手段の読取りの際の電波強度の変化を監視し、前記通過検出センサの通過検出信号の入力時に前記電波強度が増大中か減衰中かによって特定領域への進入と退出を判別し、
前記RFID読取手段の読取りがあった場合に、読取られたタグデータを前記登録タグデータ記憶手段の記憶する登録タグデータと照合して個人認識用RFIDタグを身に付けた利用者の入出であるか否かを判別することで、
利用者の入出を管理することを特徴とする入出管理システムである。
請求項1から請求項3までのいずれかの項記載の入出管理システムにおいて、
複数の単位棚が物を出し入れする開口面である棚間口面に直角となるレールに案内されて移動自在に配置され、複数の単位棚が集束する時にそれぞれ相隣る棚間口面が接して
、所要の単位棚を移動して任意の相隣る単位棚間を開いて作業用通路を選択的に形成する移動棚における前記作業用通路を前記特定領域とし、
前記作業用通路の入出口を前記特定領域の入出口として、前記アンテナと前記通過検出センサが各単位棚の前記作業用通路の入出口を形成する入出口部に設けられることを特徴とする。
前記各単位棚の正面に設けられた操作スイッチと、
前記操作スイッチの作動信号と前記RFID読取手段の読取信号に基づいて単位棚を移動して所要の作業用通路の形成・不形成を制御する移動棚駆動制御手段とが設けられ、
前記移動棚駆動制御手段は、
操作スイッチの作動信号により前記RFID読取手段による読取りを一定時間行い、
読取られたタグデータを前記登録タグデータ記憶手段の記憶する登録タグデータと照合して一致したときのみ単位棚を移動して所要の作業用通路を形成するよう制御することを特徴とする。
前記移動棚駆動制御手段は、
単位棚を移動して所要の作業用通路を形成する際、初め利用者一人が通れる通路幅まで開き、利用者が該作業用通路内に進入したことが認識できた時に、所要の通路幅まで広げるよう制御することを特徴とする。
複数の単位棚が物を出し入れする開口面である棚間口面に直角となるレールに案内されて移動自在に配置され、複数の単位棚が集束する時にそれぞれ相隣る棚間口面が接し、所要の単位棚を移動して任意の相隣る単位棚間を開いて作業用通路を選択的に形成する移動棚における前記作業用通路を特定領域とし、前記特定領域への利用者の入出を管理する入出管理システムにおいて、
特定の利用者が身に付けて入出する個人認識用RFIDタグと、
特定の利用者の個人認識用RFIDタグのタグデータを登録記憶する登録タグデータ記憶手段と、
前記単位棚の移動に伴い移動機構により前記単位棚より上方を移動するアンテナであって、単位棚間が閉じているときは特定領域外に位置し、単位棚間が開いているときは特定領域内に位置するアンテナにより前記個人認識用RFIDタグのタグデータを読取るRFID読取手段と、
前記RFID読取手段の読取信号と前記登録タグデータ記憶手段の記憶する登録タグデータと照合して一致したときのみ単位棚を移動可能として所要の作業用通路の形成・不形成を許可する移動棚制御手段と、
特定領域内に位置する前記アンテナの通信範囲の入出口に偏った位置に少なくとも1つ設けられ特定領域内への進入者を検出する進入者検出センサと、
前記進入者検出センサの進入者検出信号と前記RFID読取手段の読取信号と前記登録タグデータ記憶手段の記憶する登録タグデータとに基づき入出を管理する入出管理手段と、を備え、
前記入出管理手段は、
前記進入者検出センサの進入者検出信号の入力により前記RFID読取手段の読取りを開始し、読取りができなくなるまでの時間を計測することにより特定領域への進入と退出を判別し、
前記RFID読取手段の読取りがあった場合に、読取られたタグデータを前記登録タグデータ記憶手段の記憶する登録タグデータと照合して個人認識用RFIDタグを身に付けた利用者の入出であるか否かを判別することで、
利用者の入出を管理することを特徴とする入出管理システムである。
複数の単位棚が物を出し入れする開口面である棚間口面に直角となるレールに案内されて移動自在に配置され、複数の単位棚が集束する時にそれぞれ相隣る棚間口面が接し、所要の単位棚を移動して任意の相隣る単位棚間を開いて作業用通路を選択的に形成する移動棚における前記作業用通路を特定領域とし、前記特定領域への利用者の入出を管理する入出管理システムにおいて、
特定の利用者が身に付けて入出する個人認識用RFIDタグと、
