JP5102446B2 - 放電灯点灯装置及び画像表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は放電灯を点灯させる放電灯点灯装置及びこれを用いた画像表示装置に関するものである。
従来の放電灯点灯装置の構成例を図2に示す。直流電源Eから供給される電圧をスイッチング素子Q1、ダイオードD1、インダクタL1からなるチョッパ回路1で制御し、その制御された出力をコンデンサC1で平滑する。その出力はフルブリッジ型のスイッチング回路2により交流に変換される。始動時はこの交流変換された電圧を放電灯Laに印加する。また、その始動時に高圧パルス発生回路4より高圧パルスを出力し、放電灯Laの電極間をブレークダウンし、放電を開始する。放電が開始された後は、チョッパ回路1の出力電流Io、出力電圧Voを検出し、制御回路3で放電灯Laの安定後に一定の電力を供給できるようにしている。
特許文献1には直流高圧放電灯を点灯させる回路の実施の形態10において、インダクタとコンデンサの直列回路に高周波電圧を印加し、共振用のコンデンサに発生する電圧により、ダイオードを介してパルス発生用のコンデンサを充電し、その充電電圧が放電ギャップのブレークオーバー電圧に達すると、パルス発生用のコンデンサからパルストランスの1次巻線に電流を流し、パルストランスの2次巻線に高圧パルスを発生させる構成が記載されているが、放電ギャップをブレークオーバーさせるには、高い電圧が必要であり、共振回路の電流も大きくなって部品にかかるストレスは大きくなる。また、共振カーブの急峻なところで共振させる必要があるため、共振用のインダクタ、コンデンサの部品ばらつきによりパルス発生用のコンデンサに発生する電圧のばらつきは大きくなる。また、電力制御用のダウンコンバータの出力電圧を変更した場合は、動作周波数、共振用のインダクタ、コンデンサの再選定が必要であった。
特開2005−38814号公報
図2は上記の特許文献1の直流点灯回路を交流点灯に置き換えたものである。この回路では放電ギャップGAPをブレークオーバーさせる高い電圧を確保するには、共振回路の部品であるインダクタL2、コンデンサC2にかかるストレスも大きなものとなる。また、インダクタL2、コンデンサC2の部品ばらつきにより、コンデンサC3に発生する電圧のばらつきも大きくなってしまう。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、放電灯の始動用の高圧パルス発生回路のコンデンサの充電にLC共振を利用する点灯装置において、共振回路のストレスを低減し、また、従来よりもばらつきが大きな部品を使用しても、パルス発生用コンデンサに発生する電圧のばらつきを小さくできる放電灯点灯装置を提供することを課題とする。
請求項1の発明によれば、上記の課題を解決するために、図1示すように、直流電源Eに接続された負荷電力調整用のチョッパ回路1と、チョッパ回路1の出力に接続された平滑用の第1のコンデンサC1と、インダクタL2と第2のコンデンサC2の直列回路よりなるLC共振回路と、平滑用の第1のコンデンサC1の直流電圧を放電灯Laの無負荷時及び点灯直後の一定期間は高周波に変換して前記LC共振回路に印加するスイッチング回路2と、放電灯Laを始動させるための高圧パルス発生回路4とからなる放電灯点灯装置であって、前記高圧パルス発生回路4は、前記LC共振回路の共振電圧により充電される第3のコンデンサC3と、放電灯Laと直列に2次巻線n2を接続されたパルストランスL3と、該パルストランスL3の1次巻線n1に第3のコンデンサC3の蓄積電荷を放電せしめる放電スイッチ(放電ギャップGAP)とを備え、前記LC共振回路のインダクタL2をトランス構造とし、インダクタL2の2次巻線N2の電圧に第2のコンデンサC2の電圧(図1)加算した電圧で第3のコンデンサC3を充電することを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1において、スイッチング回路2の動作周波数fは、図13に示すように、LC共振回路の無負荷時の共振電圧と高周波動作時の共振電圧とが略一致する周波数feと無負荷時の共振周波数fo1との間に設定したことを特徴とする。
