JP4281362B2 - 放電灯点灯装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、交流電流を例えば高圧放電灯に供給してこれを点灯させる放電灯点灯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図17は従来の放電灯点灯装置の構成図、図18は同放電灯点灯装置の動作波形図、図19,図20は同放電灯点灯装置の共振電圧設定の説明図である。
【0003】
図17に示す従来の放電灯点灯装置は、交流電流を高圧放電灯Laに供給してこれを点灯させるものであり、高圧放電灯Laによりなる負荷回路と、DC−DC変換回路1と、DC−DC変換用制御回路2と、LC直列共振回路3と、DC−AC変換回路4と、DC−AC変換用制御回路5と、高電圧発生回路6とにより構成されている。
【0004】
DC−DC変換回路1は、トランジスタなどのスイッチング素子Q1と、ダイオードD1と、インダクタンス素子L1と、キャパシタンス素子(平滑コンデンサ)C1とにより構成され、入力に直流電源Eが接続されるいわゆる降圧チョッパ回路となっている。
【0005】
DC−DC変換用制御回路2は、抵抗R21〜R25と、オペアンプ21と、例えば新日本無線社製のNJM4200などの乗算回路22と、例えばNEC製のμPC1094などの制御回路23とにより構成され、DC−DC変換回路1の出力を監視しながら、スイッチング素子Q1のオン,オフ制御を行うものである。
【0006】
すなわち、抵抗R21,R22により構成される電圧検出回路で高圧放電灯Laの電圧を検出し、抵抗R23〜R25およびオペアンプ21により構成される電流検出回路で高圧放電灯Laの電流を検出し、それら電圧および電流を乗算回路22に入力して高圧放電灯Laへの供給電力を演算し、制御回路23における一般的なPWM制御回路を介してDC−DC変換回路1の入力にフィードバックすることにより、DC−DC変換回路1のパルス幅や周波数を制御しながら、直流電力を高圧放電灯Laに供給する制御が実行される。
【0007】
LC直列共振回路3は、インダクタンス素子(チョークコイル)L3と、キャパシタンス素子(コンデンサ)C3との直列回路により構成され、インダクタンス素子L3のインダクタンス値を大小に切り替えるためのスイッチング素子Q3が設けられている。
【0008】
DC−AC変換回路4は、フルブリッジ回路構成のスイッチング素子Q41〜Q44により構成され、DC−DC変換回路1からの直流電圧を方形波の交流電圧に変換して負荷回路およびLC直列共振回路3に印加するものである。スイッチング素子Q41〜Q44の各々には、トランジスタおよび逆並列接続されたダイオードか、あるいは寄生ダイオードを有するMOSFETなどが使用される。
【0009】
DC−AC変換用制御回路5は、制御回路50と、例えばIR製のIR2111などのドライブ回路51,52とにより構成され、スイッチング素子Q41〜Q44のオン,オフ制御を行うものである。
【0010】
例えば、図18に示すように、「点灯信号ON」時点から「フルブリッジ周波数切替」時点までの始動期間では、スイッチング素子Q3をオフにした状態で、スイッチング素子Q41,44とスイッチング素子Q42,Q43とを高周波で交互にオン,オフする制御が実行される。ここで、上記高周波は、図19,図20に示すように、LC直列共振回路3による共振電圧(キャパシタンス素子C3の両端電圧)が後述の所定電圧以上の電圧Vpになるように、LC直列共振回路3の共振周波数f0 近傍の周波数f0 'に設定される。また、「ランプ点灯」時点から「フルブリッジ周波数切替」時点までの期間は、例えば予め所定時間に設定されている。
【0011】
一方、始動期間後の定常時には、スイッチング素子Q3をオンにした状態で、スイッチング素子Q41,44とスイッチング素子Q42,Q43とを低周波で交互にオン,オフする制御が実行される。
【0012】
