JP5104113B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、トナー、インク等の作像剤を収容し、データを読み書き可能な不揮発性メモリを有する作像剤カートリッジを装着可能な画像形成装置等に関し、特に、作像剤カートリッジへの作像剤のリフィルを判定する技術に関する。
従来、印刷等の画像形成を行う画像形成装置においては、画像を形成するためのトナーが収容されたトナーカートリッジが装着可能となっている。そして、トナーカートリッジに収容されたトナーを使い終わった場合には、新たなトナーカートリッジに交換することにより、画像形成を引き続いて行うことができるようになっている。
近年、使用済みのトナーカートリッジにトナーを再充填(リフィル)したリフィル品が、画像形成装置に装着されて利用される場合がある。
リフィル品の中には、形成する画像の質が悪いものや、トナーこぼれを発生させるもの等がある。
従って、リフィル品を使用している場合には、このような可能性があることを、ユーザに対して注意を促す必要がある。
このため、例えば、実際のトナー使用量を概略的に示しているトナー使用量カウントの累積を管理し、所定の閾値を越えた場合には、リフィル品であると判断して、ユーザに注意を促すようにしていた。トナー使用量カウントとしては、トナーの消費量(使用量)に強く関連すると考えられる物理量が用いられており、例えば、印刷したドット数や、現像ユニットにトナーを供給するためのモーターの回転数や、モーターの駆動時間等が用いられている。
リフィルを検出する技術としては、例えば、インクの量が減少する過程を記録しておき、インクタンク等が交換されていないのにインクの量が増えた場合に、インクが補充されたとして、正常に印刷の保障ができない趣旨の警告を出す技術が知られている(特許文献1参照)。
特開2002−331686号公報
しかしながら、特許文献1に記載された発明では、実際のインクの残量を検出する構成を備えなければならないという問題がある。例えば、トナーカートリッジ内のトナーの残量を検出することは、非常に困難であり、このような構成を備えることは非常に困難である。
一方、使用開始からの累積のトナー使用量カウントを管理し、所定の閾値を越えた場合に、リフィル品であると判断するようにした場合には、次のような問題がある。
例えば、閾値としては、通常では到達し得ない値とすることが考えられる。しかしながら、トナー使用量カウントは、トナーそのものの実際の使用量ではなく、上述のように印刷したドット数や、現像ユニットにトナーを供給するためのモーターの回転数や、モーターの駆動時間等の物理量というトナー使用量を概略的に示すものであるので、トナー使用量カウントと、実際のトナー消費量との対応関係は、ユーザによる使用状況に応じて、大きく異なってしまう虞がある。すなわち、同じトナー使用量カウントであっても、使用状況によって、実際のトナー消費量が大きく異なり、トナーの残量が大きく異なってしまう虞がある。
このため、トナー使用量カウントが、通常の使用でトナーを使い終わることが想定されるトナー使用量カウントの150パーセントの値であったとしても、使用状況によっては、トナーが残っている場合も有り得る。したがって、通常の使用でトナーを使い終わることが想定されるトナー使用量カウントの150パーセントの値を閾値とすると、リフィルをしていないトナーカートリッジに対してリフィル品であると誤判断する可能性が有り得る。
このような誤判断の発生を防止するためには、閾値をより大きな値とする必要があるが、このようにしたとしても、閾値を極端に大きくしない限り、誤判断を完全に防止することは困難である。
一方、閾値をより大きな値とすると、誤判断の発生を比較的抑えることができるようになるが、トナー使用量カウントが閾値に到達するまでに相当な時間を要するので、リフィル品であっても、リフィル品であると判断されるまでに、相当の時間が経過し、ユーザに対しての注意喚起が遅くなってしまう虞がある。
ところで、近年では、トナーカートリッジをユーザに対してレンタルすることが行われる場合もある。この場合には、トナーカートリッジのレンタル契約として、例えば、リフィルしないことを契約に盛り込むこともある。このような場合にあっては、レンタル契約の範囲外の不正な使用、すなわち、レンタル品であるトナーカートリッジがリフィルされて使用されることを防止することが要請される。また、画像形成装置においては、レンタル品と、売切品とを並行して使用されることも考えられ、このような場合にあっても、適切にレンタル品の不正使用を防止することが要請される。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、その目的は、作像剤カートリッジがリフィルされていることを早期に判断することのできる技術を提供することにある。また、本発明の目的は、レンタルされている作像剤カートリッジの不正使用を適切に防止することのできる技術を提供することにある。