請求項の発明によれば、請求項1または2において、図15に示すように、放電スイッチ(放電ギャップGAP)の両端もしくは第3のコンデンサC3の両端に抵抗R2を並列接続したことを特徴とする。
請求項の発明によれば、図21、図22に示すように、請求項1〜の放電灯点灯装置をプロジェクタのような画像表示装置に使用することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、インダクタの1次巻線と2次巻線の巻数比に応じて昇圧された共振電圧によりパルス発生用の第3のコンデンサを充電できるので、共振電圧の低いところで共振させることができ、共振回路に印加される電圧、電流が小さくなり、ストレスが軽減できるため、小型で安価な部品を使用することができる。また、共振電圧の低いところは共振カーブの傾きが緩やかなので、共振電圧のばらつきが小さくなり、インダクタやコンデンサの部品ばらつきを大きく許容することができるため、部品の選別が不要になり、選別費用を削減できる。
また、チョッパ回路の出力電圧を変更した場合にも、インダクタの1次巻線と2次巻線の巻数比の変更のみでパルス発生用の第3のコンデンサの充電電圧を調整することができるため、動作周波数、インダクタ、コンデンサの再設定が不要になり、設計変更に要する時間も短縮できる。
請求項2の発明によれば、無負荷時と高周波動作時は同じ周波数でスイッチング回路を動作させながら、その動作周波数を無負荷時の共振電圧と高周波動作時の共振電圧とが略一致する周波数と無負荷時の共振周波数との間に設定することで、高周波動作時の共振回路のコンデンサに発生する電圧は必ず無負荷時よりも低くなり、高圧パルス発生回路が動作しなくなる。これにより、高周波動作時に高圧パルス発生回路が動作することによる過電流を無くすことで、放電灯の電極へのストレスが小さくなり、放電灯の寿命改善ができる。
請求項の発明によれば、定常動作時の出力極性反転時の異常なオーバーシュート電圧により高圧パルス発生回路が動作することを防止でき、定常時に高圧パルス発生回路が動作することによる過電流を無くすことで、放電灯の電極へのストレスが小さくなり、放電灯の寿命改善ができる。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1の回路図である。以下、その回路構成と動作について説明する。直流電源Eから供給される電圧をスイッチング素子Q1、ダイオードD1、インダクタL1からなるチョッパ回路1で制御し、その制御された出力をコンデンサC1で平滑する。その出力はスイッチング回路2により交流に変換される。ここでは、スイッチング回路2としてフルブリッジ型の極性反転回路を用いており、スイッチング素子Q2,Q5とスイッチング素子Q3,Q4が交互にオン・オフすることで直流−交流変換しているが、定常点灯時に低周波出力または直流出力、無負荷時と始動直後に高周波出力が可能な回路であれば、構成は図示された回路には限定されない。
スイッチング回路2は無負荷時に制御回路3によりインダクタL2の1次巻線N1とコンデンサC2の共振周波数の奇数分の1の周波数付近で高周波動作を行なう。この時にインダクタL2の1次巻線N1、コンデンサC2のLC共振によりコンデンサC2に発生する昇圧された電圧とインダクタL2の2次巻線N2に発生する電圧を加算した電圧を抵抗R1、ダイオードD2を介してコンデンサC3に充電する。この充電電圧が放電ギャップGAPのブレークオーバー電圧に達すると、コンデンサC3からパルストランスL3の1次巻線n1に電流が流れ、その電流でパルストランスL3の2次巻線n2に電圧が発生する。この電圧が高圧パルスであり、この高圧パルスにより放電灯Laがブレークダウンし、コンデンサC1、スイッチング回路2、インダクタL2、放電灯La、パルストランスL3の2次巻線n2というループで電流が流れ始める。スイッチング回路2は点灯直後の一定期間は無負荷時と同じ高い周波数で交番動作し、その後、数十Hz〜数百Hzの定常動作に移行する。
インダクタL2の1次巻線N1の一端と2次巻線N2の一端が接続されるが、接続箇所は1次巻線N1の巻き終わりと2次巻線N2の巻き始め、もしくは1次巻線N1の巻き始めと2次巻線N2の巻き終わりとする。