特定の利用者の個人認識用RFIDタグのタグデータを登録記憶する登録タグデータ記憶手段と、
前記単位棚の移動に伴い移動機構により前記単位棚より上方を移動するアンテナであって、単位棚間が閉じているときは特定領域外に位置し、単位棚間が開いているときは特定領域内に位置するアンテナにより前記個人認識用RFIDタグのタグデータを読取るRFID読取手段と、
前記RFID読取手段の読取信号と前記登録タグデータ記憶手段の記憶する登録タグデータと照合して一致したときのみ単位棚を移動可能として所要の作業用通路の形成・不形成を許可する移動棚制御手段と、
特定領域内に位置する前記アンテナの通信範囲の入出口に偏った位置に少なくとも1つ設けられ特定領域内への進入者を検出する進入者検出センサと、
前記進入者検出センサの進入者検出信号と前記RFID読取手段の読取信号と前記登録タグデータ記憶手段の記憶する登録タグデータとに基づき入出を管理する入出管理手段と、を備え、
前記入出管理手段は、
前記進入者検出センサの進入者検出信号の入力により前記RFID読取手段の読取りを開始し、進入者検出信号が検出されなくなった時にRFID読取手段の読取りを一度停止し、その後所定時間後に前記RFID読取手段の読取りを再開し、読取り再開後の読取りの有無により特定領域への進入と退出を判別し、
前記RFID読取手段の読取りがあった場合に、読取られたタグデータを前記登録タグデータ記憶手段の記憶する登録タグデータと照合して個人認識用RFIDタグを身に付けた利用者の入出であるか否かを判別することで、
利用者の入出を管理することを特徴とする入出管理システムである。
複数の単位棚が物を出し入れする開口面である棚間口面に直角となるレールに案内されて移動自在に配置され、複数の単位棚が集束する時にそれぞれ相隣る棚間口面が接し、所要の単位棚を移動して任意の相隣る単位棚間を開いて作業用通路を選択的に形成する移動棚における前記作業用通路を特定領域とし、前記特定領域への利用者の入出を管理する入出管理システムにおいて、
特定の利用者が身に付けて入出する個人認識用RFIDタグと、
特定の利用者の個人認識用RFIDタグのタグデータを登録記憶する登録タグデータ記憶手段と、
前記単位棚の移動に伴い移動機構により前記単位棚より上方を移動するアンテナであって、単位棚間が閉じているときは特定領域外に位置し、単位棚間が開いているときは特定領域内に位置するアンテナにより前記個人認識用RFIDタグのタグデータを読取るRFID読取手段と、
前記RFID読取手段の読取信号と前記登録タグデータ記憶手段の記憶する登録タグデータと照合して一致したときのみ単位棚を移動可能として所要の作業用通路の形成・不形成を許可する移動棚制御手段と、
特定領域内に位置する前記アンテナの通信範囲の入出口に偏った位置に少なくとも1つ設けられ特定領域内への進入者を検出する進入者検出センサと、
前記進入者検出センサの進入者検出信号と前記RFID読取手段の読取信号と前記登録タグデータ記憶手段の記憶する登録タグデータとに基づき入出を管理する入出管理手段と、を備え、
前記入出管理手段は、
前記RFID読取手段の読取りの際の電波強度の変化を監視し、前記進入者検出センサの進入者検出信号の入力時に前記電波強度が増大中か減衰中かによって特定領域への進入と退出を判別し、
前記RFID読取手段の読取りがあった場合に、読取られたタグデータを前記登録タグデータ記憶手段の記憶する登録タグデータと照合して個人認識用RFIDタグを身に付けた利用者の入出であるか否かを判別することで、
利用者の入出を管理することを特徴とする入出管理システムである。
請求項10記載の発明は、請求項1から請求項9までのいずれかの項記載の入出管理システムにおいて、
前記特定領域が物品の保管領域であり、
保管の対象となる物品に物品識別用RFIDタグが取り付けられ、
特定の利用者とともに該物品が特定領域の入出口を通過するときに、前記RFID読取手段により、前記物品識別用RFIDタグのタグデータが読取られることを特徴とする。
作業用通路を形成するときの個人認証と作業用通路を形成後の個人認証は、ともに共通のアンテナにより個人認識用RFIDタグのタグデータを読取ることにより行われるので、部品点数を削減してコストの低減を図ることができる。