高電圧発生回路6は、負荷回路に高圧放電灯La点灯用の高圧パルス電圧を印加するためのものであり、1次巻線n1を有するとともに、キャパシタンス素子C3の両端間において高圧放電灯Laの両端にそれぞれ直列に介設される一対の2次巻線n21,n22を有するパルストランスPTと、駆動回路61とにより構成されている。駆動回路61は、キャパシタンス素子C3の両端間に入力が接続されてDC−AC変換回路4からLC直列共振回路3を介してその共振電圧を受け、これが所定電圧以上になると、電圧をパルストランスPTの1次巻線n1に印加することにより、その2次巻線n21,n22を介して高圧パルス電圧を高圧放電灯Laに印加するためのものである。駆動回路61は、例えば、上記所定電圧がブレークオーバ電圧となるギャップ(スイッチング素子)などにより構成される。
【0013】
上記構成の放電灯点灯装置では、図18に示すように、「点灯信号ON」により起動すると、DC−DC変換回路1において、スイッチング素子Q1がDC−DC変換用制御回路2のオン,オフ制御に従って動作する。一方、LC直列共振回路3およびDC−AC変換回路4において、スイッチング素子Q3がオフ状態で、スイッチング素子Q41,44とスイッチング素子Q42,Q43とが高周波で交互にオン,オフする。
【0014】
そして、LC直列共振回路3で共振電圧(Vp)が発生すると、高電圧発生回路6から負荷回路に高圧パルス電圧が印加することにより、高圧放電灯Laが点灯し(「ランプ点灯」時点)、高周波のランプ電流ILaが流れる。ここで、高圧放電灯Laが点灯しても、スイッチング素子Q3のオフによりインダクタンス素子L3が高インピーダンス状態にあるため、キャパシタンス素子C1の出力電流がその入力電流よりも少なくなる。これにより、始動期間のほぼ全期間に亘り、キャパシタンス素子C1の両端電圧VC1が直流電源Eの直流電圧VE に保持されるので、キャパシタンス素子C1を定電源と見ることができる。
【0015】
この後、所定時間が経過した定常時には、DC−DC変換回路1において、スイッチング素子Q1がDC−DC変換用制御回路2のオン,オフ制御に従って動作する。一方、LC直列共振回路3およびDC−AC変換回路4において、スイッチング素子Q3がオン状態で、スイッチング素子Q41,44とスイッチング素子Q42,Q43とが低周波で交互にオン,オフする。これにより、方形波状で低周波のランプ電流ILaが流れ、DC−DC変換用制御回路2の供給電力の制御によって高圧放電灯Laが安定に点灯する。
【0016】
なお、特開2001−319794号公報(特許文献1)には、DCフェーズ区間において、直流電源の入力に接続された電源の電圧が低下した場合、直流電源を制御してランプ電流を制限するとともに、発振周波数を定常時よりも低周波にする放電ランプ点灯装置が開示されている。
【0017】
【特許文献1】
特開2001−319794号公報
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図17等に示した従来の放電灯点灯装置では、始動期間でLC直列共振回路3の共振を可能にするためには、DC−AC変換回路4の周波数設定とキャパシタンス素子C3の容量との関係で、設計的に数百μH以上のインダクタンス値のインダクタンス素子L3が必要となる。
【0019】
また、そのような大きなインダクタンス値の状態で、定常時の低周波動作に移行したとすれば、極性反転時間が遅くなってしまい、高圧放電灯Laの寿命に悪影響を及ぼす。
【0020】
さらに、インダクタンス素子L3のインダクタンス値が大きいため、その部品サイズが大きくなり、装置が大型となる。
【0021】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、小型化を可能とし、始動性を改善することができ、長寿命化を可能とする放電灯点灯装置を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための請求項1記載の発明は、放電灯によりなる負荷回路と、共振回路と、直流電圧を方形波の交流電圧に変換して前記負荷回路および前記共振回路に印加するDC−AC変換回路と、前記負荷回路に前記放電灯点灯用の高電圧を印加するための高電圧発生回路とにより構成される放電灯点灯装置であって、始動期間において、前記方形波の周波数を段階的に低減するとともに、第1段階における周波数を前記共振回路の共振周波数の約奇数分の1の高周波側に設定し、第2段階における周波数を前記共振回路の共振周波数の約奇数分の1の高周波側かつ第1段階における周波数より低い値に設定する制御手段を備えることを特徴とする。
