JP5102240B2 - シール構造 - Google Patents
シール構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5102240B2 JP5102240B2 JP2009072592A JP2009072592A JP5102240B2 JP 5102240 B2 JP5102240 B2 JP 5102240B2 JP 2009072592 A JP2009072592 A JP 2009072592A JP 2009072592 A JP2009072592 A JP 2009072592A JP 5102240 B2 JP5102240 B2 JP 5102240B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seal groove
- wall
- housing
- seal
- wall portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Gasket Seals (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
本発明の目的とするところは、ハウジング部材を含む装置全体を小型化可能なシール構造を提供することにある。
EPSが適用されるステアリング装置は、操作機構とギヤ機構とリンク機構を有している。操作機構は、ステアリングホイールSWとステアリングシャフトSS(コラムシャフト)を有している。ステアリングシャフトSSは第1シャフトS1と第2シャフトS2(中間シャフト)からなる。ギヤ機構はラック&ピニオン型であり、ラックRとピニオンPを有している。ピニオンPは、第2シャフトS2に連結されたピニオンシャフトPSの先端に設けられており、ラックRと噛み合っている。リンク機構は、ラックRに連結されたタイロッドTRと、タイロッドTRに連結された転舵輪FL,FRとを有している。
図3は、内部に部品を収容した状態のハウジング本体1の正面図であり、同図のA−A断面が図2に相当する。以下、説明の便宜上、3次元の直交座標系を設け、出力軸32が延びる方向にz軸をとり、ハウジング本体1の底部10に対して開口部の側を正方向とする。図3で、基板ハウジング部1bの長辺が延びる方向にy軸をとり、基板ハウジング部1bに対してモータハウジング部1aの側を正方向とする。y軸およびz軸に対して垂直方向にx軸をとり、ボルト穴13dに対してボルト穴13cの側(図3の左側)を正方向とする。
湾曲部11aは、モータ挿入孔100のy軸正方向側のほぼ2/3を取り囲む部分であり、z軸方向から見て、モータ挿入孔100と同様のほぼ円弧状である。
直線部は、湾曲部11aのy軸負方向側に連続してy軸方向に延びて形成され、z軸方向から見てほぼ直線状の部分であり、x軸正方向側の第1直線部11bとx軸負方向側の第2直線部11cとを有している。
小直線部は、直線部11b,11cのy軸負方向側に連続して形成され、z軸方向から見てほぼ直線状の部分であり、第1直線部11bのy軸負方向側の端からx軸負方向に向かってy軸負方向寄りにオフセットしつつ(傾きつつ)延びる第1小直線部11dと、第2直線部11cのy軸負方向側の端からx軸正方向に向かって第1小直線部11dと同様に傾きつつ延びる第2小直線部11eとを有している。
小湾曲部11fは、第1、第2小直線部11d,11eを接続する部分であって、z軸方向から見て、y軸正方向側に窪むように小さく湾曲して形成されている。
収容空間Rには、収容体として、パワー系基板(バスバアセンブリ)51が収容される。第2収容部1dには、バスバ部5a、言い換えると樹脂基板52が設置ないし収容される。第1収容部1cには、収容体として、電子部品部5b、すなわち樹脂基板52に設置された電子部品54が収容される。電気的絶縁確保のため、第1収容部1cの内周面には絶縁シートが貼付されている。なお、基板ハウジング部1bは、金属材料(アルミニウム合金)によって形成されているため、放熱性が良い。
底部114は、第1収容部1cにおけるハウジング外壁11gのz軸正方向側の端から内径方向に突出するように形成されている。底部114のz軸正方向側の面(以下、底面116という。)は、xy平面とほぼ平行な平面状に形成されている。
また、上記設置状態で、周壁113の内周面115と樹脂基板52の外周面520との間に、ハウジング外壁11gの周方向全範囲において所定の大きさの隙間(この隙間の大きさをαとする。)が形成されるように、周壁113ないし樹脂基板52の形状や寸法が設定されている。αは、樹脂基板52およびハウジング本体1の線膨張係数や寸法を考慮して、所定の温度範囲内で内周面115と外周面520が接触しないか、または接触したとしても樹脂基板52に不都合な応力が作用しないような値に設定されている。
図4に示すように、樹脂基板52の各ボルト孔52k〜52nには、インモールド成型により、位置決め部材8がインサート(固定設置)されている。位置決め部材8は、金属材料で形成された円筒状の部材(ボルト穴形成用の金属環ないしスリーブ)であり、その内周にボルトb1〜b4がそれぞれ挿通される。位置決め部材8の長さは樹脂基板52のz軸方向厚さL0よりも所定量だけ長く設定されている。位置決め部材8のz軸正方向側の端面は樹脂基板52のz軸正方向側の面522とほぼ同一面上に配置される一方、位置決め部材8のz軸負方向側は樹脂基板52のz軸負方向側の面523から上記所定量だけ突出するようにインモールドされている。