上記目的達成のため、本発明の第1の態様に係る画像形成装置は、作像剤を収容し、データを読み書き可能な不揮発性メモリを有する作像剤カートリッジを装着可能な画像形成装置であって、作像剤カートリッジの作像剤使用量を概略的にカウントして作像剤使用量カウントを生成するカウント手段と、作像剤カートリッジ内の前記作像剤の量が僅少であると推測される所定の状態を検出する状態検出手段と、所定の状態が検出された時点から現在までの作像剤使用量カウントの変化量を示す変化量情報を作像剤カートリッジの不揮発性メモリに格納する格納手段と、作像剤使用量カウントの変化量と第1閾値とに基づいて作像剤カートリッジがリフィル品であるか否かを判断する判断手段とを有する。
係る画像形成装置によると、所定の状態が検出された以降の作像剤使用量カウントの変化量を利用してリフィル品の判断を行うようにしているので、比較するための閾値としては、所定の状態が検出された時点からの使用状況に応じた作像剤使用量カウントの誤差を考慮すればよいので、閾値に含めるべき誤差の量を低減することができる。したがって、作像剤カートリッジがリフィル品である場合に、より早期にリフィル品であるとの判断ができるようになる。
上記画像形成装置において、変化量情報は、カウント手段によってカウントされる作像剤カートリッジの使用開始からの累積作像剤使用量カウントと、所定の状態が検出された時点における累積作像剤使用量カウントである検出時作像剤使用量カウントとを含み、累積作像剤使用量カウントから検出時累積作像剤使用量カウントを減算することにより、作像剤使用量カウントの変化量を求め、作像剤使用量カウントの変化量が第1閾値を超えたか否かを判定する第1判定手段を更に有し、判断手段は、第1判定手段により作像剤使用量カウントの変化量が第1閾値を超えたと判定された場合に前記作像剤カートリッジがリフィル品であると判断するようにしてもよい。係る画像形成装置によると、所定の状態を検出した以降の作像剤使用量カウントの変化量を適切に算出し、リフィル品の判断を適切に行うことができる。
また、上記画像形成装置において、格納手段は、所定の状態が再び検出された際に、検出時作像剤使用量カウントを、再び検出された時点における累積作像剤使用量カウントに更新するようにしてもよい。
係る画像形成装置によると、所定の状態が再び検出された際に、その時点からの作像剤使用量カウントの変化量によって、リフィル品の判断を適切に行うことができる。
また、上記画像形成装置において、第1判定手段は、所定の状態が再び検出された際に、第1閾値の値を新たな値に変更し、以降において、作像剤使用量カウントの変化量が、変更後の第1閾値を超えるか否かを判定するようにしてもよい。
係る画像形成装置によると、所定の状態が検出された時点で第1閾値を新たな値に変更するので、より適切に第1閾値の値を決定することができ、より早期にリフィル品かどうかの判断ができる。
また、上記画像形成装置において、作像剤カートリッジの使用開始からの累積作像剤使用量カウントが第2閾値を超えているか否かを判定する第2判定手段を更に備え、判断手段は、第2判定手段により、累積作像剤使用量カウントが第2閾値を超えていると判定された場合に、作像剤カートリッジがリフィル品であると判断するようにしてもよい。
係る画像形成装置によると、例えば、所定の状態が検出されない状態で、作像剤カートリッジにリフィルが行われた場合において、リフィル品であるとの判断を適切に行うことができる。
また、上記画像形成装置において、不揮発性メモリには、作像剤カートリッジがリフィルを許可されているか否かを示すリフィル可否データが格納されており、作像剤カートリッジがリフィル品であると判断された場合に、不揮発性メモリのリフィル可否データに基づいて、作像剤カートリッジがリフィルを許可されているか否かを判定するリフィル可否判定手段と、作像剤カートリッジがリフィルを許可されていないと判定した場合に、作像剤カートリッジの前記作像剤による画像形成を不能にする画像形成不能手段とを更に有するようにしてもよい。
係る画像形成装置によると、リフィルが許可されていない作像剤カートリッジによる画像形成を適切に不能にすることができる。このため、例えば、リフィルが許可されていないレンタル契約の対象の作像剤カートリッジが、不正に使用されることを適切に防止できる。
上記目的達成のため、本発明の第2の態様に係る画像形成装置は、作像剤を収容し、データを読み書き可能な不揮発性メモリを有する作像剤カートリッジを装着可能な画像形成装置であって、不揮発性メモリには、作像剤カートリッジがリフィルを許可されているか否かを示すリフィル可否データが格納されており、作像剤カートリッジがリフィル品であると判断された場合に、不揮発性メモリの前記リフィル可否データに基づいて、作像剤カートリッジがリフィルを許可されているか否かを判定するリフィル可否判定手段と、作像剤カートリッジがリフィルを許可されていないと判定した場合に、作像剤カートリッジの作像剤による画像形成を不能にする画像形成不能手段とを有する。
係る画像形成装置によると、リフィルが許可されていない作像剤カートリッジによる画像形成を適切に不能にすることができる。このため、例えば、リフィルが許可されていないレンタル契約の対象の作像剤カートリッジが、不正に使用されることを適切に防止できる。