【0023】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の放電灯点灯装置において、前記高電圧発生回路は、前記DC−AC変換回路から交流電圧を受け、その交流電圧が所定電圧以上になると前記高電圧を前記負荷回路に印加し、前記制御手段は、少なくとも前記第1段階における周波数を、前記交流電圧が前記所定電圧以上になるように前記共振周波数の約奇数分の1の高周波側に設定することを特徴とする。
【0025】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の放電灯点灯装置において、前記制御手段は、前記始動期間内の第3段階以降における周波数を、前記第2段階における周波数以下または前記共振周波数の約奇数分の1に設定することを特徴とする。
【0026】
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のうちいずれか1項記載の放電灯点灯装置において、前記直流電圧を前記DC−AC変換回路に出力するDC−DC変換回路を含み、このDC−DC変換回路は、前記始動期間では一定電圧制御で動作することを特徴とする。
【0037】
【発明の実施の形態】
(基本形態1)
図1は本発明による基本形態1の放電灯点灯装置の構成図、図2は同放電灯点灯装置の動作波形図、図3は同放電灯点灯装置のDC−AC変換用制御回路に関する設定の説明図、図4は同放電灯点灯装置のLC直列共振回路で発生する共振電圧の波形例を示す図である。
【0038】
基本形態1の放電灯点灯装置は、図1に示すように、高圧放電灯Laによりなる負荷回路と、直流電力を供給するDC−DC変換回路1と、これを制御するDC−DC変換用制御回路2と、LC直列共振回路3Aと、DC−DC変換回路1からの直流電圧を方形波の交流電圧に変換して負荷回路およびLC直列共振回路3Aに印加するDC−AC変換回路4と、これを制御するDC−AC変換用制御回路5Aと、負荷回路に高圧放電灯La点灯用の高圧パルス電圧を印加するための高電圧発生回路6とにより構成され、これら各回路のうち、LC直列共振回路3AおよびDC−AC変換用制御回路5Aが図17等に示した従来の放電灯点灯装置と相違している。
【0039】
LC直列共振回路3Aは、インダクタンス素子L3と、キャパシタンス素子C3との直列回路により構成され、スイッチング素子Q3が設けられていない点で上記従来の放電灯点灯装置と相違している。また、インダクタンス素子L3のインダクタンス値は、図17に示したインダクタンス素子L3の値よりも小さく、小型化のものを使用することができるようになっている。
【0040】
DC−AC変換用制御回路5Aは、制御回路50Aと、例えばIR製のIR2111などのドライブ回路51,52と、通称「555」の一般的なICなどによりなるタイマ回路53とにより構成され、始動期間におけるタイマ回路53を用いた制御回路50Aによるスイッチング素子Q41〜Q44のオン,オフ制御が図17に示したDC−AC変換用制御回路5による制御と相違している。
【0041】
すなわち、図2に示すように、「点灯信号ON」時点t0 から定常時前のtz 時点までの始動期間において、スイッチング素子Q41,44とスイッチング素子Q42,Q43とを高周波で交互にオン,オフすることにより、方形波の交流電圧を負荷回路およびLC直列共振回路3Aに印加しながら、その方形波の周波数を段階的に低減するとともに、少なくともその段階的に低減する過程の最初の第1段階における方形波の周波数(例えば方形波のフーリエ展開による基本波の周波数)を、LC直列共振回路3Aの共振周波数の約奇数分の1に(切替)設定する制御が実行される。
