JP5106874B2 - 荷役物運搬機用グローブ、荷役物運搬機用グローブユニット及び荷役物運搬機 - Google Patents
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Description
昇降部に吊り下げられた荷物を作業者が反重力方向に持ち上げる持上げ力と、前記昇降部が荷物を吊り上げる吊上げ力とを荷物の重量に釣り合わせることによって荷物を昇降移動する荷役物運搬機において、前記昇降部に保持されるとともに作業者の手に装着されて使用され、荷物を把持する際の把持力を検出する検出部を有するグローブであって、
前記検出部は、
作業者が荷物を把持する把持部の手のひらとの接触側に配置され、荷物を把持する把持力を検出するための板状、シート状又は袋状の圧力センサと、
その圧力センサの感圧面と一体化される形で、又は感圧面側に直接若しくは他部材を介して間接的に接触する形で配置され、流動性を有する流体又は弾性変形可能な半固体若しくは固体を含む感圧調整部と、
前記圧力センサの感圧面側とは反対側に配置され、その圧力センサを実装するためのセンサ基板とを備え、
前記検出部により荷物を把持する把持力を検出して、前記吊上げ力及び/又は昇降速度の調整を可能とすることを特徴とする。
昇降部に吊り下げられた荷物を作業者が反重力方向に持ち上げる持上げ力と、前記昇降部が荷物を吊り上げる吊上げ力とを荷物の重量に釣り合わせることによって荷物を昇降移動する荷役物運搬機において、前記昇降部に保持されるとともに作業者の手に装着されて使用され、荷物を把持する際の把持力を検出する検出部を有するグローブであって、
前記検出部は、
作業者が荷物を把持する把持部の手のひらとの接触側に配置され、流動性を有する圧力測定用流体が充填された流体充填袋として形成される感圧調整部と、
手の甲の外側を巡り両端で前記把持部に対して筒状又は袋状をなして接続される接続部に配置され、前記感圧調整部と連通して前記把持力が加えられたことによる前記感圧調整部の内部圧力の変化を検知する流体圧センサで構成された圧力センサとを備え、
前記検出部により荷物を把持する把持力を検出して、前記吊上げ力及び/又は昇降速度の調整を可能とすることを特徴とする。
以上で述べた荷役物運搬機用グローブと、それらから検出部を除いて構成される荷役物運搬機用グローブとが、いずれか一方を右手用とし他方を左手用として、一双に組み合わせて使用されることを特徴とする。
以上で述べた荷役物運搬機用グローブ、又は一双の荷役物運搬機用グローブユニットが、昇降部に保持されるとともに作業者の手に装着されて使用され、
検出部により荷物を把持する把持力を検出して、吊上げ力及び/又は昇降速度の調整を可能とすることを特徴とする。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1は本発明に係るグローブユニットと荷役物運搬機を用いた荷役運搬作業を例示する斜視図、図2はその部分拡大図である。図1に示すように、荷役物運搬機1の昇降アーム5(昇降部)に吊り下げられた荷物L(荷役物;搬送対象物)を作業者が反重力方向に持ち上げる際に、昇降アーム5では荷物Lを吊り上げる吊上げ力を発生する。このとき、作業者の持上げ力と昇降アームの吊上げ力とを荷物の重量に釣り合わせることによって、すなわち吊上げ力により持上げ力をアシストすることによって、荷物Lを容易に昇降移動することができる。
次に、図8は本発明に係るグローブユニットの他の例を示す正面図、図9はその背面図、図10は右手用グローブの把持部及び接続部の断面図である。図8及び図9に示すように、グローブユニット10’(荷役物運搬機用グローブユニット)を構成する左右のグローブ10L’,10R’(荷役物運搬機用グローブ)はそれぞれ、作業者が荷物Lを把持する把持部11と、手の甲HB(図10参照)の外側を巡り両端で把持部11に対して筒状(又は、図10において手のひらHPの先の手指HFの先端側が閉じられた袋状)をなして接続される接続部12とを有している。また、各グローブ10L’,10R’の縁部には、その縁部から外方に突出し方向転換して元の縁部に戻る方向転換部材14(取付部材)が固定配置されている。具体的には、方向転換部材14は、その両端部が把持部11と接続部12との少なくとも一方の縁部に縫い付けられて、フック8(接続具)を吊り下げ保持している。このようにして、フック8は、昇降アーム5(昇降部)の下端部に連結された吊下げベルト7(連結具)と、グローブ10L’,10R’の方向転換部材14とを接続している(図1参照)。
(1)検出部付きの右手用グローブと検出部なしの左手用グローブとを組み合わせたグローブユニット仕様;
を用いた場合について説明した。この仕様では、例えば、作業内容に応じて、あるいは作業者の利き手に応じて、左右のうちいずれか一方のグローブにのみ検出部を取り付けることによって、製造コストの低減を図ることができる。また、検出信号が片手側からのみ出力されるので、信号処理や演算処理の単純化を図ることができ、グローブユニットひいては荷役物運搬機を安価に提供できる。
(2)検出部付きの片手用グローブ仕様;
(3)一双の検出部付きグローブ仕様;
を用いてもよい。このうち、検出部付きの片手用グローブ仕様の場合、最も安価な荷役物運搬機用グローブを提供できる。他方、一双の検出部付きグローブ仕様の場合、一方の検出部に故障等が生じても他方の検出部によって把持力の検出が可能となり、安全性が向上する。
2 台座
3 旋回台