上記目的達成のため、本発明の第3の態様に係るリフィル判断方法は、作像剤を収容し、データを読み書き可能な不揮発性メモリを有する作像剤カートリッジを装着可能な画像形成装置によるリフィル判断方法であって、画像形成装置のカウント手段が、作像剤カートリッジの作像剤使用量を概略的にカウントして作像剤使用量カウントを生成するカウントステップと、画像形成装置の状態検出手段が、作像剤カートリッジ内の作像剤の量が僅少であると推測される所定の状態を検出する状態検出ステップと、画像形成装置の格納手段が、所定の状態が検出された時点から現在までの前記作像剤使用量カウントの変化量を示す変化量情報を前記作像剤カートリッジの不揮発性メモリに格納する格納ステップと、画像形成装置の判断手段が、作像剤使用量カウントの変化量と第1閾値とに基づいて作像剤カートリッジがリフィル品であるか否かを判断する判断ステップとを有する。
係るリフィル判断方法によると、所定の状態が検出された時点からの作像剤使用量カウントの変化量を利用してリフィル品の判断を行うようにしているので、比較するための閾値としては、所定の状態が検出された時点からの使用状況に応じた作像剤使用量カウントの誤差を考慮すればよいので、閾値に含めるべき誤差の量を低減することができる。したがって、作像剤カートリッジがリフィル品である場合に、より早期にリフィル品であるとの判断ができるようになる。
本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
まず、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の一例としてのレーザープリンタについて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るレーザープリンタの機能構成図である。
レーザープリンタ1において、CPU(Central Processing Unit)10と、入力インターフェース部(入力I/F部)11と、表示処理部12と、通信インターフェース部(通信I/F部)13と、ROM(Read Only Memory)14と、RAM(Random Access Memory)15と、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)16と、機構制御部17とがバス18を介して接続されている。
入力I/F部11には、キー部19が接続されている。入力I/F11は、キー部19からの信号をデータとして、CPU10に出力する。キー部19は、レーザープリンタ1の図示しない筐体に設けられた、スタートボタン、ストップボタン、テンキー等を有し、押下されたボタン、キーに応じた信号を入力I/F部11に出力する。
表示処理部12は、例えば、VRAM(Video Random Access Memory)を有し、CPU10の制御により、各種画像データを生成し、液晶表示装置(LCD)20に表示出力する。
通信I/F部13は、ネットワークを介して外部の装置(ホスト装置等)と接続可能であり、ネットワークを介して外部の装置とのデータ交換の仲介を行う。
ROM14は、ブートプログラムや、各種処理プログラム等を記憶する。
RAM15は、プログラムやデータを記憶する領域として、或いは、CPU10による処理に使用しているデータを格納する作業領域として利用される。
EEPROM16は、書き換え可能な不揮発性メモリであり、レーザープリンタ1の電源が入っていない場合でも記憶しておく必要がある各種情報を記憶する。
機構制御部17は、CPU10の制御に基づいて、画像形成部21の動作を制御する。画像形成部21は、感光体ユニット22と、露光ユニット23と、現像ユニット24と、作像剤カートリッジの一例としてのイエロー(Y)トナーカートリッジ25Y、マゼンタ(M)トナーカートリッジ25M、シアン(C)トナーカートリッジ25C、及びブラック(K)トナーカートリッジ25Kと、転写ユニット27Aと、定着ユニット28とを有する。
感光体ユニット22は、トナー像を形成するための感光体を有する。
露光ユニット23は、レーザ光を照射して感光体ユニット22の感光体にトナー像を作るための静電潜像を形成する。
現像ユニット24は、感光体に形成された静電潜像を、各色のトナーカートリッジ25(25Y、25M、25C、25K)に収容された作像剤の一例としてのトナーを用いて現像する。
トナーカートリッジ25(25Y、25M、25C、25K)は、それぞれ対応する色のトナーを内部に収容する。また、トナーカートリッジ25は、それぞれのトナーカートリッジに関する各種データを記憶するための不揮発性メモリ26(26Y、26M、26C、26K)を有する。不揮発性メモリ26は、例えば、EEPROMである。
図2は、本発明の一実施形態に係る不揮発性メモリの構成の一例を示す図である。
なお、不揮発性メモリ26Y、26M、26C、26Kのそれぞれ構成は、同様であるので、これらを総称して不揮発性メモリ26として説明する。
不揮発性メモリ26は、累積トナー使用量カウント記憶領域261と、Empty時累積トナー使用量カウント記憶領域262と、種別記憶領域263とを有する。
累積トナー使用量記憶領域261には、当該不揮発性メモリ26が設けられたトナーカートリッジ25(25Y、25M、25C、又は25K)による累積のトナー使用量カウント(累積作像剤使用量カウント)が格納される。ここで、トナー使用量カウントとしては、トナー使用量を概略的に示している、例えば、対応する色のトナーによる印刷をしたドット数、現像ユニット24にトナーを供給するためのモーターの回転数、モーターの駆動時間等のカウントを用いることができる。