また、作業用通路毎に1台のアンテナで構成できるため、部品点数を削減してコストの低減を図ることができ、かつアンテナは単位棚より上方を利用して設けられるため、取付けスペース上の制約が少なく最適位置に設けることができ、作業効率が向上する。
本実施の形態に係る入出管理システムは、移動棚1に適用したもので、該移動棚1は電動式移動棚であって、各駆動棚がモータ10の駆動により移動することができる。
移動棚1を正面視して、左から右へ順に1号棚A1,2号棚A2,3号棚A3,4号棚A4,5号棚A5,6号棚A6が並んでおり、左端の1号棚A1が固定棚であって、同1号棚A1を除く単位棚A2,A3,A4,A5,A6が駆動棚であって、左右方向に指向して敷設されたレール2の上に車輪3を介して走行自在に配設されている。
右端の駆動棚である6号棚A6は、間口面が左側にのみある単式棚で、その間口面の反対側(右側)の背面は背板4bにより閉塞されている。
1号棚A1と6号棚A6との間にある駆動棚である単位棚A2,A3,A4,A5は、左右にそれぞれ間口面を有する複式棚である。
例えば、図1および図2に示す状態は、全棚集束状態から5号棚A5と6号棚A6を同時に右方に移動して、4号棚A4と5号棚A5との間を開いて4号棚A4の右間口面と5号棚A5の左間口面との間に作業用通路5を形成している。
なお、作業用通路の正面側と奥側の双方で入出可能とし、双方を同じ構成にしてもよい。
対をなす光センサを縦方向にずらして複数設けてもよい。
このように入出口に縦方向に複数光センサを配設することで、不正な進入を確実に防止することができる。
なお、ミラーを用いた拡散反射型の光センサを使用してもよい。
アンテナ9は、その中段の棚板10の間口側端面に正面側に寄って取り付けられており、光センサ8よりは奥側に離れて位置している。
アンテナ9の通信範囲は限定されており、図3および図4にハッチを施した領域が概ね通信可能な範囲である。
利用者Pが本移動棚1内に返却または取出しをする物品Qには、物品識別用RFIDタグTqが取り付けられている。
4号棚A4と5号棚A5の各正面側板4a,4aに設けられた対向する光センサ8,8間を赤外線が走っていて、作業用通路5の入出口の人の通過を検知している。
したがって、光センサ8とアンテナ9を離して配置することが困難な移動棚には適している。
光センサ8が作動したとき、アンテナ9を一定時間作動状態とし、その間で、RFIDの読取可能時間の長い方が、作業用通路5への進入時であり、短い方が退出時である。
このRFIDの読取可能時間を監視することで、正確に利用者Pの進入か退出かを判別することができる。
このように、2度目のアンテナ9の作動時のRFIDの読取の有無で、正確に利用者Pの進入か退出かを判別することができる。
また、入出管理記憶手段11Mは、移動棚1に保管される全物品Qの物品識別用RFIDタグTqのタグデータも記憶している。
この入出管理記憶手段11Mは、移動棚装置とは別に設けられた管理用コンピュータが備えることもできる。
当初、全ての単位棚A1,A2,A3,A4,A5,A6が集束した状態からスタートする。
まず、ステップ1で、操作ボタン7が押されて操作スイッチがオンしたか否かを判別している。
操作スイッチがオフ状態では、ステップ1に戻る。
読み取ったタグデータが、登録タグデータと一致すればステップ5に進み、5号棚A5と6号棚A6を移動して、4号棚A4と5号棚A5の間を開き、作業用通路5を形成する。
したがって、登録タグデータと一致する個人認識用RFIDタグTpを持った利用者Pのみが、操作ボタン7を押して作業用通路5を形成することができる。
ステップ10では、光センサ8が作動したか、すなわち作業用通路5の入出口を人が通過したか否かを判別しており、作動していないときは、ステップ11に進み、進入人数N=0かを判別して、進入人数N≠0のときは、作業用通路5に利用者Pがいると判断され、そのままステップ10に戻り、光センサ8が作動するのを待つ。
進入人数N=0でタイムアップしたときは、ステップ14に飛び、自動的に作業用通路5を閉じ、ステップ1に戻る。
このとき、利用者Pが物品Qを持っているときは、同物品Qの物品識別用RFIDタグTqのタグデータの読取りも行う。