【0042】
第1段階〜第n段階の各期間は、「点灯信号」に応じて起動するタイマ回路53によって設定され、各期間の経過毎にタイマ回路53から制御回路50Aに信号が出力され、その信号を受けた制御回路50Aが方形波の周波数を段階的に低減していく。ただし、nは複数とする。
【0043】
そして、基本形態1では、図3に示すように、LC直列共振回路3Aの共振周波数をf0としたとき、第1段階における周波数f1は、共振周波数f0の約3分の1に設定される。このように、第1段階における周波数f1を約f0/3に設定することにより、共振周波数f0近傍の共振カーブとほぼ同様のカーブを利用することができる。
【0044】
また、周波数f1 は、図3,図4に示すように、前述した電圧VpがLC直列共振回路3Aで発生するように、f0 /3の高周波側近傍に設定されている。
【0045】
このような構成の放電灯点灯装置では、始動期間において、第1段階、第2段階、…、第n段階の順に、方形波の周波数が段階的に低減する。このとき、図2に示すように、高圧放電灯Laのランプ特性によって、ランプ電流ILaが段階的に増大していく。また、始動期間のほぼ全期間に亘り、キャパシタンス素子C1の両端電圧VC1が直流電源Eの直流電圧VE に保持される。このような制御により高圧放電灯Laの始動性が改善される。
【0046】
基本形態1によれば、始動期間において、方形波の周波数を段階的に低減するので、高圧放電灯Laの始動性を改善することができ、高圧放電灯Laの電極劣化を抑制し、その長寿命化が可能になる。
【0047】
また、第1段階における周波数f1 が、LC直列共振回路3Aの共振周波数f0 の約3分の1に設定されるので、共振周波数f0 近傍の共振カーブとほぼ同様のカーブを利用することができ、高圧放電灯Laに印加する二次電圧を確保することができる。また、インダクタンス素子L3のインダクタンス値を小さくすることができ、その小型化が可能となる。
【0048】
さらに、LC直列共振回路3Aで電圧Vpが発生するように、第1段階における周波数f1 がf0 /3の高周波側近傍に設定されているので、高電圧発生回路6から負荷回路に高圧放電灯La点灯用の高圧パルス電圧を印加することが可能となる。
【0049】
(第1実施形態)
図5は本発明による第1実施形態の放電灯点灯装置におけるDC−AC変換用制御回路に関する設定の説明図、図6は同放電灯点灯装置のLC直列共振回路で発生する共振電圧の波形例を示す図である。
【0050】
第1実施形態の放電灯点灯装置は、基本形態1の放電灯点灯装置において、図5,図6に示すように、制御回路50Aが始動期間内の第2段階における周波数f2をLC直列共振回路3Aの約5分の1に設定することを特徴とする。
【0051】
また、図5の例では、周波数f2 は、前述した電圧VpがLC直列共振回路3Aで発生するように、f0 /5の高周波側近傍に設定されている。
【0052】
第1実施形態によれば、第2段階における周波数f2が、LC直列共振回路3Aの共振周波数f0の約5分の1に設定されるので、共振周波数f0近傍の共振カーブとほぼ同様のカーブを利用することができ、高圧放電灯Laに印加する二次電圧を確保することができる。
【0053】
(第2実施形態)
図7は本発明による第2実施形態の放電灯点灯装置におけるDC−AC変換用制御回路に関する設定の説明図、図8は同放電灯点灯装置のLC直列共振回路で発生する共振電圧の波形例を示す図である。
【0054】
第2実施形態の放電灯点灯装置は、第1実施形態の放電灯点灯装置において、図7,図8に示すように、制御回路50Aが始動期間内の第3段階における周波数f3をLC直列共振回路3Aの約7分の1に設定することを特徴とする。
【0055】
また、図7の例では、周波数f3 は、前述した電圧VpがLC直列共振回路3Aで発生するように、f0 /7の高周波側近傍に設定されている。
【0056】
第2実施形態によれば、第3段階における周波数f3が、LC直列共振回路3Aの共振周波数f0の約7分の1に設定されるので、共振周波数f0近傍の共振カーブとほぼ同様のカーブを利用することができ、高圧放電灯Laに印加する二次電圧を確保することができる。
【0057】
なお、始動期間において、高圧放電灯Laが点灯した後は、高圧放電灯Laに最適な高周波電流を流す周波数を設定するようにしてもよい。
【0058】
(第3実施形態)
図9は本発明による第3実施形態の放電灯点灯装置の構成図、図10は同放電灯点灯装置の動作波形図である。
【0059】
第3実施形態の放電灯点灯装置は、図9に示すように、高圧放電灯Laによりなる負荷回路と、直流電力を供給するDC−DC変換回路1と、これを制御するDC−DC変換用制御回路2Aと、LC直列共振回路3Aと、DC−DC変換回路1からの直流電圧を方形波の交流電圧に変換して負荷回路およびLC直列共振回路3Aに印加するDC−AC変換回路4と、これを制御するDC−AC変換用制御回路5Aと、負荷回路に高圧放電灯La点灯用の高圧パルス電圧を印加するための高電圧発生回路6とにより構成され、これら各回路のうち、DC−DC変換用制御回路2Aが基本形態1および第1,2実施形態の放電灯点灯装置と相違している。
【0060】
DC−DC変換用制御回路2Aは、抵抗R26〜R29およびコンパレータ24により構成される過出力制御回路をさらに含む点で、基本形態1および第1,2実施形態のDC−DC変換用制御回路2と相違している。上記過出力制御回路は、図10に示すように、始動期間においてDC−DC変換回路1の出力電圧VC1が直流電源Eの電圧VEよりも低い電圧VLとなるように一定電圧制御を行う。なお、始動期間後の定常時にはPWM制御(電力制御)が実行される。
【0061】
第3実施形態によれば、始動期間において、DC−DC変換回路1の出力電圧VC1が直流電源Eの電圧VEよりも低い電圧VLとなるように一定電圧制御が実行されるので、高圧放電灯Laの始動性を改善することができ、その長寿命化が可能になる。
【0062】
(基本形態2)
図11は本発明による基本形態2の放電灯点灯装置におけるDC−DC変換用制御回路の動作説明図である。
【0063】
基本形態2の放電灯点灯装置は、例えば第3実施形態の放電灯点灯装置において、図11に示すように、DC−DC変換回路1が、始動期間において、LC直列共振回路3Aの共振状態の強弱に応じて出力の直流電圧VC1を変動することにより、共振周波数のばらつきによる共振電圧のばらつきを抑えることを特徴とする。
【0064】
LC直列共振回路3AのLC部品のばらつきによる共振周波数が周波数fA からfB の範囲内にあり、この範囲内の許容共振電圧がVPAからVPB(<VPA)となるとき、LC直列共振回路3Aでの共振電圧が許容共振電圧VPA〜VPBの範囲内に収まるように、直流電圧VC1をVA からVB の範囲内で変動させる制御が行われる。
【0065】
周波数fA においては、LC直列共振回路3Aでの共振電圧が上限の許容共振電圧VPAになるように、直流電圧VC1をVA に変動させる制御が行われる。周波数fB においては、LC直列共振回路3Aでの共振電圧が下限の許容共振電圧VPBになるように、直流電圧VC1をVB に変動させる制御が行われる。
【0066】
このような制御は、過出力制御回路で一定のしきい値を設定し、DC−DC変換回路1の周波数とデューティを調整することにより実行される。
【0067】
基本形態2によれば、LC直列共振回路3AのLC部品の特性がばらついても、ばらつきなく高圧放電灯Laの始動性を改善することができる。
【0068】
(第4実施形態)
図12は本発明による第4実施形態の放電灯点灯装置の構成図、図13は同放電灯点灯装置の動作波形図である。
【0069】
第4実施形態の放電灯点灯装置は、図12に示すように、高圧放電灯Laによりなる負荷回路と、直流電力を供給するDC−DC変換回路1と、これを制御するDC−DC変換用制御回路2Bと、LC直列共振回路3Aと、DC−DC変換回路1からの直流電圧を方形波の交流電圧に変換して負荷回路およびLC直列共振回路3Aに印加するDC−AC変換回路4と、これを制御するDC−AC変換用制御回路5Aと、負荷回路に高圧放電灯La点灯用の高圧パルス電圧を印加するための高電圧発生回路6とにより構成され、これら各回路のうち、DC−DC変換用制御回路2Bが基本形態1,2および第1,2実施形態の放電灯点灯装置と相違している。なお、便宜上、タイマ回路53をDC−AC変換用制御回路5Aに含めたが、DC−DC変換用制御回路2Bに含めても良いことは言うまでもない。
【0070】
DC−DC変換用制御回路2Bは、抵抗R26〜R30、コンパレータ24およびトランジスタ24により構成される過出力制御回路を含む点で、第3実施形態または基本形態2のDC−DC変換用制御回路2と相違し、過出力制御回路により、始動期間内の各段階に入る前の所定時間、負荷回路およびLC直列共振回路3Aに印加する電圧を上げることを特徴とする。
【0071】
すなわち、第4実施形態の過出力制御回路は、始動期間内の各段階に入る前の所定時間、しきい値を切り替え、DC−DC変換回路1に対し間欠動作またはデューティを広げさせる信号を制御回路23に送るように構成される。図13の例では、第1段階以降の各段階に入る前の所定時間、次の段階の電圧になるようにDC−DC変換回路1の出力電圧VC1を上げる制御になっている。例えば、第2段階に入る前の所定時間、第1段階でのDC−DC変換回路1の出力電圧VC1をV1から次の段階の電圧になるようにV2に上昇している。
【0072】
第4実施形態によれば、始動期間内の各段階に入る前の所定時間、負荷回路およびLC直列共振回路3Aに印加する電圧を上げるので、周波数切替え時での高圧放電灯Laの立消え防止が可能になる。
【0073】
(第5実施形態)
図14は本発明による第5実施形態の放電灯点灯装置における高圧発生回路の具体構成図、図15は同高圧発生回路の動作説明図である。
【0074】
第5実施形態の放電灯点灯装置は、第1〜第4実施形態のいずれかにおいて、図14に示すように、パルストランスPTと、駆動回路61Aとにより高圧発生回路6Aを構成したことを特徴とする。駆動回路61Aは、ダイオードD6、抵抗R6、キャパシタンス素子(コンデンサ)C6およびスパークギャップ(スイッチング素子)60により構成されている。
【0075】
このような構成の高圧発生回路6Aにおいて、A点に発生した共振電圧がダイオードD6および抵抗R6を介してキャパシタンス素子C6に印加することにより、キャパシタンス素子C6が充電され、その両端電圧VC6が図15に示すように上昇する。そして、両端電圧VC6がスパークギャップ60のブレークオーバ電圧V60に達すると、スパークギャップ60がオンになって、キャパシタンス素子C6の両端電圧VC6がパルストランスPTの1次巻線n1に印加する。これにより、パルストランスPTの2次巻線n21,n22に高圧パルス電圧が発生して高圧放電灯Laに印加し、高圧放電灯Laが点灯することになる。
【0076】
第5実施形態によれば、駆動回路61Aが、ダイオードD6、抵抗R6、キャパシタンス素子C6およびスパークギャップ60により構成されるので、
なお、図16に示すように、高圧発生回路6Bとして、パルストランスPT’の2次巻線n2をインダクタンス素子L3と高圧放電灯Laとの間のみに介設して、回路グランドに対して正の高圧パルス電圧のみを負荷回路に印加するように構成してもよい。
【0077】
(第6実施形態)
本発明による第6実施形態の放電灯点灯装置は、第1〜第5実施形態のいずれかにおいて、高抵抗のフェライトコアなどによりなる磁気コアと、この磁気コアにエッジワイズ巻きにして巻設される、絶縁皮膜で覆われた平角導線からなる2次巻線と、この2次巻線上に巻設される、絶縁被覆された1次巻線とにより、パルストランスを構成したことを特徴とする。
【0078】
第6実施形態によれば、2次巻線に平角導線が使用され、またコイルボビンなどの絶縁体が不要になるので、パルストランスの小型化が可能になる。
【0079】
(第7実施形態)
本発明による第7実施形態の放電灯点灯装置は、第6実施形態において、パルストランスを絶縁性の成形品に収納したことを特徴とする。
【0080】
第7実施形態によれば、パルストランスが絶縁性の成形品に収納されるので、パルストランスの例えば絶縁機能を強化することができる。
【0081】
(第8実施形態)
本発明による第8実施形態の放電灯点灯装置は、第7実施形態において、高電圧発生回路により構成されるイグナイタを備え、このイグナイタを構成するパルストランスの部分と駆動回路の部分とが、成形品により一体化されていることを特徴とする。
【0082】
第8実施形態によれば、パルストランスの例えば絶縁機能を強化することができるほか、イグナイタの小型化が可能になる。
【0083】
(第9実施形態)
本発明による第9実施形態の放電灯点灯装置は、第8実施形態において、上記イグナイタが、負荷回路と、DC−DC変換回路と、DC−DC変換用制御回路と、LC直列共振回路と、DC−AC変換回路と、DC−AC変換用制御回路とにより構成される点灯装置から機構的に分離されていることを特徴とする。
【0084】
第9実施形態によれば、イグナイタが点灯装置から機構的に分離されているので、例えば車両のヘッドライトに好適に適用することが可能となる。
【0085】
なお、本発明の放電灯点灯装置は、車両のヘッドライトに限らず、照明用またはプロジェクタ用などとしても適用可能である。
【0086】
【発明の効果】
以上のことから明らかなように、請求項1記載の発明は、放電灯によりなる負荷回路と、共振回路と、直流電圧を方形波の交流電圧に変換して前記負荷回路および前記共振回路に印加するDC−AC変換回路と、前記負荷回路に前記放電灯点灯用の高電圧を印加するための高電圧発生回路とにより構成される放電灯点灯装置であって、始動期間において、前記方形波の周波数を段階的に低減するとともに、第1段階における周波数を前記共振回路の共振周波数の約奇数分の1の高周波側に設定し、第2段階における周波数を前記共振回路の共振周波数の約奇数分の1の高周波側かつ第1段階における周波数より低い値に設定する制御手段を備えるので、始動期間において、方形波の周波数が段階的に低減することになるから、放電灯の始動性を改善することができ、その長寿命化が可能になる。また、第1段階における周波数が共振回路の共振周波数の約奇数分の1の高周波側に設定されるので、共振周波数近傍の共振カーブとほぼ同様のカーブを利用することができ、放電灯に印加する電圧を確保することができる。さらに、第2段階における周波数が共振回路の共振周波数の約奇数分の1の高周波側かつ第1段階における周波数より低い値に設定されるので、第2段階においても、共振周波数近傍の共振カーブとほぼ同様のカーブを利用することができ、放電灯に印加する電圧を確保することができる。その上、共振回路を構成するインダクタンス素子のインダクタンス値を小さくすることができ、その小型化が可能となる。よって、小型化を可能とし、始動性を改善することができ、長寿命化を可能とする放電灯点灯装置を提供することができる。
【0087】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の放電灯点灯装置において、前記高電圧発生回路は、前記DC−AC変換回路から交流電圧を受け、その交流電圧が所定電圧以上になると前記高電圧を前記負荷回路に印加し、前記制御手段は、少なくとも前記第1段階における周波数を、前記交流電圧が前記所定電圧以上になるように前記共振周波数の約奇数分の1の高周波側に設定するので、高電圧発生回路から負荷回路に放電灯点灯用の高電圧を印加することが可能となる。
【0089】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の放電灯点灯装置において、前記制御手段は、前記始動期間内の第3段階以降における周波数を、前記第2段階における周波数以下または前記共振周波数の約奇数分の1に設定するので、放電灯の始動性を改善することができ、その長寿命化が可能になる。
【0090】