Empty時累積トナー使用量カウント記憶領域262には、対応するトナーカートリッジのトナーが僅少であると推定されるEmpty(エンプティ)状態が検出された場合における累積トナー使用量カウント(Empty時累積トナー使用量カウント:検出時累積作像剤使用量カウント)が格納される。なお、エンプティ状態が検出されていない場合には、初期値、例えば“0”が格納されている。ここで、累積トナー使用量カウントからEmpty時累積トナー使用量カウントを減算することにより、Empty時からのトナー使用量カウントの変化量を求めることができ、累積トナー使用量カウント及びEmpty時累積トナー使用量カウントが変化量情報の一例である。
種別記憶領域263には、対応するトナーカートリッジ25がリフィルを許されている種別であるか否かを示すデータ(リフィル可否データ)を記憶する。本実施形態では、リフィルを許可されていないレンタル契約のトナーカートリッジ25であれば、リフィルを許可されていない種別であることを示すデータ(例えば“1”)が格納され、例えば、売り切りのトナーカートリッジ25であれば、リフィルを許可されている種別であることを示すデータ(例えば、“0”)が格納されている。
図1の説明に戻り、転写ユニット27Aは、感光体に形成されたトナー像を自己の中間転写媒体に転写し、当該中間転写媒体のトナー像を中間転写媒体から用紙に転写する。本実施形態では、転写ユニット27Aは、中間転写媒体上に形成されたトナー像のトナー濃度を検出する濃度センサ27Bを有する。
定着ユニット28は、トナー像が転写された用紙に熱や圧力を加えることにより、用紙にトナー像を定着させる。
CPU10は、各部10〜17の動作を制御する。また、CPU10は、ROM14に格納されているプログラムをRAM15に読み出して実行することにより、カウント手段及び格納手段の一例としての使用量管理部10aと、状態検出手段の一例としての状態検出部10bと、第1判定手段、第2判定手段、判断手段、及びリフィル可否判定手段の一例としてのリフィル判断処理部10cと、画像形成不能手段の一例としての画像形成制御部10dとを構成して各種処理を実行する。
使用量管理部10aは、機構制御部17を介して、各トナーカートリッジ25(25Y、25M、25C、25K)から累積トナー使用量カウントを取得し、印刷や画像調整等のトナーを消費する動作が発生した場合に、消費されるトナーに対応するトナー使用量カウントを、対応する累積トナー使用量カウントに加算し、機構制御部17を介して、対応するトナーカートリッジ25(25Y、25M、25C、25K)の不揮発性メモリ26(26Y、26M、26C、26K)に格納させる。また、使用量管理部10aは、状態検出部10bから、Empty状態であるトナーカートリッジ25の通知を受けた場合には、対応するトナーカートリッジ25の累積トナー使用量カウントを当該トナーカートリッジ25の不揮発性メモリ26の累積トナー使用量カウント記憶領域261から取得し、当該累積トナー使用量カウントを不揮発性メモリ26のEmpty時累積トナー使用量カウント記憶領域262に格納する。
状態検出部10bは、機構制御部17を制御して、転写ユニット27Aの中間転写媒体に対して、所定のパターンのトナー像を形成させ、当該トナー像のトナー濃度を濃度センサ27Bから取得することにより、各色のトナーカートリッジ25(25Y、25M、25C、25K)のそれぞれにおけるEmpty状態の発生を検出する。本実施形態では、状態検出部10bは、濃度センサ27によって検出されたトナー像のトナー濃度が所定の濃度以下の場合に、対応するトナーのトナーカートリッジ25においてトナーが僅少であると推定されるEmpty状態が発生していると検出するようにしている。状態検出部10bは、Empty状態を検出した場合には、Empty状態のトナーカートリッジ25を示す情報を使用量管理部10aに通知するとともに、対応するトナーカートリッジ25が寿命である旨の通知を液晶表示装置20に表示させる。これによって、ユーザは、いずれのトナーカートリッジ25が寿命であるかを把握することができる。
リフィル判断処理部10cは、Empty状態が検出されたトナーカートリッジ25を対象に、Empty状態が検出された以降におけるトナー使用量カウントの変化量が第1閾値を超えるか否かを判定し、第1閾値を超える場合には、リフィル品であると判断する。ここで、第1閾値としては、Empty状態が検出されてからトナーを使い切るまでに想定される最大のトナー使用量カウントとしてもよく、例えば、新品のトナーカートリッジ25のトナーを使い切ると想定される累積トナー使用量カウントの10パーセントの値としてもよい。このように本実施形態では、Empty状態が検出された以降のトナー使用量カウントの変化量を閾値と比較することによりリフィル品か否かを判断するようにしている。このため、Empty状態が検出された以降において考えられる誤差範囲を閾値に含ませるだけでよく、例えば、新品時点からの累積トナー使用量カウントを閾値と比較する場合に比して、閾値に含ませるべき誤差範囲を大幅に減少させることができる。このため、新品時点からの累積トナー使用量カウントを閾値と比較する場合に比して、早期にリフィル品であるかを判断できるようになる。なお、第1閾値の値はトナーカートリッジの不揮発性メモリ26の所定の領域に記憶させるようにしておいてもよいし、レーザープリンタのEEPROM16に記憶させるようにしておいてもよい。