ハウジング本体1(外壁11)の端部111には、ハウジング本体1とギヤハウジング2との間をシールするシール部材7を設置するための構造(シール部材7を収容するシール溝G)が設けられている。図5は、図3の破線で囲んだ部分Fの拡大図である。図5中、モータハウジング部1aにおけるシール溝GのD−D断面、および基板ハウジング部1bにおけるシール溝GのE−E断面を併せて示す。図6は、基板ハウジング部1bにおけるシール溝Gの断面を模式的に拡大して示す図であり、図3のC−C断面に相当する。シール溝Gの断面とは、外壁11(シール溝G)を垂直に横切りz軸に平行な平面で切った断面である。
図6に示すように、切り欠き部117は、端部111を開口部側(z軸正方向側)および収容空間R側(図6のx軸負方向側)から断面四角状に削り取った形状である。シール溝底面119は、切り欠き部117において、端面110からz軸負方向側に落ち込んだ位置にxy平面とほぼ平行に形成されており、端部111の内周面115に対してほぼ垂直な平面である。
図6に示すシール溝Gの断面において、外壁部11hと内壁部52eの間の距離をW2とする。距離W2は、シール溝Gの幅(溝幅)に相当する。底面119は(図6のx軸方向で)所定の幅W1を有している。シール溝Gの幅W2は、底面119の幅W1よりも上記αだけ大きく設けられている(W1+α=W2)。
底面119に対する内壁部52eの高さ(底面119と樹脂基板52の面522との間のz軸方向距離)をH1とする、高さH1は、内壁部52eの側でのシール溝Gの深さに相当する。H1は、H2よりも小さく設けられている。差(H2−H1)が上記βに相当する(H1+β=H2)。よって、ギヤハウジング2をハウジング本体1に締結した図6の状態で、樹脂基板52の面522とギヤハウジングの端面20との間には大きさβの隙間が存在する。
一方、H1は、H2の半分よりも大きく設けられている(H1>H2/2)。言い換えると、シール溝Gの内壁側の深さ(シール溝内壁部52eの高さ)は、外壁側の深さ(シール溝外壁部11hの高さ)の半分以下とならないように設定されている。
なお、モータハウジング部1aにおいて、シール溝Gの外壁部11hおよび内壁部11jの高さはともにH2に設定され、底面116の幅(シール溝Gの幅)はW2に設定されている。
図3、図5に示すように、シール溝Gにおいて、モータハウジング部1aと基板ハウジング部1bの境界は、外壁11の直線部11b,11cに存在している。すなわち、ハウジング本体1(端部111)に設けられたシール溝内壁部11jと、樹脂基板52に設けられたシール溝内壁部52eとの境界は、直線部11b,11cに形成されている。直線部11b,11cでは、シール溝Gが直線形状に設けられている。
同様に、上記角部52gはz軸方向から見てアール形状で形成されている。言い換えると、樹脂基板52に設けられたシール溝内壁部52eは、上記境界部に向かうにつれてシール溝外壁部11hから徐々に離間するように形成された面取り部を有している。
シール部材7は、弾性材料、具体的にはゴム系材料で形成されたシールリング(Oリング)である。図7は、シール部材7の径方向断面を模式的に示す。シール部材7の断面形状は完全な円形ではなく、楕円ないし扁平に設けられている。無負荷状態で、シール部材7のシール溝幅方向(シールリングの径方向)における最大寸法(直径d1)は、シール溝深さ方向(シールリングの軸方向)における最大寸法(直径d2)よりも小さく設けられている(d1<d2)。d1はシール溝幅W2より若干大きく、d2はシール溝深さH2より若干大きく設けられている。無負荷状態におけるシール部材7の断面の中心をOとする。
内壁部52eは、そのz軸正方向側の端面522が、シール溝に設置されたシール部材7の中心Oおよび中心O'よりも開口部側(z軸正方向側)に位置するように設けられている。具体的には、図4に示すように、基板設置部112の底面116からシール部材7の中心O'までのz軸方向距離L3よりも、樹脂基板52の厚さL0のほうが大きく設けられている。言い換えると、シール溝Gの外壁側深さH2またはシール部材7のシール溝深さ方向寸法d2は、中心O'が樹脂基板52の面522よりもz軸負方向側に位置する寸法に設定されている。中心O、O'間の距離は僅かであるため、中心Oについても同様である。
シール部材7は、シール溝Gに設置された状態で、シール溝底面119とギヤハウジング2の端面20との間で挟持される。シール部材7のz軸正方向側の端部は端面20に密着してシール面pを形成し、シール部材7のz軸負方向側の端部は底面119に密着してシール面qを形成する。これによりシール部材7は、外壁11(ハウジング本体1)とギヤハウジング2で包囲される空間内部を液密状態に保持し、外気とハウジングHSGの内部とを遮断するシール機能を発揮する。基板ハウジング部1bでは、ギヤハウジング2のフランジ部2a(端面20)とハウジング外壁11gの端面110との間の隙間を通って、ハウジングHSGの外部が内部(ハウジング外壁11gの内周面115と樹脂基板52の外周面520との間の隙間、およびギヤハウジング2の端面20と樹脂基板52の面522との間の隙間)と連通することが、シール面p,qにより防止される。
