JP5105304B2 - ターボチャージャシステム - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンの排気エネルギによりエンジンに供給する空気を加圧(過給)するターボチャージャシステムに関する。
圧縮機により密度を高めた空気を機関(エンジン)に供給することを過給(supercharging)といい、このうち排気エネルギにより圧縮機の駆動仕事をまかなうものを排気タービン過給機(exhaust‐gas turbocharger)と呼ぶ。本発明において、この排気タービン過給機を単に「ターボチャージャ」と呼ぶ。
ターボチャージャは、一般的に、軸受ユニットを挟んで配置されたコンプレッサインペラとタービンインペラからなる。コンプレッサインペラとタービンインペラは、軸受ユニットで支持された連結軸(シャフト)で互いに連結されており、エンジンの排ガスでタービンインペラを回転駆動し、この回転力をシャフトを介してコンプレッサインペラに伝達し、コンプレッサインペラで空気を圧縮してエンジンに過給するようになっている。
エンジンの運転状態により、ターボチャージャの回転速度は常に変動し、シャフトに発生するスラスト力も大きく変動する。そのため、軸受ユニットには、シャフトに発生するスラスト力を支持するスラスト軸受が不可欠となる。
かかるスラスト軸受の構造は、例えば、特許文献1〜3に開示されている。
特許文献1の「ターボチャージャのスラスト軸受構造」は、図5に示すように、スラスト部が、タービンシャフト51に取り付けられ正スラスト軸受52のパッド面と反スラスト軸受53のパッド面との間に回転自在に挟み込まれた環状板54からなり、油切り55が、正スラスト軸受52の径方向内側に所定の隙間を隔てて挿入され環状板54に一端が突き当てられた円筒部55aと、その円筒部の他端側に連続して形成されシールプレート56に挿通する傘部55bとからなり、円筒部55aに、正スラスト軸受52の内周面に摺接して、その正スラスト軸受52と円筒部55aとの隙間をシールするシールリング57を設けたものである。
特許文献2の「ターボチャージャ」は、スラスト軸受に供給される潤滑油の供給圧力を低圧に維持したままでスラスト軸受のスラスト方向におけるシャフト側との接触面に潤滑油を十分供給させるようにすることを目的とする。
そのため、この発明のターボチャージャにおいて、図6に示すように、スラスト軸受60内には給油口がシャフト61の外周面に面した主給油通路62と、主給油通路62とは独立した第1及び第2の副給油通路63,64を形成する。第1の副給油通路63の給油口をスラスト軸受60のタービンホイール側に偏倚した位置に開口させ、第2の副給油通路64の給油口をコンプレッサホイール側に偏倚した位置に開口させるようにする。更に第1及び第2の副給油通路63,64をシャフト61のスラスト方向への移動に伴って開放したり閉鎖したりするものである。
特許文献3の「電動過給機」は、過給機回転軸の回転を支援する回転電機を有し、該回転軸に作用するスラスト荷重が低減された電動過給機を目的とする。
そのため、この発明の電動過給機は、図7に示すように、過給機回転軸の回転を支援する「回転電機」としての表面磁石型電動機を備える。表面磁石型電動機は、ロータ71とステータ72とを有し、ロータ71は磁石を含む。そして、ロータ71とステータ72とが軸方向にオフセットされた位置に設けられている。換言すると、ロータ71とステータ72との間における磁束密度の分布がロータ71の軸方向中心Zに関して非対称になるようにロータ71とステータ72とが設けられているものである。
特許第3924844号公報、「ターボチャージャのスラスト軸受構造」 特開2006−125343号公報、「ターボチャージャ」 特開2007−192110号公報、「電動過給機」
上述したように、ターボチャージャの軸受ユニットには、スラスト軸受が設けられ、シャフトに発生するスラスト力を支持するようになっている。特に、近年、ターボチャージャの高圧力比化が求められており、スラスト力に対する耐力を従来よりも高める必要がある。
スラスト軸受を潤滑するための潤滑油には、通常、ターボチャージャと組み合わせて用いられるエンジン用の潤滑油が用いられる。この場合、ターボチャージャに供給される潤滑油の特性(油圧、温度、粘度)は、エンジンの運転状態により変動する。また、エンジン用の燃料(ガソリン、軽油)がエンジン用の潤滑油に混入して希釈され、ターボチャージャに供給される潤滑油の粘度が大きく変動する場合もある。