読み取ったタグデータが、登録タグデータと一致しないとき、または、個人認識用RFIDタグTpのタグデータを読み取れず、登録タグデータと照合できないときは、ステップ17に進み、警報とともにエラーメッセージを発し、ステップ10に戻る。
したがって、個人認識用RFIDタグTpを持たない人の進入があれば、ここで警報が発せられる。
ここで、前記した入出判別方法(図5または図6のタイミングチャートで示した入出判別方法)により、進入と退出を正確に判別する。
次のステップ20で進入人数Nをインクリメント(1加算)し、次のステップ21に進む。
ただし、物品返却は記録に残す。
退出する利用者Pが物品Qを持っていれば、物品Qの取り出しと判断し、取出タグデータとして書き込み(物品取出は記録に残す)、ステップ10に戻る。
作業用通路5を形成するときの個人認証と作業用通路を形成後の個人認証は、ともに共通のアンテナ9により個人認識用RFIDタグTpのタグデータを読取ることにより行われるので、部品点数を削減してコストの低減を図ることができる。
同じ作業用通路5の利用頻度が大きい場合に便利である。
また、作業用通路5に利用者Pがいないと誤認識したような場合でも、作業用通路5が完全に閉まらないので、安全性が確保される。
このように制御することで、移動棚1を集束する際、作業用通路5内に利用者Pがいないことを確実に確認できるため、安全性が向上する。
本実施の形態に係る入出管理システムは、移動棚51に適用したもので、該移動棚51は手動式移動棚で、作業者が人力で単位棚を移動し作業用通路の開閉を行うものである。
移動棚51は、手動式である以外は前記実施の形態に係る移動棚1と概ね同じ構造をしている。
移動棚51を正面視して、左から右へ順に1号棚B1,2号棚B2,3号棚B3,4号棚B4,5号棚B5,6号棚B6が並んでおり、左端の1号棚B1が固定棚であって、同1号棚B1を除く単位棚B2,B3,B4,B5,B6が走行棚であって、左右方向に指向して敷設されたレール52の上に車輪を介して走行自在に配設されている。
例えば、図9に示す状態は、全棚集束状態から5号棚B5と6号棚B6を同時に右方に移動して、4号棚B4と5号棚B5との間を開いて4号棚B4の右間口面と5号棚B5の左間口面との間に作業用通路55を形成している。
なお、作業用通路の正面側と奥側の双方で入出可能とし、双方を同じ構成にしてもよい。
走行棚の各正面側板54aには、上下中央位置にコ字状に屈曲した取っ手56が縦長に取付けられており、取っ手56の左方にボタンスイッチであるロック解除スイッチ66が配設されている。
対をなす光センサを縦方向にずらして複数設けてもよい。
このように入出口に縦方向に複数光センサを配設することで、不正な進入を確実に防止することができる。
なお、ミラーを用いた拡散反射型の光センサを使用してもよい。
左右端の1号棚B1と6号棚B6の天板54cに立設されたピボット軸71には、それぞれ1本のスイングアーム72が軸支されているが、その他の単位棚B2,B3,B4,B5の天板54cに立設されたピボット軸71には、それぞれ2本のスイングアーム72,72が同軸に軸支されている。
スイングアーム72は全て同じ長さを有しているので、隣り合うスイングアーム72,72を連結する枢支軸73は常にその両側の単位棚から等距離位置に存在する。
アンテナ68は、単位棚の天板54cと同じ高さか若干高い位置にあって水平に移動する。
なお、アンテナ68が天板54cと同じ高さにあっても、常にその両側の単位棚から等距離位置に存在し、形成される作業用通路55内に入るように移動するので、天板54cと干渉することはない。
4号棚A4と5号棚A5の各正面側板4a,4aに設けられた対向する光センサ67,67間を赤外線が走っていて、作業用通路55の入出口の人の進入を検知している。
なお、図10では、その他のアンテナ68も同様の位置にあって、その通信可能範囲も同じ様な円形領域となっている。
また、入出管理記憶手段11Mは、移動棚51に保管される全物品Qの物品識別用RFIDタグTqのタグデータも記憶している。
この入出管理記憶手段11Mは、移動棚装置とは別に設けられた管理用コンピュータが備えることもできる。
当初、全ての単位棚B1,B2,B3,B4,B5,B6が集束した状態(隣り合う単位棚間はロック機構64によりロックされて連結状態にある)からスタートする。