すなわち、本実施例1と同様のEPSユニットにおいてシール溝内壁部を外壁11(端部111)に形成した場合を想定し、そのシール溝内壁部のシール溝幅方向寸法をΔとする。このEPSユニットのx軸方向寸法をX0とし、y軸方向寸法をY0とすると、X0,Y0には、Δの分が含まれている。
これに対し、本実施例1のシール構造を適用したEPSユニットでは、基板ハウジング部1bの外壁11(ハウジング外壁11gの端部111)にシール溝内壁部を設けないため、この外壁11(ハウジング外壁11gの端部111)をΔ分だけ薄く形成することができる。よって、ユニットの外径寸法は、x軸方向についてみると、外壁11の厚さが直線部11b,11cにおいてそれぞれΔだけ小さくなる分だけ、寸法X(図3参照)が上記寸法X0よりもΔ×2だけ小さくなる(X=X0−Δ×2)。y軸方向についてみると、小直線部11d,11eおよび小湾曲部11fにおける外壁11の厚さがそれぞれΔだけ小さくなる分だけ、寸法Y(図3参照)が上記寸法Y0よりもΔだけ小さくなる(Y=Y0−Δ)。x軸方向の寸法については、正負両側2箇所(直線部11b,11c)にΔ分の減少を適用できるため(Δ×2の分だけ小さくできるため)、コンパクト化の効果が大きいことがわかる。
よって、特に構成部品を増やすことなく容易に、EPSユニットの小型化を図ることができる。特に、機電一体型のユニットとして構成された本実施例1のような装置では、限られた車両スペースの中に設置するため、本実施例1のシール構造は好適である。
さらに、切り欠き部117を機械加工ではなく鋳造(ダイキャスト)によって形成することも可能である。この場合、切り欠き部117が段差形状であるため、シール溝底面119の精度を確保しつつ切り欠き部117を成型できる。よって、加工コストを低減できる。
一方、ハウジング外壁11g(端部111)と樹脂基板52との間に大きさαの隙間を設けているため、ハウジング本体1と樹脂基板52の線膨張係数の違いを吸収させることができる。すなわち、ハウジングHSGの周囲(外気)または内部の温度が変化し、樹脂材である樹脂基板52とアルミ材であるハウジング本体1の熱膨張係数の違いにより、両者の径方向での(xy平面内での)相対位置が変化した場合でも、樹脂基板52とハウジング本体1が干渉しない。よって、例えば高温時に樹脂基板52が膨張しても、(樹脂製であり変形しやすい)樹脂基板52(バスバ部5a)にハウジング本体1からの押圧力が作用せず、樹脂基板52に応力が作用することが抑止される。
なお、樹脂基板52の延設部52aと蓋部15(モータハウジング部1a)の端部151との間にもαと同様の大きさの隙間が設けられているため、蓋部15(ハウジング本体1)と延設部52a(樹脂基板52)が干渉することが防止される。
さらに、ハウジングHSGの周囲(外気)または内部の温度が変化し、樹脂基板52とハウジング本体1の線膨張係数の違いにより、樹脂基板52(面522)とギヤハウジング2(端面20)のz軸方向での相対位置が変化した場合でも、大きさβの隙間が設けられていることで、上記線膨張係数の違いを吸収させることができる。すなわち、樹脂基板52とギヤハウジング2が干渉せず、樹脂基板52にギヤハウジング2からの押圧力がほとんど作用しないため、樹脂基板52に応力が発生することが抑止される。
よって、シール部材7をシール溝Gに挿入する際、シール部材7がシール溝幅方向に短くなるように弾性変形すると同時に、シール部材7とシール溝外壁部11hおよびシール溝内壁部52eとの間に接触面圧が生じる。よって、シール溝Gに組付けられたシール部材7が抜けにくくなり、シール溝Gにシール部材7を設置した状態でギヤハウジング2を組付ける際の作業性(組立作業性)を向上できる。
言い換えると、シール溝Gを上記のような細長形状とすることで、シール部材7の断面がほぼ円形に近いような場合(d1≒d2)には接触面圧を大きくすることができる一方、シール部材7の断面の扁平率が高い場合(d2>d1)には所定の接触面圧を確保することが可能になる。
また、上記境界部において、樹脂基板52(角部52g)と蓋部15(角部11l)の境界面(大きさγの隙間)とシール溝G(に収容されるシール部材7)とがなす角度はほぼ直角である。よって、例えばシール部材7をシール溝Gに組み込む際にシール部材7が周方向にずれ、そのズレを修正しようとする場合でも、上記境界面においてシール部材7が角部52gに引っかかることも角部11lに引っかかることも抑制されるため、修正が容易である。また、その際にシール部材7を傷つけることも防止できる。
以下、実施例1から把握される本発明のシール構造の効果を列挙する。
よって、ハウジング外壁11g(開口部側端部111)をシール溝内壁部の分だけ薄く形成できるため、本シール構造が適用される装置(EPSユニット)の寸法を抑制して小型化を図ることができる。
よって、任意の形状の収容体を容易に形成することができる。また、(大きさαの)隙間によってハウジング外壁11gと収容体の線膨張係数の違いを吸収し、収容体の変形を防止することができる。
よって、収容体の設けられない領域においてもシール部材7をシール溝Gの内外壁部11j,11hによって保持することができ、シール性を向上させることができる。
よって、シール溝内壁部11jとシール溝内壁部52eとの間の隙間(境界部)にシール部材が挟み込まれるのを抑制し、シール部材7の耐久性を向上しつつシール性を確保することができる。
よって、ハウジング外壁側シール溝内壁部または収容体の角部11l, 52gによってシール部材が傷付けられるのを抑制し、シール部材7の耐久性を向上しつつシール性を確保することができる。