このような、潤滑油の特性(油圧、温度、粘度)の変動や、希釈により、特に高圧力比化に伴い、ターボチャージャのスラスト軸受が金属接触を起こし、部材の耐熱温度を超え、焼き付きが発生するおそれがあった。
本発明は、上述した問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、使用する潤滑油の特性(油圧、温度、粘度)が変動し、或いは希釈により粘度が大幅に低下する場合でも、スラスト軸受の金属接触を防止し、部材温度を低く抑え、焼き付きを防止することができ、これにより、高圧力比化が可能であるターボチャージャシステムを提供することにある。
本発明によれば、連結シャフトで互いに連結されたコンプレッサインペラおよびタービンインペラと、前記連結シャフトに作用するスラスト力を回転可能に支持するスラスト軸受と、該スラスト軸受を支持する軸受ハウジングとを有するターボチャージャと、
前記スラスト軸受の温度、スラスト軸受に作用するスラスト力、スラスト軸受の位置変位の少なくとも1つを検出するセンサと、
前記スラスト軸受に供給される潤滑油の油量、油圧、油温の少なくとも1つを制御する潤滑油制御装置と、を備えたことを特徴とするターボチャージャシステムが提供される。
ただし、本発明では、前記センサは、スラスト軸受に作用するスラスト力と、スラスト軸受の位置変位の一方または両方を検出する。
本発明の好ましい実施形態によれば、前記スラスト軸受は、連結シャフトと共に回転する小径円板状のスラストカラーと、該スラストカラーの軸方向移動を阻止するタービン側スラスト軸受およびコンプレッサ側スラスト軸受とからなり、
前記軸受ハウジングは、タービン側スラスト軸受およびコンプレッサ側スラスト軸受に潤滑油を独立に供給する潤滑油流路をそれぞれ有する。
前記センサは、温度を検出する熱電対、スラスト力を検出する歪みゲージ、及び/又は、位置変位を検出する変位センサである。
前記潤滑油制御装置は、潤滑油の油量を制御する流量制御弁、潤滑油の油圧を制御する圧力制御弁、潤滑油の油温を制御する温度制御器の少なくとも1つを有する。
前記潤滑油制御装置は、流量制御弁、圧力制御弁、及び/又は、温度制御器を制御する制御演算部を有し、
該制御演算部により、検出した温度が所定の閾値を超える場合、検出したスラスト力が所定の閾値を超える場合、及び/又は、検出した位置変位が所定の閾値を超える場合に、油量増加、油圧上昇、及び/又は、油温低下が生じるように制御する。
前記制御は、フィードバック制御及び/又はフィードフォワード制御による、ことが好ましい。
上記本発明の構成によれば、ターボチャージャのスラスト軸受に作用するスラスト力と、スラスト軸受の位置変位の一方または両方を検出するセンサと、スラスト軸受に供給される潤滑油の油量、油圧、油温の少なくとも1つを制御する潤滑油制御装置とを備えるので、センサで検出したスラスト力、位置変位に基づき、スラスト軸受に供給される潤滑油の油量、油圧、油温を制御することができる。
従って、本発明のシステムにより、スラスト軸受に供給される潤滑油の特性(油圧、温度、粘度)を安定化させることができ、特に高圧力比化に伴い、油圧を意図的に高めたり、冷却効果を高めることが可能となる。
以下、本発明の好ましい実施例を図面を参照して説明する。なお各図において、共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明は省略する。
図1は、本発明のターボチャージャシステムの全体構成図である。
この図において、本発明のターボチャージャシステムは、ターボチャージャ10を備える。
ターボチャージャ10は、連結シャフト12で互いに連結されたコンプレッサインペラ14およびタービンインペラ16と、連結シャフト12に作用するスラスト力を回転可能に支持するスラスト軸受18と、スラスト軸受18を支持する軸受ハウジング20とを有する。
ターボチャージャ10は、軸受ユニット22を挟んで配置されたコンプレッサ13とタービン15からなり、コンプレッサ13はコンプレッサインペラ14を、タービン15はタービンインペラ16をそれぞれ内蔵する。
コンプレッサインペラ14とタービンインペラ16は、軸受ユニット22で支持された連結シャフト12で互いに連結されており、エンジンの排ガスでタービンインペラ16を回転駆動し、この回転力を連結シャフト12を介してコンプレッサインペラ14に伝達し、コンプレッサインペラ14で空気を圧縮してエンジンに過給するようになっている。
図2は、図1の主要部の構成図である。
この図において、スラスト軸受18は、スラストカラー19a、タービン側スラスト軸受19b、およびコンプレッサ側スラスト軸受19cからなる。
スラストカラー19aは、連結シャフト12に取り付けられ、連結シャフト12と共に回転する小径円板状の部材である。スラストカラー19aは、耐熱性・耐磨耗性を有する金属部材であるのがよい。
タービン側スラスト軸受19bは、軸受ハウジング20に固定された板状部材であり、スラストカラー19aのタービン側に近接して位置し、スラストカラー19aのタービン側への軸方向移動を阻止する。
タービン側スラスト軸受19bは、潤滑油流路20a(後述する)を介してスラストカラー19aのタービン側に潤滑油を通す潤滑油流路を有する。
コンプレッサ側スラスト軸受19cは、軸受ハウジング20に固定された板状部材であり、スラストカラー19aのコンプレッサ側に近接して位置し、スラストカラー19aのコンプレッサ側への軸方向移動を阻止する。
コンプレッサ側スラスト軸受19c潤滑油流路20b(後述する)を介してスラストカラー19aのコンプレッサ側に潤滑油を通す潤滑油流路を有する。
スラスト軸受19b,19cは、例えば鉛青銅鋳物(Cu−Sn−Pb系)からなり、250〜300℃の高温に耐える耐熱性と、耐磨耗性を有する。
軸受ハウジング20は、タービン側スラスト軸受19bおよびコンプレッサ側スラスト軸受19cに潤滑油を独立に供給する潤滑油流路20a,20bをそれぞれ有する。なおこの図で20cは、ラジアル軸受23に潤滑油を独立に供給する潤滑油流路である。
図2において、本発明のターボチャージャシステムは、さらにセンサ30と潤滑油制御装置40を備える。
センサ30は、この例では、熱電対32、歪みゲージ34、および変位センサ36からなる。
熱電対32は、この例ではコンプレッサ側スラスト軸受19cの背面(図で右側)に取り付けられ、その温度を検出し、潤滑油制御装置40へ出力する。なお、熱電対32をタービン側スラスト軸受19bに取り付けてもよく、或いは両方に取り付けてもよい。
歪みゲージ34は、この例ではコンプレッサ側スラスト軸受19cの背面(図で右側)に取り付けられ、コンプレッサ側スラスト軸受19cに作用するスラスト力を検出し、潤滑油制御装置40へ出力する。なお、歪みゲージ34をタービン側スラスト軸受19bに取り付けてもよく、或いは両方に取り付けてもよい。
変位センサ36は、スラストカラー19aに対峙して軸受ハウジング20に固定され、スラストカラー19aの軸方向の位置変位を検出し、潤滑油制御装置40へ出力する。この変位センサ36は、例えばレーザセンサであり、1台でコンプレッサ側、タービン側への変位を検出できるのが好ましいが、コンプレッサ側、タービン側への変位を別個に検出してもよい。
なお、スラストカラー19aの軸方向の位置変位から、コンプレッサ側、タービン側における油膜の厚さを幾何学的に算出することができる。
センサ30は、熱電対32、歪みゲージ34、および変位センサ36のすべてを備える必要はなく、そのうち少なくとも1つを備え、スラスト軸受18の温度、スラスト軸受18に作用するスラスト力、スラスト軸受18の位置変位の少なくとも1つを検出し、潤滑油制御装置40へ出力する。
ただし、本発明では、センサ30は、歪みゲージ34および変位センサ36の一方または両方を有する。
潤滑油制御装置40は、この例では、操作器44、および制御演算部46を有する。
操作器44は、制御演算部からの出力値に応じた油条件の油を供給する。流量制御弁、圧力制御弁、温度制御器はこれにあたる。
制御演算部46は、設定値(目標値)と測定値の差に応じて供給すべき油の条件を計算し、操作器に操作量を出力して制御する。
なお、潤滑油制御装置40は、操作器44、および制御演算部46のすべてを備える必要はなく、ターボチャージャに供給される潤滑油の油量、油圧、油温の少なくとも1つをできればよい。
図3は、本発明の制御演算部による制御を示すフロー図である。
この図に示すように、制御演算部46は、ステップS1においてセンサ30から温度、スラスト力、変位の入力値を受ける。位置変位からはスラスト軸受19b,19cにおける膜厚を求めることができる。
次いで、入力された温度が所定の閾値を超える場合(S2)、入力されたスラスト力が所定の閾値を超える場合(S3)、及び/又は、入力された位置変位が所定の閾値を超える場合(S4)に、油量増加、油圧上昇、及び/又は、油温低下が生じるように、操作器44へ操作量を出力して制御する(S5)。