まず、ステップ51で、ロック解除スイッチ66が押されてオンしたか否かを判別している。
ロック解除スイッチ66がオフ状態では、ステップ51に戻る。
読み取ったタグデータが、登録タグデータと一致すればステップ55に進み、5号棚B5に搭載のロック機構64を駆動してロックを解除して4号棚B4との連結を解くので、作業者は5号棚B5の取っ手56を掴んで5号棚B5と6号棚B6を一体に移動し、4号棚B4と5号棚B5の間を開き、作業用通路55を形成することができる。
したがって、登録タグデータと一致する個人認識用RFIDタグTpを持った利用者Pのみが、ロック解除スイッチ66を押してロックを解除して走行棚を移動して作業用通路55を形成することができる。
ステップ60では、進入者検出センサである光センサ67が作動したか、すなわち作業用通路55の入出口を人が進入したか否かを判別しており、作動していないときは、ステップ61に進み、進入人数N=0かを判別して、進入人数N≠0のときは、作業用通路55に利用者Pがいると判断され、そのままステップ60に戻り、光センサ67が作動するのを待つ。
進入人数N=0でタイムアップしたときは、ステップ67に飛び、警報とともにエラーメッセージを発し、ステップ60に戻る。
なお、このとき、タイマをリセットして再度一定時間の経過をステップ62で判別するようにする。
作業用通路55が閉じられ閉検知スイッチ65がオンすると、ステップ64に進み、ロック解除されていたロック機構64をロック作動して、最初のステップ51に戻る。
このとき、利用者Pが物品Qを持っているときは、同物品Qの物品識別用RFIDタグTqのタグデータの読取りも行う。
読み取ったタグデータが、登録タグデータと一致しないとき、または、個人認識用RFIDタグTpのタグデータを読み取れず、登録タグデータと照合できないときは、ステップ67に進み、警報とともにエラーメッセージを発し、ステップ60に戻る。
したがって、個人認識用RFIDタグTpを持たない人の進入があれば、ここで警報が発せられる。
ここで、前記した入出判別方法により、進入と退出を正確に判別する。
次のステップ70で進入人数Nをインクリメント(1加算)し、次のステップ71に進む。
ただし、物品返却は記録に残す。
退出する利用者Pが物品Qを持っていれば、物品Qの取り出しと判断し、取出タグデータとして書き込み(物品取出は記録に残す)、ステップ60に戻る。
また、登録タグデータと一致しない個人認識用RFIDタグTpを持った利用者や個人認識用RFIDタグTpを持たない者によっては、ロック解除スイッチ66を押してもロックは解除されず作業用通路55は形成されないとともに、形成された作業用通路5への進入も警報によって検知し、禁止することができる。
作業用通路5を形成するときの個人認証と作業用通路を形成後の個人認証は、ともに共通のアンテナ68により個人認識用RFIDタグTpのタグデータを読取ることにより行われるので、部品点数を削減してコストの低減を図ることができる。
なお、進入者検出センサである光サンサは、棚板等の棚間口面に奥行き方向に亘って複数配列して進入者を検出するようにしてもよい。
かかる実施の形態を図14および図15に図示し説明する。
両端の単位棚C1,C6の天板84bには、ピボット軸91が1個ずつ立設され、それぞれ1本のスイングアーム92が軸支されているが、その他の単位棚C2,C3,C4,C5の天板には、左右に並んでピボット軸91,91が2個ずつ立設され、それぞれ1本のスイングアーム92が軸支されている。
スイングアーム92は全て同じ長さを有している。
なお、図14および図15で、ロック解除スイッチ66、光センサ67、アンテナ68は、前記実施例と同じ符号で示している。
このように単位棚の棚幅が広いときは、スイングアーム92の基端枢軸を天板に左右2つ設けることにより対処できる。
この発明は、以上の実施の形態に限定されるものではなく、この他にその要旨を逸脱しない範囲で種々の実施の形態が考えられる。
A1…単位棚(固定棚)、A2,A3,A4,A5,A6…単位棚(駆動棚)、
1…移動棚、2…レール、3…車輪、4…背板、4a…正面側板、4b…背板、5…作業用通路、6…制御部、7…操作ボタン、8…光センサ、9…アンテナ、10…モータ、
11…主制御盤、11M…入出管理記憶手段、12…副制御盤、