よって、シール部材7が収容体(樹脂基板52)と蓋部材(ギヤハウジング2)との間に挟み込まれるのを抑制し、シール部材7の耐久性を向上しつつシール性を確保することができる。
よって、シール溝Gに組付けられたシール部材7が抜けにくく、組付けの作業性を向上できる。
よって、突起部9d〜9fによりシール部材7の脱落を抑制し、組付けの作業性を向上できる。
また、シール溝外壁部11hの開口部側端部に突起部9d〜9fを設けたため、突起部9d〜9fを形成する際にいわゆる無理抜きをする必要がなく、型抜きが容易である。
また、収容体が設けられない領域(モータハウジング部1a)のシール溝外壁部11hにも突起部9a〜9cを設けたため、より効果的にシール部材7の脱落を抑制することができる。
よって、シール溝外壁部11hとシール溝内壁部52eの相対位置精度を高くし、シール性を向上させることができる。
また、シール部材7の側面71,72と、シール溝内外壁部11j,52e,11hとの間に、実施例1よりも多くの接触面積が得られる。よって、シール部材7がシール溝Gの開口側に向かってシール溝深さ方向にズレようとしても、側面71,72とシール溝内外壁部11j,52e,11hとの間の接触による滑り抵抗が大きいため、ズレが防止される。よって、シール部材7の組み付け状態においてシール部材7をより抜けにくくすることができる。
よって、シール部材をより抜けにくくすることができる。
樹脂基板52の外周部52dのz軸正方向側の端には、ハウジング外壁11gの端部111と対向する部位において、切り欠き部521が設けられている。切り欠き部521は、外周部52dを開口部側(z軸正方向側)およびハウジング外壁11gの側(図9のx軸正方向側)から断面四角状に削り取った形状である。
シール溝内壁部2bのz軸負方向側(ハウジング本体1の開口部側)の端の外周には、小切り欠き部24が設けられている。小切り欠き部24は、シール溝内壁部2bをz軸負方向側およびハウジング外壁11gの側(図9のx軸正方向側)から四角状に削り取った形状である。小切り欠き部24は、シール溝内壁部2bの周方向全範囲に設けられている。
外壁部11hと内壁部2bの間の距離W2は、シール溝Gの幅(溝幅)に相当する。z軸方向から見て、内壁部2bの外周面(シール溝Gの内周面)21は、樹脂基板52の外周面520とほぼ一致しているため、外周面520と外壁部11hとの間の距離もW2である。距離W2は、底面119の幅W1よりもαだけ大きく設けられている(W1+α=W2)。なお、シール溝Gの内周面21と樹脂基板52の外周面520は、必ずしも一致していなくてもよい。
基板ハウジング部1bでは、シール溝内壁部2bを蓋部材であるギヤハウジング2に形成したため、外壁11にシール溝内壁部を形成する必要がない。
よって、実施例1と同様の効果を得ることができる。
シール溝外壁部11hは、シール溝底面119から開口部側(z軸正方向側)に向かって、端部111の内周面115との間の(図10のx軸方向での)距離が徐々に大きくなるように、テーパ(勾配ないし傾き)が付けられている。すなわち、外壁部11hにおいて構成されるシール溝Gの外周面118は、開口部に向かって外径側に傾くテーパ面(斜面)として形成されている。
一方、シール溝内壁部52eは、シール溝底面119から開口部側(z軸正方向側)に向かって、樹脂基板52の外周面520との間の(図10のx軸方向での)距離が徐々に大きくなるように、テーパが付けられている。すなわち、内壁部52eにおいて構成されるシール溝Gの内周面は、開口部に向かって内径側に傾くテーパ面として形成されている。
なお、本実施例4では、実施例1と異なり、小切り欠き部11k,52fは設けられていない。テーパ面を形成することで、小切り欠き部11k,52fの機能は実現されるからである。
よって、実施例1と同様の作用効果を得つつ、シール部材7の挿入性が悪化することを抑制し、シール部材7の組付け性を向上させることができる。
テーパ面の傾き(勾配)は、製造・組付け誤差やシール部材7の挿入性を考慮した所定の大きさに設定されている。
よって、シール部材7の挿入性の悪化を抑制し、組付け性を向上することができる。
よって、シール部材が設けられる全領域においてシール部材7の組付け性を向上させることができる。
シール溝外壁部11hは、実施例4と同様のテーパが付けられており、シール溝Gの外周面118は開口部に向かって外径側に傾くテーパ面として形成されている。
シール溝内壁部2bは、端面20から収容空間Rの側(z軸負方向側)に向かって、端部111の内周面115との間の(図11のx軸方向での)距離が徐々に大きくなるように、テーパが付けられている。すなわち、内壁部2bにおいて構成されるシール溝Gの内周面21は、ハウジング本体1の開口部と反対方向に向かって内径側に傾くテーパ面として形成されている。
なお、本実施例4では、実施例1と異なり、小切り欠き部11k,52fは設けられていない。テーパ面を形成することで、小切り欠き部11k,52fの機能は実現されるからである。
そして、シール溝外壁部11hにもテーパ面が形成されているため、上記挿入性を向上することができる。
型を用いてシール溝外壁部11hまたはシール溝内壁部2bを成形することとした場合、抜き勾配をそのままテーパ面として利用できるため、加工が容易である。
テーパ面の傾き(勾配)は、シール溝内壁部2bの挿入性を考慮した所定の大きさに設定されている。