図2はインダクタL2をトランス構造としていない場合の比較回路例である。図3に示すコンデンサC3の電圧VC3を発生させる場合、図2の回路では図3のfbの範囲で部品ばらつきを設定する必要がある。
これに対して、図1の本発明の回路の場合は、図3のfaの範囲で部品ばらつきを設定し、出力される電圧VC3’をインダクタL2の1次巻線N1と2次巻線N2の巻数比でVC3の範囲に昇圧するため、図2の回路に比べて部品ばらつきを広い範囲で設定することができる。
また、チョッパ回路1の出力電圧を変更した場合は、インダクタL2の1次巻線N1と2次巻線N2の巻数比を変えることで、チョッパ回路1の出力電圧変更前のコンデンサC3の電圧VC3に調整することができる。
図4は実施の形態1での無負荷時のコンデンサC3の出力電圧波形図、図5は高周波動作時のコンデンサC3の出力電圧波形図である。無負荷時と高周波動作時のスイッチング回路2の動作周波数は同じであるが、後述の図13に示す周波数fcに設定することにより、無負荷時には高圧パルス発生回路4の放電ギャップGAPがブレークオーバーする高い電圧が発生し、高周波動作時には放電ギャップGAPがブレークオーバーできない電圧までコンデンサC3の電圧VC3は低下する。
本実施の形態1では、高圧パルス発生回路4の放電スイッチとして、所定のブレークオーバー電圧で導通する放電ギャップGAPを用いているが、電圧応答型の2端子サイリスタ(SSS、サイダックなど)を用いても良い。以下の実施の形態においても同様である。
(実施の形態2)
図6は本発明の実施の形態2の回路図である。基本的な回路構成は図1と同様であるが、インダクタL2の1次巻線N1と2次巻線N2の接続形態が異なり、接続箇所は、1次巻線N1の巻き始めと2次巻線N2の巻き始め、もしくは1次巻線N1の巻き終わりと2次巻線N2の巻き終わりとなる。
上述の実施の形態1では、第2のコンデンサC2の電圧にインダクタL2の2次巻線N2の電圧を加算した電圧で第3のコンデンサC3を充電する構成であったのに対して、本実施の形態2では、第1のコンデンサC1の電圧にインダクタL2の2次巻線N2の電圧を加算した電圧で第3のコンデンサC3を充電する構成となっている。
図7は実施の形態2での無負荷時のコンデンサC3の出力電圧波形図、図8は高周波動作時のコンデンサC3の出力電圧波形図である。この実施の形態2においても、無負荷時と高周波動作時のスイッチング回路2の動作周波数は同じであるが、後述の図13に示す周波数fcに設定することにより、無負荷時には高圧パルス発生回路の放電ギャップGAPがブレークオーバーする高い電圧が発生し、高周波動作時には放電ギャップGAPがブレークオーバーできない電圧までコンデンサC3の電圧VC3は低下する。
比較例1
図9は本発明に対する比較例1の回路図である。基本的な回路構成は図1と同様であるが、インダクタL2の1次巻線N1と2次巻線N2は接続されていない。また、実施の形態1や実施の形態2のように極性を固定する必要はない。
上述の実施の形態1又は2では、第2のコンデンサC2又は第1のコンデンサC1の電圧にインダクタL2の2次巻線N2の電圧を加算した電圧で第3のコンデンサC3を充電する構成であったのに対して、本比較例1では、インダクタL2の2次巻線N2の電圧で第3のコンデンサC3を充電する構成となっている。
図10は図9の比較例1での無負荷時のコンデンサC3の電圧VC3であり、図11は図9の比較例1での高周波動作時のコンデンサC3の電圧VC3である。コンデンサC3の電圧VC3は無負荷時の方が高周波動作時よりも高くなる。
図12は無負荷時共振点fo1と高周波動作時共振点fo2と定常時点灯周波数faの関係を示している。
高周波動作時はパルストランスL3の2次巻線n2が接続されるため、式1、式2に示すように、無負荷時とは共振点が変わる。無負荷時の共振点fo1は、インダクタL2の1次巻線N1のインダクタンス値をL2とすると、
fo1=1/2π√(L2・C2) …式1
となり、高周波動作時の共振点fo2は、パルストランスL3の2次巻線n2のインダクタンス値をL3とすると、
fo2=1/2π√{C2・L2・L3/(L2+L3)} …式2
となる。
このため、実施の形態1、実施の形態2、比較例1において、図13のようにコンデンサC3の電圧VC3は無負荷時の電圧よりも高周波動作時の方が小さくなるように、スイッチング回路2の交番動作周波数fを無負荷時の共振カーブと高周波動作時の共振カーブの交点feと無負荷時の共振点fo1の間に設定する。