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のうちいずれか1項記載の放電灯点灯装置において、前記直流電圧を前記DC−AC変換回路に出力するDC−DC変換回路を含み、このDC−DC変換回路は、前記始動期間では一定電圧制御で動作するので、放電灯の始動性を改善することができ、その長寿命化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による基本形態1の放電灯点灯装置の構成図である。
【図2】 同放電灯点灯装置の動作波形図である。
【図3】 同放電灯点灯装置のDC−AC変換用制御回路に関する設定の説明図である。
【図4】 同放電灯点灯装置のLC直列共振回路で発生する共振電圧の波形例を示す図である。
【図5】 本発明による第1実施形態の放電灯点灯装置におけるDC−AC変換用制御回路に関する設定の説明図である。
【図6】 同放電灯点灯装置のLC直列共振回路で発生する共振電圧の波形例を示す図である。
【図7】 本発明による第2実施形態の放電灯点灯装置におけるDC−AC変換用制御回路に関する設定の説明図である。
【図8】 同放電灯点灯装置のLC直列共振回路で発生する共振電圧の波形例を示す図である。
【図9】 本発明による第3実施形態の放電灯点灯装置の構成図である。
【図10】 同放電灯点灯装置の動作波形図である。
【図11】 本発明による基本形態2の放電灯点灯装置におけるDC−DC変換用制御回路の動作説明図である。
【図12】 本発明による第4実施形態の放電灯点灯装置の構成図である。
【図13】 同放電灯点灯装置の動作波形図である。
【図14】 本発明による第5実施形態の放電灯点灯装置における高圧発生回路の具体構成図である。
【図15】 同高圧発生回路の動作説明図である。
【図16】 回路グランドに対して正の高圧パルス電圧のみを負荷回路に印加する場合の構成図である。
【図17】 従来の放電灯点灯装置の構成図である。
【図18】 同放電灯点灯装置の動作波形図である。
【図19】 同放電灯点灯装置の共振電圧設定の説明図である。
【図20】 同放電灯点灯装置の共振電圧設定の説明図である。
【符号の説明】
1 DC−DC変換回路
2,2A,2B DC−DC変換用制御回路
3A LC直列共振回路
4 DC−AC変換回路
5A DC−AC変換用制御回路
6,6A,6B 高電圧発生回路
PT,PT’ パルストランス
61,61A 駆動回路
La 高圧放電灯
Claims (4)
- 放電灯によりなる負荷回路と、共振回路と、直流電圧を方形波の交流電圧に変換して前記負荷回路および前記共振回路に印加するDC−AC変換回路と、前記負荷回路に前記放電灯点灯用の高電圧を印加するための高電圧発生回路とにより構成される放電灯点灯装置であって、
始動期間において、前記方形波の周波数を段階的に低減するとともに、第1段階における周波数を前記共振回路の共振周波数の約奇数分の1の高周波側に設定し、第2段階における周波数を前記共振回路の共振周波数の約奇数分の1の高周波側かつ第1段階における周波数より低い値に設定する制御手段を備える
ことを特徴とする放電灯点灯装置。 - 前記高電圧発生回路は、前記DC−AC変換回路から交流電圧を受け、その交流電圧が所定電圧以上になると前記高電圧を前記負荷回路に印加し、
前記制御手段は、少なくとも前記第1段階における周波数を、前記交流電圧が前記所定電圧以上になるように前記共振周波数の約奇数分の1の高周波側に設定する
ことを特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。 - 前記制御手段は、前記始動期間内の第3段階以降における周波数を、前記第2段階における周波数以下または前記共振周波数の約奇数分の1に設定することを特徴とする請求項1または2記載の放電灯点灯装置。
- 前記直流電圧を前記DC−AC変換回路に出力するDC−DC変換回路を含み、このDC−DC変換回路は、前記始動期間では一定電圧制御で動作することを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1項記載の放電灯点灯装置。
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