なお、外壁部11hまたは内壁部2bの一方のみに上記テーパ面を形成することとしてもよい。
よって、シール部材7がハウジング本体1および基板に組付けられた状態でギヤハウジング2を組み込む際、シール溝内壁部52eのシール部材7内周への挿入性が悪化することを抑制し、ギヤハウジング2の組付け性を向上させることができる。
よって、ハウジング本体1とギヤハウジング2の組付け性を向上させることができる。
ハウジング外壁11gの端部111には、実施例1のような切り欠き部117が設けられておらず、シール溝外壁部11hのみが設けられている。シール溝外壁部11hの内周面は、端部111の内周面115であり、この内周面115がシール溝Gの外周面を構成している。
シール溝外壁部11hのz軸正方向側の端に小切り欠き部11kが設けられている点は、実施例1と同様である。
シール溝内壁部52eのz軸正方向側の端に小切り欠き部52fが設けられている点は、実施例1と同様である。
外壁部11hと内壁部52eの間の距離(シール溝Gの幅)W2は、底面526の幅W1よりもαだけ大きく設けられている(W1+α=W2)。シール部材7のシール溝幅方向における最大寸法(直径d1)は、設置状態でシール部材7が押し潰されたときに、シール溝幅W2より若干大きくなるように設けられている。
すなわち、ギヤハウジング2のフランジ部2a(端面20)とハウジング外壁11gの端面110との間の隙間を通って、ハウジングHSGの外部が内部(ハウジング外壁11gの内周面115と樹脂基板52の外周面520との間の隙間)と連通することは、シール面p,rにより防止される。
シール溝内壁部52eがシール部材7の内径側への移動を規制する一方、シール溝外壁部11hがシール部材7の外径側への移動を規制する。
また、本実施例6では、シール溝Gの内壁部52eだけでなく底面526をも収容体である樹脂基板52に形成したため、外壁11にシール溝底面を形成する必要がない。よって、外壁11をシール溝内壁部の分だけでなくシール溝底面の分も薄く形成することができ、装置のより一層の小型化を図ることができる。
また、実施例1のような切り欠き部117を端部111に設ける必要がなく、ハウジング本体1の作成がより容易である。
よって、ハウジング外壁11gをシール溝内壁部52eおよびシール溝底面526の分だけ薄く形成することができる。よって、装置の小型化を図ることができる。
シール溝外壁部11hは、シール溝底面526の近傍から開口部側(z軸正方向側)に向かって、端部111の内周面115との間の(図13のx軸方向での)距離が徐々に大きくなるように、テーパが付けられている。すなわち、外壁部11hにおいて構成されるシール溝Gの外周面115は、開口部に向かって外径側に傾くテーパ面として形成されている。
一方、シール溝内壁部52eは、シール溝底面526から開口部側(z軸正方向側)に向かって、樹脂基板52の外周面520との間の(図13のx軸方向での)距離が徐々に大きくなるように、テーパが付けられている。すなわち、内壁部52eにおいて構成されるシール溝Gの内周面525は、開口部に向かって内径側に傾くテーパ面として形成されている。
シール部材7の寸法(直径d1、d2)や、外壁部11hと内壁部52eのテーパ角ないし両者間の距離(シール溝Gの幅)は、設置状態でシール部材7が押し潰されたときに、シール面rが形成されるように設けられている。
なお、外壁部11hまたは内壁部52eの一方のみに上記テーパ面を形成することとしてもよい。
よって、実施例6と実施例4の作用効果をともに得ることができる。
シール溝Gの内壁部および底面は、共通のテーパ面527として、樹脂基板52の外周部52dにより構成されている。すなわち、外周部52dのz軸正方向側の端には、シール溝外壁部11hと対向して、テーパ部52iが設けられている。テーパ部52iは、外周部52dのz軸正方向側の端部を1つの平面によって斜めに削り取って形成されており、断面三角状である。テーパ部52iにより、シール溝Gの内周面を構成する内壁部と、シール溝Gの底面を構成する底部とが一体に形成されている。言い換えると、テーパ部52iが有するテーパ面527は、シール溝Gの底面であると同時に内壁部(シール溝内周面)として機能する。
なお、本実施例8では、実施例6と異なり、小切り欠き部11k,52fは設けられていない。テーパ面527を形成することで、小切り欠き部11k,52fの機能は実現されるからである。
すなわち、ギヤハウジング2のフランジ部2a(端面20)とハウジング外壁11gの端面110との間の隙間を通って、ハウジングHSGの外部が内部と連通することは、シール面p,rにより防止される。
テーパ部52iがシール部材7の内径側への移動を規制する一方、シール溝外壁部11hがシール部材7の外径側への移動を規制する。
シール部材7の寸法(直径d1、d2)やテーパ面527のテーパ角は、設置状態でシール部材7が押し潰されたときに、シール面p、rが形成されるように設けられている。
よって、実施例6と同様の作用効果のほか、テーパ部52i(テーパ面527)により実施例7と同様の作用効果を得ることができる。また、テーパ面527により、実施例4と同様、シール部材7の組付け性を向上させることができる。テーパ部52iを樹脂基板52に形成するだけでよいため、シール構造の作成が容易である。