また、リフィル判断処理部10cは、Empty状態が検出されていないトナーカートリッジ25を対象に、累積トナー使用量カウントが第2閾値か超えるか否かを判定し、第2閾値を超える場合には、リフィル品であると判断する。ここで、第2閾値としては、例えば、新品のトナーカートリッジ25のトナーを使い切ると想定される累積トナー使用量カウントの200パーセントの値としてもよい。なお、第2閾値の値はトナーカートリッジの不揮発性メモリ26の所定の領域に記憶させるようにしておいてもよいし、レーザープリンタのEEPROM16に記憶させるようにしておいてもよい。
また、リフィル判断処理部10cは、リフィル品であると判断した場合に、当該トナーカートリッジ25へのリフィルが不許可か否かを判定し、リフィルが不許可である場合には、画像形成制御部10dに当該トナーカートリッジ25を使用した画像形成を禁止する通知を行う一方、不許可でない場合には、リフィル品の使用における注意を液晶表示装置20に表示させる。
画像形成制御部10dは、機構制御部17を介して画像形成部21を制御して、通信I/F部13を介して受信した印刷データに従って、画像形成媒体に画像を形成させる。また、画像形成制御部10dは、リフィル判断処理部10cから画像形成を禁止する通知を受けた場合には、対応するトナーカートリッジ25を使用した画像形成を実行しないようにする。
次に、本発明の一実施形態に係るレーザープリンタ1の処理動作を説明する。
図3は、本発明の一実施形態に係るトナーカートリッジ管理処理のフローチャートである。
まず、状態検出部10bは、所定のタイミング毎に、機構制御部17を介して画像形成部21を制御して、転写ユニット27Aの中間転写媒体に対して、所定のパターンのトナー像を形成させ、当該トナー像のトナー濃度を濃度センサ27Bから取得し、各色のトナーカートリッジ25(25Y、25M、25C、25K)のそれぞれにおけるEmpty状態の発生の検出を試みる(ステップS1)。この結果、Empty状態の発生を検出しない場合(ステップS1のNO)には、ステップS1を再度実行する。
一方、いずれかのトナーカートリッジ25におけるEmpty状態の発生を検出した場合(ステップS1のYES)には、状態検出部10bは、Empty状態のトナーカートリッジ25を示す情報を使用量管理部10aに通知する。
通知を受けた使用量管理部10aは、対応するトナーカートリッジ25の累積トナー使用量カウントを当該トナーカートリッジ25の不揮発性メモリ26の累積トナー使用量カウント記憶領域261から取得し(ステップS2)、当該累積トナー使用量カウントを不揮発性メモリ26のEmpty時累積トナー使用量カウント記憶領域262に格納する(ステップS3)。
次いで、状態検出部10bは、Empty状態であると検出されたトナーカートリッジ25が寿命である旨の通知を液晶表示装置20に表示させ(ステップS4)、ステップS1からの処理を再び実行する。
上記処理によって、Empty状態が検出されたトナーカートリッジ25の不揮発性メモリ26には、Empty状態が検出された際における累積トナー使用量カウントが格納されることとなる。
ここで、例えば、Empty状態であると検出されたトナーカートリッジ25を、レーザープリンタ1から取り外して振ることによって、トナー濃度が復活して、例えば、数ページから数十ページ程度使用できるようになる。これに対して、上記した処理によると、トナー濃度が復活した後、再びEmpty状態であると検出されると(ステップS1のYES)、ステップS3において、後のEmpty状態が検出された時点における累積トナー使用量カウントが、不揮発性メモリ26のEmpty時累積トナー使用量カウント記憶領域262に格納されることとなる。したがって、同一のトナーカートリッジ25において、複数回のEmpty状態が検出されると、最後のEmpty状態が検出された時点の累積トナー使用量カウントが不揮発性メモリ26のEmpty時累積トナー使用量カウント記憶領域262に格納されることとなる。
図4は、本発明の一実施形態に係るリフィル対応処理のフローチャートである。
このリフィル対応処理は、レーザープリンタ1における各トナーカートリッジ25を処理対象として実行される。
まず、リフィル判断処理部10cは、所定の時間が経過したか否かを判定し(ステップS11)、所定の時間が経過していないと判定した場合(ステップS11のNO)には、ステップS11を繰り返し実行する。
一方、所定の時間が経過したと判定した場合(ステップS11のYES)には、リフィル判断処理部10cは、処理対象のトナーカートリッジ25の不揮発性メモリ26からEmpty時累積トナー使用量カウントaを取得し(ステップS12)、Empty時累積トナー使用量カウントaが0を超えるか否かを判定する(ステップS13)。
この結果、Empty時累積トナー使用量カウントaが0を超える場合(ステップS13のYES)には、既にEmpty状態が検出されていることを意味しているので、リフィル判断処理部10cは、処理対象のトナーカートリッジ25の不揮発性メモリ26から累積トナー使用量カウントを取得し(ステップS14)、累積トナー使用量カウントからEmpty時累積トナー使用量カウントaを減算することにより、Empty状態が検出された時点から現在までのトナー使用量カウントの変化量bを算出する(ステップS15)。