例えば、スイッチング回路2の交番動作周波数を図13のfcにすると、無負荷時よりも高周波動作時の方が電圧VC3は小さくなる。スイッチング回路2の交番動作周波数を図13のfdにすると、無負荷時よりも高周波動作時の方が電圧VC3は大きくなる。
式2から分かるようにイグナイタL3の2次巻線n2のインダクタンス値L3を小さくすると、高周波動作時の共振点fo2は高くなり、図13のcの範囲は広くなる。
このように設定することにより、実施の形態1、実施の形態2、比較例1いずれの場合もコンデンサC3の電圧VC3は無負荷時の方が高周波動作時よりも高くなる。
比較例2
図14は本発明に対する比較例2の回路図である。基本的な回路構成は図1と同様であるが、インダクタL2の2次巻線N2を放電灯Laと直列になるように接続した。放電灯Laに対してコンデンサC2の電圧とインダクタL2の2次巻線N2の電圧を加算した電圧が印加されるため、図1の回路よりも無負荷2次電圧が高くなる。インダクタL2の1次巻線N1の一端と2次巻線N2の一端が接続されるが、接続箇所は1次巻線N1の巻き終わりと2次巻線N2の巻き始め、もしくは1次巻線N1の巻き始めと2次巻線N2の巻き終わりとなる。
(実施の形態
図15は本発明の実施の形態の回路図である。基本的な回路構成は図1と同様であるが、放電ギャップGAPの両端に抵抗R2を接続したものである。抵抗R2が無い場合で、スイッチング回路2の交番時のオーバーシュート電圧が大きい場合は、オーバーシュート電圧がコンデンサC3に充電されて、放電ギャップGAPがブレークオーバーし、パルストランスL3により高圧パルスが発生して、定常時に過電流が流れることがある。この定常時の大きなオーバーシュート電圧による放電ギャップGAPのブレークオーバーを無くすために抵抗R2を接続する。この抵抗R2は、点灯信号がオフした後のコンデンサC3の放電用の抵抗としても利用できる。図16にスイッチング回路2の交番時のオーバーシュート電圧の波形の例を示す。
コンデンサC3の充放電条件は、無負荷時には図17の破線で示すように充電分が放電分より大きくなるように設定し、高周波動作時には図18の破線で示すように充電分が放電分よりも大きくならないように設定する必要がある。
無負荷時のコンデンサC2とC3の充放電カーブの例を図19に示す。図中、コンデンサC3の充電後の電圧をV1、放電後の電圧をV2、充電時間をt1、放電時間をt2とすると、
V1=Vo×{1−exp(−t1/R1・C3)} …式3
V2=V1×exp(−t2/R2・C3) …式4
となる。抵抗R1、R2、コンデンサC3の値は、次の条件を満たすように設計する。
無負荷時の充放電条件: V1−V2>0 …式5
高周波動作の充放電条件: V1−V2<0 …式6
抵抗R2は放電ギャップGAPの両端ではなく、コンデンサC3の両端に接続しても良い。図6の実施の形態2、図9の比較例1、図14の比較例2においても抵抗R2を接続しても良い。
(実施の形態
図20は本発明の実施の形態の回路図である。本実施の形態は、図1に示した実施の形態1の交流点灯装置を、直流点灯装置に変更した場合の回路例を示す。無負荷時及び高周波動作時にはスイッチング素子Q2、Q3を交互に動作させることにより、放電灯Laを交流点灯させる。高周波動作を一定期間行なった後は、スイッチング素子Q2をオフし、スイッチング素子Q3をオンさせて放電灯Laを直流点灯させる。なお、上述の実施の形態2、3についても、交流点灯装置に関して説明しているが、直流点灯装置にも適用できる。
(実施の形態
上述の各実施の形態の放電灯点灯装置は、プロジェクタやリアプロジェクションテレビのような画像表示装置の光源となる放電灯の点灯に用いられる。ここでは、プロジェクタに実装する場合を例示する。図21は画像表示装置30の内部構成を示す概略構成図である。図中、31は投光窓、32は電源部、33a,33b,33cは冷却用ファン、34は外部信号入力部、35は光学系、36はメイン制御基板、40は放電灯点灯装置、Laは放電灯である。破線で示した枠内にメイン制御基板36が実装されている。光学系35の途中には、放電灯Laからの光を透過または反射する画像表示手段(透過型液晶表示板または反射型画像表示素子)が設けられており、この画像表示手段を介する透過光または反射光をスクリーンに投射するように光学系35が設計されている。このように、放電灯点灯装置40は放電灯Laと共に画像表示装置30の内部に実装されているが、本発明の放電灯点灯装置40を採用することにより、従来よりも小型で安価な部品を使用することができる。また、放電灯Laの寿命を改善できるので、ランプ交換の頻度を少なくして、ユーザーの利便性を高めることができる。