シール溝Gの外壁部および底面は、共通のテーパ面11nとして、ハウジング外壁11g(端部111)により構成されている。すなわち、端部111のz軸正方向側の端の内周には、シール溝内壁部52eと対向して、テーパ部11mが設けられている。テーパ部11mは、端部111の開口側内周を1つの平面によって斜めに削り取って形成されており、断面三角状である。テーパ部11mにより、シール溝Gの外周面を構成する外壁部と、シール溝Gの底面を構成する底部とが一体に形成されている。言い換えると、テーパ部11mが有するテーパ面11nは、シール溝Gの底面であると同時に外壁部(シール溝外周面)として機能する。
なお、本実施例9では、実施例8と同様、小切り欠き部11k,52fは設けられていない。
シール溝内壁部52eがシール部材7の内径側への移動を規制する一方、テーパ部11mがシール部材7の外径側への移動を規制する。
シール部材7の寸法(直径d1、d2)やテーパ面11nのテーパ角は、設置状態でシール部材7が押し潰されたときに、シール面p、rが形成されるように設けられている。
よって、実施例8と同様の作用効果を得ることができる。テーパ部11mをハウジング外壁11gに形成するだけでよいため、シール構造の作成が容易である。
シール溝外壁部11hの構成は実施例6と同様である。
樹脂基板52の外周部52dのz軸正方向側の端には、切り欠き部52jが設けられている。切り欠き部52jは、外周部52dを開口部側(z軸正方向側)およびハウジング外壁11gの側(図16のx軸正方向側)から断面四角状に削り取った形状である。切り欠き部52jにより、シール溝Gの底面526を構成する底部52hが形成されている。
ギヤハウジング2のフランジ部2aには、シール溝内壁部2bが設けられている。シール溝内壁部2bの構成は、実施例3と同様である。
この設置状態で、内壁部2bの外周面21から樹脂基板52の外周面520までの間には(図16のx軸方向での)距離W1が設けられており、距離W1が設けられた部分の底部52hにおいて、シール溝Gの底面526が構成されている。
外壁部11hと内壁部2bの間の距離W2はシール溝Gの幅(溝幅)に相当し、底面526の幅W1よりもαだけ大きく設けられている(W1+α=W2)。
シール溝内壁部2bがシール部材7の内径側への移動を規制する一方、シール溝外壁部11hがシール部材7の外径側への移動を規制する。
よって、実施例6と同様の作用効果を得ることができる。
シール溝外壁部11hは、実施例7と同様のテーパが付けられており、シール溝Gの外周面115は開口部に向かって外径側に傾くテーパ面として形成されている。
シール溝内壁部2bは、実施例5と同様のテーパが付けられており、シール溝Gの内周面21は、ハウジング本体1の開口部と反対方向に向かって内径側に傾くテーパ面として形成されている。
なお、実施例5、7と同様、小切り欠き部11k,52fは設けられていない。
よって、実施例10と同様の効果を得つつ、実施例5と同様、ハウジング本体1とギヤハウジング2の組付け性を向上させる等の効果を得ることができる。
なお、外壁部11hまたは内壁部2bの一方のみに上記テーパ面を形成することとしてもよい。
ギヤハウジング2に設けられたシール溝内壁部2bの構成、および樹脂基板52に設けられた切り欠き部521の構成は、シール溝内壁部2bが小切り欠き部24を有していない点を除き、実施例3と同様である。
ハウジング外壁11g(端部111)に設けられたテーパ部11mおよびテーパ面11nの構成は実施例9と同様である。テーパ部11m(テーパ面11n)は、シール溝Gの底面であると同時に外壁部(シール溝外周面)として機能する。
シール溝内壁部2bがシール部材7の内径側への移動を規制する一方、テーパ部11mがシール部材7の外径側への移動を規制する。
また、テーパ面11nにより、実施例11と同様、ハウジング本体1とギヤハウジング2の組付け性を向上させる等の効果を得ることができる。
樹脂基板52のy軸正方向側において、x軸正方向側の肩部52bに設けられたボルト孔52kは、実施例1と同様に構成されている。すなわち、ボルト孔52kには位置決め部材8がインサートされており、基板設置部112に形成された位置決め部80に位置決め部材8が印ろう嵌合される。また、ボルトb1がボルト孔52k(位置決め部材8)に挿通され、基板設置部112に形成された雌ねじに螺合する。
他のボルト孔52l〜52nには位置決め部材8が設けられていない。これらのボルト孔52l〜52nに対応する各基板設置部112には位置決め部80が設けられておらず、雌ねじのみが形成されている。
x軸負方向側の肩部52bに設けられたボルト孔52lは、y軸方向の幅よりもx軸方向の幅が広い長孔であり、ボルトb2の軸の外周形状にほぼ沿った2つの半円をx軸に平行な2つの直線で結んだ形状を有している。ボルト孔52lのy軸方向幅はボルトb2の軸の直径より僅かに大きく設けられている。ボルトb2がボルト孔52lに挿通され、基板設置部112に形成された雌ねじに螺合する。樹脂基板52がハウジング本体1に設置された状態で、樹脂基板52のy軸方向の移動はボルト孔52lのy軸正負方向側の縁とボルトb2の軸との接触により規制され、移動の自由度は小さい。一方、樹脂基板52のx軸方向の移動はボルト孔52lのx軸正負方向側の縁とボルトb2の軸との間に隙間があるため、移動の自由度が大きい。