4 本体部
5 昇降アーム(昇降部)
6 吊下げ枠
7,7 吊下げベルト(連結具)
8,8 フック(接続具)
10 グローブユニット(荷役物運搬機用グローブユニット)
10R 右手用グローブ(荷役物運搬機用グローブ)
10L 左手用グローブ(荷役物運搬機用グローブ)
11 把持部
111 生地
112 外側部材
113 内側部材
114 補強部材
114a 切除部分
115 接着剤層
12 接続部
121 接触部材
121a 切除部
122 背面部材
13 ループ部材
14 方向転換部材(取付部材)
20 検出部
21 圧力センサ(感圧センサ)
22 感圧調整部(ゲル収容部)
23 センサ基板
24 保護部材
25 面ファスナ(装着部材)
L 荷物(荷役物;搬送対象物)
W リード線(信号線)
Claims (9)
- 昇降部に吊り下げられた荷物を作業者が反重力方向に持ち上げる持上げ力と、前記昇降部が荷物を吊り上げる吊上げ力とを荷物の重量に釣り合わせることによって荷物を昇降移動する荷役物運搬機において、前記昇降部に保持されるとともに作業者の手に装着されて使用され、荷物を把持する際の把持力を検出する検出部を有するグローブであって、
前記検出部は、
作業者が荷物を把持する把持部の手のひらとの接触側に配置され、荷物を把持する把持力を検出するための板状、シート状又は袋状の圧力センサと、
その圧力センサの感圧面と一体化される形で、又は感圧面側に直接若しくは他部材を介して間接的に接触する形で配置され、流動性を有する流体又は弾性変形可能な半固体若しくは固体を含む感圧調整部と、
前記圧力センサの感圧面側とは反対側に配置され、その圧力センサを実装するためのセンサ基板とを備え、
前記検出部により荷物を把持する把持力を検出して、前記吊上げ力及び/又は昇降速度の調整を可能とすることを特徴とする荷役物運搬機用グローブ。 - 前記感圧調整部は、感圧面側に接触して配置され、弾性変形可能なゲル状材料を含むゲル収容部に形成されるとともに、
前記検出部は、前記圧力センサとゲル収容部とセンサ基板とを包む保護部材が面ファスナ等の装着部材を介し、前記把持部に対して着脱可能に装着されている請求項1に記載の荷役物運搬機用グローブ。 - 前記圧力センサは、前記ゲル収容部を介して前記把持力が加えられたことによる電気抵抗の変化を検知する板状又はシート状の感圧センサで構成されている請求項2に記載の荷役物運搬機用グローブ。
- 前記ゲル状材料は、シリコーン等の半固体高分子材料で構成され、前記圧力センサの感圧面の全面を覆っている請求項2又は3に記載の荷役物運搬機用グローブ。
- 昇降部に吊り下げられた荷物を作業者が反重力方向に持ち上げる持上げ力と、前記昇降部が荷物を吊り上げる吊上げ力とを荷物の重量に釣り合わせることによって荷物を昇降移動する荷役物運搬機において、前記昇降部に保持されるとともに作業者の手に装着されて使用され、荷物を把持する際の把持力を検出する検出部を有するグローブであって、
前記検出部は、
作業者が荷物を把持する把持部の手のひらとの接触側に配置され、流動性を有する圧力測定用流体が充填された流体充填袋として形成される感圧調整部と、
手の甲の外側を巡り両端で前記把持部に対して筒状又は袋状をなして接続される接続部に配置され、前記感圧調整部と連通して前記把持力が加えられたことによる前記感圧調整部の内部圧力の変化を検知する流体圧センサで構成された圧力センサとを備え、
前記検出部により荷物を把持する把持力を検出して、前記吊上げ力及び/又は昇降速度の調整を可能とすることを特徴とする荷役物運搬機用グローブ。 - 前記検出部の感圧調整部は、少なくとも手のひら側の人差し指の付け根付近と小指の付け根付近とにおいて、前記把持部に装着されている請求項1ないし5のいずれか1項に記載の荷役物運搬機用グローブ。
- 前記検出部の感圧調整部は、手のひらの全面と接触可能な広さを有して前記把持部に装着されている請求項1ないし5のいずれか1項に記載の荷役物運搬機用グローブ。
- 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の荷役物運搬機用グローブと、前記検出部を除いて構成される請求項1ないし7のいずれか1項に記載の荷役物運搬機用グローブとが、いずれか一方を右手用とし他方を左手用として、一双に組み合わせて使用されることを特徴とする荷役物運搬機用グローブユニット。
- 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の荷役物運搬機用グローブ、又は請求項8に記載の荷役物運搬機用グローブユニットが、前記昇降部に保持されるとともに作業者の手に装着されて使用され、
前記検出部により荷物を把持する把持力を検出して、前記吊上げ力及び/又は昇降速度の調整を可能とすることを特徴とする荷役物運搬機。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007019298A JP5106874B2 (ja) | 2007-01-30 | 2007-01-30 | 荷役物運搬機用グローブ、荷役物運搬機用グローブユニット及び荷役物運搬機 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2008184277A JP2008184277A (ja) | 2008-08-14 |
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