次いで、リフィル判断処理部10cは、Empty状態が検出された以降におけるトナー使用量カウントの変化量bが第1閾値を超えるか否かを判定する(ステップS16)。
この結果、Empty状態が検出された以降におけるトナー使用量カウントの変化量bが第1閾値を超えないと判定した場合(ステップS16のNO)には、リフィル品であるとは判断できないので、リフィル判断処理部10cは、ステップS11からの処理に戻る。一方、Empty状態が検出された以降におけるトナー使用量カウントの変化量bが第1閾値を超えると判定した場合(ステップS16のYES)には、リフィル品であることを意味しているので、リフィル判断処理部10cは、処理対象のトナーカートリッジ25がリフィル品であると判断する(ステップS19)。
一方、ステップS13において、Empty時累積トナー使用量カウントaが0を超えない(本例では、0である)と判定した場合(ステップS13のNO)には、Empty状態が検出されていないことを意味しているので、リフィル判断処理部10cは、処理対象のトナーカートリッジ25の不揮発性メモリ26から累積トナー使用量カウントを取得し(ステップS17)、累積トナー使用量カウントが第2閾値を超えるか否かを判定する(ステップS18)。
この結果、累積トナー使用量カウントが第2閾値を超えないと判定した場合(ステップS18のNO)には、リフィル品であるとは判断できないので、リフィル判断処理部10cは、ステップS11からの処理に戻る。一方、累積トナー使用量カウントが第2閾値を超えると判定した場合(ステップS18のYES)には、Empty状態が検出される前に、リフィルがされているリフィル品であることを意味しているので、リフィル判断処理部10cは、処理対象のトナーカートリッジ25がリフィル品であると判断する(ステップS19)。
ステップS19で、処理対象のトナーカートリッジ25がリフィル品であると判断したリフィル判断処理部10cは、トナーカートリッジ25の不揮発性メモリ26の種別記憶領域263に格納されているリフィル可否データに基づいて、当該トナーカートリッジ25へのリフィルが不許可か否かを判定する(ステップS20)。リフィルが不許可であると判定した場合(ステップS20のYES)には、リフィル判断処理部10cは、画像形成制御部10dに当該トナーカートリッジ25のトナーを使用した画像形成を禁止する通知を行い、その通知を受けた画像形成制御部10dが対応するトナーカートリッジ25を使用した画像形成を実行しないようにする、すなわち、印刷不能にする(ステップS21)。これによって、例えば、リフィルが不許可であるレンタル契約の対象のトナーカートリッジ25に対して、リフィルが行われている場合には、レンタル契約に反する不正使用を適切に防止できる。
一方、トナーカートリッジ25へのリフィルが不許可でないと判定した場合には、リフィル判断処理部10cは、リフィル品の使用における注意を液晶表示装置20に表示させる(ステップS22)。これによって、ユーザに早期にリフィル品の使用における注意を把握させることができる。
次に、レーザープリンタ1の動作の具体例を説明する。
図5は、本発明の一実施形態に係るレーザープリンタの動作の具体例を説明する図である。
図5(a)に示すように、新品のトナーカートリッジ25を使用している場合には、トナーを使用するに従って累積トナー使用量カウントが増加し、最初のEmpty状態が検出されることとなる。この時点で、図3に示すステップS3により、トナーカートリッジ25の不揮発性メモリ26のEmpty時累積トナー使用量カウント記憶領域262には、最初のEmpty状態検出時の累積トナー使用量カウントが格納されることとなる。
これ以降においては、図4に示すステップS16において、最初のEmpty状態検出時からのトナー使用量カウントの変化量が第1閾値を超えるか否かの判定が行われることとなる。
この場合に、トナーカートリッジ25をレーザープリンタ1から取り外して振った後、レーザープリンタ1に再度装着すると、当該トナーカートリッジ25を使用して引き続き印刷を行うことができるようになる場合があるが、この場合においては、それ以降に増加するトナー使用量カウントは限られており、第1閾値に到達する前に再びEmpty状態が検出されることとなる。なお、同じことを複数回繰り返しても、結局第1閾値に到達する前にEmpty状態となってしまう。なお、本実施形態では、図3に示すステップS3により、トナーカートリッジ25の不揮発性メモリ26のEmpty時累積トナー使用量カウント記憶領域262には、最後のEmpty状態検出時の累積トナー使用量カウントが格納されることとなり、図4のステップS16において、最後(本例では、3回目)のEmpty状態検出時からのトナー使用量カウントの変化量が第1閾値を超えるか否かの判定が行われることとなる。
ここで、図5(b)に示すように、3回目のEmpty状態が検出された際に、トナーカートリッジ25にトナーがリフィルされると、例えば、新品と同様な程度のトナー使用量カウント、すなわち、第1閾値よりも十分に多いカウントの使用が可能となる。したがって、図4に示すステップS16において、最後のEmpty状態検出時からのトナー使用量カウントの変化量bが第1閾値を超えると判定され、トナーカートリッジ25がリフィル品であると判断される。図5に示すように、新品基準閾値(第2閾値)によって判断される場合よりも早期にリフィル品であると判断することができる。
本実施形態では、Empty状態を検出し、Empty状態からのトナー使用量カウントの変化量に基づいてリフィル品であることを判断するようにしているので、Empty状態が発生する前に、リフィルが行われてしまうと、Empty状態からのトナー使用量カウントの変化量に基づくリフィル品の判断を行うことができない。しかしながら、Empty状態が発生していない場合には、図4のステップS18において、累積トナー使用量カウントが第2閾値を超えるか否かを判定するようにしているので、図5(c)に示すように、第2閾値を超えると判定された場合に、リフィル品であると適切に判断することができる。したがって、Empty状態となる前にリフィルされたトナーカートリッジ25に対してもリフィル品であるとの判断を行うことができる。
以上、本発明を実施形態に基づいて説明したが、本発明は上述した実施の形態に限られず、他の様々な態様に適用可能である。
例えば、上記実施形態では、第1閾値として、同一のトナーカートリッジ25に対してEmpty状態を検出した回数によらず、共通の値としていたが、本発明はこれに限られず、例えば、同一のトナーカートリッジ25に対してEmpty状態を検出する毎に、閾値を減少させるようにしてもよい。このようにすると、より早期にリフィル品であるかの判断が可能となる。なお、この場合には、トナーカートリッジ25の不揮発性メモリ26に閾値を格納するようにし、Empty状態を検出する毎に、その閾値を減少させるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、同一のトナーカートリッジ25に対して複数回のEmpty状態を検出した場合には、最終のEmpty状態検出時からのトナー使用量カウントの変化量と閾値との比較に基づいてリフィル品の判断を行うようにしていたが、本発明はこれに限られず、例えば、初期のEmpty状態検出時からのトナー使用量カウントの変化量と閾値との比較に基づいてリフィル品の判断を行うようにしてもよい。
また、上記実施形態では、トナー濃度によって、トナーカートリッジ25のトナーが僅少の状態であるか否かを判定(推定)するようにしていたが、本発明はこれに限られず、例えば、トナーカートリッジ25におけるトナーの有無を検出する光センサを備えるようにし、当該光センサの検出結果に基づいて、トナーが僅少と推定される状態であるか否かを判定するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、不揮発性メモリ26に、Empty時累積トナー使用量カウントを記憶し、累積トナー使用量カウントとEmpty時累積トナー使用量カウントとの差を算出することにより、Empty状態発生時からのトナー使用量カウントの変化量を求め、閾値と比較するようにしていたが、例えば、Empty時からのトナー使用量カウントの変化量を累積して不揮発性メモリ26に格納するようにし、当該Empty時からのトナー使用量カウントの変化量を閾値と比較するようにしてもよく、また、Empty状態発生時の累積トナー使用量カウントに閾値を加算した閾値累積トナー使用量カウントを不揮発性メモリ26に格納しておき、以降において、当該閾値累積トナー使用量カウントと累積トナー使用量カウントとを比較するようにしてもよく、要は、実質的にEmpty状態発生時からのトナー使用量カウントの変化量と閾値との比較を行うようにすればよい。
本発明の一実施形態に係るレーザープリンタの機能構成図である。 本発明の一実施形態に係る不揮発性メモリの構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るトナーカートリッジ管理処理のフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るリフィル対応処理のフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るレーザープリンタの動作の具体例を説明する図である。
符号の説明
1 レーザープリンタ、10 CPU、10a 使用量管理部、10b 状態検出部、10c リフィル判断処理部、10d 画像形成制御部、11 入力I/F部、12 表示処理部、13 通信I/F部、14 ROM、15 RAM、16 EEPROM、17 機構制御部、18 バス、19 キー部、20 液晶表示装置、21 画像形成部、22 感光体ユニット、23 露光ユニット、24 現像ユニット、25、25Y、25M、25C、25K トナーカートリッジ、26、26Y、26M、26C、26K 不揮発性メモリ、27A 転写ユニット、27B 濃度センサ、28 定着ユニット。

Claims (5)

  1. 作像剤を収容し、データを読み書き可能な不揮発性メモリを有する作像剤カートリッジを装着可能な画像形成装置であって、
    前記作像剤カートリッジの作像剤使用量を概略的にカウントして作像剤使用量カウントを生成するカウント手段と、