樹脂基板52のy軸負方向側において、各突出部52c,52cに設けられたボルト孔52m,52nは円形状であり、それぞれの直径がボルトb3、b4の軸の直径よりも大きく設けられている。ボルトb3、b4がボルト孔52m,52nにそれぞれ挿通され、基板設置部112に形成された雌ねじに螺合する。樹脂基板52がハウジング本体1に設置された状態で、樹脂基板52のx軸方向ないしy軸方向の移動は、ボルト孔52m,52nの内周縁とボルトb3、b4の軸との間に隙間があるため、移動の自由度が大きい。
一方、y軸負方向側の締結部は、位置決め機能を有しておらず、ボルトb3、b4の軸とボルト孔52m,52nの内周縁との間に隙間が設けられているため、ボルト締結の作業が容易である。
なお、長孔のボルト孔は、ボルト孔52kを中心とする樹脂基板52の回転を規制できれば足りるため、肩部52b以外の箇所に設けてもよく、また長孔形状に限られない。
以上、本発明を実現するための形態を、実施例1〜13に基づいて説明してきたが、本発明の具体的な構成は実施例1〜31に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
各実施例では、本発明のシール構造を電動式(電動直結式)の装置に適用したが、(オイルポンプで発生した油圧を利用する)油圧式の装置に適用してもよいし、(オイルポンプを電動モータで駆動することで発生させた油圧を利用する)電動油圧式の装置に適用してもよい。これらの場合、ポンプユニットのハウジングが、本発明のシール構造が適用されるハウジング部材や蓋部材となる。
各実施例では、蓋部材としてハウジング部材(ギヤハウジング)を用いたが、(内部に収容物を有しない)専用の蓋部材であってもよい。
要するに、ハウジング内外をシールする構造であれば、どのようなものであっても本発明を適用することができる。
7 シール部材
111 開口部側端部
119 シール溝底面
11g ハウジング外壁
11h シール溝外壁部
52 樹脂基板(収容体)
52e シール溝内壁部
R 収容空間
Claims (1)
- 内部に収容空間を形成するように設けられ、一方側に前記収容空間と連通する開口部を有するハウジング外壁と、
前記開口部を閉塞する蓋部材と、
前記ハウジング外壁の前記開口部側端部と前記蓋部材との間に挟持され、弾性材料で形成され、前記ハウジング外壁と前記蓋部材で包囲される前記収容空間内部を液密状態に保持するシール部材と、
前記収容空間に収容される収容体と、
前記ハウジング外壁の前記開口部側端部に形成され、前記蓋部材との間に前記シール部材を挟持するシール溝底面と、
前記ハウジング外壁の前記開口部側端部であって前記シール溝底面よりも外周側に設けられ、前記シール溝底面よりも前記蓋部材側に突出するように形成され、前記開口部側の端面が前記蓋部材と当接するように形成されると共に、前記シール部材の外周側を包囲するシール溝外壁部と、
前記収容体に設けられ、前記シール部材の所定以上の内周側への移動を規制するように形成されたシール溝内壁部と、を有し、
前記ハウジング外壁は金属材料によって形成され、
前記収容体は、前記金属材料よりも線膨張係数が大きい樹脂材料で形成され、かつ前記ハウジング外壁との間に隙間が設けられるように形成され、
前記ハウジング外壁は、前記シール溝外壁部および前記シール溝底面が湾曲するように形成された湾曲部と、前記シール溝外壁部および前記シール溝底面がほぼ直線形状に形成された直線部とを有し、
前記ハウジング外壁は、前記湾曲部において前記シール溝底面を挟んで前記シール溝外壁部と対向するように形成されたハウジング外壁側シール溝内壁部を更に備え、
前記ハウジング外壁側シール溝内壁部と前記収容体の前記シール溝内壁部との境界部は、前記ハウジング外壁の前記直線部に形成される
ことを特徴とするシール構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009072592A JP5102240B2 (ja) | 2009-03-24 | 2009-03-24 | シール構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009072592A JP5102240B2 (ja) | 2009-03-24 | 2009-03-24 | シール構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010223369A JP2010223369A (ja) | 2010-10-07 |
JP5102240B2 true JP5102240B2 (ja) | 2012-12-19 |
Family
ID=43040771
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009072592A Expired - Fee Related JP5102240B2 (ja) | 2009-03-24 | 2009-03-24 | シール構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5102240B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012207738A (ja) * | 2011-03-30 | 2012-10-25 | Arai Seisakusho Co Ltd | 密封構造 |
JP6024128B2 (ja) * | 2012-03-12 | 2016-11-09 | 株式会社アドヴィックス | 車両用液圧ブレーキ装置 |
JP6135326B2 (ja) * | 2013-06-20 | 2017-05-31 | Nok株式会社 | 密封構造及びガスケットの製造方法 |