B1…単位棚(固定棚)、B2,B3,B4,B5,B6…単位棚(走行棚)、
51…移動棚、52…レール、54a…正面側板、54c…天板、55…作業用通路、56…取っ手、61…主制御盤、61M…入出管理記憶手段、62…副制御盤、64…ロック機構、65…閉検知スイッチ、66…ロック解除スイッチ、67…光センサ、68…アンテナ、
70…リンク機構、71…ピボット軸、72…スイングアーム、73…枢支軸、
C1…単位棚(固定棚)、C2,C3,C4,C5,C6…単位棚(走行棚)、
81…移動棚、85…作業用通路、90…リンク機構、91…ピボット軸、92…スイングアーム、93…枢支軸。
Claims (10)
- 予め登録された特定の利用者のみが入出口からの入出を許可される特定領域への入出を管理する入出管理システムにおいて、
特定の利用者が身に付けて入出する個人認識用RFIDタグと、
特定の利用者の個人認識用RFIDタグのタグデータを登録記憶する登録タグデータ記憶手段と、
特定領域の入出口に設けられた一定通信範囲のアンテナにより前記個人認識用RFIDタグのタグデータを読取るRFID読取手段と、
特定領域の入出口における前記アンテナの通信範囲の入出方向偏った位置に設けられ入出口の人の通過を検出する通過検出センサと、
前記通過検出センサの通過検出信号により人の通過を検出するとともに、前記RFID読取手段の読取信号に基づき前記登録タグデータ記憶手段の記憶する登録タグデータと照合して入出を管理する入出管理手段とを備え、
前記入出管理手段は、
前記通過検出センサの通過検出信号の入力により前記RFID読取手段の読取りを開始し、読取りができなくなるまでの時間を計測することにより特定領域への進入と退出を判別し、
前記RFID読取手段の読取りがあった場合に、読取られたタグデータを前記登録タグデータ記憶手段の記憶する登録タグデータと照合して個人認識用RFIDタグを身に付けた利用者の入出であるか否かを判別することで、
利用者の入出を管理することを特徴とする入出管理システム。 - 予め登録された特定の利用者のみが入出口からの入出を許可される特定領域への入出を管理する入出管理システムにおいて、
特定の利用者が身に付けて入出する個人認識用RFIDタグと、
特定の利用者の個人認識用RFIDタグのタグデータを登録記憶する登録タグデータ記憶手段と、
特定領域の入出口に設けられた一定通信範囲のアンテナにより前記個人認識用RFIDタグのタグデータを読取るRFID読取手段と、
特定領域の入出口における前記アンテナの通信範囲の入出方向偏った位置に設けられ入出口の人の通過を検出する通過検出センサと、
前記通過検出センサの通過検出信号により人の通過を検出するとともに、前記RFID読取手段の読取信号に基づき前記登録タグデータ記憶手段の記憶する登録タグデータと照合して入出を管理する入出管理手段とを備え、
前記入出管理手段は、
前記通過検出センサの通過検出信号の入力により前記RFID読取手段の読取りを開始し、通過検出信号が検出されなくなった時にRFID読取手段の読取りを一度停止し、その後所定時間後に前記RFID読取手段の読取りを再開し、読取り再開後の読取りの有無により特定領域への進入と退出を判別し、
前記RFID読取手段の読取りがあった場合に、読取られたタグデータを前記登録タグデータ記憶手段の記憶する登録タグデータと照合して個人認識用RFIDタグを身に付けた利用者の入出であるか否かを判別することで、
利用者の入出を管理することを特徴とする入出管理システム。 - 予め登録された特定の利用者のみが入出口からの入出を許可される特定領域への入出を管理する入出管理システムにおいて、
特定の利用者が身に付けて入出する個人認識用RFIDタグと、
特定の利用者の個人認識用RFIDタグのタグデータを登録記憶する登録タグデータ記憶手段と、
特定領域の入出口に設けられた一定通信範囲のアンテナにより前記個人認識用RFIDタグのタグデータを読取るRFID読取手段と、
特定領域の入出口における前記アンテナの通信範囲の入出方向偏った位置に設けられ入出口の人の通過を検出する通過検出センサと、
前記通過検出センサの通過検出信号により人の通過を検出するとともに、前記RFID読取手段の読取信号に基づき前記登録タグデータ記憶手段の記憶する登録タグデータと照合して入出を管理する入出管理手段とを備え、
前記入出管理手段は、
前記RFID読取手段の読取りの際の電波強度の変化を監視し、前記通過検出センサの通過検出信号の入力時に前記電波強度が増大中か減衰中かによって特定領域への進入と退出を判別し、
前記RFID読取手段の読取りがあった場合に、読取られたタグデータを前記登録タグデータ記憶手段の記憶する登録タグデータと照合して個人認識用RFIDタグを身に付けた利用者の入出であるか否かを判別することで、
利用者の入出を管理することを特徴とする入出管理システム。 - 複数の単位棚が物を出し入れする開口面である棚間口面に直角となるレールに案内されて移動自在に配置され、複数の単位棚が集束する時にそれぞれ相隣る棚間口面が接し、
所要の単位棚を移動して任意の相隣る単位棚間を開いて作業用通路を選択的に形成する移動棚における前記作業用通路を前記特定領域とし、
前記作業用通路の入出口を前記特定領域の入出口として、前記アンテナと前記通過検出センサが各単位棚の前記作業用通路の入出口を形成する入出口部に設けられることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかの項記載の入出管理システム。 - 前記各単位棚の正面に設けられた操作スイッチと、
前記操作スイッチの作動信号と前記RFID読取手段の読取信号に基づいて単位棚を移動して所要の作業用通路の形成・不形成を制御する移動棚駆動制御手段とが設けられ、
前記移動棚駆動制御手段は、
操作スイッチの作動信号により前記RFID読取手段による読取りを一定時間行い、
読取られたタグデータを前記登録タグデータ記憶手段の記憶する登録タグデータと照合して一致したときのみ単位棚を移動して所要の作業用通路を形成するよう制御することを特徴とする請求項4記載の入出管理システム。 - 前記移動棚駆動制御手段は、
単位棚を移動して所要の作業用通路を形成する際、初め利用者一人が通れる通路幅まで開き、利用者が該作業用通路内に進入したことが認識できた時に、所要の通路幅まで広げるよう制御することを特徴とする請求項5記載の入出管理システム。 - 複数の単位棚が物を出し入れする開口面である棚間口面に直角となるレールに案内されて移動自在に配置され、複数の単位棚が集束する時にそれぞれ相隣る棚間口面が接し、所要の単位棚を移動して任意の相隣る単位棚間を開いて作業用通路を選択的に形成する移動棚における前記作業用通路を特定領域とし、前記特定領域への利用者の入出を管理する入出管理システムにおいて、
特定の利用者が身に付けて入出する個人認識用RFIDタグと、
特定の利用者の個人認識用RFIDタグのタグデータを登録記憶する登録タグデータ記憶手段と、
前記単位棚の移動に伴い移動機構により前記単位棚より上方を移動するアンテナであって、単位棚間が閉じているときは特定領域外に位置し、単位棚間が開いているときは特定領域内に位置するアンテナにより前記個人認識用RFIDタグのタグデータを読取るRFID読取手段と、
前記RFID読取手段の読取信号と前記登録タグデータ記憶手段の記憶する登録タグデータと照合して一致したときのみ単位棚を移動可能として所要の作業用通路の形成・不形成を許可する移動棚制御手段と、
特定領域内に位置する前記アンテナの通信範囲の入出口に偏った位置に少なくとも1つ設けられ特定領域内への進入者を検出する進入者検出センサと、
前記進入者検出センサの進入者検出信号と前記RFID読取手段の読取信号と前記登録タグデータ記憶手段の記憶する登録タグデータとに基づき入出を管理する入出管理手段と、を備え、
前記入出管理手段は、
前記進入者検出センサの進入者検出信号の入力により前記RFID読取手段の読取りを開始し、読取りができなくなるまでの時間を計測することにより特定領域への進入と退出を判別し、
前記RFID読取手段の読取りがあった場合に、読取られたタグデータを前記登録タグデータ記憶手段の記憶する登録タグデータと照合して個人認識用RFIDタグを身に付けた利用者の入出であるか否かを判別することで、
利用者の入出を管理することを特徴とする入出管理システム。 - 複数の単位棚が物を出し入れする開口面である棚間口面に直角となるレールに案内されて移動自在に配置され、複数の単位棚が集束する時にそれぞれ相隣る棚間口面が接し、所要の単位棚を移動して任意の相隣る単位棚間を開いて作業用通路を選択的に形成する移動棚における前記作業用通路を特定領域とし、前記特定領域への利用者の入出を管理する入出管理システムにおいて、
特定の利用者が身に付けて入出する個人認識用RFIDタグと、
特定の利用者の個人認識用RFIDタグのタグデータを登録記憶する登録タグデータ記憶手段と、
前記単位棚の移動に伴い移動機構により前記単位棚より上方を移動するアンテナであって、単位棚間が閉じているときは特定領域外に位置し、単位棚間が開いているときは特定領域内に位置するアンテナにより前記個人認識用RFIDタグのタグデータを読取るRFID読取手段と、
前記RFID読取手段の読取信号と前記登録タグデータ記憶手段の記憶する登録タグデータと照合して一致したときのみ単位棚を移動可能として所要の作業用通路の形成・不形成を許可する移動棚制御手段と、
特定領域内に位置する前記アンテナの通信範囲の入出口に偏った位置に少なくとも1つ設けられ特定領域内への進入者を検出する進入者検出センサと、
前記進入者検出センサの進入者検出信号と前記RFID読取手段の読取信号と前記登録タグデータ記憶手段の記憶する登録タグデータとに基づき入出を管理する入出管理手段と、を備え、
前記入出管理手段は、
前記進入者検出センサの進入者検出信号の入力により前記RFID読取手段の読取りを開始し、進入者検出信号が検出されなくなった時にRFID読取手段の読取りを一度停止し、その後所定時間後に前記RFID読取手段の読取りを再開し、読取り再開後の読取りの有無により特定領域への進入と退出を判別し、
前記RFID読取手段の読取りがあった場合に、読取られたタグデータを前記登録タグデータ記憶手段の記憶する登録タグデータと照合して個人認識用RFIDタグを身に付けた利用者の入出であるか否かを判別することで、
利用者の入出を管理することを特徴とする入出管理システム。 - 複数の単位棚が物を出し入れする開口面である棚間口面に直角となるレールに案内されて移動自在に配置され、複数の単位棚が集束する時にそれぞれ相隣る棚間口面が接し、所要の単位棚を移動して任意の相隣る単位棚間を開いて作業用通路を選択的に形成する移動棚における前記作業用通路を特定領域とし、前記特定領域への利用者の入出を管理する入出管理システムにおいて、
特定の利用者が身に付けて入出する個人認識用RFIDタグと、
特定の利用者の個人認識用RFIDタグのタグデータを登録記憶する登録タグデータ記憶手段と、
前記単位棚の移動に伴い移動機構により前記単位棚より上方を移動するアンテナであって、単位棚間が閉じているときは特定領域外に位置し、単位棚間が開いているときは特定領域内に位置するアンテナにより前記個人認識用RFIDタグのタグデータを読取るRFID読取手段と、
前記RFID読取手段の読取信号と前記登録タグデータ記憶手段の記憶する登録タグデータと照合して一致したときのみ単位棚を移動可能として所要の作業用通路の形成・不形成を許可する移動棚制御手段と、
特定領域内に位置する前記アンテナの通信範囲の入出口に偏った位置に少なくとも1つ設けられ特定領域内への進入者を検出する進入者検出センサと、
前記進入者検出センサの進入者検出信号と前記RFID読取手段の読取信号と前記登録タグデータ記憶手段の記憶する登録タグデータとに基づき入出を管理する入出管理手段と、を備え、
前記入出管理手段は、
前記RFID読取手段の読取りの際の電波強度の変化を監視し、前記進入者検出センサの進入者検出信号の入力時に前記電波強度が増大中か減衰中かによって特定領域への進入と退出を判別し、
前記RFID読取手段の読取りがあった場合に、読取られたタグデータを前記登録タグデータ記憶手段の記憶する登録タグデータと照合して個人認識用RFIDタグを身に付けた利用者の入出であるか否かを判別することで、
利用者の入出を管理することを特徴とする入出管理システム。 - 前記特定領域が物品の保管領域であり、
保管の対象となる物品に物品識別用RFIDタグが取り付けられ、
特定の利用者とともに該物品が特定領域の入出口を通過するときに、前記RFID読取手段により、前記物品識別用RFIDタグのタグデータが読取られることを特徴とする請求項1から請求項9までのいずれかの項記載の入出管理システム。
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