    中間転写媒体上に形成された前記作像剤カートリッジに係るトナー像のトナー濃度を検出する濃度センサと、
    前記濃度センサによって検出された前記トナー濃度に基づいて、前記作像剤カートリッジ内の前記作像剤の量が僅少であると推測される所定の状態を検出する状態検出手段と、
    前記所定の状態が検出された時点から現在までの前記作像剤使用量カウントの変化量を示す変化量情報を前記作像剤カートリッジの前記不揮発性メモリに格納する格納手段と、
    前記作像剤使用量カウントの変化量と第1閾値とに基づいて前記作像剤カートリッジがリフィル品であるか否かを判断する判断手段と、を有し、
    前記変化量情報は、前記カウント手段によってカウントされる前記作像剤カートリッジの使用開始からの累積作像剤使用量カウントと、前記所定の状態が検出された時点における前記累積作像剤使用量カウントである検出時作像剤使用量カウントとを含み、
    前記累積作像剤使用量カウントから前記検出時作像剤使用量カウントを減算することにより、前記作像剤使用量カウントの変化量を求め、前記作像剤使用量カウントの変化量が前記第1閾値を超えたか否かを判定する第1判定手段を更に有し、
    前記判断手段は、前記第1判定手段により前記作像剤使用量カウントの変化量が前記第1閾値を超えたと判定された場合に、前記作像剤カートリッジがリフィル品であると判断し、
    前記格納手段は、前記所定の状態が再び検出された際に、前記検出時作像剤使用量カウントを、その再び検出された時点における前記累積作像剤使用量カウントに更新する
    画像形成装置。
  2. 前記第1判定手段は、前記所定の状態が再び検出された際に、前記第1閾値の値を新たな値に変更し、以降において、前記作像剤使用量カウントの変化量が、変更後の前記第1閾値を超えるか否かを判定する
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記作像剤カートリッジの使用開始からの前記累積作像剤使用量カウントが第2閾値を超えているか否かを判定する第2判定手段を更に備え、
    前記判断手段は、前記第2判定手段により、前記累積作像剤使用量カウントが前記第2閾値を超えていると判定された場合に、前記作像剤カートリッジがリフィル品であると判断する
    請求項1又は請求項に記載の画像形成装置。
  4. 前記不揮発性メモリには、前記作像剤カートリッジがリフィルを許可されているか否かを示すリフィル可否データが格納されており、
    前記作像剤カートリッジがリフィル品であると判断された場合に、前記不揮発性メモリの前記リフィル可否データに基づいて、前記作像剤カートリッジがリフィルを許可されているか否かを判定するリフィル可否判定手段と、
    前記作像剤カートリッジがリフィルを許可されていないと判定した場合に、前記作像剤カートリッジの前記作像剤による画像形成を不能にする画像形成不能手段とを更に有する
    請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 作像剤を収容し、データを読み書き可能な不揮発性メモリを有する作像剤カートリッジを装着可能な画像形成装置によるリフィル判断方法であって、
    前記画像形成装置のカウント手段が、前記作像剤カートリッジの作像剤使用量を概略的にカウントして作像剤使用量カウントを生成するカウントステップと、
    前記画像形成装置の状態検出手段が、前記作像剤カートリッジ内の前記作像剤の量が僅少であると推測される所定の状態を検出する状態検出ステップと、
    前記画像形成装置の格納手段が、中間転写媒体上に形成された前記作像剤カートリッジに係るトナー像のトナー濃度を検出する濃度センサによって検出された前記トナー濃度に基づいて、前記所定の状態が検出された時点から現在までの前記作像剤使用量カウントの変化量を示す変化量情報を前記作像剤カートリッジの前記不揮発性メモリに格納する格納ステップと、
    前記画像形成装置の判断手段が、前記作像剤使用量カウントの変化量と第1閾値とに基づいて前記作像剤カートリッジがリフィル品であるか否かを判断する判断ステップと、を有し、
    前記変化量情報は、前記カウント手段によってカウントされる前記作像剤カートリッジの使用開始からの累積作像剤使用量カウントと、前記所定の状態が検出された時点における前記累積作像剤使用量カウントである検出時作像剤使用量カウントとを含み、
    前記画像形成装置の第1判定手段は、前記累積作像剤使用量カウントから前記検出時作像剤使用量カウントを減算することにより、前記作像剤使用量カウントの変化量を求め、前記作像剤使用量カウントの変化量が前記第1閾値を超えたか否かを判定する第1判定ステップを有し、
    前記判断手段は前記判断ステップにおいて、前記第1判定手段に係る前記第1判定ステップより前記作像剤使用量カウントの変化量が前記第1閾値を超えたと判定された場合に、前記作像剤カートリッジがリフィル品であると判断し、
    前記格納手段は前記格納ステップにおいて、前記所定の状態が再び検出された際に、前記検出時作像剤使用量カウントを、その再び検出された時点における前記累積作像剤使用量カウントに更新する
    リフィル判断方法。
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