この制御は、フィードバック制御によるのが好ましいが、フィードフォワード制御でもよく、両者を組み合わせてもよい。図4に、フィードバック制御と併用したフィードフォワード制御の適用例を示す。
上述した本発明の構成によれば、ターボチャージャ10スラスト軸受18に作用するスラスト力と、スラスト軸受18の位置変位の一方または両方を検出するセンサ30と、スラスト軸受18に供給される潤滑油の油量、油圧、油温の少なくとも1つを制御する潤滑油制御装置40とを備えるので、センサ30で検出したスラスト力、位置変位に基づき、スラスト軸受18に供給される潤滑油の油量、油圧、油温を制御することができる。



従って、本発明のシステムにより、スラスト軸受に供給される潤滑油の特性(油圧、温度、粘度)を安定化させることができ、特に高圧力比化に伴い、油量を意図的に増やして、冷却効果を上げたりすることが可能となる。
また、エンジン停止時(ヒートソークバック時)にラジアル軸受が高温となり、ラジアル軸受が焼き付くおそれがある場合に、異常時の故障回避システムとして警報等を発することもできる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々に変更することができることは勿論である。
本発明のターボチャージャシステムの全体構成図である。 図1の主要部の構成図である。 本発明の制御演算部による制御を示すフロー図である。 フィードバック制御と併用したフィードフォワード制御の適用例を示す図である。 特許文献1のスラスト軸受構造の模式図である。 特許文献2のスラスト軸受構造の模式図である。 特許文献3のスラスト軸受構造の模式図である。
符号の説明
10 ターボチャージャ、12 連結シャフト、
13 コンプレッサ、14 コンプレッサインペラ、
15 タービン、16 タービンインペラ、
18 スラスト軸受、19a スラストカラー、
19b タービン側スラスト軸受、19c コンプレッサ側スラスト軸受、
20 軸受ハウジング、20a,20b,20c 潤滑油流路、
22 軸受ユニット、30 センサ、32 熱電対、
34 歪みゲージ、36 変位センサ、
40 潤滑油制御装置、
44 操作器、46 制御演算部、

Claims (6)

  1. 連結シャフトで互いに連結されたコンプレッサインペラおよびタービンインペラと、前記連結シャフトに作用するスラスト力を回転可能に支持するスラスト軸受と、該スラスト軸受を支持する軸受ハウジングとを有するターボチャージャと、
    ラスト軸受に作用するスラスト力と、スラスト軸受の位置変位の一方または両方を検出するセンサと、
    該センサによる検出に基づいて、前記スラスト軸受に供給される潤滑油の油量、油圧、油温の少なくとも1つを制御する潤滑油制御装置と、を備えたことを特徴とするターボチャージャシステム。
  2. 前記スラスト軸受は、連結シャフトと共に回転する小径円板状のスラストカラーと、該スラストカラーの軸方向移動を阻止するタービン側スラスト軸受およびコンプレッサ側スラスト軸受とからなり、
    前記軸受ハウジングは、タービン側スラスト軸受およびコンプレッサ側スラスト軸受に潤滑油をそれぞれ独立に供給する潤滑油流路有する、ことを特徴とする請求項1に記載のターボチャージャシステム。
  3. 前記センサは、ラスト力を検出する歪みゲージと、位置変位を検出する変位センサの一方または両方からなる、ことを特徴とする請求項1に記載のターボチャージャシステム。
  4. 前記潤滑油制御装置は、潤滑油の油量を制御する流量制御弁、潤滑油の油圧を制御する圧力制御弁、潤滑油の油温を制御する温度制御器の少なくとも1つを有する、ことを特徴とする請求項1に記載のターボチャージャシステム。
  5. 前記潤滑油制御装置は、流量制御弁、圧力制御弁、及び、温度制御器の少なくとも1つを制御する制御演算部を有し、
    該制御演算部により検出したスラスト力が所定の閾値を超えること及び、検出した位置変位が所定の閾値を超えることの一方または両方を満たす場合に、油量増加、油圧上昇、又は、油温低下が生じるように制御する、ことを特徴とする請求項4に記載のターボチャージャシステム。
  6. 前記制御は、フィードバック制御及びフィードフォワード制御の一方または両方による、ことを特徴とする請求項5に記載のターボチャージャシステム。
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