本発明の実施の形態1の回路図である。 本発明の前提となるLC共振を利用した高圧放電灯点灯装置の回路図である。 本発明の実施の形態1のLC共振回路の共振カーブを示す図である。 本発明の実施の形態1の無負荷時の第3のコンデンサの出力電圧波形図である。 本発明の実施の形態1の高周波動作時の第3のコンデンサの出力電圧波形図である。 本発明の実施の形態2の回路図である。 本発明の実施の形態2の無負荷時の第3のコンデンサの出力電圧波形図である。 本発明の実施の形態2の高周波動作時の第3のコンデンサの出力電圧波形図である。 本発明に対する比較例1の回路図である。 本発明に対する比較例1の無負荷時の第3のコンデンサの出力電圧波形図である。 本発明に対する比較例1の高周波動作時の第3のコンデンサの出力電圧波形図である。 本発明の実施の形態1または2の放電灯が点灯する際の周波数の変化を示す図である。 本発明の実施の形態1または2の無負荷時と高周波動作時の共振特性を示す図である。 本発明に対する比較例2の回路図である。 本発明の実施の形態の回路図である。 本発明の実施の形態の定常時のランプ電圧の波形図である。 本発明の実施の形態の無負荷時の第3のコンデンサの電圧変化を示す波形図である。 本発明の実施の形態の高周波動作時の第3のコンデンサの電圧変化を示す波形図である。 本発明の実施の形態の第3のコンデンサの充放電カーブの例を示す波形図である。 本発明の実施の形態の回路図である。 本発明の実施の形態の画像表示装置の内部構成を示す概略構成図である。
符号の説明
E 直流電源
1 チョッパ回路
2 スイッチング回路
3 制御回路
4 高圧パルス発生回路
Q1〜Q5 スイッチング素子
D1、D2 ダイオード
C1〜C3 コンデンサ
R1、R2 抵抗
L1 チョッパ用インダクタ
L2 共振用インダクタ
L3 パルストランス
La 放電灯

Claims (4)

  1. 直流電源に接続された負荷電力調整用のチョッパ回路と、チョッパ回路の出力に接続された平滑用の第1のコンデンサと、インダクタと第2のコンデンサの直列回路よりなるLC共振回路と、平滑用の第1のコンデンサの直流電圧を放電灯の無負荷時及び点灯直後の一定期間は高周波に変換して前記LC共振回路に印加するスイッチング回路と、放電灯を始動させるための高圧パルス発生回路とからなる放電灯点灯装置であって、
    前記高圧パルス発生回路は、前記LC共振回路の共振電圧により充電される第3のコンデンサと、放電灯と直列に2次巻線を接続されたパルストランスと、該パルストランスの1次巻線に第3のコンデンサの蓄積電荷を放電せしめる放電スイッチとを備え、
    前記LC共振回路のインダクタをトランス構造とし、インダクタの2次巻線の電圧に2のコンデンサの電圧を加算した電圧で第3のコンデンサを充電することを特徴とする放電灯点灯装置。
  2. 請求項1において、スイッチング回路の動作周波数は、LC共振回路の無負荷時の共振電圧と高周波動作時の共振電圧とが略一致する周波数と無負荷時の共振周波数との間に設定したことを特徴とする放電灯点灯装置。
  3. 請求項1または2のいずれかにおいて、放電スイッチの両端もしくは第3のコンデンサの両端に抵抗を並列接続したことを特徴とする放電灯点灯装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の放電灯点灯装置と、該放電灯点灯装置により点灯される放電灯と、この放電灯からの光を透過または反射する画像表示手段と、画像表示手段を介する透過光または反射光をスクリーンに投射する光学系とを備えることを特徴とする画像表示装置。
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