JPWO2017168724A1 (ja) * | 2016-03-31 | 2019-02-07 | 本田技研工業株式会社 | 防水ケース |
KR20190071813A (ko) * | 2016-12-08 | 2019-06-24 | 가부시키가이샤 하모닉 드라이브 시스템즈 | O링을 사용한 밀봉구조 |
CN111133237B (zh) | 2018-02-27 | 2022-03-22 | Nok株式会社 | 密封结构 |
JP7135679B2 (ja) * | 2018-09-28 | 2022-09-13 | 株式会社アドヴィックス | 電動アクチュエータおよび電動ブレーキ装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0263194A (ja) * | 1988-08-29 | 1990-03-02 | Fujitsu Ltd | 冷却モジュールの取付構造 |
KR20000057983A (ko) * | 1999-02-09 | 2000-09-25 | 조셉 제이. 스위니 | 밸브 시일 |
JP4824351B2 (ja) * | 2005-06-24 | 2011-11-30 | 株式会社マーレ フィルターシステムズ | ガスケット |
JP4556864B2 (ja) * | 2005-12-26 | 2010-10-06 | 株式会社デンソー | 内燃機関用吸気装置 |
-
2009
- 2009-03-24 JP JP2009072592A patent/JP5102240B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010223369A (ja) | 2010-10-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5102240B2 (ja) | シール構造 | |
CN101945797B (zh) | 车辆用操舵装置 | |
JP5397658B2 (ja) | 車両用操舵装置及びそのサブアセンブリの移送方法 | |
EP3200286B1 (en) | Vehicular electronic control device and motor drive device | |
US7791243B2 (en) | Direct current motor | |
US20070295160A1 (en) | Motor having breathing hole | |
CN211557066U (zh) | 电动致动器 | |
JP6791065B2 (ja) | トルク検出装置及びセンサモジュール | |
JP5394864B2 (ja) | モータ | |
CN102468707A (zh) | 传动-驱动单元 | |
JP2010226907A (ja) | ブラシレスモータ | |
US20090277290A1 (en) | Wiper drive | |
CN211557024U (zh) | 电动致动器 | |
JP5249129B2 (ja) | モータ駆動装置 | |
JP5397657B2 (ja) | 車両用操舵装置 | |
CN115315383A (zh) | 转向装置 | |
JP2011109754A (ja) | モータ | |
JP5397654B2 (ja) | 車両用操舵装置 | |
JP2010051062A (ja) | 電動パワーステアリング装置のモータ制御回路ケース | |
JP5173349B2 (ja) | ブラシホルダ | |
US10895314B2 (en) | Gear box, reduction gear equipped with gear box, motor unit, mold for manufacturing gear box, and manufacturing method of gear box | |
EP4360997A1 (en) | Steering device | |
JP5196237B2 (ja) | 車両用操舵装置 | |
JP2009190477A (ja) | 車両用操舵装置 | |
JP5299664B2 (ja) | 車両用操舵装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110308 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120209 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120306 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120424 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120918 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120927 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151005 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |